JP2010018946A - 車両用ラッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小さな力でラッチをオーバートラベル位置に回動させて、ラッチとストライカとの噛合部分のガタ付きを確実に抑えると共に、リリース操作の操作力増大を極力抑える。
【解決手段】ラッチ5が噛合外れ位置から噛合位置に向けて回動すると、カムプレート7のカム部71が、ラッチ5に設けられた入力部55に摺接することによって、ラッチ5に対して、噛合位置からオーバートラベル位置に回動する回転モーメントを与える。この場合、ラッチ5の入力部55は、回転モーメントの作用点Aよりも、ラッチ軸9から離れた位置に設けられるため、ラッチ5を軽力でオーバートラベル位置に確実に回動させることができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、特に、車両用のシート、ルーフ、トランクリッド等の可動体を所定の位置にロックするための車両用ラッチ装置に関する。
車両用シートを所定の位置にロックするためのラッチ装置においては、ストライカと係合可能なラッチと、このラッチに係合してラッチの回動を阻止するロッキングプレートと、ラッチとストライカとの間のガタ付きを抑えるカム部材とを備え、ストライカがラッチに噛合する際、カム部材の回動をもって、ラッチに対してオーバートラベル方向への回転モーメントを与えて、車両走行中の振動等によってラッチとストライカとの噛合部分からの異音発生を防止する(例えば、特許文献1参照)。
特表2006−516502号公報
上述のようなラッチ装置において、ラッチの回転中心から回転モーメントの入力部、すなわち力点(カム部材がラッチに係合する点)までの距離は、ラッチの回転中心から回転モーメントを出力する作用点(ストライカがラッチに係合する点)までの距離よりも短く構成されている。
したがって、ストライカと係合したラッチをオーバートラベル位置に回動させるためには、作用点に作用する力以上の力を力点に与えなければならない。しかし、このようにすると、カム部材を付勢するスプリングは付勢力が大きいものが用いられ、ラッチ装置の大型化を招くと共に、ロッキングプレート及びカムプレートをラッチから外す際のリリース操作の操作力が増大する問題を生じる。
本発明は、上記課題に鑑み、小さな力でラッチをオーバートラベル位置に回動させて、ラッチとストライカとの噛合部分のガタ付きを確実に抑えると共に、リリース操作の操作力増大を極力抑えた車両用ラッチ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明に係わる車両用ラッチ装置においては、車体に可動可能に支持された可動体または前記車体のいずれか一方に設けられ、いずれか他方に設けられたストライカと係合することによって、前記可動体を所定位置にロックするようにした車両用ラッチ装置において、前記ストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、前記ベース部材に枢支されると共に、前記ストライカと係合可能な係合溝を形成するアーム部を有し、前記ストライカが前記係合溝に係合することによって噛合外れ位置から噛合位置に回動可能なラッチと、前記ベース部材に枢支されると共に、前記ラッチのアーム部に設けられた係合部に噛合することにより前記ラッチの噛合位置から噛合外れ方向への回動を阻止可能な爪部を有するロッキングプレートと、前記ロッキングプレートを前記ラッチの係合部に係合する係合方向へ付勢するスプリングと、前記ベース部材に枢支されると共に、前記ラッチが噛合外れ位置から噛合位置に向けて回動した際、前記ラッチに設けられた入力部に摺接しつつ回動することにより、前記ラッチに対して、噛合位置から噛合位置を超えたオーバートラベル位置に回動する回転モーメントを与えるカム部を有するカムプレートと、前記カムプレートを前記カム部が前記入力部に深く係合する食い込み方向へ付勢するスプリングとを備え、前記ラッチの入力部を、前記ストライカ進入溝を跨いだ前記アーム部の先端に設ける。この構成により、回転モーメントの力点となるラッチの入力部を、回転モーメントの作用点となるラッチとストライカとの噛合部分よりも、ラッチの回転中心から離れたところに形成することができるため、可動体を所定位置にロックする際、ラッチを小さな力でオーバートラベル位置に確実に回動させて、ラッチとストライカとの噛合部分のガタ付きを確実に抑えることができる。この結果、カムプレートを食い込み方向へ付勢するスプリングの付勢力を小さくして、ラッチ装置の小型化を図ることができると共に、リリース操作の操作力増大を極力抑えることができる。
さらに、本発明に係わる車両用ラッチ装置は、上記構成において前記ロッキングプレート及び前記カムプレートを、前記ロッキングプレートの回転中心と前記カムプレートの回転中心とを互いに結ぶ直線に対して、前記カム部及び前記爪部の移動軌跡が交差するように配置し、前記カムプレートのカム部は、前記ロッキングプレートが前記ラッチの係合部に噛合する動作と同時または僅かに先行して前記入力部を摺接する。この構成により、可動体を所定位置にロックする際、ロッキングプレートの爪部を、ラッチの係合部に軽力で確実に係合させることができる。
さらに、本発明に係わる車両用ラッチ装置は、上記構成において前記ロッキングプレートは、前記爪部が前記ラッチの係合部から離脱するリリース動作時、前記爪部が前記係合部に係合しない位置へ回動した後、前記カムプレートを前記食い込み方向と反対方向へ回動させる。この構成により、リリース操作の際、ロッキングプレートをラッチの係合部から軽力で離脱させることができる。
本発明によると、可動体を所定位置にロックする際、ラッチを小さな力でオーバートラベル位置に確実に回動させて、ラッチとストライカとの噛合部分のガタ付きを確実に抑えることができる。この結果、カムプレートを食い込み方向へ付勢するスプリングの付勢力を小さくすることが可能となり、ラッチ装置の小型化を図ることができると共に、リリース操作の操作力増大を極力抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用した車両シートの正面図、図2〜図6は、本発明に係わるラッチ装置の各状態の側面図、図7は、要部の拡大側面図である。なお、以下の説明では、図1における左右方向を車両の「左右方向」とし、図2〜図7における左方を車両の「前方」とし、右方を車両の「後方」とする。
図1に示すように、車両の可動体をなすシート1は、通常、実線で示す着座可能な使用位置にロックされ、必要に応じて2点鎖線で示す収納位置に移動させることができる。シート1を使用位置にロックするには、シート1の下部に設けられるラッチ装置2を車体フロアに固着されたストライカ3に係合させる。なお、可動体は、車両の可動式ルーフ、トランクリッド等としても良い。
図2〜図6に示すように、ラッチ装置2は、シート1の下部に固定されるベース部材4と、ストライカ3と係合可能なラッチ5と、ストライカ3と係合したラッチ5に係合可能なロッキングプレート6と、ラッチ5を噛合位置(図4参照)からオーバートラベル位置(図5参照)に回動させる回転モーメントを与えるカムプレート7と、ロッキングプレート6をリリース方向(図4、5において反時計方向)へ回動させるためのリリースレバー8とを含む。
ベース部材4の下部中央には、シート1を使用位置にロックするとき、ストライカ3が下方から進入可能な下方が開口したストライカ進入溝41が設けられている。
ラッチ5は、ベース部材4におけるストライカ進入溝41の前斜め上方位置に左右方向を向くラッチ軸9により枢支されると共に、噛合外れ位置(図2参照)から噛合位置(図4参照)を経てオーバートラベル位置(図5参照)、及びその逆に回動可能であって、ラッチ軸9に巻装された第1スプリング10により噛合外れ方向(図2〜図7において時計方向)へ付勢されている。
ラッチ5におけるストライカ進入溝41に重合する部分には、下側(ストライカ進入溝51の開口側)の第1アーム部51と、上側(ストライカ進入溝51の奥側)の第2アーム部52とが形成され、両アーム部51、52間には、ストライカ3が噛合可能な係合溝53が設けられている。第2アーム部52におけるストライカ進入溝41を跨いだ後部の内縁(第1アーム部51に対向する側の縁部)には、ロッキングプレート6の下部に設けられた爪部61が係合可能な係合部54が設けられている。また、ストライカ進入溝41を跨いだ第2アーム部52の先端の角部、すなわち係合部54の先端には、カムプレート7に設けられたカム部71が摺接可能な入力部55が設けられている。
なお、ラッチ5の前記噛合外れ位置は、シート1が収容位置にある等してストライカ3が係合溝53に係合していない位置、同じく前記噛合位置は、係合溝53にストライカ3が係合し、かつ係合部54にロッキングプレート6の爪部61が係合した位置、また同じく前記オーバートラベル位置は、噛合位置からさらに回動して、ロッキングプレート6の爪部61と係合部54との間に隙間が発生した位置である。
ロッキングプレート6は、ベース部材4におけるストライカ進入溝41の後斜め上方位置に左右方向を向くロッキングプレート軸11により枢支されると共に、第1スプリング10により下部に設けられた爪部61がラッチ5の係合部54に係合する係合方向(図2〜図7において時計方向)へ付勢されている。
ロッキングプレート6の爪部61がラッチ5の係合部54に係合することによって、ラッチ5の噛合位置から噛合外れ方向への回動を阻止し、また、同じく爪部61が係合部54から離脱することによって、ラッチ5の噛合外れ方向への回動を許可する。なお、第1スプリング10は、一端がラッチ5、また他端がロッキングプレート6にそれぞれ係止されることによって、ラッチ5に対して噛合外れ方向、またロッキングプレート6に対して係合方向への付勢力をそれぞれ付与する。
カムプレート7は、ベース部材4におけるストライカ進入溝41の後方に左右方向を向くカム軸13により枢支されると共に、ロッキングプレート軸11に巻装された第2スプリング12の付勢力により食い込み方向(図2〜図7において反時計方向)へ付勢されている。カムプレート7の上縁には、ラッチ5が噛合位置の直前位置とオーバートラベル位置との間の範囲にあるとき、ラッチ5の入力部55に摺接可能なカム部71が設けられている。
カム部71は、カム軸13の中心からの距離が反時計方向へ行くにしたがって漸増するように形成される。したがって、カムプレート7は、カム部71が入力部55に当接した状態で第2スプリング12の付勢力により食い込み方向へ回動することにより、ラッチ5に対して噛合位置からオーバートラベル位置へ向けて回動させる回転モーメントを与える。
カムプレート7のカム部71に当接するラッチ5の入力部55、すなわちラッチ5に作用する回転モーメントの力点は、ラッチ5の第1係合部51とストライカ3との噛合部分、すなわち回転モーメントの作用点A(図7参照)よりも、ラッチ軸9から離れた位置に設けられる。これにより、入力部55に作用する入力を増大させて、作用点Aに出力することができる。
ラッチ5が噛合外れ位置と噛合位置の直前位置との間の範囲にある場合、例えば、図2に示すように、カムプレート7におけるカム部71の先端側に設けられた押部72が、第2スプリング12の付勢力をもって、ラッチ5における第2アーム部52の上縁、すなわち係合部54と反対側の縁の当接部56に当接することによって、ラッチ5に対して噛合外れ方向への回転モーメントを与える。この場合においても、ラッチ5に作用する回転モーメントの力点(押部72が当接部56に当接する点)は、作用点Aよりもラッチ軸9から離れた位置にあるため、当接部56に作用する入力を増大させて、作用点B(図7に想像線で示すストライカ3とラッチ5の第2アーム部52との当接点)に出力することができる。この結果、ラッチ5を噛合外れ位置に確実に回動させることができる。
ロッキングプレート6及びカムプレート7は、ロッキングプレート軸11とカム軸13とを結んだ直線L(図7参照)に対して、爪部61及びカム71のそれぞれの移動軌跡が交差するように配置される。
カムプレート7のカム部71がラッチ5の入力部55を摺接するタイミングは、ロッキングプレート6の爪部61がラッチ5の係合部54に係合するタイミングと同時、またはそれよりも僅かに早くなるように設定される。すなわち、図7に示すように、ラッチ5が噛合外れ位置から回動して噛合位置に達する直前に、カムプレート7のカム部71がラッチ5の入力部55を摺接して食い込み方向へ僅かに回動するように構成される。これにより、ロッキングプレート6の爪部61がラッチ5の係合部54に係合する直前に、カムプレート7が、ラッチ5に対して、オーバートラベル位置に向けて回動させる回転モーメントを与えるため、ロッキングプレート6の爪部61は、係合部54を擦ることなく円滑に係合部54に係合することができる。
リリースレバー8は、ベースプレート4におけるロッキングプレート6の上方に左右方向を向くレバー軸14により枢着されると共に、下端部がロッキングプレート6の上端部に連係され、上端部がシート1に設けられたストラップ(図示略)にケーブル、ロッド等の操作力伝達部材を介して連結される。
シート1が使用位置にあるとき、ストラップを引っ張るリリース操作を行うと、リリースレバー8は、待機位置(図5参照)からリリース方向(図5において時計方向)へ回動して、ロッキングプレート6を係合位置(図4、5参照)からリリース方向(反時計方向)へ回動させる。ロッキングプレート6がリリース方向へ回動すると、図6に示すように、ロッキングプレート6の爪部61がラッチ5の係合部54から離脱する。そして、さらにリリース方向へ回動すると、ロッキングプレート6の下端部に設けられた当接部62がカムプレート7に設けられた突部73に当接して、カムプレート7をリリース方向へ(図2〜図7において時計方向)回動させ、カム部71をラッチ5の入力部55から離脱させる。これにより、ラッチ5の噛合外れ方向への回動が許可される。この場合、ロッキングプレート6がリリース方向へ回動する際、ラッチ5がオーバートラベル位置にあって、ロッキングプレート6の爪部61とラッチ5の係合部51との間に隙間が設けられているため、爪部61は係合部54を擦ることなく円滑に係合部54から離脱することができる。また、爪部61が係合部54から離脱するまで、カムプレート7をリリース方向へ作動させないため、リリース操作が重くなることはない。また、カムプレート7をリリース作動させる場合であっても、第2スプリング12の付勢力が大でないため、リリース操作の操作力増大を極極抑えることができる。
次に、本発明に係わるラッチ装置2の作用について説明する。
シート1が収納位置にある場合には、図2に示すように、ラッチ5は、ストライカ3から離脱して噛合外れ位置に保持され、ロッキングプレート6及びカムプレート7は、ラッチ5の当接部56にそれぞれ当接している。この状態からシート1を使用位置に移動させると、図3に示すように、ストライカ3がベース部材4のストライカ進入溝41に進入すると共にラッチ5の係合溝53に係合して、ラッチ5は噛合位置に向けて回動する。
図3、7に示すように、ラッチ5が噛合位置の直前位置に回動すると、カムプレート7のカム部71がラッチ5の入力部55に当接する。これにより、カムプレート7が、第2スプリング12の付勢力により食い込み方向へ回動することに伴って、ラッチ5は噛合位置に回動して、ロッキングプレート6の爪部61が第1スプリング10の付勢力により、ラッチ5の係合部54に係合する。
カムプレート7がさらに食い込み方向へ回動すると、図5に示すように、ラッチ5は、オーバートラベル位置に回動して、ストライカ3をストライカ進入溝41に深く進入させて、ストライカ進入溝41の奥とラッチ5の第1アーム部51との間に強く挟み込む。この場合、上述のように、カムプレート7のカム部71に当接する入力部55は、回転モーメントの作用点Aよりも、ラッチ軸9から離れたところに設けられるため、ラッチ5を軽力で噛合位置からオーバートラベル位置まで確実に回動させることができる。
上述により、シート1を使用位置にロックする際、ラッチ5を小さな力でオーバートラベル位置に確実に回動させて、ラッチ5とストライカ3との噛合部分のガタ付きを確実に抑えることができる。
本発明を適用した車両用シートの正面図である。 本発明に係わるラッチが噛合外れ位置にあるときのラッチ装置の側面図である。 同じく噛合動作の途中のラッチ装置の側面図である。 同じくラッチが噛合位置にあるときのラッチ装置の側面図である。 同じくラッチがオーバートラベル位置にあるときのラッチ装置の側面図である。 同じくリリース操作時のラッチ装置の側面図である。 ラッチ装置の要部の拡大側面図である。
符号の説明
1 シート(可動体)
2 ラッチ装置
3 ストライカ
4 ベース部材
5 ラッチ
6 ロッキングプレート
7 カムプレート
8 リリースレバー
9 ラッチ軸
10 第1スプリング(スプリング)
11 ロッキングプレート軸
12 第2スプリング(スプリング)
13 カム軸
14 レバー軸
41 ストライカ進入溝
51 第1アーム部(アーム部)
52 第2アーム部(アーム部)
53 係合溝
54 係合部
55 入力部
56 当接部
61 爪部
62 当接部
71 カム部
72 押部
73 突部

Claims (3)

  1. 車体に可動可能に支持された可動体または前記車体のいずれか一方に設けられ、いずれか他方に設けられたストライカと係合することによって、前記可動体を所定位置にロックするようにした車両用ラッチ装置において、
    前記ストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、
    前記ベース部材に枢支されると共に、前記ストライカと係合可能な係合溝を形成するアーム部を有し、前記ストライカが前記係合溝に係合することによって噛合外れ位置から噛合位置に回動可能なラッチと、
    前記ベース部材に枢支されると共に、前記ラッチのアーム部に設けられた係合部に噛合することにより前記ラッチの噛合位置から噛合外れ方向への回動を阻止可能な爪部を有するロッキングプレートと、
    前記ロッキングプレートを前記ラッチの係合部に係合する係合方向へ付勢するスプリングと、
    前記ベース部材に枢支されると共に、前記ラッチが噛合外れ位置から噛合位置に向けて回動した際、前記ラッチに設けられた入力部に摺接しつつ回動することにより、前記ラッチに対して、噛合位置から噛合位置を超えたオーバートラベル位置に回動する回転モーメントを与えるカム部を有するカムプレートと、
    前記カムプレートを前記カム部が前記入力部に深く係合する食い込み方向へ付勢するスプリングとを備え、
    前記ラッチの入力部を、前記ストライカ進入溝を跨いだ前記アーム部の先端に設けたことを特徴とする車両用ラッチ装置。
  2. 前記ロッキングプレート及び前記カムプレートを、前記ロッキングプレートの回転中心と前記カムプレートの回転中心とを互いに結ぶ直線に対して、前記カム部及び前記爪部の移動軌跡が交差するように配置し、
    前記カムプレートのカム部は、前記ロッキングプレートが前記ラッチの係合部に噛合する動作と同時または僅かに先行して前記入力部を摺接することを特徴とする請求項1記載の車両用ラッチ装置。
  3. 前記ロッキングプレートは、前記爪部が前記ラッチの係合部から離脱するリリース動作時、前記爪部が前記係合部に係合しない位置へ回動した後、前記カムプレートを前記食い込み方向と反対方向へ回動させることを特徴とする請求項1または2記載の車両用ラッチ装置。
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