JP2010020818A - 半導体装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変抵抗を有する半導体装置のタイマー機能の精度のばらつきを低減する。
【解決手段】本発明の半導体装置は、時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が第1の変化率である第1参照セル44と、時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が第1の変化率とは異なる第2の変化率である第2参照セル46と、評価時刻における基準時刻からの第1参照セル44の抵抗値の変動量と評価時刻における基準時刻からの第2参照セル46の抵抗値の変動量との差に関係する量に基づいて、基準時刻から評価時刻までの時間が所定時間を超えるか否かを判定する判定回路48と、を具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、可変抵抗を有する半導体装置に関する。
半導体装置に用いられるデータ記憶素子には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性のデータ記憶素子と、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性のデータ記憶素子がある。揮発性のデータ記憶素子は、データの書き込み及び読み出しを高速に行うことができるが、データの保持性に乏しい。不揮発性のデータ記憶素子は、データの保持性に優れる反面、書き込み・読み出し速度が揮発性のデータ記憶素子に比べて遅い。
一方、ReRAM(Resistance Random Access Memory)やPRAM(Phase change Random Access Memory)等の可変抵抗の抵抗率によりデータを記憶するデータ記憶素子が開発されている。可変抵抗を有するデータ記憶素子は、可変抵抗を高抵抗状態及び低抵抗状態のうちいずれかに変化させてデータを記憶する。可変抵抗を有するデータ記憶素子のデータの保持性は、揮発性のデータ記憶素子と不揮発性のデータ記憶素子との中間の性能であり、時間または日単位程度である。例えば、特許文献1、特許文献2、及び、特許文献3には、プログラム可能な抵抗素子付きメモリを使用した半導体装置が示されている。
特開2006−202383号公報 特開2006−202411号公報 特開2005−158221号公報
可変抵抗の抵抗値は、時間経過に伴って変動する。抵抗値の変動量を利用して、所定時間が経過したことを判定するタイマー機能を実現できる。可変抵抗を有する半導体装置のタイマー機能の精度がばらつくという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、可変抵抗を有する半導体装置のタイマー機能の精度のばらつきを低減することを目的とする。
本発明は、時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が第1の変化率である第1の参照セルと、時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が前記第1の変化率とは異なる第2の変化率である第2の参照セルと、評価時刻における基準時刻からの前記第1の参照セルの抵抗値の変動量と評価時刻における基準時刻からの前記第2の参照セルの抵抗値の変動量との差に関係する量に基づいて、前記基準時刻から前記評価時刻までの時間が所定時間を越えるか否かを判定する判定回路と、を具備することを特徴とする半導体装置である。本発明によれば、1つの参照セルの抵抗値の変動量ではなく、第1の参照セルの抵抗値の変動量と第2の参照セルの抵抗値の変動量との差に関係する相対的な量に基づいて、所定時間が経過したことを判定することができる。したがって、可変抵抗を有する参照セルの製造プロセスや動作させる温度環境の違いの影響による抵抗値の変動を抑えることができる。ゆえに、可変抵抗を有する半導体装置のタイマー機能の精度のばらつきの低減に効果がある。
上記構成において、前記第1の参照セル及び前記第2の参照セルは複数の参照セルであって、複数の前記判定回路を有する第1の判定回路と、前記第1の判定回路が判定した複数の判定結果のうち、前記所定時間を超えるという判定結果の個数が、所定数を超える場合に、前記基準時刻から前記評価時刻までの時間が前記所定時間を越えると判定する第2の判定回路を具備する構成とすることができる。この構成によれば、複数の可変抵抗を有する参照セル間の精度のばらつきを抑えることができる。したがって、可変抵抗を有する半導体装置のタイマー機能の精度のばらつきの低減に効果がある。
上記構成において、前記第1の参照セル及び前記第2の参照セルは抵抗変化型メモリセルである構成とすることができる。
上記構成において、前記第1の参照セル及び前記第2の参照セルは相変化型メモリセルである構成とすることができる。
上記構成において、前記第1の変化率と前記第2の変化率とが互いに異なるように、前記第1の参照セル及び前記第2の参照セルの抵抗値を設定する設定回路を具備する構成とすることができる。
上記構成において、前記第1の参照セルの抵抗値の変動量を電圧値の変動量に変換する制御回路である第1の制御回路と、前記第2の参照セルの抵抗値の変動量を電圧値の変動量に変換する制御回路である第2の制御回路と、を含み、電源間で直列に接続される前記第1の参照セルと前記第1の制御回路との分圧値の変動量と、前記電源間で直列に接続される前記第2の参照セルと前記第2の制御回路との分圧値の変動量と、の差に関係する量に基づいて、前記基準時刻から前記評価時刻までの時間が所定時間を超えるか否かを判定する判定回路を具備し、前記電源間で、前記第1の参照セル及び前記第1の制御回路と、前記第2の参照セル及び前記第2の制御回路と、が並列に接続される構成とすることができる。
上記構成において、リファレンス電圧を出力する制御回路を含み、前記リファレンス電圧の値と、電源間で直列に接続される前記第1の参照セルと前記第2の参照セルとの分圧値の変動量と、の差に関係する量に基づいて、前記基準時刻から前記評価時刻までの時間が所定時間を超えるか否かを判定する判定回路を具備する構成とすることができる。
上記構成において、前記半導体装置に供給される電圧値が、前記第1の参照セル及び前記第2の参照セルが正常に動作する値に達した場合に、前記判定回路に対して活性化信号を入力する活性化信号発生回路を具備する構成とすることができる。この構成によれば、半導体装置に供給される電圧値が、参照セルが正常に動作する値に達するまでの間、判定回路を非活性とすることにより、判定回路の誤動作を防止することができる。したがって、可変抵抗を有する半導体装置のタイマー機能の精度の向上に効果がある。
上記構成において、データを記憶するメモリセルと、前記判定回路と接続され、前記判定回路の判定結果に基づき、前記メモリセルに記憶されたデータの消去動作を行う制御回路と、を具備する構成とすることができる。この構成によれば、タイマー機能の精度のばらつきを低減した判定回路により所定時間が経過したことを精度よく判定して、制御回路がメモリセルに記憶されたデータの消去動作を行うことができる。したがって、可変抵抗を有する半導体装置のセキュリティの向上に効果がある。
上記構成において、データを記憶するメモリセルと、前記判定回路と接続され、前記判定回路の判定結果に基づき、前記メモリセルに対して無効なデータの書き込み動作を行う制御回路と、を具備する構成とすることができる。この構成によれば、タイマー機能の精度のばらつきを低減した判定回路により所定時間が経過したことを精度よく判定して、制御回路がメモリセルへの無効なデータの書き込み動作を行うことができる。したがって、可変抵抗を有する半導体装置のセキュリティの向上に効果がある。
上記構成において、データを記憶するメモリセルと、前記判定回路と接続され、前記判定回路の判定結果に基づき、前記メモリセルに記憶されたデータの読み出し動作を禁止する制御回路と、を具備する構成とすることができる。この構成によれば、タイマー機能の精度のばらつきを低減した判定回路により所定時間が経過したことを精度よく判定して、制御回路がメモリセルに記憶されたデータの読み出しの禁止動作を行うことができる。したがって、可変抵抗を有する半導体装置のセキュリティの向上に効果がある。
本発明は、時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が第1の変化率である第1の参照セルと、時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が前記第1の変化率とは異なる第2の変化率である第2の参照セルと、を具備する半導体装置の制御方法であって、評価時刻における基準時刻からの前記第1の参照セルの抵抗値の変動量と評価時刻における基準時刻からの前記第2の参照セルの抵抗値の変動量との差に関係する量に基づいて、前記基準時刻から前記評価時刻までの時間が所定時間を超えるか否かを判定するステップを具備することを特徴とする半導体装置の制御方法である。本発明によれば、1つの参照セルの抵抗値の変動量ではなく、第1の参照セルの抵抗値の変動量と第2の参照セルの抵抗値の変動量との差に関係する相対的な量に基づいて、所定時間が経過したことを判定することができる。したがって、可変抵抗を有する参照セルの製造プロセスや動作させる温度環境の違いの影響による抵抗値の変動を抑えることができる。ゆえに、可変抵抗を有する半導体装置のタイマー機能の精度のばらつきの低減に効果がある。
本発明によれば、可変抵抗を有する参照セルの製造プロセスや動作させる温度環境の違いの影響による抵抗値の変動を抑えることができるため、可変抵抗を有する半導体装置のタイマー機能の精度のばらつきの低減に効果がある。
本発明の実施例との比較のため、図1、図2及び図3を参照に、可変抵抗を有する半導体装置の構成ならびにタイマー機能の動作の一例を説明する。
図1を参照に、半導体装置の構成を説明する。図1は、半導体装置10の構成を示すブロック図である。メモリセルアレイ11は、データ記憶素子を有する。参照セル部12は、可変抵抗を有する参照セル14を有する。判定回路16は、制御回路18、基準電圧発生回路20及び比較器22を有する。制御回路18及び基準電圧発生回路20には、電圧Vcc24が印加される。参照セル14と制御回路18とは直列に接続される。参照セル14の抵抗値は、制御回路18により電圧値に変換される。評価時刻tにおける参照セル14の電圧値をV(t)とする。基準電圧発生回路20は、基準電圧Vrefを発生する。
基準時刻をt0、所定時間をTi、及び、基準時刻t0から所定時間Tiが経過した評価時刻をtiとする。設定回路26は、参照セル14の電圧値V(t)が、時間経過に伴って低下して、評価時刻tが基準時刻t0から所定時間Tiを経過した後、基準電圧Vrefの値よりも小さくなるように、参照セル14の抵抗値を設定する。
図2及び図3を参照に、半導体装置が有するタイマー機能の動作を説明する。図2は、評価時刻tに対する電圧値V(t)の変化を示すグラフである。電圧値V(t0)、V(ti)は、それぞれ、基準時刻t0、評価時刻tiにおける電圧値を示す。V(ti)は基準電圧Vrefの値と一致する。
図3は、評価時刻tにおける判定回路16のタイマー機能の動作を示すフローチャートである。まず、評価時刻tにおける電圧値V(t)を計測する(ステップS30)。評価時刻tの初期値は、基準時刻t0である。比較器22において、電圧値V(t)と基準電圧Vrefの値を比較する(ステップS32)。電圧値V(t)が基準電圧Vrefの値より小さい場合(ステップS32のYES)、基準時刻t0から所定時間Tiが経過したことを意味するので、比較器22は判定信号28を出力する(ステップS34)。電圧値V(t)が基準電圧Vrefの値より小さい場合とは、図2において、評価時刻tが評価時刻tiより大きい場合に対応する。電圧値V(t)が基準電圧Vrefの値以上である場合(ステップS32のNO)、ステップS30からの処理を繰り返す。電圧値V(t)が基準電圧Vrefの値以上である場合とは、図2において、評価時刻tがt0以上ti以下の場合に対応する。以上が、半導体装置10のタイマー機能の説明である。
しかしながら、可変抵抗の抵抗値の変動量は、可変抵抗の製造プロセスや動作させる温度環境の影響のため、ばらついてしまう。そのため、可変抵抗を有する参照セルを使用した半導体装置のタイマー機能の精度がばらつくという課題があった。例えば、一方の半導体装置では、所定時間を超過した後に所定時間と判定されるが、他方の半導体装置では、タイマー機能を開始した途端に所定時間と判定されるという課題があった。
以下、図4、図5、図6及び図7を参照に、本発明の実施例である、可変抵抗を有し、タイマー機能の精度のばらつきを低減した半導体装置の実施例について説明する。
図4は、半導体装置40の構成を示すブロック図である。メモリセルアレイ41は、データ記憶素子を有する。参照セル部42は、可変抵抗を有する第1参照セル44及び第2参照セル46を有する。判定回路48は、第1制御回路50、第2制御回路52及び比較器54を有する。第1制御回路50及び第2制御回路52には、電圧Vcc56が印加される。直列に接続された第1参照セル44及び第1制御回路50と、直列に接続された第2参照セル46及び第2制御回路52とは並列に接続される。第1参照セル44、第2参照セル46の抵抗値は、それぞれ第1制御回路50、第2制御回路52により電圧値に変換される。第1制御回路50が、評価時刻tにおける第1参照セル44の抵抗値を変換した電圧値をV1(t)とする。第2制御回路52が、評価時刻tにおける第2参照セル46の抵抗値を変換した電圧値をV2(t)とする。比較器54は、電圧値V1(t)及び電圧値V2(t)を入力とし、電圧値V1(t)と電圧値V2(t)との差に基づく量と所定値の比較結果に基づいて、判定信号60を出力する。
活性化信号発生回路64は、入力される電圧Vcc56が所定値に達した場合に、活性化信号enzを比較器54に対して出力する。所定値とは、例えば、メモリセルアレイ41及び参照セル部42の正常な動作が保障される電圧値である。比較器54は、活性化信号enzが入力されると活性化され、電圧値V1(t)と電圧値V2(t)との比較を行うことができるようになる。
比較器54の出力である判定信号60は、比較器54にヒステリシスを持たせるため、信号線62により、第2制御回路52へフィードバックされる。これにより、比較器54が入力信号のわずかな差やノイズ混入を検出した場合に、判定信号60のチャタリングを防止できる。
基準時刻をt0、所定時間をTi、基準時刻t0から所定時間Tiが経過した評価時刻をti、及び、所定値をΔVとする。設定回路58は、電圧値V1(t)の変化率と電圧値V2(t)の変化率とが互いに異なるように、第1参照セル44及び第2参照セル46の抵抗値を設定する。また、設定回路58は、評価時刻tiにおける基準時刻t0からの第1参照セル44の電圧値の変動量の絶対値と、評価時刻tiにおける基準時刻t0からの第2参照セル46の電圧値の変動量の絶対値との差の絶対値が、所定値ΔVとなるように、第1参照セル44及び第2参照セル46の抵抗値を設定する。すなわち、以下の式(1)が成立する。
ΔV=| |V1(ti)−V1(t0)|
−|V2(ti)−V2(t0)| | (1)
式(1)は以下の式(2)のように変形できる。
ΔV=| |V1(ti)−V2(ti)|
−|V1(t0)−V2(t0)| | (2)
式(2)は、評価時刻tiにおける第1参照セル44の電圧値と第2参照セル46の電圧値との差の絶対値と、第2項は基準時刻t0における第1参照セル44の電圧値と第2参照セル46の電圧値との差の絶対値との差の絶対値が、所定値ΔVとなることを意味する。
図5は、評価時刻tに対する電圧値V1(t)及び電圧値V2(t)の変化を示すグラフである。電圧値V1(t0)、V1(ti)は、それぞれ、基準時刻t0、評価時刻tiにおける第1参照セル44の電圧値を示す。電圧値V2(t0)、V2(ti)は、それぞれ、基準時刻t0、評価時刻tiにおける第2参照セル46の電圧値を示す。電圧値V1(t)、V2(t)のグラフの傾きは、それぞれ電圧値V1(t)、V2(t)の変化率を示し、電圧値V1(t)の変化率と電圧値V2(t)の変化率とが互いに異なることを示している。
図6は、判定回路48のタイマー機能の動作を示すフローチャートである。まず、基準時刻t0における電圧値V1(t0)及びV2(t0)を計測する(ステップS70)。電圧値V1(t0)とV2(t0)との差の絶対値|V1(t0)−V2(t0)|を変数αに格納する(ステップS72)。評価時刻tにおける電圧値V1(t)及びV2(t)を計測する(ステップS74)。電圧値V1(t)と電圧値V2(t)との差の絶対値|V1(t)−V2(t)|を変数βに格納する(ステップS76)。変数αと変数βとの差の絶対値|α−β|が所定値ΔVを超えるか否かを確認する(ステップS78)。|α−β|が所定値ΔVを超える場合(ステップS78のYES)、基準時刻t0から所定時間Tiが経過したことを意味するので、比較器54は判定信号60を出力する(ステップS78)。|α−β|が所定値ΔV以下である場合(ステップS80のNO)、ステップS74からの処理を繰り返す。以上により、基準時刻t0から所定時間Tiが経過したことを判定するタイマー機能を実現することができる。
図7は、図4の第1参照セル44及び第2参照セル46に対応する参照セル82の構成を示す断面図である。参照セル82は、可変抵抗84及びその両端に設けられた電極86から構成される。可変抵抗84は、抵抗値の大小によりデータを記憶するもので、電流が流れることにより抵抗値が大きく(例えば10倍以上)変化する物質からなる。このような物質には、例えばCuOをはじめとする遷移金属酸化物がある。電極86は、容量として電荷を蓄えることによりデータを記憶するもので、例えば銅などの伝導性の高い物質からなる。可変抵抗84の周囲は、絶縁部88にて覆われている。
実施例1において、時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が第1の変化率である第1参照セル44と、時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が前記第1の変化率とは異なる第2の変化率である第2参照セル46と、評価時刻tにおける基準時刻t0からの第1参照セル44の抵抗値の変動量と評価時刻tにおける基準時刻t0からの第2参照セル46の抵抗値の変動量との差に関係する量に基づいて、基準時刻t0から評価時刻tまでの時間が所定時間Tiを超えるか否かを判定する判定回路48と、を具備する構成とする一例を説明した。この構成によれば、1つの参照セルの抵抗値の変動量ではなく、第1の参照セルの抵抗値の変動量と第2の参照セルの抵抗値の変動量との差に関係する相対的な量に基づいて、所定時間が経過したことを判定することができる。したがって、参照セルの製造プロセスや参照セルを動作させる温度環境の違いの影響による変動を抑えることができる。ゆえに、半導体装置のタイマー機能の精度のばらつきの低減に効果がある。
実施例1において、第1参照セル44及び第2参照セル46は、抵抗変化型メモリセル及び相変化型メモリセルのいずれであってもよい。
実施例1において、第1参照セル44及び第2参照セル46と、メモリセルアレイ41が有するデータ記憶素子とを、同じ構成としてもよい。また、第1参照セル44及び第2参照セル46はメモリセルアレイ41の中に配置されてもよい。これにより、参照セルとメモリセルアレイが有するデータ記憶素子とを同じ製造方法により製造できるため、コストの低減に効果がある。
実施例1において、設定回路58は、V1(t)の変化率とV2(t)の変化率とが互いに異なるように、第1参照セル44及び第2参照セル46の抵抗値を設定する。V1(t)の変化率とV2(t)の変化率とが互いに異なるように、設定回路58は、第1参照セル44及び第2参照セル46に対して、電圧を印加する時間を異ならせてもよいし、また、印加する電流の大きさを異ならせてもよい。
実施例1において、半導体装置に供給される電圧Vcc56が、第1参照セル44及び第2参照セル46が正常に動作する値に達した場合に、判定回路48に対して活性化信号enzを入力する活性化信号発生回路64を具備する構成とする一例を説明した。この構成によれば、半導体装置に供給される電圧が、参照セルが正常に動作する値に達するまでの間、判定回路を非活性とすることにより、判定回路の誤動作を防止することができる。したがって、可変抵抗を有する半導体装置のタイマー機能の精度の向上に効果がある。
以下、図8を参照に、複数の参照セルと複数の判定回路とによる複数の判定結果を用いて、所定時間が経過したことを判定する判定回路を使用した、タイマー機能を備えた半導体装置の実施例について説明する。図8は、5つの参照セルと4つの判定回路とによる4つの判定結果を用いて、所定時間が経過したことを判定する判定回路を使用した、タイマー機能を備えた半導体装置の構成を示すブロック図である。メモリセルアレイ90は、データ記憶素子を有する。参照セル部92は、可変抵抗を有する第1〜第5の参照セル94〜102を有する。第1判定回路104は、制御回路106、第1〜第4の比較器108〜114を有する。制御回路106には、電圧Vcc116が印加される。制御回路106は、第1〜第5の参照セル94〜102の抵抗値を電圧値に変換する。
第1〜第4の比較器108〜114は、それぞれ、第1参照セル94と第2参照セル96、第1参照セル94と第3参照セル98、第1参照セル94と第4参照セル100、第1参照セル94と第5参照セル102についての電圧値を比較して、所定時間を越えるか否かを判定する。第1〜第4の比較器108〜114は、所定時間を越えると判定する場合に、第2判定回路118に対して、それぞれ第1〜第4の判定信号を出力する。第1〜第4の比較器108〜114で行う判定処理については、実施例1と同様のため、説明を省略する。
第2判定回路118は、NAND回路122〜128、NOR回路130〜134を有する。第2判定回路118は、第1判定回路104から入力される判定信号の個数が、所定数を超える場合に、所定時間を超えると判定して、最終判定信号120を出力する。
以下、所定数を2とする一例を説明する。第1判定回路104が第2判定回路118に対して、第1、第2及び第3の判定信号を出力する場合、判定信号の個数が3であるから、判定信号の個数が所定数を超えるという条件を満たす。このとき、第1、第2及び第3の判定信号により、第2判定回路118が有するNAND回路122、NOR回路130、134が順にオンとなる。そして、第2判定回路118は最終判定信号120を出力する。
実施例2において、複数の判定回路を有する第1判定回路104と、第1判定回路104が判定した複数の判定結果のうち、所定時間を超えるという判定結果の個数が、所定数を超える場合に、基準時刻から評価時刻までの時間が所定時間を越えると判定する第2判定回路118と、を具備する構成とする一例を説明した。この構成によれば、複数の可変抵抗を有する参照セル間の精度のばらつきを抑えることができる。したがって、可変抵抗を有する半導体装置のタイマー機能の精度のばらつきの低減に効果がある。
実施例2において、第1〜第5の参照セル94〜102は、抵抗変化型メモリセル及び相変化型メモリセルのいずれであってもよい。
実施例2において、第1〜第5の参照セル94〜102と、メモリセルアレイ90が有するデータ記憶素子とを、同じ構成としてもよい。また、第1〜第5の参照セル94〜102は、メモリセルアレイ90の中に配置されてもよい。これにより、参照セルとメモリセルアレイが有するデータ記憶素子とを同じ製造方法により製造できるため、コストの低減に効果がある。
以下、図9、図10、図11及び図12を参照に、実施例1に示した参照セル及び判定回路の具体例を説明する。実施例1と重複する内容は説明を省略する。
図9は、カレントミラー回路を応用した判定回路を示す回路図である。可変抵抗140及びダイオード142は、図4の第1参照セル44に対応する。可変抵抗144及びダイオード146は、図4の第2参照セル46に対応する。MOSFET152は、図4の第1制御回路50に対応する。MOSFET154は、図4の第2制御回路52に対応する。電源E1、E2間には電圧が印加される。電源E1、E2間で、可変抵抗140及びダイオード142と、MOSFET152と、は直列に接続され、分圧回路を構成する。電源E1、E2間で、可変抵抗144及びダイオード146と、MOSFET154と、は直列に接続され、分圧回路を構成する。電源E1、E2間で、可変抵抗140及びダイオード142並びにMOSFET152と、可変抵抗144及びダイオード146並びにMOSFET154と、は並列に接続される。MOSFET150、152及び154はカレントミラー回路を構成する。MOSFET156及び158は、カレントミラー回路が動作するためのスイッチの機能を果たし、電圧E0が印加される場合にオンとなる。カレントミラー回路の性質より、可変抵抗140及びダイオード142、ならびに、可変抵抗144及びダイオード146には、同じ大きさの電流が流れる。よって、比較器160において、可変抵抗140及びダイオード142にかかる電圧の変動量、ならびに、可変抵抗144及びダイオード146にかかる電圧の変動量とを比較することができる。比較器160は、比較結果に基づいて判定信号162を出力する。比較器160における判定処理については、実施例1と同様のため、省略する。MOSFET164及び166、ならびに、信号線168は、比較器160にヒステリシスを持たせるためのフィードバック回路である。
実施例3において、2つの分圧値の変動量の差に関係する量に基づいて、基準時刻から評価時刻までの時間が所定時間を超えるか否かを判定する比較器160を含む構成とする判定回路の一例を説明した。
図10は、カレントミラー回路を応用した判定回路を示す回路図である。可変抵抗170及びダイオード172は、図4の第1参照セル44に対応する。可変抵抗174及びダイオード176は、図4の第2参照セル46に対応する。MOSFET178及び抵抗186は、図4の第1制御回路50に対応する。MOSFET180及び抵抗188は、図4の第2制御回路52に対応する。電源E1、E2間には電圧が印加される。電源E1、E2間で、可変抵抗170及びダイオード172と、MOSFET178及び抵抗186と、は直列に接続され、分圧回路を構成する。電源E1、E2間で、可変抵抗174及びダイオード176と、MOSFET180及び抵抗188と、は直列に接続され、分圧回路を構成する。電源E1、E2間で、可変抵抗170及びダイオード172並びにMOSFET178及び抵抗186と、可変抵抗174及びダイオード176並びにMOSFET180及び抵抗188と、は並列に接続される。MOSFET178及び180はカレントミラー回路を構成する。カレントミラー回路の性質より、可変抵抗170及びダイオード172、ならびに、可変抵抗174及びダイオード176には、同じ大きさの電流が流れる。よって、比較器182において、可変抵抗170及びダイオード172にかかる電圧の変動量と、可変抵抗174及びダイオード176にかかる電圧の変動量とを比較することができる。比較結果に基づいて、比較器182は判定信号184を出力する。比較器182における判定処理については、実施例1と同様のため、省略する。比較器182の入力電圧は可変抵抗170とダイオード172及び可変抵抗174とダイオード176に流れる電流値により依存するため、抵抗186及び188の抵抗値は自動的に調節することができる。このため、比較した結果を高速に出力することができる。MOSFET190及び192、ならびに、信号線194は、比較器182にヒステリシスを持たせるためのフィードバック回路である。
実施例4において、2つの分圧値の変動量の差に関係する量に基づいて、基準時刻から評価時刻までの時間が所定時間を超えるか否かを判定する比較器182を含む構成とする判定回路の一例を説明した。
図11は、電源間で参照セルと容量を直列に接続した分圧回路2つを並列に接続した判定回路を示す回路図である。可変抵抗200及びダイオード202は、図4の第1参照セル44に対応する。可変抵抗204及びダイオード206は、図4の第2参照セル46に対応する。容量208は、図4の第1制御回路50に対応する。容量210は、図4の第2制御回路52に対応する。電源E1、E2間には電圧が印加される。電源E1、E2間で、可変抵抗200及びダイオード202と、容量208とは直列に接続され、分圧回路を構成する。同様に、電源E1、E2間で、可変抵抗204及びダイオード206と、容量210とは直列に接続され、分圧回路を構成する。電源E1、E2間で、可変抵抗200及びダイオード202と、可変抵抗204及びダイオード206とは、並列に接続される。E1の電圧を上げると、可変抵抗200及びダイオード202、ならびに、可変抵抗204及びダイオード206には、抵抗率に応じた電流が流れる。この電流により、容量208及び210には電荷が蓄積され、この電荷量に比例して容量208及び210の電圧が変動する。比較器212において、容量208の電圧の変動量と、容量210の電圧の変動量とを比較することができる。比較器212は、比較結果に基づいて判定信号214を出力する。比較器212における判定処理については、実施例1と同様のため、省略する。
実施例5において、2つの分圧値の変動量の差に関係する量に基づいて、基準時刻から評価時刻までの時間が所定時間を超えるか否かを判定する比較器212を含む構成とする判定回路の一例を説明した。
実施例5の判定回路では、図4の第1制御回路50、第2制御回路52に対応する回路に、トランジスタではなく容量を用いている。このため、トランジスタ特有の温度変化による閾値の変動や劣化が少なく、ディスターブに強い構成とすることができる。比較器212は、ヒステリシスを持たせるためのフィードバック回路を、内部に有してもよい。
図12は、電源間で2つの参照セルを直列に接続した分圧回路を用いた判定回路を示す回路図である。実施例1〜5では、電源間で第1参照セルと第2参照セルとが並列に接続される例を示したが、図12では、電源間で第1参照セルと第2参照セルとが直列に接続される例を示す。電源E1、E2間には電圧が印加される。電源E1、E2間で直列に接続された可変抵抗220及びダイオード222は、第1参照セルに対応する。電源E1、E2間で直列に接続された可変抵抗224及びダイオード226は、第2参照セルに対応する。電源E1、E2間で、可変抵抗220及びダイオード222と、可変抵抗224及びダイオード226と、は直列に接続され、分圧回路を構成する。電源E1、E2間で、抵抗228と、抵抗230と、は直列に接続され、分圧回路を構成する。可変抵抗220の抵抗値と、可変抵抗224の抵抗値とを同じ大きさの値に設定する。このとき、可変抵抗220及びダイオード222と、可変抵抗224及びダイオード226との接続点232の電圧値は、電源E1、E2間に印加される電圧値の2分の1となる。時間経過に伴って、可変抵抗220及びダイオード222の抵抗状態と、可変抵抗224及びダイオード226の抵抗状態とは変化するため、接続点232の電圧値は、電源E1、E2間に印加される電圧値の2分の1の値から変動する。一方、抵抗228及び230の接続点234の電圧値は、時間経過によらず、電源E1、E2間に印加される電圧値の2分の1のまま一定である。すなわち、抵抗228と抵抗230とを含む分圧回路は、電源E1、E2間に印加される電圧値の2分の1となるリファレンス電圧値を出力する。比較器236において、接続点232の電圧値の変動量と、リファレンス電圧値の変動量とを比較することができる。可変抵抗220及び224に流れる電流は必ず等しくなるため判定の精度を向上することができる。比較結果に基づいて、比較器236は判定信号242を出力する。比較器236における判定処理については、実施例1と同様のため、省略する。抵抗238、MOSFET240及び信号線244は、比較器236にヒステリシスを持たせるためのフィードバック回路である。
実施例6において、抵抗228と抵抗230とを含む構成とするリファレンス電圧を出力する制御回路の一例を説明した。また、リファレンス電圧の値と、分圧値の変動量と、の差に関係する量に基づいて判定する比較器236を含む構成とする判定回路の一例を説明した。
実施例4〜6の回路は、実施例3の回路と比較して、回路面積の縮小を図ることが可能である。
実施例1〜6において、少なくともタイマー機能を実行する場合だけ、参照セルに対応する回路に電源を供給するようにしてもよい。
以下、図13及び図14を参照に、タイマー機能の精度のばらつきを低減したタイマー機能を利用して、所定時間が経過した後、メモリセルに記憶されたデータの消去動作、及び、メモリセルに記憶されたデータの読み出しの禁止動作を行う半導体装置の一例を説明する。
図13は、実施例7に係る半導体装置250の構成を示すブロック図である。
タイマー回路252は、例えば、実施例1〜6に示すタイマー機能を有する半導体装置のうち、いずれかに対応する。以下、タイマー回路252は実施例1に示すタイマー機能を有する半導体装置40に対応するとし、図4に示す符号を用いて説明する。実施例1と重複する内容は説明を省略する。タイマー回路252が所定時間を経過したことを判定した場合、判定信号258が制御回路260へ入力される。Vccレベル判定回路254は、例えば、実施例1の活性化信号発生回路64に対応する。
メモリセルアレイ256は、複数のメモリセルMCを有する。本説明では、メモリセルMCは、不揮発性メモリとする。メモリセルアレイ256には、複数のビットラインBL及びワードラインWLがそれぞれ平行に設けられている。ビットラインBLは、第1ビットラインBLz及び第2ビットラインBLxからなるビットライン対を構成する。メモリセルMCはビットラインBL及びワードラインWLの交差領域に設けられ、ワードラインWL及びビットラインBLにそれぞれ接続されている。図示されるように、メモリセルMCは第1ビットラインBLzに接続された第1メモリセルMCzと、第2ビットラインBLxに接続された第2メモリセルMCxとを含む。第1メモリセルMCz及び第2メモリセルMCxは、ワードラインWL1本おきに交互に設けられている。
ワードラインWLには行選択を行うためのロウデコーダ262が、ビットラインBLには列選択を行うためのカラムデコーダ264がそれぞれ接続され、列と行との組合せによりアクセス対象となるメモリセルMCが選択される。メモリセルMCを選択するためのアドレス信号265は、外部からアドレスバッファ266を介してロウデコーダ262及びカラムデコーダ264にそれぞれ送られる。
書き込み回路268は、データ書き込み時にメモリセルMCに印加されるデータ書き込み用の高電圧を供給する。リセット回路270は、データ読み出し時にビットラインBLに印加される基準電圧Vrefを供給する。クランプ回路272は、データ読み出し時にビットラインBLに印加されるクランプ電圧Vclmpを供給する。センスアンプ274は、メモリセルMCからの信号の読み出し及び増幅を行う。センスアンプドライバ276は、データ読み出し時にセンスアンプ274を駆動させる。
入出力回路278は、メモリセルアレイ256と外部の入出力ターミナル292との間でデータのやり取りを行う。選択レジスタ280は、半導体装置250の記憶モードに関する情報を格納する。制御回路260は、選択レジスタ280に記憶された記憶モードに関する情報に基づき、半導体装置250の記憶モードを選択する。また、制御回路260は外部からのコマンド信号282に応じて、書き込み回路268、リセット回路270、クランプ回路272及び入出力回路278に対する制御を行う。さらに、制御回路260はカラムデコーダ264を制御することにより、第1ビットラインBLz及び第2ビットラインBLxからなるビットライン対の中から、データの書き込みまたは読み出し時に電圧を印加すべき1本のビットラインを選択する。
実施例7に係る半導体装置250の記憶モードについて説明する。半導体装置250が有するメモリセルアレイ256は、3種類の記憶モード(NVMモード、RAMモード、MIDモード)を備えている。制御回路260が3種類の記憶モードから一の記憶モードを選択する。不揮発性であるNVMモードはデータ保持時間が長く、半導体装置250の電源オフ時にデータを長期間保存する用途に適している。揮発性のRAMモードはアクセス時間が短く、半導体装置250の電源オン時に高速にデータ処理を行う用途に適している。NVMモードとRAMモードの中間に位置するMIDモードは、NVMモードに比べアクセス時間が短い。また、通常のデータ保持時間は一日程度であるが、リフレッシュを行うことによりデータ保持時間を延長することができる。このため、例えば一日に一回程度データのリフレッシュを行うシステムであれば、実質的に不揮発性メモリとして使用することが可能であり、NVMモードよりアクセス時間が短い分メモリとして優れている。
図14は、所定時間が経過した後、制御回路260が行う、メモリセルMCに記憶されたデータの消去動作、及び、メモリセルMCに記憶されたデータの読み出しの禁止動作のフローチャートである。半導体装置250は、MIDモード信号を起動回路284が受信することにより、起動する。起動回路284は、選択レジスタにMIDモードを設定する。制御回路260は、選択レジスタ280に基づいて、メモリセルアレイ256の記憶モードをMIDモードに設定する。半導体装置250が起動すると、スターター信号検出回路288は、スターター信号sttzを出力する。スターター信号sttzは、Vccレベル判定回路254に入力される(ステップS300)。Vccレベル判定回路254は、電圧Vcc290の電圧値が所定値に達するとタイマー活性化信号enzを出力する。所定値とは、例えば、タイマー回路252が有する第1参照セル44及び第2参照セル46の正常な動作が保障される電圧値である。タイマー回路252は、タイマー活性化信号enzにより活性化する(ステップS302)。タイマー回路252は、第1参照セル44及び第2参照セル46の抵抗値の変化率が互いに異なるように、第1参照セル44及び第2参照セル46の抵抗値を設定して(ステップS304)、所定時間の経過判定を開始する。タイマー回路252は、第1参照セル44及び第2参照セル46の抵抗値をそれぞれ電圧値に変換する。比較器54は、第1参照セル44の電圧値と第2参照セル46の電圧値とを比較する(ステップS306)。タイマー回路252は、ステップS306の比較処理の結果、第1参照セル44及び第2参照セル46の電圧値の変動量の差に関係する量が所定値を超えるか否かを確認する(ステップS308)。タイマー回路252は、ステップS308がYESの場合、判定信号258を出力する(ステップS314)。タイマー回路252は、ステップS308がNOの場合、判定信号258を出力せず(ステップS310)、メモリセルアレイ256のメモリセルMCに記憶されたデータの読み出しを許可する(ステップS312)。タイマー回路252が判定信号258を出力するまでステップS304からステップS312までの処理を繰り返す。
タイマー回路252が判定信号258を出力した場合、制御回路260はメモリセルMCに記憶されたデータが保護されているか否かの確認を行う(ステップS316)。メモリセルMCに記憶されたデータが保護されていない場合(ステップS316のNO)、制御回路260はメモリセルMCに記憶されたデータを消去する(ステップS318)。その後、メモリセルアレイ256に設定されたMIDモードを解除して(ステップS328)、動作を終了する。
メモリセルMCに記憶されたデータが保護されている場合(ステップS316のYES)、制御回路260はメモリセルMCに記憶されたデータの読み出し動作の無効化を行う(ステップS320)。読み出し動作の無効化とは、例えば、制御回路260が読み出し動作の無効化を解除するための特殊コマンドのみを受け付け可能とし、読み出し動作を行うための通常コマンドを受け付け不可とするように、制御回路260が非活性状態になることである。
制御回路260は、読み出し動作の無効化を解除する特殊コマンドが入力されたかをチェックし(ステップS322)、特殊コマンドが入力された場合には、読み出し動作の無効化を解除する(ステップS324)。データ読み出しの無効化の解除とは、例えば、制御回路260を活性化することである。
制御回路260は、MIDモードを解除するかどうかのチェックを行い(ステップS326)、MIDモードを解除する場合(ステップS326のYES)、MIDモードを解除して(ステップS328)、終了する。MIDモードを継続する場合(ステップS326のNO)、ステップS304に戻る。以上が、実施例7に係る半導体装置250の動作である。
実施例7において、メモリセルMCは、抵抗変化型メモリセル及び相変化型メモリセルのうちいずれかであってもよい。抵抗変化型メモリセル及び相変化型メモリセルには、消去という概念が無い。したがって、メモリセルMCが抵抗変化型メモリセル及び相変化型メモリセルのうちいずれかである場合、ステップS318において、メモリセルMCを有するメモリセルアレイ256に記憶されたデータを消去する動作の代わりに、メモリセルアレイ256が有するメモリセルMCに対して無効なデータの書き込みを行ってもよい。例えば、メモリセルアレイ256が有する全てのメモリセルMCに対して、”0”または”1”を書き込んでもよい。
実施例7において、データを記憶するメモリセルMCと、タイマー回路252と接続され、タイマー回路252の判定結果に基づき、メモリセルMCに記憶されたデータの消去動作を行う制御回路260とを具備する構成とする一例を説明した。また、データを記憶するメモリセルMCと、タイマー回路252と接続され、タイマー回路252の判定結果に基づき、メモリセルMCへの無効なデータの書き込み動作を行う制御回路260とを具備する構成とする一例を説明した。また、データを記憶するメモリセルMCと、タイマー回路252と接続され、タイマー回路252の判定結果に基づき、メモリセルMCに記憶されたデータの読み出しの禁止動作を行う制御回路260とを具備する構成とする一例を説明した。これらの構成によれば、タイマー機能の精度のばらつきを低減したタイマー回路252により所定時間が経過したことを精度よく判定して、制御回路260が、メモリセルMCに記憶されたデータの消去動作、メモリセルMCへの無効なデータの書き込み動作、及び、メモリセルMCに記憶されたデータの読み出しの禁止動作を行うことができる。したがって、可変抵抗を有する半導体装置のセキュリティの向上に効果がある。
実施例7において、タイマー回路252が有する参照セルの構成は、抵抗変化型メモリセル及び相変化型メモリセルのいずれであってもよい。
実施例7において、メモリセルMCの構成と、タイマー回路252が有する参照セルの構成とを、同じ構成としてもよい。これにより、メモリセルとタイマー回路が有する参照セルとを同じ製造方法により製造できるため、コストの低減に効果がある。
実施例7において、制御回路260が、メモリセルアレイ256の記憶モードを、データ保持時間が一日程度であるMIDモードに設定する例を説明したが、他の記憶モードに設定してもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である
図1は従来の半導体装置の構成を示す図である。 図2は従来の半導体装置の参照セルの評価時刻tに対する電圧値の変化を示すグラフである。 図3は従来の半導体装置のタイマー機能の動作を示すフローチャートである。 図4は実施例1の半導体装置の構成を示す図である。 図5は実施例1の半導体装置の第1参照セル及び第2参照セルの評価時刻tに対する電圧値の変化を示すグラフである。 図6は実施例1の半導体装置のタイマー機能の動作を示すフローチャートである。 図7は実施例1の参照セルの構成を示す図である。 図8は実施例2の半導体装置の構成を示す図である。 図9は実施例3の回路の構成を示す図である。 図10は実施例4の回路の構成を示す図である。 図11は実施例5の回路の構成を示す図である。 図12は実施例6の回路の構成を示す図である。 図13は実施例7の半導体装置の構成を示す図である。 図14は実施例7の半導体装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
14 参照セル
16 判定回路
18 制御回路
20 基準電圧発生回路
22 比較器
24 電源電圧
44 第1参照セル
46 第2参照セル
48 判定回路
50 第1制御回路
52 第2制御回路
54 比較器
56 電源電圧
58 設定回路
64 活性化信号発生回路

Claims (12)

  1. 時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が第1の変化率である第1の参照セルと、
    時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が前記第1の変化率とは異なる第2の変化率である第2の参照セルと、
    評価時刻における基準時刻からの前記第1の参照セルの抵抗値の変動量と評価時刻における基準時刻からの前記第2の参照セルの抵抗値の変動量との差に関係する量に基づいて、前記基準時刻から前記評価時刻までの時間が所定時間を超えるか否かを判定する判定回路と、
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1の参照セル及び前記第2の参照セルは複数の参照セルであって、
    複数の前記判定回路を有する第1の判定回路と、
    前記第1の判定回路が判定した複数の判定結果のうち、前記所定時間を超えるという判定結果の個数が、所定数を超える場合に、前記基準時刻から前記評価時刻までの時間が前記所定時間を越えると判定する第2の判定回路と、
    を具備することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1の参照セル及び前記第2の参照セルは抵抗変化型メモリセルであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の参照セル及び前記第2の参照セルは相変化型メモリセルであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  5. 前記第1の変化率と前記第2の変化率とが互いに異なるように、前記第1の参照セル及び前記第2の参照セルの抵抗値を設定する設定回路を具備することを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記第1の参照セルの抵抗値の変動量を電圧値の変動量に変換する制御回路である第1の制御回路と、
    前記第2の参照セルの抵抗値の変動量を電圧値の変動量に変換する制御回路である第2の制御回路と、
    を含み、電源間で直列に接続される前記第1の参照セルと前記第1の制御回路との分圧値の変動量と、前記電源間で直列に接続される前記第2の参照セルと前記第2の制御回路との分圧値の変動量と、の差に関係する量に基づいて、前記基準時刻から前記評価時刻までの時間が所定時間を超えるか否かを判定する判定回路を具備し、
    前記電源間で、前記第1の参照セル及び前記第1の制御回路と、前記第2の参照セル及び前記第2の制御回路と、が並列に接続されることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. リファレンス電圧を出力する制御回路
    を含み、前記リファレンス電圧の値と、電源間で直列に接続される前記第1の参照セルと前記第2の参照セルとの分圧値の変動量と、の差に関係する量に基づいて、前記基準時刻から前記評価時刻までの時間が所定時間を超えるか否かを判定する判定回路を具備することを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記半導体装置に供給される電圧値が、前記第1の参照セル及び前記第2の参照セルが正常に動作する値に達した場合に、前記判定回路に対して活性化信号を入力する活性化信号発生回路を具備することを特徴とする請求項1から7のうちいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. データを記憶するメモリセルと、
    前記判定回路と接続され、前記判定回路の判定結果に基づき、前記メモリセルに記憶されたデータの消去動作を行う制御回路と、
    を具備することを特徴とする請求項1から7のうちいずれか一項に記載の半導体装置。
  10. データを記憶するメモリセルと、
    前記判定回路と接続され、前記判定回路の判定結果に基づき、前記メモリセルに対して無効なデータの書き込み動作を行う制御回路と、
    を具備することを特徴とする請求項1から7のうちいずれか一項に記載の半導体装置。
  11. データを記憶するメモリセルと、
    前記判定回路と接続され、前記判定回路の判定結果に基づき、前記メモリセルに記憶されたデータの読み出し動作を禁止する制御回路と、
    を具備することを特徴とする請求項1から7のうちいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が第1の変化率である第1の参照セルと、時間経過に伴って変化する抵抗値の変化率が前記第1の変化率とは異なる第2の変化率である第2の参照セルと、を具備する半導体装置の制御方法であって、
    評価時刻における基準時刻からの前記第1の参照セルの抵抗値の変動量と評価時刻における基準時刻からの前記第2の参照セルの抵抗値の変動量との差に関係する量に基づいて、前記基準時刻から前記評価時刻までの時間が所定時間を超えるか否かを判定するステップを具備することを特徴とする半導体装置の制御方法。
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