JP2010019543A - 機器管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転履歴を考慮の上設定される設備機器の監視条件により、設備機器を柔軟に監視する機器管理装置を提供する。
【解決手段】親コントローラ30は、記憶部35と、検索部32eと、グループ登録部32fと、条件設定部32gと、特別監視部32hとを備える。記憶部35には、複数の室内ユニット10a,10b,・・・の運転履歴が蓄積される。検索部32eは、運転履歴に基づき、所定の抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・を抽出する。グループ登録部32fは、検索部32eが抽出した室内ユニット10a,10b,・・・の一部又は全部をグループにする。条件設定部32gは、グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・を監視するための第1監視条件を設定する。特別監視部32hは、グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・を第1監視条件で監視する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の設備機器を監視する機器管理装置に関する。
従来より、複数の設備機器(空調設備の複数の室内ユニット等)が1の機器管理装置を介して集中的に監視されることがある(特許文献1の特開2005−308278号公報)。
ところで、一般に、かかる監視における監視条件(設備機器の運転情報の収集間隔、収集項目等)は、設備機器の運転の状態によらず、予め一律に設定されていることが多い。そうすると、設備機器を柔軟に監視することができないという問題があった。
本発明の課題は、運転履歴を考慮の上設定される設備機器の監視条件により、設備機器を柔軟に監視する機器管理装置を提供することにある。
第1発明に係る機器管理装置は、蓄積部と、抽出部と、グループ登録部と、条件設定部と、グループ監視部とを備える。蓄積部には、複数の設備機器の運転履歴が蓄積される。抽出部は、運転履歴に基づき、所定の抽出条件に合致する設備機器を抽出する。グループ登録部は、抽出部が抽出した設備機器の一部又は全部をグループにする。条件設定部は、グループに属する設備機器を監視するための第1監視条件を設定する。グループ監視部は、グループに属する設備機器を第1監視条件で監視する。
ここでは、運転履歴に基づき所定の抽出条件に合致すると判断される設備機器がグループ化され、第1監視条件で監視される。このように、設備機器の監視条件が運転履歴を考慮の上設定されるため、設備機器を柔軟に監視することができる。
第2発明に係る機器管理装置は、第1発明に係る機器管理装置であって、表示制御部をさらに備える。表示制御部は、第1監視条件での監視の結果をグループの単位で表示する管理画面を作成する。
ここでは、第1監視条件での監視の結果が、当該第1監視条件が適用されるグループの単位で管理画面上に表示される。これにより、監視者は、第1監視条件での監視の結果に容易にアクセスすることができる。
第3発明に係る機器管理装置は、第2発明に係る機器管理装置であって、通常監視部をさらに備える。通常監視部は、グループに属しない設備機器を第1監視条件とは異なる第2監視条件で監視する。
ここでは、グループ化されておらず、第1監視条件が設定されていない設備機器に対しては、通常の監視条件での監視が実行される。これにより、設備機器をより柔軟に監視することができる。
なお、第1監視条件による監視が実行される場合には、通常の監視条件での監視は中止されてもよいし、引き続き実行されてもよい。
第4発明に係る機器管理装置は、第1発明から第3発明のいずれかに係る機器管理装置であって、受付部をさらに備える。受付部は、抽出条件の入力を受け付ける。抽出部は、抽出条件が受付部を介して入力されると、抽出条件に合致する設備機器を抽出する。
ここでは、グループ化のための設備機器の抽出条件が手動で設定される。これにより、監視者は、設備機器を自在にグループ化できる。
第5発明に係る機器管理装置は、第1発明から第4発明のいずれかに係る機器管理装置であって、抽出部は、抽出条件に合致する設備機器を所定のタイミングで自動的に抽出する。
ここでは、設備機器が予め設定されている抽出条件に従って自動的に抽出される。これにより、監視者の監視負担が軽減される。
第6発明に係る機器管理装置は、第1発明から第5発明のいずれかに係る機器管理装置であって、除外部をさらに備える。除外部は、グループに属する設備機器が所定の除外条件に合致するか否かを判断し、除外条件に合致すると判断される設備機器を当該グループから除外する。
ここでは、第1監視条件による監視の対象となるグループに属する設備機器のうち、所定の除外条件に合致する設備機器が、当該グループから除外される。従って、設備機器に対して設定されている不必要な監視条件を容易に解除することができる。
第7発明に係る機器管理装置は、第6発明に係る機器管理装置であって、グループ登録部は、除外部がグループから除外した設備機器を当該グループと別のグループにする。条件設定部は、第1監視条件および第2監視条件とは異なる、当該別のグループに属する設備機器を監視するための第3監視条件を設定する。グループ監視部は、当該別のグループに属する設備機器を第3監視条件で監視する。
ここでは、あるグループ(第1監視条件による監視の対象となるグループ)から除外された設備機器が、別のグループ(第3監視条件による監視の対象となるグループ)に入れられ、もとのグループに対する監視条件(第1監視条件)とは別の監視条件(第3監視条件)で監視される。従って、設備機器の状態が時々変化していくのに合わせて、設備機器に最適な監視条件を容易に設定することができる。
第8発明に係る機器管理装置は、第1発明から第7発明のいずれかに係る機器管理装置であって、通信部をさらに備える。通信部は、複数の設備機器に含まれる一部の設備機器を管理する第1子管理装置との通信を可能にするとともに、複数の設備機器に含まれる他の一部の設備機器を管理する第2子管理装置との通信を可能にする。グループ監視部は、通信部を介して第1子管理装置および第2子管理装置と通信しつつ、設備機器を監視する。
ここでは、複数の子管理装置を介してそれぞれの管理下にある複数の設備機器を監視する管理システムにおいても、設備機器を柔軟に監視することができる。
第9発明に係る機器管理装置は、第8発明に係る機器管理装置であって、グループ登録部は、第1子管理装置又は第2子管理装置のいずれに属するかに拘らず、抽出部が抽出した設備機器の一部又は全部をグループにする。
ここでは、所属先の子管理装置の同異に拘らず、設備機器をグループ化することができる。
本発明によれば、運転履歴に基づき所定の抽出条件に合致すると判断される設備機器がグループ化され、第1監視条件で監視される。このように、設備機器の監視条件が運転履歴を考慮の上設定されるため、設備機器を柔軟に監視することができる。
本発明の一実施形態に係る親コントローラを含む群管理システムの構成を示す図。 空調設備の構成を示す図。 子コントローラの構成を示す図。 親コントローラの構成を示す図。 見取図データベースのデータ構造を示す図。 位置情報データベースのデータ構造を示す図。 施設全体に対応するオブジェクトが選択されている状態の管理画面を示す図。 ある建物に対応するオブジェクトが選択されている状態の管理画面を示す図。 ある単位空間に対応するオブジェクトが選択されている状態の管理画面を示す図。 ある特別監視グループに対応するオブジェクトが選択されている状態の管理画面を示す図。 ある室内ユニットに対応するオブジェクトが選択されている状態の管理画面を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る親コントローラ30(機器管理装置)を含む群管理システム100について説明する。
(1)全体構成
図1に示す群管理システム100は、施設1内に設置されている空調設備10(設備機器)を管理するためのシステムである。施設1は、その広大な敷地内に複数の建物1a,1b,・・・を有する大学である。建物1a,1b,・・・内には、それぞれ空調設備10に含まれる室内ユニット10a,10b,・・・が複数台ずつ設置されている。同じ建物1a,1b,・・・内の複数台の室内ユニット10a,10b,・・・は、それぞれ群管理システム100による管理上仮想的にまとめられ、室内ユニット群15a,15b,・・・を構成している。また、建物1a,1b,・・・の近傍又は屋上には、それぞれ空調設備10に含まれる室外ユニット40a,40b,・・・が1又は複数台ずつ設置されている。
群管理システム100は、複数の室内ユニット群15a,15b,・・・をそれぞれ管理する複数の子コントローラ20a,20b,・・・と、複数の子コントローラ20a,20b,・・・を束ねる親コントローラ30とを含む。子コントローラ20a,20b,・・・は、それぞれ建物1a,1b,・・・内の管理室に1台ずつ設置され、同じ建物1a,1b,・・・内の複数台の室内ユニット10a,10b,・・・に空調設備10用の専用制御線5bを介して接続されている。親コントローラ30は、建物1a内の管理室に子コントローラ20aとともに設置され、子コントローラ20a,20b,・・・にローカルエリアネットワーク(以下、LAN)5aを介して接続されている。なお、LAN5aには、子コントローラ20a,20b,・・・および親コントローラ30の他、空調設備10の管理とは直接的に関係しない、施設1内の利用者が通常業務のために使用するパーソナルコンピュータやプリンタ等のネットワーク機器(図示されない)も接続されている。
(2)空調設備の構成
図2に示されるように、空調設備10は、主として、施設1内に散在する室内ユニット10a,10b,・・・および室外ユニット40a,40b,・・・から構成され、複数の冷媒回路を形成している。
以下、室内ユニット10aおよび室外ユニット40aについて説明するが、その他の室内ユニット10b,・・・および室外ユニット40b,・・・についても同様であるものとする。
各室内ユニット10aは、制御部12を有しており、各室外ユニット40aは、制御部42を有している。同じ冷媒回路に属する室内ユニット10aの制御部12および室外ユニット40aの制御部42どうしは、空調設備10用の専用制御線5bを介して互いに接続されている。また、各制御部12,42は、空調設備10用の専用制御線5bを介して子コントローラ20aにも接続されている。
同じ冷媒回路に属する制御部12,42どうしは互いに協調しつつ、リモコン14、子コントローラ20a又は親コントローラ30を介して入力された利用者からの運転指令(例えば、室内ユニット10aの起動又は停止を命じたり、室内ユニット10aの設定温度の変更を命じたり、室内ユニット10aの運転モードの変更を命じたりするもの)に従って当該冷媒回路に含まれる各種部品の動作を制御し、室内を冷房又は暖房する。具体的には、圧縮機の周波数、ファンの回転数および各種弁の開度の調整等を行う。なお、リモコン14は、主として一般の利用者からの室内ユニット10aに対する運転指令を受け付けるためものであり、室内ユニット10aの制御部12に1対1、あるいは、多対1で、他のコントローラ20a,30等を介することなく直接的に接続されている。
各制御部12は、リモコン14を介して利用者から運転指令を受け取ると、直ちに当該運転指令の内容を示す情報(以下、運転情報)を子コントローラ20aを介して親コントローラ30に送信する。
また、各制御部12は、室内ユニット10aの運転状態に関する情報(以下、運転情報)を子コントローラ20aからの命令に応じて直ちに子コントローラ20aに送信する。かかる運転情報には、室内ユニット10aの起動状態(起動/停止)、設定温度および運転モード(冷房/暖房/送風)、室内ユニット10aの周辺の温度(すなわち、室内温度)、ならびに、室内ユニット10aに含まれる各種部品の状態値が含まれる。さらに、室内ユニット10aに含まれる各種部品の状態値には、室内ファンの回転数、各種弁の開度、ならびに、所定の位置での冷媒の温度および圧力等が含まれる。
また、各制御部42は、室外ユニット40aの運転状態に関する情報(以下、運転情報)を子コントローラ20aからの命令に応じて直ちに子コントローラ20aに送信する。かかる運転情報には、室外ユニット40aの周辺の温度(すなわち、外気温度)、ならびに、室外ユニット40aに含まれる各種部品の状態値が含まれる。さらに、室外ユニット40aに含まれる各種部品の状態値には、圧縮機の周波数、室外ファンの回転数、各種弁の開度、ならびに、所定の位置での冷媒の温度および圧力等が含まれる。
(3)子コントローラの構成
以下、図3を参照しつつ、子コントローラ20aについて説明するが、その他の子コントローラ20b,・・・についても同様であるものとする。
子コントローラ20aは、建物1a内の管理室に設置され、当該管理室に所属する管理者によって操作される。子コントローラ20aは、主としてLAN側通信部21a、空調側通信部21b、制御部22、表示部23、入力部24および記憶部25から構成され、室内ユニット10aおよび室外ユニット40aを監視および制御する。
LAN側通信部21aは、子コントローラ20aをLAN5aに接続するネットワークインターフェースであり、親コントローラ30との間で各種信号の授受を行う。空調側通信部21bは、子コントローラ20aを専用制御線5bに接続するネットワークインターフェースであり、室内ユニット10aおよび室外ユニット40aとの間で各種信号の授受を行う。
制御部22は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されており、記憶部25に記憶されているプログラムを読み出して実行する。例えば、制御部22は、時間間隔P1で(本実施形態では、1分毎に)、各室内ユニット10aの項目I1群についての運転情報を当該室内ユニット10aの制御部12から取得し、親コントローラ30に送信する。さらに、制御部22は、時間間隔P2で(本実施形態では、1分毎に)、各室外ユニット40aの項目I2群についての運転情報を当該室外ユニット40aの制御部42から取得し、親コントローラ30に送信する。
また、制御部22は、親コントローラ30から室内ユニット10aの項目I3についての運転情報の収集指令を受信すると、直ちに当該室内ユニット10aの当該項目I3についての運転情報を当該室内ユニット10aの制御部12又は当該室内ユニット10aと同じ冷媒回路に属する室外ユニット40aの制御部42から取得し、親コントローラ30に送信する。
また、制御部22は、時間間隔P4で(本実施形態では、1分毎に)、記憶部25内の所定の時間分の室内ユニット10aおよび室外ユニット40aの運転情報に基づき、室内ユニット10aにおける項目I4群についての異常の有無を判断する。異常が検出された場合には、直ちにその旨およびその内容を表示部23に表示させるとともに、親コントローラ30に通知する。
また、制御部22は、親コントローラ30から室内ユニット10aに対する運転指令を受信すると、直ちに当該運転指令を当該室内ユニット10aの制御部12に送信する。
また、制御部22は、入力部24を介して管理者から室内ユニット10aに対する運転指令を受け取ると、直ちに当該運転指令を当該室内ユニット10aの制御部12に送信するとともに、当該運転指令の内容を示す情報(以下、運転情報)を親コントローラ30に送信する。
表示部23は、主としてディスプレイから構成されており、入力部24は、主として当該ディスプレイを覆うタッチパネルおよび操作ボタンから構成されている。
記憶部25には、運転情報記憶領域が確保されている。当該運転情報記憶領域には、制御部22により取得される室内ユニット10aおよび室外ユニット40aの運転情報が所定の時間分蓄積される。
(4)親コントローラ30の構成
親コントローラ30は、通常のパーソナルコンピュータであり、図4に示すように、主として通信部31、制御部32、表示部33、入力部34および記憶部35から構成されている。親コントローラ30は、施設1内の空調設備10全体を管理する管理室(建物1a内に存在)に設置され、当該管理室に所属する統括管理者によって操作される。
通信部31は、親コントローラ30をLAN5aに接続するネットワークインターフェースであり、子コントローラ20a,20b,・・・との間で各種信号の授受を行う。
制御部32は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されており、記憶部35に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、通常監視部32a、運転制御部32b、条件判定部32c、表示制御部32d、検索部32e、グループ登録部32f、条件設定部32g、特別監視部32hおよび除外部32iとして動作する。
通常監視部32aは、子コントローラ20a,20b,・・・を介してそれぞれ室内ユニット10a,10b,・・・および室外ユニット40a,40b,・・・の項目I1群,I2についての運転情報等を収集する。また、時間間隔P5で(本実施形態では、5分ごとに)、収集した運転情報その他記憶部35内の各種情報に基づき、室内ユニット10a,10b,・・・における所定の項目I5群についての異常の有無を判断する。
運転制御部32bは、子コントローラ20a,20b,・・・を介してそれぞれ室内ユニット10a,10b,・・・の制御部12に運転指令を送信し、室内ユニット10a,10b,・・・の運転を制御する。
条件判定部32cは、記憶部35内の検索条件C1,C2,・・・(後述する)に合致する室内ユニット10a,10b,・・・を検索する。表示制御部32dは、条件判定部32cと協調しつつ、表示部33上に表示される室内ユニット10a,10b,・・・の管理画面を作成する。
検索部32eは、室内ユニット10a,10b,・・・および室外ユニット40a,40b,・・・の運転情報その他記憶部35内の各種情報に基づき、入力部34を介して統括管理者により入力された抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・を検索する。
グループ登録部32fは、検索部32eによる検索の結果を利用しつつ、統括管理者に対し、1又は複数の室内ユニット10a,10b,・・・からなる特別監視グループの登録を受け付ける。
条件設定部32gは、統括管理者に対し、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・の監視にのみ適用される特別の監視条件の入力を受け付ける。また、条件設定部32gは、統括管理者に対し、特別監視グループから室内ユニット10a,10b,・・・を除外するための除外条件の入力を受け付ける。
特別監視部32hは、時間間隔P3で、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・の項目I3についての運転情報を、それぞれ子コントローラ20a,20b,・・・を介して収集する。また、時間間隔P6で、収集した運転情報その他記憶部35内の各種情報に基づき、室内ユニット10a,10b,・・・における項目I6についての異常の有無を判断する。なお、時間間隔P3,P6および項目I3,I6は、条件設定部32gを介して設定される特別の監視条件である。
除外部32iは、室内ユニット10a,10b,・・・および室外ユニット40a,40b,・・・の運転情報その他記憶部35内の各種情報に基づき、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・のうち、当該特別監視グループから除外すべき室内ユニット10a,10b,・・・を検索する。特別監視グループから除外すべきか否かは、室内ユニット10a,10b,・・・が除外条件に合致するか否かにより判断される。除外条件は、入力部34を介して統括管理者により入力され、特別監視グループに対応付けられた態様で記憶部35内に記憶される。
より具体的には、除外部32iは、時間間隔P9で、記憶部35内の各種情報に基づき、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・のそれぞれについて、当該特別監視グループに対応する除外条件が満たされるか否かを判断してゆく。続いて、除外部32iは、除外条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・が検出されると、当該室内ユニットを当該特別監視グループから除外する。つまり、後述するグループデータベース35f内の当該特別監視グループに対応するレコードに含まれる、機器IDのリストから、除外条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・の機器IDを削除する。当該削除により、機器IDのリストに連ねる機器IDが存在しなくなる、つまり、当該特別監視グループを構成する室内ユニット10a,10b,・・・が存在しなくなる場合には、グループデータベース35f内から当該特別監視グループに対応するレコード自体が削除される、つまり、当該特別監視グループの登録が抹消される。
各部32a〜32iの動作の詳細については、後述する。
表示部33は、主としてディスプレイから構成されており、入力部34は、主としてマウスおよびキーボードから構成されている。
記憶部35は、主としてハードディスクから構成されており、施設1全体および施設1を構成する各空間の見取図が格納される見取図データベース35aと、室内ユニット10a,10b,・・・の位置情報が格納される位置情報データベース35bと、室内ユニット10a,10b,・・・および室外ユニット40a,40b,・・・の運転情報が蓄積される運転情報データベース35cと、室内ユニット10a,10b,・・・における異常の履歴が格納される異常履歴データベース35dと、室内ユニット10a,10b,・・・および室外ユニット40a,40b,・・・の基本情報が格納される基本情報データベース35eと、特別監視グループを定義する情報が格納されるグループデータベース35fとを有している。
a)見取図データベース
図5に示すように、見取図データベース35aは、階層構造を有するデータベースである。より具体的には、見取図データベース35a内には、施設1全体の概略平面図、施設1を構成する建物1a,1b,・・・の概略側面図および建物1a,1b,・・・を構成する単位空間の概略平面図が、施設1の現実の物理的な空間構造に対応するように階層的に格納されている。すなわち、見取図データベース35aの階層構造上、最上位には施設1全体の概略平面図が位置付けられ、その1つ下位には建物1a,1b,・・・の概略側面図が位置付けられ、その1つ下位つまり最下位には単位空間の概略平面図が位置付けられている。
単位空間の概略平面図は、壁、柱、ドア、階段等が図示された画像データである。単位空間の概略平面図を構成する各点には、2次元座標が割り当てられている。
見取図データベース35a内の各見取図には、当該見取図がどの空間に対応するのかを示すインデックス情報が付加されている。当該インデックス情報を集合させると、施設1の現実の空間構造を示す情報になる。
b)位置情報データベース
図6に示すように、位置情報データベース35bは、「機器ID」「建物」「単位空間」および「座標」フィールドを有する表形式のデータベースである。
位置情報データベース35b内のレコードは、空調設備10に含まれる室内ユニット10a,10b,・・・に1対1で対応しており、1のレコードは、1の室内ユニット10a,10b,・・・の位置情報を記録するものである。室内ユニット10a,10b,・・・の位置は、「建物」「単位空間」および「座標」フィールドの値の組み合わせにより特定される。
「機器ID」フィールドには、室内ユニット10a,10b,・・・の機器IDが格納され、「建物」フィールドには、当該室内ユニット10a,10b,・・・が設置されている建物1a,1b,・・・の名称が格納され、「単位空間」フィールドには、当該室内ユニット10a,10b,・・・が設置されている単位空間の名称が格納され、「座標」フィールドには、当該単位空間の概略平面図上の2次元座標を基準とする、当該室内ユニット10a,10b,・・・の座標情報が格納される。
c)運転情報データベース
運転情報データベース35cは、通常監視部32aおよび特別監視部32hが室内ユニット10a,10b,・・・および室外ユニット40a,40b,・・・の運転情報を取得する度に更新される。
より具体的には、通常監視部32aは、子コントローラ20a,20b,・・・からそれぞれ時間間隔P1で送信されてくる室内ユニット10a,10b,・・・の項目I1群についての運転情報を、受領後直ちに運転情報データベース35cのデータ構造に合わせて整形し、新たなレコードとして運転情報データベース35cに格納する。
同様に、通常監視部32aは、子コントローラ20a,20b,・・・からそれぞれ時間間隔P2で送信されてくる室外ユニット40a,40b,・・・の項目I2群についての運転情報を、受領後直ちに運転情報データベース35cのデータ構造に合わせて整形し、新たなレコードとして運転情報データベース35cに格納する。
また、通常監視部32aは、子コントローラ20a,20b,・・・からリモコン14による運転指令の内容に関する運転情報が送信されてきた場合にも、当該運転情報を受領後直ちに運転情報データベース35cのデータ構造に合わせて整形し、新たなレコードとして運転情報データベース35cに格納する。
さらに、特別監視部32hは、時間間隔P3で、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・の項目I3についての運転情報を受け取ると、当該運転情報を直ちに運転情報データベース35cのデータ構造に合わせて整形し、新たなレコードとして運転情報データベース35cに格納する。
なお、新たなレコードには、対応する室内ユニット10a,10b,・・・および室外ユニット40a,40b,・・・の機器ID、および、その元となる運転情報の受信時刻等が格納される。
d)異常履歴データベース
異常履歴データベース35dは、通常監視部32aが子コントローラ20a,20b,・・・から室内ユニット10a,10b,・・・における異常の通知を受け取る度に、あるいは、通常監視部32aおよび特別監視部32hが室内ユニット10a,10b,・・・における異常を検出する度に更新される。異常履歴データベース35d内のレコードは、室内ユニット10a,10b,・・・における異常に1対1で対応する。
通常監視部32aは、子コントローラ20a,20b,・・・から室内ユニット10a,10b,・・・における項目I4についての異常の通知を受け取ると、当該通知の内容を直ちに異常履歴データベース35d内のデータ構造に合わせて整形し、新たなレコードとして異常履歴データベース35dに格納する。
また、通常監視部32aは、室内ユニット10a,10b,・・・における項目I5についての異常を検出すると、当該異常の内容を直ちに異常履歴データベース35d内のデータ構造に合わせて整形し、新たなレコードとして異常履歴データベース35dに格納する。
同様に、特別監視部32hは、室内ユニット10a,10b,・・・における項目I6についての異常を検出すると、当該異常の内容を直ちに異常履歴データベース35d内のデータ構造に合わせて整形し、新たなレコードとして異常履歴データベース35dに格納する。
各レコードには、当該レコードに対応する異常の発生した室内ユニット10a,10b,・・・の機器ID、当該異常の発生日時、当該異常の種別(機器そのものの異常であるか、通信異常であるか、ネットワーク異常であるか等)、および、当該異常に対する処置の有無に関する情報等が格納される。なお、異常に対する処置の有無は、当該異常に対する処置が終了したことを示す情報が管理者により入力されたか否かによって判断される。
e)基本情報データベース
基本情報データベース35eは、室内ユニット10a,10b,・・・および室外ユニット40a,40b,・・・の基本情報を格納するデータベースである。基本情報データベース35e内のレコードは、室内ユニット10a,10b,・・・および室外ユニット40a,40b,・・・に1対1で対応する。
各レコードには、当該レコードに対応する室内ユニット10a,10b,・・・又は室外ユニット40a,40b,・・・の機器ID、機種名、機種番号、製造年月日、製造番号、および、施設1への導入日等が格納される。
f)グループデータベース
グループデータベース35fは、特別監視グループを定義する情報を格納するデータベースである。グループデータベース35f内のレコードは、特別監視グループに1対1で対応する。
各レコードには、当該レコードに対応する特別監視グループの名称、特別監視グループを構成する1又は複数の室内ユニット10a,10b,・・・の機器IDのリスト、および、特別監視グループの説明等が格納される。
(5)特別監視グループの登録
以下、統括管理者が、特別監視グループの登録を行う手順を説明する。
まず、統括管理者は、親コントローラ30の入力部34を操作し、表示部33上に検索ウィンドウを表示させる。検索ウィンドウは、室内ユニット10a,10b,・・・を検索するためのGUI(Graphical User Interface)である。なお、検索ウィンドウの起動、更新および終了等に伴う表示制御は、表示制御部32dにより行われるものとする。
検索ウィンドウ上には、抽出条件の入力欄が設けられている。統括管理者が当該入力欄に何らかの抽出条件を入力すると、検索部32eは、入力された抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・のリストを運転情報データベース35cおよび異常履歴データベース35dその他記憶部35内の各種データベースから抽出するための検索クエリを作成し、実行する。表示制御部32dは、検索クエリの実行結果、すなわち、入力された抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・のリスト(より正確には、機器IDのリスト)を、検索ウィンドウ上に表示させる。
抽出条件としては、例えば、異常が頻発している、リモコン14による操作が頻繁に行われている、設定温度と室内温度との乖離が大きい等、運転情報データベース35cおよび異常履歴データベース35dその他記憶部35内の各種データベースが保持する情報に基づき判断し得る任意の条件を指定することができる。異常が頻発しているか否かは、例えば、所定期間内に同一又は任意の異常が所定回数以上発生したか否かで判断し得る。リモコン14による操作が頻繁に行われているか否かは、例えば、所定期間内に特定の又は任意のリモコン操作が所定回数以上発生したか否かで判断し得る。また、検索ウィンドウ上では、抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・がランキング形式で表示されるようになっている。例えば、上記抽出条件を例にとると、異常の頻度順、リモコン14による操作頻度順、設定温度と室内温度との乖離の大きさ順に、室内ユニット10a,10b,・・・の機器IDが並べられる。
検索ウィンドウ上では、上記リストが表示されている間、上記リスト中の一部又は全部の機器IDを任意に選択できるようになっている。また、検索ウィンドウ上には、上記リスト中の一部又は全部の機器IDに係る室内ユニット10a,10b,・・・を特別監視グループにまとめるためのグループ化ボタンが設けられている。統括管理者が、上記リスト中の一部又は全部の機器IDを選択した状態で、上記グループ化ボタンを押下すると、グループ登録部32fは、グループデータベース35f内にレコードを1つ新規作成する。かかるレコードには、上記グループ化ボタンの押下時に選択されていた機器IDがリスト化されて格納される。
上記グループ化ボタンが押下されると、レコードの新規作成に係る上記処理と並行して、表示部33上には、検索ウィンドウに代わってグループ登録ウィンドウが表示される。なお、グループ登録ウィンドウの起動、更新および終了等に伴う表示制御は、表示制御部32dにより行われるものとする。グループ登録ウィンドウは、現在登録をしようとしている特別監視グループの属性情報(名称および説明等)の入力を受け付けるためのGUIである。グループ登録ウィンドウを介して入力された特別監視グループの属性情報は、グループデータベース35f内の当該特別監視グループに対応するレコードに格納される。
なお、検索ウィンドウは、異なる室内ユニット群15a,15b,・・・に属する複数の室内ユニット10a,10b,・・・の機器IDの同時選択を受け付けている。従って、統括管理者は、特別監視グループの作成に当たり、所属先の室内ユニット群15a,15b,・・・が同じであるか否かに拘らず、室内ユニット10a,10b,・・・を自在にグループ化することができる。
(6)特別の監視条件の設定
上述のとおり、施設1内の全ての室内ユニット10a,10b,・・・に対しては、通常の監視条件(時間間隔P1,P2,P4,P5および項目I1,I2,I4,I5を含む。)による運転情報の収集および異常の有無の判断が行われている。そして、かかる通常の監視に加え、群管理システム100では、統括管理者の設定に応じて、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・を特別の監視条件(時間間隔P3,P6および項目I3,I6を含む。)により特別に監視することができる。
以下、統括管理者が、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・に対し特別の監視条件を設定する手順を説明する。
まず、統括管理者は、親コントローラ30の入力部34を操作し、表示部33上に監視条件設定ウィンドウを表示させる。監視条件設定ウィンドウは、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・を特別に監視するための特別の監視条件を設定するためのGUIである。なお、監視条件設定ウィンドウの起動、更新および終了等に伴う表示制御は、表示制御部32dにより行われるものとする。
監視条件設定ウィンドウ上には、特別監視グループの選択欄、特別の監視条件の入力欄および確定ボタンが設けられている。統括管理者が当該選択欄でグループデータベース35f内に登録済みの特別監視グループを1つ選択し、当該入力欄に当該特別監視グループに適用する特別の監視条件を入力し、かかる状態で上記確定ボタンを押下すると、条件設定部32gは、入力された特別の監視条件を記憶部35内に記憶する。かかる特別の監視条件には、上記選択欄を介して選択された特別監視グループの名称が対応付けられる。
なお、監視条件設定ウィンドウへは、グループ登録ウィンドウからも容易に遷移できるようになっているものとする。
(7)除外条件の設定
上述のとおり、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・については、特別の監視条件(時間間隔P3,P6および項目I3,I6を含む。)により特別な運転情報の収集および異常の有無の判断が行われている。さらに、特別監視グループに対しては、必要に応じて当該特別監視グループから室内ユニット10a,10b,・・・を除外するための除外条件を設定することが可能である。除外条件は、当該特別監視グループに対応する特別の監視条件を否定する条件として設定することも可能であるし、当該特別の監視条件から独立した条件として設定することも可能である。
以下、統括管理者が、特別監視グループに対し除外条件を設定する手順を説明する。
まず、統括管理者は、親コントローラ30の入力部34を操作し、表示部33上に除外条件設定ウィンドウを表示させる。除外条件設定ウィンドウは、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・を当該特別監視グループから除外するための除外条件を設定するためのGUIである。なお、除外条件設定ウィンドウの起動、更新および終了等に伴う表示制御は、表示制御部32dにより行われるものとする。
除外条件設定ウィンドウ上には、特別監視グループの選択欄、除外条件の入力欄および確定ボタンが設けられている。統括管理者が当該選択欄でグループデータベース35f内に登録済みの特別監視グループを1つ選択し、当該入力欄に当該特別監視グループに適用する除外条件を入力し、かかる状態で上記確定ボタンを押下すると、条件設定部32gは、入力された除外条件を記憶部35内に記憶する。かかる除外条件には、上記選択欄を介して選択された特別監視グループの名称が対応付けられる。
なお、除外条件設定ウィンドウへは、グループ登録ウィンドウおよび監視条件設定ウィンドウからも容易に遷移できるようになっているものとする。
(8)抽出条件、特別の監視条件および除外条件の具体的な内容
統括管理者は、抽出条件、特別の監視条件、およびあれば除外条件について、例えば以下のように組み合わせて設定することができる。
(8−1)
ある異常の検出に係る通常の監視条件として、空調設備10に含まれる所定の部品の所定の状態値(温度、圧力など)が所定値S1以上となる状態が所定時間T1継続したことが設定されている場合において、抽出条件として、所定時間内に当該異常が所定回数以上発生したことを設定する。当該異常の検出に係る特別の監視条件としては、当該部品の当該状態値が所定値S2以上となる状態が所定時間T2継続したことを設定する。なお、S1>S2、および/または、T1>T2とする。あるいは、これの代わりに又はこれに加えて、当該異常の検出に係る特別の監視条件としては、当該異常の発生を予知することが可能な、別の状態値(温度、圧力などであり、同じ又は別の部品の同じ又は別の状態値)に基づく条件を設定する。除外条件としては、当該異常に対する処置を行ったことを設定する。なお、当該除外条件の成否は、異常履歴データベース35dを参照することにより判断され得る。
上記組み合わせによれば、異常の再発を防止し、又は軽微な変調を異常に至る前に早期に発見することができる。
(8−2)
抽出条件として、(8−1)の除外条件を満たすことを設定する。あるいは、これの代わりに又はこれに加えて、空調設備10に含まれる部品の製造番号が変更されたこと、又は、親コントローラ30がサービスセンターの遠隔管理サーバに接続されている場合に、当該サーバのサービス履歴データベースに処置が終了している旨を示す情報が存在していることを設定する。製造番号の変更は、基本情報データベース35eを参照することにより判断され得、サービス履歴データベースに処置が終了している旨を示す情報が存在しているか否かは、親コントローラ30が遠隔管理サーバにアクセスしたり、遠隔管理サーバからの通知を受けることにより判断され得る。特別の監視条件としては、既存の異常の検出に係る条件をより厳しくしたものを設定する。あるいは、これの代わりに又はこれに加えて、特別の監視条件として、異常を判定するための、既存の条件とは別のロジックを設定してもよい。除外条件としては、当該特別監視グループに入った後所定時間内に、当該特別の監視条件下で異常が検出されなかったことを設定する。
上記組み合わせによれば、異常に対する処置が適切に行われたことを確認することができる。
(8−3)
抽出条件として、不具合が確認されている機種であることを設定する。同じ機種の室内ユニット10a,10b,・・・の抽出は、統括管理者が検索キーとして機種名や機種番号を入力し、基本情報データベース35e内を検索することにより行われる。特別の監視条件としては、当該機種の製品の不具合が発症する予兆を監視するためのロジックを新たに追加する、および/または既存の異常の検出に係る条件をより厳しくなるように変更する。除外条件としては、当該不具合に対する処置が行われたことを設定する。
上記組み合わせによれば、特定の機種に不具合が確認された場合に、製造業者による対処が採られるまでの安全性を確保することができる。
(8−4)
抽出条件として、新規に監視対象として追加されたことを設定する。抽出条件の成否は、例えば、親コントローラ30への接続に係る初期設定が行われたか否かにより判断される。特別の監視条件としては、一般的に施工不良や初期不良として発生し易い異常を検出するためのロジック、および/または新規に追加した機器の能力を推定するロジックを設定する、および/または既存の異常の検出に係る条件をより厳しくなるように変更する。除外条件としては、当該特別監視グループに入った後所定時間内に、当該特別の監視条件下で異常が検出されなかったこと、および/または所定の能力が維持されていることを設定する。
上記組み合わせによれば、機器の更新や新規追加時に発生し易い施工不良や初期不良に係る異常を早期に発見することができる。
(8−5)
抽出条件として、室内ユニット10a,10b,・・・の設定温度と室内温度(例えば、室内ユニットの空気吸い込み口付近の温度センサにより検出される吸込温度)との温度差が所定値以上の状態が所定時間T4継続したことを設定する。特別の監視条件としては、当該温度差が当該所定値以上となる状態が所定時間T5継続したか、又は所定時間内に当該抽出条件に該当する回数が所定回数以上発生したことを設定する。なお、T5>>T4とする。除外条件としては、当該特別の監視条件を否定するものを設定する。
上記組み合わせによれば、空調設備10の能力不足や運用状態の不具合(設定温度が不適切である、又は扉や窓が開放されたままになっているなど)を発見することができる。
(8−6)
抽出条件として、運転スケジュールによる当日の最後の停止制御の時刻以降に、所定時間以上起動状態にあったことを設定する。なお、運転スケジュールは、親コントローラ30又は子コントローラ20a,20b,・・・に保持されているものとする。特別の監視条件としては、所定時間内に当該抽出条件に所定回数U1以上該当したことを設定する。除外条件としては、当該所定期間内に当該抽出条件に所定回数U2以下しか該当しなかったことを設定する。なお、U2<U1である。
上記組み合わせによれば、夜間など、停止しているはずの時間帯の消し忘れを発見することができる。
なお、上記「既存の異常の検出に係る条件をより厳しくする」とは、以下に例示するような内容を意味する。
例1)既存の条件が“ある部分の温度>第1温度”の場合、厳しい条件は“ある部分の温度>第2温度”とする。但し、第2温度<第1温度であり、かつ第2温度は正常温度範囲に属する。
例2)既存の条件が“ある部分の温度<第3温度”の場合、厳しい条件は“ある部分の温度<第4温度”とする。但し、第4温度>第3温度であり、かつ第4温度は正常温度範囲に属する。
なお、温度ではなく圧力に関し、上記例1,2のような判断を行う場合も、同様に考える。
例3)既存の条件が“ある状態が第1時間継続”の場合、厳しい条件は“ある状態が第2時間以上継続”とする。但し、第2時間<第1時間であり、かつ第2時間は正常な動作範囲よりも長い。
例4)既存の条件が“ある状態の成立が、第1回数発生”の場合、厳しい条件は“ある状態の成立が、第2回数発生”とする。但し、第2回数<第1回数であり、正常動作範囲で発生し得る回数よりも多い。
(9)管理画面
図7〜図11に示す管理画面は、統括管理者による室内ユニット10a,10b,・・・の管理に供する画面であり、親コントローラ30の表示制御部32dにより作成され、親コントローラ30の表示部33上に表示される。
管理画面は、主として3つの領域A1〜A3に分割されている。左側の領域A1には、ツリー構造Ts,Toが表示され、中央に大きく広がる領域A2には、施設1全体又は施設1を構成する空間の模式図等が表示され、右側の領域A3には、各種操作ボタンB1〜B5が表示される。
a)ツリー構造
図7〜図11に示すように、左側の領域A1内の空間ツリー構造Tsは、左右に並ぶ正方形のアイコンと文字とからなる複数のオブジェクトをツリー状に配列したものである。より具体的には、空間ツリー構造Tsは、施設1全体に対応するオブジェクトO1をルートオブジェクトとし、オブジェクトO1から建物1a,1b,・・・に対応するオブジェクトO2が分岐し、さらに各オブジェクトO2から単位空間に対応するオブジェクトO3が分岐した態様となっている。なお、オブジェクトO2は、建物1a,1b,・・・に1対1で対応し、各オブジェクトO2から分岐するオブジェクトO3は、当該オブジェクトO2に対応する建物1a,1b,・・・内の単位空間に1対1で対応する。表示制御部32dは、見取図データベース35aを参照し、そのデータ構造のとおりにオブジェクトO1〜O3を配列することにより、空間ツリー構造Tsを形成する。
各オブジェクトO1〜O3に含まれる文字は、見取図データベース35a内のインデックス情報に基づいて決定される。すなわち、施設1全体に対応するオブジェクトO1に含まれる文字は、施設1全体の見取図に付加されているインデックス情報に基づいて「施設1」に決定され、建物1aに対応するオブジェクトO2に含まれる文字は、建物1aの見取図に付加されているインデックス情報に基づいて「建物1a」に決定され、建物1a内の4階北側を占める単位空間に対応するオブジェクトO3に含まれる文字は、建物1a内の4階北側を占める単位空間の見取図に付加されているインデックス情報に基づいて「4階北側」に決定される。
各オブジェクトO1〜O3に含まれるアイコンは、当該オブジェクトO1〜O3に対応する空間(施設1全体、建物1a,1b,・・・又は単位空間)内の室内ユニット10a,10b,・・・の状態に応じて色が変わる。なお、各室内ユニット10a,10b,・・・の状態は、条件判定部32cにより判定される。表示制御部32dは、当該判定の結果に応じて各アイコンに付すべき色を判断し、当該アイコンの色を変化させる。
より具体的には、条件判定部32cは、時間間隔P7で(本実施形態では、1分ごとに)、記憶部35内の各種データベースを参照し、各室内ユニット10a,10b,・・・が記憶部35内の検索条件C1,C2,・・・に合致するか否かを判断してゆく。一方、表示制御部32dは、時間間隔P8で(本実施形態では、1分ごとに)、各空間(施設1全体、建物1a,1b,・・・又は単位空間)に対応するアイコンの色を決定してゆく。アイコンの色は、当該アイコンに対応する空間内の少なくとも1台の室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1を満たす場合には、第1色、検索条件C1を満たさないが検索条件C2を満たす場合には、第2色、というような方式で決定される。言い換えると、検索条件C1,C2,・・・には互いに異なる色が予め対応付けられており、アイコンに付される色は、合致する検索条件C1,C2,・・・に対応する色となるが、複数の検索条件C1,C2,・・・に合致する場合には、検索条件C1,C2,・・・の順で優先される。なお、いずれの検索条件C1,C2,・・・をも満たさない場合には、デフォルト色となる。
以上により、統括管理者は、空間ツリー構造Tsのアイコンを見るだけで、当該アイコンに対応する空間内の室内ユニット10a,10b,・・・に発生している異常等の事実(より正確には、当該アイコンに対応する空間内の室内ユニット10a,10b,・・・の少なくとも1台が検索条件C1,C2,・・・に合致しているか否か)をすばやく察知することができる。なお、記憶部35内の検索条件C1,C2,・・・の変更、追加および削除は、統括管理者が入力部24を操作することにより、任意のタイミングで可能となっている。すなわち、統括管理者は、自身が監視したい事実がアイコンの色に反映されるよう、検索条件C1,C2,・・・を自由に設定することができる。
検索条件C1は、異常が発生している場合に満たされる条件である。従って、統括管理者は、アイコンの色から、室内ユニット10a,10b,・・・における異常をチェックすることができる。なお、ある室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1に合致するか否かの判定は、条件判定部32cにより、異常履歴データベース35dを参照することにより行われる。
その他の検索条件C2,・・・としては、例えば、以下のようなものが設定されている。
第1の例としては、設定温度が25℃以下であり、かつ、室内温度も25℃以下であることを条件とするものが挙げられる。かかる場合、アイコンの色から、設定温度が25℃以下と低めに設定されており、かつ、現実の室内温度が25℃以下になっている冷やし過ぎの室内ユニット10a,10b,・・・の存在をチェックすることができる。なお、ある室内ユニット10a,10b,・・・が当該検索条件に合致するか否かの判定は、条件判定部32cにより、運転情報データベース35cを参照することにより行われる。
また、第2の例としては、製造年月日が5年以前であり、かつ、運転中であること条件とするものが挙げられる。かかる場合、アイコンの色から、5年以前に製造された古い室内ユニット10a,10b,・・・の消し忘れをチェックすることができる。なお、ある室内ユニット10a,10b,・・・が当該検索条件に合致するか否かの判定は、条件判定部32cにより、基本情報データベース35eおよび運転情報データベース35cを参照することにより行われる。
また、図7〜図11に示すように、左側の領域A1内の空間ツリー構造Tsの下側には、グループデータベース35f内に登録されている特別監視グループの数だけオプションツリー構造Toが表示される。つまり、オプションツリー構造Toは、グループデータベース35f内に登録されている特別監視グループに1対1で対応しており、グループデータベース35f内に特別監視グループが登録されていない場合には表示されない。
オプションツリー構造Toは、左右に並ぶ正方形のアイコンと文字とからなる複数のオブジェクトをツリー状に配列したものである。より具体的には、オプションツリー構造Toは、1の特別監視グループに対応するオブジェクトO7をルートオブジェクトとし、オブジェクトO7から当該特別監視グループに属する全ての室内ユニット10a,10b,・・・に1対1で対応するオブジェクトO8が分岐した態様となっている。
各オブジェクトO7,O8に含まれる文字は、グループデータベース35f内のレコードに基づいて決定される。より具体的には、オブジェクトO7に含まれる文字は、当該オブジェクトO7に対応する特別監視グループの名称となり、オブジェクトO8に含まれる文字は、当該オブジェクトO7に対応する特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・の機器IDとなる。
また、各オブジェクトO8に含まれるアイコンは、当該オブジェクトO8に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の状態に合わせてその色が変わるようになっている。一方、各オブジェクトO7に含まれるアイコンは、当該オブジェクトO7に対応する特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・の状態に合わせてその色が変わるようになっている。オプションツリー構造To上のアイコンの色の決定は、表示制御部32dが空間ツリー構造Ts上のアイコンに付する色を決定する場合と同様に行われる。
すなわち、表示制御部32dは、条件判定部32cによる判定の結果に応じて、時間間隔P8で、各オブジェクトO7,O8に含まれるアイコンの色を決定してゆく。オブジェクトO8に含まれるアイコンの色は、当該アイコンに対応する室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1を満たす場合には、第1色、検索条件C1を満たさないが検索条件C2を満たす場合には、第2色、というような方式で決定され、いずれの検索条件C1,C2,・・・をも満たさない場合には、デフォルト色となる。一方、オブジェクトO7に含まれるアイコンの色は、当該アイコンに対応する特別監視グループに属する少なくとも1台の室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1を満たす場合には、第1色、検索条件C1を満たさないが検索条件C2を満たす場合には、第2色、というような方式で決定され、いずれの検索条件C1,C2,・・・をも満たさない場合には、デフォルト色となる。
表示制御部32dは、図7〜図11に示す管理画面が表示部33上に表示されている間、時間間隔P10で(例えば、1秒ごとに)、左側の領域A1に表示すべきツリー構造Ts,Toの態様を判断している。従って、見取図データベース35a内の空間構造の定義情報が更新されると速やかに、領域A1内に表示される空間ツリー構造Tsの態様が変更されることになる。同様に、グループデータベース35f内の特別監視グループの定義情報が更新されると速やかに、領域A1内に表示されるオプションツリー構造Toの態様が変更されることになる。従って、特別監視グループが新たに登録されると、領域A1内に自動的に当該グループに対応するオプションツリー構造Toが表示され、逆に削除されると、自動的に消える。また、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・に変更があると、当該グループに対応するオプションツリー構造ToのアイコンO8の数が変更される。
以上により、統括管理者は、オプションツリー構造Toのアイコンを見るだけで、当該アイコンに対応する室内ユニット10a,10b,・・・に発生している異常等の事実(より正確には、当該アイコンに対応する室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1,C2,・・・に合致しているか否か)をすばやく察知したり、当該アイコンに対応する特別監視グループに属する少なくとも1台の室内ユニット10a,10b,・・・に発生している異常等の事実(より正確には、当該アイコンに対応する特別監視グループに属する少なくとも1台の室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1,C2,・・・に合致しているか否か)をすばやく察知することができる。
また、最下位以外の階層の各オブジェクトO1,O2,O7の左側には、折り畳みボタンが設けられている。折り畳みボタンが「+」の状態の場合には、その右側のオブジェクト(つまり、1つ下位のオブジェクト)が非表示状態にあることを意味し、折り畳みボタンが「−」の状態の場合には、その右側のオブジェクト(つまり、1つ下位のオブジェクト)が表示中であることを意味する。
b)施設1全体および施設1を構成する各空間の模式図
図7〜図9に示すように、中央の領域A2には、統括管理者により入力部34を介して現在選択されている空間(施設1全体、建物1a,1b,・・・又は単位空間)の模式図が表示される。図7は、施設1全体が選択されている状態の画面例であり、図8は、建物1aが選択されている状態の画面例であり、図9は、建物1a内の3階北側の単位空間が選択されている状態の画面例である。
ただし、図10に示すように、統括管理者により領域A1内でオブジェクトO7が選択されている場合には、領域A2には、空間(施設1全体、建物1a,1b,・・・又は単位空間)の模式図に代わって、当該オブジェクトO7に対応する特別監視グループに属する全ての室内ユニット10a,10b,・・・に対応するオブジェクトO9が一覧表示される。当該オブジェクトO9は、オブジェクトO8と共通の形態および機能を有している。また、領域A2には、グループデータベース35fを参照し、当該オブジェクトO7に対応する特別監視グループの説明も表示される。
一方、図11に示すように、統括管理者により領域A1内でオブジェクトO8が選択されている場合には、領域A2には、当該オブジェクトO8に対応する室内ユニット10a,10b,・・・が存在する単位空間の模式図が表示される。
b−1)施設全体の模式図
図7に示すように、表示制御部32dは、空間ツリー構造Ts上で施設1全体に対応するオブジェクトO1が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aからオブジェクトO1に対応する空間の見取図、すなわち、施設1全体の概略平面図を抽出し、領域A2内に表示させる。
施設1全体の概略平面図上の各建物1a,1b,・・・に対応する部分は、オブジェクトO4化されており、当該建物1a,1b,・・・内の室内ユニット10a,10b,・・・の状態に合わせてその色が変わるようになっている。領域A2内の建物1a,1b,・・・に対応するオブジェクトO4には、空間ツリー構造Ts上の当該建物1a,1b,・・・に対応するオブジェクトO2と同じ色が付されることになる。
b−2)各建物の模式図
図8に示すように、表示制御部32dは、空間ツリー構造Ts上でいずれかの建物1a,1b,・・・に対応するオブジェクトO2が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから当該オブジェクトO2に対応する空間の見取図、すなわち、当該建物1a,1b,・・・の概略側面図を抽出し、領域A2内に表示させる。なお、領域A2内に施設1全体の模式図が表示されている時に、その図上に配置されているオブジェクトO4が選択された場合にも、領域A2内に建物1a,1b,・・・の概略側面図が表示されることになる。
建物1a,1b,・・・の概略側面図上の各単位空間に対応する部分は、オブジェクトO5化されており、当該単位空間内の室内ユニット10a,10b,・・・の状態に合わせてその色が変わるようになっている。領域A2内の単位空間に対応するオブジェクトO5には、空間ツリー構造Ts上の当該単位空間に対応するオブジェクトO3と同じ色が付されることになる。
b−3)各単位空間の模式図
図9に示すように、表示制御部32dは、空間ツリー構造Ts上でいずれかの単位空間に対応するオブジェクトO3が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから当該オブジェクトO3に対応する空間の見取図、すなわち、当該単位空間の概略平面図を抽出し、領域A2内に表示させる。なお、領域A2内に建物1a,1b,・・・の模式図が表示されている時に、その図上に配置されているオブジェクトO5が選択された場合、ならびに、オプションツリー構造To上でオブジェクトO8が選択された場合(図11参照)にも、領域A2内に単位空間の概略平面図が表示されることになる。
さらに、表示制御部32dは、領域A2内に表示されている当該単位空間の概略平面図上に、当該単位空間内に設置されている室内ユニット10a,10b,・・・に対応するオブジェクトO6を配置する。より具体的には、表示制御部32dは、位置情報データベース35b内を検索して「建物」および「単位空間」フィールドに現在選択されている単位空間を特定する情報が格納されているレコードを抽出し、抽出した1又は複数のレコードの「座標」フィールドの値のとおりに1又は複数のオブジェクトO6を配置する。
各オブジェクトO6は、アイコンと文字とからなる。
各オブジェクトO6に含まれる文字は、位置情報データベース35b内の、当該オブジェクトO6に対応するレコードの「機器ID」フィールドの値となる。
また、各オブジェクトO6に含まれるアイコンは、当該オブジェクトO6に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の状態に合わせてその色が変わるようになっている。領域A2内のアイコンの色の決定は、表示制御部32dがツリー構造Ts,To上のアイコンに付する色を決定する場合と同様に行われる。
すなわち、表示制御部32dは、条件判定部32cによる判定の結果に応じて、時間間隔P8で、各オブジェクトO6に含まれるアイコンの色を決定してゆく。オブジェクトO6に含まれるアイコンの色は、当該アイコンに対応する室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1を満たす場合には、第1色、検索条件C1を満たさないが検索条件C2を満たす場合には、第2色、というような方式で決定され、いずれの検索条件C1,C2,・・・をも満たさない場合には、デフォルト色となる。
以上により、統括管理者は、領域A2内のアイコンを見るだけで、当該アイコンに対応する室内ユニット10a,10b,・・・に発生している異常等の事実(より正確には、当該アイコンに対応する室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1,C2,・・・に合致しているか否か)をすばやく察知することができる。
c)操作ボタン
図7〜図11に示すように、右側の領域A3には、複数の操作ボタンB1〜B5が表示されている。操作ボタンB1〜B4は、領域A2内に施設1全体(図7参照)又は建物1a,1b,・・・の模式図(図8参照)が表示されている間は無効化されており、領域A2内に単位空間の模式図(図9および図11参照)又は特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・のリスト(図10参照)が表示されている間は有効になっている。
領域A2内に単位空間の模式図又は特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・のリストが表示されている間、統括管理者は、入力部34を介して、当該模式図上のいずれかのオブジェクトO6,O9を選択することができる。
そして、あるオブジェクトO6,O9が選択されている状態で、統括管理者により「起動」ボタンB1が押されると、運転制御部32bは、当該オブジェクトO6,O9に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の制御部12に、当該室内ユニット10a,10b,・・・の属する子コントローラ20a,20b,・・・を介して、起動を命じる運転指令を送信する。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a,10b,・・・を容易に起動できるようになっている。
同様に、あるオブジェクトO6,O9が選択されている状態で、統括管理者により「停止」ボタンB2が押されると、運転制御部32bは、当該オブジェクトO6,O9に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の制御部12に、当該室内ユニット10a,10b,・・・の属する子コントローラ20a,20b,・・・を介して、停止を命じる運転指令を送信する。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a,10b,・・・を容易に停止できるようになっている。
一方、あるオブジェクトO6,O9が選択されている状態で、統括管理者により「設定」ボタンB3が押されると、表示部33上に、当該オブジェクトO6,O9に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の運転パラメータ(設定温度、運転モード等)の変更を受け付ける設定変更ウィンドウが表示される。設定変更ウィンドウ上で運転パラメータが変更されると、運転制御部32bは、当該室内ユニット10a,10b,・・・の制御部12に、当該室内ユニット10a,10b,・・・の属する子コントローラ20a,20b,・・・を介して、運転パラメータの変更を命じる運転指令を送信する。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a,10b,・・・の運転パラメータを容易に変更できるようになっている。
一方、あるオブジェクトO6,O9が選択されている状態で、統括管理者により「詳細情報」ボタンB4が押されると、表示部33上に、当該オブジェクトO6,O9に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の詳細情報を示す詳細情報ウィンドウが表示される。詳細情報ウィンドウには、当該室内ユニット10a,10b,・・・に関する、位置情報データベース35bに格納されている位置情報、運転情報データベース35cに格納されている運転情報、異常履歴データベース35dに格納されている異常の履歴および基本情報データベース35eに格納されている基本情報等が表示される。また、オブジェクトO6,O9が所定の方法(入力部34のマウスをダブルクリックするなど)で選択された場合にも、上記詳細情報ウィンドウが表示されるようになっている。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a,10b,・・・の詳細情報に容易にアクセスすることができるようになっている。
また、統括管理者により、入力部34を介して「凡例」ボタンB5が押されると、表示部33上に、各オブジェクトO1〜O9又はそれに含まれるアイコンに付される色の凡例を表示する凡例表示ウィンドウが開くようになっている。従って、統括管理者は、オブジェクトO1〜O9又はそれに含まれるアイコンの色の意味を容易に知ることができる。
〈特徴〉
群管理システム100では、運転情報データベース35cおよび異常履歴データベース35d内の運転履歴に基づき所定の抽出条件に合致すると判断される室内ユニット10a,10b,・・・がグループ化され、特別の監視条件で監視されるようになっている。このように、室内ユニット10a,10b,・・・の特別の監視条件が運転履歴を考慮の上設定されるため、室内ユニット10a,10b,・・・を柔軟に監視することができる。
また、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・の監視の結果は、特別監視グループの単位でオプションツリー構造Toとしてまとめられ、管理画面上に表示される。さらに、当該オプションツリー構造Toは、条件判定部32cおよび表示制御部32dにより自動的に作成される。これにより、統括管理者は、特別監視グループに属する室内ユニット10a,10b,・・・の監視の結果に容易にアクセスすることができる。
〈変形例〉
(1)
上記実施形態において、空間ツリー構造Tsに含まれるオブジェクトO1〜O3の色を決定する条件(例えば、検索条件C1,C2,・・・および各検索条件C1,C2,・・・に対応する色)と、オプションツリー構造Toに含まれるオブジェクトO7,O8の色を決定する条件とが異なるものであってもよい。かかる場合、オプションツリー構造To用の検索条件C1,C2,・・・および当該各検索条件C1,C2,・・・に対応する色は、特別の監視条件として統括管理者が任意に設定できるようになっていることが好ましい。
(2)
上記実施形態において、特別の監視条件による監視が行われる室内ユニット10a,10b,・・・に対しては、通常の監視条件による監視が行われないようにしてもよい。つまり、通常の監視条件による監視と、特別の監視条件による監視とが排他的であってもよい。
また、特別の監視条件とは、通常の監視条件(時間間隔P1,P2,P4,P5および項目I1,I2,I4,I5を含む。)を変更したものであってもよい。
(3)
上記実施形態において、検索部32eが抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・の検索を自動的に開始するようになっていてもよい。
かかる場合、例えば、抽出条件を、予め記憶部35内に記憶させておく。そして、検索部32eに、所定のタイミングで(予め定められている所定の間隔で、又は予め定められている検索に関するスケジュールに従って)当該抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・を自動的に検索させる。一方、表示制御部32dは、当該検索の結果を表示する検索結果ウィンドウを表示部33上に表示させる。当該ウィンドウの態様は、上記実施形態における、抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・のリストを表示する検索ウィンドウの態様と同じである。従って、検索結果ウィンドウを見た統括管理者は、その後、当該ウィンドウ上に示される指示に従って特別監視グループの登録等を行ったり、特別の監視条件を設定したり、除外条件を設定したりすることができる。
あるいは、上記実施形態において、検索部32eが抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・の検索を自動的に開始するだけでなく、グループ登録部32fが特別監視グループを自動的に登録し、削除し、条件設定部32gが特別の監視条件および場合によっては除外条件を自動的に設定し、削除するようになっていてもよい。
かかる場合、例えば、抽出条件、ならびに当該抽出条件に対応する特別の監視条件および必要に応じて除外条件を、予め記憶部35内に記憶させておく。そして、検索部32eに、所定のタイミングで(予め定められている所定の間隔で、又は予め定められている検索に関するスケジュールに従って)当該抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・を自動的に検索させるとともに、グループ登録部32fに、検索部32eが抽出した室内ユニット10a,10b,・・・の全部又は一部を特別監視グループとして自動的に登録させる。なお、一部の室内ユニット10a,10b,・・・を自動的に特別監視グループとする場合とは、例えば、異常が頻発していることが抽出条件とされている場合において、その上位5台を特別監視グループとする場合等である。そして、特別監視グループが自動的に作成されると、条件設定部32gに、予め記憶されている特別の監視条件、およびあれば除外条件を当該特別監視グループに自動的に対応付けさせるようにする。
つまり、本変形例によれば、予め設定されている抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・が自動的に抽出される。その後、抽出されたものの中から統括管理者が手動で全部又は一部を任意に選択し特別監視グループ化できるようになっていてもよいし、抽出されたものの全部が自動で特別監視グループ化されるようになっていてもよいし、抽出されたものの一部が自動で選択され(例えば、ランキング形式で上位いくつというように)特別監視グループ化されるようになっていてもよい。
(4)
上記実施形態では、親コントローラ30による管理上、施設1が3階層の空間として階層化されているが、2階層又は4階層以上の空間として階層化されていてもよい。
(5)
上記実施形態では、ツリー構造Tsは、施設1の現実の物理的な空間構造に対応するように階層的に組み立てられている。しかしながら、ツリー構造Tsを、論理的な空間構造に対応する階層構造としてもよい。例えば、「廊下」というオブジェクトの下位に、複数の建物1a,1b,・・・の廊下に対応する複数のオブジェクトを配置し、「教室」というオブジェクトの下位に、教室に対応する複数のオブジェクトを配置するようしてもよい。従って、現実に物理的に離れた空間どうしをまとめて、より上位の空間とすることができる。
(6)
上記実施形態において、親コントローラ30が、親コントローラ30をサーバコンピュータとするクライアントコンピュータに、上記管理画面を提供するようになっていてもよい。
(7)
上記実施形態では、室内ユニット10a,10b,・・・の状態に合わせて、オブジェクトO1〜O9の色が変更されるようになっている。しかしながら、色だけでなく、形状又は模様あるいはこれらの組合せが変更されるようになっていてもよい。
(8)
上記実施形態において、親コントローラ30が、施設1の遠隔にあるサービスセンター等に設置されている遠隔管理サーバに、インターネット等を介して接続されていてもよい。さらに、当該遠隔管理サーバには、施設1以外の多数の物件に設置されている多数の各種コントローラが接続されるようになっていてもよい。
また、通常の監視条件、抽出条件、特別の監視条件および除外条件の成立の判断に必要な情報が遠隔管理サーバから親コントローラ30に送信されてくるようになっており、当該情報の受信時に自動的に上記条件の成立の判断がなされるようになっていてもよい。
(9)
上記実施形態において、子コントローラ20a,20b,・・・が省略されてもよい。すなわち、室内ユニット10a,10b,・・・が子コントローラ20a,20b,・・・を介さずに親コントローラ30に直接接続され、子コントローラ20a,20b,・・・による処理の全部又は一部を親コントローラ30が担うようになっていてもよい。
(10)
上記実施形態において、群管理システム100が、照明装置、給排水装置、加湿器、昇降機、防犯装置等の空調設備以外の設備機器を管理するようになっていてもよい。また、空調設備を含む又は含まない複数種類の設備機器を管理するようになっていてもよい。
(11)
上記実施形態において、管理画面を介して、室内ユニット10a,10b,・・・と同様に、室外ユニットについても管理できるようになっていてもよい。
(12)
上記実施形態では、検索ウィンドウ上に抽出条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・のリストを表示させ、統括管理者に当該リスト中から特別監視グループに含ませる室内ユニット10a,10b,・・・を任意に選択させるようになっている。しかしながら、リストの表示および統括管理者による選択のステップを省略し、検索部32eにより抽出された室内ユニット10a,10b,・・・の全部をグループ登録部32fが自動的に特別監視グループとしてグループ化するようになっていてもよい。
(13)
上記実施形態では、特別の監視条件は、監視条件設定ウィンドウを介して統括管理者により手動で設定されるようになっている。しかしながら、特別の監視条件は、特別監視グループの作成の完了に応じて、条件設定部32gにより自動で設定されるようになっていてもよい。
(14)
上記実施形態では、除外部32iは、時間間隔P9で、予め設定されている除外条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・が存在するか否かを自動的に判断している。しかしながら、統括管理者が除外条件を手動で入力し、除外条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・の存在を検出し、検出した室内ユニット10a,10b,・・・を特別監視グループから手動で除外するようにしてもよい。
本発明は、設備機器を柔軟に監視することができるという効果を有し、複数の設備機器を監視する機器管理装置として有用である。
1 敷地
1a,1b,・・・ 建物
5a LAN
10 空調設備(設備機器)
10a,10b,・・・ 室内ユニット
20a,20b,・・・ 子コントローラ
30 親コントローラ(機器管理装置)
31 通信部
32 制御部
32a 通常監視部
32d 表示制御部
32e 検索部(抽出部)
32f グループ登録部
32g 条件設定部
32h 特別監視部(グループ監視部)
32i 除外部
34 入力部(受付部)
35 記憶部(蓄積部)
35c 運転情報データベース(蓄積部)
35d 異常履歴データベース(蓄積部)
40a,40b,・・・ 室外ユニット
O1〜O9 オブジェクト
To オプションツリー構造
Ts 空間ツリー構造
特開2005−308278号公報

Claims (9)

  1. 複数の設備機器(10a,10b,・・・)の運転履歴が蓄積される蓄積部(35)と、
    前記運転履歴に基づき、所定の抽出条件に合致する前記設備機器を抽出する抽出部(3 2e)と、
    前記抽出部が抽出した前記設備機器の一部又は全部をグループにするグループ登録部(32f)と、
    前記グループに属する前記設備機器を監視するための第1監視条件を設定する条件設定部(32g)と、
    前記グループに属する前記設備機器を前記第1監視条件で監視するグループ監視部(32h)と、
    を備える、
    機器管理装置(30)。
  2. 前記第1監視条件での監視の結果を前記グループの単位で表示する管理画面を作成する表示制御部(32d)、
    をさらに備える、
    請求項1に記載の機器管理装置(30)。
  3. 前記グループに属しない前記設備機器(10a,10b,・・・)を前記第1監視条件とは異なる第2監視条件で監視する通常監視部(32a)、
    をさらに備える、
    請求項2に記載の機器管理装置(30)。
  4. 前記抽出条件の入力を受け付ける受付部(34)、
    をさらに備え、
    前記抽出部(32e)は、前記抽出条件が前記受付部を介して入力されると、前記抽出条件に合致する前記設備機器(10a,10b,・・・)を抽出する、
    請求項1から3のいずれかに記載の機器管理装置(30)。
  5. 前記抽出部(32e)は、前記抽出条件に合致する前記設備機器(10a,10b,・・・)を所定のタイミングで自動的に抽出する、
    請求項1から4のいずれかに記載の機器管理装置(30)。
  6. 前記グループに属する前記設備機器(10a,10b,・・・)が所定の除外条件に合致するか否かを判断し、前記除外条件に合致すると判断される前記設備機器を前記グループから除外する除外部(32i)、
    をさらに備える、
    請求項1から5のいずれかに記載の機器管理装置(30)。
  7. 前記グループ登録部(32f)は、前記除外部(32i)が前記グループから除外した前記設備機器(10a,10b,・・・)を前記グループと別のグループにし、
    前記条件設定部(32g)は、前記第1監視条件および前記第2監視条件とは異なる、前記別のグループに属する前記設備機器を監視するための第3監視条件を設定し、
    前記グループ監視部(32h)は、前記別のグループに属する前記設備機器を前記第3監視条件で監視する、
    請求項6に記載の機器管理装置(30)。
  8. 前記複数の設備機器(10a,10b,・・・)に含まれる一部の設備機器(10a)を管理する第1子管理装置(20a)との通信を可能にするとともに、前記複数の設備機器に含まれる他の一部の設備機器(10b)を管理する第2子管理装置(20b)との通信を可能にする通信部(31)、
    をさらに備え、
    前記グループ監視部(32h)は、前記通信部を介して前記第1子管理装置および前記第2子管理装置と通信しつつ、前記設備機器を監視する、
    請求項1から7のいずれかに記載の機器管理装置(30)。
  9. 前記グループ登録部(32f)は、前記第1子管理装置(20a)又は前記第2子管理装置(20b)のいずれに属するかに拘らず、前記抽出部が抽出した前記設備機器の一部又は全部を前記グループにする、
    請求項8に記載の機器管理装置(30)。
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