JP2003103056A

JP2003103056A - ゲームシステムおよびプログラム

Info

Publication number: JP2003103056A
Application number: JP2001305355A
Authority: JP
Inventors: Ayumi Nishino; 歩西野
Original assignee: Konami Corp
Current assignee: Konami Group Corp
Priority date: 2001-10-01
Filing date: 2001-10-01
Publication date: 2003-04-08

Abstract

(57)【要約】【課題】現実に極似したフィールドが実現され、且
つ、ゲームにおいて獲得した実際の品物等が入手できる
とともに、所望の過去の日時のフィールドが再現されて
臨場感溢れるゲームを行うことが可能なゲームシステム
を提供すること。【解決手段】本発明に関わるゲームシステムは、リア
ルタイムに変化するリアルタイムデータを取得するリア
ルタイムデータ取得手段２ｃ、２ｓと、リアルタイムデ
ータに基づいてゲーム演算を行うゲーム演算手段１２と
を含んで構成されるゲームシステムであって、プレイヤ
によって操作入力される操作入力手段４、５と、リアル
タイムデータが記録されるリアルタイムデータ記録手段
１４、１４ｅ、１４ｐとを備え、リアルタイムデータ記
録手段１４、１４ｅ、１４ｐに記録されているリアルタ
イムデータに基づいてゲーム演算を行うことを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自然環境等のリア
ルタイムデータを用いて進行されるゲームシステムおよ
びプログラムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ゲーム機、コンピュータ端末機等
を使用して、釣りや狩猟等がシュミレートされ行われる
漁猟ゲーム、および金魚すくいゲーム、絶滅動物視察等
のゲームでは、ゲーム内で繰り広げられる仮想世界の中
で予めプログラミングされた自然環境の変化や動物の行
動等のフィールドに対し、遊技者が干渉する構成となっ
ている。

【０００３】このような漁猟ゲーム、金魚すくいゲーム
においては、遊技者が首尾よく獲物を仕留めた場合、ゲ
ームポイント或いは各種賞品がゲーム提供者から付与さ
れるものがある。

【０００４】一方、一般人が実際に釣りや狩猟を行う場
合は、種々の準備を万端整え現地に赴き、釣り場、狩り
場に滞在して漁獲、狩猟を行っている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の漁猟
ゲーム、金魚すくいゲーム、および絶滅動物視察等のゲ
ームにおいては、自然環境の変化や動物の行動等のフィ
ールドがプログラミングにより人為的に作成されたもの
であるから、如何にもバーチャルゲームであるという印
象が遊技者に強く感得されている。

【０００６】加えて、漁猟ゲーム、金魚すくいゲームに
おいて、遊技者が獲物を仕留めた際に獲得するものは、
実際の漁獲・狩猟の獲物、或いは実際の金魚すくいの金
魚とはかけ離れたゲームポイント或いは各種賞品であ
り、実際の漁猟、金魚すくいに比べ遊技者の充足感が極
度に欠落したものとなっている。

【０００７】一方、実際に、一般人が釣りや狩猟を行う
場合には、種々の準備を万端整え釣り場、狩り場に出掛
けなければならず、準備を整えるために時間、金銭、お
よび労力を費やさねばならず、加えて現地への往復の時
間、交通費が必要である。

【０００８】また、休日に釣りや狩猟を予定していて
も、急遽、仕事等が発生した場合には、諦めざるを得な
い。

【０００９】このように、一般人にとって、実際の釣り
や狩猟は制約が大きい娯楽となっており、繁忙な人、或
いは太公望または狩猟好きでありながら時間の都合がつ
かない人、ましてや体の不自由な人にとっては気軽に楽
しむことが困難な娯楽となっている。

【００１０】本発明は上記実状に鑑み、現実に極似した
フィールドが実現され、且つ、ゲームにおいて獲得した
実際の品物等が入手できるとともに、所望の過去の日時
のフィールドが再現されて臨場感溢れるゲームを行うこ
とが可能なゲームシステムおよびプログラムの提供を目
的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本願の第１発明に係るゲームシステムは、リアルタ
イムに変化するリアルタイムデータを取得するリアルタ
イムデータ取得手段と、リアルタイムデータに基づいて
ゲーム演算を行うゲーム演算手段とを含んで構成される
ゲームシステムであって、プレイヤによって操作入力さ
れる操作入力手段と、リアルタイムデータが記録される
リアルタイムデータ記録手段とを備え、リアルタイムデ
ータ記録手段に記録されているリアルタイムデータに基
づいてゲーム演算を行うことを特徴としている。

【００１２】上記構成によれば、リアルタイムデータ取
得手段によって、リアルタイムに変化するリアルタイム
データが取得されるので現実味を有した、臨場感溢れる
ゲームとなる。

【００１３】また、リアルタイムデータがリアルタイム
データ記録手段に記録されるので、所望の過去の日時の
データを呼び出して再現することができ、これにより遊
技者は所望のリアルタイムデータを用いたゲームをいつ
でも行うことができる。

【００１４】以上において、プレイヤの操作入力に応じ
て、ゲーム空間で品物が獲得可能となっており、ゲーム
空間で獲得した品物に応じてプレイヤに配送するための
品物配送情報を作成する品物配送情報作成手段を具備す
ることが好ましい。

【００１５】上記構成によれば、遊技者がゲーム空間に
おいて品物を獲得した場合に、品物配送情報作成手段に
よって品物配送情報が作成され、品物配送手段によって
遊技者へ品物が配送されるので、ゲームにやりがいを持
たせることができる。

【００１６】なお、獲得した品物が配送されることが好
ましく、配送が困難な場合には代替品が配送される。例
えば、釣りをしてアジが釣れたらアジが配送され、サメ
が釣れたらフカヒレ等が配送される。

【００１７】また、ゲームシステムは、漁猟ゲームシス
テムであり、リアルタイムデータ取得手段は、実際の漁
猟場に配備されているとともに、リアルタイムデータは
漁猟場の漁猟場情報であり、リアルタイムデータ記録手
段は、漁猟場情報を記録し、ゲーム演算手段は、リアル
タイムデータ記録手段に記録された漁猟場情報に基づい
てゲーム演算を行うことが望ましい。

【００１８】上記構成によれば、実際の漁猟場に配備さ
れるリアルタイムデータ取得手段によって、実際の漁猟
場情報が取得されるので現実味を有した、臨場感溢れる
漁猟ゲームとなる。

【００１９】また、漁猟場情報がリアルタイムデータ記
録手段に記録されるので、所望の過去の日時の漁猟場情
報を呼び出して再現することができ、これにより遊技者
は所望の漁猟場情報を用いた漁猟ゲームを何時でも行う
ことができる。

【００２０】さらに、プレイヤの操作入力に応じて、ゲ
ーム空間で品物が獲得可能となっており、ゲーム空間で
獲得した品物に応じてプレイヤに配送するための品物配
送情報を作成する品物配送情報作成手段と、品物配送情
報に基づいて品物を配送する品物配送手段とを具備する
ことを特徴としている。

【００２１】上記構成によれば、遊技者がゲーム空間に
おいて品物を獲得した場合に、品物配送情報作成手段に
よって品物配送情報が作成され、品物配送手段によって
遊技者へ品物が配送されるので、ゲームにやりがいを持
たせることができる。

【００２２】なお、獲得した品物が配送されることが好
ましく、配送が困難な場合には代替品が配送される。例
えば、釣りをしてアジが釣れたらアジが配送され、サメ
が釣れたらフカヒレ等が配送される。

【００２３】本願の第２発明に関わるゲームシステム
は、リアルタイムに変化するリアルタイムデータを取得
するリアルタイムデータ取得手段と、リアルタイムデー
タに基づいてゲーム演算を行うゲーム演算手段とを含ん
で構成されるゲームシステムであって、プレイヤの操作
入力に応じて、ゲーム空間で品物が獲得可能となってお
り、ゲーム空間で獲得した品物に応じてプレイヤに配送
するための品物配送情報を作成する品物配送情報作成手
段と、品物配送情報に基づいて品物を配送する品物配送
手段とを具備することを特徴としている。

【００２４】上記構成によれば、リアルタイムデータ取
得手段によって、リアルタイムに変化するリアルタイム
データが取得されるので現実味を有した、臨場感溢れる
ゲームとなる。

【００２５】また、遊技者がゲーム空間において品物を
獲得した場合に、品物配送情報作成手段によって品物配
送情報が作成されるので、遊技者へ品物を配送すること
ができる。

【００２６】なお、獲得した品物が配送されることが好
ましく、配送が困難な場合には代替品が配送される。

【００２７】以上において、ゲームシステムは漁猟ゲー
ムシステムであり、リアルタイムデータ取得手段は実際
の漁猟場に配備されているとともに、リアルタイムデー
タは漁猟場の漁猟場情報であり、ゲーム演算手段は漁猟
場情報に基づいてゲーム演算を行うことを特徴とする。

【００２８】上記構成によれば、実際の漁猟場に配備さ
れるリアルタイムデータ取得手段によって、実際の漁猟
場情報が取得されるので現実味を有した、臨場感溢れる
漁猟ゲームとなる。

【００２９】また、リアルタイムデータ取得手段は、時
間の経過に従って連続的または所定の時間間隔毎にリア
ルタイムデータを取得することを特徴としている。

【００３０】上記構成によれば、リアルタイムデータが
連続的にリアルタイムデータ取得手段に取得されるの
で、時間的に絶え間のないリアルタイムデータが取得で
きる。

【００３１】または、リアルタイムデータが所定の時間
間隔をもってリアルタイムデータ取得手段に取得される
ので、リアルタイムデータを記録するための記憶容量が
節減できる。

【００３２】本発明は前述のようなゲームシステムに限
らず、例えば、コンピュータにリアルタイムに変化する
リアルタイムデータを取得させ、取得したリアルタイム
データに基づいてゲーム演算を実行させるためのプログ
ラムであって、プレイヤの操作入力を処理するステップ
と、リアルタイムデータを記録するステップと、前記記
録したリアルタイムデータに基づいてゲーム演算を行う
ステップとを実行させることを特徴とするプログラムに
ついても、同様の作用効果を得ることができる。

【００３３】

【発明の実施の形態】以下、実施例を示す図面に基づい
て、本発明を詳細に説明する。

【００３４】本発明を適用した実施例の漁猟ゲームシス
テムのハードウェアの構成は、図１に示すように、漁猟
ゲームシステムのソフトウェアが格納されるサーバー
(コンピュータ)１と、実際の狩り場、釣り場である森
林、湖、河川、例えば、屋久島の森、河口湖、利根川等
(実際の漁猟場)に配備され、狩り場、釣り場の各種デー
タ(リアルタイムデータ、漁猟場情報)を取得する各種セ
ンサ(リアルタイムデータ取得手段)２ｓ、２ｓ、…およ
びデジタルカメラ(リアルタイムデータ取得手段)２ｃ、
２ｃ、…と、サーバー１にＩＳＤＮを使用してインター
ネット接続され、各種センサ２ｓ、…およびデジタルカ
メラ２ｃ、…により取得されたデータが収集される収集
用パソコン２と、サーバー１にＩＳＤＮを使用しインタ
ーネット接続され、運送業者が獲物を配送するために使
用するパソコン３と、図２に示す遊技者宅Ｈまたはゲー
ムセンターＧ等において遊技者が漁猟ゲームを行うため
に使用するパソコン(操作入力手段)４、４、…またはゲ
ーム機(操作入力手段)５、５、…とを有し構成されてい
る。

【００３５】なお、デジタルカメラ２ｃ、…は、デジタ
ルビデオカメラに代替することも可能である。

【００３６】また、ＩＳＤＮに代り、ＤＳＬ(Digital
Subscriber Line)、ＡＤＳＬ(Asymmetric Digital S
ubscriber Line)、或いは光ファイバー等を用いて、よ
り動画を送信するのに適した高速インターネットを採用
してもよい。

【００３７】上述のハードウェアで稼動する漁猟ゲーム
システムの概略は、図２に示すように、実際の狩り場、
釣り場である自然環境の森林、湖、河川に各種センサ２
ｓ、２ｓ、…、デジタルカメラ２ｃ、２ｃ、…、が配備
され、実際の漁猟環境のデータが取得され収集される。

【００３８】そして、サーバー１において、収集された
実際の漁猟環境データに基づいて釣り場、狩り場等の漁
猟環境を作成して漁猟ゲームを、遊技者宅Ｈ、…、ゲー
ムセンターＧ、…等における遊技者の情報端末機である
パソコン４、４、…またはゲーム機５、５、…に配信す
る。

【００３９】そして、遊技者が情報端末機を使用して該
漁猟ゲームを行い、首尾よく獲物(品物)を仕留めた場合
には、サーバー１から運送業者のパソコン３へ獲物配送
情報(品物配送情報)がファイル転送され、運送業者から
遊技者へ仕留めた獲物またはその代替の獲物(品物)が配
送されるものである。

【００４０】ここで、漁猟ゲームにおけるリアルタイム
データとは自然環境のデータや自然環境の映像や音声、
動物の行動等の各種データや、様々な漁猟場に係る情報
を示している。

【００４１】上記各種センサ２ｓ、…は、温度による抵
抗または起電力の変化より温度を把握する温度センサ、
また、センサ部分に水分が吸着して電気抵抗が変化する
ことにより湿度を把握する湿度センサ等が適宜、選択さ
れ使用されている。

【００４２】同様に、光センサとして、光照射により抵
抗値が変化する材料(光導電体)を用いる光導電効果形の
センサ、光照射により起電力を生ずるホトダイオード、
ホトトランジスタを用いる光起電力形のセンサ、その
他、光電子放出形のセンサ、熱電効果形のセンサ等が、
環境に応じて適宜、選択され使用されている。

【００４３】また、実際の漁猟場の音を磁気記録によっ
て収録する音声記録装置(リアルタイムデータ取得手段)
が適宜、使用されている。

【００４４】さらに、川、湖には魚群探知機等、それぞ
れの漁猟場に適合した漁猟環境の各種データを取得する
ために必要な各種のセンサ２ｓが適宜、選択され配備さ
れている。

【００４５】これら各種センサ２ｓ、…、デジタルカメ
ラ２ｃ、…において取得された各種データは、増幅回路
により増幅等がなされた後、送信機(図示せず)が使用さ
れ搬送波にのせられ送信され、そして収集用パソコン２
に接続される受信機(図示せず)により受信されて、検波
等がなされ収集されている。

【００４６】このようにして、収集された狩り場、釣り
場の各種データはインターフェ−ス等を介して収集用パ
ソコン２に入力され、予め格納されるデータ加工用プロ
グラムによりタイマー等が用いられ漁猟ゲームに適合す
るようなデータに加工され、さらにインターネットを介
してサーバー１に送信されている。

【００４７】なお、上記データ加工用プログラムは、予
めＣ言語、Ｃ＋＋言語、ジャバ等の何れか適切な言語が
選択され製造され、収集用パソコン２に格納されてい
る。

【００４８】ここで、上記漁猟ゲームに適合するデータ
とは、例えば、取得データが狩り場の温度または釣り場
の水温である場合には、時間連続的に測定される温度、
水温から３０分毎のデジタル値(℃)のデータとする、ま
た、取得データが狩り場の湿度である場合には、時間連
続的に測定される湿度から４０分毎の相対湿度のデジタ
ル値(％)とする。

【００４９】或いは、取得データが明るさのデータの場
合には、時間連続的に測定される光照射による照度から
１０分毎の照度のデジタル値(ルクス)とする等々であ
る。

【００５０】なお、本実施例では、１５分間隔で漁猟環
境データが収集される例を例示している。

【００５１】ここで、上記時間間隔は任意に設定可能で
あることは言うまでもなく、また時間連続的に測定され
るデータを用いてもよいことは言うまでもない。

【００５２】また、収集された狩り場、釣り場の各種デ
ータを漁猟ゲーム配信システムプログラム１２(後述)に
おいて漁猟ゲームに適合するようなデータに加工しても
よい。

【００５３】また、収集用パソコン２には、デジタルカ
メラまたはデジタルビデオカメラのためのカメラ映像の
送信用ソフトがインストールされている。

【００５４】前記運送業者が使用するパソコン３、…、
および遊技者が使用するパソコン４、…には、ＯＳ(Ope
rating System)が搭載され、ホームページを表示する
ための専用ソフトと、電子メールを使用するためのメー
ル専用ソフトがインストールされている。

【００５５】前記ゲーム機５、…は、ＣＤ−ＲＯＭ(Com
pact Disc Read 0nly Memory)等が装着されてゲ
ームデータを提供するゲーム機本体５ｈと、ゲーム機本
体５ｈに接続され、遊技者が操作に用いるコントローラ
５ｃと、ゲーム機本体５ｈに接続され、ゲーム機本体５
ｈから出力されるゲーム用の映像信号、音声信号をそれ
ぞれ映像、音声に変換してゲームとして遊技者に提供す
る家庭用テレビ等のディスプレイ装置５ｄとを備え構成
されている。

【００５６】前記サーバー１には、図３に示すように、
収集用パソコン２からリアルタイムの漁猟環境データを
受信したり、不特定多数の遊技者に対して漁猟ゲームを
受配信する漁猟ゲーム受配信装置１１と、遊技者が行う
漁猟ゲームを進行する漁猟ゲーム配信システムプログラ
ム(ゲーム演算手段、プログラム)１２と、漁猟ゲームの
種々のコンテンツが格納されている漁猟ゲームコンテン
ツデータベース１３と、前記センサ２ｓ、…、デジタル
カメラ２ｃ、…によって取得される漁猟環境データが時
間の経過とともに履歴として格納される漁猟環境履歴デ
ータベース(リアルタイムデータ記録手段)１４と、さら
に遊技者登録、遊技者への獲物配送のシステム処理を行
う漁猟ゲーム獲物配送システムプログラム(プログラ
ム、品物配送情報作成手段、品物配送手段)１５と、遊
技者が登録される遊技者データベース１６と、遊技者へ
配送する獲物が記録される獲得獲物テーブル１７等が格
納されている。

【００５７】上記漁猟ゲーム配信システムプログラム１
２、漁猟ゲームコンテンツデータベース１３、漁猟環境
履歴データベース１４、漁猟ゲーム獲物配送システムプ
ログラム１５、遊技者データベース１６、獲得獲物テー
ブル１７等は、図４(ａ)に示すように、サーバー１の記
憶装置２０である磁気ディスク装置に格納されており、
システム処理に際しては、サーバー１のＣＰＵ(Central
Processing Unit)２１によって漁猟ゲーム配信シス
テムプログラム１２、漁猟ゲーム獲物配送システムプロ
グラム１５が実行されることにより、漁猟ゲームの一連
のシステム処理が行われる。

【００５８】ちなみに、図１、図４(ａ)から分かるよう
に、遊技者が使用するパソコン４、…、ゲーム機５、…
は入力装置２２および出力装置２３であり、収集用パソ
コン２は入力装置２２であり、運送業者のパソコン３は
出力装置２３にそれぞれ該当している。

【００５９】また、図４(ｂ)に示すように、漁猟ゲーム
の動画像は、実際の漁猟環境データ等を用いて製作され
る画像データが画像処理装置２４に送られ、画像処理装
置２４において画像データの伸張、ディジタルアナログ
変換等が行われ、そこで得られる画像信号がＲＧＢ(Red
Green Blue ３原色)信号として出力されている。

【００６０】また、画像処理装置２４からＮＴＳＣ(Nat
ional Television System Committee)エンコーダ
２５に入力され輝度信号および色信号のビデオ信号とし
て出力されている。

【００６１】また、漁猟ゲームの音声は、実際の漁猟環
境データ等を用いて製作された音声データが音声処理装
置２６を介してデコード等がなされオーディオ信号とし
て出力されている。

【００６２】前記漁猟環境履歴データベース１４は、セ
ンサ２ｓ、…、デジタルカメラ２ｃ、…によって取得さ
れる実際の漁猟環境データが時間の経過に従って日時と
ともに漁猟環境履歴レコードとして格納されている。

【００６３】上記漁猟環境履歴レコードは、日時をキー
項目として、前記漁猟場の温度データ(℃)、水温データ
(℃)、相対湿度(％)、照度(ルクス)等がデータ項目とし
て記録されている。

【００６４】例えば、２００１年８月３日午前９時１５
分時点での環境データの温度２５度、水温２１度、相対
湿度６０％、照度２９ルクス等の場合には、図５(ａ)に
示すように、２０００年８月３日午前９時１５分を示す
200108030915がキー項目として、環境データの温度２５
度、水温２１度、相対湿度６０％、照度２９ルクスを示
す２５、２１、６０、２９という数値がそれぞれ温度、
水温、相対湿度、照度に該当するデータ項目に記録され
ている。

【００６５】なお、デジタルカメラ２ｃ、…によって撮
影される実際の漁猟場映像(リアルタイムデータ、漁猟
場情報)は、サーバー１に格納される漁猟場映像フォル
ダ(リアルタイムデータ記録手段)１４ｅに収録日時別に
記録されている。

【００６６】また、実際の漁猟場における音(リアルタ
イムデータ、漁猟場情報)は音声記録装置２ｓによって
時間経過に従い所定時間毎に収録され、収録日時毎にサ
ーバー１に格納される漁猟場音フォルダ(リアルタイム
データ記録手段)１４ｐに記録されている。

【００６７】前記漁猟ゲームコンテンツデータベース１
３には、様々な漁猟環境データに応じた種々の仮想漁猟
環境コンテンツが予め製造され、その他の漁猟ゲームコ
ンテンツとともに格納されている。

【００６８】ここで、漁猟ゲームの仮想漁猟環境の映像
は３ＤＣＧ(Three-Dimensinal Computer Graphics)技
術を用いてポリゴンデータを用いて製作されている。

【００６９】そして、実際の漁猟環境データに応じた種
々の仮想漁猟環境コンテンツは予め製作され漁猟環境切
り換えフラグに対応付けて構成されており、該当する漁
猟環境切り換えフラグを選択することにより実際の漁猟
環境データに対応した仮想漁猟環境コンテンツが選択さ
れゲームが製作される。

【００７０】例えば、仮想漁猟環境コンテンツとして、
照度に関するデータに対しては照度に応じた明るさや朝
昼夜の映像がそれぞれ製造されている。

【００７１】また、例えば、湿度に関するデータに対し
ては、湿度が高い場合には霧が出る映像が、或いは湿度
が低い場合にはビビッドな映像が製造されている。

【００７２】また、例えば、温度に関するデータに対し
ては、温度の高低の変化が温度計により直接的にゲーム
映像に表示されたり、或いは温度の高低によってはテク
スチャー(texture)の色目を変えたり、或いは温度が非
常に高い場合や非常に低い場合には草木や景色がはっき
り、くっきりと見える映像が、暖温で高湿度の場合には
草木や景色がぼんやりとくすんで見える映像が製造され
ている。

【００７３】また、漁猟環境が釣り場の場合には、魚群
探知機で魚の群れを探知してそのデータに基づいて、そ
れに応じた魚の群の映像が製造されている等々である。

【００７４】さらに、測定した漁猟環境データに基づく
漁猟環境に応じて、実際の獲物の行動を模して漁猟ゲー
ムにおける獲物の行動が仮想漁猟環境コンテンツとして
製作されている。

【００７５】例えば、漁猟場が釣り場の場合、川魚は昼
間は岩影に留まっており、夜が訪れると岩影より泳ぎ出
して泳ぐという映像が製造されている。

【００７６】また、漁猟環境が狩り場の場合、コウモリ
は昼間は洞窟に潜んで留まっており、夜になると飛び廻
る、或いは、気候の変化、気温の変化により飛来する渡
り鳥の種類が変化する、或いは、クマは冬が訪れると冬
眠を行い、暖かい季節になると森の中を餌を求めて動き
廻る等の映像が製造されている。

【００７７】その他、うさぎ、いのしし、きじ、かも等
のホ乳類、鳥類の動物、或いは釣り場においては、鯉、
はぜ、うなぎ等の川魚の映像等々が既に仮想漁猟環境コ
ンテンツとして製造されているものである。

【００７８】前記漁猟ゲーム配信システムプログラム１
２は、センサ２ｓ、…、デジタルカメラ２ｃ、…によっ
て取得される実際の漁猟環境データと、該漁猟環境デー
タに対応する前記仮想漁猟環境コンテンツとを適宜、混
在させて漁猟ゲームを製作し、漁猟ゲームのジョブを実
行して各遊技者の情報端末機に配信するプログラムであ
り、Ｃ言語、Ｃ＋＋言語等を用いて製造されている。

【００７９】漁猟ゲーム配信システムプログラム１２の
実行により、漁猟ゲーム受配信装置を介して、収集され
た漁猟環境デ−タが取得されるとともに遊技者の情報端
末機から漁猟ゲームを開始するためのアクセス等が入力
され、また処理の実行に際しては、漁猟ゲームコンテン
ツデータベース１３、漁猟環境履歴データベース１４、
漁猟場映像フォルダ１４ｅ、漁猟場音フォルダ１４ｐ等
にアクセスしている。

【００８０】前記漁猟環境デ−タは時々刻々、リアルタ
イムで実行中の漁猟ゲーム配信システムプログラム１２
により取得され、タイマーから取得される日時がキー項
目に設定されて漁猟環境デ−タが漁猟環境履歴データベ
ース１４に漁猟環境レコードとして時間の経過に従って
記録されている。

【００８１】同時に、漁猟ゲーム配信システムプログラ
ム１２の処理によって、漁猟ゲームコンテンツデータベ
ース１３等がアクセスされ、取得された実際の漁猟環境
デ−タに応じて時々刻々、漁猟環境切り換えフラグを切
り替えることにより漁猟環境デ−タに対応する仮想漁猟
環境コンテンツを選択するとともに、実際の漁猟環境デ
−タである映像、音声等を適宜、混在させて漁猟ゲーム
が製作されている。

【００８２】なお、仮想漁猟環境コンテンツは、前述し
たように、予め予想される実際の漁猟環境デ−タに応じ
たコンテンツが数種類製作されている。

【００８３】そして、漁猟ゲーム配信システムプログラ
ム１２の実行により、遊技者によるパソコン４またはゲ
ーム機５からの漁猟ゲームを開始するためのアクセスに
対応し、遊技者のパソコン４、ゲーム機５へ漁猟ゲーム
を配信している。

【００８４】ここで、遊技者が漁猟ゲームを開始するに
際し、リアルタイムまたは所望の過去の日時を設定する
ことにより、任意の日時の漁猟ゲームを行うことが可能
な構成となっている。

【００８５】例えば、遊技者がリアルタイムの漁猟ゲー
ムを選択した場合には、現在時刻の時間経過に従い、漁
猟環境データに対応する仮想漁猟環境コンテンツが選択
され、実際の漁猟環境デ−タである映像、音声等を適
宜、混在させてリアルタイムに製作される漁猟ゲームが
遊技者のパソコン４またはゲーム機５へ配信される。

【００８６】或いは、遊技者が過去の日時の漁猟ゲーム
を設定した場合には、漁猟ゲーム配信システムプログラ
ム１２の実行により、まず漁猟環境履歴データベース１
４にアクセスし、遊技者により設定された日時に該当す
る漁猟環境レコードをリードして、それに対応する仮想
漁猟環境コンテンツを選択するとともに、設定された日
時の実際の漁猟環境デ−タである映像、音声等を適宜、
混在させて漁猟ゲームを製作し、さらに、引き続き時間
経過に従って漁猟環境データを漁猟環境履歴データベー
ス１４から逐次リードして、それに基づき時間経過に伴
う漁猟ゲームを継続的に製作している。

【００８７】このようにして、時間経過に従って製作さ
れる漁猟ゲームがサーバー１から遊技者のパソコン４ま
たはゲーム機５等へ配信される。

【００８８】ここで、漁猟ゲームの作成方法の例を以下
に例示する。

【００８９】なお、上述したように、下記の(例１)、
(例２)の処理は、漁猟ゲーム配信システムプログラム１
２が実行されることにより行われるものである。

【００９０】(例１)漁猟ゲーム配信システムプログラム
１２の処理により、まず、実際の魚猟環境データに対応
した仮想的魚猟場映像が選択され、実際の魚猟環境音と
組み合わされて漁猟ゲームのコンテンツが製作される。

【００９１】続いて、実際の魚猟環境映像と実際の魚猟
環境音とが組み合わされて漁猟ゲームのコンテンツが製
作される。

【００９２】続いて、実際の猪が現出する実際の映像と
実際の魚猟環境データに対応して選択された仮想魚猟環
境音とが組み合わされて漁猟ゲームのコンテンツが製作
される。

【００９３】続いて、実際の魚猟環境データに対応して
選択された仮想的魚猟環境映像と、実際の魚猟環境デー
タに対応して選択された仮想獲物、例えば逃げ回る猪
と、実際の魚猟環境データに対応して選択された仮想的
魚猟環境音とが組み合わされて漁猟ゲームのコンテンツ
が製作される、…等々。以下、省略。

【００９４】(例２)漁猟ゲーム配信システムプログラム
１２の処理により、まず、実際の魚猟環境映像と実際の
魚猟環境音とが組み合わされて漁猟ゲームのコンテンツ
が製作される。

【００９５】続いて、実際のきじが飛びたつ実際の映像
と実際の魚猟環境音とが組み合わされて漁猟ゲームのコ
ンテンツが製作される。

【００９６】続いて、実際の魚猟環境データに対応して
選択された仮想きじの映像と、実際の魚猟環境データに
対応して選択された仮想的魚猟環境音とが組み合わされ
て漁猟ゲームのコンテンツが製作される、…等々。以
下、省略。

【００９７】以上、漁猟ゲームを作成する方法を２つ例
示したが、上記(例１)、(例２)の作成方法以外のその他
の様々な作成方法を用いても漁猟ゲームが作成されるこ
とは言うまでもない。

【００９８】前記遊技者データベース１６は、漁猟ゲー
ムを行う遊技者が登録されるデータベースであり、図５
(ｂ)に示すように、各遊技者に固有に付される遊技者コ
ードが第１キー、クッキー(Cooki)が第２キーとされ、
遊技者名、電子メールアドレス、課金情報である遊技者
のクレジット番号、郵便番号、住所、電話番号等のデー
タが遊技者毎のレコードとして記録されている。

【００９９】前記獲得獲物テーブル１７は、遊技者が漁
猟ゲームにおいて獲物を仕留めた場合に仕留めた獲物に
応じて運送業者から遊技者へ配送される獲物が記録され
ている。

【０１００】ここで、仕留めた獲物は、猪、うさぎ、か
も、くま、および鯉、うなぎ等の獲物の種類と小、中、
大、特大のレベルで分類されており、それぞれの獲物に
は獲物コード乃至は連続番号が付され記録されている。

【０１０１】例えば、遊技者が仕留めたうさぎに対応し
て実物のうさぎが記録されており、或いは鯉を釣った場
合には実物の鯉または鯉の大きさに応じた重量の鯉のさ
しみが記録され、或いはうなぎを補足した場合には実物
のうなぎまたはうなぎの大きさに応じたかば焼きが記録
され、或いはかもを仕留めた場合にはかもの大きさに応
じた重さのかもの肉が記録され、或いは猪の小を仕留め
た場合には猪の肉２００ｇが対応して記録されている等
である。

【０１０２】前記漁猟ゲーム獲物配送システムプログラ
ム１５は、パール、ビジュアルＣ++、ジャバ等の何れか
のプログラミング言語を用いて作成されている。

【０１０３】ＣＰＵ２１は、漁猟ゲーム獲物配送システ
ムプログラム１５によるシステム処理の実行に際し、漁
猟ゲーム受配信装置を介して遊技者のアクセスが入力さ
れると、獲得獲物テーブル１７を制御し、さらにＯＤＢ
Ｃ(Open DataBase Connectivity)を介して遊技者デー
タベース１６を制御し、またＦＴＰソフトウェアＦｓを
制御している。

【０１０４】ここで、漁猟ゲーム獲物配送システムプロ
グラム１５によるシステム処理は、漁猟ゲーム獲物配送
システムプログラム１５がＣＰＵ２１において実行され
行われるもので、漁猟ゲーム獲物配送システムプログラ
ム１５のプログラムコードにコーディングされたコマン
ドがＣＰＵ２１において実行され、タスクが生成されて
上記の処理が行われるものである。

【０１０５】漁猟ゲーム獲物配送システムプログラム１
５の実行により、図６に示すように、遊技者から遊技者
用パソコン４またはゲーム機５を用いて漁猟ゲームを行
う申し込みを受ける(ステップ６１)と、各遊技者に固有
の遊技者コードを付加して第１キー項目とし、クッキー
を第２キー項目として、また申し込みの際に遊技者が入
力する遊技者名、電子メールアドレス、遊技者のクレジ
ット番号、郵便番号、住所、および電話番号等をデータ
項目とする遊技者レコードを遊技者データベース１６に
記録する(ステップ６２)。

【０１０６】そして、遊技者が漁猟ゲームを行い首尾よ
く獲物を仕留めた場合(ステップ６７)には、漁猟ゲーム
配信システムプログラム１２の実行により漁猟ゲーム獲
物配送システムプログラム１５の該当する引数へ、バイ
ナリ(２進数)データ、ＡＳＣＩＩ(American Standard
Code for Information Interchange)等のデータ形
式の獲物獲得情報が入力される (ステップ６３)。

【０１０７】ここで、獲物獲得情報とは、獲物獲得遊技
者の遊技者コード、クッキー、仕留めた獲物の獲物コー
ド等である。

【０１０８】漁猟ゲーム獲物配送システムプログラム１
５が実行されて獲物獲得情報が入力された場合には、獲
物獲得遊技者の遊技者コードまたはクッキーを用いて遊
技者データベース１６を検索して獲物獲得遊技者の遊技
者情報を特定し、郵便番号、住所、電話番号、遊技者名
等をリードする(ステップ６４)。

【０１０９】また、獲物獲得情報の獲物コードを用いて
獲得獲物テーブル１７を検索し、仕留めた獲物に対応し
て運送業者から遊技者へ配送される獲物を特定する(ス
テップ６５)。

【０１１０】こうして、漁猟ゲーム獲物配送システムプ
ログラム１５の実行により、獲物配送情報、すなわち、
配送される品物、郵便番号、住所、電話番号、遊技者名
等が取得し、ＦＴＰソフトウェアＦｓに出力する(ステ
ップ６６)。

【０１１１】なお、獲物配送情報がＦＴＰソフトウェア
Ｆｓに出力されると、図１、図２に示すように、サーバ
ー１から運送業者のパソコン３へファイル転送される。

【０１１２】次に、図７を用いて、遊技者が漁猟ゲーム
を行う際のシステムの流れについて説明する。

【０１１３】ここで、漁猟ゲームは、前述の漁猟ゲーム
配信システムプログラム１２、漁猟ゲーム獲物配送シス
テムプログラム１５等の漁猟ゲームのシステムプログラ
ムがＣＰＵ２１によって実行されることにより行われる
ものである。

【０１１４】漁猟ゲームを開始する遊技者がパソコン４
を使用する場合は、図１、図２に示すように、自宅Ｈま
たはゲームセンターＧ等の任意の場所において、パソコ
ン４を起動して、次いで漁猟ゲームが格納されるＣＤ−
ＲＯＭを所定のドライブに装着する。

【０１１５】そして、パソコン４において、ＣＤ−ＲＯ
Ｍを装着したドライブを選択して漁猟ゲームを実行する
と、自動的にサーバー１とインターネット接続され、漁
猟ゲームのジョブが起動される。

【０１１６】或いは、遊技者が自宅Ｈまたはゲームセン
ターＧ等においてパソコン４に代替してゲーム機５を使
用する場合には、遊技者は、まず漁猟ゲームが格納され
るＣＤ−ＲＯＭ、ゲームカートリッジ等をゲーム機本体
５ｈに装着して、コントローラ５ｃのスタートボタン等
を押下して漁猟ゲームを開始する。

【０１１７】すると、ゲーム機５は自動的にサーバー１
とインターネット接続され、漁猟ゲームのジョブが起動
される。

【０１１８】(ステップ７１)こうして遊技者が始めて漁
猟ゲームを実行すると、まず最初に、遊技者を遊技者デ
ータベース１６に登録するための入力画面(図示せず)が
ディスプレイに表示される。

【０１１９】遊技者は、画面上の指示に従って遊技者
名、電子メールアドレス、遊技者のクレジット番号、郵
便番号、住所、電話番号等を入力して漁猟ゲームへの参
加を申し込む。

【０１２０】すると、漁猟ゲーム獲物配送システムプロ
グラム１５の処理により遊技者に対して遊技者コードが
自動的に付番され、該遊技者コード、クッキー、および
入力された遊技者名、電子メールアドレス、遊技者のク
レジット番号、郵便番号、住所、電話番号等が遊技者デ
ータベース１６に遊技者レコードとして記録される。

【０１２１】(ステップ７２)続いて、ディスプレイに遊
技者が漁猟ゲームをリアルタイムまたは任意の過去の日
時で行うかを選択するための選択画面(図示せず)が表示
される。

【０１２２】ここで、選択画面は、リアルタイムを選択
するためのリアルタイムボタン、および過去の日時を選
択するために、過去の日時を入力する日時入力覧を具え
ている。

【０１２３】遊技者が漁猟ゲームをリアルタイムで行う
場合には、リアルタイムボタンをクリックする。

【０１２４】遊技者が漁猟ゲームを過去の日時で行う場
合には、日時入力覧に所望の過去の日時を入力する。

【０１２５】例えば、遊技者が過去の日時である２００
０年７月３日午前８時１０分からの漁猟ゲームを希望す
る場合には、半角で200007030810と入力する。

【０１２６】なお、漁猟ゲームへの参加申し込みが済ん
だ２回目以降の漁猟ゲームへのアクセスからは、(ステ
ップ７２)から漁猟ゲームが開始されるように構成され
ている。

【０１２７】(ステップ７３)遊技者がリアルタイムの漁
猟ゲームを選択した場合には、漁猟ゲーム配信システム
プログラム１２の処理により、センサ２ｓ、…、デジタ
ルカメラ２ｃ、…等によって取得されるリアルタイムの
実際の漁猟環境データに対応する仮想漁猟環境コンテン
ツが選択されるとともに、リアルタイムの漁猟環境デ−
タである映像、音声等が適宜、混在されて漁猟ゲームが
リアルタイムに製作され、遊技者に対して配信される。

【０１２８】よって、遊技者は、あたかも現在の時刻に
現地に赴き、現地の漁猟場の環境において釣りや狩猟を
行う感覚をもって漁猟ゲームを行うことができる。

【０１２９】(ステップ７４)遊技者が過去の日時の漁猟
ゲームを選択して、例えば200007030810と入力した場合
には、漁猟ゲーム配信システムプログラム１２の処理に
よって、２０００年７月３日午前８時１０分にセンサ２
ｓ、…、デジタルカメラ２ｃ、…によって取得され、漁
猟環境履歴データベース１４に格納される漁猟環境履歴
レコードを200007030810をキーとして検索して２０００
年７月３日午前８時１０分時点の漁猟環境履歴レコード
をリードし、入力された過去の日時の漁猟環境履歴レコ
ードに対応する仮想漁猟環境コンテンツを選択し、設定
された日時の実際の漁猟環境デ−タである映像、音声等
を適宜、混在させて漁猟ゲームを製作して、遊技者に対
して配信する。

【０１３０】そして、時間の経過に従って、漁猟ゲーム
配信システムプログラム１２は、漁猟環境履歴データベ
ース１４から２０００年７月３日午前８時１０分時点以
降の漁猟環境履歴レコードをリードして、同様に漁猟ゲ
ームを製作して遊技者へ配信する。

【０１３１】よって、遊技者は、あたかも入力した過去
の時刻に現地に赴き、現地の漁猟場の環境において釣り
や狩猟を行う感覚をもって漁猟ゲームを行うことができ
る。

【０１３２】ここで、例えば、記録される漁猟環境履歴
レコードが所定の時間間隔、１５分間隔、３０分間隔等
で記録されている場合には、漁猟ゲーム配信システムプ
ログラム１２の処理により遊技者から入力される過去の
日時から、その日時に該当する漁猟環境レコードのキー
を算出して、当該キーを有する漁猟環境履歴レコードを
漁猟環境履歴データベース１４からリードすることにな
る。

【０１３３】例えば、漁猟環境履歴レコードが漁猟環境
履歴データベース１４に、…、２０００年７月３日午前
８時００分、２０００年７月３日午前８時１５分、２０
００年７月３日午前８時３０分、…のように１５分間隔
で記録されている場合、漁猟ゲーム配信システムプログ
ラム１２の処理により、遊技者が入力した200007030810
の入力値より数値の大小関係を用いて200007030800を算
出し、200007030800をキーとする漁猟環境履歴レコード
を漁猟環境履歴データベース１４からリードする。

【０１３４】(ステップ７５)遊技者が、漁猟ゲームにお
いて獲物を仕留めたか？ (ステップ７６)遊技者が、漁猟ゲームにおいて獲物を仕
留めた場合には、漁猟ゲーム配信システムプログラム１
２の処理から仕留めた獲物を示す前記獲物コード乃至連
続番号と獲物獲得遊技者を特定する遊技者コード、遊技
者のクッキー等から成る獲物獲得情報が、漁猟ゲーム獲
物配送システムプログラム１５の処理へ入力される。

【０１３５】続いて、漁猟ゲーム獲物配送システムプロ
グラム１５の処理により、獲物を獲物獲得遊技者へ配送
するために、遊技者データベース１６をキーである遊技
者コードまたは遊技者のクッキーを用いて検索し、獲物
獲得遊技者の遊技者情報、例えば、遊技者名、郵便番
号、住所、および電話番号等をリードする。

【０１３６】同時に、漁猟ゲーム獲物配送システムプロ
グラム１５の処理により、獲得獲物テーブル１７を獲物
コード乃至は連続番号を用いて検索し配送する獲物を特
定する。

【０１３７】(ステップ７７)獲物獲得遊技者情報、配送
する獲物から成る獲物配送情報は、図３に示すように、
漁猟ゲーム獲物配送システムプログラム１５からＦＴＰ
ソフトウェアＦｓに出力され、続いて、図１、図２に示
すように、ＦＴＰソフトウェアＦｓにより運送業者の使
用するパソコン３にファイル転送される。

【０１３８】なお、獲物配送情報は電子メールを用いて
サーバー１から運送業者の使用するパソコン３に送付し
てもよい。

【０１３９】(ステップ７８)運送業者は、転送された獲
物配送情報に基づいて指定された獲物を獲物を仕留めた
遊技者宅に配送する。

【０１４０】(ステップ７９)獲物を仕留めた遊技者は、
運送業者から獲物を受け取る。

【０１４１】上述の如く、漁猟ゲームは運用される。

【０１４２】なお、(ステップ７６)において、遊技者が
獲物を仕留めた場合に、遊技者に対して仕留めた獲物に
代替して配送される品物を幾つか表示して選択させる画
面を提示し、遊技者によって配送される品物を選択さ
せ、配送される獲物を任意に選択できるように、漁猟ゲ
ーム配信システムプログラム１２または漁猟ゲーム獲物
配送システムプログラム１５においてシステム構成する
ことも可能である。

【０１４３】また、上記実施例においては、実際の漁猟
環境データに対応する仮想漁猟環境コンテンツと実際の
漁猟環境デ−タである映像、音声等を適宜、混在させて
漁猟ゲームを製作したが、実際の漁猟環境デ−タである
映像、音声等を用いず実際の漁猟環境データに対応する
仮想漁猟環境コンテンツのみを用いて漁猟ゲームを製作
することも可能であることは言うまでもない。

【０１４４】上記構成によれば、実際の狩り場、釣り場
である自然環境の森林、湖、河川に各種センサ、デジタ
ルカメラ等が配備され、リアルタイムに実際の漁猟環境
のデータが取得、収集され、該漁猟環境のデータを用い
て漁猟ゲームが製作され、遊技者に配信される。

【０１４５】よって、遊技者は、例えば、早朝なら早
朝、夜間なら夜間のリアルタイムの漁猟環境での漁猟ゲ
ームを楽しむことが可能であり、実際の釣り、狩猟に極
似したより迫真性を有し現実味を持ち、臨場感溢れる漁
猟ゲームを行うことが可能である。

【０１４６】また、遊技者は、任意の場所においてパソ
コン４、ゲーム機５等を使用して、実際の狩り場、釣り
場の漁猟環境データに基づく漁猟ゲームを行うことが可
能であるので、実際の釣り、狩猟のように準備を整え現
地に赴く必要はなく、すなわち労力、金銭、時間を消費
することなく、実際の釣り、狩猟に極似した漁猟ゲーム
を楽しむことができる。

【０１４７】よって、繁忙な人、太公望または狩猟好き
でありながら時間の都合がつかない人、或いは体の不自
由な人等においても、本漁猟ゲームを行うことで手軽に
釣りや狩猟を楽しむことが可能である。

【０１４８】さらに、遊技者は、漁猟ゲームにおいて、
獲物を仕留めることで運送業者によって実際の獲物が配
送されるので、実際の釣り、狩猟と同様な漁猟の醍醐味
を堪能することができ、大きな充足感を味わうことがで
きる。

【０１４９】また、遊技者が獲物を仕留めた際に配送さ
れる実際の獲物を、仕留めた獲物に代わる代替品を任意
に選択できるように構成すれば、配送される獲物に対す
る選択自由度が増加し、遊技者の都合や嗜好に沿った漁
猟ゲームが可能である。

【０１５０】また、遊技者は、漁猟ゲームを行う日時を
選択でき、現在または所望の過去の日時を設定すること
により任意の日時における漁猟環境の漁猟ゲームを行う
ことができるので、時間自由度を有する漁猟ゲームを行
うことができる。

【０１５１】また、漁猟環境データは、漁猟環境履歴デ
ータベース等に所定の時間間隔をもって格納されるので
記録するための記憶容量を節減することが可能である。

【０１５２】また、システム処理を行う漁猟ゲーム配信
システムプログラム、漁猟ゲーム獲物配送システムプロ
グラム等の漁猟ゲームシステムのソフトウェアはサーバ
ーに格納される構成としたが、ＣＤ−ＲＯＭ、ＭＯ(Mag
neto Optical Disk：光磁気ディスク)等の磁気記録媒
体に記録して他のコンピュータにインストールすること
も可能である。

【０１５３】また、漁猟ゲーム配信システムプログラ
ム、漁猟ゲーム獲物配送システムプログラム等の漁猟ゲ
ームシステムのソフトウェアをインターネットを介して
他のコンピュータにダウンロードできることは言うまで
もない。

【０１５４】なお、上記実施例では、漁猟ゲームを例示
したが、第２実施例である例えば、西表山猫、古代魚で
あるシーラカンス等の絶滅動物視察ゲームへも本発明は
適用可能である。

【０１５５】本構成においては、絶滅動物の生態系であ
る森林、湖、河川、海等に各種センサ、デジタルカメラ
等(リアルタイムデータ取得手段)が配備され、リアルタ
イムに絶滅動物の生態系のデータ(リアルタイムデータ)
が取得、収集される。

【０１５６】そして、該取得された生態系のデータを用
いて、漁猟ゲームと同様に、絶滅動物の生態系の既製造
の擬似映像または絶滅動物の生態系の実際の映像(リア
ルタイムデータ)、および既製造の絶滅動物の擬似映
像、擬似鳴き声等が適宜、選択され構成されて絶滅動物
視察ゲームが製作され、遊技者に配信される。

【０１５７】よって、遊技者は、例えば、早朝なら早
朝、夜間なら夜間のリアルタイムの絶滅動物の生態系に
極似したより迫真性を有し現実味を持つ絶滅動物視察ゲ
ームを楽しむことが可能であり、臨場感溢れる絶滅動物
視察ゲームを行うことが可能である。

【０１５８】また、遊技者は、任意の場所においてパソ
コン４、ゲーム機５等を使用して、実際の絶滅動物の生
態系の環境データに基づく絶滅動物視察ゲームを行うこ
とが可能であるので、実際の絶滅動物の生態系の現地に
赴く必要はなく、すなわち時間、金銭、労力を消費する
ことなく、実際の絶滅動物の生態系に極似した生態系で
の絶滅動物視察ゲームを楽しむことができる。

【０１５９】また、遊技者は、絶滅動物視察ゲームを行
う日時を、現在または所望の過去の日時を設定すること
により、任意の日時における絶滅動物の生態系の絶滅動
物視察ゲームを楽しむことが可能である。

【０１６０】また、絶滅動物の生態系のデータは、デー
タベース等に所定の時間間隔をもって格納されれば、記
録するための記憶容量を節減することが可能である。

【０１６１】また、上記実施例では、絶滅動物視察ゲー
ムを例示したが、実際の祭り、例えば、青森のねぶた祭
り、仙台の七夕祭り等における第３実施例である金魚す
くいゲームへも本発明は適用可能である。

【０１６２】すなわち、実際の祭り、例えば、青森のね
ぶた祭り、仙台の七夕祭り等の現地に各種センサ、デジ
タルカメラ等(リアルタイムデータ取得手段)が配備さ
れ、リアルタイムに実際の祭りのデータ(リアルタイム
データ)が取得、収集され、該祭りのデータを用いて金
魚すくいゲームが製作され、遊技者に配信される。

【０１６３】すなわち、金魚すくいゲームは、デジタル
カメラで撮影された祭りの現地の金魚すくいの実際の金
魚の映像に模した大きさ、形を有する既製造の金魚映像
が選択され、現地の金魚すくいの全体映像(リアルタイ
ムデータ)に該金魚映像がはめ込まれ、収録された現地
の雑踏の音声(リアルタイムデータ)が同時にながされた
りして構成されている。

【０１６４】或いは、デジタルカメラで撮影された現地
の金魚すくいの実際の金魚の映像(リアルタイムデータ)
を、取得された現地の金魚すくいの各種データに基づい
て選択された既製造の金魚すくいの全体映像にはめ込
み、収録された現地の雑踏の音声や擬似音声が適宜、な
がされたり等の演出が適宜、行われている。

【０１６５】よって、遊技者は、例えば、早朝なら早
朝、夜間なら夜間のリアルタイムの祭りの環境での金魚
すくいゲームを楽しむことが可能であり、実際の金魚す
くいに極似したより迫真性を有し現実味を持ち、臨場感
溢れる金魚すくいゲームを行うことが可能である。

【０１６６】また、遊技者は、任意の場所においてパソ
コン４、ゲーム機５等を使用して、実際の金魚すくいの
各種データに基づく金魚すくいゲームを行うことが可能
であるので、現地に赴く必要はなく、すなわち労力、金
銭、時間を消費することなく、実際の金魚すくいに極似
した金魚すくいゲームを楽しむことができる。

【０１６７】さらに、遊技者は、金魚すくいゲームにお
いて、金魚をすくいとることにより運送業者から実際の
獲物が配送されるように構成すれば、実際の金魚すくい
と同様な醍醐味を堪能することができ、大きな充足感を
味わうことができる。

【０１６８】また、遊技者が金魚をすくいとった際に配
送される実際の金魚を、すくった金魚に代わる代替品を
任意に選択できるように構成すれば、配送される品物に
対する選択自由度が増し、遊技者の都合や嗜好に沿った
金魚すくいゲームが可能である。

【０１６９】また、遊技者は、金魚すくいゲームを行う
日時を現在または所望の過去の日時に設定することによ
り、任意の日時における祭り環境の金魚すくいゲームを
楽しむことができる。

【０１７０】また、金魚すくいゲームの各種データは、
データベース等に所定の時間間隔をもって格納されれ
ば、記録するための記憶容量を節減することが可能であ
る。

【０１７１】或いは、金魚すくいゲームの各種データ
が、データベース等に時間連続的に格納されれば、間断
のない各種データが記録される。

【０１７２】従って、本発明により、現実の自然に極似
したフィールドがリアルタイムで実現され、ゲームにお
いて仕留めた獲物等の品物が配送されるとともに、所望
の過去の日時のフィールドが再現されてゲームを行うこ
とが可能であり、臨場感溢れ、遊技者の趣味嗜好に沿っ
た、しかも低廉なゲームを実現できる。

【０１７３】なお、上述した実施例においては、釣り、
狩猟等の漁猟ゲーム、絶滅動物視察ゲーム、金魚すくい
ゲームを例示しているが、その他のゲームにおいても本
発明に関わるゲームシステムおよびそのプログラムを有
効に適用し得ることは言うまでもない。

【０１７４】

【発明の効果】以上において、本発明のゲームシステム
およびプログラムによれば、現実に極似したフィールド
が実現され、且つ、ゲームにおいて獲得した実際の品物
等が入手できるとともに、所望の過去の日時のフィール
ドが再現されて臨場感溢れるゲームを行うことができる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例の漁猟ゲームシステムのハード
ウェアの概略構成を示す図。

【図２】本発明の実施例の漁猟ゲームシステムの概要を
概念的に示す図。

【図３】本発明の実施例の漁猟ゲームシステムのシステ
ム構成の概要を示す図。

【図４】(ａ)および(ｂ)は、本発明の実施例の漁猟ゲー
ムシステム全体概要を示す図、および漁猟ゲームシステ
ムにおける映像、音声データの作成に係る構成を示す
図。

【図５】(ａ)および(ｂ)は、本発明の実施例の漁猟環境
履歴データベースのデータ項目の一部を示す図、および
遊技者データベースのデータ項目の一部を示す図。

【図６】本発明の実施例の漁猟ゲームにおいて遊技者が
ゲームを開始する際の漁猟ゲーム獲物配送システムプロ
グラムのシステム処理の流れを示す図、および遊技者が
ゲームにおいて獲物を仕留めた際の漁猟ゲーム獲物配送
システムプログラムのシステム処理の流れを示す図。

【図７】本発明の実施例の漁猟ゲームシステムのシステ
ム処理の流れを示すフローチャート。

【符号の説明】

１…サーバー(コンピュータ)、２ｃ…デジタルカメラ(リアルタイムデータ取得手段)、２ｓ…各種センサ、音声記録装置(リアルタイムデータ
取得手段)、４…遊技者のパソコン(操作入力手段)、５…ゲーム機(操作入力手段)、１２…漁猟ゲーム配信システムプログラム(プログラ
ム、ゲーム演算手段)、１４…漁猟環境履歴データベース(リアルタイムデータ
記録手段)、１４ｅ… 漁猟場映像フォルダ(リアルタイムデータ記録
手段)、１４ｐ… 漁猟場音フォルダ(リアルタイムデータ記録手
段)、１５…漁猟ゲーム獲物配送システムプログラム(プログ
ラム、品物配送情報作成手段、品物配送手段)。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】リアルタイムに変化するリアルタイム
データを取得するリアルタイムデータ取得手段と、前記
リアルタイムデータに基づいてゲーム演算を行うゲーム
演算手段とを含んで構成されるゲームシステムであっ
て、プレイヤによって操作入力される操作入力手段と、前記リアルタイムデータが記録されるリアルタイムデー
タ記録手段とを備え、前記リアルタイムデータ記録手段に記録されているリア
ルタイムデータに基づいてゲーム演算を行うことを特徴
とするゲームシステム。
【請求項２】請求項１に記載のゲームシステムにお
いて、前記プレイヤの操作入力に応じて、ゲーム空間で品物が
獲得可能となっており、前記ゲーム空間で獲得した品物に応じて前記プレイヤに
配送するための品物配送情報を作成する品物配送情報作
成手段と、前記品物配送情報に基づいて品物を配送する品物配送手
段とを具備することを特徴とするゲームシステム。
【請求項３】請求項１に記載のゲームシステムにお
いて、前記ゲームシステムは、漁猟ゲームシステムであり、前記リアルタイムデータ取得手段は、実際の漁猟場に配
備されているとともに、前記リアルタイムデータは前記
漁猟場の漁猟場情報であり、前記リアルタイムデータ記録手段は、前記漁猟場情報を
記録し、前記ゲーム演算手段は、前記リアルタイムデータ記録手
段に記録された漁猟場情報に基づいてゲーム演算を行う
ことを特徴とするゲームシステム。
【請求項４】請求項３に記載のゲームシステムにお
いて、前記プレイヤの操作入力に応じて、ゲーム空間で品物が
獲得可能となっており、前記ゲーム空間で獲得した品物に応じて前記プレイヤに
配送するための品物配送情報を作成する品物配送情報作
成手段と、前記品物配送情報に基づいて品物を配送する品物配送手
段とを具備することを特徴とするゲームシステム。
【請求項５】リアルタイムに変化するリアルタイム
データを取得するリアルタイムデータ取得手段と、前記
リアルタイムデータに基づいてゲーム演算を行うゲーム
演算手段とを含んで構成されるゲームシステムであっ
て、プレイヤの操作入力に応じて、ゲーム空間で品物が獲得
可能となっており、前記ゲーム空間で獲得した品物に応じて前記プレイヤに
配送するための品物配送情報を作成する品物配送情報作
成手段と、前記品物配送情報に基づいて品物を配送する品物配送手
段とを具備することを特徴とするゲームシステム。
【請求項６】請求項５に記載のゲームシステムにお
いて、前記ゲームシステムは、漁猟ゲームシステムであり、前記リアルタイムデータ取得手段は、実際の漁猟場に配
備されているとともに、前記リアルタイムデータは前記
漁猟場の漁猟場情報であり、前記ゲーム演算手段は、前記漁猟場情報に基づいてゲー
ム演算を行うことを特徴とするゲームシステム。
【請求項７】請求項１から請求項６の何れかに記載
のゲームシステムにおいて、前記リアルタイムデータ取得手段は、時間の経過に従っ
て連続的または所定の時間間隔毎に前記リアルタイムデ
ータを取得することを特徴とするゲームシステム。
【請求項８】コンピュータに、リアルタイムに変化
するリアルタイムデータを取得させ、前記取得したリア
ルタイムデータに基づいてゲーム演算を実行させるため
のプログラムであって、プレイヤの操作入力を処理するステップと、前記リアルタイムデータを記録するステップと、前記記録したリアルタイムデータに基づいてゲーム演算
を行うステップとを実行させることを特徴とするプログ
ラム。
【請求項９】請求項８に記載のプログラムにおい
て、前記プレイヤの操作入力に応じて、ゲーム空間で品物を
獲得可能に処理するステップと、前記ゲーム空間で獲得した品物に応じて前記プレイヤに
配送するための品物配送情報を作成するステップと前記
品物配送情報に基づいて品物を配送するステップとを実
行させることを特徴とするプログラム。
【請求項１０】請求項８に記載のプログラムにおい
て、前記プログラムは、漁猟プログラムであり、前記リアルタイムデータは漁猟場の漁猟場情報であり、前記漁猟場情報を記録するステップと、記録された漁猟場情報に基づいてゲーム演算を行うステ
ップとを実行させること特徴とするプログラム。
【請求項１１】請求項１０に記載のプログラムにお
いて、前記プレイヤの操作入力に応じて、ゲーム空間で品物を
獲得可能に処理するステップと、前記ゲーム空間で獲得した品物に応じて前記プレイヤに
配送するための品物配送情報を作成するステップと前記
品物配送情報に基づいて品物を配送するステップとを実
行させることを特徴とするプログラム。
【請求項１２】コンピュータに、リアルタイムに変
化するリアルタイムデータを取得させ、前記取得したリ
アルタイムデータに基づいてゲーム演算を実行させるた
めのプログラムであって、前記プレイヤの操作入力に応じて、ゲーム空間で品物を
獲得可能に処理するステップと、前記ゲーム空間で獲得した品物に応じて前記プレイヤに
配送するための品物配送情報を作成するステップと前記
品物配送情報に基づいて品物を配送するステップとを実
行させることを特徴とするプログラム。
【請求項１３】請求項１２に記載のプログラムにお
いて、前記プログラムは、漁猟プログラムであり、前記リアルタイムデータは漁猟場の漁猟場情報であり、前記漁猟場情報に基づいてゲーム演算を行うステップを
実行させることを特徴とするプログラム。