JP2010019411A - 樹脂製バリケードパイプの端部補強部材 - Google Patents

樹脂製バリケードパイプの端部補強部材 Download PDF

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【課題】 簡素な構造で組立てに容易に用いることができ、バリケードにおけるクランプ挟持の過圧による破損を効果的に防止することができる樹脂製バリケードパイプの端部補強部材を提供すること。
【解決手段】 バリケード支持脚Aに配設されるクランプCによって端部21が挟持される円筒状の樹脂製パイプ2の端部21を補強するための部材であって、
筒状の本体部1の外周面をテーパ形状に成形する一方、外周面の表面には軸方向に亙る突条11を形成し、前記本体部1の小径端部12を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aに挿入して突条11を当該パイプ2の内周面22に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にするという技術的手段を採用したことによって、樹脂製バリケードパイプの端部補強部材を完成させた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工事現場等に設置するバリケードの改良、更に詳しくは、簡素な構造で組立てに容易に用いることができて、バリケードにおけるクランプ挟持の過圧による破損も効果的に防止することができる樹脂製バリケードパイプの端部補強部材に関するものである。
周知のとおり、工事現場等に設置されているバリケードは、一対の支持脚に単管パイプを架設して構成されており(例えば、特許文献1参照)、この単管パイプは主に金属製であったため、重量で運搬等の取り扱いがし難く、また、誤ってバリケードに自動車が衝突し、自動車に単管パイプが突き刺さって搭乗者が負傷したり、あるいは、衝突の衝撃で単管パイプが外れて飛来して歩行者等に直撃して負傷する事故も発生しており、その危険性も指摘されている。
そこで、この単管パイプを軽量化するために、パイプの使用材料をポリプロピレンやFRPなどの樹脂材料で作製したものがある。このような樹脂製のパイプは、取扱性および安全性に優れ、また、成形性も良い。
しかしながら、かかる樹脂製のパイプは金属製のものと比較すると強度(剛性や靱性など)が劣るため、支持脚に止着するためにクランプで挟持する際に、クランプの締付力が強過ぎて、クランプの止着部分となるパイプの端部が過圧により割れてしまうおそれがあった。
特開平10−259604号公報(第2−3頁、第1−8図)
本発明は、従来のバリケード用のパイプに上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、簡素な構造で組立てに容易に用いることができて、バリケードにおけるクランプ挟持の過圧による破損も効果的に防止することができる樹脂製バリケードパイプの端部補強部材を提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本発明は、バリケード支持脚Aに配設されるクランプCによって端部21が挟持される円筒状の樹脂製パイプ2の端部21を補強するための部材であって、
筒状の本体部1の外周面をテーパ形状に成形する一方、外周面の表面には軸方向に亙る突条11を形成し、前記本体部1の小径端部12を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aに挿入して突条11を当該パイプ2の内周面22に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にするという技術的手段を採用したことによって、樹脂製バリケードパイプの端部補強部材を完成させた。
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体部1の小径端部12の外周縁部における突条11の各頂点を、樹脂製パイプ2の内周面22に当接させるという技術的手段を採用した。
また、本発明は、筒状の本体部1の内周面をテーパ形状に成形する一方、内周面の表面には軸方向に亙る突条11を形成し、前記本体部1の大径開口端部15を前記樹脂製パイプ2の端部21における外周面23に挿入して突条11を当該パイプ2の外周面23に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にするという技術的手段を採用することもできる。
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体部1の大径開口端部15の内周縁部における突条11の各頂点を、樹脂製パイプ2の外周面23に当接することを特徴とする請求項3記載の樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
させるという技術的手段を採用した。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体部1の突条11の頂点の高さを逓減させるという技術的手段を採用した。
また、本発明は、筒状の本体部1の外周面または内周面の表面には軸方向に亙り高さの逓増する突条11を形成し、前記本体部1の突条11の低い方の端部を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aまたは外周面23に挿入して突条11を当該パイプ2の内周面22または外周面23に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にするという技術的手段を採用することもできる。
また、本発明は、筒状の本体部1の外周表面には螺旋状の突条11を形成し、前記本体部1の端部を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aに挿入して前記螺旋状の突条11を当該パイプ2の内周面22に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にするという技術的手段を採用することもできる。
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体部1の突条11を複数形成するという技術的手段を採用した。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体部1の突条11の断面を三角形状または半円形状にするという技術的手段を採用した。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体部1の内部にリブ16を形成するという技術的手段を採用した。
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体部1の内部に形成されたリブ16を竹節状にするという技術的手段を採用した。
また、本発明は、バリケード支持脚Aに配設されるクランプCによって端部21が挟持される円筒状の樹脂製パイプ2の端部21を補強するための部材であって、
本体部1の胴部18は十字断面形状に成形されている一方、この本体部1の所定間隔に複数の円板リブ19が配設され、かつ、前記胴部18の突端部18aが円板リブ19の周縁の外郭外側に突出しており、
前記本体部1の胴部18を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aに挿入して突端部18aを圧入して当該パイプ2の内周面22に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にするという技術的手段を採用することもできる。
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体部1の端部に被覆蓋板17を設けるという技術的手段を採用した。
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、本体部1の被覆蓋板17を径外にフランジ状に突出させるという技術的手段を採用した。
本発明においては、バリケード支持脚に配設されるクランプによって端部が挟持される円筒状の樹脂製パイプの端部を補強するための部材を構成するにあたり、筒状の本体部の外周面をテーパ形状に成形する一方、外周面の表面には軸方向に亙る突条を形成して、前記本体部の小径端部を前記樹脂製パイプの端部における開口部に挿入して突条を当該パイプの内周面に緊嵌させることによって、強固な二重構造を構成することができる。
したがって、本発明の補強部材を使用することにより、簡素な構造で組立てに容易に用いることができ、バリケードにおけるクランプ挟持の過圧による破損を効果的に防止することができることから、実用的利用価値は頗る高いものがある。
本発明を実施するための最良の形態を具体的に図示した図面に基づいて更に詳細に説明すると、次のとおりである。
『第1実施形態』
本発明の第1実施形態を図1から図5に基づいて説明する。図中、符号1で指示するものは筒状の本体部であり、本実施形態では、FRP、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、塩化ビニル、ASA(acrylate-styrene-acrylonitrile:ABSに耐候剤を添加したもの)などの合成樹脂を使用材料とし、射出成形により作製される。
また、符号2で指示するものは樹脂製パイプであり、この樹脂製パイプ2は、比較的硬質な合成樹脂(本実施形態では、FRP、更にガラス繊維を混合したもの、ポリプロピレンなど)を使用して、押出成形機によって円筒断面を有する直管状に成形されている。
しかして、本発明における補強部材は、バリケード支持脚Aに配設されるクランプCによって端部21が挟持される円筒状の樹脂製パイプ2の端部21を補強するための部材であって、構成について以下に説明する。
まず、筒状の本体部1の外周面をテーパ形状(截頭円錐状)に成形する一方、外周面の表面には軸方向に亙る突条11を形成する。この際、本体部1の突条11を複数形成することができ、本実施形態では、等間隔に4本形成する。
次いで、前記本体部1の小径端部12を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aに挿入する。具体的には、本体部1をハンマー等で叩いて、大径端部13を開口部21aの縁部に合致させることにより緊嵌させる。この際、本体部1の外周面とパイプ2の内周面との間には、適宜、接着剤を塗布することができ、潤滑性を高めて貫入抵抗を軽減させるとともに、この接着剤が硬化することにより、両部材の密着強度をより向上させることができる。
また、本実施形態では、本体部1の突条11の断面形状として、例えば、三角形状にすることができ、パイプ2の内周面22との接触面積を小さくすることができるので、貫入抵抗を軽減して、組み立て勝手を良くすることができる。この際、三角形の頂点の角度は鋭角であることが好ましく、本実施形態では、約83°に設計して作製する。なお、図示しないが、突条11の断面形状を半円形状にすることもでき、食い込み圧力による集中応力を分散させることができる。
また、本実施形態では、本体部1の小径端部12の外周縁部における突条11の各頂点を、樹脂製パイプ2の内周面22に当接するようなサイズに作製することができ、嵌着時において、本体部1の外周面を全体的にパイプ2の内周面に内接させることができ、効果的に補強することができる。
このようにして、突条11を当該パイプ2の内周面22に緊嵌させることによって、当該補強部材と樹脂製パイプ2との二重構造を構成することができる(図3参照)。
なお、この際、本体部1の突起11をパイプ2に嵌入したときに、パイプ2の内周面22において圧潰されることによって緊嵌されるものであっても良いし、図4に示すように、内周面22に食い込むことによって緊嵌されるものであっても良い。
然る後、このように二重構造にして補強した端部を支持脚AのクランプCで挟持することにより、バリケードを構成することができる(図5参照)。
『第2実施形態』
次に、本発明の第2実施形態を図6から図8に基づいて説明する。本実施形態では、筒状の本体部1の内周面をテーパ形状に成形する一方、内周面の表面(現出面)には軸方向に亙る突条11を形成する(図6参照)。
本実施形態では、図7に示すように、前記本体部1の大径開口端部15を前記樹脂製パイプ2の端部21における外周面23に挿入する。そして、本体部1をパイプ2の端部に冠着させることによって、突条11を当該パイプ2の外周面23に緊嵌せしめて二重構造を構成することができる。
なお、本体部1の大径開口端部15の内周縁部における突条11の各頂点を、樹脂製パイプ2の外周面23に当接するようなサイズに作製することができ、嵌着時において、本体部1の内周面を全体的にパイプ2の外周面に外接させることができ、効果的に補強することができる(図8参照)。
『第3実施形態』
本発明の第3実施形態を図9に基づいて説明する。本実施形態では、筒状の本体部1の外周面(または内周面)の表面に軸方向に亙り高さの逓増する突条11を形成する。
そして、前記本体部1の突条11の低い方の端部を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21a(または外周面23)に挿入して突条11を当該パイプ2の内周面22(または外周面23)に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にした。なお、図示しないが、同様な突条11を本体部1の内周面に形成することができる。
このように本体部1の突条11の頂点の高さを逓減させる構成にしたことにより、本体部1の形状を、テーパ形状でなく、円筒断面を有する直管状に成形することができる。
『第4実施形態』
本発明の第4実施形態を図10および図11に基づいて説明する。本実施形態では、筒状の本体部1の外周表面に螺旋状の突条11を形成する。
そして、前記本体部1の端部を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aに挿入して前記螺旋状の突条11を当該パイプ2の内周面22に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にした。
本実施形態では、突条11が螺旋状に形成されているので、本体部1を回転させながらパイプ2の端部21に螺入していくことによって簡単に挿入することができるとともに、パイプ内部における摩擦力が大きいので抜け難い。
この際、本体部1の挿入する端部にテーパを形成することにより初期挿入作業を円滑にできる。また、本体部1の内部に竹節状のリブ16を形成することもでき、強度をより向上させることができる。
『第5実施形態』
本発明の第5実施形態を図12から図14に基づいて説明する。本実施形態では、本体部1の胴部18を十字断面形状に成形する一方、この本体部1の所定間隔に複数の円板リブ19を配設して、かつ、前記胴部18の突端部18aを円板リブ19の周縁の外郭外側に突出させる。
そして、前記本体部1の胴部18を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aに挿入して突端部18aを圧入する。この際、突端部18aは、円板リブ19に干渉することなく圧縮されて弾性変形する。
このように構成したことによって、当該パイプ2の内周面22に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にした。なお、本実施形態においても、本体部1の胴部18の挿入する端部にテーパを形成することにより初期挿入作業を円滑にできる。
本発明は概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、図15に示すように、本体部1の内部に十字型などのリブ16を形成することができ、強度をより向上させることができる。また、このリブ16を竹節状に形成することもできる。
また、図16および図17に示すように、本体部1の端部に被覆蓋板17を設けることもでき(例えば、一体成形や接着)、本体部1の端部における剛性を付与して強度をより向上させることができ、バリケードパイプの内部への土砂や雨水などの侵入を防止することができる。
この際、この被覆蓋板17を径外にフランジ状に突出させることもでき、バリケードパイプの端部における隙間を確実に塞いで、土砂や雨水などの侵入をより効果的に防止することができる。なお、本変形例においても、本体部1が樹脂製パイプ2の端部21に対して内嵌するものであっても良いし、外嵌するものであっても良い。
更にまた、本体部1と樹脂製パイプ2との両部材を貫通する孔部を設け、ボルトやリベットなどを挿通して止着することもできる。
更にまた、本体部1に形成する突条11の数は4つに限らず、必要に応じて適宜増減することもできるし、突条11の断面形状も三角形状や半円形状に限らず、適宜設計変更することができ、これら何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
本発明の第1実施形態の補強部材を表わす全体斜視図である。 本発明の第1実施形態の補強部材の使用状態を表わす説明断面図である。 本発明の第1実施形態の補強部材の使用状態を表わす説明断面図である。 本発明の第1実施形態の補強部材の使用状態を表わす説明断面図である。 本発明の第1実施形態の補強部材を使用したバリケードを表わす全体斜視図である。 本発明の第2実施形態の補強部材を表わす全体斜視図である。 本発明の第2実施形態の補強部材の使用状態を表わす説明断面図である。 本発明の第2実施形態の補強部材の使用状態を表わす説明断面図である。 本発明の第3実施形態の補強部材を表わす全体斜視図である。 本発明の第4実施形態の補強部材を表わす全体側面図である。 本発明の第4実施形態の補強部材を表わす全体断面図である。 本発明の第5実施形態の補強部材を表わす全体斜視図である。 本発明の第5実施形態の補強部材を表わす全体斜視図である。 本発明の第5実施形態の補強部材を表わす全体断面図である。 本発明の実施形態の補強部材の変形例を表わす全体斜視図である。 本発明の実施形態の補強部材の変形例を表わす全体斜視図である。 本発明の実施形態の補強部材の変形例を表わす全体斜視図である。
符号の説明
1 本体部
11 突条
12 小径端部
13 大径端部
14 小径開口端部
15 大径開口端部
16 リブ
17 被覆蓋板
18 胴部
18a 突端部
19 円板リブ
2 樹脂製パイプ
21 端部
21a 開口部
22 内周面
23 外周面
A バリケード支持脚
C クランプ

Claims (14)

  1. バリケード支持脚Aに配設されるクランプCによって端部21が挟持される円筒状の樹脂製パイプ2の端部21を補強するための部材であって、
    筒状の本体部1の外周面がテーパ形状に成形されている一方、外周面の表面には軸方向に亙る突条11が形成されており、
    前記本体部1の小径端部12を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aに挿入して突条11を当該パイプ2の内周面22に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にしたことを特徴とする樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  2. 本体部1の小径端部12の外周縁部における突条11の各頂点が、樹脂製パイプ2の内周面22に当接することを特徴とする請求項1記載の樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  3. バリケード支持脚Aに配設されるクランプCによって端部21が挟持される円筒状の樹脂製パイプ2の端部21を補強するための部材であって、
    筒状の本体部1の内周面がテーパ形状に成形されている一方、内周面の表面には軸方向に亙る突条11が形成されており、
    前記本体部1の大径開口端部15を前記樹脂製パイプ2の端部21における外周面23に挿入して突条11を当該パイプ2の外周面23に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にしたことを特徴とする樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  4. 本体部1の大径開口端部15の内周縁部における突条11の各頂点が、樹脂製パイプ2の外周面23に当接することを特徴とする請求項3記載の樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  5. 本体部1の突条11の頂点の高さが逓減していることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  6. バリケード支持脚Aに配設されるクランプCによって端部21が挟持される円筒状の樹脂製パイプ2の端部21を補強するための部材であって、
    筒状の本体部1の外周面または内周面の表面には軸方向に亙り高さの逓増する突条11が形成されており、
    前記本体部1の突条11の低い方の端部を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aまたは外周面23に挿入して突条11を当該パイプ2の内周面22または外周面23に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にしたことを特徴とする樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  7. バリケード支持脚Aに配設されるクランプCによって端部21が挟持される円筒状の樹脂製パイプ2の端部21を補強するための部材であって、
    筒状の本体部1の外周表面には螺旋状の突条11が形成されており、
    前記本体部1の端部を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aに挿入して前記螺旋状の突条11を当該パイプ2の内周面22に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にしたことを特徴とする樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  8. 本体部1の突条11が複数形成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一つに記載の樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  9. 本体部1の突条11の断面が三角形状または半円形状であることを特徴とする請求項1〜8の何れか一つに記載の樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  10. 本体部1の内部にリブ16が形成されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか一つに記載の樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  11. 本体部1の内部に形成されたリブ16が竹節状であることを特徴とする請求項10記載の樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  12. バリケード支持脚Aに配設されるクランプCによって端部21が挟持される円筒状の樹脂製パイプ2の端部21を補強するための部材であって、
    本体部1の胴部18は十字断面形状に成形されている一方、この本体部1の所定間隔に複数の円板リブ19が配設され、かつ、前記胴部18の突端部18aが円板リブ19の周縁の外郭外側に突出しており、
    前記本体部1の胴部18を前記樹脂製パイプ2の端部21における開口部21aに挿入して突端部18aを圧入して当該パイプ2の内周面22に緊嵌させることにより二重構造を構成可能にしたことを特徴とする樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  13. 本体部1の端部に被覆蓋板17が設けられていることを特徴とする請求項1〜12の何れか一つに記載の樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
  14. 本体部1の被覆蓋板17が径外にフランジ状に突出していることを特徴とする請求項13記載の樹脂製バリケードパイプの端部補強部材。
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