JP2010021705A - 音出力制御装置、音出力制御方法、及び音出力制御プログラム - Google Patents

音出力制御装置、音出力制御方法、及び音出力制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】指向性がある音の出力範囲を適切かつ正確に把握することができること。
【解決手段】指向性がある音を出力する指向性スピーカを制御する音出力制御装置であって、カメラが撮像した撮像情報を取り込み、画像情報を生成する撮像画像処理部と、前記撮像画像処理部が生成した画像情報の画像に、前記指向性スピーカが出力する前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を重ねた画像を表示させる出力範囲表示部と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、音出力制御装置、音出力制御方法、及び音出力制御プログラムに関する。
近年、超音波に対する媒質(空気)の非線形性を利用した超音波スピーカ(指向性スピーカ)が、通常のスピーカに比べてはるかに鋭い指向性を持つ可聴周波数帯の信号を再生できることが知られている(特許文献1)
特許文献2には、投影スクリーン上に、音の再生範囲の設定時に視覚的なガイド表示を投影するプロジェクタが記載されている。この技術によれば、プロジェクタの利用者は、スクリーン上に表示された、音の再生範囲、再生音量、スクリーンからの音の反射方向を示す映像などを見ながら、プロジェクタの指向性スピーカの再生範囲の設定を簡単かつ適切に行うことができる。
また、特許文献3には、撮像方向を変化させて駅のプラットホーム上を監視する監視用モニタカメラを備え、音声アナウンスの放射方向を撮像方向と一致するように監視用モニタカメラにスピーカーを組み込む指向性スピーカ装置が記載されている。この技術によれば、監視用モニタカメラの撮像方向と一致する方向に、音声アナウンスの出力をすることができる。
また、特許文献4には、監視範囲の方角を変えるために回転制御される雲台に撮像装置と指向性スピーカを設置し、指向性スピーカから必要に応じて撮像方角に注意喚起の可聴音を発するようにした映像監視装置が記載されている。この技術によれば、撮像画角の範囲に限定して可聴音による注意喚起を行うことができる。
特開平6−161476号公報 特開2005−236652号公報 特開2002−354573号公報 特開2004−297728号公報
しかし、上述の従来技術には、以下の欠点がある。
特許文献2に記載された技術では、音の出力先である受聴者に音の出力範囲を示す光を照射するため、受聴者が眩しいという欠点がある。また、この技術では、受聴者であることが他の者に悟られてしまう欠点がある。さらに、この技術では、明るい場所では、音の出力範囲を識別しにくいという欠点がある。
また、特許文献3に記載された技術では、カメラの撮像方向と音の出力方向を一致させているため、カメラの撮像方向に音を出力することができるが、音の出力範囲を把握することができないという欠点がある。
また、特許文献4に記載された技術では、撮像画角の範囲に限定して音を出力しているため、音を出力している範囲外の状況を把握できないという欠点がある。例えば、この技術では、利用者が音を伝えたい受聴者が音を出力している範囲外にいるとき、撮像された画像により、当該受聴者を探すことが難しいという欠点がある。また、利用者が当該受聴者の周囲の状況を把握できず、当該受聴者が他の者と会話中等、受聴できない状況にもかかわらず、音を出力してしまうという欠点がある。
このように、従来技術では、指向性がある音の出力範囲を適切かつ正確に把握することができないという欠点がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、指向性がある音の出力範囲を適切かつ正確に把握することができる音出力制御装置、音出力制御方法、及び音出力制御プログラムを提供することにある。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その一態様は、指向性がある音を出力する指向性スピーカを制御する音出力制御装置であって、カメラが撮像した撮像情報を取り込み、画像情報を生成する撮像画像処理部と、前記撮像画像処理部が生成した画像情報の画像に、前記指向性スピーカが出力する前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を重ねた画像を表示させる出力範囲表示部と、を備える。
上記構成によると、前記音出力制御装置は、撮像した画像に、指向性がある音の出力範囲を表わす図形を重ねて表示させるので、前記音出力制御装置の利用者は、指向性がある音の出力範囲を適切かつ正確に把握することができる。
(2)また、本発明の一態様は、前記指向性がある音の出力方向と、前記カメラが撮像する撮像方向とが同じ方向になるように制御をする方向制御部を備える。
上記構成によると、前記音出力制御装置は、前記指向性がある音の出力方向と前記撮像方向とを一致させるので、両者の方向の違いによる指向性がある音の出力範囲を表わす図形の表示位置の計算をする必要がなく、当該計算による処理を軽減することができる。
(3)また、本発明の一態様は、前記指向性がある音の出力先である受聴体と前記指向性スピーカからの距離を検出する距離検出部を備え、前記出力範囲表示部は、前記距離検出部が測定した距離に応じて、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を異なる表示態様で表示させる。
上記構成によると、前記音出力制御装置は、受聴体と指向性スピーカとの距離に応じて前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を異なる表示態様で表示させるので、前記音出力制御装置の利用者は、受聴体と指向性スピーカとの距離が変わっても、前記指向性がある音の出力範囲を正確に把握することができる。
(4)また、本発明の一態様は、利用者の操作による前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形の変更指示を受け付ける表示操作制御部と、前記表示操作制御部が受け付けた変更指示に従った図形が表わす出力範囲に、前記指向性がある音を出力させる指向性スピーカ制御部と、を備える。
上記構成によると、前記音出力制御装置は、利用者の操作による前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形の変更指示を受付け、該受け付けた変更指示に従った図形が表わす出力範囲に、前記指向性がある音を出力させるので、前記音出力制御装置の利用者は、容易かつ適切に、前記指向性がある音の出力範囲に前記指向性がある音を出力させることができる。
(5)また、本発明の一態様は、利用者の操作による前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形の変更指示を受け付ける表示操作制御部と、前記表示操作制御部が受け付けた変更指示に従った図形が、前記出力範囲表示部が表示させる画像の表示範囲に表示されるように、前記カメラが撮像する撮像方向を制御する撮像制御部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の音出力制御装置。
上記構成によると、前記音出力制御装置は、前記表示操作制御部が受け付けた変更指示に従った図形が、前記出力範囲表示部が表示させる画像の表示範囲に表示されるように、前記カメラが撮像する撮像方向を制御するので、前記音出力制御装置の利用者は、容易かつ適切に、前記指向性がある音の出力範囲を確認することができる。
(6)また、本発明の一態様は、前記出力範囲表示部は、前記カメラのズームの度合いに応じて、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を異なる表示態様で表示させる。
上記構成によると、カメラのズームの度合いに応じて、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を異なる表示態様で表示させるので、前記音出力制御装置の利用者は、ズームの度合いが変わっても、前記指向性がある音の出力範囲を正確に把握することができる。
(7)また、本発明の一態様は、撮像した画像の明るさを検出する明るさ検出部を備え、前記出力範囲表示部は、前記明るさ検出部が検出した明るさに関する情報に基づき、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を異なる表示態様で表示させる。
上記構成によると、例えば、前記音出力制御装置は、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形の色を、輝度が高い画像には輝度が低い色、輝度が低い画像には輝度が高い色に変えるので、前記音出力制御装置の利用者は、その輝度差により、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形をはっきりと識別することができる。
(8)また、本発明の一態様は、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を表示してから経過した時間を測定する計時部を備え、前記出力範囲表示部は、前記計時部が測定した時間が所定の時間を超えると、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形の表示を中止する。
上記構成によると、前記音出力制御装置は、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を表示後、いつまでも当該図形を表示させ続けないので、撮像した画像の一部が、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形により隠れ続けてしまうことを防止することができる。
(9)また、本発明の一態様は、前記出力範囲表示部は、前記指向性スピーカが前記指向性のある音を出力している間、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を表示させる。
上記構成によると、前記音出力制御装置は、前記指向性スピーカが前記指向性のある音を出力している間、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を表示させるので、前記音出力制御装置の利用者は、前記音出力制御装置が、音を出力させているか否かを容易に把握することができる。
(10)また、本発明の一態様は、指向性がある音を出力する指向性スピーカを制御する音出力制御装置における音出力制御方法であって、前記音出力制御装置が、カメラが撮像した画像情報を取り込む第1の過程と、前記音出力制御装置が、前記第1の過程にて取り込んだ画像情報の画像に、前記指向性スピーカが出力する前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を重ねて表示させる第2の過程と、を有する。
(11)また、本発明の一態様は、指向性がある音を出力する指向性スピーカを制御する音出力制御装置のコンピュータに、カメラが撮像した画像情報を取り込む撮像画像処理手段、前記撮像画像処理手段にて取り込んだ画像情報の画像に、前記指向性スピーカが出力する前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を重ねて表示させる出力範囲表示手段、 として機能させる。
本発明によれば、音出力制御装置は、撮像した画像に、指向性がある音の出力範囲を表わす図形を重ねて表示させるので、指向性がある音の出力範囲を適切かつ正確に把握することができる。
(第1の実施形態)
<音出力システム>
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は、この発明の第1の実施形態に係る音出力システムを示す概略図である。
音出力システムは、カメラ付指向性スピーカa1、音出力制御装置b1、入力デバイスc1、及びモニタ(表示装置)d1を含んで構成される。
この図において、カメラ付指向性スピーカa1は、受聴者H1、H2のうち、受聴者H1(受聴体)に指向性がある音(以下、指向音という)を出力している。この図は、この指向音が聞こえる範囲(以下、指向音の出力範囲という)が指向音の出力範囲S1であり、また、受聴者H1の位置では、この指向音の出力範囲が指向音の出力範囲S11であることを示す。
カメラ付指向性スピーカa1は、指向性スピーカを備え、指向音を出力する。また、カメラ付指向性スピーカa1は、その指向音の出力方向を変更することができる。また、カメラ付指向性スピーカa1は、指向音の出力範囲の指向方向を撮影可能なカメラを備える。
音出力制御装置b1は、カメラ付指向性スピーカa1の制御、及びモニタd1への画像表示を行う。この図は、モニタd1に、受聴者H1、H2が、受聴者h1、h2として表示されていることを示す。また、この図は、モニタd1に、受聴者H1の位置におけるカメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲S11が、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円(図形)s11として表示されていることを示す。
このように、音出力制御装置b1は、カメラ付指向性スピーカa1のカメラで撮影した画像に、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円を重ねて、モニタd1に表示させる。
本実施形態では、音出力制御装置b1は、利用者に入力デバイスc1を用いて、カメラの撮像方向を指定させ、カメラの撮像方向を変更する制御をする。カメラ付指向性スピーカa1は、音出力制御装置b1による制御に従い、カメラによる撮像方向を変更する。
音出力制御装置b1は、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力方向をカメラの撮像方向と一致させる制御をする。また、カメラ付指向性スピーカa1は、音出力制御装置b1による制御に従い、指向音の出力方向を変更する。
<出力範囲の表示例>
以下、図2、図3を用いて、本実施形態に係る音出力制御装置b1が表示させるカメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円について説明をする。
図2は、本実施形態に係る指向音の出力範囲を表わす円の表示の一例を示す図である。
この図において、D1−1の図は、受聴者H1、H2(図1)が、カメラ付指向性スピーカa1のカメラにより撮像され、受聴者h1、h2として、モニタd1に表示されていることを示す。また、このD1−1の図は、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲S11(図1)が、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円s11として、受聴者h1、h2が写っている画像に重ねて表示されていることを示す。
また、D1−2の図は、利用者の操作により、カメラ付指向性スピーカa1のカメラの撮像方向がD1−1の図で表わされる撮像方向から変更された場合の図である。このD1−2の図は、音出力制御装置b1が、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力方向を、カメラの撮像方向と一致させる制御を行ったため、指向音の出力方向がカメラの撮像方向と一致し、指向音の出力範囲を表わす円s12が、カメラの撮像した画像の中心に位置したままであることを示す。
図3は、本実施形態に係る指向音の出力範囲を表わす円の表示の別の一例を示す図である。
この図において、D1−1の図は、図2のD1−1の図と同じである。また、D1−3の図は、利用者の操作により、カメラ付指向性スピーカa1のカメラのズームの度合い(撮像の拡大率縮小率)がD1−1の図で表わされるズームの度合いから変更され、拡大して撮像した場合の図である。
D1−3の図は、カメラ付指向性スピーカa1のカメラで被写体を拡大して撮像した場合に、音出力制御装置b1が、音出力制御装置b1による音の出力範囲を表わす円s11(D1−1の図)を、s13(D1−3の図)に拡大して表示させることを示す。なお、カメラ付指向性スピーカa1のカメラで被写体を縮小して撮像した場合には、音出力制御装置b1は、音出力制御装置b1による音の出力範囲を表わす円s13を縮小して表示させる。
<音出力制御装置b1の構成>
以下、本実施形態に係る音出力制御装置b1について説明をする。
図4は、本実施形態に係るカメラ付指向性スピーカa1と音出力制御装置b1の構成を示す構成図である。
まず、カメラ付指向性スピーカa1の説明をする。カメラ付指向性スピーカa1は、カメラ部a11と指向性スピーカ部a12とを含んで構成される。
カメラ部a11は、レンズ、及び、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor:電荷結合素子)又はCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor:相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサ、及びレンズの位置を制御する回路を用いて実現され、その撮像方向を変更することができる。
カメラ部a11は、音出力装置b1の撮像制御部b143による制御に従い、その撮像方向を変更する。また、カメラ部a11は、音出力装置b1の撮像制御部b143による制御に従い、ズーム倍率の変更、又は、撮像の開始、停止を行う。
カメラ部a11は、オートフォーカス等で移動させたレンズの位置を検出し、検出したレンズの位置からレンズの焦点距離(以下、単に焦点距離という)、及び、特定のズーム状態で撮像した画像との比(以下、倍率nという)を算出する。
カメラ部a11は、撮像した撮像情報、撮像時における焦点距離を示す情報、倍率nを示す情報、を音出力装置b1の撮像画像処理部b140に出力する。なお、カメラ部a11は、指向性スピーカの出力方向と同じ方向を向いている。
指向性スピーカ部a12は、指向性スピーカ制御部(方向制御部)b144から入力された音データを高い周波数の超音波で変調した音を出力する。この出力された音は、高い指向性を持ち、特定の範囲内で人が知覚できる指向音となる。このように、指向性スピーカ部a12は、指向音を出力する。
また、指向性スピーカ部a12は、指向性スピーカ制御部b144による制御に従い、指向音の出力方向を変更する。
次に、音出力制御装置b1の説明をする。音出力制御装置b1は、揮発性メモリb11、不揮発性メモリb12、計時部b13、及び制御部b14を含んで構成される。制御部b14は、揮発性メモリb11、不揮発性メモリb12、及び計時部b13と情報の入出力を行い、情報を処理することにより、制御部b14が備える各部の機能を実現する。
計時部b13は、出力範囲表示部b145から計時命令が入力されると、計時命令が入力されてから経過した時間を測定し、出力範囲表示部b145に出力する。この計時命令は、出力範囲表示部b145が指向音の出力範囲を表わす円を表示させることを開始する際、出力範囲表示部b145から出力される。すなわち、計時部b13は、指向音の出力範囲を表わす図形を表示してから経過した時間を測定する。
制御部b14は、撮像画像処理部b140、輝度検出部b141(明るさ検出部)、距離検出部b142、撮像制御部b143、指向性スピーカ制御部b144、出力範囲表示部b145、及び表示制御部b146を含んで構成される。
撮像画像処理部b140は、カメラ部a11から入力された撮像情報を、画像情報に変換して、輝度検出部b141と出力範囲表示部b145に出力する。すなわち、撮像画像処理部b140は、カメラが撮像した画像情報を取り込む。
また、撮像画像処理部b140は、倍率nを示す情報を出力範囲表示部b145に出力する。また、撮像画像処理部b140は、カメラ部a11から入力された焦点距離の情報を、距離検出部b142に出力する。
輝度検出部b141は、撮像画像処理部b140から入力された画像情報から、画像の輝度(明るさに関する情報)を検出し、出力範囲表示部b145に出力する。
距離検出部b142は、撮像画像処理部b140から入力された焦点距離の情報より、スピーカから被写体までの距離を検出する。ここで、カメラ部a11は、受聴者(被写体)にピントが合わされ、焦点距離が受聴者までの出力方向距離xとなる。すなわち、距離検出部b142は、指向音の出力先である受聴者について、出力方向距離xを検出する。
撮像制御部b143は、入力デバイスc1からの入力により、カメラ部a11の撮像方向を制御する。また、撮像制御部b143は、入力デバイスc1からの入力により、カメラ部a11のズームの変更、及び、カメラ部a11による撮像の開始、停止の制御を行う。また、撮像制御部b143は、カメラ部a11の撮像方向に関する情報を指向性スピーカ制御部b144に出力する。
指向性スピーカ制御部b144は、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力方向を、撮像制御部b143から入力されたカメラ部a11の撮像方向に関する情報が示す撮像方向と一致させる制御を行う。すなわち、指向性スピーカ制御部b144は、指向音の出力方向と、カメラが撮像する撮像方向とが同じ方向になるように制御をする。
また、指向性スピーカ制御部b144は、入力された音データを指向性スピーカ部a12に出力する。
出力範囲表示部b145は、撮像画像処理部b140から入力された画像情報の画像に、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円(例えば、図1のs11)を重ねた画像を生成し、表示制御部b146を介してモニタd1に表示させる。すなわち、出力範囲表示部b145は、撮像画像処理部b140が取り込んだ画像情報の画像に、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす図形を重ねた画像を表示させる。
以下、具体的な当該画像の表示方法について説明をする。
<音の出力範囲を表わす図形の表示方法>
出力範囲表示部b145は、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円の半径rを、倍率nと出力方向距離xとを用いて算出する。
例えば、撮像画像処理部b140から入力された画像情報の画像に重ねる円の半径r(ピクセル)は、受聴者までの出力方向距離x(m)を用いて、r=n(0.7x+35)(ピクセル)と表わすことができる。ここで、ピクセルは、撮像画像処理部b140から入力された画像情報の画像の画素を示す単位である。
出力範囲表示部b145は、算出した半径rの円の画像を、指向性スピーカ部a12の指向音の出力範囲を表わす円として、撮像画像処理部b140から入力された画像情報の画像の中心部に重ね、該重ねた画像を生成する(図2、図3参照)。
ここで、倍率nは、カメラ部a11のズームの度合いにより変化し、出力範囲表示部b145は、倍率nに応じて音の出力範囲を表わす円の半径rを変えている。すなわち、出力範囲表示部b145は、ズームの度合いに応じて、前記指向音の出力範囲を表わす図形を異なる表示態様で表示させる。ここで、表示態様には、例えば、図形の形、色、点線又は破線や、点滅させた表示等による表示態様がある。
また、出力範囲表示部b145は、指向性スピーカ部a12出力する音の出力範囲を表わす円の画像について、以下のような表示制御をしてもよい。
<音の出力範囲を表わす図形の色の変更>
出力範囲表示部b145は、輝度検出部b141が検出した輝度が、予め記憶する所定の輝度より高い場合、指向性スピーカ部a12出力する音の出力範囲を表わす円の曲線の色を、輝度が低い色とする。逆に、輝度検出部b141が検出した輝度が、予め記憶する所定の輝度より低い場合、指向性スピーカ部a12出力する音の出力範囲を表わす円の曲線の色を、輝度が高い色とする。すなわち、出力範囲表示部b145は、輝度検出部b141が検出した輝度等の明るさに関する情報に基づき、指向性がある音の出力範囲を表わす図形を異なる表示態様で表示させる。
これにより、音出力制御装置b1の利用者は、その輝度差により、指向音の出力範囲を表わす円をはっきりと識別することができる。
なお、音出力制御装置b1は、輝度やズームの度合いの他に、例えば、音量、受聴者までの出力方向距離、指向音の広がり、時刻、又はカメラ付指向性スピーカa1、a2の位置情報に基づき、指向音の出力範囲を表わす図形の色や形を変えてもよい。
出力範囲表示部b145は、生成した撮像画像処理部b140から入力された画像情報の画像に、指向性スピーカ部a12の指向音の出力範囲を表わす円の画像を重ねた画像の情報を、表示制御部b146に出力する。
<音の出力範囲を表わす図形の表示の中止>
出力範囲表示部b145は、生成した撮像画像処理部b140から入力された画像情報の画像に、指向性スピーカ部a12の指向音の出力範囲を表わす円を重ねて表示させることを開始する際、計時命令を計時部b13に出力する。
また、出力範囲表示部b145は、計時部b13が計時した出力範囲表示部b145が計時命令を出力してから経過した時間が、予め記憶する所定の時間を越えると、指向性スピーカ部a12の指向音の出力範囲を表わす円を重ねて表示させることを中止する。すなわち、出力範囲表示部b145は、計時部b13が測定した時間が所定の時間を超えると、指向音の出力範囲を表わす図形の表示を中止する。
なお、出力範囲表示部b145は、入力デバイスc1からの入力により、指向音の出力範囲を表わす円の表示を再開してもよい。
表示制御部b146は、出力範囲表示部b145から入力された画像の情報を、規格等で定められた出力形式に変換し、モニタd1に出力する。
なお、音出力制御装置b1の利用者は、モニタd1に表示された画像(図2、3参照)を、参照し、入力デバイスc1の操作により、撮像方向の変更、カメラ部a11のズーム倍率の変更、又は、カメラ部a11による撮像の開始、停止の制御を行う。
<音出力システムの動作>
以下、本実施形態に係る音出力システムの動作を説明する。
図5は、本実施形態に係る音出力システムの動作の一例を示すフロー図である。
まず、音出力装置b1は、カメラ付指向性スピーカa1のカメラ部a11で撮像をする(S101)。
音出力装置b1は、カメラ付指向性スピーカa1から入力されたカメラ部a11の焦点距離より受聴者(被写体)までの出力方向距離xを検出し、また、カメラ付指向性スピーカa1から倍率nの情報を取得する。(S102)。
音出力装置b1は、ステップS102で検出した受聴者までの出力方向距離x及び倍率nから、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円の半径rを算出する(S103)。
音出力装置b1は、ステップS101で撮像した画像の輝度を検出する(S104)。音出力装置b1は、ステップS104で検出した輝度より、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円の曲線の色を決定する(S105)。
音出力装置b1は、ステップS103で算出した半径rの指向音の出力範囲を表わす円を、その曲線をステップS105で決定した色で、ステップS101で撮像した画像に重ねて、モニタd1に表示させる(S106)。
音出力装置b1は、入力された音データを、カメラ付指向性スピーカa1に出力し、カメラ付指向性スピーカa1は、音出力装置b1から入力された音データの音を、指向性スピーカより指向音として出力する(S107)。
音出力装置b1は、ステップS106で表示した指向音の出力範囲を表わす円について、その円を表示してから所定の時間が経過したか否かを判定する(S108)。
ステップS108の判定にて、指向音の出力範囲を表わす円を表示してから所定の時間が経過していないと判定された場合、音出力装置b1は、ステップS109の判定を行う。
次に、音出力装置b1は、入力デバイスc1からの入力により、撮像の終了命令が入力されたか否かを判定する(S109)。ステップS109の判定にて、撮像の終了命令が入力されていないと判定された場合、音出力装置b1は、ステップS101の処理を行う。一方、ステップS109の判定にて、撮像の終了命令が入力されたと判定された場合、音出力装置b1は、動作を終了する。
一方、ステップS108の判定にて、指向音の出力範囲を表わす円を表示してから所定の時間が経過したと判定された場合、音出力装置b1は、ステップS110の処理を行う。
音出力装置b1は、ステップS106で表示した指向音の出力範囲を表わす円の表示を中止する(S110)。
音出力装置b1は、カメラ付指向性スピーカa1のカメラ部a11で撮像を行い、撮像した画像をモニタd1に表示させる(S111)。
音出力装置b1は、入力デバイスc1からの命令を検出し、指向音の出力範囲を表わす円の表示を再開するか否かを判定する(S112)。
ステップS112の判定にて、指向音の出力範囲を表わす円の表示を再開すると判定した場合、音出力装置b1は、ステップS102の処理をする。一方、ステップS112の判定にて、指向音の出力範囲を表わす円の表示を再開しないと判定した場合、音出力装置b1は、ステップS113の判定を行う。
音出力装置b1は、入力デバイスc1からの入力により、撮像の終了命令が入力されたか否かを判定する(S113)。ステップS113の判定にて、撮像の終了命令が入力されていないと判定した場合、音出力装置b1は、ステップS111の処理を行う。一方、ステップS109の判定にて、撮像の終了命令が入力されたと判定した場合、音出力装置b1は、動作を終了する。
なお、ステップS105とステップS106の順序は逆でもよい。つまり、音出力装置b1は、音の出力を開始後、音の出力範囲を表わす図形を表示してもよい。
このように、本実施形態によれば、音出力制御装置b1は、撮像した画像に、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円を重ねて表示させる。これにより、指向音の出力範囲を適切かつ正確に把握することができる。
また、本実施形態によれば、音出力制御装置b1は、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円をモニタd1に表示させる。これにより、音出力制御装置b1の利用者は、モニタd1を参照できない受聴者の周りの者に、受聴者が受聴しているか否かを悟られることなく、受聴者に対して音を出力することができる。
また、本実施形態によれば、音出力制御装置b1は、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力方向とカメラ部a11の撮像方向とを一致させる制御をしている。これにより、両者の方向の違いによる指向音の出力範囲を表わす円の表示位置の計算をする必要がなく、当該計算による処理を軽減することができる。
また、本実施形態によれば、音出力制御装置b1は、スピーカから受聴者までの距離に応じて、指向音の出力範囲を表わす円を異なる半径rの円として表示させる。これにより、音出力制御装置b1の利用者は、受聴者とスピーカとの距離が変わっても、指向音の出力範囲を正確に把握することができる。
また、本実施形態によれば、音出力制御装置b1は、カメラ部a11のズームの度合いにより変化した倍率nに応じて、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円の半径rを変える。これにより、音出力制御装置b1の利用者は、ズームの度合いが変わっても、指向音の出力範囲を正確に把握することができる。
また、本実施形態によれば、音出力制御装置b1は、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円を表示してから所定の時間を超えると、この円の表示を中止する。これにより、指向音の出力範囲を把握した後、いつまでもカメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力範囲を表わす円が表示され続けないので、撮像した画像の一部が、前記指向音の出力範囲を表わす円により隠れ続けてしまうことを防止することができる。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2実施形態について説明する。
第1の実施形態では、音出力制御装置b1は、カメラ付指向性スピーカa1の指向音の出力方向をカメラ部a11の撮像方向と一致させる制御をしていた。本実施形態では、音出力制御装置b2は、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力方向を、カメラ部a21の撮像方向と独立に制御する。
また、本実施形態では、音出力制御装置b2は、利用者の操作による指向音の出力範囲を示す円の変更指示を受け付け、受け付けた変更指示に従った円が表わす出力範囲に、指向音を出力させる。
<音出力システム>
図6は、この発明の第2の実施形態に係る音出力システムを示す概略図である。
本実施形態に係る音出力システム(図6)と、第1の実施形態に係る音出力システム(図1)とを比較すると、カメラ付指向性スピーカa2、音出力制御装置b2のみが異なる。しかし、他の装置(入力デバイスc1、及びモニタd1)が持つ機能は第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と同じ装置の説明は省略する。
この図において、カメラ付指向性スピーカa2は、受聴者H1、H2のうち、受聴者H2(受聴体)に指向音を出力している。この図は、この指向音の出力範囲が指向音の出力範囲S2であり、また、受聴者H2の位置では、この指向音の出力範囲が指向音の出力範囲S22であることを示す。
カメラ付指向性スピーカa2は、指向性スピーカを備え、指向音を出力する。また、カメラ付指向性スピーカa2は、その指向音の出力範囲を変更することができる。また、カメラ付指向性スピーカa2は、指向音の出力範囲の指向方向を撮影可能なカメラを備える。
音出力制御装置b2は、カメラ付指向性スピーカa2の制御、及びモニタd1への画像表示を行う。この図は、モニタd1に、受聴者H1、H2が、受聴者h1、h2が表示されていることを示す。また、この図は、モニタd1に、受聴者H2の位置における指向性スピーカーa2の指向音の出力範囲S22が、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を表わす円s22として表示されていることを示す。
本実施形態では、カメラ付指向性スピーカa2のカメラは、カメラ付指向性スピーカa2に固定されて備えられており、その撮像方向を変更することができないとする。また、カメラ付指向性スピーカa2は、音出力制御装置b2による制御に従い、カメラとは独立に指向音の出力方向を変更し、その指向音の出力範囲を変更する。
音出力制御装置b2は、利用者に入力デバイスc1を用いて、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を指定させ、その指向音の出力範囲を変更する制御をする。
<出力範囲の表示例>
以下、図7を用いて、本実施形態に係る音出力制御装置b2が表示させるカメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を表わす図形について説明をする。
図7は、本実施形態に係る指向音の出力範囲を表わす図形の表示の一例を示す図である。
この図において、D2−1の図は、図2のD1−1の図で、指向音の出力範囲を表わす円s11を、指向音の出力範囲を表わす円s11と同じ指向音の出力範囲を表わす円s21に置き換えた図と同じである。
この図において、D2−2の図は、利用者の操作により、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を表わす円s21が、D2−1の図の円s22に変更された場合の図である。なお、音出力制御装置b2は、カメラ付指向性スピーカa2に、変更後のD2−1の図の円s22が示す指向音の出力範囲へ、指向音の出力を変更する制御を行う。
このD2−2の図は、音出力制御装置b2が、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力方向が、指向音の出力範囲を表わす円s21で示される方向から、指向音の出力範囲を表わす円s22で示される方向に変更されたことを示す。また、このD2−2の図は、指向音の出力範囲を表わす円の大きさで示される指向音の広がりが、指向音の出力範囲を表わす円s21で示される指向音の広がりから、指向音の出力範囲を表わす円s22示される指向音の広がりに狭くなるように変更されたことを示す。
<音出力制御装置b2の構成>
以下、本実施形態に係る音出力制御装置b2について説明をする。
図8は、本実施形態に係るカメラ付指向性スピーカa2と音出力制御装置b2の構成を示す構成図である。
まず、カメラ付指向性スピーカa2の説明をする。カメラ付指向性スピーカa2は、カメラ部a21と指向性スピーカ部a22とを含んで構成される。
カメラ部a21は、レンズ、及び、CCD又はCMOSイメージセンサを用いて実現され、カメラ付指向性スピーカa2に固定されている。カメラ部a21は、音出力装置b2の撮像制御部b243による制御に従い、撮像の開始、停止を行う。カメラ部a21は、撮像した撮像情報、倍率nを示す情報、を音出力装置b2の撮像画像処理部b140に出力する。
また、本実施形態では、カメラ部a21は、カメラ付指向性スピーカa2に固定されており、カメラ付指向性スピーカa2と独立にその撮像方向を変更できないものとする。
指向性スピーカ部a22は、指向音を出力する。また、指向性スピーカ部a22は、指向性スピーカ制御部b244による制御に従い、指向音の出力範囲を変更する。
例えば、指向性スピーカ部a22は、指向性スピーカ制御部b244による制御に従い、指向音の出力方向を変更する。また、指向性スピーカ部a22は、指向性スピーカ制御部b244による制御に従い、指向音の振幅の増幅率mを大きくして、指向音の広がりを大きくする。逆に、指向性スピーカ部a22は、指向音の振幅の増幅率mを小さくして、指向音の広がりを大きくする。
次に、音出力制御装置b2の説明をする。音出力制御装置b2は、揮発性メモリb11、不揮発性メモリb12、及び制御部b24を含んで構成される。制御部b24は、揮発性メモリb11と不揮発性メモリb12と情報の入出力を行い、情報を処理することにより、制御部b24が備える各部の機能を実現する。
制御部b24は、撮像画像処理部b140、輝度検出部b141、撮像制御部b243、指向性スピーカ制御部b244、出力範囲表示部b245、表示制御部b146、表示操作制御部b247、及び表示出力範囲検出部b248を含んで構成される。
撮像画像処理部b140、輝度検出部b141、及び表示制御部b146(図8)が持つ機能は、第1の実施形態(図4)と同じであるので、その機能の説明は省略する。
撮像制御部b243は、入力デバイスc1からの入力により、カメラ部a21による撮像の開始、停止の制御を行う。
指向性スピーカ制御部b244は、表示出力範囲検出部b248から入力されたカメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を示す情報の指向音の出力範囲に、指向音を出力するように、カメラ付指向性スピーカa2の指向性スピーカ部a22を制御する。すなわち、指向性スピーカ制御部b244は、表示出力範囲検出部b248が変更した図形が表わす指向性がある音の出力範囲に、指向性がある音を出力させる
また、指向性スピーカ制御部b244は、入力された音データを指向性スピーカ部a22に出力する。また、指向性スピーカ制御部b244は、指向性スピーカ部a22の制御に用いた指向音の出力範囲、例えば、指向音の出力方向及び指向音の振幅の増幅率mを示す情報を、出力範囲表示部b245に出力する。
出力範囲表示部b245は、撮像画像処理部b140から入力された画像情報の画像に、指向性スピーカ部a22出力する音の出力範囲を表わす円(例えば、図6のs22)を重ねた画像を生成し、表示制御部b146を介してモニタd1に表示させる。
以下、具体的な当該画像の表示方法について説明をする。
<音の出力範囲を表わす図形の表示方法>
出力範囲表示部b245は、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を表わす円の半径rを、倍率nと指向音の振幅の増幅率mを用いて算出する。
また、出力範囲表示部b245は、指向性スピーカ制御部b244から入力されたカメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力方向の情報より、音の出力範囲を表わす円の表示位置を決定する。
出力範囲表示部b245は、算出した半径rの円の画像を、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を表わす円として、撮像画像処理部b140から入力された画像情報の画像中の決定した表示位置に重ね、該重ねた画像を生成する(図7参照)。
音出力制御装置b2の利用者は、上記処理により、モニタd1に表示されたカメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を表わす円(例えば、図7のs21)を参照し、入力デバイスc1の操作により、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を表わす円の表示位置又は大きさを変更する(例えば、変更後の音の出力範囲を表わす円は、図7のs22)。
表示操作制御部b247は、利用者の入力デバイスc1の操作による指音の出力範囲を表わす図形の変更指示を受け付ける。表示操作制御部b247は、受け付けた変更指示による変更後の指向音の出力範囲を表わす円の画像を生成し、表示制御部b146を介してモニタd1に表示させる。
表示出力範囲検出部b248は、表示制御部b146が表示させる指向音の出力範囲を表わす円の表示位置又は大きさを検出し、それぞれ、指向性スピーカの音の出力範囲を示す情報として、指向性スピーカ制御部b244に出力する。
<音出力システムの動作>
以下、本実施形態に係る音出力システムの動作を説明する。
図9は、本実施形態に係る音出力システムの動作の一例を示すフロー図である。
まず、音出力装置b2は、カメラ付指向性スピーカa2のカメラ部a21で撮像をする(S201)。音出力装置b2は、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の振幅の増幅率mを検出し、また、カメラ付指向性スピーカa2から倍率nを取得する。(S202)。
音出力装置b2は、ステップS202で検出した音の振幅の増幅率m、及び、倍率nから、指向音の出力範囲を表わす円の半径rを算出する(S203)。
音出力装置b2は、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力方向を取得する(S204)。音出力装置b2は、ステップS204にて取得した指向音の出力方向より、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を表わす円の表示位置を決定する(S205)。
音出力装置b2は、ステップS203で算出した半径rのカメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を表わす円を、ステップS201で撮像した画像に、ステップS205で決定した表示位置に重ねて、モニタd1に表示させる(S206)。
音出力装置b2は、入力デバイスc1からの入力により、ステップS206で表示したカメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を表わす円の表示位置又は大きさに変更があるか否かを判定する(S207)。
ステップS207の判定にて、ステップS206で表示した指向音の出力範囲を表わす円の表示位置又は大きさに変更があると判定された場合、音出力装置b2は、ステップS206の処理を行う。一方、ステップS207の判定にて、ステップS206で表示した指向音の出力範囲を表わす円の表示位置又は大きさに変更がないと判定された場合、音出力装置b2は、ステップS208の処理を行う。
音出力装置b2は、ステップS206で表示した指向音の出力範囲を表わす円の表示位置又は大きさを検出し、それぞれ、対応する指向音の出力方向及び振幅の増幅率mを算出する(S208)。
音出力装置b2は、入力された音データと、ステップS208で算出した指向音の出力方向及び振幅の増幅率mを示す情報を、カメラ付指向性スピーカa2に出力する。カメラ付指向性スピーカa2は、音出力装置b2から入力された音データの音を、音出力装置b2から入力された指向音の出力方向を示す情報の方向に、振幅の増幅率mを示す情報の増幅率で増幅して出力する(S209)。
音出力装置b2は、入力デバイスc1からの入力により、撮像の終了命令が入力されたか否かを判定する(S210)。ステップS210の判定にて、撮像の終了命令が入力されていないと判定した場合、音出力装置b2は、ステップS201の処理を行う。一方、ステップS210の判定にて、撮像の終了命令が入力されたと判定した場合、音出力装置b2は、動作を終了する。
このように、本実施形態によれば、音出力制御装置b2は、撮像した画像に、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力範囲を表わす円を重ねて表示させる。これにより、指向音の出力範囲を適切かつ正確に把握することができる。
また、本実施形態によれば、音出力制御装置b2は、利用者の操作による指向音の出力範囲を表わす図形の変更指示を受付け、該受け付けた変更指示に従った図形が表わす出力範囲に、指向音を出力させる。これにより、音出力制御装置b2の利用者は、容易かつ適切に、指向音の出力範囲に指向音を出力させることができる。
<変形例>
なお、上記第1の実施形態において、距離検出部b142は、撮像画像処理部b140から入力された焦点距離の情報より、受聴者までの出力方向距離を検出している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、カメラ付指向性スピーカa1に超音波や電波等の発信機と受信機を備えさせ、音出力制御装置b1は、超音波や電波等の発信時刻と被写体からの反射波の受信時刻との差である時間、及び、超音波や電波等の速度により、受聴者までの出力方向距離を検出してもよい。
なお、上記第2の実施形態において、カメラ付指向性スピーカa2のカメラ部a21は、カメラ付指向性スピーカa2に固定されて備えられ、その撮像方向を変更することができないとした。しかし、本発明はこれに限らず、音出力制御装置b2は、カメラ部a21は、その撮像方向を変更してもよい。カメラ付指向性スピーカa2のカメラがその撮像方向を変更する場合には、その撮像方向とカメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力方向との相対的な方向に基づき、音の出力範囲を表わす円の表示位置を決定すればよい。
また、上記第2の実施形態において、音出力制御装置b2は、指向音の出力範囲を表わす円の変化を検出し、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力方向及び振幅の増幅率mを変えている。しかし、本発明はこれに限らず、音出力制御装置b2は、指向音の出力範囲を表わす円を変化させずに、カメラ付指向性スピーカa2の指向音の出力方向又は振幅の増幅率mを変えてもよい。この場合、音出力制御装置b2は、カメラ付指向性スピーカa2の音の出力方向又は振幅の増幅率mが変わった後、指向音の出力範囲を表わす図形を変化させて表示させてもよい。
また、上記第2の実施形態において、音出力制御装置b2は、利用者の操作による指向音の出力範囲を示す円の変更指示を受け付け、受け付けた変更指示に従った円が表わす出力範囲に、指向音を出力させていた。さらに、音出力制御装置b2は、利用者の操作による変更指示に従った円が、モニタd1に表示する画像の表示範囲に表示されるように、カメラが撮像する撮像方向を制御してもよい。例えば、表示出力範囲検出部b248が、表示操作制御部b247が受け付けた表示指示に従った円が、出力範囲表示部b146が表示させる画像の表示範囲外となることを検出した場合、出力範囲表示部b146が表示させる画像から、表示指示に従った円の中心に向かう方向に、カメラの撮像方向を変更させる情報を、撮像制御部b243に出力する。撮像制御部b243は、表示出力範囲検出部b248から入力されたカメラの撮像方向を変更させる情報に従い、カメラ部a21のカメラの撮像方向を変更させる。
これにより、音出力制御装置b2の利用者は、容易かつ適切に、前記指向性がある音の出力範囲を確認することができる。
なお、上記各実施形態において、音出力制御装置b1、b2は、輝度、音量、受聴者までの出力方向距離、指向音の広がり、時刻、又はカメラ付指向性スピーカa1、a2の位置情報に基づき、指向音の出力範囲を表わす図形の色や形を変えてもよい。
また、上記各実施形態において、音出力制御装置b1、b2は、カメラ部a11、a21のレンズの中心(光軸)と指向音の中心との距離により、音の出力範囲を表わす円の表示位置を補正してもよい。
また、上記各実施形態において、カメラ付指向性スピーカa2のカメラ部a21と指向性スピーカは、同じ筐体に備えられていた。しかし、本発明はこれに限らず、異なる筐体に備えられていてもよい。この場合、カメラ部a11、a21の撮像方向と指向性スピーカの音の出力方向、及び、カメラ部a11、a21のレンズの中心と指向音の中心との距離により、音の出力範囲を表わす円の表示位置を決定すればよい。
また、上記各実施形態において、カメラ付指向性スピーカa1、a2は、音出力制御装置b1、b2と別の筐体であった。しかし、本発明はこれに限らず、カメラ付指向性スピーカa1、a2を、音出力制御装置b1、b2が備えていてもよいし、さらに、モニタd1とも同じ筐体であってもよい。
また、上記各実施形態において、音出力制御装置b1、b2は、カメラ付指向性スピーカa1、a2が指向音を出力している間、指向音の出力範囲を表わす図形を表示させてもよい。この場合、例えば、指向性スピーカ制御部b144、b244は、音データを指向性スピーカ部a12、a22に出力開始、又は出力終了する際、音データの出力開始、又は出力終了することを示す情報を、出力範囲表示部b145、b245に出力する。出力範囲表示部b145、b245は、指向性スピーカ制御部b144、b244から音データを出力開始することを示す情報が入力された場合、指向音の出力範囲を表わす図形の表示を開始し、音データの出力終了することを示す情報が入力された場合、指向音の出力範囲を表わす図形の表示を終了すればよい。
これにより、音出力制御装置b1、b2は、カメラ付指向性スピーカa1、a2が指向音を出力している間、指向音の出力範囲を表わす図形を表示させるので、音出力制御装置b1、b2の利用者は、音出力制御装置b1、b2が、音を出力させているか否かを容易に把握することができる。
また、上記各実施形態において、音出力制御装置b1、b2は、指向音の出力範囲を表わす図形の表示又は非表示を、音出力制御装置b1、b2の利用者に選択させてもよい。
また、上記各実施形態において、音出力制御装置b1、b2は、顔認証の結果と音の出力の可否を予め対応付けて記憶し、被写体の顔認証結果に基づき音を出力してもよい。
また、上記各実施形態において、音出力制御装置b1、b2と、カメラ付指向性スピーカa1、a2とは、異なる筐体に備えられている例を示したが、本発明はこれに限らず、その一部又は全部が同じ筐体に備えられていてもよい。例えば、音出力制御装置b1は、カメラ部a11、又は指向性スピーカ部a12のいずれか一つを備えていてもよいし、両方を備えてもよい。同様に、例えば、音出力制御装置b2は、カメラ部a21、又は指向性スピーカ部a22のいずれか一つを備えていてもよいし、両方を備えてもよい。
なお、上述した実施形態における音出力制御装置b1、b2の一部、計時部b13、撮像画像処理部b140、輝度検出部b141、距離検出部b142、撮像制御部b143,b243、指向性スピーカ制御部b144,b244、出力範囲表示部b145,b245、表示制御部b146、表示操作制御部b247、表示出力範囲検出部b248を音出力制御装置b1、b2のコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを音出力制御装置b1、b2のコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリb11のように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
この発明の第1の実施形態に係る音出力システムを示す概略図である。 本実施形態に係る音出力制御装置による音の出力範囲の表示の一例を示す図である。 本実施形態に係る音出力制御装置による音の出力範囲の表示の別の一例を示す図である。 本実施形態に係るカメラ付指向性スピーカと音出力制御装置の構成を示す構成図である。 本実施形態に係る音出力システムの動作の一例を示すフロー図である。 この発明の第2の実施形態に係る音出力システムを示す概略図である。 本実施形態に係る音出力制御装置による音の出力範囲の表示の一例を示す図である。 本実施形態に係るカメラ付指向性スピーカと音出力制御装置の構成を示す構成図である。 本実施形態に係る音出力システムの動作の一例を示すフロー図である。
符号の説明
a1,a2・・・カメラ付指向性スピーカ、b1,b2・・・音出力制御装置、c1・・・入力デバイス、d1・・・モニタ(表示装置)
a11,a21・・・カメラ部、a12,a22・・・指向性スピーカ部
b11・・・揮発性メモリ、b12,b22・・・不揮発性メモリ、b13・・・計時部、b14,b24・・・制御部
b140・・・撮像画像処理部、b141・・・輝度検出部(明るさ検出部)、b142・・・距離検出部、b143,b243・・・撮像制御部、b144,b244・・・指向性スピーカ制御部(方向制御部)、b145,b245・・・出力範囲表示部、b146・・・表示制御部、b247・・・表示操作制御部、b248・・・表示出力範囲検出部

Claims (11)

  1. 指向性がある音を出力する指向性スピーカを制御する音出力制御装置であって、
    カメラが撮像した撮像情報を取り込み、画像情報を生成する撮像画像処理部と、
    前記撮像画像処理部が生成した画像情報の画像に、前記指向性スピーカが出力する前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を重ねた画像を表示させる出力範囲表示部と、
    を備えることを特徴とする音出力制御装置。
  2. 前記指向性がある音の出力方向と、前記カメラが撮像する撮像方向とが同じ方向になるように制御をする方向制御部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の音出力制御装置。
  3. 前記指向性がある音の出力先である受聴体と前記指向性スピーカとの距離を検出する距離検出部を備え、
    前記出力範囲表示部は、前記距離検出部が測定した距離に応じて、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を異なる表示態様で表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の音出力制御装置。
  4. 利用者の操作による前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形の変更指示を受け付ける表示操作制御部と、
    前記表示操作制御部が受け付けた変更指示に従った図形が表わす出力範囲に、前記指向性がある音を出力させる指向性スピーカ制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の音出力制御装置。
  5. 利用者の操作による前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形の変更指示を受け付ける表示操作制御部と、
    前記表示操作制御部が受け付けた変更指示に従った図形が、前記出力範囲表示部が表示させる画像の表示範囲に表示されるように、前記カメラが撮像する撮像方向を制御する撮像制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の音出力制御装置。
  6. 前記出力範囲表示部は、前記カメラのズームの度合いに応じて、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を異なる表示態様で表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の音出力制御装置。
  7. 撮像した画像の明るさを検出する明るさ検出部を備え、
    前記出力範囲表示部は、前記明るさ検出部が検出した明るさに関する情報に基づき、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を異なる表示態様で表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の音出力制御装置。
  8. 前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を表示してから経過した時間を測定する計時部を備え、
    前記出力範囲表示部は、前記計時部が測定した時間が所定の時間を超えると、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形の表示を中止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の音出力制御装置。
  9. 前記出力範囲表示部は、前記指向性スピーカが前記指向性のある音を出力している間、前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の音出力制御装置。
  10. 指向性がある音を出力する指向性スピーカを制御する音出力制御装置における音出力制御方法であって、
    前記音出力制御装置が、カメラが撮像した画像情報を取り込む第1の過程と、
    前記音出力制御装置が、前記第1の過程にて取り込んだ画像情報の画像に、前記指向性スピーカが出力する前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を重ねて表示させる第2の過程と、
    を有することを特徴とする音出力制御方法。
  11. 指向性がある音を出力する指向性スピーカを制御する音出力制御装置のコンピュータに、
    カメラが撮像した画像情報を取り込む撮像画像処理手段、
    前記撮像画像処理手段にて取り込んだ画像情報の画像に、前記指向性スピーカが出力する前記指向性がある音の出力範囲を表わす図形を重ねて表示させる出力範囲表示手段、
    として機能させる音出力制御プログラム。
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