JP2010015324A - サービス提供システム、サービス提供装置、及び、プログラム - Google Patents

サービス提供システム、サービス提供装置、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】実社会の情報・現状を反映した仮想体験サービスを提供するサービス提供システム、サービス提供装置、及び、プログラムを提供する。
【解決手段】ユーザ端末からの操作データに応じて仮想体験サービスを提供するサービス提供システムにおいて、仮想体験の「あたり」「はずれ」の判定をする際の確率を、実社会のマーケット情報・地域情報等に基づく確率を提供するサーバから取得するサービス提供システム、サービス提供装置、およびプログラムを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に、ユーザ端末からの操作データに応じた仮想体験サービスを提供するサービス提供システム、サービス提供装置、及び、プログラムに関する。
近年、現実の出来事を仮想的に体験することを目的とするゲーム等のサービスをオフラインもしくはオンラインで提供する仮想体験サービスシステムが普及してきている。
たとえば、インターネット上の3D仮想世界サービスを利用して、釣りゲームの仮想体験や、釣り上げた魚の種類・サイズに応じたポイントをユーザに付与するサービスを提供するサービス提供システムがある(非特許文献1)。
また、上記サービスをユーザが利用する際、仮想世界での体験をより現実的に体感するための釣り体験玩具等がある(特許文献1)。
ここで、仮想体験サービスシステムにおける「あたり」、「はずれ」とは、それぞれユーザの仮想体験している物事が「成功したこと」、「失敗したこと」を表している。たとえば、仮想的な釣り体験では、「魚が釣れたこと」、「魚が釣れなかったこと」が、また、仮想的な砂金採取体験では、「砂金が採れたこと」、「砂金が採れなかったこと」が、また仮想的な原油採掘体験では、「油田を発見できたこと」、「油田を発見できなかったこと」が、それぞれ「あたり」、「はずれ」に相当する。
図17に従来の仮想体験型サービスシステム構成の一例を示す。図17に示すとおり、従来の仮想体験型サービスシステムは、ネットワークを介してユーザインターフェースである端末と、サービス提供装置が通信可能に接続されている。端末は、ユーザからの操作に応じて、サービス提供装置に事前に設定されている確率係数を利用し、「あたり」「はずれ」を決定していた。
特開2000−254346号公報 株式会社メタバーズ、"株式会社メタバーズ、セカンドライフで楽しめる本格釣りゲームを株式会社ナチュラムと共同で開発、セカンドライフ進出企業向けに販売開始"、[online]、株式会社サイブリッジ、[平成20年5月27日検索]、インターネット <URL:http://venture-plus.com/news/19592>
しかしながら、予め設定されている確率係数を利用した「あたり」「はずれ」の判定では、「あたり」「はずれ」に相当するユーザの仮想体験としての物事が現実性に乏しくなるという問題があった。つまり、仮想体験としての物事が、ユーザがサービスを利用する際の季節、時間、場所等の環境の変更や、変動する現実社会の変化を伴わないため、サービスとして提供される仮想体験上の物事と現実社会との状況が大幅にかけ離れる場合が発生することがあった。
本発明は、このような事情を考慮し、上記の問題を解決すべくなされたものであって、その目的は、ユーザのサービス利用環境に対応した仮想体験サービスを提供するサービス提供システム、サービス提供装置、及び、プログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、端末装置から入力される操作データに基づき所定のサービスを提供するサービス提供装置と、このサービス提供装置と通信可能に接続されたマーケット情報サーバとを備えるサービス提供システムにおいて、前記マーケット情報サーバは、所定のタイミングで外部から入力されるマーケット情報を取得するマーケット情報部と、前記マーケット情報部から受信した前記マーケット情報に基づきマーケット情報確率を算出する第1変換部と、前記第1変換部が算出した前記マーケット情報確率を記憶する第1記憶装置と、前記第1記憶装置から前記マーケット情報確率を読み出し、前記サービス提供装置に前記マーケット情報確率を送信する第1通信部と、を有し、前記サービス提供装置は、前記マーケット情報サーバから受信した前記マーケット情報確率に基づき、前記操作データがアタリもしくはハズレに該当するか否かを判定する判定部と、前記操作データを受信するとともに、前記判定部による判定結果を前記端末装置に送信する端末通信部と、を有することを特徴とするサービス提供システムである。
また、本発明にかかるサービス提供システムは、前記サービス提供システムが、前記サービス提供装置と通信可能に接続された地域情報サーバをさらに有し、前記地域情報サーバが、所定のタイミングで外部から入力される地域情報を取得する地域情報部と、前記地域情報部から受信した前記地域情報に基づき地域情報確率を算出する第2変換部と、前記第2変換部が算出した前記地域情報確率を記憶する第2記憶装置と、前記第2記憶装置から前記地域情報確率を読み出し、前記サービス提供装置に前記地域情報確率を送信する第2通信部と、を有し、前記サービス提供装置が、前記マーケット情報サーバおよび前記地域情報サーバと通信可能に接続され、それぞれのサーバから読み出した前記マーケット情報確率および前記地域情報確率に基づき判定確率を算出し、この判定確率を前記判定部に出力する計算部をさらに有し、前記判定部が、前記計算部より入力された前記判定確率に基づき、前記操作データがアタリもしくはハズレに該当するか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明にかかるサービス提供システムは、前記サービス提供システムが、前記サービス提供装置と通信可能に接続され、カメラあるいはマイクロフォンのうち少なくとも1つを有し、このカメラあるいはマイクロフォンにより検出された画像データあるいは音声データを前記サービス提供装置に提供する状況情報サーバをさらに有することを特徴とする。
また、本発明にかかるサービス提供システムは、前記地域情報サーバの前記第2記憶装置が、サービスの設定情報に基づく設定情報確率をさらに記憶し、前記サービス提供装置の前記計算部は、前記マーケット情報サーバおよび前記地域情報サーバから読み出した前記マーケット情報確率、前記地域情報確率、および前記設定情報確率に基づき、前記判定確率を算出することを特徴とする。
また、本発明にかかるサービス提供システムは、前記サービス提供装置が、前記判定部および前記端末通信部と通信可能に接続され、ユーザ認証情報およびサービス課金情報を記憶するユーザ管理記憶装置をさらに有し、前記判定部が、前記判定の結果を前記操作データに基づくユーザ情報に関連付けて前記ユーザ管理記憶装置に保存し、前記端末通信部は、前記ユーザ管理記憶装置に保存されている情報を読み出し、前記操作データに基づくユーザの認証およびサービスの課金処理を実行することを特徴とする。
また、本発明は、外部から入力される所定の情報に基づき所定の情報確率を算出する変換部を有する少なくとも1つのサーバと接続され、この情報確率を参照して、端末装置から入力される操作データに基づく所定のサービスを提供するサービス提供装置において、前記サーバと通信可能に接続され、前記サーバから読み出した前記情報確率に基づき判定確率を算出する計算部と、前記計算部が算出した前記判定確率に基づき、前記操作データがアタリもしくはハズレに該当するか否かを判定する判定部と、前記操作データを受信するとともに、前記判定部による判定結果を前記端末装置に送信する端末通信部と、を有することを特徴とするサービス提供装置である。
また、本発明にかかるサービス提供装置は、前記計算部が、マーケット情報に基づきマーケット情報確率を算出する第1の変換部と、前記マーケット情報確率を送信する第1の通信部を有するマーケット情報サーバと、地域情報に基づき地域情報確率を算出する第2の変換部と、前記地域情報確率とサービスの設定情報に基づく設定情報確率を送信する第2の通信部地域情報サーバと、通信可能に接続され、これらサーバから読み出した情報確率に基づき判定確率を算出することを特徴とする。
また、本発明にかかるサービス提供装置は、カメラあるいはマイクロフォンのうち少なくとも1つを有し、このカメラあるいはマイクロフォンにより検出された画像データあるいは音声データを前記サービス提供装置に提供する状況情報サーバと通信可能に接続されていることを特徴とする。
また、本発明にかかるサービス提供装置は、前記判定部および前記端末通信部と通信可能に接続され、ユーザ認証情報およびサービス課金情報を記憶するユーザ管理記憶装置をさらに有し、前記判定部が、前記判定の結果を前記操作データに基づくユーザ情報に関連付けて前記ユーザ管理記憶装置に保存し、前記端末通信部が、前記ユーザ管理記憶装置に保存されている情報を読み出し、前記操作データに基づくユーザの認証、およびサービスの課金処理を実行することを特徴とする。
また、本発明は、前記サービス提供装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムである。
なお、上記本発明についての記載と、本発明を実施するために最良の形態においての記載との対応は、上記本発明に記載の第1変換部が、情報・確率変換部42に対応し、上記本発明に記載の第1記憶装置が、マーケット情報確率データベース43に対応し、上記本発明に記載の第1通信部が、データ通信部44に対応し、上記本発明に記載の判定部が、あたり判定部32に対応し、上記本発明に記載の状況情報サーバが、リアルタイム地域映像サーバ6に対応し、上記本発明に記載の端末通信部が、ユーザ通信部31に対応し、上記本発明に記載の第2変換部が、情報・確率変換部52に対応し、上記本発明に記載の第2記憶装置が、地域情報確率データベース53に対応し、上記本発明に記載の第2通信部が、データ通信部54に対応し、上記本発明に記載の計算部が、確率計算部33に対応し、上記本発明に記載のユーザ管理記憶装置が、ユーザ管理データベース34に対応する。
本発明によれば、あたり判定を行う際の確率を、実社会における相場情報などに基づき算出することで、実体験に近い仮想体験サービスを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態によるサービス提供システム、サービス提供装置、及び、プログラムについて図1ないし図15を参照して説明する。
図1は、本実施形態によるサービス提供システムの一例を示す概略ブロック図である。
図1に示すとおり、サービス提供システムは、ユーザ端末1、ネットワーク2、サービス提供装置3、マーケット情報サーバ4、地域情報サーバ5、リアルタイム地域映像サーバ(状況情報サーバ)6を含む。
ユーザ端末1は、ネットワーク2を介してサービス提供装置3と通信可能に接続された情報処理装置であって、ユーザによる操作に応じた操作データをサービス提供装置3に送信する。
ネットワーク2は、ユーザ端末1とサービス提供装置3とを通信可能に接続している。 サービス提供装置3は、マーケット情報サーバ4、地域情報サーバ5、リアルタイム地域映像サーバ6と通信可能に接続されている。サービス提供装置3は、入力された操作データに基づき、これら接続されているマーケット情報サーバ4、地域情報サーバ5、リアルタイム地域映像サーバ6から情報を取得し、この操作データが「あたり」、あるいは「はずれ」に該当するか否かを判定(以下、あたり判定と記す。)する。サービス提供装置3により判定された結果は、ユーザの操作に対しての応答としてネットワーク2を介してユーザ端末1に送信される。本実施の形態において、サービス提供装置3は、入力された操作データに基づき、ネットワークを通じてユーザが参加できる仮想体験サービス(例えば、原油採掘体験サービス、砂金採取体験サービス、釣り体験サービス等)を提供する。
図2は、ユーザ端末1の操作入力側構成の一例の概略ブロック図を示し、図3は、ユーザ端末1の出力側構成の一例の概略ブロック図である。
図2に示すとおり、ユーザ端末1は、操作入力側の構成として、ユーザの操作をデジタル化した情報に変換する姿勢センサ11、加速度センサ12、操作部13と、これらにより変換されたデータをサービス提供装置3に送信するデータ送信部14を有する。
姿勢センサ11は、ユーザ端末1の位置情報、すなわち、ユーザにより傾けられ、または移動させられたことによるユーザ端末1の変位(上下、左右、前進、後退等の情報)を、姿勢データとしてデータ送信部14に出力する。
加速度センサ12は、ユーザ端末1の変位に伴う加速度を、加速度データとしてデータ送信部14に出力する。
操作部13は、たとえばボタンやキーボード等を備え、文字や数等の情報がユーザにより入力可能な構成であって、入力された情報をユーザデータ/制御データとしてデータ送信部14に出力する。また、操作部13は、サービス開示時には、例えば、このサービス提供システムによるサービスの開始を要求するサービス要求信号や、利用するサービス内での地域を設定する地域情報等をデータ送信部14に出力する。
データ送信部14は、姿勢センサ11、加速度センサ12、および操作部13と接続され、それぞれから出力されたデータを操作データとしてネットワーク2を介してサービス提供装置3に送信する。
この構成により、ユーザ端末1は、例えば仮想体験でユーザが用いる道具として利用された場合、姿勢センサ11、加速度センサ12により検出した、ユーザ操作によるユーザ端末1が検出する姿勢・移動方向・加速度等のデータを、デジタル化してサービス提供装置3に送信することができる。
次に、図3に示すとおり、ユーザ端末1は、操作出力側の構成として、ネットワーク2を介してサービス提供装置3から送信されたデータを受信するデータ受信部15と、データ受信部15と接続されている映像表示部16、スピーカ17、バイブレータ18を有する。
データ受信部15は、受信したデータを映像表示部16、スピーカ17、バイブレータ18に対応するデータに変換して出力する。
映像表示部16、スピーカ17、バイブレータ18は、データ受信部15から出力されたデータに基づき、それぞれ、所定の映像を表示し、音を出し、あるいは振動する。
この構成により、ユーザは、ユーザ端末1を介して、操作に応じた応答を仮想的に体験することができる。
なお、ユーザ端末1は、上述の構成に限られず、例えば、照度計、温度計、方位磁石、音量計、あるいは振動計等をさらに備える構成であってもよい。これらを備えることにより、ユーザ端末1は、ユーザの細かな操作を検出し、操作に応じた応答を臨場感溢れるものにすることができる。また、ユーザ端末1は、携帯電話を利用したものや、テレビのリモコンなどに上述の構成・機能を備えるものであってよい。さらに、ネットワーク2との接続方法は、有線・無線を問わず、いずれかの通信方法を利用してサービス提供装置3と通信するものであればよい。
図4は、サービス提供装置3を示す概略ブロック図である。
図4に示すとおり、サービス提供装置3は、ユーザ通信部(端末通信部)31、あたり判定部32、確率計算部33、ユーザ管理データベース(ユーザ管理記憶装置)34を有する。
ユーザ通信部31は、ネットワーク2を介してユーザ端末1と接続され、受信した操作データを、あたり判定部32に出力する。また、ユーザ通信部31は、ユーザ管理データベース34と接続され、ユーザ管理データベース34に格納されているユーザ認証情報や、サービス課金情報を読み出し、操作データに基づくユーザの認証、およびサービスの課金処理を実行する。さらに、ユーザ通信部31は、通信可能に接続されているリアルタイム地域映像サーバ6に操作データや映像情報要求を出力し、映像・音声データを取得する。
あたり判定部32は、ユーザ通信部31、確率計算部33、ユーザ管理データベース34と接続され、ユーザ通信部31からの操作データと、確率計算部33により計算された確率Vsに基づき、あたり判定を行う。
確率計算部33は、マーケット情報確率Pmを出力するマーケット情報サーバ4および地域情報確率Plを出力する地域情報サーバ5と通信可能に接続され、あたり判定部32からの操作データに基づく確率Vsを計算し、この確率Vsをあたり判定部32に出力する。また、確率計算部33は、操作データあるいはユーザ管理データベース34に格納されているユーザ情報に応じて、ユーザが仮想体験する際の道具・知識(コツ)等の設定に対応した仮想設定情報確率Piを地域情報サーバ5から取得できる。確率計算部33は、マーケット情報確率Pmや地域情報確率Plに加え、仮想設定情報確率Piに基づく確率Vsを算出し、あたり判定部32に出力する。
ユーザ管理データベース34は、接続されているあたり判定部32によるあたり判定の結果(あたり判定情報)が入力され、このあたり判定情報をユーザごとに相対付けて保存・更新する。また、ユーザ管理データベース34は、ユーザごとにユーザ認識情報およびサービス課金情報を記憶する。これら情報に基づきユーザの認識、およびサービスの課金処理が施される。すわなち、ユーザ通信部31は、ユーザ端末1からサービス開始の要求がなされると、ユーザ管理データベース34よりユーザ認識情報を読み出し、このユーザ認識情報および操作データに基づきユーザ認識を行う。また、ユーザ通信部31は、ユーザ端末1からサービス開始の要求がなされると、ユーザ管理データベース34よりサービス課金情報を読み出し、このユーザ認識情報および操作データに基づきサービスの課金処理を実行する。
本実施の形態において、確率計算部33は、以下に示すあたり確率計算式(式1)を用いて確率Vsを算出する。なお、Pmはマーケット情報サーバ4からのマーケット情報確率、Plは地域情報サーバ5からの地域情報確率、Piは地域情報サーバ5からの道具・知識等に基づく設定情報確率(仮想設定情報確率)であって、xはユーザ端末1の操作データに基づき発生させた乱数である。
Vs=Pm×Pl×x+ΣPi ・・・・・(式1)
算出された確率Vsは、あたり判定部32に出力され、あたり判定部32は、確率Vsに基づき、以下のような判定式(式2)に応じたあたり判定を行う。なお、Thは、あたり・はずれ判定の閾値である。
Vs≧Th であれば「あたり」
Vs<Th であれば「はずれ」 ・・・・・(式2)
あたり判定部32は、このようにして算出されたあたり判定の結果をあたり判定情報としてユーザ通信部31に出力するとともに、このあたり判定情報を操作データに帰属するユーザの情報と相対付けて、ユーザ管理データベース34に格納する。これにより、サービス提供装置3は、ユーザのサービス利用履歴を保存することができる。
図5は、マーケット情報サーバ4の概略ブロック図である。
図5に示すとおり、マーケット情報サーバ4は、マーケット情報部41、情報・確率変換部(第1変換部)42、マーケット情報確率データベース(第1記憶装置)43、データ通信部(第1通信部)44を有する。
マーケット情報部41は、例えば第三者が設置する情報サーバからネットワークを介して所定のタイミングでマーケット情報を取得し、接続されている情報・確率変換部42に出力する。
情報・確率変換部42は、マーケット情報部41から出力されたマーケット情報を所定の変換式に基づきマーケット情報確率Pmに変換し、接続されるマーケット情報確率データベース43に出力する。
マーケット情報確率データベース43は、この入力されたマーケット情報確率Pmを格納する。
データ通信部44は、サービス提供装置3と通信可能に接続され、サービス提供装置3からのマーケット情報確率要求に応じて、マーケット情報確率データベース43に格納されているマーケット情報確率Pmを読み出し、サービス提供装置3に送信する。すなわち、データ通信部44は、マーケット情報確率Pmをサービス提供装置3に送信し、マーケット情報確率要求に応答する。
例えば、原油採掘体験サービスにおいて、マーケット情報部41は、所定の時間ごとに、図示しないネットワークを経由して、例えばニューヨークの商業取引所やテキサス州産原油(WTI)などの原油先物市場での情報から、原油先物価格の情報を取得する。情報・確率変換部42は、マーケット情報である原油先物価格を所定の変換式に基づきマーケット情報確率Pmに変換し、マーケット情報確率データベース43に出力する。マーケット情報確率データベース43は、このマーケット情報確率Pmを原油先物価格に関連付けて、例えば図6に示すテーブル1として保存する。なお、図6に示すテーブル1は、原油先物価格の上昇に伴い、マーケット情報確率Pmを小さくする例である。この例では、マーケット情報確率Pmが、現実社会において原油先物価格が高い場合は、油田を発見しにくく、原油先物価格が低い場合は、油田を発見しやすいとうデータとして利用される。
この構成により、サービス提供装置3は、例えば、実社会における相場情報などを、あたり判定の確率に含めることができ、実社会に近い仮想体験サービスを提供することができる。すなわち、ユーザは、仮想体験サービスにおいて、実社会に近い体験をすることができる。
なお、本実施の形態において、マーケット情報部41により取得されるマーケット情報とは、金相場や原油相場といった資源相場の値動き、油田の発見率・温泉の発見率・宝石の発見率や漁獲高といった現実社会における情報であって、インターネット等を利用して取得されるものであってもよく、また、所定の操作部(図示せず)により直接入力されるものであってもよい。また、マーケット確率情報Pmは、上述の式1においてあたり判定に用いる確率係数として説明したが、本発明はこれに限られず、例えばマーケット情報サーバ4からのマーケット情報確率Pmのみに基づきあたり判定を行う場合には、所定の閾値を表すものであってもよい。さらに、マーケット情報確率Pmは、例えば、図6に示すように、現実社会の実数値と一対一対応に予め設定しておき、取得したマーケット情報に応じて変更される確率係数であってもよく、また、取得したマーケット情報と予め設定された所定の基準値との差分に応じて算出される確率係数であってもよい。さらに、本実施の形態においては、原油採掘体験サービスを例に説明したが、例えば、砂金採取体験のサービスであれば、マーケット情報として金市場の市場価格を、また、釣り体験サービスであれば漁港のその日の水揚げ量などの情報をマーケット情報として利用することができる。
図7は、地域情報サーバ5の概略ブロック図である。
図7に示すとおり、地域情報サーバ5は、地域情報部51、情報・確率変換部(第2変換部)52、地域情報確率データベース(第2記憶装置)53、データ通信部(第2通信部)54を備える。
地域情報部51は、例えば第三者が設置する情報サーバからネットワークを介して所定のタイミングで地域情報を取得し、接続されている情報・確率変換部52に出力する。
情報・確率変換部52は、地域情報部51から出力された地域情報を所定の変換式に基づき地域情報確率Plに変換し、接続される地域情報確率データベース53に出力する。
地域情報確率データベース53は、この入力された地域情報確率Pl、およびユーザが仮想体験する際に設定する道具・知識(コツ)等の条件に対応した仮想設定情報確率Piを格納する。
データ通信部54は、サービス提供装置3と通信可能に接続され、サービス提供装置3からの地域情報確率要求に応じて、地域情報確率データベース53に格納されている地域情報確率Plを読み出し、サービス提供装置3に送信する。すなわち、データ通信部54は、サービス提供装置3に地域情報確率Plを送信し、地域情報確率要求に応答する。同様に、データ通信部54は、サービス提供装置3の要求に応じて、地域情報確率データベース53に格納されている仮想設定情報確率Piを読み出し、サービス提供装置3に送信する。
例えば、原油採掘体験サービスにおいては、地域情報サーバ5は、以下のようにして、地域情報確率Plを算出することができる。例えば、地域情報部51は、中東、北米、南米、アジア太平洋、欧州・ロシア、アフリカ等の各地域に応じた実際の原油埋蔵量の情報を取得する。情報・確率変換部52は、地域情報である原油埋蔵量を所定の変換式に基づき地域情報確率Plに変換し、地域情報確率データベース53に出力する。地域情報確率データベース53は、この地域情報確率Plを各地域名に関連付けて、例えば図8に示すテーブル2として記憶する。なお、図8に示すテーブル2は、世界を中東、北米、南米、アジア太平洋、欧州・ロシア、アフリカ等の地域に区分し、世界全体での原油埋蔵量を1とした場合の各地域の実際の原油埋蔵量の割合を地域情報確率Plとして設定した例である。この例では、地域情報確率Plが、現実社会において原油埋蔵量が少ない地域では、油田を発見しにくく、原油埋蔵量が多い地域では、油田を発見しやすいというデータとして利用される。
また、地域情報確率データベース53は、仮想設定情報確率Piを、各道具・知識等の設定条件に関連付けて、例えば図9に示すテーブル3として保存する。この仮想設定情報確率Piは、ユーザが仮想体験をする際において設定される情報(例えば、道具を利用する、知識やコツを有するものであること、あるいは採掘時の天候状況・季節要因等)に応じた確率であって、油田の採掘に有利な道具・知識・天候等を備えている設定の場合、油田を発見しやすく、それら有利な条件を備えていない設定の場合には、油田を発見しにくいというデータとして利用される。
この構成により、サービス提供装置3は、例えば、金や油田、温泉、漁業などを行う場合、実社会においてその成果に大きな影響を与える、地域の特徴や季節要因、使用する道具、熟練工の技術などの諸条件をあたり判定の確率に含めることができ、実社会をより反映した仮想体験サービスを提供することができる。
なお、本実施の形態において、地域情報部51により取得される地域情報は、国や都市等さらに詳細な地域に区分されて設定されるものであってもよく、マーケット情報サーバ4と同様、インターネットや直接入力により取得されるものであってもよい。また、地域情報確率Plは、マーケット情報確率Pmと同様、所定の閾値を表すものであってもよい。さらに、本実施の形態においては、原油採掘体験サービスを例に説明したが、例えば、砂金採取体験のサービスであれば、地域情報として土肥金山、佐渡金山、世界各地の金山での金の埋蔵量を、また、釣り体験サービスであれば銚子港、焼津港、釧路港、世界各地の漁港での漁獲量を地域情報として利用することができる。
図10は、リアルタイム地域映像サーバ6の概略ブロック図である。
図10に示すとおり、リアルタイム地域映像サーバ6は、データ通信部61、映像機器制御部62、カメラ・マイク63、地域映像データベース64を有する。
データ通信部61は、サービス提供装置3と通信可能に接続され、サービス提供装置3を介してユーザ端末1から送信された操作データが入力され、この操作データを映像機器制御部62に出力する。
映像機器制御部62は、データ通信部61、カメラ・マイク63、地域映像データベース64と通信可能に接続され、操作データに基づき、対象地域に設置されているカメラ・マイク63を制御する。本実施の形態においては、ユーザ端末1によりユーザにより設定された地域情報に基づき、設定された地域にカメラ・マイク63が設定されているか否かを判断し、設置されている場合には、カメラ・マイク63を制御し、設置されていない場合には、地域映像データベース64から格納されている映像・録音データを読み出す。
カメラ・マイク63は、映像機器制御部62の指示に応じて、対象地域での映像や音声を取得し、映像・音声データとして映像機器制御部62に出力する。
地域映像データベース64は、カメラ・マイク63により取得された対象地域の映像・音声データ、もしくはカメラ・マイク63が設置されていない地域の予め用意された映像・録音データを記憶する。
この構成により、リアルタイム地域映像サーバ6は、例えば、ユーザから送信された上下・左右・前進・後退といった操作データに基づき、対象地域に設置したカメラ・マイク63をリアルタイムに操作し、ユーザがサービスを利用している実社会に対応した映像を仮想体験サービスにおいて提供することができる。
次に、本実施の形態における各装置の動作方法、およびサービス提供システムのサービス提供方法について図11〜15を用いて説明する。
まず、図11〜14を用いて、マーケット情報サーバ4、地域情報サーバ5、リアルタイム地域映像サーバ6のデータ保存・読み出しの方法、およびユーザ端末1の動作方法について説明する。
図11は、マーケット情報サーバ4のデータ保存・読み出し方法を示すフローチャートである。
図11に示すとおり、マーケット情報部41は、新たなマーケット情報を取得したか否かを検出し(S1)、新たなマーケット情報を取得した場合(S1−YES)、このマーケット情報を情報・確率変換部42に出力する。マーケット情報を受信した情報・確率変換部42は、そのマーケット情報を所定の変換式に基づきマーケット情報確率Pmに変換し(S2)、マーケット情報確率データベース43に格納する(S3)。一方、新たなマーケット情報の取得がない場合であっても(S1−NO)、データ通信部44にサービス提供装置3からのマーケット情報確率の送信要求があった場合(S4−YES)、データ通信部44がマーケット情報確率データベース43からマーケット情報確率Pmを読み出し(S5)、このマーケット情報確率Pmをサービス提供装置3に送信する(S6)。
これにより、取得したマーケット情報に応じたマーケット情報確率Pmがマーケット情報確率データベース43に保存・更新され、サービス提供装置3は、保存・更新されたマーケット情報確率Pmを読み出すことができる。
次に、図12を参照して、地域情報サーバ5のデータ保存・読み出し方法について説明する。
図12に示すとおり、地域情報部51は、新たな地域情報を取得したか否かを検出し(S11)、新たな地域情報を取得した場合(S11−YES)、この地域情報を情報・確率変換部52に出力する。地域情報を受信した情報・確率変換部52は、その地域情報を所定の変換式に基づき地域情報確率Plに変換し(S12)、地域情報確率データベース53に格納する(S13)。一方、新たな地域情報の取得がない場合であっても(S11−NO)、データ通信部54はサービス提供装置3からの地域情報確率の要求があった場合(S14−YES)、データ通信部54が地域情報確率データベース53から地域情報確率Plを読み出し(S15)、この地域情報確率Plをサービス提供装置3に出力する(S16)。
これにより、取得した地域情報に応じた地域情報確率Plが地域情報確率データベース53に保存・更新され、サービス提供装置3は、保存・更新された地域情報確率Plを読み出すことができる。
次に、図13を参照して、リアルタイム地域映像サーバ6のデータ保存・読み出し方法について説明する。
図13に示すとおり、リアルタイム地域映像サーバ6は、データ通信部61を介してサービス提供装置3から操作データを受信し(S21)、この操作データに基づき対象地域の映像・音声を取得可能か否かを判断する(S22)。すなわち、映像機器制御部62が、ユーザにより設定された地域映像に基づき、設定された地域にカメラ・マイク63が設定されているか否かを判断する。対象地域にカメラ・マイク63が設定されている場合(S22−YES)、映像機器制御部62は、カメラ・マイク63を操作し(S23)、映像・音声データをカメラ・マイク63から取得する。映像機器制御部62は、映像音声データ62をデータ通信部61に出力し、データ通信部61は、受信した映像・音声データをサービス提供装置3に送信する(S24)。
一方、対象地域にカメラ・マイク63が設置されていない場合(S22−NO)、映像機器制御部62は、地域映像データベース64から、操作データに対応する映像・音声データを読み出し(S25)、データ通信部61に出力する。データ通信部61は、受信した映像・音声データ62をサービス提供装置3に送信する(S24)。
サービス提供装置3で受信した映像・音声データは、ネットワーク2を介してユーザ端末1に送信され、ユーザ端末1のデータ受信部15に入力される。ユーザ端末1は、受信した映像データに基づく映像を映像表示部16に表示し、受信した音声データに基づく音声をスピーカ17から出力し、この映像・音声データに応じた振動でバイブレータ18を動作させる。
上述のとおり、リアルタイム地域映像サーバ6は、操作データに応じて、実際の映像・音声を取得し、実際の映像が取得できない場合であっても、予め用意されている映像・音声をユーザ端末1に送信することができる。
次に、図14を参照して、ユーザ端末1の動作方法について説明する。
図14に示すとおり、ユーザ端末1の操作部13を介してユーザによりサービス開始が要求されると(S31)、ユーザ端末1は、ネットワーク2を介してサービス提供装置3にサービス要求信号に基づくデータを送信する。これにより、サービス提供装置3はサービスを開始する。サービスが開始されると、サービス提供装置3は、ユーザの認証を行うとともに、サービスに対応した地域の選択をユーザに要求する(S32)。ユーザにより、ユーザ端末1を介してこの地域が選択されると、ユーザ端末1のデータ送信部14は、この地域情報をサービス提供装置3に送信する(S33)。また、サービス開始に伴い、ユーザの操作に応じた操作データが、ユーザ端末1からサービス提供装置3に送信される。
サービス提供装置3は、地域情報に基づき、リアルタイム地域映像サーバ6から映像・音声データを読み出し、ユーザ端末1に送信する。あるいは、サービス提供装置3は、受信した操作データに応じたあたり判定を行い、あたり判定情報をユーザ端末1に送信する。ユーザ端末1のデータ受信部15は、この映像・音声データあるいはあたり判定情報を受信し(S34)、映像表示部16、スピーカ17、バイブレータ18に対応するデータに変換して出力する。映像表示部16、スピーカ17、バイブレータ18は、データ受信部15から出力されたデータに基づき、それぞれ映像を表示し、音声を再生し、あるいは振動する(S35)。これにより、ユーザは、ユーザ端末1を介して、操作に応じた応答を仮想的に体験することができる。
ユーザ端末1は、サービス提供の終了指示がユーザからあるか否かを検出し(S36)、終了指示があれば(S36−YES)、サービス終了を操作データとしてサービス提供装置3に送信する(S37)。一方、ステップS36において終了指示がない場合は(S36−NO)、ステップS33に戻り、ユーザ端末1は、サービスに対応した地域がユーザにより選択された場合、この地域情報を操作データとしてサービス提供装置3に送信する。
この構成により、ユーザ端末1は、地域情報や操作データに基づき、上述のとおり実社会に対応している画像・音声データやあたり判定情報を取得し、この取得情報に基づき映像表示部16、スピーカ17、バイブレータ18を動作することができる。これにより、本実施の形態にかかるサービス提供システムは、実社会に対応した臨場感溢れるサービスをユーザに提供することができる。
次に、図15を参照して、サービス提供装置3のサービス提供方法について説明する。ここでは、サービス提供装置3がマーケット情報確率Pmおよび地域情報確率Plより算出された確率Vsに基づきあたり判定を行うとする指示と、リアルタイム地域映像サーバ6が対象地域に応じた映像・音声データを取得する指示とを含む操作データが、ユーザ端末1を介してサービス提供装置3に送信された場合について説明する。
図15に示すとおり、サービス提供装置3は、ユーザ端末1から送信されるサービス開始要求信号を受信したか否かを検出する(S41)。サービス開始要求があった場合、ユーザ通信部31は、ユーザ管理データベース34に格納されているユーザの認証情報に基づき、ユーザ認証を行う(S42)。続けて、ユーザ通信部31は、ユーザ管理データベース34に格納されているサービスの課金情報に基づき、サービスに応じた料金をユーザから回収する(S43)。ユーザ通信部31は、ユーザ端末1から操作データを受信すると、あたり判定部32に送信する。あたり判定部32は、ユーザ通信部31から受信した操作データを確率計算部33に送信する。確率計算部33は、この操作データに基づき、マーケット情報サーバ4からマーケット情報確率Pmを取得し(S44)、地域情報サーバ5から地域情報確率Plを取得する(S45)。
また、ユーザ通信部31は、リアルタイム地域映像サーバ6から、対象地域の映像・音声データを取得し(S46)、取得した映像・音声データをネットワーク2を介してユーザ端末1に送信する(S47)。
確率計算部33は、取得したマーケット情報確率Pmおよび地域情報確率Plに基づき確率Vsを算出し、あたり判定部32に出力する。あたり判定部32は、あたり判定のための操作データを受信すると、この確率Vsに基づきあたり判定を行う(S48)。あたり判定において「あたり」ならば(S49−YES)、あたり判定部32は、「あたり」の判定結果(あたり判定情報)をユーザ通信部31を介してユーザ端末1に送信する(S50)。また、あたり判定部32は、このあたり判定情報をユーザ管理データベース34に格納し、ユーザのあたり判定情報を更新する(S51)。サービス提供装置3は、ユーザ端末1からのサービス終了の指示がない場合は、ステップS44に戻り(S52−NO)、サービス終了の指示があった場合は終了する(S52−YES)。
一方、ステップS49において、あたり判定が「はずれ」ならば(S49−NO)、あたり判定部32は、「はずれ」の判定結果(あたり判定情報)をユーザ通信部31を介してユーザ端末1に送信する(S53)。
図16は、図1に示した例と異なるサービス提供装置システムを示す概略ブロック図である。
本発明にかかるサービス提供システムは、図1に示すような各サーバ4〜6がサービス提供装置3と直結している構成であっても、図16に示すようなネットワーク2を経由して結合している構成であってもよい。
なお、本発明の各装置は、コンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを介して提供することを可能である。
ここで、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
上記記録媒体は、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置等であって、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
本実施形態によるサービス提供システムの一例を示す概略ブロック図である。 ユーザ端末の操作入力側構成の一例の概略ブロック図である。 ユーザ端末の操作出力側構成の一例の概略ブロック図である。 サービス提供装置の一例を示す概略ブロック図である。 マーケット情報サーバの一例を示す概略ブロック図である。 マーケット情報確率Pmの一例を示すテーブルである。 地域情報サーバの一例を示す概略ブロック図である。 地域情報確率Plの一例を示すテーブルである。 仮想設定情報確率Piの一例を示すテーブルである。 リアルタイム地域映像サーバの一例を示す概略ブロック図である。 マーケット情報サーバのデータ保存・読み出しの方法の一例を示すフローチャートである。 地域情報サーバのデータ保存・読み出しの方法の一例を示すフローチャートである。 リアルタイム地域映像サーバのデータ読み出しの方法の一例を示すフローチャートである。 ユーザ端末の動作方法の一例を示すフローチャートである。 サービス提供装置3のサービス提供方法の一例を示すフローチャートである。 本実施形態によるサービス提供システムの他の例を示す概略ブロック図である。 従来のサービス提供装置システムの一例を示す概略ブロック図である。
符号の説明
1・・・ユーザ端末
2・・・ネットワーク
3・・・サービス提供装置
4・・・マーケット情報サーバ
5・・・地域情報サーバ
6・・・リアルタイム地域映像サーバ
31・・・ユーザ通信部
32・・・あたり判定部
33・・・確率計算部
34・・・ユーザ管理データベース

Claims (10)

  1. 端末装置から入力される操作データに基づき所定のサービスを提供するサービス提供装置と、このサービス提供装置と通信可能に接続されたマーケット情報サーバとを備えるサービス提供システムにおいて、
    前記マーケット情報サーバは、
    所定のタイミングで外部から入力されるマーケット情報を取得するマーケット情報部と、
    前記マーケット情報部から受信した前記マーケット情報に基づきマーケット情報確率を算出する第1変換部と、
    前記第1変換部が算出した前記マーケット情報確率を記憶する第1記憶装置と、
    前記第1記憶装置から前記マーケット情報確率を読み出し、前記サービス提供装置に前記マーケット情報確率を送信する第1通信部と、を有し、
    前記サービス提供装置は、
    前記マーケット情報サーバから受信した前記マーケット情報確率に基づき、前記操作データがアタリもしくはハズレに該当するか否かを判定する判定部と、
    前記操作データを受信するとともに、前記判定部による判定結果を前記端末装置に送信する端末通信部と、を有することを特徴とするサービス提供システム。
  2. 前記サービス提供システムは、
    前記サービス提供装置と通信可能に接続された地域情報サーバをさらに有し、
    前記地域情報サーバは、
    所定のタイミングで外部から入力される地域情報を取得する地域情報部と、
    前記地域情報部から受信した前記地域情報に基づき地域情報確率を算出する第2変換部と、
    前記第2変換部が算出した前記地域情報確率を記憶する第2記憶装置と、
    前記第2記憶装置から前記地域情報確率を読み出し、前記サービス提供装置に前記地域情報確率を送信する第2通信部と、を有し、
    前記サービス提供装置は、
    前記マーケット情報サーバおよび前記地域情報サーバと通信可能に接続され、それぞれのサーバから読み出した前記マーケット情報確率および前記地域情報確率に基づき判定確率を算出し、この判定確率を前記判定部に出力する計算部をさらに有し、
    前記判定部は、
    前記計算部より入力された前記判定確率に基づき、前記操作データがアタリもしくはハズレに該当するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記サービス提供システムは、
    前記サービス提供装置と通信可能に接続され、カメラあるいはマイクロフォンのうち少なくとも1つを有し、このカメラあるいはマイクロフォンにより検出された画像データあるいは音声データを前記サービス提供装置に提供する状況情報サーバをさらに有することを特徴とする請求項2に記載のサービス提供システム。
  4. 前記地域情報サーバの前記第2記憶装置は、
    サービスの設定情報に基づく設定情報確率をさらに記憶し、
    前記サービス提供装置の前記計算部は、
    前記マーケット情報サーバおよび前記地域情報サーバから読み出した前記マーケット情報確率、前記地域情報確率、および前記設定情報確率に基づき、前記判定確率を算出することを特徴とする請求項2ないし3のいずれかに記載のサービス提供システム。
  5. 前記サービス提供装置は、
    前記判定部および前記端末通信部と通信可能に接続され、ユーザ認証情報およびサービス課金情報を記憶するユーザ管理記憶装置をさらに有し、
    前記判定部は、
    前記判定の結果を前記操作データに基づくユーザ情報に関連付けて前記ユーザ管理記憶装置に保存し、
    前記端末通信部は、
    前記ユーザ管理記憶装置に保存されている情報を読み出し、前記操作データに基づくユーザの認証およびサービスの課金処理を実行することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一項に記載のサービス提供システム。
  6. 外部から入力される所定の情報に基づき所定の情報確率を算出する変換部を有する少なくとも1つのサーバと接続され、この情報確率を参照して、端末装置から入力される操作データに基づく所定のサービスを提供するサービス提供装置において、
    前記サーバと通信可能に接続され、前記サーバから読み出した前記情報確率に基づき判定確率を算出する計算部と、
    前記計算部が算出した前記判定確率に基づき、前記操作データがアタリもしくはハズレに該当するか否かを判定する判定部と、
    前記操作データを受信するとともに、前記判定部による判定結果を前記端末装置に送信する端末通信部と、を有することを特徴とするサービス提供装置。
  7. 前記計算部は、
    マーケット情報に基づきマーケット情報確率を算出する第1の変換部と、前記マーケット情報確率を送信する第1の通信部を有するマーケット情報サーバと、
    地域情報に基づき地域情報確率を算出する第2の変換部と、前記地域情報確率とサービスの設定情報に基づく設定情報確率を送信する第2の通信部地域情報サーバと、
    通信可能に接続され、これらサーバから読み出した情報確率に基づき判定確率を算出することを特徴とする請求項6に記載のサービス提供装置。
  8. 前記サービス提供装置は、
    カメラあるいはマイクロフォンのうち少なくとも1つを有し、このカメラあるいはマイクロフォンにより検出された画像データあるいは音声データを前記サービス提供装置に提供する状況情報サーバと通信可能に接続されていることを特徴とする請求項6あるいは7に記載のサービス提供装置。
  9. 前記サービス提供装置は、
    前記判定部および前記端末通信部と通信可能に接続され、ユーザ認証情報およびサービス課金情報を記憶するユーザ管理記憶装置をさらに有し、
    前記判定部は、
    前記判定の結果を前記操作データに基づくユーザ情報に関連付けて前記ユーザ管理記憶装置に保存し、
    前記端末通信部は、
    前記ユーザ管理記憶装置に保存されている情報を読み出し、前記操作データに基づくユーザの認証、およびサービスの課金処理を実行することを特徴とする請求項6ないし8のいずれか一項に記載のサービス提供装置。
  10. 請求項6なしい9のいずれかに記載のサービス提供装置として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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