JP2010019718A - トルクセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】高温時にもトルクセンサの検出精度が維持されるトルクセンサを提供する。
【解決手段】ハウジング30に取付けられる樹脂製のセンサホルダ39と、このセンサホルダ39に第一、第二集磁リング91、92に対峙するように取付けられる第一、第二集磁ヨーク93、94とを備え、この磁気検出手段の出力に基づいてトーションバー51に働くトルクを検出するトルクセンサ50であって、センサホルダ39にハウジング30の取付穴33に嵌合するインロー筒部40を形成し、ハウジング30の取付穴33とインロー筒部40の外周面41との間にシール部材11を圧縮して介装して両者の間を密封し、このシール部材11の弾性復元力Fがインロー筒部40に対してその外周面41の半径方向に作用する構成とした。
【選択図】図5

Description

本発明は、回転体に働くトルクを非接触で検出するトルクセンサに関するものである。
従来、車両のステアリング系に設けられるトルクセンサとして、回転するシャフトに対して接触しないでシャフトに働く操舵トルクを検出する非接触タイプのものが用いられている。
この種のトルクセンサとして、特許文献1に開示されたものは、ハウジング内に回転可能に収容されるトーションバーと、このトーションバーの一端と共に回転する磁気発生部と、トーションバーの他端と共に回転する回転磁気回路部と、ハウジングに固定して設けられる固定磁気回路部と、この固定磁気回路部に導かれる磁束密度を検出する磁気センサとを備える。
トーションバーがこれに働くトルクによって捩れ変形すると、磁気発生部と回転磁気回路部との相対位置が変化し、磁気発生部から回転磁気回路部を介して固定磁気回路部に導かれる磁束密度が変化し、磁気センサの出力に基づいてトーションバーに働くトルクを検出するようになっている。
回転磁気回路部は、一対の軟磁性リングを備え、各軟磁性リングの先端部が磁気発生部に対峙する。
固定磁気回路部は、ハウジングの内壁面に取付けられる一対の集磁リングを備え、この集磁リングが各軟磁性リングの外周面に対峙するように配置される。
固定磁気回路部は、ハウジングに取付けられる樹脂製のセンサホルダを備え、このセンサホルダに各集磁リングに対峙する対の集磁ヨークが取付けられる。
磁気センサは、各集磁ヨークの間の磁気ギャップ(空隙)に介装され、各集磁ヨークを介して導かれる磁束密度を検出する。
各軟磁性リングがトーションバー及び磁気発生部と共に回転しても、各軟磁性リングから各集磁リングに導かれる磁束密度が変化しないように構成されており、磁気センサは回転するトーションバーに働くトルクを非接触で検出することができる。
ハウジングの座面とセンサホルダのフランジ部との間にはシール部材が介装され、このシール部材によってハウジングとセンサホルダとの間が密封されている。
特開2007−240496号公報
ところで、この種のトルクセンサが設けられる車両のエンジンルームは、例えば100〜120℃の高温になる。
このため、樹脂製のセンサホルダが高温時に変形しても、トルクセンサの検出精度が悪化しないようにする必要がある。
しかしながら、前述した従来のトルクセンサにあって、シール部材がハウジングの座面とセンサホルダのフランジ部との間に介装されているため、シール部材の弾性復元力がセンサホルダのフランジ部をハウジングの座面から離す方向に作用する。このため、シール部材の弾性復元力の設定によっては、高温時に、シール部材の弾性復元力により樹脂製センサホルダのフランジ部が変形するのに伴って、集磁ヨークが集磁リングから離れ、この部分で磁気抵抗が増大する可能性があった。
図6は、参考例として磁気センサの出力特性を示す線図である。図中実線で示す特性は、正常時の出力特性であり、図中破線で示す特性は、磁気抵抗時の出力特性である。このように、磁気抵抗が増大した場合は、磁気センサの出力が低下するため、トルクセンサの検出精度が悪化する。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、高温時にもトルクセンサの検出精度が維持されるトルクセンサを提供することを目的とする。
本発明は、ハウジングと、このハウジング内に回転可能に収容されるトーションバーと、このトーションバーの一端と共に回転する磁気発生部と、トーションバーの他端と共に回転する回転磁気回路部と、ハウジングに回転磁気回路部に対峙するように取付けられる第一、第二集磁リングと、ハウジングに開口する取付穴と、この取付穴を塞ぐように取付けられる樹脂製のセンサホルダと、このセンサホルダに第一、第二集磁リングに対峙するように取付けられる第一、第二集磁ヨークと、この第一、第二集磁ヨークを介して導かれる磁束密度を検出する磁気検出手段とを備え、この磁気検出手段の出力に基づいてトーションバーに働くトルクを検出するトルクセンサであって、センサホルダにハウジングの取付穴に嵌合するインロー筒部を形成し、ハウジングの取付穴とインロー筒部の外周面との間にシール部材を圧縮して介装して両者の間を密封し、このシール部材の弾性復元力がインロー筒部に対してその外周面の半径方向に作用する構成とした。
本発明のトルクセンサによると、高温時に、シール部材の弾性復元力によってセンサホルダがインロー筒部の軸方向に変形することが抑えられ、第一、第二集磁ヨークと第一、第二集磁リングとの間隔が一定に保たれ、トルクセンサの検出精度が維持される。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に本発明が適用される車両のパワーステアリング装置の一例を示す。このパワーステアリング装置1は、ステアリングハンドル(図示せず)に連係して第一シャフト(入力軸)10、第二シャフト20が回転し、第二シャフト(出力軸)20の下端に形成されるピニオン(図示せず)に噛み合うラック軸が軸方向に移動することにより車輪が操舵されるようになっている。
パワーステアリング装置1は、操舵トルクを補助的に付与するアシスト機構として、第二シャフト20にウォームホイール9が連結され、このウォームホイール9に噛み合うウオーム19を回転駆動する電動モータ(図示せず)を備え、この電動モータが第二シャフト20に操舵補助トルクを付与するようになっている。
パワーステアリング装置1は、操舵トルクを検出するトルクセンサ50を備え、図示しないコントローラ(図示せず)がトルクセンサ50によって検出される操舵トルクに応じて電動モータの出力を制御する。
以下、トルクセンサ50の構造について説明する。
第一シャフト10はハウジング30に転がり軸受7を介して回転可能に支持される。第二シャフト20は図示しないハウジングに転がり軸受8を介して回転可能に支持される。第一シャフト10の下端部と第二シャフト20との間には滑り軸受3が介装される。これにより、第一シャフト10と第二シャフト20とは互いに同一軸上で相対回転できるように支持される。
ハウジング30と第一シャフト10との間にはダストシール6が介装され、このダストシール6によってハウジング30内が密封される。第一シャフト10は円筒状に形成され、その内側にトーションバー51が収められる。
トーションバー51は、その上端部がピン5を介して第一シャフト10に連結され、その下端部がセレーション4を介して第二シャフト20に連結される。これにより、トーションバー51は第一シャフト10に入力される操舵トルクを第二シャフト20に伝えるとともに、この操舵トルクに応じて捩れ変形する。
トルクセンサ50は、図2にも示すように、ハウジング30内に回転可能に収容されるトーションバー51と、第一シャフト10と共に回転する磁気発生部60と、第二シャフト20と共に回転する回転磁気回路部69と、ハウジング30に固定して設けられる固定磁気回路部90と、固定磁気回路部90に導かれる磁束密度を検出する磁気センサ98とによって構成され、この磁気センサ98の出力に基づいてトーションバー51に働く操舵トルクを検出する。
磁気発生部60は、第一シャフト10に固定されるバックヨーク61と、このバックヨーク61に固定される環状の永久磁石63とを備える。
永久磁石63は、磁気を第一シャフト10、トーションバー51の回転軸O方向に発生するものであり、硬磁性体を第一シャフト10の回転軸O方向へ向けて着磁することにより形成される。
図4に示すように、円筒状の永久磁石63の上端面と下端面には、それぞれ12個の磁極が周方向について等間隔に形成され、6個のN極と6個のS極とが交互に並ぶ。
円筒状のバックヨーク61は軟磁性体によって形成され、永久磁石63の上端面(磁極面)に当接する。バックヨーク61は、永久磁石63を第一シャフト10に連結する支持部材の働きと、永久磁石63の隣合う磁極を結んで磁束を導く継鉄の働きをし、永久磁石63の下端面(磁極面)に磁界を集中させる。
なお、永久磁石63を第一シャフト10に連結する支持部材をバックヨークと分離して設け、バックヨークをこの支持部材と永久磁石63の間に介装してもよい。
回転磁気回路部69は、永久磁石63から出される磁束を導く第一、第二軟磁性リング70、80と、第二シャフト20に固定される組付け部材77と、この組付け部材77に第一、第二軟磁性リング70、80を固定する樹脂モールド87とを備える。
図3の(a)は、第一、第二軟磁性リング70、80と組付け部材77を分解した斜視図であり、図3の(b)はこれらを組み立てた状態を示す回転磁気回路部69の斜視図である。
第一、第二軟磁性リング70、80は、永久磁石63の下端面(磁極面)に対峙する6個の第一、第二磁路先端部71、81と、この第一、第二磁路先端部71、81から曲折して互いに遠ざかる方向に延びる6個の第一、第二磁路柱部72、82と、この第一、第二磁路柱部72、82を結んで環状に延びる1個の第一、第二磁路環部73、83とをそれぞれ有し、これらがプレス加工によって一体形成される。
なお、第一、第二軟磁性リング70、80は、プレス加工に限らず、鋳造、焼結等によって形成してもよい。
第一、第二軟磁性リング70、80は、互いに同一形状であり、共通の部品が組付け方向を逆転させることにより用いられる。
なお、第一、第二軟磁性リング70、80は、これに限らず、互いに異なる形状であってもよい。
第一、第二磁路先端部71、81は、トーションバー51の回転軸Oと直交する同一平面上にてそれぞれ均等な間隔をもって周方向に並び、トーションバー51にトルクが加えられない中立状態で、トーションバー51の半径方向に延びるそれぞれの中心線が永久磁石63のN極及びS極の境界を指すように配置される。
第一、第二磁路柱部72、82は、平板状に形成され、トーションバー51の回転軸O方向に延びる。
また、第一、第二軟磁性リング70、80が鋳造、焼結等によって形成される場合には、第一、第二磁路柱部72、82は、トーションバー51の半径方向に厚みを持つブロック状に形成してもよい。
第一磁路柱部72は、トーションバー51の上方向に延び、永久磁石63を囲むように配置される。第一磁路柱部72は、永久磁石63の外周面にある間隙をもって配置され、永久磁石63の磁束が第一磁路柱部72によって短絡されないように構成する。
第二磁路柱部82は、トーションバー51の下方向に延び、永久磁石63から遠ざかるように配置される。
こうして、第一、第二磁路柱部72、82が互いに遠ざかる方向に延びることにより、第一、第二磁路環部73、83がトーションバー51の回転軸O方向について十分に離され、両者の間で磁気短絡が起きないように構成される。
第一、第二磁路環部73、83は、トーションバー51の回転軸Oと直交する平面上に配置され、トーションバー51の回転軸Oと同一軸上に延びる円盤状に形成される。第一、第二磁路環部73、83は、トーションバー51の半径方向について一定幅を有する。
第一、第二磁路環部73、83は、全周につながったリング状をしているが、これに限らず、その一箇所にスリットを有するC字形リング状に形成してもよい。
第一磁路環部73を永久磁石63の下面(磁極面)より上方に配置し、第二磁路環部83を永久磁石63より下方に配置する。すなわち、永久磁石63は、トーションバー51の回転軸O方向について第一磁路環部73と第二磁路環部83の間に配置される。
これにより、第一、第二磁路柱部72、82の回転軸O方向の長さを短縮することと、第一、第二磁路環部73、83どうしを互いに離して両者の間で磁気短絡が起きないようにすることとを両立できる。第一、第二磁路柱部72、82を回転軸O方向の長さを短縮することにより、第一、第二軟磁性リング70、80をプレス加工により形成することが可能となり、製品のコストダウンがはかれる。
第一、第二軟磁性リング70、80はプレス加工して形成することにより、鋳造や焼結によって形成するものに比べて材料使用量を低減することができる。
第一、第二軟磁性リング70、80はプレス加工によって形成されることにより、鋳造や焼結によって形成するものに比べて各部の板厚を大きくとれず、磁路断面積が小さくなるが、高密度材を用いることにより磁気ヒステリシス特性の向上がはかれる。
トルクセンサ50は、第一軟磁性リング70の第一磁路柱部72を永久磁石63を囲むように永久磁石63の側方に配置することにより、第一軟磁性リング70の介装スペースによって回転軸O方向の長さが増大することを抑えられ、パワーステアリング装置1の小型軽量化がはかれる。
以上、第一、第二軟磁性リング70、80の形状を説明したが、第一軟磁性リング70は、図1に示すように永久磁石63を包囲する形状に限らず、永久磁石63の下面(磁極面)に沿って平らに延びる円盤状に形成され、第一磁路柱部72を第一磁路先端部71から曲折することなくトーションバー51の半径方向に延びる形状としてもよい。この場合、第二磁路柱部82を図1に示すように第二磁路先端部81から曲折してトーションバー51の軸方向に延びる形状とすることにより、第一、第二磁路環部73、83がトーションバー51の回転軸O方向について離され、両者の間で磁気短絡が起きないように構成することも可能である。
また、第二軟磁性リング80は、平らな円盤状に形成され、第二磁路柱部82を第二磁路先端部81から曲折することなくトーションバー51の半径方向に延びる形状としてもよい。この場合、第一磁路柱部72を図1に示すように第一磁路先端部71から曲折してトーションバー51の軸方向に延びる形状とすることにより、第一、第二磁路環部73、83がトーションバー51の回転軸O方向について十分に離され、両者の間で磁気短絡が起きないように構成することも可能である。
樹脂モールド87は、金型に組付け部材77と第一、第二軟磁性リング70、80を配置した状態で、金型に溶解した熱可塑性樹脂を流し込み、この樹脂を冷却して固化させることにより形成される。なお、樹脂モールド87を形成する樹脂は、熱可塑性樹脂に限らず、熱硬化性樹脂、反応硬化性樹脂を用いてもよい。
第一、第二集磁ヨーク93、94と磁気センサ98と基板99とはセンサホルダ39に樹脂モールド88を介して固定される。樹脂製センサホルダ39は金属製ハウジング30に図示しないボルトを介して締結される。
第一、第二集磁ヨーク93、94は、第一、第二集磁リング91、92の外周に所定の間隙を持って対峙するように設けられる。
なお、第一、第二集磁ヨーク93、94は、第一、第二集磁リング91、92の外周に接するように対峙して設けてもよい。
第一、第二集磁ヨーク93、94の間に一対の磁気ギャップ(空隙)96が形成され、この磁気ギャップ96に磁気センサ98が介装される。
第一、第二集磁ヨーク93、94は、第一、第二集磁リング91、92の外周面にそれぞれ接合するブロック状に形成され、磁気ギャップ96を画成する一対の集磁凸部93a、94aを有する。集磁凸部93a、94aの端面は互いに平行に対峙する平面状に形成される。
磁気検出手段として設けられる磁気センサ98はホール素子が用いられ、磁気ギャップ96の磁場の大きさと方向に応じた出力が基板99と信号線97を介して取り出される。ホール素子はこれを通過する磁束密度に応じた電圧を信号として出力するものである。なお、磁気センサ98はホール素子の信号を増幅する回路や温度補償を行う回路、ノイズフィルタの回路等を備えるものを用いてもよい。
磁気センサ98の信号線97はセンサホルダ39に接続される図示しない配線を介してコントローラに接続される。
次に、トルクセンサ50がトーションバー51に働く操舵トルクを検出する作用について説明する。
トーションバー51にトルクが働かない中立状態において、第一、第二軟磁性リング70、80の第一、第二磁路先端部71、81が、それぞれ永久磁石63のN極及びS極に同一面積を持って対峙して両者を磁気短絡し、磁束が回転磁気回路部69と固定磁気回路部90に導かれない。
運転者がステアリングハンドルを操作してトーションバー51に一方向のトルクが働く場合、トーションバー51がこのトルクの方向に応じて捩れ変形し、第一磁路先端部71がN極よりS極に大きな面積を持って対峙する一方、第二磁路先端部81がS極よりN極に大きな面積を持って対峙し、永久磁石63からの磁束が回転磁気回路部69と固定磁気回路部90に導かれ、磁気センサ98から磁場の強さ及び方向に応じた信号が出力される。この磁束が導かれる回転磁気回路部69と固定磁気回路部90における磁気経路は、N極→第一磁路先端部71→第一磁路柱部72→第一磁路環部73→第一集磁リング91→第一集磁ヨーク93→第二集磁ヨーク94→第二集磁リング92→第二磁路環部83→第二磁路柱部82→第二磁路先端部81→S極となる。
運転者がステアリングハンドルを操作してトーションバー51に逆方向のトルクが働く場合、トーションバー51が逆方向に捩れ変形し、第一磁路先端部71がS極よりN極に大きな面積を持って対峙する一方、第二磁路先端部81がN極よりS極に大きな面積を持って対峙し、磁束が上記の磁気経路と逆の磁気経路にて導かれ、磁気センサ98から磁場の強さ及び方向に応じた信号が出力される。この磁束が導かれる回転磁気回路部69と固定磁気回路部90における磁気経路は、N極→第二磁路先端部81→第二磁路柱部82→第二磁路環部83→第二集磁リング92→第二集磁ヨーク94→第一集磁ヨーク93→第一集磁リング91→第一磁路環部73→第一磁路柱部72→第一磁路先端部71→S極となる。
このようにトーションバー51がこれに働くトルクに応じてトーションバー51の捩れ変形し、第一、第二磁路先端部71、81が永久磁石63のN極とS極に対峙する面積差が大きくなると、磁気センサ98に導かれる磁束密度が大きくなり、磁気センサ98からこのトルクに応じた信号が出力される。
なお、永久磁石63の一端面に形成される磁極数は、2個以上の範囲で任意に設定される。永久磁石63に対峙する第一、第二軟磁性リング70、80の面積が同じ条件において、磁極数を増やすことにより、磁気センサ98に導かれる磁束密度を高められる。
ところで、トルクセンサ50が設けられる車両のエンジンルームは、例えば100〜120℃の高温になる。このような高温下では、樹脂製センサホルダ39の取付部に受ける熱的影響により第一、第二集磁ヨーク93、94と第一、第二集磁リング91、92との間にズレが生じると、トルクセンサ50の検出精度が悪化する。
本発明は、これに対処して、高温下においても第一、第二集磁ヨーク93、94と第一、第二集磁リング91、92との間にズレが生じにくいセンサホルダ39の取付構造を提供するものである。
以下、樹脂製センサホルダ39をハウジング30に取付ける構造を説明する。
図5はハウジング30に対するセンサホルダ39の取付部を示す断面図である。
金属製ハウジング30の側部には、センサホルダ39に対する座面35が平面状に延びるように形成され、この座面35に取付穴33の開口する。
取付穴33の内周面34は、センサホルダ39の中心線Sを中心とする円筒面状に形成される。この中心線Sは、トーションバー51の回転軸Oに対して直交するように配置される。
図6に示すように、センサホルダ39は、取付穴33に嵌合する円筒状のインロー筒部40と、座面35に当接するフランジ部45とを有し、これらが樹脂により一体形成される。
取付穴33、インロー筒部40の断面形状は、それぞれ円形に形成されるが、これに限らず、例えば楕円形や他の形状でもよい。
センサホルダ39は、図示しない2本のボルトを介してハウジング30に締結される。センサホルダ39のフランジ部45にはこのボルトを貫通させるボルト穴48が形成される一方、ハウジング30の座面35にはボルトを螺合させるネジ穴が形成される。各ボルトは、ボルト穴を貫通し、ネジ穴に螺合することにより、センサホルダ39をハウジング30に締結する。
ハウジング30とセンサホルダ39との間には環状のシール部材11が介装される。このシール部材11によってハウジング30とセンサホルダ39との間が密封される。
ハウジング30の取付穴33には環状のシール溝36が開口し、このシール溝36にシール部材11が収まる。
シール溝36は、円筒面状の溝底面37と、平面状の溝側面38とを有する。円筒面状の溝底面37がシール部材11を押圧するハウジング30の内周面を構成する。
なお、これに限らず、センサホルダ39のインロー筒部40に開口するシール溝を形成し、このシール溝にシール部材11が収まる構成としてもよい。この場合、シール溝の溝底面がシール部材11を押圧するセンサホルダ39の外周面を構成する。
図5において、平面状の溝側面38は取付穴33の円筒面状の内周面34に直交し、円筒面状の溝底面37は平面状の座面35に直交している。
センサホルダ39のインロー筒部40は、円筒面状の外周面41を有し、この外周面41が取付穴33の内周面34に嵌合するとともに、シール溝36の溝底面37と平行に対峙し、シール溝36の溝底面37との間でシール部材11を押圧する。
インロー筒部40はその先端にはテーパ状のガイド部42を有し、このガイド部42は、その外周面41と先端面43とに渡って円錐面状に傾斜している。
ハウジング30にセンサホルダ39を組み付ける際、ガイド部42によってインロー筒部40が取付穴33に嵌合するように案内されるとともに、シール部材11がシール溝36に収まるように案内される。これにより、シール部材11が取付穴33とインロー筒部40との間にかみ込まれることが防止される。
なお、ハウジング30にセンサホルダ39を組み付ける際、シール部材11にグリス等の潤滑剤を塗布する。これによって、シール部材11が取付穴33とインロー筒部40との間にかみ込まれることが防止される。
シール部材11は、例えばゴム材等の弾性材からなり、ハウジング30の内周面を構成するシール溝36の溝底面37、インロー筒部40の外周面41の間に圧縮して介装される。
シール部材11は、その弾性復元力により、シール溝36の溝底面37と、インロー筒部40の外周面41とに密着し、ハウジング30とセンサホルダ39との間を密封する。これにより、外部からの水等がハウジング30内に侵入することが防止される。
シール部材11は、シール溝36の溝底面37と、インロー筒部40の外周面41との間に挟まれて、インロー筒部40の外周面41の半径方向(取付穴33の中心線Sに対して直交方向)に圧縮される。
シール溝36の溝底面37と、インロー筒部40の外周面41(センサホルダ39の外周面)との断面形状は、それぞれトーションバー51の回転軸Oに対して直交するように形成されている。このため、シール部材11の弾性復元力Fは、図5に矢印で示すように、トーションバー51の回転軸Oと平行に延びる面Q方向(インロー筒部40及び取付穴33の中心線Sと直交方向)に作用する。
第一、第二集磁ヨーク93、94と磁気センサ98とは、筒状をしたインロー筒部40の内側に配置され、センサホルダ39の内壁に樹脂モールド88を介して固定される。樹脂モールド88は、センサホルダ39に第一、第二集磁ヨーク93、94を固定するヨーク固定部として設けられる。
樹脂モールド88は、インロー筒部40の内側に収まるように有底円筒状に形成される。インロー筒部40は、円筒面状の内周面44を有し、この内周面44と樹脂モールド88との間に円環状の間隙89が形成される。なお、間隙89は、円筒状に限らず、例えば楕円筒状や他の断面形状を持つ筒状に形成してもよい。
トルクセンサ50が設けられる車両のエンジンルームは、例えば100〜120℃と高温になる作動状態では、熱可塑性を有する樹脂からなるセンサホルダ39が柔らかくなり、センサホルダ39はシール部材11の弾性復元力が高い場合に変形するおそれがある。
シール部材11の弾性復元力Fは、センサホルダ39のインロー筒部40に対して、取付穴33の中心線Sと直交方向に作用するため、インロー筒部40はこの弾性復元力Fによって間隙89側に倒れるように変形し、インロー筒部40がヨーク固定部(樹脂モールド88)に干渉することが回避される。
このとき、シール部材11を挟むシール溝36の溝底面37(ハウジング30の内周面)とインロー筒部40の外周面41との間隔がわずかに大きくなるが、弾性材からなるシール部材11がこれに追従して本来の断面形状に戻るように変形することにより、シール溝36の溝底面37と、インロー筒部40の外周面41とに密着し、ハウジング30とセンサホルダ39間の密封が維持される。
シール部材11の弾性復元力Fは、取付穴33の中心線Sと直交方向、すなわち、トーションバー51の回転軸Oと平行に延びる面Q方向に作用するため、この弾性復元力Fによってセンサホルダ39のフランジ部45がインロー筒部40の軸方向(トーションバー51の回転軸Oに直交する方向)に変形することが抑えられる。
このため、シール部材11の弾性復元力Fがセンサホルダ39に働いても、第一、第二集磁ヨーク93、94と第一、第二集磁リング91、92との間に設けられる間隙が一定に保たれ、この部分の磁気抵抗が変化しない。
図7は、参考例として磁気センサの出力特性を示す線図である。図中実線で示す特性は、正常時の出力特性であり、図中破線で示す特性は、磁気抵抗時の出力特性である。トルクセンサ50は、磁気抵抗が変化しないため、図中実線で示す正常時の出力特性が維持され、トルクセンサ50の検出精度が維持される。
本実施の形態では、ハウジング30と、このハウジング30内に回転可能に収容されるトーションバー51と、このトーションバー51の一端と共に回転する磁気発生部60と、トーションバー51の他端と共に回転する回転磁気回路部69と、ハウジング30に回転磁気回路部69に対峙するように取付けられる第一、第二集磁リング91、92と、ハウジング30に開口する取付穴33と、この取付穴33を塞ぐように取付けられる樹脂製のセンサホルダ39と、このセンサホルダ39に第一、第二集磁リング91、92に対峙するように取付けられる第一、第二集磁ヨーク93、94と、この第一、第二集磁ヨーク93、94を介して導かれる磁束密度を検出する磁気検出手段(磁気センサ98)とを備え、この磁気検出手段の出力に基づいてトーションバー51に働くトルクを検出するトルクセンサ50であって、センサホルダ39にハウジング30の取付穴33に嵌合するインロー筒部40を形成し、ハウジング30の取付穴33とインロー筒部40の外周面41との間にシール部材11を圧縮して介装して両者の間を密封し、このシール部材11の弾性復元力Fがインロー筒部40に対してその外周面41の半径方向に作用する構成とした。
上記構成に基づき、シール部材11の弾性復元力Fがセンサホルダ39に対してインロー筒部40の半径方向に作用するため、高温下の作動時に、シール部材11の弾性復元力Fによってセンサホルダ39がインロー筒部40の軸方向(トーションバー51の回転軸Oに直交する方向)に変形することが抑えられ、第一、第二集磁ヨーク93、94と第一、第二集磁リング91、92との間隔が一定に保たれ、トルクセンサ50の検出精度が維持される。
トルクセンサ50の組立時、シール部材11をセンサホルダ39に取り付けた後にセンサホルダ39をハウジング30に組み付ける場合、フランジ部45に対するインロー筒部40の突出量がシール溝36の開口幅(溝底面37の幅)より大きいため、センサホルダ39が芯ズレをして組み付けられようとすると、シール溝36の溝側面38にインロー筒部40の先端面43に当たることによって、シール部材11がフランジ部45とセンサホルダ39の座面35との間に挟まれることを防止できる。
また、トルクセンサ50の組立時、シール部材11をハウジング30に取り付けた後にセンサホルダ39をハウジング30に組み付ける場合、本実施の形態では、インロー筒部40の先端に円錐面状に傾斜したガイド部42を形成する構成としたため、ハウジング30にセンサホルダ39を組み付ける際、ガイド部42によってインロー筒部40が取付穴33に嵌合するように案内されるとともに、シール部材11がシール溝36に収まるように案内され、シール部材11がハウジング30とセンサホルダ39との間にかみ込まれた状態で組み付けられる、組み付け不良を防止できる。
本実施の形態では、第一、第二集磁ヨーク93、94をインロー筒部40の内側に配置し、センサホルダ39の内壁に第一、第二集磁ヨーク93、94を固定するヨーク固定部(樹脂モールド88)を設け、インロー筒部40とヨーク固定部(樹脂モールド88)との間に環状の間隙89を形成する構成とした。
上記構成に基づき、高温下の作動時に、シール部材11の弾性復元力Fによってインロー筒部40が間隙89に倒れるよう変形しても、インロー筒部40がヨーク固定部(樹脂モールド88)に干渉することが回避され、トルクセンサ50の検出精度が維持される。
なお、トルクセンサ50の検出精度を維持するため、センサホルダ39に第一、第二集磁リング91、92を樹脂モールド88を介して固着してもよい。また、第一、第二集磁ヨーク93、94に第一、第二集磁リング91、92を一体形成してもよい。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明のトルクセンサは、車両のパワーステアリング装置等、二つの軸間のトルクを検出するものに適用することができる。
本発明の実施の形態を示すパワーステアリング装置の断面図である。 同じくパワーステアリング装置の分解斜視図である。 同じく(a)は回転磁気回路部の分解斜視図であり、(b)は回転磁気回路部の斜視図である。 同じくトルクセンサの断面図である。 同じくトルクセンサの断面図である。 同じくトルクセンサの正面図である。 トルクセンサの出力特性を示す線図である。
符号の説明
11 シール部材
30 ハウジング
33 取付穴
36 シール溝
37 溝底面
39 センサホルダ
40 インロー筒部
41 外周面(センサホルダの外周面)
42 ガイド部
45 フランジ部
50 トルクセンサ
51 トーションバー
60 磁気発生部
69 回転磁気回路部
88 樹脂モールド(ヨーク固定部)
89 間隙
91 第一集磁リング
92 第二集磁リング
93 第一集磁ヨーク
94 第二集磁ヨーク
98 磁気センサ

Claims (2)

  1. ハウジングと、
    このハウジング内に回転可能に収容されるトーションバーと、
    このトーションバーの一端と共に回転する磁気発生部と、
    前記トーションバーの他端と共に回転する回転磁気回路部と、
    前記ハウジングに前記回転磁気回路部に対峙するように取付けられる第一、第二集磁リングと、
    前記ハウジングに開口する取付穴と、
    この取付穴を塞ぐように取付けられる樹脂製のセンサホルダと、
    このセンサホルダに前記第一、第二集磁リングに対峙するように取付けられる第一、第二集磁ヨークと、
    この第一、第二集磁ヨークを介して導かれる磁束密度を検出する磁気検出手段とを備え、
    この磁気検出手段の出力に基づいて前記トーションバーに働くトルクを検出するトルクセンサであって、
    前記センサホルダに前記ハウジングの前記取付穴に嵌合するインロー筒部を形成し、
    前記ハウジングの取付穴と前記インロー筒部の外周面との間にシール部材を圧縮して介装して両者の間を密封し、
    このシール部材の弾性復元力が前記インロー筒部に対して前記外周面の半径方向に作用する構成としたことを特徴とするトルクセンサ。
  2. 前記第一、第二集磁ヨークを前記インロー筒部の内側に配置し、
    前記センサホルダの内壁に前記第一、第二集磁ヨークを固定するヨーク固定部を設け、
    前記インロー筒部と前記ヨーク固定部との間に環状の間隙を形成したことを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
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