JP2010017449A - 子宮内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【目的】より操作性に優れた子宮内視鏡を得る。
【構成】手元操作部と該手元操作部から伸びる体内挿入部を有し、該体内挿入部が先端から順に先端硬質部、湾曲部、硬性部及び軟性部を備えている子宮内視鏡において、体内挿入部の少なくとも硬性部の外周に着脱可能な把持スリーブを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、子宮内視鏡に関する。
子宮内視鏡は一般に、手元操作部から伸びる体内挿入部が、先端から順に先端硬質部、湾曲部、硬性部及び軟性部からなっている。湾曲部の後部全体を軟性部あるいは硬性部とするのに比較して、硬性部及び軟性部の順とすることによって、操作性が向上するとされている(特許文献1)。
実開昭61-196702号
しかしながら、本発明者によれば、湾曲部の後方を単に硬性部及び軟性部の順とした従来の子宮内視鏡は、好ましい把持性、あるいは術者に適した把持性を得ることが困難で、操作性に改良の余地がある。
本発明は、従って、より操作性に優れた子宮内視鏡を得ることを目的とする。
本発明は、硬性部の外周に、硬性部の把持性を高める把持スリーブを設ければ、操作性が高まるとの着眼に基づいてなされたものである。
本発明は、手元操作部と、該手元操作部から伸びる体内挿入部を有し、該体内挿入部が、先端から順に、先端硬質部、湾曲部、硬性部及び軟性部を備えている子宮内視鏡において、上記体内挿入部の少なくとも硬性部の外周に位置させて、着脱可能な把持スリーブを設けたことを特徴としている。
把持スリーブは、軸線方向と平行な開閉軸を中心に開閉可能な一対の半円筒体からなることが好ましい。この開閉可能な把持スリーブと体内挿入部の硬性部には、体内挿入部の延長方向の位置を定める位置決め手段を形成する。位置決め手段は、硬性部外周に形成した環状突起と、把持スリーブの内周面に形成したこの環状突起に係合する環状凹部とすることができる。環状突起は軸線方向に間隔をあけて複数が備えられ、把持スリーブ内周面の環状凹部は、複数の環状突起と同一の配列ピッチで、該環状突起の数より多く設けられることが好ましい。
把持スリーブは、体内挿入部の湾曲部側に位置する硬質部と、軟性部側に位置する軟質部からなることが好ましい。
本発明によれば、体内挿入部の少なくとも硬性部外周に装着した把持スリーブを介して該体内挿入部を把持しやすくなり、より操作性に優れた子宮内視鏡を得ることができる。
図1〜図5を参照して、本発明による子宮内視鏡の一実施形態を説明する。図1に示す子宮内視鏡10は、医療用の電子子宮内視鏡であり、体腔内に挿入される体内挿入部11とその基部側に接続された手元操作部12を有している。
体内挿入部11は、先端側から順に先端硬質部13、湾曲部14、硬性部15及び軟性部16を備え、軟性部16を介して手元操作部12に接続している。先端硬質部13は、図示しない対物レンズ保持孔、配光レンズ保持孔、送気送水チャンネル出口、処置具挿通チャンネル出口などが形成された先端部本体である。対物レンズ保持孔と配光レンズ保持孔には結像用の対物レンズと照明用の配光レンズが保持されており、対物レンズの後方には撮像手段としてのCCDが配置されている。湾曲部14は、手元操作部12に設けた湾曲操作部材21を介して遠隔的に湾曲操作される。硬性部15と軟性部16は、本実施形態では同一の外径で形成されている。
手元操作部12には、上述の湾曲操作ノブ21、送気送水・吸引ボタン25などの操作部材と、これら操作部材よりも体内挿入部11側に位置させた、鉗子や高周波焼灼処置具などの処置具を挿入するための処置具挿入口突起24が設けられている。図示されていないが、処置具挿入口突起24から子宮内視鏡内方に向けて処置具挿通チャンネルが延設されており、処置具挿入口突起24から挿入された処置具は、処置具挿通チャンネルを通って先端硬質部13の処置具挿通チャンネル出口から突出させることができる。送気送水・吸引ボタン25により送水機能がオン操作されると、外部の送水源から先端硬質部13の送水チャンネル出口を介して対物レンズに洗浄水などの液体が噴出され、対物レンズを洗浄できる。また、送気送水・吸引ボタン25により送気機能がオン操作されると、外部の送気源から先端部硬質部13の送気チャンネル出口を介して対物レンズに空気が噴出され、対物レンズに付着した体液や水滴を除去できる。さらに、送気送水・吸引ボタン25により吸引機能がオン操作されると、外部の負圧源から処置具挿通チャンネル34に対して負圧が与えられ、処置具挿通チャンネル出口から体液などの流体を吸引できる。
手元操作部12からはユニバーサルチューブ17が延出されており、このユニバーサルチューブ17の端部に、図示しないプロセッサに接続するコネクタ部18が設けられている。コネクタ部18には、信号伝送用ケーブルやライトガイドの端部、送気チャンネルや送水チャンネルの入口等が臨んでおり、コネクタ部18をプロセッサに接続することによって、信号伝送用ケーブル、ライトガイド、送気チャンネル及び送水チャンネルはそれぞれプロセッサ側の画像処理装置、光源、送気源及び送水源に接続される。
光源からの光は、ユニバーサルチューブ17のコネクタ部18から先端部13まで配設された前述のライトガイドを介して、体内挿入部11の配光レンズに供給される。照明された観察対象の像は、体内挿入部11の対物レンズによってCCD受光面上に結像され、CCDで光電変換(電子画像化)され、CCDからユニバーサルチューブ17末端のコネクタ部18まで配設された前述の信号伝送用ケーブルを介して、電子画像としてプロセッサに送られる。プロセッサでは、電子画像をモニタに表示したり画像記録媒体に記録することができる。
上記全体構成を有する子宮内視鏡10には、体内挿入部11の硬性部15から軟性部16にかけて、その外周に着脱可能な把持スリーブ50が設けられている。図2〜図4は、把持スリーブ50を単体で示している。
把持スリーブ50は、図2及び図3に示されるように、軸線方向と平行な開閉軸51aを中心に開閉する一対の半円筒体からなる把持部51と、この把持部51に接着固定された一対の半円錐体からなる折れ防止部52とを有している。把持部51は、術者によって把持される部分であって、樹脂などの硬質材料からなり、体内挿入部11に装着する際には硬性部15側に位置させる硬質部である。この把持部51には、開閉軸51aを設けた軸線方向と並行な薄肉部51bが形成され、この薄肉部51bとは180°反対側に位置させて、一対の半円筒体を閉じた状態で固定する係止部51cが設けられている。本実施形態の係止部51cは、一方の半円筒体に設けたロック枠(図示せず)を他方の半円筒体に設けたロック爪(図示せず)で係止する構成である。折れ防止部52は、ゴムなどの弾性部材からなる軟質部であり、体内挿入部11の軟性部16の折れ(座屈)を防止する。折れ防止部52の長さは100mm程度である。折れ防止部52と把持部51の接合には、例えば樹脂系接着剤を用いる。
把持スリーブ50の内周には、図3及び図4に示されるように、把持部51から折れ防止部52の全長に渡って、体内挿入部11の硬性部15及び軟性部16を挿通させる挿通路53が形成されている。挿通路53の径は少なくとも硬性部15の外径に対応しており、この挿通路53に少なくとも硬性部15を通した状態で把持部51を閉じることにより把持スリーブ50を硬性部15の外周に装着できる。図5は、把持スリーブ50の装着態様を示している。
硬性部15の外周には、体内挿入部11の延長方向において把持スリーブ50の装着位置を定める位置決め手段として、湾曲部14側から順に複数の環状突起15a、15b、15cが軸線方向に所定のピッチ間隔で形成されている。硬性部15に設ける環状突起の数及びピッチ間隔は、適宜設定可能である。一方、把持スリーブ50には、図4に示されるように、体内挿入部11の延長方向において把持スリーブ50の装着位置を定める位置決め手段として、挿通路53に連通させた、複数の環状突起15a〜15cに係合する環状凹部54が複数形成されている。環状凹部54の数は環状突起15a〜15cの数より多く、複数の環状凹部54a、54b、54c、54d、54eは、該環状突起15a〜15cと同一の配列ピッチで、湾曲部14側から順に設けられている。これら環状凹部54a〜54eのうち連続する3つと複数の環状突起15a〜15cが係合することで、把持スリーブ50を位置決めできる。別言すれば、環状突起15a〜15cと係合する環状凹部54a〜54eを変更することで、把持スリーブ50の位置を調整可能である。具体的に、環状凹部54a〜54cを係合させると把持スリーブ50は軟性部16側寄りとなる第1の位置に、環状凹部54c〜54eを係合させると把持スリーブ50は湾曲部14側寄りとなる第2の位置に、環状凹部54b〜54dを係合させると把持スリーブ50は第1の位置と第2の位置の中間位置になる。本実施形態の環状凹部54a〜54eは把持部51のみに設けられているが、折れ防止部52のみに設けられていても、把持部51と折れ防止部52の両方に設けられていてもよい。
上記把持スリーブ50を備えた子宮内視鏡10は、以下のように使用する。
先ず、係止部51cを外すことによって把持スリーブ50(一対の半円筒体と一対の半円錐体)を開き、その内周面に形成された挿通路53に、体内挿入部11の硬性部15を通す。このとき、硬性部15の複数の環状突起15a〜15cに把持スリーブ50の環状凹部54a〜54eを選択的に係合させて、把持スリーブ50の位置を決定する。把持スリーブ50の装着位置は、観察部位に応じて、適宜調整することが好ましい。そして、係止部51cを止めることによって把持スリーブ50を閉じた状態で固定する。これにより、把持スリーブ50が体内挿入部11の硬性部15の外周に装着される。把持スリーブ50を装着したら、該把持スリーブ50を介して硬性部15を把持しながら体内挿入部11を子宮内に挿入し、観察・処置を行なう。
以上の本実施形態によれば、体内挿入部11の少なくとも硬性部15に着脱可能な把持スリーブ50を備えたことで、術者の把持する部分が大径化して把持しやすくなり、体内挿入部11の子宮内への挿入が簡単になる。また、複数の環状突起15a〜15cと複数の環状凹部54a〜54eの係合により体内挿入部11の延長方向において把持スリーブ50の位置を容易に調整でき、観察部位の位置に応じて子宮内に実際に挿入する体内挿入部11の長さを変更できることから、操作性がより向上する。
本発明を適用した子宮内視鏡の全体図である。 把持スリーブを閉じた状態の(A)開閉軸側から見た外観図、(B)係止部側から見た外観図である。 把持スリーブを開いた状態の(A)開閉軸側から見た外観図、(B)係止部側から見た外観図である。 把持スリーブの(A)A矢視図、(B)横断面図である。 把持スリーブの装着態様を説明する模式図であり、(A)非装着時、(B)装着時を示している。
符号の説明
10 子宮内視鏡
11 体内挿入部
12 手元操作部
13 先端硬質部
14 湾曲部
15 硬性部
15a〜15c 環状突起
16 軟性部
50 把持スリーブ
51 把持部
51a 開閉軸
51b 薄肉部
51c 係止部
52 折れ防止部
53 挿通路
54 環状凹部

Claims (5)

  1. 手元操作部と、該手元操作部から伸びる体内挿入部を有し、該体内挿入部が、先端から順に、先端硬質部、湾曲部、硬性部及び軟性部を備えている子宮内視鏡において、
    上記体内挿入部の少なくとも硬性部の外周に位置させて、着脱可能な把持スリーブを設けたことを特徴とする子宮内視鏡。
  2. 請求項1記載の子宮内視鏡において、把持スリーブは、軸線方向と平行な開閉軸を中心に開閉可能な一対の半円筒体からなり、該開閉可能な把持スリーブと硬性部には、体内挿入部の延長方向の位置を定める位置決め手段が形成されている子宮内視鏡。
  3. 請求項2記載の子宮内視鏡において、上記位置決め手段は、硬性部外周に形成した環状突起と、把持スリーブの内周面に形成したこの環状突起に係合する環状凹部である子宮内視鏡。
  4. 請求項3記載の子宮内視鏡において、上記環状突起は軸線方向に間隔をあけて複数が備えられ、把持スリーブ内周面の環状凹部は、複数の環状突起と同一の配列ピッチで、該環状突起の数より多く設けられている子宮内視鏡
  5. 請求項4項記載の子宮内視鏡において、上記把持スリーブは、体内挿入部の湾曲部側に位置する硬質部と、軟性部側に位置する軟質部からなっている子宮内視鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106308735A (zh) * 2016-09-30 2017-01-11 广州瑞派医疗器械有限责任公司 电子膀胱镜

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