JP2010018063A - 車載負荷制御装置及び車載負荷制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複雑な制御ロジック及びバッテリの大容量化を必要とすることなく、車両電源を安定化させることができる車載負荷制御装置の提供。
【解決手段】発電機8及び/又はバッテリ7から車載負荷A1(A2,B1,B2,B3)への電力をオン/オフするスイッチ手段SW1(SW2,SW3,SW4,SW5)を備え、車載負荷B1(B2,B3,A1,A2)への電力供給を制御する車載負荷制御装置。スイッチ手段SW1(SW2,SW3)の高圧側端子の電圧値を検出する電圧検出手段4(5,6)を備え、電圧検出手段4(5,6)が検出した電圧値が、所定電圧値以上(又は未満)であるときに、スイッチ手段SW1(SW2,SW3)をオン(又はオフ)にする構成である。
【選択図】図1
【解決手段】発電機8及び/又はバッテリ7から車載負荷A1(A2,B1,B2,B3)への電力をオン/オフするスイッチ手段SW1(SW2,SW3,SW4,SW5)を備え、車載負荷B1(B2,B3,A1,A2)への電力供給を制御する車載負荷制御装置。スイッチ手段SW1(SW2,SW3)の高圧側端子の電圧値を検出する電圧検出手段4(5,6)を備え、電圧検出手段4(5,6)が検出した電圧値が、所定電圧値以上(又は未満)であるときに、スイッチ手段SW1(SW2,SW3)をオン(又はオフ)にする構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフするスイッチ手段を備え、車載負荷への電力供給を制御する車載負荷制御装置、及びこの車載負荷制御装置を複数備えた車載負荷制御システムに関するものである。
車両用の電源装置では、エンジンに連動する発電機が発電した電力を、各車載負荷に供給すると共に、バッテリに充電し、発電機が発電した電力では不足するとき、又はエンジンが停止しているときには、バッテリから各車載負荷に電力を供給するように構成されている。
車載負荷は、安全性、利便性及び快適さ等の各面から、増加の一途を辿っている。ウインドーデフォッガ等の大容量の負荷が採用されたり、また、電動パワーステアリング装置のように、油圧で作動させていた機器を電動化して、制御性能及び効率の向上を図る動きが進み、車載負荷の電力需要は増すばかりである。
車載負荷は、安全性、利便性及び快適さ等の各面から、増加の一途を辿っている。ウインドーデフォッガ等の大容量の負荷が採用されたり、また、電動パワーステアリング装置のように、油圧で作動させていた機器を電動化して、制御性能及び効率の向上を図る動きが進み、車載負荷の電力需要は増すばかりである。
特許文献1には、バッテリの電圧値及び電流値から、電動パワーステアリング装置が最大電力を消費するときのバッテリ電圧値を推定する電動パワーステアリング装置が開示されている。これは、推定したバッテリ電圧値が、電動パワーステアリング装置の最低動作保証電圧値を下回る場合に、少なくとも、その推定したバッテリ電圧値が、この最低動作保証電圧値を上回る範囲まで、バッテリに接続された電気負荷の消費電力低減を指令する。
特開2007−145081号公報
最近では、車両全体の電子制御化が図られ、例えば電動アクティブスタビライザのように、大電力を消費する負荷が、電動パワーステアリング装置以外にも搭載されるようになっている。しかし、そのような負荷の作動時の消費電流値を予測することが困難であったり、更に大電力消費が重複する可能性がある等で、車両電源を安定化させる為に、複雑な制御ロジック又はバッテリの大容量化が必要となるという問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、第1〜4発明では、複雑な制御ロジック及びバッテリの大容量化を必要とすることなく、車両電源を安定化させることができる車載負荷制御装置を提供することを目的とする。
第5,6発明では、複雑な制御ロジック及びバッテリの大容量化を必要とすることなく、車両電源を安定化させることができる車載負荷制御装置を複数備えた車載負荷制御システムを提供することを目的とする。
第5,6発明では、複雑な制御ロジック及びバッテリの大容量化を必要とすることなく、車両電源を安定化させることができる車載負荷制御装置を複数備えた車載負荷制御システムを提供することを目的とする。
第1発明に係る車載負荷制御装置は、発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフするスイッチ手段を備え、前記車載負荷への電力供給を制御する車載負荷制御装置において、前記スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出する電圧検出手段を備え、該電圧検出手段が検出した電圧値が、所定電圧値以上(又は未満)であるときに、前記スイッチ手段をオン(又はオフ)にするように構成してあることを特徴とする。
この車載負荷制御装置では、スイッチ手段が、発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフして、車載負荷への電力供給を制御する。スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出し、検出した電圧値が、所定電圧値以上(又は未満)であるときに、スイッチ手段をオン(又はオフ)にする。
第2発明に係る車載負荷制御装置は、発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフするスイッチ手段を備え、前記車載負荷への電力供給を制御する車載負荷制御装置において、前記スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段が検出した電圧値が、所定電圧値以下であるか否かを判定する判定手段とを備え、該判定手段が否と判定したときに、前記スイッチ手段をオンにし、前記判定手段が、前記電圧値は所定電圧値以下であると判定したときに、前記電圧値の高/低に応じて低/高に設定されたデューティ比で前記スイッチ手段をPWM(Pulse Width Modulation)制御することにより、前記車載負荷へ与える平均電圧値を、前記電力の電圧値より低く維持するように構成してあることを特徴とする。
この車載負荷制御装置では、スイッチ手段が、発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフして、車載負荷への電力供給を制御する。スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出し、検出した電圧値が、所定電圧値以下であるか否かを判定する。否と判定したときは、スイッチ手段をオンにする。電圧値は所定電圧値以下であると判定したときは、電圧値の高/低に応じて低/高に設定されたデューティ比でスイッチ手段をPWM制御する。これにより、車載負荷へ与える平均電圧値を、発電機及び/又はバッテリからの電力の電圧値より低く維持する。
第3発明に係る車載負荷制御装置は、発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフするスイッチ手段を備え、前記車載負荷への電力供給を制御する車載負荷制御装置において、前記スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段が検出した電圧値が、第1電圧値以上であるか否かを判定する第1判定手段と、前記電圧検出手段が検出した電圧値が、前記第1電圧値より低い第2電圧値以下であるか否かを判定する第2判定手段とを備え、前記第1判定手段が、前記電圧値は第1電圧値以上であると判定したときに、前記スイッチ手段をオンにし、前記第2判定手段が、前記電圧値は第2電圧値以下であると判定したときに、前記スイッチ手段をオフにするように構成してあることを特徴とする。
この車載負荷制御装置では、スイッチ手段が、発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフして、車載負荷への電力供給を制御する。スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出し、検出した電圧値が、第1電圧値以上であるか否かを判定し、検出した電圧値が、第1電圧値より低い第2電圧値以下であるか否かを判定する。検出した電圧値が、第1電圧値以上であると判定したときは、スイッチ手段をオンにする。検出した電圧値が、第2電圧値以下であると判定したときは、スイッチ手段をオフにする。
第4発明に係る車載負荷制御装置は、発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフするスイッチ手段を備え、前記車載負荷への電力供給を制御する車載負荷制御装置において、前記スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段が検出した電圧値が、第1電圧値以上であるか否かを判定する第1判定手段と、前記電圧検出手段が検出した電圧値が、前記第1電圧値より低い第2電圧値以下であるか否かを判定する第2判定手段とを備え、前記第1判定手段が、前記電圧値は第1電圧値以上であると判定したときに、前記スイッチ手段をオンにし、前記第2判定手段が、前記電圧値は第2電圧値以下であると判定したときに、前記電圧値の高/低に応じて低/高に設定されたデューティ比で前記スイッチ手段をPWM制御することにより、前記車載負荷へ与える平均電圧値を、前記電力の電圧値より低く維持するように構成してあることを特徴とする。
この車載負荷制御装置では、スイッチ手段が、発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフし、車載負荷への電力供給を制御する。スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出し、検出した電圧値が、第1電圧値以上であるか否かを判定し、検出した電圧値が、第1電圧値より低い第2電圧値以下であるか否かを判定する。検出した電圧値が、第1電圧値以上であると判定したときは、スイッチ手段をオンにする。検出した電圧値が、第2電圧値以下であると判定したときは、検出した電圧値の高/低に応じて低/高に設定されたデューティ比でスイッチ手段をPWM制御する。これにより、車載負荷へ与える平均電圧値を、発電機及び/又はバッテリからの電力の電圧値より低く維持する。
第5発明に係る車載負荷制御システムは、第1発明又は第2発明に係る車載負荷制御装置を複数備え、該複数の車載負荷制御装置が判定に使用する所定電圧値それぞれは、互いに異なるように設定されていることを特徴とする。
この車載負荷制御システムでは、第1発明又は第2発明に係る車載負荷制御装置を複数備え、この複数の車載負荷制御装置が判定に使用する所定電圧値それぞれは、互いに異なるように設定されている。これにより、電源電圧値が低下する場合に、所定電圧値を高く設定された車載負荷を他の車載負荷より先にオフに、又はその車載負荷へ与える平均電圧値を他の車載負荷より先に低くすることができる。また、優先順位が高い車載負荷ほど、所定電圧値を低く設定することにより、オフにされる頻度、又は与えられる平均電圧値が低くされる頻度を少なくすることができる。
第6発明に係る車載負荷制御システムは、第3発明又は第4発明に係る車載負荷制御装置を複数備え、該複数の車載負荷制御装置の各第1判定手段が使用する各第1電圧値、及び各第2判定手段が使用する各第2電圧値は、それぞれ互いに異なるように設定されていることを特徴とする。
この車載負荷制御システムでは、第3発明又は第4発明に係る車載負荷制御装置を複数備え、この複数の車載負荷制御装置の各第1判定手段が使用する各第1電圧値、及び各第2判定手段が使用する各第2電圧値は、それぞれ互いに異なるように設定されている。これにより、電源電圧値が上昇する場合に、第1電圧値を高く設定された車載負荷を、他の車載負荷より後にオンにすることができる。電源電圧値が低下する場合に、第2電圧値を高く設定された車載負荷を他の車載負荷より先にオフに、又はその車載負荷へ与える平均電圧値を他の車載負荷より先に低くすることができる。また、優先順位が高い車載負荷ほど、第1電圧値を低く設定することにより、オンにされる頻度を多くし、第2電圧値を低く設定することにより、オフにされる頻度、又は与えられる平均電圧値が低くされる頻度を少なくすることができる。
第1〜4発明に係る車載負荷制御装置によれば、複雑な制御ロジック及びバッテリの大容量化を必要とすることなく、車両電源を安定化させることができる車載負荷制御装置を実現することができる。
第5,6発明に係る車載負荷制御システムによれば、複雑な制御ロジック及びバッテリの大容量化を必要とすることなく、車両電源を安定化させることができる車載負荷制御装置を複数備えた車載負荷制御システムを実現することができる。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る車載負荷制御装置及び車載負荷制御システムの実施の形態1の概略構成を示すブロック図である。
この車両用電源装置は、エンジン9に連動して、オルタネータ(発電機、交流発電機)8が発電する。オルタネータ8が発電した電力は、オルタネータ8内で整流され、バッテリ7に充電される。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る車載負荷制御装置及び車載負荷制御システムの実施の形態1の概略構成を示すブロック図である。
この車両用電源装置は、エンジン9に連動して、オルタネータ(発電機、交流発電機)8が発電する。オルタネータ8が発電した電力は、オルタネータ8内で整流され、バッテリ7に充電される。
オルタネータ8及び/又はバッテリ7からの電力は、スイッチSW4,SW5を通じて、電気負荷A1,A2に与えられる。電気負荷A1,A2では、電源電圧に応じて与えられる電圧値がオン/オフされる負荷制御は行われない。
また、オルタネータ8及び/又はバッテリ7からの電力は、スイッチ(スイッチ手段)SW1,SW2,SW3を通じて、電気負荷B1,B2,B3に与えられる。スイッチSW1,SW2,SW3の高圧側の各端子電圧値は、電圧検出器(電圧検出手段)4,5,6により検出され、制御部1,2,3にそれぞれ与えられる。
また、オルタネータ8及び/又はバッテリ7からの電力は、スイッチ(スイッチ手段)SW1,SW2,SW3を通じて、電気負荷B1,B2,B3に与えられる。スイッチSW1,SW2,SW3の高圧側の各端子電圧値は、電圧検出器(電圧検出手段)4,5,6により検出され、制御部1,2,3にそれぞれ与えられる。
制御部1,2,3は、電気負荷B1,B2,B3からの各オン/オフ信号、及び電圧検出器4,5,6からの各電圧値に基づき、スイッチSW1,SW2,SW3をそれぞれオン/オフする。
各制御部1,2,3は、それぞれの電圧検出器4,5,6及びスイッチSW1,SW2,SW3により、電気負荷毎の車載負荷制御装置を構成している。
各制御部1,2,3は、それぞれの電圧検出器4,5,6及びスイッチSW1,SW2,SW3により、電気負荷毎の車載負荷制御装置を構成している。
以下に、このような構成の車載負荷制御装置及び車載負荷制御システムの制御部の動作例を、それを示す図2のフローチャートを参照しながら説明する。
制御部1(以下、制御部2,3も同様)は、先ず、フラグF=0にし、スイッチSW1をオフにして初期化を行う(S1)。次いで、スイッチSW1のオン信号を電気負荷B1から受信する迄待機する(S3)。
制御部1は、スイッチSW1のオン信号を受信すると(S3)、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込み(S5)、読込んだ電圧値Vが電圧値V4以上であるか否かを判定する(S7)。
制御部1(以下、制御部2,3も同様)は、先ず、フラグF=0にし、スイッチSW1をオフにして初期化を行う(S1)。次いで、スイッチSW1のオン信号を電気負荷B1から受信する迄待機する(S3)。
制御部1は、スイッチSW1のオン信号を受信すると(S3)、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込み(S5)、読込んだ電圧値Vが電圧値V4以上であるか否かを判定する(S7)。
制御部1は、読込んだ電圧値V(S5)が電圧値V4以上であれば(S7)、スイッチSW1オンを示すフラグF=1であるか否かを判定する(S9)。フラグF=1でなければ、スイッチSW1をオンにし(S11)、フラグF=1にする(S13)。
制御部1は、次に、スイッチSW1のオフ信号を電気負荷B1から受信したか否かを判定し(S15)、オフ信号を受信していなければ、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込む(S5)。
制御部1は、次に、スイッチSW1のオフ信号を電気負荷B1から受信したか否かを判定し(S15)、オフ信号を受信していなければ、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込む(S5)。
制御部1は、フラグF=1であれば(S9)、スイッチSW1のオフ信号を電気負荷B1から受信したか否かを判定する(S15)。
制御部1は、スイッチSW1のオフ信号を受信していれば(S15)、スイッチSW1をオフにし(S17)、フラグF=0にした(S19)後、スイッチSW1のオン信号を受信する迄待機する(S3)。
制御部1は、スイッチSW1のオフ信号を受信していれば(S15)、スイッチSW1をオフにし(S17)、フラグF=0にした(S19)後、スイッチSW1のオン信号を受信する迄待機する(S3)。
制御部1は、読込んだ電圧値V(S5)が電圧値V4以上でなければ(S7)、読込んだ電圧値Vが、電圧値V4より低い電圧値V1以下であるか否かを判定する(S21)。電圧値V1以下であれば、スイッチSW1オンを示すフラグF=1であるか否かを判定する(S23)。フラグF=1であれば、スイッチSW1をオフにし(S25)、フラグF=0にする(S27)。
制御部1は、次に、スイッチSW1のオフ信号を電気負荷B1から受信したか否かを判定し(S29)、オフ信号を受信していなければ、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込む(S5)。
制御部1は、次に、スイッチSW1のオフ信号を電気負荷B1から受信したか否かを判定し(S29)、オフ信号を受信していなければ、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込む(S5)。
制御部1は、オフ信号を受信していれば(S29)、フラグF=1であるか否かを判定する(S31)。フラグF=1であれば、スイッチSW1をオフにし(S17)、フラグF=0にする(S19)。
制御部1は、フラグF=1でなければ(S31)、スイッチSW1のオン信号を受信する迄待機する(S3)。
制御部1は、読込んだ電圧値Vが電圧値V1以下でなければ(S21)、又はフラグF=1でなければ(S23)、スイッチSW1のオフ信号を受信したか否かを判定する(S29)。
制御部1は、フラグF=1でなければ(S31)、スイッチSW1のオン信号を受信する迄待機する(S3)。
制御部1は、読込んだ電圧値Vが電圧値V1以下でなければ(S21)、又はフラグF=1でなければ(S23)、スイッチSW1のオフ信号を受信したか否かを判定する(S29)。
以上の動作により、この車載負荷制御装置及び車載負荷制御システムは、オルタネータ8及び/又はバッテリ7からの電源電圧値が上昇する場合に、図3に示すように、電圧値V4(V5,V6)を高く設定された電気負荷を、他の電気負荷より後にオンにすることができる。電源電圧値が低下する場合に、電圧値V1(V2,V3)を高く設定された電気負荷を他の電気負荷より先にオフにすることができる。また、電気負荷のオン/オフ動作にヒステリシスを持たせてあるので、オン/オフ動作が安定する。
また、優先順位が高い電気負荷ほど、電圧値V4,V5,V6を低く設定することにより、オンにされる頻度を多くし、電圧値V1,V2,V3を低く設定することにより、オフにされる頻度を少なくすることができる。
また、優先順位が高い電気負荷ほど、電圧値V4,V5,V6を低く設定することにより、オンにされる頻度を多くし、電圧値V1,V2,V3を低く設定することにより、オフにされる頻度を少なくすることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明に係る車載負荷制御装置及び車載負荷制御システムの実施の形態2の概略構成を示すブロック図である。
この車両用電源装置は、エンジン9に連動して、オルタネータ(車載発電機、交流発電機)8が発電する。オルタネータ8が発電した電力は、オルタネータ8内で整流され、バッテリ7に充電される。
図4は、本発明に係る車載負荷制御装置及び車載負荷制御システムの実施の形態2の概略構成を示すブロック図である。
この車両用電源装置は、エンジン9に連動して、オルタネータ(車載発電機、交流発電機)8が発電する。オルタネータ8が発電した電力は、オルタネータ8内で整流され、バッテリ7に充電される。
オルタネータ8及び/又はバッテリ7からの電力は、スイッチSW4,SW5を通じて、電気負荷A1,A2に与えられる。電気負荷A1,A2では、電源電圧に応じて与えられる電圧値が可変制御される負荷制御は行われない。
また、オルタネータ8及び/又はバッテリ7からの電力は、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)(スイッチ手段)10,11,12を通じて、電気負荷B1,B2,B3に与えられる。パワーMOSFET10,11,12の高圧側の各端子電圧値は、電圧検出器(電圧検出手段)4,5,6により検出され、制御部13,14,15にそれぞれ与えられる。
また、オルタネータ8及び/又はバッテリ7からの電力は、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)(スイッチ手段)10,11,12を通じて、電気負荷B1,B2,B3に与えられる。パワーMOSFET10,11,12の高圧側の各端子電圧値は、電圧検出器(電圧検出手段)4,5,6により検出され、制御部13,14,15にそれぞれ与えられる。
制御部13,14,15は、電気負荷B1,B2,B3からの各オン/オフ信号、及び電圧検出器4,5,6からの各電圧値に基づき、PWM(Pulse Width Modulation)駆動回路16,17,18によりパワーMOSFET10,11,12をそれぞれPWM制御する。
各制御部13,14,15は、それぞれの電圧検出器4,5,6及びパワーMOSFET10,11,12により、電気負荷毎の車載負荷制御装置を構成している。
各制御部13,14,15は、それぞれの電圧検出器4,5,6及びパワーMOSFET10,11,12により、電気負荷毎の車載負荷制御装置を構成している。
以下に、このような構成の車載負荷制御装置及び車載負荷制御システムの制御部の動作例を、それを示す図5のフローチャートを参照しながら説明する。
制御部13(以下、制御部14,15も同様)は、先ず、フラグF=0にし、パワーMOSFET10をオフにして初期化を行う(S41)。次いで、パワーMOSFET10のオン信号を電気負荷B1から受信する迄待機する(S43)。
制御部13は、パワーMOSFET10のオン信号を受信すると(S43)、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込み(S45)、読込んだ電圧値Vが電圧値V4以上であるか否かを判定する(S47)。
制御部13(以下、制御部14,15も同様)は、先ず、フラグF=0にし、パワーMOSFET10をオフにして初期化を行う(S41)。次いで、パワーMOSFET10のオン信号を電気負荷B1から受信する迄待機する(S43)。
制御部13は、パワーMOSFET10のオン信号を受信すると(S43)、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込み(S45)、読込んだ電圧値Vが電圧値V4以上であるか否かを判定する(S47)。
制御部13は、読込んだ電圧値V(S45)が電圧値V4以上であれば(S47)、パワーMOSFET10オンを示すフラグF=1であるか否かを判定する(S48)。フラグF=1でなければ、パワーMOSFET10をオンにし(S49)、フラグF=1にする(S51)。
制御部13は、次に、パワーMOSFET10のオフ信号を電気負荷B1から受信したか否かを判定し(S53)、オフ信号を受信していなければ、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込む(S45)。
制御部13は、次に、パワーMOSFET10のオフ信号を電気負荷B1から受信したか否かを判定し(S53)、オフ信号を受信していなければ、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込む(S45)。
制御部13は、フラグF=1であれば(S48)、パワーMOSFET10のオフ信号を電気負荷B1から受信したか否かを判定する(S53)。
制御部13は、パワーMOSFET10のオフ信号を受信していれば(S53)、パワーMOSFET10をオフにし(S55)、フラグF=0にした(S57)後、パワーMOSFET10のオン信号を受信する迄待機する(S43)。
制御部13は、パワーMOSFET10のオフ信号を受信していれば(S53)、パワーMOSFET10をオフにし(S55)、フラグF=0にした(S57)後、パワーMOSFET10のオン信号を受信する迄待機する(S43)。
制御部13は、読込んだ電圧値V(S45)が電圧値V4以上でなければ(S47)、読込んだ電圧値Vが、電圧値V4より低い電圧値V1以下であるか否かを判定する(S59)。電圧値V1以下であれば、パワーMOSFET10オンを示すフラグF=1であるか否かを判定する(S61)。フラグF=1であれば、パワーMOSFET10を、例えば50(aV1/V)%のデューティ比(aは任意の実数)でPWM制御する(S63)。これにより、電気負荷B1に与える電圧を、電圧値V1の例えば50%程度の平均電圧値に維持することが可能となる。
制御部13は、次に、パワーMOSFET10のオフ信号を電気負荷B1から受信したか否かを判定し(S65)、オフ信号を受信していなければ、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込む(S45)。
制御部13は、次に、パワーMOSFET10のオフ信号を電気負荷B1から受信したか否かを判定し(S65)、オフ信号を受信していなければ、電圧検出器4が検出した電圧値Vを読込む(S45)。
制御部13は、オフ信号を受信していれば(S65)、フラグF=1であるか否かを判定する(S67)。フラグF=1であれば、パワーMOSFET10をオフにし(S55)、フラグF=0にする(S57)。
制御部13は、フラグF=1でなければ(S67)、パワーMOSFET10のオン信号を受信する迄待機する(S43)。
制御部13は、読込んだ電圧値Vが電圧値V1以下でなければ(S59)、又はフラグF=1でなければ(S61)、パワーMOSFET10のオフ信号を受信したか否かを判定する(S65)。
制御部13は、フラグF=1でなければ(S67)、パワーMOSFET10のオン信号を受信する迄待機する(S43)。
制御部13は、読込んだ電圧値Vが電圧値V1以下でなければ(S59)、又はフラグF=1でなければ(S61)、パワーMOSFET10のオフ信号を受信したか否かを判定する(S65)。
以上の動作により、この車載負荷制御装置及び車載負荷制御システムは、オルタネータ8及び/又はバッテリ7からの電源電圧値が上昇する場合に、図3に示すように、電圧値V4(V5,V6)を高く設定された電気負荷を、他の電気負荷より後にオンにすることができる。電源電圧値が低下する場合に、電圧値V1(V2,V3)を高く設定された電気負荷の電源電圧を、他の電気負荷より先にPWM制御して低い電圧値(例えばV1/2程度)(図3に示さず)に維持することができる。
また、優先順位が高い電気負荷ほど、電圧値V4,V5,V6を低く設定することにより、オンにされる頻度を多くすることができる。また、電圧値V1,V2,V3を低く設定することにより、電源電圧をPWM制御されて低い電圧値に維持される頻度を少なくすることができる。
また、優先順位が高い電気負荷ほど、電圧値V4,V5,V6を低く設定することにより、オンにされる頻度を多くすることができる。また、電圧値V1,V2,V3を低く設定することにより、電源電圧をPWM制御されて低い電圧値に維持される頻度を少なくすることができる。
1,2,3,13,14,15 制御部
4,5,6 電圧検出器(電圧検出手段)
7 バッテリ
8 オルタネータ(発電機)
9 エンジン
10,11,12 パワーMOSFET(スイッチ手段)
16,17,18 PWM駆動回路
A1,A2,B1,B2,B3 電気負荷(車載負荷)
SW1,SW2,SW3,SW4,SW5 スイッチ(スイッチ手段)
4,5,6 電圧検出器(電圧検出手段)
7 バッテリ
8 オルタネータ(発電機)
9 エンジン
10,11,12 パワーMOSFET(スイッチ手段)
16,17,18 PWM駆動回路
A1,A2,B1,B2,B3 電気負荷(車載負荷)
SW1,SW2,SW3,SW4,SW5 スイッチ(スイッチ手段)
Claims (6)
- 発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフするスイッチ手段を備え、前記車載負荷への電力供給を制御する車載負荷制御装置において、
前記スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出する電圧検出手段を備え、該電圧検出手段が検出した電圧値が、所定電圧値以上(又は未満)であるときに、前記スイッチ手段をオン(又はオフ)にするように構成してあることを特徴とする車載負荷制御装置。 - 発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフするスイッチ手段を備え、前記車載負荷への電力供給を制御する車載負荷制御装置において、
前記スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段が検出した電圧値が、所定電圧値以下であるか否かを判定する判定手段とを備え、該判定手段が否と判定したときに、前記スイッチ手段をオンにし、前記判定手段が、前記電圧値は所定電圧値以下であると判定したときに、前記電圧値の高/低に応じて低/高に設定されたデューティ比で前記スイッチ手段をPWM(Pulse Width Modulation)制御することにより、前記車載負荷へ与える平均電圧値を、前記電力の電圧値より低く維持するように構成してあることを特徴とする車載負荷制御装置。 - 発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフするスイッチ手段を備え、前記車載負荷への電力供給を制御する車載負荷制御装置において、
前記スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段が検出した電圧値が、第1電圧値以上であるか否かを判定する第1判定手段と、前記電圧検出手段が検出した電圧値が、前記第1電圧値より低い第2電圧値以下であるか否かを判定する第2判定手段とを備え、前記第1判定手段が、前記電圧値は第1電圧値以上であると判定したときに、前記スイッチ手段をオンにし、前記第2判定手段が、前記電圧値は第2電圧値以下であると判定したときに、前記スイッチ手段をオフにするように構成してあることを特徴とする車載負荷制御装置。 - 発電機及び/又はバッテリから車載負荷への電力をオン/オフするスイッチ手段を備え、前記車載負荷への電力供給を制御する車載負荷制御装置において、
前記スイッチ手段の高圧側端子の電圧値を検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段が検出した電圧値が、第1電圧値以上であるか否かを判定する第1判定手段と、前記電圧検出手段が検出した電圧値が、前記第1電圧値より低い第2電圧値以下であるか否かを判定する第2判定手段とを備え、前記第1判定手段が、前記電圧値は第1電圧値以上であると判定したときに、前記スイッチ手段をオンにし、前記第2判定手段が、前記電圧値は第2電圧値以下であると判定したときに、前記電圧値の高/低に応じて低/高に設定されたデューティ比で前記スイッチ手段をPWM(Pulse Width Modulation)制御することにより、前記車載負荷へ与える平均電圧値を、前記電力の電圧値より低く維持するように構成してあることを特徴とする車載負荷制御装置。 - 請求項1又は2に記載された車載負荷制御装置を複数備え、該複数の車載負荷制御装置が判定に使用する所定電圧値それぞれは、互いに異なるように設定されていることを特徴とする車載負荷制御システム。
- 請求項3又は4に記載された車載負荷制御装置を複数備え、該複数の車載負荷制御装置の各第1判定手段が使用する各第1電圧値、及び各第2判定手段が使用する各第2電圧値は、それぞれ互いに異なるように設定されていることを特徴とする車載負荷制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008178266A JP2010018063A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 車載負荷制御装置及び車載負荷制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008178266A JP2010018063A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 車載負荷制御装置及び車載負荷制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010018063A true JP2010018063A (ja) | 2010-01-28 |
Family
ID=41703403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008178266A Pending JP2010018063A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 車載負荷制御装置及び車載負荷制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010018063A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102897116A (zh) * | 2011-07-26 | 2013-01-30 | 本田技研工业株式会社 | 开关状态判别装置 |
CN107039962A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-11 | 成都星火聚点科技有限公司 | 一种防止瞬间高压冲击的车载云镜 |
-
2008
- 2008-07-08 JP JP2008178266A patent/JP2010018063A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102897116A (zh) * | 2011-07-26 | 2013-01-30 | 本田技研工业株式会社 | 开关状态判别装置 |
JP2013023169A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Honda Motor Co Ltd | スイッチ状態判別装置 |
CN107039962A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-11 | 成都星火聚点科技有限公司 | 一种防止瞬间高压冲击的车载云镜 |
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