JP2010017857A - シーリング・ポンプアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シーリング剤を収容した容器に該シーリング剤の使用温度条件から外れた圧縮空気が供給されるのを抑制可能なシーリング・ポンプアップ装置を提供すること。
【解決手段】圧縮空気を生成するコンプレッサユニット12と、シーリング剤32を収容した液剤容器18に圧縮空気を供給する空気供給路60と、液剤容器18の流出口29から流出するシーリング剤32、及び圧縮空気をタイヤ100に供給するジョイントホース78と、空気供給路60内の空気の温度を測定する温度センサ150と、温度センサ150によって測定された温度測定値がシーリング剤32の使用温度条件から外れた場合、コンプレッサユニット12を停止状態にするコントローラ152と、シーリング装置10が有することで、液剤容器18にシーリング剤32の使用温度条件から外れた圧縮空気が供給されるのを抑制することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、パンクした空気入りタイヤのパンク穴をシールするためのシーリング剤を空気入りタイヤ内へ供給すると共に、空気入りタイヤ内に圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するシーリング・ポンプアップ装置に関する。
近年、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤのパンク穴をシーリング剤により補修すると共に、タイヤの内圧を指定圧までポンプアップするシーリング・ポンプアップ装置が普及している。この種のシーリング・ポンプアップ装置としては、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。
特許文献1では、シーリング剤が充填されている容器の蓋に切換え具(冶具)で孔を開け、コンプレッサーで生成した圧縮空気を容器に供給し、この圧縮空気の圧力で容器からシーリング剤を押し出すと共にホースを通してシーリング剤をタイヤへ供給している。そして、シーリング剤の充填後、ホースを通してタイヤへ空気を充填するようになっている。
特開2005−199618号公報
ところで、一般的なシーリング・ポンプアップ装置(特許文献1含む)のコンプレッサーは、装置周囲の空気を吸い込み加圧して圧縮空気を生成している。このため、生成される圧縮空気の温度が装置周囲の空気の温度に左右される。容器に収容されるシーリング剤には、好適な使用温度条件が存在するため、この使用温度条件から外れた圧縮空気が容器に供給されるのを抑える必要がある。
本発明の目的は、上記事実を考慮して、シーリング剤を収容した容器に該シーリング剤の使用温度条件から外れた圧縮空気が供給されるのを抑制可能なシーリング・ポンプアップ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、圧縮空気を生成する圧縮空気生成手段と、シーリング剤を収容した容器に前記圧縮空気を供給する空気供給路と、前記容器の流出口から流出する前記シーリング剤、及び前記圧縮空気を空気入りタイヤに供給する気液供給配管と、前記空気供給路内の空気の温度を測定する温度測定手段と、前記圧縮空気生成手段を制御し、前記温度測定手段によって測定された測定値が予め設定した温度条件から外れた場合、前記圧縮空気生成手段を停止状態にする制御手段と、を有する。
請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置によれば、圧縮空気供給手段で生成された圧縮空気が空気供給路を介して容器に供給される。そして容器から流出するシーリング剤、及び圧縮空気が気液供給配管を介して空気入りタイヤに供給される。
なお、パンクした空気入りタイヤにシーリング剤、及び圧縮空気を供給した後、規定の距離を走行することでシーリング剤がパンク穴に充填されてパンク穴が閉塞される。走行後、空気入りタイヤの空気圧を確認し、必要があれば圧縮空気を再供給する。これにより、空気入りタイヤの補修作業が完了する。
また、請求項1では、空気供給路内の空気(圧縮空気を含む)の温度が温度測定手段によって測定され、この測定値が予め設定した温度条件から外れた場合、圧縮空気生成手段を制御する制御手段によって圧縮空気生成手段が停止状態にされる。これにより、予め設定した温度条件から外れた圧縮空気が容器に供給されるのが抑制される。
ここで、シーリング剤の使用温度条件を満たすように、空気供給路内の空気の温度条件を予め設定することで、シーリング剤の使用温度条件から外れた圧縮空気が容器に供給されるのが抑制される。
上記目的を達成するために、請求項2に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、空気吸入口から吸い込んだ空気を加圧して圧縮空気を生成する圧縮空気生成手段と、シーリング剤を収容した容器に前記圧縮空気を供給する空気供給路と、前記容器の流出口から流出する前記シーリング剤、及び前記圧縮空気を空気入りタイヤに供給する気液供給配管と、前記空気吸入口から吸い込む空気の温度を測定する温度測定手段と、前記圧縮空気生成手段を制御し、前記温度測定手段によって測定された測定値が予め設定した温度条件から外れた場合、前記圧縮空気生成手段を停止状態にする制御手段と、を有する。
請求項2に記載のシーリング・ポンプアップ装置によれば、圧縮空気供給手段で生成された圧縮空気が空気供給路を通って容器に供給される。そして容器から流出するシーリング剤、及び圧縮空気が気液供給配管を通って空気入りタイヤに供給される。
なお、パンクした空気入りタイヤにシーリング剤、及び圧縮空気を供給した後、規定の距離を走行することでシーリング剤がパンク穴に充填されてパンク穴が閉塞される。走行後、空気入りタイヤの空気圧を確認し、必要があれば圧縮空気を再供給する。これにより、空気入りタイヤの補修作業が完了する。
また、請求項2では、空気吸入口から吸い込む空気の温度が温度測定手段によって測定され、この測定値が予め設定した温度条件から外れた場合、圧縮空気生成手段を制御する制御手段によって圧縮空気生成手段が停止状態にされる。これにより、予め設定した温度条件から外れた空気を加圧して生成された圧縮空気が容器に供給されるのが抑制される。
ここで、加圧後の空気(圧縮空気)の温度が加圧前の空気の温度よりも高くなることを考慮して、容器に供給される圧縮空気の温度がシーリング剤の使用温度条件を満たすように、空気吸入口から吸い込む空気の温度条件を設定することで、シーリング剤の使用温度条件から外れた圧縮空気が容器に供給されるのが抑制される。
請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、前記温度測定手段によって測定された測定値が前記温度条件から外れ、前記圧縮空気生成手段が停止状態になると警報を出す警報手段、を有する。
請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置によれば、温度測定手段によって測定された測定値が温度条件から外れて圧縮空気生成手段が停止状態になると警報手段によって警報が出される。これにより、ユーザーは温度異常で圧縮空気生成手段が停止状態となっていることを知ることができる。
請求項4に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、前記圧縮空気生成手段は筐体に収容され、前記警報手段は、前記圧縮空気生成手段が停止状態であることを前記筐体の外壁面に設けられた表示部に表示して報せる。
請求項4に記載のシーリング・ポンプアップ装置によれば、表示部が温度異常で圧縮空気生成手段が停止状態となっていることを表示して報せる。これにより、表示部を視ることでユーザーは温度異常で圧縮空気生成手段が停止状態となっていることを知ることができる。
請求項5に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、前記警報手段は、前記圧縮空気生成手段が停止状態であることを音で報せる。
請求項5に記載のシーリング・ポンプアップ装置によれば、音が温度異常で圧縮空気生成手段が停止状態となっていることを報せる。これにより、音を聞くことでユーザーは温度異常で圧縮空気生成手段が停止状態となっていることを知ることができる。つまり、ユーザーが装置を視ていなくても、圧縮空気生成手段が停止状態となっていることを知ることができる。
以上説明したように、本発明のシーリング・ポンプアップ装置は、シーリング剤を収容した容器に該シーリング剤の使用温度条件から外れた空気が供給されるのを抑制することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明のシーリング・ポンプアップ装置の第1実施形態について説明する。
図1には、第1実施形態のシーリング・ポンプアップ装置10(以下、単に「シーリング装置」という。)を前面側から見た斜視図が示され、図2には、シーリング装置10を後面側から見た斜視図が示され、図3には、シーリング装置10と空気入りタイヤ100(以下、単に「タイヤ」という。)との接続状態を示す構成図が示されている。シーリング装置10は、自動車等の車両に装着されたタイヤがパンクした際、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤのパンク穴をシーリング剤により補修し、タイヤの内圧を指定圧まで再加圧(ポンプアップ)するものである。
図1及び図2に示されるように、シーリング装置10は箱状のケーシング11(筐体の一例)を備えており、ケーシング11の内部には、コンプレッサユニット12(圧縮空気生成手段)、注入ユニット20、及び注入ユニット20に連結固定された液剤容器18(容器の一例)が夫々配置されている。
(コンプレッサユニット)
図2及び図3に示されるように、コンプレッサユニット12には、その内部にエアコンプレッサ12A、エアコンプレッサ12Aの駆動モータ(図示省略)、電源回路が夫々配置されると共に、電源回路からユニット外部へ延出する電源ケーブル14が設けられている。この電源ケーブル14の先端部にはプラグ15が設けられており、このプラグ15を、例えば、車両に設置されたシガレットライターのソケットに差込むことで、車両に搭載されたバッテリから電源回路に電力が供給される。なお、コンプレッサユニット12は、修理すべきタイヤ100(図3参照)の種類毎に規定された指定圧よりも高圧(例えば、300kPa以上)の圧縮空気を生成可能とされている。また、図1に示されるように、電源ケーブル14は、ケーシング11の下部からケーシング11の外側に延出し、中間部分がケーシング11の下部に設けられた円柱状のケーブル巻取部の外周面に巻き付けられている。また、プラグ15はケーシング11の前側壁面11Fに形成された溝21に収納されている。
また、図1及び図2に示されるように、コンプレッサユニット12は、電源スイッチ13、及び圧力ゲージ16を備えており、圧力ゲージ16は、ケーシング11の上部壁面11Uの中央付近に取り付けられ、電源スイッチ13は、ケーシング11の上部壁面11Uの縁部に形成された凹部の底面に取付けられている。また、ケーシング11の上部壁面11Uには、シーリング装置10の操作手順や使用時の注意事項が記載されたマニュアル17が貼り付けられている。
(液剤容器)
図3、図4(A)及び図4(B)に示されるように、液剤容器18は、内部にシーリング剤32を収容し、下端部がそれよりも上端側の容器本体部分よりも小径な円筒部(首部26)となるように成形されている。この首部26の下端の開口は、液剤容器18からシーリング剤32が流れ出すための流出口29であり、液剤容器18の内部にシーリング剤32を収容(密封)するために膜状のアルミシール30で塞がれている。このアルミシール30は、外周縁部が流出口29の周縁部に接着等により全周に亘って固着されている。また首部26の中間部には、外周側へ延出するように段差部28が形成されている。
また、液剤容器18は、ガス遮断性を有する各種の樹脂材料やアルミ合金等の金属材料を素材として成形されており、内部にシーリング装置10で修理すべきタイヤ100(図3参照)の種類、サイズ等に応じた規定量(例えば、200g〜600g)よりも若干多めのシーリング剤32を収容している。なお、本実施形態では、液剤容器18内に隙間を設けることなくシーリング剤32を収容している。しかし、シーリング剤32の酸化等による変質を防止するため、出荷時にAr等の不活性ガスをシーリング剤32と共に液剤容器18内へ若干量封入するようにしてもよい。
なお、本実施形態のシーリング装置10は、図2及び図3に示される直立状態(液剤容器18が上、注入ユニット20が下の状態)にすると液剤容器18内のシーリング剤32が自重により、液剤容器18のアルミシール30を加圧した状態となる。
(注入ユニット)
図4(A)及び図4(B)に示されるように、注入ユニット20は、上端側が開口した略有底円筒状に形成されたユニット本体部34と、このユニット本体部34の下端部から外周側へ張り出す円板状の脚部36とを備えている。この脚部36は、ケーシング11の内側の底面にねじ(図示省略)を用いて固定されている。ユニット本体部34の内周側には液剤容器18の首部26の下端側が挿入され、首部26の段差部28がユニット本体部34の上端面にスピン溶着等の方法により接合されて液剤容器18が注入ユニット20に連結固定されている。
首部26がユニット本体部34に接合されると、ユニット本体部34の内壁面とアルミシール30との間に加圧給液室40が形成される。この加圧給液室40は、後述する冶具82によりアルミシール30が突き破られると液剤容器18の内部と連通する。これにより、アルミシール30が突き破られ流出口29から流れ出すシーリング剤32が加圧給液室40に流れ込む。
また、ユニット本体部34の内周側には、略円筒状の内周筒部42が同軸的に形成されている。この内周筒部42の内部は、中心軸に沿って注入ユニット20の下端面(脚部36の底面)と内周筒部42の上端面との間を貫通する断面円形の貫通穴(以下、冶具挿入穴44)となっている。図4(A)、及び図4(B)に示されるように、ケーシング11の底部壁面11Bには、後述する冶具82を冶具挿入穴44に挿入するための冶具挿入口11Aが形成されている。この冶具挿入口11Aは、底部壁面11Bに貼り付けられたシール39によって塞がれている。シール39の表面には、冶具82を冶具挿入穴44に挿入するときはシール39を剥がす等の注意書きが印刷されている。
また、図4(A)に示されるように、ユニット本体部34には、基端部が内周筒部42の外周面に接合され、先端側がユニット本体部34の周壁部を貫通して外周側へ延出する円筒状の空気供給管52が形成されている。この空気供給管52の先端部には逆止弁(図示省略)及びニップル54を介して後述する耐圧ホース50の先端部が接続されている。また、ユニット本体部34の内部は、内周筒部42の周壁部に穿設された複数個(本実施形態では、2個)の絞り部56を通して冶具挿入穴44の内部へ連通している。
内周筒部42の絞り部56は、それぞれ断面円形で内径が全長に亘って一定の貫通穴として形成されており、その内径が空気供給管52の内径よりも小さくなっている。絞り部56の一方の開口は、内周筒部42の内周面における中間部に形成され、冶具挿入穴44へ空気を供給可能な空気供給口58となっている。
図3に示されるように、耐圧ホース50は、その基端部がコンプレッサユニット12内のエアコンプレッサ12Aに接続されている。これにより、エアコンプレッサ12Aで生成された圧縮空気が耐圧ホース50、空気供給管52、及び絞り部56を介して冶具挿入穴44に供給される。
図4(A)に示されるように、ユニット本体部34の周壁部には、空気供給管52に対して反対側となるように外周側に延出する円筒状の気液供給管74が一体的に形成されている。この気液供給管74は、内部が加圧給液室40と連通し、先端部がニップル76を介してジョイントホース78に接続されている。このジョイントホース78の先端部には、タイヤ100のタイヤバルブ102に接続可能なバルブアダプタ80(図3参照)が設けられている。また、バルブアダプタ80及びジョイントホース78の先端側は、ケーシング11の後側壁面11Rから外部に延出している。
図2に示されるように、ケーシング11の後側壁面11Rには、ジョイントホース78、及びバルブアダプタ80を収納するための溝25が形成されており、この溝25にジョイントホース78、及びバルブアダプタ80が収納されている。なお、シーリング装置10の使用時には、バルブアダプタ80をジョイントホース78と共に溝25から取り出し、タイヤ100のタイヤバルブ102に接続してジョイントホース78とタイヤ100とを連通させる(図3参照)。
図1及び図2に示されるように、ケーシング11の前側壁面11F及び後側壁面11Rには、ケーシング11内をのぞき見るための、のぞき窓19が夫々設けられている。こののぞき窓19の奥には液剤容器18が配置されており、のぞき窓19を通してシーリング剤32の液面32A(図3、図5(A)及び図5(B)参照)の高さを目視できるようになっている。
(穿孔部材)
図4(A)及び図4(B)に示されるように、内周筒部42の上端部には、冶具挿入穴44の径を狭めるように突起42Aが形成されている。この突起42Aには冶具挿入穴44に挿入された後述する穿孔部材62の軸部63の中間部分63Aが引っ掛かって上方へ抜けないようになっている。穿孔部材62は、冶具挿入穴44に挿入された略円筒形状の軸部63と、この軸部63の上端部に形成された円板状の大径部64とで構成されている。軸部63は、上端及び下端よりも中間部分63Aの径が大きく、下端から上端に向かって複数のスリットが設けられて周方向に分割され径変化が可能となっている。軸部63の径を縮径することで中間部分63Aが内周筒部42の突起42Aを乗り越えられるようになる。また、大径部64は、軸部63と同軸であり、軸部63よりも大径とされている。大径部64の上面の外周端部には、アルミシール30を突き破りやすくするための突起状の刃部66が連続的に形成されている。なお、穿孔部材62の軸部63が冶具挿入穴44に挿入された状態(引っ掛かった状態)においては、刃部66がアルミシール30の正面に対向し、且つ刃部66の先端と、アルミシール30との間に若干の隙間が設けられている。
(冶具)
図4(A)及び図4(B)に示されるように、冶具82は、冶具挿入穴44に挿入する棒状の挿入部84と、挿入部84の基端部に形成された略長方形のベース部86を備えている。挿入部84には、その先端面からベース部86側に向けて延び、中間部で外周側に向かって折れ曲がって延出した冶具連通路88が形成されている。挿入部84の外周面には、環状の連通溝90が形成されており、この連通溝90の底面に冶具連通路88が開口している。
また、挿入部84の外周面には、連通溝90の上側及び下側にそれぞれ嵌挿溝が形成されており、これら一対の嵌挿溝にそれぞれOリング96が嵌挿されている。また、挿入部84は、先端部85がテーパー状とされており、先端部85が穿孔部材62の軸部63の内周側に入り込めるようになっている。また、挿入部84の長さは、冶具挿入穴44の下端からアルミシール30までの寸法に対して若干長くなっている。これにより、冶具82の挿入部84全体が冶具挿入穴44内へ挿入されると、図5(A)及び図5(B)に示されるように、穿孔部材62が冶具挿入穴44内から押し出されて、冶具82の先端部85が液剤容器18内へ入り込む。挿入部84全体が冶具挿入穴44内へ挿入された状態で、挿入部84の連通溝90と絞り部56の空気供給口58とが軸方向に沿って一致する。これにより、連通溝90を介して絞り部56が冶具82の冶具連通路88と連通する。そして、一対のOリング96は、挿入部84が冶具挿入穴44に挿入された状態で、それぞれ外周側の端部を冶具挿入穴44の内周面へ全周に亘って圧接させている。これにより、挿入部84全体が冶具挿入穴44内へ挿入された状態では、冶具挿入穴44は、絞り部56の上側及び下側でそれぞれ挿入部84及び一対のOリング96により密閉された状態となる。
図4(B)に示されるように、ベース部86の両端付近には、ベース部86の上面から垂直に立ち上がる弾性変形可能な第1支柱113が設けられている。この第1支柱113の先端側、且つ挿入部84側の側面に、側面視で三角形の第1爪113Aが一体的に形成されている。また、第1支柱113よりも挿入部84側に、ベース部86の上面から垂直に立ち上がり、且つ第1支柱113よりも高さが低い弾性変形可能な第2支柱123が設けられている。この第2支柱123の先端側、且つ第1支柱113側の側面に、側面視で三角形の第2爪123Aが一体的に形成されている。なお、第1爪113A及び第2爪123Aは共に、側面視で下面がベース部86に平行な平坦面となっている。
第1支柱113は、注入ユニット20の脚部36に形成された貫通孔36Aに挿入可能とされ、貫通孔36Aに第1支柱113を挿入すると第1爪113Aが貫通孔36Aの縁部に引っ掛かるようになっている。具体的には、冶具82の挿入部84を冶具挿入穴44に挿入すると共に、第1支柱113の位置を貫通孔36Aに合わせて第1支柱113の第1爪113Aを貫通孔36Aに挿入すると、第1支柱113が外側に弾性変形して両第1支柱113間の先端側の間隔が広くなり、第1爪113Aが貫通孔36Aを通り抜けると両第1支柱113が元に戻る。これにより、第1爪113Aの平坦面が貫通孔36Aの縁部に引っ掛かるようになる。なお、第1爪113Aが貫通孔36Aを通り抜けた位置では、穿孔部材62の軸部63は冶具挿入穴44に挿入されている。つまり、アルミシール30が突き破られていない。
第2支柱123は、注入ユニット20の脚部36に形成された貫通孔36Bに挿入可能とされ、貫通孔36Bに第2支柱123を挿入すると第2爪123Aが貫通孔36Bの縁部に引っ掛かるようになっている。具体的には、冶具82の挿入部84を冶具挿入穴44に挿入すると共に、第2支柱123の位置を貫通孔36Bに合わせて第2支柱123の第2爪123Aを貫通孔36Bに挿入すると、第2支柱123が内側に弾性変形して両第2支柱123間の先端側の間隔が狭くなり、第2爪123Aが貫通孔36Bを通り抜けると両第2支柱123間の間隔が元に戻る。これにより、第2爪123Aが貫通孔36Bの縁部に引っ掛かるようになる。なお、第2爪123Aが貫通孔36Bを通り抜けた位置では、穿孔部材62によってアルミシール30が突き破られており、挿入部84の先端部85が液剤容器18内に挿入されている。
冶具82を冶具挿入穴44に挿入して、第2爪123Aが貫通孔36Bの縁部に引っ掛かった状態では、耐圧ホース50、空気供給管52、絞り部56、連通溝90、及び冶具連通路88の夫々の内部空間が連通し、エアコンプレッサ12Aによって生成される圧縮空気を液剤容器18内に供給できるようになっている。これらの内部空間が空気供給路60を構成している。
また、ケーシング11の前側壁面11Fには、後述する冶具82を収納するための冶具収納部(図示省略)が形成されている。この冶具収納部には、冶具82の挿入部84を挿入して収納できるようになっている。
(制御手段、温度測定手段)
図3に示されるように、耐圧ホース50の中間部分には、耐圧ホース50内の空気の温度を所定の間隔で測定するための温度センサ150(温度測定手段の一例)が設けられている。この温度センサ150は、耐圧ホース50内の空気の温度測定値を後述するコントローラ152(図6参照)に逐次送信している。図6に示されるように、プラグ15を車両のシガレットライターのソケットに接続すると電源ケーブル14を介して図示しないバッテリからコンプレッサユニット12の電源回路へ電力が供給される。この電源回路にはコントローラ152が設けられており、このコントローラ152は電源回路に電力が供給されると通電して作動するようになっている。また、コントローラ152には、温度センサ150が接続されており、この温度センサ150もコントローラ152と共に通電して作動するようになっている。
また、コントローラ152は、不揮発性のメモリを備えており、このメモリに記憶された温度条件と温度センサ150から送られてくる温度測定値とを比較して、温度測定値が温度条件を満たしているかを判定している。温度測定値が温度条件を満たしている場合にはコントローラ152に電気的に接続される電源スイッチ13に電力が供給され、温度測定値が温度条件を満たしていない(つまり温度測定値が温度条件から外れた)場合には電源スイッチ13への電力の供給が停止される。このため、電力が供給されている状態で電源スイッチ13をオンにすれば、エアコンプレッサ12Aの駆動モータに電力が供給されて、エアコンプレッサ12Aが作動し圧縮空気が生成される。これに対して、電力の供給が停止している状態で電源スイッチ13をオンにしても、エアコンプレッサ12Aの駆動モータには電力が供給されず、エアコンプレッサ12Aが作動しないようになっている。
また、温度センサ150の温度測定値が温度条件から外れた状態から温度条件を満たす状態に移行した場合、コントローラ152から電源スイッチ13へ電力が供給されるが、このとき電源スイッチ13がオンになっていても電源スイッチ13を一度オフにしないと電力をエアコンプレッサ12Aの駆動モータに供給できないようになっている。なお、本実施形態では、前述のように電源スイッチ13を一度オフにしてからオンにする必要があるが、電源スイッチ13を一度オフにしなくても電源スイッチ13をオンにしておけば温度測定値が温度条件を満たす状態に移行すると共に電力がエアコンプレッサ12Aの駆動モータに供給されるような構成としてもよい。
また、図6に示されるように、コントローラ152には、パネル158が接続されている。このパネル158は、ケーシング11の前側壁面11Fに取付けられており(図1参照)、表面にシーリング装置10の使用可否状態を報せるための第1表示部158Aと第2表示部158Bとが形成されている。図7に示されるように、第1表示部158Aの表面にはシーリング装置10が使用可能状態であることを示す文字が印刷され、第2表示部158Bの表面にはシーリング装置10が使用不可能状態であることを示す文字が印刷されており、これらの第1表示部158A及び第2表示部158Bの内部には、夫々図示しないライトが配置されている。コントローラ152は、温度センサ150の温度測定値に応じて夫々のライトへの電力の供給を切り換えるようになっている。これにより、ユーザーがシーリング装置10の使用可否状態を把握し易くなる。
なお、本実施形態では、温度センサ150によって測定される温度測定値の温度条件、つまり、コントローラ152のメモリに記憶させる温度条件をシーリング剤32の使用温度条件(例えば−30°C〜60°C)に設定している。本実施形態のシーリング剤32は、温度が高くなるとゲル化する傾向があり、温度が低くなると粘性が低下する傾向がある。このため、シーリング剤32の使用温度条件の上限値、及び下限値をメモリに記憶させる温度条件とすることで、シーリング剤32を好適な状態で使用することができるようになる。また、例えば、エアコンプレッサ12Aの駆動モータの使用温度条件がシーリング剤32の使用温度条件に含まれる場合には、駆動モータの使用温度条件をコントローラ152のメモリに記憶させる温度条件にしてもよい。このようにすることで、シーリング剤32を好適な状態で使用しつつ、駆動モータの故障をも抑制することができるようになる。
(シーリング・ポンプアップ装置の作用)
次に、本実施形態に係るシーリング装置10を用いてパンクしたタイヤ100を修理する作業手順を説明する。なお、前述したマニュアル17には、シーリング装置10の操作手順の説明、及び注意事項が文字やイラストで記載されている。
まず、タイヤ100にパンクが発生した際には、ユーザーは、シーリング装置10を車両の保管スペースから取り出し、逆さにした状態で路面上等に配置し、底部壁面11Bに貼り付けられたシール39を剥がす。これにより、冶具挿入穴44が開口する。次に、ユーザーは、ケーシング11の前側壁面11Fの冶具収納部から冶具82を取り外し、挿入部84を冶具挿入穴44に挿入する。挿入部84が穿孔部材62を押圧すると、軸部63が径変化(縮径)して中間部分63Aが突起42Aを乗り越えて(通り過ぎて)、穿孔部材62が挿入部84の先端部85に押し上げられながらアルミシール30に向かう。第2爪123Aが脚部36の貫通孔36Bを通るときには、第2爪123Aの斜面が貫通孔36Bの内周面に押されて第2支柱123が弾性変形し、第2爪123Aが貫通孔36Bを通り抜けると第2支柱123が自身の弾性で元に戻り、第2爪123Aの平坦面が貫通孔36Bの縁部に引っ掛かり、冶具82の抜け出しが防止される。
このとき、挿入部84で押された穿孔部材62の刃部66は、アルミシール30を突き破って液剤容器18内に押し込まれる(図5(A)及び図5(B)参照)。また、第2爪123Aは、挿入部84の先端部85が液剤容器18内に入り込んだ状態で貫通孔36Bの縁部に引っ掛かるようになっている。
注入ユニット20への冶具82の装着が完了した後は、シーリング装置10を直立状態(図1及び図2参照)となるように、路面上に配置する(図3参照)。これにより、シーリング剤32が自重でアルミシール30に開けられた孔31から加圧給液室40に流れ出す。
次に、バルブアダプタ80と共にジョイントホース78を溝25から取り出し、バルブアダプタ80をタイヤ100のタイヤバルブ102に接続する(図3参照)。これにより、ジョイントホース78を通して加圧給液室40とタイヤ100内とが連通する。
次に、プラグ15を溝21から取り外すと共にケーブル巻取部から電源ケーブル14を巻き出す。そして、プラグ15を車両に設置されたシガレットライターソケットに差し込む。これにより、バッテリからコンプレッサユニット12の電源回路へ電力が供給される。このとき、温度センサ150及びコントローラ152も通電し、温度センサ150は、耐圧ホース50内の空気の温度を測定し、その温度測定値を逐次コントローラ152に送信する。また、コントローラ152は、温度測定値がメモリに記憶された温度条件を満たすか判定し、満たす場合に電源スイッチ13に電力を供給する。このとき、コントローラ152は、パネル158の第1表示部158Aに電力を供給してシーリング装置10が使用可能状態であることをユーザーに報せる。
次に、車両のエンジンをかけてから、電源スイッチ13をオンにしてコンプレッサユニット12のエアコンプレッサ12Aを作動させる。エアコンプレッサ12Aにより発生した圧縮空気は、空気供給路60を通って液剤容器18内に供給される(図5(A)及び図5(B)参照)。圧縮空気が液剤容器18内に供給されると、この圧縮空気が液剤容器18内でシーリング剤32の上方へ浮上し、液剤容器18内のシーリング剤32上に空間(空気層G)を形成する。この空気層Gからの空気圧により加圧されたシーリング剤32は、アルミシール30に開けられた孔31を通して加圧給液室40へ押し出される。そして、押し出されたシーリング剤32は、加圧給液室40内からジョイントホース78を通ってタイヤ100内へ注入(供給)される。
なお、液剤容器18内のシーリング剤32が全て排出された後は、加圧給液室40内のシーリング剤32が加圧されてジョイントホース78を通ってタイヤ100内へ供給される。その後、加圧給液室40及びジョイントホース78から全てのシーリング剤32がタイヤ100へ供給されると、圧縮空気は液剤容器18、加圧給液室40、そしてジョイントホース78を介してタイヤ100内へ注入(供給)される。
次に、作業者は、圧力ゲージ16によりタイヤ100の内圧が指定圧になったことを確認したならば、電源スイッチ13をオフにしてコンプレッサユニット12を停止し、バルブアダプタ80をタイヤバルブ102から取り外す。
作業者は、タイヤ100の膨張完了後一定時間内に、シーリング剤32が注入されたタイヤ100を用いて一定距離(例えば、10km)に亘って予備走行する。これにより、タイヤ100内部にシーリング剤32が均一に拡散し、シーリング剤32がパンク穴に充填されてパンク穴が閉塞される。
予備走行完了後に、作業者は、タイヤ100の内圧を再測定し、必要に応じて再びジョイントホース78のバルブアダプタ80をタイヤバルブ102に接続し、コンプレッサユニット12を再作動させてタイヤ100を規定の内圧まで加圧する。これにより、タイヤ100のパンク修理が完了し、このタイヤ100を用いて一定の距離範囲内で一定速度以下(例えば、80Km/h以下)での走行が可能になる。
シーリング装置10によれば、耐圧ホース50内の空気(圧縮空気含む)の温度が温度センサ150によって測定され、この温度測定値がコントローラ152のメモリに予め記憶させたシーリング剤32の使用温度条件から外れた場合、コントローラ152から電源スイッチ13への電力の供給が停止される。これにより、コンプレッサユニット12のエアコンプレッサ12Aが停止状態となり、使用温度条件から外れた圧縮空気が液剤容器18に供給されるのが抑制される。従って、常に良好な状態(使用温度条件を満たす状態)のシーリング剤32がシーリング装置10からタイヤ100へ供給される。また、空気は加圧時に温度上昇することから、加圧後の空気の温度を測定できる位置、つまり、耐圧ホース50の中間部分に温度センサ150を設けているため、空気の温度を精度よく測定できる。
[第2実施形態]
次に、シーリング・ポンプアップ装置の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。図8に示されるように、第2実施形態のシーリング装置160では、エアコンプレッサ12Aの空気吸入口12Bで吸い込む空気の温度を測定可能な位置に温度センサ150を設けている。なお、本実施形態では、空気吸入口12Bに設けている。また、空気は加圧すると温度上昇することから、この温度上昇値を考慮して、本実施形態では、コントローラ152のメモリに記憶させる温度条件を設定している。また、本実施形態では、パネル158を用いてシーリング装置160の使用可否状態を報せる代わりに、シーリング装置160の使用可否状態を音で報せるようにしている。具体的には、シーリング装置160が使用不可能状態になると音発生部(図示省略)から音を出すようになっている。これにより、音発生部から出る音を聞くことでユーザーはシーリング装置160が使用不可能状態となっていることを知ることができる。このため、常時、ユーザーがシーリング装置160を目視している必要がなくなる。
なお、第2実施形態のシーリング装置160は、第1実施形態のシーリング装置10と同じ作用効果を有する。さらに、シーリング装置130では、エアコンプレッサ12Aの空気吸入口12Bが吸い込む空気の温度を測定するため、第1実施形態の耐圧ホース50内の空気の温度を測定するよりもケーシング11の内外の温度に対してリニアに応答できる。これにより、エアコンプレッサ12Aの駆動モータに掛かる負担を減らすことができる。
第1の実施形態では、パネル158を用いてシーリング装置10の使用可否状態をユーザーに報せているが、本発明はこの構成に限定されず、シーリング装置10の使用可否状態をランプの点灯(又は点滅)や、液晶パネルへの文字やイラスト表示などで報せてもよい。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
第1実施形態のシーリング・ポンプアップ装置を前面側から見た斜視図である。 第1実施形態のシーリング・ポンプアップ装置を後面側から見た斜視図である。 第1実施形態のシーリング・ポンプアップ装置のジョイントホースのバルブアダプタを空気入りタイヤのタイヤバルブに接続した状態を示す構成図である。 (A)第1実施形態のシーリング・ポンプアップ装置の冶具挿入穴に冶具を挿入する前の状態を示す部分断面側面図である。(B)図4(A)のB−B線断面図である。 (A)第1実施形態のシーリング・ポンプアップ装置の冶具挿入穴に冶具を挿入し、冶具を装着した状態を示す部分断面側面図である。(B)図5(A)のB−B線断面図である。 コントローラ、温度センサ、及び電源スイッチの関係を示すブロック図である。 パネルの表示を示す説明図である。 第2実施形態のシーリング・ポンプアップ装置のジョイントホースのバルブアダプタを空気入りタイヤのタイヤバルブに接続した状態を示す構成図である。
符号の説明
10 シーリング・ポンプアップ装置
11 ケーシング(筐体)
12 コンプレッサユニット(圧縮空気生成手段)
12A エアコンプレッサ
12B 空気吸入口
18 液剤容器(容器)
29 流出口
32 シーリング剤
60 空気供給路
78 ジョイントホース(気液供給路)
100 タイヤ(空気入りタイヤ)
150 温度センサ(温度測定手段)
152 コントローラ(制御手段)
158 パネル(警報手段)
160 シーリング・ポンプアップ装置

Claims (5)

  1. 圧縮空気を生成する圧縮空気生成手段と、
    シーリング剤を収容した容器に前記圧縮空気を供給する空気供給路と、
    前記容器の流出口から流出する前記シーリング剤、及び前記圧縮空気を空気入りタイヤに供給する気液供給配管と、
    前記空気供給路内の空気の温度を測定する温度測定手段と、
    前記圧縮空気生成手段を制御し、前記温度測定手段によって測定された測定値が予め設定した温度条件から外れた場合、前記圧縮空気生成手段を停止状態にする制御手段と、
    を有するシーリング・ポンプアップ装置。
  2. 空気吸入口から吸い込んだ空気を加圧して圧縮空気を生成する圧縮空気生成手段と、
    シーリング剤を収容した容器に前記圧縮空気を供給する空気供給路と、
    前記容器の流出口から流出する前記シーリング剤、及び前記圧縮空気を空気入りタイヤに供給する気液供給配管と、
    前記空気吸入口から吸い込む空気の温度を測定する温度測定手段と、
    前記圧縮空気生成手段を制御し、前記温度測定手段によって測定された測定値が予め設定した温度条件から外れた場合、前記圧縮空気生成手段を停止状態にする制御手段と、
    を有するシーリング・ポンプアップ装置。
  3. 前記温度測定手段によって測定された測定値が前記温度条件から外れ、前記圧縮空気生成手段が停止状態になると警報を出す警報手段、を有する請求項1又は請求項2に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  4. 前記圧縮空気生成手段は筐体に収容され、
    前記警報手段は、前記圧縮空気生成手段が停止状態であることを前記筐体の外壁面に設けられた表示部に表示して報せる請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  5. 前記警報手段は、前記圧縮空気生成手段が停止状態であることを音で報せる請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
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