JP2019207472A - 情報表示装置および情報表示プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】木構造を構成している項目のなかから、簡単な操作で所望の項目を検索することを可能とする。【解決手段】検索の起点となる項目(メニュー303)が指定され、検索条件が指定されているときには、当該項目の下位の項目で当該検索条件に合致する項目が、画面(メニュー画面300)の上に重ねて表示される下位項目表示領域(拡大画面340)に表示される。検索条件が指定されていないときには、当該項目の下位の項目が下位項目表示領域に表示される。【選択図】図8

Description

本発明は、木構造を構成している項目のなかから所望の項目を検索して表示する情報表示装置および情報表示プログラムに関する。
コンピュータ上の操作対象(項目)には、木構造(階層構造)を構成するものが多い。代表例として、ファイルとフォルダが構成する木構造(ファイルシステム)、メニューの階層および組織の部門や部署に対応した階層構造をもつアドレス帳などがある。
操作対象のファイルを探す場合には、利用者は、ファイルシステムの木構造を辿りながらファイル(項目)を探したり、検索起点となるフォルダとファイル名などの検索条件を指定して、検索起点のフォルダの下位に存在して検索条件に合致するファイルを探したりする。しかしながら、従来のファイル管理ツールでは、木構造を辿るたびに移動先のフォルダを指定する必要があり、操作が煩わしい。また、検索起点のフォルダを選択するたびに検索条件を指定する必要があり、操作が面倒である。
階層構造に係る検索技術として特許文献1に記載の技術がある。
特開2005−141663号公報
特許文献1に記載の検索技術は、イベントログを対象とし、検索条件を木構造としている技術である。検索対象が木構造を構成しているファイルやメニュー、アドレス帳などに本技術を適用するのは困難である。
本発明は、木構造を構成している項目のなかから、簡単な操作で所望の項目を検索することを可能とする情報表示装置および情報表示プログラムを提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、木構造を構成する項目のなかで検索の起点となる項目を示す検索起点項目より下位の項目を表示する情報表示装置であって、指定された前記検索の検索条件を指定済み検索条件として記憶する記憶部と、画面に表示された前記項目を前記検索起点項目に指定する所定の検索指示操作を検出した場合、前記指定済み検索条件が記憶されているときには、当該項目の下位にあり前記指定済み検索条件に合致する項目を下位項目表示領域に表示し、前記指定済み検索条件が記憶されていないときには、当該項目の下位にある項目を前記下位項目表示領域に表示する制御部とを備え、前記下位項目表示領域は、前記画面の上に重ねて表示されることを特徴とする情報表示装置とした。
本発明によれば、木構造を構成している項目のなかから、簡単な操作で所望の項目を検索することを可能とする情報表示装置および情報表示プログラムを提供することができる。
第1の実施形態に係る情報表示装置の全体構成を示す図である。 第1の実施形態に係るメニュー階層データベースのデータ構成図である。 第1の実施形態に係るフィルタデータベースのデータ構成図である。 第1の実施形態に係る健保システムのメニュー画面の画面構成を示す図である。 第1の実施形態に係る、フィルタが設定されていない状態での拡大画面が表示されている健保システムのメニュー画面を示す図である。 第1の実施形態に係る、スクロール後の拡大画面が表示された健保システムのメニュー画面を示す図である。 第1の実施形態に係る、フィルタ選択画面が表示された健保システムのメニュー画面を示す図である。 第1の実施形態に係る、フィルタが設定された状態での拡大画面が表示されている健保システムのメニュー画面を示す図である。 第1の実施形態に係る拡大画面操作処理のフローチャートである。 第1の実施形態の変形例に係る、フィルタが設定された状態での拡大画面が表示された健保システムのメニュー画面を示す図である。 第2の実施形態に係る情報表示装置の全体構成を示す図である。 第2の実施形態に係るファイルシステムデータベースのデータ構成図である。 第2の実施形態に係るフィルタデータベースのデータ構成図である。 第2の実施形態に係るファイル管理プログラムのファイル管理画面の画面構成を示す図である。 第2の実施形態に係る、フィルタ選択画面が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第2の実施形態に係る虫眼鏡が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第2の実施形態に係る、フォルダ内容を示す虫眼鏡が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第2の実施形態に係る、虫眼鏡内にポインタが移動されたときのファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第2の実施形態に係る虫眼鏡操作処理のフローチャートである。 第2の実施形態の変形例に係り、矢印のポインタの替わりに虫眼鏡が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第2の実施形態の変形例に係り、ポインタに替わる虫眼鏡が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第3の実施形態に係る情報表示装置の全体構成を示す図である。 第3の実施形態に係るファイル管理プログラムのファイル管理画面の画面構成を示す図である。 第3の実施形態に係る虫眼鏡の検索条件種別選択メニューが表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第3の実施形態に係る虫眼鏡の検索条件パラメータ選択メニューが表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第3の実施形態に係る、「参照日(3日以内)検索」の虫眼鏡が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第3の実施形態に係る、3種類の虫眼鏡が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第3の実施形態に係る、2種類の虫眼鏡を合体した後のファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第3の実施形態に係る、3種類の虫眼鏡を重ねた後のファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第3の実施形態に係る、検索結果を表示した虫眼鏡が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面を示す図である。 第3の実施形態に係る虫眼鏡操作処理のフローチャートである。 第3の実施形態に係る虫眼鏡移動処理のフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための実施形態を説明する。
≪第1の実施形態:メニューを検索して表示≫
第1の実施形態は、木構造(階層構造)を構成するメニュー(項目)を備えており、メニューを選択して所望の健康保険(健保)業務処理を実行する情報表示装置である。第1の実施形態を用いて木構造を構成するメニューにおける所望のメニューを検索することができる情報表示装置を説明する。
≪第1の実施形態:情報表示装置の全体構成≫
図1は、第1の実施形態に係る情報表示装置100の全体構成を示す図である。情報表示装置100は、制御部110と、入出力部120と、記憶部130とを備える。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)から構成され、後記する健保システムプログラム131を実行することで、コンピュータである情報表示装置100を健保業務システムとして機能させる。入出力部120は、ディスプレイ121やキーボード122、マウス123などから構成され、利用者からの指示を受け付けたり、メニュー画面を表示したりする。
情報表示装置100は、ディスプレイ、キーボードおよびマウスの替わりにタッチパネルディスプレイを備えてもよい。また、マウスの替わりにタッチパッド、トラックボール、ポインティング・スティック、ペンタブレットなどのポインティングデバイスを備えてもよい。入出力部120は、サーバなどのコンピュータと通信データを送受信する通信デバイスを備えてもよい。
記憶部130は、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成され、健保システムプログラム131、メニュー階層データベース(図1ではメニュー階層DB(Database)と記載、後記する図2参照)140およびフィルタデータベース(図1ではフィルタDBと記載、後記する図3参照)160を備える。
健保システムプログラム131は、健康保険業務処理を行うためのプログラムである。利用者は、後記する図4に示すメニュー画面からメニューを選択して実行することで業務を遂行する。メニュー(項目)は、木構造(階層構造)を構成している。例えば、「パラメータ・マスタ保守」メニュー301(図4参照)の下には、「パラメータ保守」メニュー(不図示)があり、「パラメータ保守」メニューの下には、「会社パラメータ」メニューや「制御パラメータ」メニュー(不図示)がある。
メニューに対して所定の操作を行うと、当該メニューの下位にあるメニューのなかで検索条件であるフィルタに合致するメニューが検索されて表示される(後記する図8参照)。フィルタが設定されていない場合には、全ての下位のメニューが表示される(後記する図5,6参照)。検索条件であるフィルタは、画面上で所定の操作を行うことで切り替えられる(後記する図7参照)。健保システムプログラム131は、このようなメニューの検索と表示とを実行する。
≪第1の実施形態:メニュー階層データベースの構成≫
図2は、第1の実施形態に係るメニュー階層データベース140のデータ構成図である。メニュー階層データベース140は、例えば表形式のデータであり、1つの行(レコード)は、1つのメニューを示す。メニュー階層データベース140のレコードは、メニュー識別情報141、上位メニュー142、メニュー番号143、メニュー名144、実行コマンド145および最終実行日時146の属性(列)を含む。
メニュー識別情報141は、レコードが示すメニューの識別情報である。上位メニュー142は、レコードが示すメニューの上位メニューのメニュー識別情報141である。メニュー番号143は、同じ上位メニュー142をもつメニューの集合内での通し番号である。メニュー名144は、メニューの名前であり、メニュー画面(図4参照)に表示される。
実行コマンド145は、メニューを実行するコマンドの識別情報である。メニューの木構造のなかで最下位のメニューが選択されると、実行コマンド145が実行され、メニューに対応した業務用の画面が表示されて、利用者が当該業務を実行できるようになる。なお、下位メニューが存在するメニューが選択されると、下位メニュー一覧が表示されるメニュー画面に遷移する。
最終実行日時146は、実行コマンド145が実行された最終日時を示す。
レコード151は、メニュー識別情報141が「10600000」であるメニューを表している。上位メニュー142は、「−」であり、上位のメニューが存在しない最上位のメニューであることを示している。メニュー番号143は、「6」であって、最上位メニュー中6番目のメニューであり、メニュー名144は、「給付業務(レセプト)」である。
≪第1の実施形態:フィルタデータベースの構成≫
図3は、第1の実施形態に係るフィルタデータベース160のデータ構成図である。フィルタデータベース160は、例えば表形式のデータであり、1つの行(レコード)は、1つのフィルタ(検索条件)を示す。フィルタデータベース160のレコードは、フィルタ識別情報161、検索条件種別162およびパラメータ163の属性(列)を含む。
フィルタ識別情報161は、レコードが示すフィルタの識別情報である。検索条件種別162は、「実行日時」や「お気に入り」などのフィルタの検索条件種別を示す。パラメータ163は、検索のパラメータを示す。
レコード167のフィルタは、フィルタ識別情報161が「200001」のフィルタを表しており、検索条件種別162は「実行日時」であって、パラメータ163にある「1週以内」に実行されたメニューを検索することを示している。
レコード168のフィルタは、パラメータ163にある「月末1週以内」に実行されたメニューを検索することを示している。
レコード169のフィルタは、メニュー名144に「受渡しデータ」または「レセプト入力」を含むメニューを検索することを示している。
≪第1の実施形態:画面操作例(フィルタなし)≫
情報表示装置100のメニュー検索処理を説明する前に、図4〜図8を参照して、利用者の操作と画面遷移を説明する。図4は、第1の実施形態に係る健保システムのメニュー画面300の画面構成を示す図である。メニュー画面300には、健保システムのメニュー階層における最上位のメニューが表示されている。例えば、メニュー302は、「給付業務(療養費・現金給付)」のメニューであり、レコード152(図2参照)に対応している。メニュー302をクリックすると「療養費給付」メニュー(図2のレコード153参照)を含む「給付業務(療養費・現金給付)」メニューの下位メニューが並んだ画面が表示される。
初期状態ではフィルタは、設定されていない。この状態でメニュー302に対して後記する拡大画面表示操作(検索指示操作)を行うと、メニュー302の下位のメニューが拡大画面に表示される。図5は、第1の実施形態に係る、フィルタが設定されていない状態での拡大画面(下位項目表示領域)320が表示されている健保システムのメニュー画面を示す図である。なお、拡大画面表示操作とは、メニュー302上にポインタ310(図4参照)が移動され、メニュー302を所定の時間指定することである。
現在の状態では、フィルタ(図3参照)が設定されていないため、メニュー302の下位メニュー全てが検索されて拡大画面320に表示される。例えば、拡大画面320の1行目の「療養費給付 > レセプト処理」は、メニュー302の「給付業務(療養費・現金給付)」の下位メニューとして「療養費給付」メニュー(図2のレコード153参照)があり、その下位に「レセプト処理」メニュー(図2のレコード154参照)があることを示している。なお、以下では、拡大画面表示操作の対象となったメニューであり、検索の起点となったメニューを対象メニュー(検索起点項目)とも記す。即ち、図5においては、「給付業務(療養費・現金給付)」が対象メニューとなる。
メニュー302の「給付業務(療養費・現金給付)」には下位メニューが多いため、全ての下位メニューが同時には、拡大画面320に表示されていない。ポインタが拡大画面320の下部に移動される(ポインタ310A参照)と、拡大画面320がスクロールして他の下位メニューが表示される。
図6は、第1の実施形態に係る、スクロール後の拡大画面320Aが表示された健保システムのメニュー画面を示す図である。拡大画面320では一番下に表示されていた「現金給付 > 現金給付申請書・請求書処理」メニューが、拡大画面320Aでは、上スクロールの結果、3行目に表示されている。ポインタが拡大画面320Aの上部に移動されると、下にスクロールして、元の拡大画面320(図5参照)に戻る。
拡大画面320Aに表示された下位メニュー「療養費給付 > 月次帳票作成処理」上にあるポインタ310B(図6参照)がクリック(ポインタ310Bの位置でマウスボタンがクリック)されると、当該下位メニュー「月次帳票作成処理」が実行される(「月次帳票作成処理」メニューに対応する実行コマンド145(図2参照)が実行される)。
≪第1の実施形態:画面操作例(フィルタあり)≫
図5と図6では、フィルタが設定されていない状態での拡大画面を説明した。続いて、フィルタが設定されている状態での拡大画面について説明する。
図7は、第1の実施形態に係る、フィルタ選択画面330が表示された健保システムのメニュー画面を示す図である。メニュー303にポインタが置かれて、右クリックを検知すると、フィルタ選択画面330が表示される。フィルタ選択画面330には、フィルタデータベース160(図3参照)に登録されているフィルタと、フィルタを設定しない「検索条件なし」とが表示される。フィルタ選択画面330でポインタ310Cを用いて「お気に入り(受渡しデータ、レセプト入力)」が選択されると、レコード169に対応するフィルタが選択され、以降は、選択されたフィルタを用いて対象メニュー(検索起点項目)より下位のメニューが検索される。「検索条件なし」が選択されると、以降は、対象メニューより下位の全てのメニューが検索される。
図8は、第1の実施形態に係る、フィルタが設定された状態での拡大画面(下位項目表示領域)340が表示されている健保システムのメニュー画面を示す図である。メニュー303に対して拡大画面表示操作を行うと、拡大画面340が表示される。メニュー303の下位メニューであって、現在設定されているレコード169に示されたフィルタの検索条件(メニュー名144(図2参照)に「受渡しデータ」または「レセプト入力」を含むメニュー)に合致するメニューは2つ存在し、拡大画面340に表示されている。ポインタ310Dの位置でマウスボタンがクリックされると、メニュー303の下位メニュー「登録業務」のさらに下位メニューである「レセプト入力」メニューが実行される。
≪第1の実施形態:拡大画面操作処理≫
図9は、第1の実施形態に係る拡大画面操作処理のフローチャートである。図9を参照して、制御部110が実行する拡大画面操作処理の流れを示す。
ステップS101において、制御部110は、利用者の操作として拡大画面表示操作(検索指示操作)(ポインタが所定の時間メニューボタン上に存在してメニューを指定する)を検知したかを判断し、検知した場合には(ステップS101→Y)ステップS103に進み、検知しなかった場合には(ステップS101→N)ステップS102に進む。
ステップS102において、制御部110は、ステップS101で検知した操作に対応した処理を実行する。例えば、メニューがクリックされた場合には、制御部110は、当該メニューの下位のメニュー一覧を表示する画面(不図示)に遷移する。また、メニューが右クリックされた場合には、フィルタ選択画面330(図7参照)が表示され、選択されたフィルタが選択済みフィルタ(指定済み検索条件)として記憶部130に記憶される。選択済みフィルタは、以降の検索で使用される。なお、「検索条件なし」が選択されると、選択済みフィルタが削除される。
ステップS103において、制御部110は、拡大画面を表示する。詳しくは、制御部110は、メニュー階層データベース140(図2参照)のなかで対象メニューの下位メニューであって、現在設定中のフィルタ(選択済みフィルタ)の検索条件種別162とパラメータ163に合致するメニューを検索して、拡大画面に表示する。対象メニューの下位メニューか否かはメニュー識別情報141と上位メニュー142を参照することで判断できる。検索条件種別162(図3参照)が「実行日時」であった場合(レコード167参照)には、最終実行日時146(図2参照)がパラメータ163(図3参照)と合致するか否かで検索条件に合致するか否かを判断できる。検索条件種別162が「お気に入り」であった場合(レコード169参照)には、メニュー名144(図2参照)がパラメータ163にある文字列を含むか否かで検索条件に合致するか否かを判断できる。
フィルタが設定されていない(選択済みフィルタが存在しない)状態であれば、制御部110は、対象メニューの下位メニュー全てを検索して、拡大画面に表示する。
ステップS104において、制御部110は、検知した利用者の操作に応じてステップS105〜S109に分岐する。詳しくは、制御部110は、マウスホイールを回す(キーボード122のスクロールキーの入力)操作を検出したときには(ステップS104→ホイールを回す)ステップS105に進む。制御部110は、ポインタを拡大画面上部に移動する操作を検出したときには(ステップS104→ポインタを拡大画面上部に移動)ステップS106に進む。制御部110は、ポインタを拡大画面下部に移動する操作(図5のポインタ310A参照)を検出したときには(ステップS104→ポインタを拡大画面下部に移動)ステップS107に進む。制御部110は、拡大画面内でボタンまたはホイールをクリックする操作を検出したときには(ステップS104→拡大画面内でボタンまたはホイールをクリック)ステップS108に進む。制御部110は、拡大画面外にポインタが移動されて所定時間が経過したとき、またはキーボード122のエスケープキーを入力する操作を検出したときには(ステップS104→拡大画面外にポインタを移動、エスケープキー入力)ステップS109に進む。
ステップS105において、制御部110は、マウスホイール操作(スクロールキー入力)に応じて拡大画面をスクロールして、ステップS104に戻る。
ステップS106において、制御部110は、拡大画面を下にスクロールして、ステップS104に戻る。
ステップS107において、制御部110は、拡大画面を上にスクロールして、ステップS104に戻る。
ステップS108において、制御部110は、拡大画面表示を終了して、ポインタ位置にあるメニューを実行する。例えば、ポインタ310D(図8参照)の場合、制御部110は、「レセプト入力」メニューを実行して(「レセプト入力」メニューに対応する実行コマンド145(図2参照)を実行する)、ステップS101に戻る。
ステップS109において、制御部110は、拡大画面の表示を終了して、ステップS101に戻る。
≪第1の実施形態:特徴≫
ポインタがメニューの上に移動される(ポインタがメニューの上に移動されて所定の時間が経過する)という拡大画面表示操作を検知すると、制御部110は、当該メニューの全ての下位メニューまたは選択済みフィルタの条件に合致する下位メニューを拡大画面に表示する。ポインタが拡大画面外に移動される(ポインタが拡大画面外に移動されて所定の時間が経過する)と拡大画面表示が終了する(図9のステップS109参照)。このようにして、ポインタをメニューからメニューへと移動させるだけで、利用者は、所望のメニューが何処にあるかを探すことができる。
従来までは、メニューをクリックしたり、上位メニューに戻るボタンをクリックしたりしながら、メニューの木構造のなかを移動して目的のメニューを探していた。すなわち、利用者は、表示されるメニューが異なる別のメニュー画面への遷移を繰り返しながら、所望のメニューを探していた。利用者は、画面遷移のためのクリックをする必要がなくなり、ポインタの移動操作だけで拡大画面に表示されたメニューのなかから目的のメニューを探すことができようになるため、煩雑な操作から開放される。
また、利用者が、拡大画面上で目的のメニューをクリックする(図9のステップS104→拡大画面内でボタンまたはホイールをクリック、ステップS108参照)と当該メニューが実行される。利用者は探し出したメニューを、メニューの木構造を辿ることなく即座に実行することができる。
利用者は、フィルタをフィルタデータベース160に登録してフィルタ選択画面330(図7参照)で指定することで頻繁に実行するメニューを拡大画面に表示させ、容易にメニューを実行することができる。例えば、メニュー名がお気に入りとして登録され(図3のレコード169参照)フィルタとして選択されれば、登録されたメニューが表示される(図8の拡大画面340参照)。情報表示装置100は、週に一回は実行されるメニュー(図3のレコード167参照)を表示したり、月末に実行されるメニュー(レコード168参照)を表示したりすることが可能である。
≪第1の実施形態:変形例:拡大画面表示≫
フィルタが設定されている(選択済みフィルタが指定されている)状態では、当該フィルタに合致した下位メニューが拡大画面に表示される(図8の拡大画面340参照)。これに対して、全ての下位メニューも合わせて表示されるようにしてもよい。
図10は、第1の実施形態の変形例に係る、フィルタが設定された状態での拡大画面340Aが表示された健保システムのメニュー画面を示す図である。拡大画面340(図8参照)と比較すると、フィルタ(図3のレコード169参照)に合致する下位メニューである「データ作成 > 分析用受渡しデータ作成」と「登録業務 > レセプト入力」とに加えて、他の下位メニューも表示される。但し、他の下位メニューの全ては表示されていない。利用者が、ポインタ310Eを拡大画面340Aの下部に移動すると、拡大画面340Aは上にスクロールし、他の下位メニューが表示される。
拡大画面340Aには、表示対象となっているメニュー(対象メニュー)の名前が拡大画面340Aの上部341に表示されている。このように、対象メニューの名前を表示することで、利用者はどのメニューの下位メニューが表示されているか即座に把握することができる。対象メニューの名前は、メニュー画面300の所定の位置に表示されるようにしてもよい。
≪第1の実施形態:変形例:拡大画面表示操作≫
上記した第1の実施形態において、拡大画面表示を表示する操作は、ポインタを所定の時間メニューの上に置くことであった。これに対して、所定のキー(例えばALTキー)を押しながらメニューを右クリックすることで、制御部110は、拡大画面を表示するようにしてもよい。
≪第1の実施形態:変形例:タッチパネルディスプレイ≫
情報表示装置100が、マウスやディスプレイの替わりタッチパネルディスプレイを備えている場合、所定時間のメニューのタッチ(長押し)、弱く押されたこと(ピーク)または強く(深めに)押されたこと(ポップ、プレス)を検知して拡大画面を表示するようにしてもよい。また、メニューがタップされることで、下位メニューの一覧表示画面に遷移するならば、制御部110は、メニューをダブルタップされることで、拡大画面を表示するようにしてもよい。逆に、メニューがダブルタップされることで、下位メニューの一覧表示画面に遷移するならば、制御部110は、メニューをタップされることで、拡大画面を表示するようにしてもよい。
≪第1の実施形態:変形例:フィルタの登録≫
第1の実施形態において、フィルタ(図3参照)は、所定の登録画面(不図示)を用いて、利用者が登録する。制御部110は、メニューの実行履歴を記録しておき、この実行履歴を参照して月や四半期、半年、年ごとなど定期的に実行されるメニューを検出することで、検索条件種別162が「実行日時」であって、検出した時期に合ったパラメータ160をもつレコードをフィルタデータベース160に追加するようにしてもよい。また、メニューの実行頻度が所定の閾値以上ならば、制御部110が当該メニューをお気に入りのフィルタとしてフィルタデータベース160に登録するようにしてもよい。
≪第2の実施形態:ファイルを検索して表示≫
第2の実施形態は、ファイルシステムの木構造から所望のフォルダやファイル(項目)を検索して表示する情報表示装置である。図11は、第2の実施形態に係る情報表示装置100Aの全体構成を示す図である。図1と比較して、記憶部130の構成要素が異なり、ファイル管理プログラム132、ファイルシステムデータベース(図11ではファイルシステムDBと記載、後記する図12参照)170およびフィルタデータベース(図11ではフィルタDBと記載、後記する図13参照)180を備える。
ファイル管理プログラム132は、コンピュータである情報表示装置100Aやファイルサーバ、クラウド(不図示)に格納されているファイルを検索したり、コピーしたり、閲覧したりするためのプログラムである。利用者は、後記する図14に示すファイル管理画面上でフォルダとファイルが構成する木構造(ファイルシステム)を辿って、ファイルを探し出し、閲覧したり、コピーしたりできる。
≪第2の実施形態:ファイルシステムデータベースの構成≫
図12は、第2の実施形態に係るファイルシステムデータベース170のデータ構成図である。ファイルシステムデータベース170は、例えば表形式のデータであり、1つの行(レコード)は、1つのファイルまたはフォルダを示す。ファイルシステムデータベース170のレコードは、ファイル識別情報171、上位フォルダ172、種別173、名称174、参照日時175および更新日時176の属性(列)を含む。
ファイル識別情報171は、レコードが示すファイルまたはフォルダの識別情報である。上位フォルダ172は、レコードが示すファイルまたはフォルダの上位フォルダ(当該ファイルまたはフォルダが存在するフォルダ)のファイル識別情報171である。種別173は、レコードがフォルダかファイルかを示す。名称174は、ファイルまたはフォルダの名前である。
参照日時175は、ファイルが最後に閲覧された日時やフォルダにあるファイルが最後に閲覧された日時を示す。更新日時176は、ファイルが最後に更新された日時やフォルダにあるファイルが最後に更新された日時を示す。
レコード179は、ファイル識別情報171が「300146」であり、名称174が「zdd938.zip」であるファイルであって、レコード178に示されるファイル識別情報171が「300034」である「ダウンロード」フォルダに格納されていることが示されている。ファイル「zdd938.zip」の最後に更新されたのは、2018年4月3日11時0分12秒であり、最後に閲覧されたのは、同日同時同分の32秒である。
ファイルシステムデータベース170は、上記した属性以外にも、ファイルの種別やファイル内容、フォルダ内容(フォルダに含まれるファイルやフォルダのファイル識別情報171の一覧)などの属性を含むが、図示していない。
≪第2の実施形態:フィルタデータベースの構成≫
図13は、第2の実施形態に係るフィルタデータベース180のデータ構成図である。フィルタデータベース180は、例えば表形式のデータであり、1つの行(レコード)は、1つのフィルタを示す。フィルタデータベース180のレコードは、フィルタ識別情報181、検索条件種別182およびパラメータ183を含む。
フィルタ識別情報181は、レコードが示すフィルタの識別情報である。検索条件種別182は、「参照日時」や「更新日時」、「ファイル種別」、「ファイルサイズ」、「お気に入り」などのフィルタの検索条件種別を示す。パラメータ183は、検索のパラメータを示す。
レコード187は、フィルタ識別情報181が「400001」のフィルタを表しており、検索条件種別182は「参照日時」であって、パラメータ183にある「1週以内」に閲覧された、ファイルを検索することを示している。
レコード188のフィルタの検索条件種別182は「ファイル種別」であり、パラメータ183にある「イメージ」形式のファイルを検索することを示している。レコード189のフィルタの検索条件種別182は「お気に入り」であり、パラメータ183にある「開発計画書」を名称174(図12参照)に含むファイルを検索することを示している。
≪第2の実施形態:画面操作例≫
情報表示装置100Aのファイル検索処理を説明する前に、図14〜図18を参照して、利用者の操作と画面遷移を説明する。図14は、第2の実施形態に係るファイル管理プログラムのファイル管理画面400の画面構成を示す図である。ファイル管理画面400の左側のフォルダ表示領域402には、ファイル管理画面400の右側のファイル一覧表示領域403に表示されているファイルやフォルダ(図14ではフォルダのみが表示されている)が存在するフォルダの位置が示されている。図14では、「コンピュータ」が強調表示されており、「コンピュータ」フォルダに、ファイル一覧表示領域403に示される「プロジェクトB」フォルダ404などが存在する。
ファイル管理画面400の右上の虫眼鏡ボタン401にポインタ410が移動されてクリックされると、フィルタ選択画面405(後記する図15参照)が表示される。図15は、第2の実施形態に係る、フィルタ選択画面405が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面400を示す図である。フィルタ選択画面405には、フィルタデータベース180(図13参照)に登録されているフィルタと、フィルタを設定しない「検索条件なし」とが表示される。フィルタ選択画面405でポインタ410Aを用いて「お気に入り(開発計画書)」が選択されると、レコード189に対応するフィルタが選択され、レコード189の検索条件に合致する下位のファイルが検索されるようになる。「検索条件なし」が選択されると、全ての下位のファイルが検索されるようになる。
フィルタ選択画面405でフィルタまたは「検索条件なし」が選択される(下位項目表示領域表示操作)と、虫眼鏡420(後記する図16参照)が表示される。図16は、第2の実施形態に係る虫眼鏡420が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面400を示す図である。虫眼鏡(下位項目表示領域)420の中心には、虫眼鏡420のポインタとなる十字ポインタ(検索起点項目指定ポインタ)421が表示されている。
利用者が、検索対象のフォルダに十字ポインタ421が中るように虫眼鏡420をドラッグする(検索指示操作)と、フィルタ選択画面405で選択されたフィルタの検索条件に合致し、虫眼鏡420に移動先のフォルダ(以下、移動先フォルダまたは検索起点項目と記す)の下位のフォルダやファイル(フォルダ内容)が虫眼鏡420に表示される。フィルタ選択画面405で「検索条件なし」が選択された場合には、移動先フォルダの下位ファイル全てが虫眼鏡420に表示される。
図17は、第2の実施形態に係る、フォルダ内容を示す虫眼鏡420Aが表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面400を示す図である。図16の虫眼鏡420の柄をポインタ422で掴んでドラッグして、十字ポインタ421を「プロジェクトB」フォルダ404に合わせると、フィルタ選択画面405で選択されたフィルタ(図13のレコード189参照)の検索条件に合致するファイルが虫眼鏡420Aに表示される。なお、図17では、虫眼鏡420Aがドラッグされている途中なので、ポインタ422は矢印のアイコン(図16のポインタ410B参照)から手のアイコンに変化している。
検索結果のファイルは、「プロジェクトB」フォルダ404の下位のフォルダやファイルの階層が判るように表示される。虫眼鏡420Aを参照すれば、利用者は、「プロジェクトB」フォルダ404の下位には「開発計画書」フォルダがあって、「開発計画書」フォルダにフィルタに合致する「開発計画書ver.0.01」他のファイルが存在することが判る。
利用者が、虫眼鏡420Aのドラッグを止めて、ポインタを虫眼鏡420Aの内部に移動すると、虫眼鏡420Aに表示されたファイルを選択することができる。図18は、第2の実施形態に係る、虫眼鏡420A内にポインタ410Cが移動されたときのファイル管理プログラムのファイル管理画面400を示す図である。利用者がマウスをクリックするとポインタ410Cが指している「開発計画書ver.0.02」ファイルが表示されて閲覧可能となる。
≪第2の実施形態:虫眼鏡操作処理≫
図19は、第2の実施形態に係る虫眼鏡操作処理のフローチャートである。図19を参照して、制御部110が実行する虫眼鏡操作処理の流れを示す。
ステップS201において、制御部110は、検知した利用者の操作が虫眼鏡ボタン401(図14参照)のクリックか否かを判断する。虫眼鏡ボタン401のクリックであれば(ステップS201→Y)ステップS203に進み、虫眼鏡ボタン401のクリックでなければ(ステップS201→N)ステップS202に進む。
ステップS202において、制御部110は、ステップS201において検知した操作に対応する処理を実行する。例えば、制御部110が、ファイル一覧表示領域403(図14参照)において、「プログラム」フォルダのクリックを検知したならば、「プログラム」フォルダのファイルやフォルダの一覧を表示するファイル管理画面(不図示)に遷移する。
ステップS203において、制御部110は、フィルタを取得する。詳しくは、制御部110は、フィルタ選択画面405(図15参照)を表示し、利用者が選択したフィルタまたは「検索条件なし」を取得する。選択されたフィルタは、選択済みフィルタ(指定済み検索条件)として記憶部130に記憶される。「検索条件なし」が選択されたときには、選択済みフィルタが削除される。
ステップS204において、制御部110は、虫眼鏡420(図16参照)を表示する。この時点では、虫眼鏡420が表示されるだけであり、虫眼鏡420内にファイルやフォルダは表示されない。
ステップS205において、制御部110は、虫眼鏡420に対する操作を検知して、操作種別に応じてステップS206〜S209に分岐する。制御部110は、虫眼鏡420をフォルダに移動する(十字ポインタ421をフォルダに合わせる)操作を検知すると(ステップS205→虫眼鏡をフォルダに移動)ステップS206に進む。制御部110は、マウスホイールを回す操作を検知すると(ステップS205→ホイールを回す)ステップS207に進む。制御部110は、ポインタ410C(図18参照)が虫眼鏡420A内にあるときにマウスボタンまたはマウスホイールをクリックする操作を検知すると(ステップS205→虫眼鏡内でボタンまたはホイールをクリック)ステップS208に進む。制御部110は、虫眼鏡ボタン401のクリック、キーボード122のエスケープキー入力、またはポインタ410Cが虫眼鏡外にあるときのクリックを検知すると(ステップS205→虫眼鏡ボタンのクリックまたはエスケープキー入力)ステップS209に進む。
ステップS206において、制御部110は、移動先のフォルダ(以下、移動先フォルダと記す)の内容を虫眼鏡に表示して、ステップS205に戻る。本処理の内容は、ステップS103(図9参照)に示した拡大画面の表示処理とほぼ同様である。詳しくは、制御部110は、ステップS203において「検索条件なし」が選択されていれば(選択済みフィルタが記憶されていない)、ファイルシステムデータベース170のなかで移動先フォルダの下位に存在するフォルダやファイルを検索して虫眼鏡に表示する。ステップS203においてフィルタが選択されていれば(選択済みフィルタが記憶されている)、ファイルシステムデータベース170のなかで移動先フォルダの下位に存在し、フィルタに対応する検索条件種別182とパラメータ183とに合致するフォルダやファイルを検索して虫眼鏡に表示する。
ステップS207において、制御部110は、虫眼鏡に表示されたフォルダ内容(検索結果のフォルダやファイル)をスクロールして、ステップS205に戻る。
ステップS208において、制御部110は、虫眼鏡420A(図18参照)の表示を終了し、ポインタ410Cが指しているファイルを表示して、ステップS201に戻る。
ステップS209において、制御部110は、虫眼鏡420Aの表示を終了し、ステップS201に戻る。
≪第2の実施形態:特徴≫
虫眼鏡がフォルダの上に移動されると、制御部110は、当該フォルダの全ての下位ファイルまたは選択済みフィルタの条件に合致する下位ファイルを虫眼鏡内に表示する。また、虫眼鏡が別のフォルダに移動されると、移動先のフォルダの下位ファイル、または選択済みフィルタの条件に合致したファイルが表示される。このようにして、虫眼鏡をフォルダからフォルダへと移動させるだけで、利用者は、所望のファイルが何処にあるかを探すことができる。
従来までは、利用者は、フォルダをクリックしたり、上位フォルダに戻る操作をしたりしながら、フォルダやファイルの階層構造のなかを移動して目的のファイルを探していた。情報表示装置100Aの利用者は、クリックする必要がなくなり、虫眼鏡の移動操作だけで目的のファイルを探すことができようになるため、煩雑な操作から開放される。
また、利用者は、虫眼鏡内で目的のファイルをクリックする(図19のステップS205→虫眼鏡内でボタンまたはホイールをクリック、ステップS208参照)と当該ファイルが表示される。利用者は探し出したファイルを即座に閲覧することができる。
利用者は、フィルタデータベース180(図13参照)にフィルタを登録してフィルタ選択画面405(図15参照)で選択することで頻繁に閲覧するファイルを虫眼鏡に表示させ、容易にファイルを閲覧することができるようになる。例えば、ファイル名がお気に入りとして登録されていれば(図13のレコード189参照)、パラメータ183に登録した文字列をファイル名に含むファイルが表示される。
≪第2の実施形態:変形例≫
上記した第2の実施形態では、虫眼鏡ボタン401がクリックされて、フィルタが選択されることで虫眼鏡が表示される。続いて、虫眼鏡がドラッグされて、その移動先のフォルダ内容が虫眼鏡内に表示される。これに対して、フィルタ選択後に、矢印のポインタ(図14のポインタ410参照)の替わりに虫眼鏡が表示され、虫眼鏡の移動先のフォルダ内容が虫眼鏡内に表示されるようにしてもよい。
図20は、第2の実施形態の変形例に係り、矢印のポインタの替わりに虫眼鏡が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面400Aを示す図である。図16では、虫眼鏡420の表示後もポインタ410Bが表示され、利用者は、ポインタ410Bで虫眼鏡420の柄をドラッグして(図17参照)虫眼鏡420を移動していた。図20では、虫眼鏡ボタン401がクリックされて、フィルタ選択画面405(図15参照)でフィルタが選択されると、ポインタ410が表示されなくなり、替わりに虫眼鏡430が表示される。利用者は、ドラッグせずとも虫眼鏡を移動することができる。
図21は、第2の実施形態の変形例に係り、ポインタに替わる虫眼鏡(下位項目表示領域)430Aが表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面400Aを示す図である。虫眼鏡430Aは、フィルタ選択画面405(図15参照)において、「検索条件なし」が選択されて表示されている。虫眼鏡430Aの十字ポインタ(検索起点項目指定ポインタ)431が「プロジェクトA」フォルダに合わせられ、フォルダ内容が表示される(図19のステップS206参照)。マウスホイールをスクロールすると、表示内容がスクロールされる(ステップS207参照)。所望のファイルが虫眼鏡430の十字ポインタ431の下に来るようにスクロールしてクリックすると、ファイルが表示される(ステップS208参照)。
虫眼鏡内には、移動先フォルダの下位のフォルダとファイル全てが階層的に表示されている(図21参照)。制御部110は、時間を追って深い階層のフォルダとファイルとを表示するようにしてもよい。詳しくは、表示直後は移動先フォルダ直下のフォルダとファイルのみを表示し、所定の時間が経過すると、1つ下の階層のフォルダとファイルまで表示するようにして、さらに時間が経過するごとに下位の階層を表示するようにしてもよい。
≪第3の実施形態:虫眼鏡表示時に検索条件を指定≫
第2の実施形態では、フィルタデータベース180(図13参照)に登録済みのフィルタが選択されており(図15のフィルタ選択画面405参照)、フィルタの条件に合致する下位のファイルが虫眼鏡に表示されていた。第3の実施形態は、虫眼鏡表示時に検索条件が設定される。
図22は、第3の実施形態に係る情報表示装置100Bの全体構成を示す図である。図11と比較して、記憶部130のファイル管理プログラム132がファイル管理プログラム132Aになり、フィルタデータベース180を備えていない。
≪第3の実施形態:画面操作例≫
情報表示装置100Bのファイル検索処理を説明する前に、図23〜図30を参照して、利用者の操作と画面遷移を説明する。図23は、第3の実施形態に係るファイル管理プログラムのファイル管理画面500の画面構成を示す図である。ファイル管理画面500の左側のフォルダ表示領域502には、ファイル管理画面500の右側のファイル一覧表示領域503に表示されているファイルやフォルダ(図23ではフォルダのみが表示されている)が存在するフォルダの位置が示されている。図23では、「クラウド」が強調表示されており、「クラウド」フォルダに、ファイル一覧表示領域503に示される「共有フォルダ」、「顧客」などのフォルダが存在する。
ファイル管理画面500の右上の虫眼鏡ボタン501にポインタ510が移動されてクリックされると、検索条件種別選択メニュー511(後記する図24参照)が表示される。図24は、第3の実施形態に係る虫眼鏡の検索条件種別選択メニュー511が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面500を示す図である。検索条件種別選択メニュー511には、「参照日(以内)」、「参照日(以前) 」、「ファイル種別」、「ファイル名検索」および「文書検索」の検索条件と、「終了」とが表示されている。
「参照日(以内)」は、ファイル参照日が所望の日にち以内のファイルを検索するときに指定される検索条件種別である。「参照日(以前)」は、ファイル参照日が所望の日にち以前のファイルを検索するときに指定される検索条件種別である。「ファイル種別」は、所望の種別のファイルを検索するときに指定される検索条件種別である。「ファイル名検索」は、ファイル名に所望の文字列を含むファイルを検索するときに指定される検索条件種別である。「文書検索」は、所望のキーワードを含むファイルを検索するときに指定される検索条件種別である。「終了」は、虫眼鏡の表示を終了するときに指定される。
検索条件には、上記の他に「更新日(以前)」や「ファイルサイズ」などを含んでもよい。
利用者が所望の検索条件種別である「参照日(以内)」をポインタ510Aで指してクリックすると、後記する図25に記載のファイル管理画面500に遷移する。図25は、第3の実施形態に係る虫眼鏡の検索条件パラメータ選択メニュー512が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面500を示す図である。検索条件パラメータ選択メニュー512は、「参照日(以内)」の検索条件種別に対応した検索条件パラメータ選択メニューであり、日数や週数が選択できるようになっている。検索条件種別選択メニュー511において「ファイル種別」が選択された場合には、ファイル種別が表示されて選択可能である検索条件パラメータ選択メニューが表示される。検索条件種別選択メニュー511において「ファイル名検索」や「文書検索」が選択された場合には、テキストボックスが表示されて検索対象の文字列が入力可能となる。
利用者が所望の検索条件パラメータである「3日」をポインタ510Bで指してクリックすると、選択した検索条件の虫眼鏡520(後記する図26参照)が表示される。図26は、第3の実施形態に係る、「参照日(3日以内)検索」の虫眼鏡520が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面500を示す図である。利用者が虫眼鏡(下位項目表示領域)520をドラッグして十字ポインタ(検索起点項目指定ポインタ)521をフォルダに合わせるように移動する(検索指示操作)と、移動先のフォルダの下位ファイルで3日以内に参照されたファイルが虫眼鏡に表示される。
図27は、第3の実施形態に係る、3種類の虫眼鏡が表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面500を示す図である。検索条件種別選択メニュー511(図24参照)において、「ファイル種別」が選択されて、検索条件パラメータ選択メニューで「PDF」が選択されると虫眼鏡530が表示される。また、検索条件種別選択メニュー511において、「ファイル名検索」が選択されて、検索条件パラメータ選択メニューで「要件定義」が入力されると虫眼鏡540が表示される。
虫眼鏡を重ねることで、検索条件がANDで組み合わされた1つの虫眼鏡が表示される。図28は、第3の実施形態に係る、2種類の虫眼鏡を合体した後のファイル管理プログラムのファイル管理画面500を示す図である。利用者が虫眼鏡530(図27参照)を移動して虫眼鏡520に重ねると、虫眼鏡520,530が表示されなくなり、替わりに虫眼鏡550が表示される。虫眼鏡550の検索条件は、ファイル参照日が3日以内、かつ、ファイル種別がPDFである。これは、虫眼鏡520,530の検索条件がANDで結合された条件である。
図29は、第3の実施形態に係る、3種類の虫眼鏡を重ねた後のファイル管理プログラムのファイル管理画面500を示す図である。利用者が虫眼鏡540(図28参照)を移動して虫眼鏡550に重ねると、虫眼鏡540,550が表示されなくなり、替わりに虫眼鏡560が表示される。虫眼鏡560の検索条件は、ファイル参照日が3日以内、かつ、ファイル種別がPDF、かつ、ファイル名に「要件定義」を含むである。これは、虫眼鏡540,550の検索条件がANDで結合された条件である。
利用者が、条件を組み合わせた虫眼鏡(下位項目表示領域)560をドラッグして十字ポインタ(検索起点項目指定ポインタ)をフォルダ(移動先フォルダ、検索起点項目)に合わせる(検索指示操作)と、組み合わせた条件に合致する移動先フォルダの下位のファイルが虫眼鏡内に表示される。
図30は、第3の実施形態に係る、検索結果を表示した虫眼鏡560Aが表示されたファイル管理プログラムのファイル管理画面500を示す図である。利用者は、ポインタ510Cを用いて虫眼鏡560A内に表示されたファイルを指定してクリックすることで、ファイルを閲覧することが可能となる。
≪第3の実施形態:虫眼鏡操作処理≫
図31は、第3の実施形態に係る虫眼鏡操作処理のフローチャートである。図31を参照して、制御部110が実行する虫眼鏡操作処理の流れを示す。
ステップS301において、制御部110は、検知した利用者の操作が虫眼鏡ボタン501のクリックか否かを判断する。虫眼鏡ボタン501のクリックであれば(ステップS301→Y)ステップS305に進み、虫眼鏡ボタン501のクリックでなければ(ステップS301→N)ステップS302に進む。
ステップS302において、制御部110は、ステップS301において検知した利用者の操作が虫眼鏡を移動する操作か否かを判断する。虫眼鏡の移動作操作であれば(ステップS302→Y)ステップS303に進み、虫眼鏡の移動操作でなければ(ステップS302→N)ステップS304に進む。
ステップS303の詳細は、後記する図32で説明する。
ステップS304において、制御部110は、ステップS301において検知した操作に対応する処理を実行する。例えば、制御部110が、ファイル一覧表示領域503(図23参照)において、「事務手続き」フォルダのクリックを検知したならば、「事務手続き」フォルダのファイルやフォルダの一覧を表示する画面に遷移する。また、虫眼鏡が表示中であり、虫眼鏡内に表示されたファイルがクリックされた場合には、制御部110は、クリックされたファイルを表示する。
ステップS305において、制御部110は、検索条件種別選択メニュー511(図24参照)を表示する。
ステップS306において、制御部110は、検索条件種別選択メニュー511において選択された検索条件種別または「終了」を検出して、検出された検索条件種別または「終了」に応じてステップS307〜S312に分岐する。「参照日(以内)」を検出すると(ステップS306→参照日(以内))制御部110はステップS307に進む。「参照日(以前)」を検出すると(ステップS306→参照日(以前))制御部110はステップS308に進む。「ファイル種別」を検出すると(ステップS306→ファイル種別)制御部110はステップS309に進む。「ファイル名検索」を検出すると(ステップS306→ファイル名検索)制御部110はステップS310に進む。「文書検索」を検出すると(ステップS306→文書検索)制御部110はステップS311に進む。「終了」を検出すると(ステップS306→終了)制御部110はステップS312に進む。
ステップS307において、制御部110は、日数が選択される検索条件パラメータ選択メニュー512(図25参照)を表示して、利用者が指定した日数を取得し、最終参照日が取得した日数以内であることを検索条件とする虫眼鏡(図27の虫眼鏡520参照)を表示して、ステップS301に戻る。
ステップS308において、制御部110は、日数が選択される検索条件パラメータ選択メニューを表示して、利用者が指定した日数を取得し、最終参照日が取得した日数以前であることを検索条件とする虫眼鏡を表示して、ステップS301に戻る。
ステップS309において、制御部110は、ファイル種別が選択される検索条件パラメータ選択メニューを表示して、利用者が指定したファイル種別を取得し、ファイル種別が取得したファイル種別であることを検索条件とする虫眼鏡(図27の虫眼鏡530参照)を表示して、ステップS301に戻る。
ステップS310において、制御部110は、テキストボックスを表示して、利用者が指定した文字列を取得し、ファイル名に取得した文字列が含まれていることを検索条件とする虫眼鏡(図27の虫眼鏡540参照)を表示して、ステップS301に戻る。
ステップS311において、制御部110は、テキストボックスを表示して、利用者が指定した文字列を取得し、ファイルに取得した文字列が含まれていることを検索条件とする虫眼鏡を表示して、ステップS301に戻る。
ステップS312において、制御部110は、表示している虫眼鏡の表示を終了して、ステップS301に戻る。この処理は、図26〜図30に示すように虫眼鏡が表示されていて、虫眼鏡ボタン501(図23参照)がクリックされ、検索条件種別選択メニュー511(図24参照)で「終了」が選択されたときに、虫眼鏡の表示を終了する処理である。
≪第3の実施形態:虫眼鏡移動処理≫
図32は、第3の実施形態に係る虫眼鏡移動処理のフローチャートである。図32を参照して、図31に記載されたステップS303の虫眼鏡移動処理の流れを示す。
ステップS321において、制御部110は、虫眼鏡の移動先を検出する。
ステップS322において、制御部110は、ステップS321において検出した移動先に応じてステップS323〜S327に分岐する。移動先がフォルダであれば(ステップS322→フォルダ)制御部110はステップS323に進む。移動先がファイルであれば(ファイル一覧表示領域503(図23参照)にファイルが表示されており、このファイルに虫眼鏡が移動)(ステップS322→ファイル)制御部110はステップS324に進む。移動先が虫眼鏡であれば(図28と図29参照)(ステップS322→虫眼鏡)制御部110はステップS325に進む。移動先がファイル一覧表示領域503の上部であれば(ステップS322→ファイル一覧表示領域上部)制御部110はステップS326に進む。移動先がファイル一覧表示領域503の下部であれば(ステップS322→ファイル一覧表示領域下部)制御部110はステップS327に進む。
ステップS323において、制御部110は、移動先のフォルダ(以下、移動先フォルダと記す)の内容を表示する。詳しくは、制御部110は、移動先フォルダの下位のファイルであって、虫眼鏡の検索条件に合致したファイルをファイルシステムデータベース170(図12参照)のなかで検索して表示する。
ステップS324において、制御部110は、虫眼鏡の表示を終了し、移動先のファイルの内容を表示する。
ステップS325において、制御部110は、移動した虫眼鏡および移動先の虫眼鏡の表示を終了(中止)し、移動した虫眼鏡に設定された検索条件と移動先の虫眼鏡に設定された検索条件のANDとなる条件の虫眼鏡を表示する(図28の虫眼鏡550と図29の虫眼鏡560参照)。
ステップS326において、制御部110は、ファイル一覧表示領域503(図23参照)を下にスクロールする。
ステップS327において、制御部110は、ファイル一覧表示領域503を上にスクロールする。
≪第3の実施形態:特徴≫
第2の実施形態では、ファイルの検索条件はフィルタとして予めフィルタデータベース180(図13参照)に登録されていた。これに対して、第3の実施形態では、虫眼鏡を表示するときに利用者が設定できるようにしている。これにより、ファイル名検索など、検索のたびに検索パラメータが異なることが多い検索条件種別において、利用者は、検索時に検索パラメータが設定でき、フォルダからフォルダへ虫眼鏡を移動するだけで、所望のファイルを検索することができる。
≪第3の実施形態:変形例:OR条件≫
上記した第3の実施形態では、虫眼鏡を重ねると、新しい虫眼鏡の検索条件は、2つの虫眼鏡に設定された条件のANDをとった条件である。ANDに替えてORとしてもよい。または、所定のキー(例えばALTキー)を押下しながら虫眼鏡を重ねるとORになるとしてもよい。
≪第3の実施形態:変形例:十字ポインタ≫
第3の実施形態では、虫眼鏡(下位項目表示領域)520のなかに明示的に十字ポインタ(検索起点項目指定ポインタ)521が表示されていた。制御部110は、明示的に十字ポインタ521を表示せずに、虫眼鏡520の中心を十字ポインタとして扱ってもよい。第2の実施形態においても同様に、制御部110は、明示的に十字ポインタ521を表示せずに、虫眼鏡520の中心を十字ポインタとして扱ってもよい。
≪第3の実施形態:その他の変形例≫
虫眼鏡の検索条件は、虫眼鏡の柄に表示されている(図26の虫眼鏡520参照)。柄に限らず、例えば、虫眼鏡の上部や下部に表示されてもよい。
虫眼鏡のなかに表示されるフォルダ内容(フォルダに含まれるファイルやフォルダ)の表示は、拡大したり縮小したりできるようにしてもよい。例えば、図30において、利用者が所定のキー(例えばコントロールキー)を押しながらホイールを回転したときに、制御部110が虫眼鏡560A内の表示を縮小して多くのファイルを表示するようにしてもよい。第1の実施形態における拡大画面や第2の実施形態の虫眼鏡についても、同様に拡大したり縮小したりして、下位のメニューやフォルダ、ファイルを表示できるようにしてもよい。
第1の実施形態において拡大画面の表示対象となっているメニューの名前を拡大画面上部に表示する(図10参照)のと同様に、制御部110は、第2と第3の実施形態においても虫眼鏡の表示対象となっているフォルダの名前を所定の位置に表示するようにしてもよい。例えば、制御部110は、虫眼鏡の周辺またはファイル管理画面400,500の所定の位置に、ファイルシステムの最上位からフォルダから順番に当該フォルダまでの名前を並べて表示してもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲のとおりである。
≪付記≫
《請求項1》
木構造を構成する項目のなかで検索の起点となる項目を示す検索起点項目より下位の項目を表示する情報表示装置であって、
指定された前記検索の検索条件を指定済み検索条件として記憶する記憶部と、
画面に表示された前記項目を前記検索起点項目に指定する所定の検索指示操作を検出した場合、前記指定済み検索条件が記憶されているときには、当該項目の下位にあり前記指定済み検索条件に合致する項目を下位項目表示領域に表示し、前記指定済み検索条件が記憶されていないときには、当該項目の下位にある項目を前記下位項目表示領域に表示する制御部とを備え、
前記下位項目表示領域は、前記画面の上に重ねて表示される
ことを特徴とする情報表示装置。
《請求項2》
前記情報表示装置は、ポインティングデバイスを備え、
前記所定の検索指示操作は、前記画面に表示される前記ポインティングデバイスのポインタが前記項目を所定の時間に亘って指定する操作である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
《請求項3》
前記情報表示装置は、前記画面が表示されるタッチパネルディスプレイを備え、
前記所定の検索指示操作は、前記画面に表示された前記項目を所定の時間タッチする操作、所定の時間内に複数回タッチする操作、または、所定の押圧力以上でタッチする操作である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
《請求項4》
前記下位項目表示領域は、
所定の下位項目表示領域表示操作を検出したときに表示され、前記検索起点項目を指定する検索起点項目指定ポインタを含み、
前記検索指示操作は、
前記検索起点項目指定ポインタを用いて前記検索起点項目が指定される操作である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
《請求項5》
木構造を構成する項目のなかで検索の起点となる項目を示す検索起点項目より下位の項目を表示する制御部を備える情報表示装置であって、
前記制御部は、
画面に表示された前記項目を前記検索起点項目に指定する検索起点項目指定ポインタを含み、指定された前記検索の検索条件が付与された下位項目表示領域を表示し、
前記検索起点項目指定ポインタを用いて前記検索起点項目が指定される操作を検出すると、当該検索起点項目の下位にあり前記検索条件に合致する項目を前記下位項目表示領域に表示する
ことを特徴とする情報表示装置。
《請求項6》
前記制御部は、
複数の前記下位項目表示領域を表示し、
第1の前記下位項目表示領域が第2の前記下位項目表示領域に重ねられるように移動される操作を検出した場合、第1の前記下位項目表示領域および第2の前記下位項目表示領域の表示を中止し、第1の前記下位項目表示領域に付与された検索条件および第2の前記下位項目表示領域に付与された検索条件をANDまたはORで結合された検索条件が付与された下位項目表示領域を表示する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報表示装置。
《請求項7》
前記制御部は、
前記下位項目表示領域に表示された項目が指定される操作を検出すると、当該項目にアクセスする
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報表示装置。
《請求項8》
前記検索条件は、検索対象となる項目の名称に指定された文字列を含むという条件、検索対象となる項目の種別が指定された種別であるという条件、および、検索対象となる項目が最後にアクセスされた日時が指定された期間内であるという条件の1つまたは複数の組み合わせである
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報表示装置。
《請求項9》
前記項目は、ファイルシステムにおけるファイルおよびフォルダであり、
前記アクセスは、前記ファイルを閲覧するアクセスまたは更新するアクセスである
ことを特徴とする請求項7または8に記載の情報表示装置。
《請求項10》
前記項目は、メニューであり、
前記アクセスは、前記メニューの実行である
ことを特徴とする請求項7または8に記載の情報表示装置。
《請求項11》
コンピュータを請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報表示装置として機能させるための情報表示プログラム。
100,100A,100B 情報表示装置
110 制御部
140 メニュー階層データベース
160,180 フィルタデータベース
170 ファイルシステムデータベース
300 メニュー画面(画面)
301,302 メニュー(項目)
320,320A,340,340A 拡大画面(下位項目表示領域)
400,400A,500 ファイル管理画面(画面)
404 フォルダ(項目)
420,420A,430,430A,520,530,540,550,560,560A 虫眼鏡(下位項目表示領域)
421,431,521 十字ポインタ(検索起点項目指定ポインタ)

Claims (11)

  1. 木構造を構成する項目のなかで検索の起点となる項目を示す検索起点項目より下位の項目を表示する情報表示装置であって、
    指定された前記検索の検索条件を指定済み検索条件として記憶する記憶部と、
    画面に表示された前記項目を前記検索起点項目に指定する所定の検索指示操作を検出した場合、前記指定済み検索条件が記憶されているときには、当該項目の下位にあり前記指定済み検索条件に合致する項目を下位項目表示領域に表示し、前記指定済み検索条件が記憶されていないときには、当該項目の下位にある項目を前記下位項目表示領域に表示する制御部とを備え、
    前記下位項目表示領域は、前記画面の上に重ねて表示される
    ことを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記情報表示装置は、ポインティングデバイスを備え、
    前記所定の検索指示操作は、前記画面に表示される前記ポインティングデバイスのポインタが前記項目を所定の時間に亘って指定する操作である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記情報表示装置は、前記画面が表示されるタッチパネルディスプレイを備え、
    前記所定の検索指示操作は、前記画面に表示された前記項目を所定の時間タッチする操作、所定の時間内に複数回タッチする操作、または、所定の押圧力以上でタッチする操作である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  4. 前記下位項目表示領域は、
    所定の下位項目表示領域表示操作を検出したときに表示され、前記検索起点項目を指定する検索起点項目指定ポインタを含み、
    前記検索指示操作は、
    前記検索起点項目指定ポインタを用いて前記検索起点項目が指定される操作である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  5. 木構造を構成する項目のなかで検索の起点となる項目を示す検索起点項目より下位の項目を表示する制御部を備える情報表示装置であって、
    前記制御部は、
    画面に表示された前記項目を前記検索起点項目に指定する検索起点項目指定ポインタを含み、指定された前記検索の検索条件が付与された下位項目表示領域を表示し、
    前記検索起点項目指定ポインタを用いて前記検索起点項目が指定される操作を検出すると、当該検索起点項目の下位にあり前記検索条件に合致する項目を前記下位項目表示領域に表示する
    ことを特徴とする情報表示装置。
  6. 前記制御部は、
    複数の前記下位項目表示領域を表示し、
    第1の前記下位項目表示領域が第2の前記下位項目表示領域に重ねられるように移動される操作を検出した場合、第1の前記下位項目表示領域および第2の前記下位項目表示領域の表示を中止し、第1の前記下位項目表示領域に付与された検索条件および第2の前記下位項目表示領域に付与された検索条件をANDまたはORで結合された検索条件が付与された下位項目表示領域を表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報表示装置。
  7. 前記制御部は、
    前記下位項目表示領域に表示された項目が指定される操作を検出すると、当該項目にアクセスする
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  8. 前記検索条件は、検索対象となる項目の名称に指定された文字列を含むという条件、検索対象となる項目の種別が指定された種別であるという条件、および、検索対象となる項目が最後にアクセスされた日時が指定された期間内であるという条件の1つまたは複数の組み合わせである
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  9. 前記項目は、ファイルシステムにおけるファイルおよびフォルダであり、
    前記アクセスは、前記ファイルを閲覧するアクセスまたは更新するアクセスである
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の情報表示装置。
  10. 前記項目は、メニューであり、
    前記アクセスは、前記メニューの実行である
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の情報表示装置。
  11. コンピュータを請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報表示装置として機能させるための情報表示プログラム。
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