JP2010186229A - 機器管理装置、機器管理プログラムおよび画面提供装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】オブジェクトの折り畳みおよび展開が可能なツリー構造において、目的のオブジェクトに素早くアクセスすることが可能な機器管理装置、機器管理プログラムおよび画面提供装置を提供する。
【解決手段】室内ユニット10a〜10cが散在する空間の構造を表すツリー構造Tにおいて、折り畳まれた状態のオブジェクトO1に展開の命令が与えられると、オブジェクトO1が展開されるだけでなく、オブジェクトO1の1つ下位の複数のオブジェクトO2のうち所定の条件でフィルタリングされたものも併せて展開される。
【選択図】図21
【解決手段】室内ユニット10a〜10cが散在する空間の構造を表すツリー構造Tにおいて、折り畳まれた状態のオブジェクトO1に展開の命令が与えられると、オブジェクトO1が展開されるだけでなく、オブジェクトO1の1つ下位の複数のオブジェクトO2のうち所定の条件でフィルタリングされたものも併せて展開される。
【選択図】図21
Description
本発明は、機器管理装置、機器管理プログラムおよび画面提供装置に関する。
従来より、コンピュータ内にディレクトリのツリーを構築し、各ディレクトリに情報を仕分けして整理する方法が利用されている。かかる場合、一般に画面上では、ツリーを構成するディレクトリに1対1で対応するアイコン等のオブジェクトが当該ツリーの構造に従って配置される。かかる方法は、複数の設備機器をコンピュータ上で集中的に管理する場合にも応用され得る(特許文献1の特開2005−100071号公報)。
そこで、同出願人は、1の施設が占めるルート空間をルートオブジェクトで表現し、ルート空間を構成するサブ空間をサブオブジェクトで表現した上で、設備機器に関する情報を当該設備機器が配置される空間に対応するオブジェクトに関連付けて管理する方法を発明し、平成20年5月29日に出願した(特願2008−141509)。
ところで、サブ空間の数が増してくると、1の画面にツリー全体を表示することは難しくなってくる。かかる問題に対応するべく、特願2008−141509において同出願人は、ツリーを構成するオブジェクトに折り畳みボタンを設けてツリーの全体又は一部を折り畳んだり展開したりすることを開示している。しかしながら、単に折り畳みボタンを設けるだけでは、画面の操作者には、目的のディレクトリに素早くアクセスできないといった不便が依然として残り得る。なお、かかる問題は、複数の設備機器を管理する場合だけでなく、任意の情報を管理する場合に当てはまる。
本発明の課題は、オブジェクトの折り畳みおよび展開が可能なツリー構造において、目的のオブジェクトに素早くアクセスすることが可能な機器管理装置、機器管理プログラムおよび画面提供装置を提供することにある。
第1発明に係る機器管理装置は、条件判定部と、表示制御部とを備え、管理画面を提供する。管理画面は、第1オブジェクト、複数の第2オブジェクトおよび複数の第3オブジェクトを、第1オブジェクトの下位に第2オブジェクトが配置され、第2オブジェクトの下位に第3オブジェクトが配置される態様のツリー構造となるように表示する。第1オブジェクトは、第1空間に対応し、複数の第2オブジェクトは、複数の第2空間のそれぞれに対応し、複数の第3オブジェクトは、複数の第3空間のそれぞれに対応する。第1空間には、複数の設備機器が散在する。第1空間は、複数の第2空間から構成され、第2空間は、複数の第3空間から構成される。条件判定部は、設備機器が所定の条件に合致するか否かを判定する。表示制御部は、折り畳まれた状態の第1オブジェクトを展開する命令が与えられると、管理画面上において、フィルタリング展開を実行する。フィルタリング展開では、第1オブジェクトが展開されるとともに、条件判定部により所定の条件に合致すると判定された設備機器が存在する第2空間に対応する第2オブジェクトが展開される。なお、ツリー構造は、現実の物理的な空間構造を反映するものであってもよいし、論理的な空間構造を反映するものであってもよい。
ここでは、設備機器が散在する空間の構造を表すツリー構造において、折り畳まれた状態のあるオブジェクトに展開の命令が与えられると、当該オブジェクトが展開されるだけでなく、当該オブジェクトの1つ下位のオブジェクトのうち所定の条件でフィルタリングされたものも併せて展開される。従って、管理者は、オブジェクトの折り畳みおよび展開が可能なツリー構造において、目的のオブジェクトに素早くアクセスすることができる。
なお、機器管理装置による管理画面の提供の態様としては、当該機器管理装置の表示部上に表示される場合の他、当該機器管理装置に接続される他の装置の表示部上に表示される場合が含まれる。
第2発明に係る機器管理装置は、第1発明に係る機器管理装置であって、表示制御部は、管理画面上において、第1オブジェクト、第2オブジェクトおよび第3オブジェクトの形態を、それぞれ当該第1オブジェクト、当該第2オブジェクトおよび当該第3オブジェクトに対応する第1空間、第2空間および第3空間内の設備機器が所定の条件に合致するか否かの条件判定部による判定の結果に応じて変化させる。
ここでは、オブジェクトの形態が、当該オブジェクトに対応する空間内の設備機器の状態に応じて変化する。従って、管理者は、オブジェクトの形態により、設備機器の状態を直感的に理解することができる。
第3発明に係る機器管理装置は、第1発明又は第2発明に係る機器管理装置であって、フィルタリング展開における第1オブジェクトの展開は、全ての第2オブジェクトが表示される態様で実行される。
ここでは、折り畳まれた状態のあるオブジェクトに展開の命令が与えられると、当該オブジェクトの1つ下位のオブジェクトが全て表示される。つまり、操作の加えられたオブジェクトが全展開される。従って、管理者は、操作したオブジェクトに対応する空間の構造を容易に理解することができる。
第4発明に係る機器管理装置は、第1発明から第3発明のいずれかに係る機器管理装置であって、フィルタリング展開における第2オブジェクトの展開は、当該第2オブジェクトの下位にある全ての第3オブジェクトが表示される態様で実行される。
ここでは、折り畳まれた状態のあるオブジェクトに展開の命令が与えられると、当該オブジェクトの1つ下位の全てのオブジェクトのうち、所定の条件でフィルタリングされたもののさらに1つ下位のオブジェクトが全て表示される。つまり、操作の加えられたオブジェクトの1つ下位の全てのオブジェクトのうち、所定の条件でフィルタリングされたものが全展開される。従って、管理者は、操作したオブジェクトに対応する空間の構造を容易に理解することができる。
第5発明に係る機器管理装置は、第1発明又は第2発明に係る機器管理装置であって、フィルタリング展開における第1オブジェクトの展開は、全ての第2オブジェクトのうち、条件判定部により所定の条件に合致すると判定された設備機器が存在する第2空間に対応するもののみが表示される態様で実行される。
ここでは、折り畳まれた状態のあるオブジェクトに展開の命令が与えられると、当該オブジェクトの1つ下位の全てのオブジェクトのうち、所定の条件でフィルタリングされたもののみが部分的に表示される。言い換えると、当該オブジェクトの1つ下位の全てのオブジェクトのうち、所定の条件に合致せず、フィルタリングされなかったものの表示は省略される。従って、管理者は、目的のオブジェクトにより素早くアクセスすることができる。
第6発明に係る機器管理装置は、第1発明、第2発明又は第5発明に係る機器管理装置であって、フィルタリング展開における第2オブジェクトの展開は、当該第2オブジェクトの下位にある全ての第3オブジェクトのうち、条件判定部により所定の条件に合致すると判定された設備機器が存在する第3空間に対応するもののみが表示される態様で実行される。
ここでは、折り畳まれた状態のあるオブジェクトに展開の命令が与えられると、当該オブジェクトの2つ下位の全てのオブジェクトのうち、所定の条件でフィルタリングされたもののみが部分的に表示される。言い換えると、当該オブジェクトの2つ下位の全てのオブジェクトのうち、所定の条件に合致せず、フィルタリングされなかったものの表示は省略される。従って、管理者は、目的のオブジェクトにより素早くアクセスすることができる。
第7発明に係る機器管理装置は、第1発明から第6発明のいずれかに係る機器管理装置であって、選択受付部をさらに備える。選択受付部は、フィルタリング展開、又は、通常展開のどちらを実行するのかについての選択を受け付ける。通常展開では、全ての第2オブジェクトが折り畳まれた状態で表示される態様で第1オブジェクトが展開される。表示制御部は、選択受付部が受け付けた選択に従って、折り畳まれた状態の第1オブジェクトを展開する命令が与えられると、管理画面上において、フィルタリング展開又は通常展開を実行する。
ここでは、ツリー構造をフィルタリング展開又は通常展開のどちらで展開するのかを管理者が選択することができる。
第8発明に係る機器管理プログラムは、条件判定ステップと、表示制御ステップとをコンピュータに実行させることにより、コンピュータに管理画面を提供させる。管理画面は、第1オブジェクト、複数の第2オブジェクトおよび複数の第3オブジェクトを、第1オブジェクトの下位に第2オブジェクトが配置され、第2オブジェクトの下位に第3オブジェクトが配置される態様のツリー構造となるように表示する。第1オブジェクトは、第1空間に対応し、複数の第2オブジェクトは、複数の第2空間のそれぞれに対応し、複数の第3オブジェクトは、複数の第3空間のそれぞれに対応する。第1空間には、複数の設備機器が散在する。第1空間は、複数の第2空間から構成され、第2空間は、複数の第3空間から構成される。条件判定ステップでは、設備機器が所定の条件に合致するか否かが判定される。表示制御ステップでは、折り畳まれた状態の第1オブジェクトを展開する命令が与えられると、管理画面上において、フィルタリング展開が実行される。フィルタリング展開では、第1オブジェクトが展開されるとともに、条件判定ステップで所定の条件に合致すると判定された設備機器が存在する第2空間に対応する第2オブジェクトが展開される。なお、ツリー構造は、現実の物理的な空間構造を反映するものであってもよいし、論理的な空間構造を反映するものであってもよい。
ここでは、設備機器が散在する空間の構造を表すツリー構造において、折り畳まれた状態のあるオブジェクトに展開の命令が与えられると、当該オブジェクトが展開されるだけでなく、当該オブジェクトの1つ下位のオブジェクトのうち所定の条件でフィルタリングされたものも併せて展開される。従って、管理者は、オブジェクトの折り畳みおよび展開が可能なツリー構造において、目的のオブジェクトに素早くアクセスすることができる。
なお、機器管理プログラムによる管理画面の提供の態様としては、コンピュータの表示部上に表示される場合の他、コンピュータに接続される他の装置の表示部上に表示される場合が含まれる。
第9発明に係る機器管理装置は、条件判定部と、表示制御部とを備え、複数の設備機器の管理画面を提供する。管理画面は、第1オブジェクトの下位に複数の第2オブジェクトが配置され、複数の第2オブジェクトの下位に複数の第3オブジェクトが配置される態様のツリー構造を表示する。第1オブジェクトは、第1グループに対応し、複数の第2オブジェクトは、複数の第2グループにそれぞれ対応し、複数の第3オブジェクトは、複数の第3グループにそれぞれ対応する。第1グループ、第1グループを構成する複数の第2グループおよび第2グループを構成する複数の第3グループは、複数の設備機器を階層的に分類する。条件判定部は、設備機器が所定の条件に合致するか否かを判定する。表示制御部は、折り畳まれた状態の第1オブジェクトを展開する命令が与えられると、管理画面上において、フィルタリング展開を実行する。フィルタリング展開では、第1オブジェクトが展開されるとともに、条件判定部により所定の条件に合致すると判定された設備機器が分類される第2グループに対応する第2オブジェクトが展開される。
ここでは、設備機器を階層的に分類するツリー構造において、折り畳まれた状態のあるオブジェクトに展開の命令が与えられると、当該オブジェクトが展開されるだけでなく、当該オブジェクトの1つ下位のオブジェクトのうち所定の条件でフィルタリングされたものも併せて展開される。従って、管理者は、オブジェクトの折り畳みおよび展開が可能なツリー構造において、目的のオブジェクトに素早くアクセスすることができる。
なお、機器管理装置による管理画面の提供の態様としては、当該機器管理装置の表示部上に表示される場合の他、当該機器管理装置に接続される他の装置の表示部上に表示される場合が含まれる。
第10発明に係る画面提供装置は、条件判定部と、表示制御部とを備え、画面を提供する。画面は、第1オブジェクト、第1オブジェクトの下位に配置される1又は複数の第2オブジェクト、および、第2オブジェクトの下位に配置される1又は複数の第3オブジェクトを含むツリー構造を表示する。条件判定部は、第2オブジェクトが所定の条件に合致するか否かを判定する。表示制御部は、折り畳まれた状態の第1オブジェクトを展開する命令が与えられると、画面上において、フィルタリング展開を実行する。フィルタリング展開では、第1オブジェクトが展開されるとともに、条件判定部により所定の条件に合致すると判定された第2オブジェクトが展開される。
ここでは、ツリー構造において、折り畳まれた状態のあるオブジェクトに展開の命令が与えられると、当該オブジェクトが展開されるだけでなく、当該オブジェクトの1つ下位のオブジェクトのうち所定の条件でフィルタリングされたものも併せて展開される。従って、利用者は、オブジェクトの折り畳みおよび展開が可能なツリー構造において、目的のオブジェクトに素早くアクセスすることができる。
なお、画面提供装置による管理画面の提供の態様としては、当該画面提供装置の表示部上に表示される場合の他、当該画面提供装置に接続される他の装置の表示部上に表示される場合が含まれる。
本発明によれば、ツリー構造において、折り畳まれた状態のあるオブジェクトに展開の命令が与えられると、当該オブジェクトが展開されるだけでなく、当該オブジェクトの1つ下位のオブジェクトのうち所定の条件でフィルタリングされたものも併せて展開される。従って、利用者は、オブジェクトの折り畳みおよび展開が可能なツリー構造において、目的のオブジェクトに素早くアクセスすることができる。
<第1実施形態>
以下、図1〜図24を参照して、本発明の第1実施形態に係る親コントローラ30(機器管理装置、画面提供装置)を含む群管理システム100について説明する。
以下、図1〜図24を参照して、本発明の第1実施形態に係る親コントローラ30(機器管理装置、画面提供装置)を含む群管理システム100について説明する。
(1)全体構成
図1に示す群管理システム100は、施設1内に設置されている空調設備10を管理するためのシステムである。施設1は、その広大な敷地内に複数(本実施形態では、3つ)の建物1A〜1Cを有する大学である。建物1A〜1C内には、それぞれ空調設備10の一部を構成する室内ユニット10a〜10cが複数台ずつ設置されている。同じ建物1A〜1C内の複数台の室内ユニット10a〜10cどうしは、それぞれ群管理システム100による管理上仮想的にまとめられ、室内ユニット群15a〜15cを構成している。
図1に示す群管理システム100は、施設1内に設置されている空調設備10を管理するためのシステムである。施設1は、その広大な敷地内に複数(本実施形態では、3つ)の建物1A〜1Cを有する大学である。建物1A〜1C内には、それぞれ空調設備10の一部を構成する室内ユニット10a〜10cが複数台ずつ設置されている。同じ建物1A〜1C内の複数台の室内ユニット10a〜10cどうしは、それぞれ群管理システム100による管理上仮想的にまとめられ、室内ユニット群15a〜15cを構成している。
群管理システム100は、3つの室内ユニット群15a〜15cをそれぞれ管理する3台の子コントローラ20a〜20cと、3台の子コントローラ20a〜20cを束ねる親コントローラ30とを含む。子コントローラ20a〜20cは、それぞれ建物1A〜1C内の管理室に1台ずつ設置され、同じ建物1A〜1C内の複数台の室内ユニット10a〜10cに空調設備10用の専用制御線5bを介して接続されている。親コントローラ30は、建物1A内の管理室に子コントローラ20aとともに設置され、子コントローラ20a〜20cにローカルブロックネットワーク(以下、LAN)5aを介して接続されている。なお、LAN5aには、子コントローラ20a〜20cおよび親コントローラ30の他、空調設備10の管理とは直接的に関係しない、施設1内の利用者が通常業務のために使用するパーソナルコンピュータやプリンタ等のネットワーク機器(図示されない)も接続されている。
施設1は、図5に示すような物理的な空間構造を有している。建物1Aは、3階建であり、建物1B,1Cは、ともに2階建である。さらに、建物1Aの各フロアは、群管理システム100による管理上、北側と南側のブロックに分離されている。
(2)室内ユニットの構成
以下、図2を参照しつつ、室内ユニット10aについて説明するが、その他の室内ユニット10b,10cについても同様であるものとする。
以下、図2を参照しつつ、室内ユニット10aについて説明するが、その他の室内ユニット10b,10cについても同様であるものとする。
各室内ユニット10aは、制御部12を有している。同じ冷媒回路に属する室内ユニット10aの制御部12どうしは、空調設備10用の専用制御線5bを介して互いに接続されている。また、各制御部12は、空調設備10用の専用制御線5bを介して同じ冷媒回路に属する室外ユニット(図示されない)および子コントローラ20aにも接続されている。
各制御部12は、リモコン14、子コントローラ20a又は親コントローラ30を介して入力される利用者からの運転指令(例えば、室内ユニット10aの起動又は停止を命じたり、室内ユニット10aの設定温度の変更を命じたり、室内ユニット10aの運転モードの変更を命じたりするもの)に従って、同じ冷媒回路に属する室外ユニットの制御部(図示されない)と協調しつつ、同じ冷媒回路に含まれる各種部品の動作を制御し、室内を空調する。具体的には、圧縮機の周波数、ファンの回転数および各種弁の開度の調整等を行う。なお、リモコン14は、主として一般の利用者からの室内ユニット10aに対する運転指令を受け付けるためものであり、室内ユニット10aの制御部12に1対1、あるいは、1対多で、他のコントローラ20a,30等を介することなく直接的に接続されている。
各制御部12には、温度センサが接続されている。温度センサは、室内ユニット10aの空気の吸い込み口付近に取り付けられており、室内ユニット10aの周辺の温度を検出する。
また、各制御部12は、室内ユニット10aの運転状態に関する情報(室内ユニット10aの周辺の温度、起動/停止の起動状態、設定温度および冷房/暖房/送風等の運転モード、室内ファンの回転数、ならびに、冷媒の温度および圧力を示す情報を含む。以下、運転情報という。)を子コントローラ20aからの命令に応じて子コントローラ20aに送信する。
(3)子コントローラの構成
以下、図3を参照しつつ、子コントローラ20aについて説明するが、その他の子コントローラ20b,20cについても同様であるものとする。
以下、図3を参照しつつ、子コントローラ20aについて説明するが、その他の子コントローラ20b,20cについても同様であるものとする。
子コントローラ20aは、建物1A内の管理室に設置され、当該管理室に所属する管理者によって操作される。子コントローラ20aは、主としてLAN側通信部21a、空調側通信部21b、制御部22、表示部23、入力部24および記憶部25から構成され、室内ユニット群15aを監視および制御する。
LAN側通信部21aは、子コントローラ20aをLAN5aに接続するネットワークインターフェースであり、親コントローラ30との間で各種信号の授受を行う。空調側通信部21bは、子コントローラ20aを専用制御線5bに接続するネットワークインターフェースであり、室内ユニット10aとの間で各種信号の授受を行う。
制御部22は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されており、記憶部25に記憶されているプログラムを読み出して実行する。例えば、制御部22は、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分毎に)、室内ユニット群15aに含まれる各室内ユニット10aの運転情報を当該室内ユニット10aの制御部12から取得し、親コントローラ30に送信する。さらに、制御部22は、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分毎に)、室内ユニット10aの運転情報だけでなく、室外ユニットの運転状態に関する情報(圧縮機の周波数、室外ファンの回転数、ならびに、冷媒の温度および圧力を示す情報を含む。以下、運転情報という。)も取得する。
また、制御部22は、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分毎に)、記憶部25内の所定の時間分の室内ユニット10aおよび室外ユニットの運転情報に基づき、室内ユニット10aにおける異常の有無を判断する。異常と判断される場合には、その旨を直ちに表示部23に表示させるとともに、親コントローラ30に伝える。
また、制御部22は、LAN側通信部21aを介して親コントローラ30から室内ユニット10aに対する運転指令を受信すると、空調側通信部21bを介して適当なタイミングで当該運転指令を当該室内ユニット10aに送信する。
表示部23は、主としてディスプレイから構成されており、入力部24は、主として当該ディスプレイを覆うタッチパネルおよび操作ボタンから構成されている。
記憶部25には、運転情報記憶領域が確保されている。当該運転情報記憶領域には、制御部22の取得する室内ユニット10aおよび室外ユニットの運転情報が所定の時間分蓄積される。
(4)親コントローラの構成
親コントローラ30は、ハードウェア構成上は通常のパーソナルコンピュータと同じであり、図4に示すように、主として通信部31、制御部32、表示部33、入力部34および記憶部35から構成されている。親コントローラ30は、施設1内の空調設備10全体を管理する管理室(建物1A内に存在)に設置され、当該管理室に所属する統括管理者によって操作される。
親コントローラ30は、ハードウェア構成上は通常のパーソナルコンピュータと同じであり、図4に示すように、主として通信部31、制御部32、表示部33、入力部34および記憶部35から構成されている。親コントローラ30は、施設1内の空調設備10全体を管理する管理室(建物1A内に存在)に設置され、当該管理室に所属する統括管理者によって操作される。
通信部31は、親コントローラ30をLAN5aに接続するネットワークインターフェースであり、子コントローラ20a〜20cとの間で各種信号の授受を行う。
制御部32は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されており、記憶部35に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、監視部32a、運転制御部32b、表示制御部32cおよび属性判定部32dとして動作する。
監視部32aは、子コントローラ20a〜20cを介してそれぞれ室内ユニット10a〜10cの運転情報を収集する。運転制御部32bは、入力部34を介して入力される運転指令を適当な子コントローラ20a〜20cを介して適当な室内ユニット10a〜10cに送信することにより、室内ユニット10a〜10cの運転を制御する。表示制御部32cは、表示部33上に表示される各種画面を作成する。なお、本発明は、表示制御部32cにより作成される管理画面、特に、図10〜図13、図20および図21に示す管理画面上に表示されるツリー構造Tの表示態様に特に関するものである。ツリー構造Tを構成するオブジェクトO1〜O4は、図5に示す施設1の空間構造のノードに1対1で対応している。属性判定部32dは、各オブジェクトO1〜O4の属性を判断する。なお、属性判定部32dにより判定された属性は、表示制御部32cにより参照され、ツリー構造Tの表示態様に反映される。各部32a〜32dの動作の詳細については、後述する。
表示部33は、主としてディスプレイから構成されている。
入力部34は、主としてマウスおよびキーボードから構成されている。
記憶部35は、主としてハードディスクから構成されており、施設1全体および施設1を構成する各空間(建物1A〜1C、フロアおよびエリア)の見取図が格納される見取図データベース35aと、室内ユニット10a〜10cの基本情報が格納される基本情報データベース35bと、室内ユニット10a〜10cの運転情報が蓄積される運転情報データベース35cと、室内ユニット10a〜10cにおける異常に関する情報(以下、異常情報)が格納される異常履歴データベース35dと、ツリー構造Tの作成に必要な情報が格納されるツリー表示情報データベース35eとを有している。
a)見取図データベース
見取図データベース35a内には、施設1全体の概略平面図、施設1を構成する各建物1A〜1Cの概略側面図、各建物1A〜1Cを構成する各フロア(1階、2階など)および各ブロック(1階北側、1階南側など)の概略平面図が格納されている。各空間の見取図にはIDが割り振られている。
見取図データベース35a内には、施設1全体の概略平面図、施設1を構成する各建物1A〜1Cの概略側面図、各建物1A〜1Cを構成する各フロア(1階、2階など)および各ブロック(1階北側、1階南側など)の概略平面図が格納されている。各空間の見取図にはIDが割り振られている。
b)基本情報データベース
図6に示すように、基本情報データベース35bは、「機器ID」および「空間ID」等のフィールドを有する表形式のデータベースである。基本情報データベース35b内のレコードは、室内ユニット10a〜10cに1対1で対応しており、1のレコードは、1の室内ユニット10a〜10cの位置情報等の基本情報を記録するものである。
図6に示すように、基本情報データベース35bは、「機器ID」および「空間ID」等のフィールドを有する表形式のデータベースである。基本情報データベース35b内のレコードは、室内ユニット10a〜10cに1対1で対応しており、1のレコードは、1の室内ユニット10a〜10cの位置情報等の基本情報を記録するものである。
「機器ID」フィールドには、室内ユニット10a〜10cの機器IDが格納され、「空間ID」フィールドには、対応する室内ユニット10a〜10cが設置されている最下位の空間(建物1Aのブロック又は建物1B,1Cのフロア)のIDが格納される。
c)運転情報データベース
図7に示すように、運転情報データベース35cは、「機器ID」「時刻」「室内温度」「起動状態」「設定温度」および「運転モード」等のフィールドを有する表形式のデータベースである。運転情報データベース35c内の各レコードは、ある時刻におけるある室内ユニット10a〜10cの運転情報を記録するものである。
図7に示すように、運転情報データベース35cは、「機器ID」「時刻」「室内温度」「起動状態」「設定温度」および「運転モード」等のフィールドを有する表形式のデータベースである。運転情報データベース35c内の各レコードは、ある時刻におけるある室内ユニット10a〜10cの運転情報を記録するものである。
運転情報データベース35cは、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)、監視部32aによって更新される。すなわち、監視部32aは、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)、子コントローラ20a〜20cを介して室内ユニット10a〜10cの運転情報を受信する。そして、監視部32aは、当該運転情報を運転情報データベース35cのデータ構造に合わせて整形し、新たなレコードとして運転情報データベース35cに格納する。
「機器ID」フィールドには、室内ユニット10a〜10cの機器IDが格納され、「時刻」フィールドには、時刻が格納され、「室内温度」「起動状態」「設定温度」「運転モード」フィールドには、それぞれ対応する室内ユニット10a〜10cの対応する時刻における室内温度、起動状態、設定温度、運転モードを表す値が格納される。
d)異常履歴データベース
図8に示すように、異常履歴データベース35dは、「機器ID」「発生日時」「種別」および「処置済み」等のフィールドを有する表形式のデータベースである。監視部32aは、子コントローラ20a〜20cから室内ユニット10a〜10cにおける異常の通知を受け取ると、異常履歴データベース35d内に当該異常に対応するレコードを新規作成する。
図8に示すように、異常履歴データベース35dは、「機器ID」「発生日時」「種別」および「処置済み」等のフィールドを有する表形式のデータベースである。監視部32aは、子コントローラ20a〜20cから室内ユニット10a〜10cにおける異常の通知を受け取ると、異常履歴データベース35d内に当該異常に対応するレコードを新規作成する。
「機器ID」フィールドには、異常の発生した室内ユニット10a〜10cの機器IDが格納され、「発生日時」フィールドには、対応する異常の発生日時が格納され、「種別」フィールドには、対応する異常の種別が格納される。「処置済み」フィールドには、対応する異常に対する処置の完了の有無を示す情報が格納される。
e)ツリー表示情報データベース
図9に示すように、ツリー表示情報データベース35eは、「オブジェクトID」「オブジェクト名称」「親オブジェクトID」「子オブジェクトID」「起動状態」「異常状態」「表示」等のフィールドを有する表形式のデータベースである。ツリー表示情報データベース35e内のレコードは、ツリー構造Tを構成するオブジェクトO1〜O4に1対1で対応しており、1のレコードは、1のオブジェクトO1〜O4の階層構造情報、属性情報および表示情報を記録するものである。なお、階層構造情報とは、「オブジェクトID」「オブジェクト名称」「親オブジェクトID」「子オブジェクトID」等のフィールドの値のことであり、属性情報とは、「起動状態」「異常状態」等のフィールドの値のことであり、表示情報とは、「表示」等のフィールドの値のことである。
図9に示すように、ツリー表示情報データベース35eは、「オブジェクトID」「オブジェクト名称」「親オブジェクトID」「子オブジェクトID」「起動状態」「異常状態」「表示」等のフィールドを有する表形式のデータベースである。ツリー表示情報データベース35e内のレコードは、ツリー構造Tを構成するオブジェクトO1〜O4に1対1で対応しており、1のレコードは、1のオブジェクトO1〜O4の階層構造情報、属性情報および表示情報を記録するものである。なお、階層構造情報とは、「オブジェクトID」「オブジェクト名称」「親オブジェクトID」「子オブジェクトID」等のフィールドの値のことであり、属性情報とは、「起動状態」「異常状態」等のフィールドの値のことであり、表示情報とは、「表示」等のフィールドの値のことである。
「オブジェクトID」フィールドには、オブジェクトO1〜O4のIDが格納されるが、当該IDは、一定の規則に従って命名されており、当該IDから当該IDにより識別されるオブジェクトに対応する空間(施設1全体、建物1A〜1C、フロア又はブロック)を判断できるようになっている。「オブジェクト名称」フィールドには、対応するオブジェクトO1〜O4の名称が格納される。「親オブジェクトID」フィールドには、対応するオブジェクトO1〜O4の親オブジェクト(自身の1階層上位のオブジェクトのことを言う)のIDが格納され、「子オブジェクトID」フィールドには、対応するオブジェクトO1〜O4の全ての子オブジェクト(自身の1階層下位のオブジェクトのことを言う)のIDを所定の規則(本実施形態では、図9に示すように、コンマ区切りとする)に従って連結した値が格納される。つまり、「親オブジェクトID」および「子オブジェクトID」フィールドの値を組み合わせると、ツリー構造Tの階層構造が定義されるようになっている。
「起動状態」「異常状態」フィールドには、それぞれ対応するオブジェクトO1〜O4の起動状態属性、異常状態属性を示す情報が格納される。起動状態属性は、当該オブジェクトに対応する空間内の室内ユニット10a〜10cの少なくとも1つが起動中である場合には「運転」となり、それ以外の場合には「停止」となる。一方、異常状態属性は、当該オブジェクトに対応する空間内の室内ユニット10a〜10cの少なくとも1つに異常が発生している場合には「有」となり、それ以外の場合には「無」となる。
「表示」フィールドには、対応するオブジェクトO1〜O4の表示属性を示す情報が格納される。表示属性は、ツリー構造T上で当該オブジェクトの表示を省略する場合には「非表示」となり、省略しない場合には「表示」となる。
なお、ツリー表示情報データベース35e内の属性情報および表示情報は、後述するように室内ユニット10a〜10cの状態に応じて順次更新されていくことになるが、図9に示されている具体値は、属性情報については、図10〜図13、図20および図21の表示時、表示情報については、図21(c)に示す画面の表示時の値である。
(5)管理画面
図10〜図13に示す管理画面は、統括管理者による室内ユニット10a〜10cの管理に供する画面であり、親コントローラ30の表示制御部32cにより作成され、親コントローラ30の表示部33上に表示される。
図10〜図13に示す管理画面は、統括管理者による室内ユニット10a〜10cの管理に供する画面であり、親コントローラ30の表示制御部32cにより作成され、親コントローラ30の表示部33上に表示される。
管理画面は、主として3つの領域A1〜A3に分割されている。左側の領域A1には、ツリー構造Tが表示され、右側に大きく広がる領域A2には、施設1全体又は施設1を構成する空間の見取図が表示され、上側の領域A3には、各種操作ボタン(操作ボタンB1〜B5を含む)が表示される。
a)ツリー構造
図10〜図13に示すように、左側の領域A1内のツリー構造Tは、左右に並ぶ正方形のアイコンと文字とからなる複数のオブジェクトO1〜O4がツリー状に配列されたものである。より具体的には、ツリー構造Tは、施設1全体に対応するオブジェクトO1をルートオブジェクトとし、オブジェクトO1から建物1A〜1Cに1対1で対応するオブジェクトO2が分岐し、さらにオブジェクトO2から建物1A〜1C内のフロアに1対1で対応するオブジェクトO3が分岐し、さらにあればオブジェクトO3からフロア内のブロックに1対1で対応するオブジェクトO4が分岐した態様となっている。
図10〜図13に示すように、左側の領域A1内のツリー構造Tは、左右に並ぶ正方形のアイコンと文字とからなる複数のオブジェクトO1〜O4がツリー状に配列されたものである。より具体的には、ツリー構造Tは、施設1全体に対応するオブジェクトO1をルートオブジェクトとし、オブジェクトO1から建物1A〜1Cに1対1で対応するオブジェクトO2が分岐し、さらにオブジェクトO2から建物1A〜1C内のフロアに1対1で対応するオブジェクトO3が分岐し、さらにあればオブジェクトO3からフロア内のブロックに1対1で対応するオブジェクトO4が分岐した態様となっている。
各オブジェクトO1〜O4に含まれる文字は、ツリー表示情報データベース35e内の、当該オブジェクトに対応するレコードの「オブジェクト名称」フィールドの値となる。
また、各オブジェクトO1〜O4に含まれるアイコンの色は、起動状態属性および異常状態属性に応じて変化する。起動状態属性および異常状態属性は、属性判定部32dにより、運転情報データベース35cおよび異常履歴データベース35dを参照して判定される(図14のステップ405)。
なお、図10〜図13には、領域A1内にツリー構造Tが完全に収まっている様子が示されている。しかしながら、管理画面の表示されるウィンドウを縮小させたり、あるいは、施設1をより細分化して定義し直したり(具体的には、ツリー表示情報データベース35e内のレコード数が増えるように階層構造情報を定義し直す)することより領域A1内にツリー構造Tが収まりきらなくなった場合には、領域A1内にはスクロールバーが表示される。従って、かかる場合には、統括管理者は、当該スクロールバーを操作することにより、ツリー構造T全体を見ることができる。
〔属性判定処理〕
属性判定部32dは、図14に示す属性判定処理を所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)繰り返す。属性判定処理が1回実行されると、ツリー表示情報データベース35eの「起動状態」および「異常状態」フィールドの値が全てのレコードについて更新されることになる。
属性判定部32dは、図14に示す属性判定処理を所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)繰り返す。属性判定処理が1回実行されると、ツリー表示情報データベース35eの「起動状態」および「異常状態」フィールドの値が全てのレコードについて更新されることになる。
まず属性判定処理の概要について説明すると、属性判定部32dは、属性判定処理を1回実行する度に、各オブジェクトO1〜O4について、すなわち、ツリー表示情報データベース35e内の各レコードについて、図14のステップS405又はステップS406のいずれかを実行する。ステップS405およびS406は、どちらも直前のステップS403で選択された(以下、属性判定処理の説明において「現在選択中の」)オブジェクトの起動状態属性および異常状態属性を判定するためのステップである。なお、ステップS405は、現在選択中のオブジェクトが最下位のオブジェクトである場合に実行され、ステップS406は、現在選択中のオブジェクトが最下位以外のオブジェクトである場合に実行される(ステップS404参照)。
より具体的には、まず、属性判定部32dは、階層構造情報を参照してツリー構造Tの階層の深さLmax(本実施形態では、Lmax=4)を判断し、現在処理中の階層を表す変数Lに代入する(ステップS401参照)。続いて、第L階層に未処理のオブジェクトが存在する限り(ステップS402参照)、当該未処理のオブジェクトについてステップS405又はステップS406を実行する。言い換えると、第L階層の全てのオブジェクトを処理した時点で、第L階層についての処理が終了したことになり、変数Lの値がデクリメントされる(ステップS408参照)。そして、ステップS401においてL=4となってからステップS407においてL=1となるまで、すなわち、最下位の階層から最上位の階層まで、同様の処理が繰り返される(ステップS407参照)。
ところで、最下位のオブジェクトについてのステップS405では、属性判定部32dは、現在選択中のオブジェクトに対応する空間(フロア又はブロック)を階層構造情報を参照して特定し、特定した空間内に存在する全ての室内ユニット10a〜10cを基本情報データベースを参照して特定する。続いて、特定した各室内ユニット10a〜10cの起動状態を運転情報データベース35cを参照して判定する。そして、特定した室内ユニット10a〜10cの中に起動中のものが少なくとも1つあれば、現在選択中のオブジェクトの起動状態属性を「起動」とし、なければ「停止」とする。さらに、決定した起動状態属性を、ツリー表示情報データベース35e内の、現在選択中のオブジェクトに対応するレコードの「起動状態」フィールドに格納する。さらに、ステップS405では、現在選択中のオブジェクトの異常状態属性についても、運転情報データベース35cの代わりに異常履歴データベース35dを参照する点を除き起動状態属性の場合と同様に決定し、「有」又は「無」の値をツリー表示情報データベース35e内の、現在選択中のオブジェクトに対応するレコードの「異常状態」フィールドに格納する。
一方、最下層以外のオブジェクトについてのステップS406では、属性判定部32dは、現在選択中のオブジェクトの全ての子オブジェクトを階層構造情報を参照して特定し、特定した子オブジェクトの起動状態属性を属性情報を参照して特定する。そして、特定した子オブジェクトの中に起動状態属性が「起動」のものが少なくとも1つあれば、現在選択中のオブジェクトの起動状態属性を「起動」とし、なければ「停止」とする。さらに、決定した起動状態属性を、ツリー表示情報データベース35e内の、現在選択中のオブジェクトに対応するレコードの「起動状態」フィールドに格納する。さらに、ステップS406では、現在選択中のオブジェクの異常状態属性についても、起動状態属性の場合と同様に決定し、「有」又は「無」の値をツリー表示情報データベース35e内の、現在選択中のオブジェクトに対応するレコードの「異常状態」フィールドに格納する。
〔ツリー表示処理〕
一方、表示制御部32cは、属性判定部32dによる属性判定処理と並行して、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)、ツリー表示処理を実行する。ツリー表示処理は、ツリー表示情報データベース35eを参照して形成されるツリー構造Tを領域A1内に表示する処理である。
一方、表示制御部32cは、属性判定部32dによる属性判定処理と並行して、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)、ツリー表示処理を実行する。ツリー表示処理は、ツリー表示情報データベース35eを参照して形成されるツリー構造Tを領域A1内に表示する処理である。
具体的には、表示制御部32cは、ツリー表示情報データベース35e内に定義されている全てのオブジェクトO1〜O4を以下の態様で配置する。すなわち、領域A1内の左上にオブジェクトO1を配置し、オブジェクトO1の右下の所定の間隔だけずれた位置にその子オブジェクトO2を配置し、オブジェクトO2の右下の所定の間隔だけずれた位置にそれぞれの子オブジェクトO3を配置し、オブジェクトO3の右下の所定の間隔だけずれた位置にあればそれぞれの子オブジェクトO4を配置する。親子関係は、階層構造情報に従って判断する。ただし、このとき配置されるオブジェクトO1〜O4は、表示属性が「表示」になっているものだけに限られる。
また、このとき、各オブジェクトO1〜O4に含まれるアイコンに付される色は、ツリー表示情報データベース35e内の、当該オブジェクトに対応するレコードの「起動状態」および「異常状態」フィールドの値を参照して決定される。より具体的には、当該オブジェクトの「異常状態」フィールドの値が「有」の場合には第1色となり、「異常状態」フィールドの値が「無」であるが「起動状態」フィールドの値が「起動」の場合には、第2色となり、その他の場合にはデフォルト色となる。
言い換えると、第1条件(異常状態属性=「異常」)および第2条件(起動状態属性=「起動」)に互いに異なる色が予め対応付けられており、アイコンに付される色は、合致する条件に対応する色となるが、両方の条件に合致する場合には、第1条件が優先される。
以上により、統括管理者は、ツリー構造Tのアイコンを見るだけで、当該アイコンに対応する空間内の室内ユニット10a〜10cに発生している異常等の事実(より正確には、当該アイコンに対応する空間内の室内ユニット10a〜10cの少なくとも1台に異常が発生しているか否か、および発生していない場合には当該アイコンに対応する空間内の室内ユニット10a〜10cの少なくとも1台が運転中であるか否か)をすばやく察知することができる。
b)施設1全体および施設1を構成する各空間の見取図
図10〜図13に示すように、右側の領域A2には、統括管理者により入力部34を介して現在選択されている空間(施設1全体、建物1A〜1C、フロア又はブロック)の見取図が表示される。図10は、施設1全体が選択されている状態の画面例であり、図11は、建物1Aが選択されている状態の画面例であり、図12は、建物1Aの1階のフロアが選択されている状態の画面例であり、図13は、建物1Aの1階北側のブロックが選択されている状態の画面例である。
図10〜図13に示すように、右側の領域A2には、統括管理者により入力部34を介して現在選択されている空間(施設1全体、建物1A〜1C、フロア又はブロック)の見取図が表示される。図10は、施設1全体が選択されている状態の画面例であり、図11は、建物1Aが選択されている状態の画面例であり、図12は、建物1Aの1階のフロアが選択されている状態の画面例であり、図13は、建物1Aの1階北側のブロックが選択されている状態の画面例である。
b−1)施設全体の見取図
図10に示すように、表示制御部32cは、ツリー構造T上で施設1全体に対応するオブジェクトO1が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから施設1全体の見取図を抽出し、領域A2内に表示させる。
図10に示すように、表示制御部32cは、ツリー構造T上で施設1全体に対応するオブジェクトO1が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから施設1全体の見取図を抽出し、領域A2内に表示させる。
施設1全体の見取図上の各建物1A〜1Cに対応する部分は、オブジェクトO5化されており、当該建物1A〜1C内の室内ユニット10a〜10cの状態に合わせてその色が変わる。オブジェクトO5には、同じ建物1A〜1Cに対応するオブジェクトO2と同じ色が付される。なお、ツリー表示処理の実行時にオブジェクトO2の色が変更される場合には、同時にオブジェクトO5の色も変更される。
b−2)各建物の見取図
図11に示すように、表示制御部32cは、ツリー構造T上でいずれかの建物1A〜1Cに対応するオブジェクトO2が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから当該建物1A〜1Cの見取図を抽出し、領域A2内に表示させる。なお、施設1全体の見取図上のオブジェクトO5が選択された場合にも、領域A2内に当該オブジェクトO5に対応する建物1A〜1Cの見取図が表示されることになる。
図11に示すように、表示制御部32cは、ツリー構造T上でいずれかの建物1A〜1Cに対応するオブジェクトO2が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから当該建物1A〜1Cの見取図を抽出し、領域A2内に表示させる。なお、施設1全体の見取図上のオブジェクトO5が選択された場合にも、領域A2内に当該オブジェクトO5に対応する建物1A〜1Cの見取図が表示されることになる。
建物1A〜1Cの見取図上の各フロアに対応する部分は、オブジェクトO6化されており、当該フロア内の室内ユニット10a〜10cの状態に合わせてその色が変わる。オブジェクトO6には、同じフロアに対応するオブジェクトO3と同じ色が付される。なお、ツリー表示処理の実行時にオブジェクトO3の色が変更される場合には、同時にオブジェクトO6の色も変更される。
b−3)各フロアの見取図
図12に示すように、表示制御部32cは、ツリー構造T上でいずれかのフロアに対応するオブジェクトO3が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから当該フロアの見取図を抽出し、領域A2内に表示させる。なお、建物1A〜1Cの見取図上のオブジェクトO6が選択された場合にも、領域A2内に当該オブジェクトO6に対応するフロアの見取図が表示されることになる。
図12に示すように、表示制御部32cは、ツリー構造T上でいずれかのフロアに対応するオブジェクトO3が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから当該フロアの見取図を抽出し、領域A2内に表示させる。なお、建物1A〜1Cの見取図上のオブジェクトO6が選択された場合にも、領域A2内に当該オブジェクトO6に対応するフロアの見取図が表示されることになる。
フロアの下位にブロックが定義されている場合には、フロアの見取図上には当該ブロックに対応するオブジェクトO7が配置されることになる。オブジェクトO7は、当該オブジェクトO7に対応するブロック内の室内ユニット10a〜10cの状態に合わせてその色が変わる。オブジェクトO7には、同じフロアに対応するオブジェクトO4と同じ色が付されることになる。なお、ツリー表示処理の実行時にオブジェクトO4の色が変更される場合には、同時にオブジェクトO7の色も変更される。
一方、フロアの下位にブロックが定義されておらず、当該フロアが最下位の空間である場合には、フロアの見取図上には当該フロア内の室内ユニット10a〜10cに1対1で対応するオブジェクトO8が配置される(図13参照)。
各オブジェクトO8は、アイコンと文字とからなる。
各オブジェクトO8に含まれる文字は、基本情報データベース35b内の、当該オブジェクトO8に対応するレコードの「機器ID」フィールドの値となる。
また、各オブジェクトO8に含まれるアイコンは、当該オブジェクトO8に対応する室内ユニット10a〜10cの状態に合わせてその色が変わる。より具体的には、表示制御部32cは、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)、各オブジェクトO8に含まれるアイコンの色を決定してゆく。オブジェクトO8に含まれるアイコンの色は、当該アイコンに対応する室内ユニット10a〜10cに異常が発生している場合には、第1色、異常は発生していないが運転中の場合には、第2色、というような方式で決定され、いずれの条件をも満たさない場合には、デフォルト色となる。なお、異常が発生しているか否か、および、運転中であるか否かは、運転情報データベース35cおよび異常履歴データベース35dを参照して判定される。
以上により、統括管理者は、領域A2内のアイコンを見るだけで、当該アイコンに対応する室内ユニット10a〜10cに発生している異常等の事実(より正確には、当該アイコンに対応する室内ユニット10a〜10cに異常が発生しているか否か、および発生していない場合には当該アイコンに対応する室内ユニット10a〜10cが運転中であるか否か)をすばやく察知することができる。
b−4)各ブロックの見取図
図13に示すように、表示制御部32cは、ツリー構造T上でいずれかのブロックに対応するオブジェクトO4が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから当該ブロックの見取図を抽出し、領域A2内に表示させる。なお、フロアの見取図上のオブジェクトO7が選択された場合にも、領域A2内に当該オブジェクトO7に対応するブロックの見取図が表示されることになる。また、下位にブロックが定義されていない建物1B,1Cの見取図上のオブジェクトO6が選択された場合にも、領域A2内に図13に示すような見取図が表示されることになる。ブロックの見取図上のオブジェクトO8の性質は、上記したとおりである。
図13に示すように、表示制御部32cは、ツリー構造T上でいずれかのブロックに対応するオブジェクトO4が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから当該ブロックの見取図を抽出し、領域A2内に表示させる。なお、フロアの見取図上のオブジェクトO7が選択された場合にも、領域A2内に当該オブジェクトO7に対応するブロックの見取図が表示されることになる。また、下位にブロックが定義されていない建物1B,1Cの見取図上のオブジェクトO6が選択された場合にも、領域A2内に図13に示すような見取図が表示されることになる。ブロックの見取図上のオブジェクトO8の性質は、上記したとおりである。
c)操作ボタン群
図10〜図13に示すように、上側の領域A3には、操作ボタンB1〜B5が表示されている。操作ボタンB1〜B4は、領域A2内に最下位以外の空間に対応する見取図が表示されている間は無効化されており、領域A2内に最下位の空間に対応する見取図が表示されている間は有効になっている。
図10〜図13に示すように、上側の領域A3には、操作ボタンB1〜B5が表示されている。操作ボタンB1〜B4は、領域A2内に最下位以外の空間に対応する見取図が表示されている間は無効化されており、領域A2内に最下位の空間に対応する見取図が表示されている間は有効になっている。
領域A2内に最下位の空間に対応する見取図が表示されている間、統括管理者は、入力部34を介して、当該見取図上のいずれかのオブジェクトO8を選択することができる。
そして、あるオブジェクトO8が選択されている状態で、統括管理者により「起動」ボタンB1が押されると、運転制御部32bは、当該オブジェクトO8に対応する室内ユニット10a〜10cの制御部12に、当該室内ユニット10a〜10cの属する子コントローラ20a〜20cを介して、起動を命じる運転指令を送信する。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a〜10cを容易に起動できるようになっている。
同様に、あるオブジェクトO8が選択されている状態で、統括管理者により「停止」ボタンB2が押されると、運転制御部32bは、当該オブジェクトO8に対応する室内ユニット10a〜10cの制御部12に、当該室内ユニット10a〜10cの属する子コントローラ20a〜20cを介して、停止を命じる運転指令を送信する。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a〜10cを容易に停止できるようになっている。
同様に、あるオブジェクトO8が選択されている状態で、統括管理者により「設定」ボタンB3が押されると、表示部33上に、当該オブジェクトO8に対応する室内ユニット10a〜10cの運転パラメータ(設定温度、運転モード等)の変更を受け付ける設定変更ウィンドウが表示される。設定変更ウィンドウ上で運転パラメータが変更されると、運転制御部32bは、当該室内ユニット10a〜10cの制御部12に、当該室内ユニット10a〜10cの属する子コントローラ20a〜20cを介して、運転パラメータの変更を命じる運転指令を送信する。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a〜10cの運転パラメータを容易に変更できるようになっている。
また、あるオブジェクトO8が選択されている状態で、統括管理者により「詳細」ボタンB4が押されると、表示部33上に、当該オブジェクトO8に対応する室内ユニット10a〜10cの詳細情報を示す詳細情報ウィンドウが表示される。詳細情報とは、基本情報データベース35b内の基本情報、運転情報データベース35c内の運転情報および異常履歴データベース35d内の異常情報、あるいはこれらを加工した情報等である。また、オブジェクトO8が所定の方法(入力部34のマウスを用いてダブルクリックするなど)で選択された場合にも、上記詳細情報ウィンドウが表示されるようになっている。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a〜10cの詳細情報に容易にアクセスすることができるようになっている。
また、統括管理者により、入力部34を介して「凡例」ボタンB5が押されると、表示部33上に、オブジェクトO1〜O8に含まれるアイコンの色の凡例を表示する凡例表示ウィンドウが開くようになっている。従って、統括管理者は、オブジェクトO1〜O8に含まれるアイコンの色の意味を容易に知ることができる。
d)ツリー構造の折り畳みおよび展開
上記a)の項では、完全に展開されている状態のツリー構造Tについて説明したが、以下では、ツリー構造Tの全体又は一部が折り畳まれる様子について説明する。
上記a)の項では、完全に展開されている状態のツリー構造Tについて説明したが、以下では、ツリー構造Tの全体又は一部が折り畳まれる様子について説明する。
ツリー構造Tは、統括管理者により折り畳みボタンN又は折り畳みボタンN付きのオブジェクトに対して所定の操作(本実施形態では、マウスなどのポインティングデバイスによるシングルクリック)が加えられる度に、展開され、又は折り畳まれる。なお、折り畳みボタンNは、最下位以外の(すなわち、子オブジェクトを有している)各オブジェクトO1〜O3の左側に設けられている(図10〜図13参照)。折り畳みボタンNの「+」は、当該ボタンに対応するオブジェクトが非展開状態、すなわちその子オブジェクトが非表示状態にあることを意味し、折り畳みボタンNの「−」は、当該ボタンに対応するオブジェクトが展開状態、すなわちその子オブジェクトが表示中であることを意味する。
管理画面上にツリー構造Tが表示されている間、図15に示す処理が表示制御部32cにより常時実行されることになる。従って、「+」の状態の折り畳みボタンN又は「+」の状態の折り畳みボタンN付きのオブジェクトがシングルクリックされる(展開操作される)と、当該ボタンに対応するオブジェクト又はクリックされたオブジェクト自体を展開する展開処理(図16参照)が実行され(ステップS101,S103参照)、「−」の状態の折り畳みボタンN又は「−」の状態の折り畳みボタンN付きのオブジェクトがシングルクリックされる(折り畳み操作される)と、当該ボタンに対応するオブジェクト又はクリックされたオブジェクト自体を折り畳む折り畳み処理(図19参照)が実行されることになる(ステップS102,S104参照)。
d−1)展開処理
図16に詳細を示すオブジェクトの展開処理は、以下のように実行される。オブジェクトの展開方式には、後述する通常展開方式と、フィルタリング展開方式とが存在するが、どちらの展開方式が採用されるのかについては、管理画面上の領域A1の下側に設けられている二者択一のラジオボタンM(図10〜図13を参照)を介して統括管理者が選択可能になっている。
図16に詳細を示すオブジェクトの展開処理は、以下のように実行される。オブジェクトの展開方式には、後述する通常展開方式と、フィルタリング展開方式とが存在するが、どちらの展開方式が採用されるのかについては、管理画面上の領域A1の下側に設けられている二者択一のラジオボタンM(図10〜図13を参照)を介して統括管理者が選択可能になっている。
通常展開方式とは、図20に例示する展開方式、すなわち、対象オブジェクト(展開操作が加えられた折り畳みボタンNに対応するオブジェクトのことを言う)の全展開のみを実行する方式である。全展開とは、全ての子オブジェクトを表示することである。通常展開が実行されると、対象オブジェクトの全ての子オブジェクトが折り畳まれた状態で表示される。なお、オブジェクトを折り畳まれた状態で表示するとは、当該オブジェクトを表示しつつ、たとえ当該オブジェクトが子オブジェクトを有する場合であっても、そのような子オブジェクトを表示しないことを意味する。従って、通常展開が実行されても、対象オブジェクトの子孫オブジェクト(自身のより下位に属するオブジェクトのことを言い、子オブジェクトおよび存在する場合にはさらにその子オブジェクトを含む)は展開されない。
一方、フィルタリング展開方式とは、図21に例示する展開方式、すなわち、対象オブジェクトを全展開するとともに、対象オブジェクトの全ての子孫オブジェクトのうちフィルタリング属性を有するものを全展開する方式である。従って、フィルタリング展開が実行されると、対象オブジェクトの全ての子オブジェクトが表示されるとともに、少なくとも、フィルタリング属性を有する子オブジェクトのさらに子オブジェクトが全て表示されることになる。つまり、フィルタリング展開が実行されると、対象オブジェクトの全ての子孫オブジェクトのうち、フィルタリング属性を有するオブジェクトとその兄弟オブジェクト(親オブジェクトが一致するオブジェクトのことを言う)が表示され、他の子孫オブジェクトは表示されない。なお、本実施形態において、オブジェクトのフィルタリング属性とは、オブジェクトの異常状態属性が「異常」となっていることである。従って、オブジェクトがフィルタリング属性を有する場合とは、当該オブジェクトに対応する空間内に異常が発生している室内ユニット10a〜10cが少なくとも1台存在する場合である。フィルタリング属性は、記憶部35内に記憶されおり(図4参照)、統括管理者が入力部34を操作することにより、任意のタイミングで変更できるようになっている。
オブジェクトの展開処理の説明に戻ると、図16に示すように、ラジオボタンMを介して「通常展開」が選択されているか、又は、対象オブジェクトがフィルタリング属性を有していない場合には、後述する通常展開処理(図17参照)が実行される(ステップS501,S502,S504参照)。一方、ラジオボタンMを介して「フィルタリング展開」が選択されており、かつ、対象オブジェクトがフィルタリング属性を有している場合には、後述するフィルタリング展開処理(図18参照)が実行される(ステップS501,S502,S503参照)。
通常展開処理又はフィルタリング展開処理が終了すると、後述するツリー表示更新処理(ステップS505参照)が実行される。通常展開処理およびフィルタリング展開処理は、続くツリー表示更新処理で参照される、ツリー表示情報データベース35e内の表示情報を再計算する内部処理である。ツリー表示更新処理は、再計算された表示情報に従って、ツリー構造Tの表示態様を更新する処理である。
d−1−1)通常展開処理
図17に詳細を示す通常展開処理は、通常展開方式での対象オブジェクトの展開表示を行うために、ツリー表示更新処理に先行して実行される内部処理である。
図17に詳細を示す通常展開処理は、通常展開方式での対象オブジェクトの展開表示を行うために、ツリー表示更新処理に先行して実行される内部処理である。
かかる処理では、表示制御部32cは、ツリー表示情報データベース35e内の、対象オブジェクトの全ての子オブジェクトに対応するレコードの「表示」フィールドに「表示」を代入する(ステップS601参照)。続いて、ツリー表示情報データベース35e内の、対象オブジェクトの全ての子オブジェクトの全ての子孫オブジェクトに対応するレコードの「表示」フィールドに「非表示」を代入する(ステップS602参照)。
d−1−2)フィルタリング展開処理
図18に詳細を示すフィルタリング展開処理は、フィルタリング展開方式での対象オブジェクトの展開表示を行うために、ツリー表示更新処理に先行して実行される内部処理である。フィルタリング展開処理は、オブジェクトO1〜O4のいずれかを引数とする、再起呼び出し可能なサブルーチンとなっている。
図18に詳細を示すフィルタリング展開処理は、フィルタリング展開方式での対象オブジェクトの展開表示を行うために、ツリー表示更新処理に先行して実行される内部処理である。フィルタリング展開処理は、オブジェクトO1〜O4のいずれかを引数とする、再起呼び出し可能なサブルーチンとなっている。
かかる処理では、表示制御部32cは、引数として与えられたオブジェクト(以下、引数オブジェクトと言う)の全ての子オブジェクトについて、ステップS704〜ステップS707を実行する(ステップS702,S703参照)。最初の(言い換えると、再起呼び出しされていないときの)引数オブジェクトは、対象オブジェクトである。
ステップS704では、ツリー表示情報データベース35e内の、直前のステップS703で選択された(以下、フィルタリング展開処理の説明において「現在選択中の」)子オブジェクトに対応するレコードの「表示」フィールドに「表示」を代入する。続いて、ステップS705において、現在選択中の子オブジェクトがフィルタリング属性を有するか否かを判断し、フィルタリング属性を有する場合には、現在選択中の子オブジェクトを引数として当該フィルタリング展開処理を再帰的に呼び出す(ステップS706参照)。一方、フィルタリング属性を有しない場合には、ツリー表示情報データベース35e内の、現在選択中の子オブジェクトの全ての子孫オブジェクトに対応するレコードの「表示」フィールドに「非表示」を代入する(ステップS707参照)。
d−1−3)ツリー表示更新処理
ツリー表示更新処理は、定期的に(本実施形態では、1分間隔で)繰り返されるツリー表示処理を不定期に実行させる処理である。従って、直前の通常展開処理又はフィルタリング展開処理によりツリー表示情報データベース35e内の表示情報が更新されるや否や、当該更新された表示情報がツリー構造Tの表示に反映されることになる。
ツリー表示更新処理は、定期的に(本実施形態では、1分間隔で)繰り返されるツリー表示処理を不定期に実行させる処理である。従って、直前の通常展開処理又はフィルタリング展開処理によりツリー表示情報データベース35e内の表示情報が更新されるや否や、当該更新された表示情報がツリー構造Tの表示に反映されることになる。
d−2)折り畳み処理
図19に詳細を示すオブジェクトの折り畳み処理は、以下のように実行される。
図19に詳細を示すオブジェクトの折り畳み処理は、以下のように実行される。
最初のステップS301は、続くツリー表示更新処理(ステップS302参照)で参照される、ツリー表示情報データベース35e内の表示情報を再計算する内部処理である。より具体的には、ステップS301では、表示制御部32cは、ツリー表示情報データベース35e内の、対象オブジェクトの全ての子孫オブジェクトに対応するレコードの「表示」フィールドに「非表示」を代入する。
続くステップS302では、再計算された表示情報に従って、ツリー構造Tの表示態様が更新される。ツリー表示更新処理は、定期的に(本実施形態では、1分間隔で)繰り返されるツリー表示処理を不定期に実行させる処理である。従って、直前のステップS301においてツリー表示情報データベース35e内の表示情報が更新されるや否や、当該更新された表示情報がツリー構造Tの表示に反映されることになる。
〈特徴〉
(1)
従来の通常展開方式が利用される場合には、折り畳まれた状態のツリー構造Tの中から目的のオブジェクトを探すためには、オブジェクトを上位から順に展開してゆく必要がある。しかしながら、フィルタリング展開方式が利用される場合には、上位のオブジェクトに対応する折り畳みボタンに1度展開操作を加えるだけで、即座により下位の目的のオブジェクトが全て自動的に表示されることになる。従って、フィルタリング展開方式を利用すれば、通常展開方式のように何度も展開操作を加えることなく、目的のオブジェクトに容易に到達することができる。
(1)
従来の通常展開方式が利用される場合には、折り畳まれた状態のツリー構造Tの中から目的のオブジェクトを探すためには、オブジェクトを上位から順に展開してゆく必要がある。しかしながら、フィルタリング展開方式が利用される場合には、上位のオブジェクトに対応する折り畳みボタンに1度展開操作を加えるだけで、即座により下位の目的のオブジェクトが全て自動的に表示されることになる。従って、フィルタリング展開方式を利用すれば、通常展開方式のように何度も展開操作を加えることなく、目的のオブジェクトに容易に到達することができる。
(2)
上記実施形態では、下位のオブジェクトの形態が上位のオブジェクトの形態に反映されるようになっている。従って、表示されていない下位のオブジェクトに属する室内ユニット10a〜10cの状態を上位のオブジェクトの色から判断することができる。
上記実施形態では、下位のオブジェクトの形態が上位のオブジェクトの形態に反映されるようになっている。従って、表示されていない下位のオブジェクトに属する室内ユニット10a〜10cの状態を上位のオブジェクトの色から判断することができる。
〈変形例〉
(1)
上記実施形態では、親コントローラ30による管理上、施設1が4階層の空間として階層化されているが、3階層以下又は5階層以上の空間として階層化されていてもよい。
(1)
上記実施形態では、親コントローラ30による管理上、施設1が4階層の空間として階層化されているが、3階層以下又は5階層以上の空間として階層化されていてもよい。
(2)
上記実施形態では、ツリー構造Tは、施設1の現実の物理的な空間構造に対応するように階層的に組み立てられている。しかしながら、ツリー構造Tを、論理的な空間構造に対応する階層構造としてもよい。例えば、「廊下」というオブジェクトの下位に、複数の建物1A〜1Cの廊下に対応する複数のオブジェクトを配置し、「教室」というオブジェクトの下位に、複数の教室に対応する複数のオブジェクトを配置するようしてもよい。つまり、現実に物理的に離れた空間どうしをまとめて、より上位の空間とすることができる。
上記実施形態では、ツリー構造Tは、施設1の現実の物理的な空間構造に対応するように階層的に組み立てられている。しかしながら、ツリー構造Tを、論理的な空間構造に対応する階層構造としてもよい。例えば、「廊下」というオブジェクトの下位に、複数の建物1A〜1Cの廊下に対応する複数のオブジェクトを配置し、「教室」というオブジェクトの下位に、複数の教室に対応する複数のオブジェクトを配置するようしてもよい。つまり、現実に物理的に離れた空間どうしをまとめて、より上位の空間とすることができる。
(3)
上記実施形態では、複数の室内ユニット10a〜10cをそれぞれが配置される空間によって階層的にグルーピングしている。しかしながら、複数の室内ユニット10a〜10cを他の法則で階層的にグルーピングし、同じ法則に従った階層構造を有するツリー構造を作成してもよい。例えば、同じ時間や条件で起動/停止を行う室内ユニット10a〜10cどうしをグルーピングしてもよい。
上記実施形態では、複数の室内ユニット10a〜10cをそれぞれが配置される空間によって階層的にグルーピングしている。しかしながら、複数の室内ユニット10a〜10cを他の法則で階層的にグルーピングし、同じ法則に従った階層構造を有するツリー構造を作成してもよい。例えば、同じ時間や条件で起動/停止を行う室内ユニット10a〜10cどうしをグルーピングしてもよい。
(4)
上記実施形態において、統括管理者が入力部34を操作することにより、任意のタイミングで記憶部35内の第1条件および第2条件を変更、追加および削除できるようになっていてもよい。すなわち、統括管理者は、自身が監視したい事実がアイコンの色に反映されるよう、条件を自由に設定することができる。また、条件の数は2つに限られず、1つであってもよし、3以上であってもよい。
上記実施形態において、統括管理者が入力部34を操作することにより、任意のタイミングで記憶部35内の第1条件および第2条件を変更、追加および削除できるようになっていてもよい。すなわち、統括管理者は、自身が監視したい事実がアイコンの色に反映されるよう、条件を自由に設定することができる。また、条件の数は2つに限られず、1つであってもよし、3以上であってもよい。
例えば、設定温度が25℃以下であり、室内温度が25℃以下であり、かつ、運転中であることを条件とすることができる。かかる場合、アイコンの色から、設定温度が25℃以下と低めに設定されており、かつ、現実の室内温度が25℃以下になっている冷やし過ぎの室内ユニット10a〜10cの消し忘れをチェックすることができる。
なお、記憶部35内の条件が変更、追加および削除される場合には、属性判定処理のステップS405,S406でチェックされる属性情報も追加、変更および削除される必要がある。
(5)
上記実施形態では、領域A1内にツリー構造Tが収まりきらなくなると、領域A1内にスクロールバーが表示されるようになっている。しかしながら、スクロール操作を加えることによって初めてツリー構造T全体を見られるようになるのでは、統括管理者が施設1全体の様子を迅速に判断することが困難になる。
上記実施形態では、領域A1内にツリー構造Tが収まりきらなくなると、領域A1内にスクロールバーが表示されるようになっている。しかしながら、スクロール操作を加えることによって初めてツリー構造T全体を見られるようになるのでは、統括管理者が施設1全体の様子を迅速に判断することが困難になる。
そこで、図18に示すフィルタリング展開処理を図22のように変更してもよい。なお、図22において図18と同じ参照符号が付されているステップでは同様の処理が実行されるものとする。
図18の処理との差異を中心に説明すると、図22の処理では、ステップS704が省略され、ステップS705の後ステップS706の前にステップS710が、ステップS705の後ステップS707の前にステップS711が新たに追加される。ステップS710では、ステップS704と同様の処理が実行され、ステップS711では、ツリー表示情報データベース35e内の、現在選択中の子オブジェクトに対応するレコードの「表示」フィールドに「非表示」が代入される。
従って、図22に示すフィルタリング展開処理が実行される場合には、図23(b)の状態のツリー構造Tは、図23(b)に示す展開操作が加えられると、図23(c)のように展開されることになる。つまり、図22に示すフィルタリング展開処理では、対象オブジェクトの全ての子孫オブジェクトのうち、フィルタリング属性を有するオブジェクト(すなわち、異常が発生している室内ユニット10a〜10cが存在する空間に対応するオブジェクト)は全て表示されるが、他のオブジェクトが一切表示されない。このように、フィルタリング属性を有さないオブジェクトの表示を省略することにより、ツリー構造Tの表示態様がシンプルになり、全体構造の把握が容易になる。
また、かかる変形例では、図23(c)に示すように、全ての子オブジェクトのうち一部が表示されており、一部が表示されていない状態にあるオブジェクトの折り畳みボタンNについては、当該状態にあることが一目で分かるよう、「+」でも「−」でもなく、他の記号で示すことが望ましい。
さらに、図18および図22に示すフィルタリング展開処理は、親コントローラ30に予め設定されている一方のみが採用されるようになっていてもよいし、併用されるようになっていてもよい。併用の態様としては、統括管理者に対し、どちらのフィルタリング展開処理を実行すべきかについての選択を受け付ける手段(例えば、管理画面上に表示されるラジオボタンなど)を設けていてもよいし、あるいは、図18の処理に従って展開したとすればツリー構造Tが領域A1内からはみ出すと判断される場合には自動的に図22に示す処理を実行するが、それ以外の場合には図18に示す処理を実行するようにしてもよい。なお、ツリー構造Tが領域A1内からはみ出す又ははみ出さないの判断は、例えば、領域A1の縦方向の長さZが、1つのオブジェクトの縦方向の長さXに、図18に示す処理が実行された場合に表示されるべきオブジェクトの数Yを乗じた値よりも小さいか否かの判断によって行うことができる。
(6)
上記変形例(5)のフィルタリング展開処理では、対象オブジェクトの全ての子孫オブジェクトのうち、フィルタリング属性を有するオブジェクトのみが表示され、フィルタリング属性を有さないオブジェクトは一切表示されないようになっている。
上記変形例(5)のフィルタリング展開処理では、対象オブジェクトの全ての子孫オブジェクトのうち、フィルタリング属性を有するオブジェクトのみが表示され、フィルタリング属性を有さないオブジェクトは一切表示されないようになっている。
しかしながら、図18に示すフィルタリング展開処理のステップS703の終了後、現在選択中のオブジェクトの階層の深さが所定の階層(例えば、3階層)以下である場合には、その後、図22と同様にステップS705とステップS710,S706又はステップS711,S707とを実行し、そうでない場合には、その後、図18と同様にステップS704,S705とステップS706又はステップS707とを実行するようにしてもよい。
あるいは、逆に、図18に示すフィルタリング展開処理のステップS703の終了後、現在選択中のオブジェクトの階層の深さが所定の階層(例えば、3階層)以上である場合には、その後、図22と同様にステップS705とステップS710,S706又はステップS711,S707とを実行し、そうでない場合には、その後、図18と同様にステップS704,S705とステップS706又はステップS707とを実行するようにしてもよい。
(7)
上記実施形態では、図24(a)の状態のツリー構造Tに図24(a)に示す折り畳み操作が加えられると図24(b)の状態に遷移し、さらにその後図24(b)に示す展開操作が加えられると図24(c)の状態に遷移することになる。
上記実施形態では、図24(a)の状態のツリー構造Tに図24(a)に示す折り畳み操作が加えられると図24(b)の状態に遷移し、さらにその後図24(b)に示す展開操作が加えられると図24(c)の状態に遷移することになる。
しかしながら、オブジェクトO1に折り畳み操作を加えることにより図24(a)の状態から図24(b)の状態に折り畳まれたのであるから、直後に同じオブジェクトO1に展開操作を加える場合には、図24(b)の状態から図24(a)の状態に戻したいと統括管理者が望むことはあり得る。なお、図24には、フィルタリング展開方式が選択されている場合を例示しているが、通常展開方式が選択されている場合には、図24(b)の状態から図20(c)の状態に遷移することになる。従って、どちらの展開方式が選択されている場合であっても、折り畳み操作が加えられたのと同じオブジェクトに展開操作が加えられた場合に、ツリー構造Tの表示態様が折り畳み操作を加える直前の状態に戻らない点は同じである。
そこで、折り畳み操作が加えられたのと同じオブジェクトに直後に展開操作が加えられた場合には、折り畳み操作を加える直前の態様のツリー構造Tが表示されるようにしてもよい。
かかる変形例は、例えば上記実施形態の処理を以下のように変更することにより実現され得る。すなわち、図19に示す折り畳み処理のステップS301においては、対象オブジェクトの全ての子孫オブジェクトの表示属性を「非表示」に設定していたが、これに代わり、対象オブジェクトの全ての子オブジェクトの表示属性のみを「非表示」に設定するようにする。図17に示す通常展開処理においては、ステップS602を省略する。図18に示すフィルタリング展開処理のステップS707においては、現在選択中の子オブジェクトの全ての子孫オブジェクトの表示属性を「非表示」に設定していたが、これに代わり、現在選択中の子オブジェクトの全ての子オブジェクトの表示属性のみを「非表示」に設定するようにする。ツリー表示処理においては、表示属性が「表示」になっている全てのオブジェクトを表示することしていたが、これに代わり、表示属性が「表示」であるオブジェクトを階層構造情報を参照して上位の階層から順に表示してゆき、「非表示」になっているオブジェクトの子孫オブジェクトについては、たとえ表示属性が「表示」になっていようとも表示しないようにする。つまり、自身の上位に「非表示」の表示属性を有するオブジェクトが存在するオブジェクトについては、表示しないようにする。
(8)
上記実施形態では、属性判定処理およびツリー表示処理はともに所定の間隔で実行されるが、親コントローラ30に外部から(例えば、子コントローラ20a〜20cから)オブジェクトO1〜O4の属性情報が変化し得ることの通知があったときに実行されるようにしてもよい。
上記実施形態では、属性判定処理およびツリー表示処理はともに所定の間隔で実行されるが、親コントローラ30に外部から(例えば、子コントローラ20a〜20cから)オブジェクトO1〜O4の属性情報が変化し得ることの通知があったときに実行されるようにしてもよい。
(9)
上記実施形態では、階層構造情報、属性情報および表示情報が1のデータベース(ツリー表示情報データベース35e)内で管理されているが、別々のデータベースで管理されていてもよい。つまり、データベースの設計態様は、上記実施形態において例示されているものに限定されない。
上記実施形態では、階層構造情報、属性情報および表示情報が1のデータベース(ツリー表示情報データベース35e)内で管理されているが、別々のデータベースで管理されていてもよい。つまり、データベースの設計態様は、上記実施形態において例示されているものに限定されない。
(10)
上記実施形態において、親コントローラ30が、親コントローラ30をサーバコンピュータとするクライアントコンピュータに、上記管理画面を提供するようになっていてもよい。また、当該クライアントコンピュータは、LAN5a内の端末であってもよいし、LAN5a外の端末、例えば、インターネットを介して接続される施設1外の遠隔の端末であってもよい。なお、親コントローラ30がWebサーバ機能を有する場合には、当該クライアントコンピュータはブラウザ機能を有する端末であれば足りることになる。
上記実施形態において、親コントローラ30が、親コントローラ30をサーバコンピュータとするクライアントコンピュータに、上記管理画面を提供するようになっていてもよい。また、当該クライアントコンピュータは、LAN5a内の端末であってもよいし、LAN5a外の端末、例えば、インターネットを介して接続される施設1外の遠隔の端末であってもよい。なお、親コントローラ30がWebサーバ機能を有する場合には、当該クライアントコンピュータはブラウザ機能を有する端末であれば足りることになる。
(11)
上記実施形態では、オブジェクトO1〜O4の異常状態属性、あるいは室内ユニット10a〜10cの状態に応じて、オブジェクトO1〜O8の色が変更されるようになっている。しかしながら、色だけでなく、形状又は模様あるいはこれらの組合せが変更されるようになっていてもよい。
上記実施形態では、オブジェクトO1〜O4の異常状態属性、あるいは室内ユニット10a〜10cの状態に応じて、オブジェクトO1〜O8の色が変更されるようになっている。しかしながら、色だけでなく、形状又は模様あるいはこれらの組合せが変更されるようになっていてもよい。
(12)
上記実施形態において、子コントローラ20a〜20cが省略されてもよい。すなわち、室内ユニット10a〜10cが子コントローラ20a〜20cを介さずに親コントローラ30に直接接続され、子コントローラ20a〜20cによる処理の全部又は一部を親コントローラ30が担うようになっていてもよい。
上記実施形態において、子コントローラ20a〜20cが省略されてもよい。すなわち、室内ユニット10a〜10cが子コントローラ20a〜20cを介さずに親コントローラ30に直接接続され、子コントローラ20a〜20cによる処理の全部又は一部を親コントローラ30が担うようになっていてもよい。
(13)
上記実施形態において、群管理システム100が、照明装置、給排水装置、加湿器、昇降機、防犯装置等の空調設備以外の設備機器を管理するようになっていてもよい。また、空調設備を含む又は含まない複数種類の設備機器を管理するようになっていてもよい。
上記実施形態において、群管理システム100が、照明装置、給排水装置、加湿器、昇降機、防犯装置等の空調設備以外の設備機器を管理するようになっていてもよい。また、空調設備を含む又は含まない複数種類の設備機器を管理するようになっていてもよい。
(14)
上記実施形態において、管理画面を介して、室内ユニット10a〜10cと同様に、室外ユニットについても管理できるようになっていてもよい。
上記実施形態において、管理画面を介して、室内ユニット10a〜10cと同様に、室外ユニットについても管理できるようになっていてもよい。
(15)
子コントローラ20a〜20cおよび親コントローラ30が取得し、記憶する情報は、上記実施形態に示されたものに限られない。
子コントローラ20a〜20cおよび親コントローラ30が取得し、記憶する情報は、上記実施形態に示されたものに限られない。
例えば、親コントローラ30が、圧縮機の周波数、室外ファンの回転数、冷媒回路の適当な箇所における冷媒の温度および圧力等を示す情報等を、子コントローラ20a〜20cを介して取得するようになっていてもよい。
さらに、親コントローラ30の監視部32aが、当該情報に基づいて独自のロジックで異常を検出し、当該検出の結果がオブジェクトO1〜O8の形態に反映されるようになっていてもよい。
(16)
上記変形例(1)〜(15)を任意に組み合わせてもよい。
上記変形例(1)〜(15)を任意に組み合わせてもよい。
<第2実施形態>
以下、図25〜図27を参照して、本発明の第2実施形態に係るサーバコンピュータ230(画面提供装置)を含むネットワークシステム200について説明する。
以下、図25〜図27を参照して、本発明の第2実施形態に係るサーバコンピュータ230(画面提供装置)を含むネットワークシステム200について説明する。
(1)全体構成
図25に示すように、ネットワークシステム200には、ある企業の多数の社員の利用に供する多数のパーソナルコンピュータ(以下、PC)210と、PC210からアクセス可能なサーバコンピュータ230とが接続されている。
図25に示すように、ネットワークシステム200には、ある企業の多数の社員の利用に供する多数のパーソナルコンピュータ(以下、PC)210と、PC210からアクセス可能なサーバコンピュータ230とが接続されている。
サーバコンピュータ230は、主として通信部231、制御部232、表示部233、入力部234および記憶部235から構成されている。
通信部231は、サーバコンピュータ230をPC210が接続されているLAN205aに接続するネットワークインターフェースであり、PC210との間で各種信号の授受を行う。制御部232は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されている。表示部233は、主としてディスプレイから構成されている。入力部34は、主としてマウスおよびキーボードから構成されている。記憶部35は、主としてハードディスクから構成されている。
記憶部235内には、図26に示すディレクトリ構造Dを有する記憶領域が定義されている。ディレクトリ構造Dは、ディレクトリ管理部232aにより管理されている。ディレクトリ管理部232aは、記憶部235内のディレクトリ管理用のアプリケーションソフトウェアが制御部232上に読み出されて実行されることにより起動する。ディレクトリ構造Dの最下位のディレクトリは、個々の社員に割り当てられており、個々の社員がPC210を介してデータの保存等に自由に利用できるようになっている。個々の社員に割り当てられているサーバコンピュータ230内の最大記憶容量は、ディレクトリ管理部232aにより提供されるGUIを介して予めサーバ管理者により定められている。言い換えると、最下位のディレクトリと、それぞれの最大記憶容量との関係を示す情報が、ディレクトリ管理部232aにより記憶部235内に管理されている。
ディレクトリ管理部232aは、サーバ管理者による所定の操作を検知すると、サーバコンピュータ230の表示部233上に、ディレクトリ構造Dをエクスプローラ形式で表示する、すなわち、図27に示すディレクトリ構造Dを表示する管理画面を表示する。ディレクトリ構造Dを構成するオブジェクトは、図26に示すディレクトリ構造Dのノードに1対1で対応している。
ディレクトリ管理部232aが管理画面内のディレクトリ構造Dの表示態様を管理する方法は、以下に説明する点を除き、第1実施形態において表示制御部32cおよび属性判定部32dがツリー構造Tの表示態様を管理する方法と同様である。つまり、ディレクトリ管理部232aは、第1実施形態における属性判定処理、ツリー表示処理、図15に示す処理、展開処理、折り畳み処理、通常展開処理、フィルタリング展開処理およびツリー表示更新処理と同様の処理を同様のタイミングで実行する。以下、第1実施形態との差異を中心に、第2実施形態についての説明を行う。
第2実施形態における属性判定処理のステップS405では、現在選択中のオブジェクト(最下位のオブジェクト)の属性が、当該オブジェクトに対応するディレクトリの現在の状態に基づいて判断される。より具体的には、当該ディレクトリに格納されているデータの容量が所定の容量(例えば、当該ディレクトリの最大記憶容量の90%の容量)を超えている場合には「警告」、超えていない場合には「通常」という属性が、現在選択中のオブジェクトに与えられる。
また、第2実施形態におけるツリー表示処理では、オブジェクトに含まれるアイコンの形態を決定する第1条件が当該オブジェクトの属性=「警告」となり、第2条件が設定されていない。ディレクトリ構造D上では、「警告」の属性を有するオブジェクト(つまり、所定の容量を超える容量を使用中の社員が少なくとも1人存在する部署に対応するオブジェクト)のアイコンが「!」マークに変化することになる。
また、第2実施形態におけるフィルタリング属性とは、オブジェクトの属性=「警告」となることである。
〈特徴〉
上記実施形態では、ディレクトリ構造Dが完全に折り畳まれた状態(図27(b)参照)で表示されていた時に、ある最下位のディレクトリ(「長井」)に問題が発生すると、最上位のオブジェクトのアイコンが「!」マークに変化する。その後、フィルタリング展開が選択されている場合には、最上位のオブジェクトに対応する折り畳みボタンに展開操作が一度加えられるだけで、問題の最下位のディレクトリ(「長井」)が、問題のあることが明示される態様で(「!」マークが付された態様で)直ちに表示されることになる(図27(c)参照)。
上記実施形態では、ディレクトリ構造Dが完全に折り畳まれた状態(図27(b)参照)で表示されていた時に、ある最下位のディレクトリ(「長井」)に問題が発生すると、最上位のオブジェクトのアイコンが「!」マークに変化する。その後、フィルタリング展開が選択されている場合には、最上位のオブジェクトに対応する折り畳みボタンに展開操作が一度加えられるだけで、問題の最下位のディレクトリ(「長井」)が、問題のあることが明示される態様で(「!」マークが付された態様で)直ちに表示されることになる(図27(c)参照)。
通常展開方式の場合には、オブジェクトを上位から順に展開してゆき問題のディレクトリ(「長井」)を探さなければならないが、フィルタリング展開方式の場合には、即座に問題のディレクトリに到達できるようになっている。
〈変形例〉
第1実施形態の変形例(1)〜(11)および(16)の要旨は、第2実施形態にも当てはまる。
第1実施形態の変形例(1)〜(11)および(16)の要旨は、第2実施形態にも当てはまる。
本発明は、オブジェクトの折り畳みおよび展開が可能なツリー構造において、目的のオブジェクトに素早くアクセスすることが可能になるという効果を有し、機器管理装置、機器管理プログラムおよび画面提供装置として有用である。
1 敷地
1A〜1C 建物
10 空調設備
10a〜10c 室内ユニット(設備機器)
30 親コントローラ(機器管理装置、画面提供装置)
32 制御部
32c 表示制御部
32d 属性判定部(条件判定部)
33 表示部
34 入力部
230 サーバコンピュータ(画面提供装置)
232 制御部
232a ディレクトリ管理部(条件判定部、表示制御部)
D ディレクトリ構造
M ラジオボタン
N 折り畳みボタン
O1〜O4 オブジェクト
T ツリー構造
1A〜1C 建物
10 空調設備
10a〜10c 室内ユニット(設備機器)
30 親コントローラ(機器管理装置、画面提供装置)
32 制御部
32c 表示制御部
32d 属性判定部(条件判定部)
33 表示部
34 入力部
230 サーバコンピュータ(画面提供装置)
232 制御部
232a ディレクトリ管理部(条件判定部、表示制御部)
D ディレクトリ構造
M ラジオボタン
N 折り畳みボタン
O1〜O4 オブジェクト
T ツリー構造
Claims (10)
- 複数の設備機器(10a〜10c)が散在する第1空間に対応する第1オブジェクト(O1)、前記第1空間を構成する複数の第2空間のそれぞれに対応する複数の第2オブジェクト(O2)、および、前記第2空間を構成する複数の第3空間のそれぞれに対応する複数の第3オブジェクト(O3)を、前記第1オブジェクトの下位に前記第2オブジェクトが配置され、前記第2オブジェクトの下位に前記第3オブジェクトが配置される態様のツリー構造(T)となるように表示する管理画面を提供する機器管理装置(30)であって、
前記設備機器が所定の条件に合致するか否かを判定する条件判定部(32d)と、
折り畳まれた状態の前記第1オブジェクトを展開する命令が与えられると、前記管理画面上において、前記第1オブジェクトを展開するとともに、前記条件判定部により前記所定の条件に合致すると判定された前記設備機器が存在する前記第2空間に対応する前記第2オブジェクトを展開するフィルタリング展開を実行する表示制御部(32c)と、
を備える、
機器管理装置(30)。 - 前記表示制御部(32c)は、前記管理画面上において、前記第1オブジェクト(O1)、前記第2オブジェクト(O2)および前記第3オブジェクト(O3)の形態を、それぞれ当該第1オブジェクト、当該第2オブジェクトおよび当該第3オブジェクトに対応する前記第1空間、前記第2空間および前記第3空間内の前記設備機器(10a〜10c)が前記所定の条件に合致するか否かの前記条件判定部(32d)による判定の結果に応じて変化させる、
請求項1に記載の機器管理装置(30)。 - 前記フィルタリング展開における前記第1オブジェクト(O1)の展開は、全ての前記第2オブジェクト(O2)が表示される態様で実行される、
請求項1又は2に記載の機器管理装置(30)。 - 前記フィルタリング展開における前記第2オブジェクト(O2)の展開は、当該第2オブジェクトの下位にある全ての前記第3オブジェクト(O3)が表示される態様で実行される、
請求項1から3のいずれかに記載の機器管理装置(30)。 - 前記フィルタリング展開における前記第1オブジェクト(O1)の展開は、全ての前記第2オブジェクト(O2)のうち、前記条件判定部(32d)により前記所定の条件に合致すると判定された前記設備機器(10a〜10c)が存在する前記第2空間に対応するもののみが表示される態様で実行される、
請求項1又は2に記載の機器管理装置(30)。 - 前記フィルタリング展開における前記第2オブジェクト(O2)の展開は、当該第2オブジェクトの下位にある全ての前記第3オブジェクト(O3)のうち、前記条件判定部(32d)により前記所定の条件に合致すると判定された前記設備機器(10a〜10c)が存在する前記第3空間に対応するもののみが表示される態様で実行される、
請求項1、2又は5に記載の機器管理装置(30)。 - 前記フィルタリング展開、又は、全ての前記第2オブジェクト(O2)が折り畳まれた状態で表示される態様で前記第1オブジェクト(O1)を展開する通常展開のどちらを実行するのかについての選択を受け付ける選択受付部(M)、
をさらに備え、
前記表示制御部(32c)は、前記選択受付部が受け付けた選択に従って、折り畳まれた状態の前記第1オブジェクトを展開する命令が与えられると、前記管理画面上において、前記フィルタリング展開又は前記通常展開を実行する、
請求項1から6のいずれかに記載の機器管理装置(30)。 - 複数の設備機器(10a〜10c)が散在する第1空間に対応する第1オブジェクト(O1)、前記第1空間を構成する複数の第2空間のそれぞれに対応する複数の第2オブジェクト(O2)、および、前記第2空間を構成する複数の第3空間のそれぞれに対応する複数の第3オブジェクト(O3)を、前記第1オブジェクトの下位に前記第2オブジェクトが配置され、前記第2オブジェクトの下位に前記第3オブジェクトが配置される態様のツリー構造(T)となるように表示する管理画面をコンピュータに提供させる機器管理プログラムであって、
前記設備機器が所定の条件に合致するか否かを判定する条件判定ステップと、
折り畳まれた状態の前記第1オブジェクトを展開する命令が与えられると、前記管理画面上において、前記第1オブジェクトを展開するとともに、前記条件判定ステップで前記所定の条件に合致すると判定された前記設備機器が存在する前記第2空間に対応する前記第2オブジェクトを展開するフィルタリング展開を実行する表示制御ステップと、
をコンピュータに実行させる、
機器管理プログラム。 - 複数の設備機器(10a〜10c)を階層的に分類する第1グループ、前記第1グループを構成する複数の第2グループおよび前記第2グループを構成する複数の第3グループが定義されている場合に、前記第1グループに対応する第1オブジェクト(O1)の下位に前記複数の第2グループにそれぞれ対応する複数の第2オブジェクト(O2)が配置され、前記複数の第2オブジェクトの下位に前記複数の第3グループにそれぞれ対応する複数の第3オブジェクト(O3)が配置される態様のツリー構造(T)を表示する前記複数の設備機器の管理画面を提供する機器管理装置(30)であって、
前記設備機器が所定の条件に合致するか否かを判定する条件判定部(32d)と、
折り畳まれた状態の前記第1オブジェクトを展開する命令が与えられると、前記管理画面上において、前記第1オブジェクトを展開するとともに、前記条件判定部により前記所定の条件に合致すると判定された前記設備機器が分類される前記第2グループに対応する前記第2オブジェクトを展開するフィルタリング展開を実行する表示制御部(32c)と、
を備える、
機器管理装置(30)。 - 第1オブジェクト(O1)、前記第1オブジェクトの下位に配置される1又は複数の第2オブジェクト(O2)、および、前記第2オブジェクトの下位に配置される1又は複数の第3オブジェクト(O3)を含むツリー構造(D,T)を表示する画面を提供する画面提供装置(30,230)であって、
前記第2オブジェクトが所定の条件に合致するか否かを判定する条件判定部(32d,232a)と、
折り畳まれた状態の前記第1オブジェクトを展開する命令が与えられると、前記画面上において、前記第1オブジェクトを展開するとともに、前記条件判定部により前記所定の条件に合致すると判定された前記第2オブジェクトを展開するフィルタリング展開を実行する表示制御部(32c,232a)と、
を備える、
画面提供装置(30,230)。
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