JP2010014864A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱装置が接続される商用電源の状態に左右されず、加熱装置のヒータに電力を投入することなく、常に安定した一次側AC経路の異常を検知し、なおかつ安全に動作を停止させることが可能な加熱装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】インレット201とセラミックヒータ109cとの間の一次側AC経路214の通電と遮断を行うリレー202,203と、一次側AC経路214上であってかつリレー202,203の後段にコンデンサ207を介して接続され、一次側AC経路214上にパルスを発生させるパルス発振回路206とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱装置、及び加熱装置を備える複写機やファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。特に、転写材上に転写された未定着トナー画像を加熱定着する加熱装置に関するものである。
複写機やファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置における加熱装置は、転写材上に転写された未定着トナー画像を、加熱ローラやセラミックヒータ等で転写材上に熱定着させるためのものである。そして、加熱ローラ等を加熱する発熱体やセラミックヒータ等の近傍に設けたサーミスタ等の温度検知素子によって、加熱ローラやセラミックヒータ等が熱定着に必要な温度となるように発熱体の温度を制御している。
発熱体、すなわちヒータは通常、電気機械的スイッチ、及び、電力制御素子を介して商用電源に接続される。ヒータの温度制御を行う場合は、まず電気機械的スイッチがオンされた上で、電力制御素子を用いてヒータが目標温度となるようにヒータへ投入する電力を制御している。
ここで、電気機械的スイッチとは、ヒータを確実に停止させ、なおかつ商用電源からヒータを物理的に絶縁するためのもので、電磁リレー等が広く用いられている。
また、電力制御素子は、ヒータへ投入する電力を位相制御や波数制御によって細かく制御可能な素子であり、通常トライアックなどのゲート制御式半導体スイッチやソリッドステートリレー等の半導体素子が広く用いられている。
通常、画像形成装置では、ヒータへ電力を供給する経路(電力供給経路)と、画像形成装置を制御するコントローラ等へ電力を供給する低圧電源への経路とは内部で分岐している。そして、低圧電源をオン/オフするために別のスイッチング手段が設けられている。電磁リレー等は低圧電源とは別の経路上にある。
また、この電磁リレー等は、コントローラ等によるオン/オフも可能な構成となっている。そして、その他、ヒータ制御に異常を検出した場合、例えばヒータ温度が所定温度を超えてしまった場合等は、コントローラが異常と判断し、ゲート制御式半導体スイッチ等を停止させると共に、電磁リレー等をオフすることによってヒータへの電力供給を遮断する。構成によっては、コントローラを介さずに、コンパレータ等の比較器がサーミスタ等の温度検出素子の状態をモニタしており、異常と判断した場合に直接ゲート制御式半導体スイッチ等や電磁リレー等を遮断するものもある(例えば、特許文献1参照)。
その他、ヒータへ投入する電流値を検出している場合もあり、ヒータ温度をモニタしつつ、ヒータへ電力を供給する際の電流値をモニタし、所望の電流が投入されるよう制御する。もしこの時、所望の電流値に対し、検出される電流値が異常であった場合は、上記同様、ゲート制御式半導体スイッチ等を停止させると共に、電磁リレー等をオフすることによってヒータへの電力供給を遮断する。
更に、特許文献2のように、個別に電圧をモニタして、ヒータの異常を検出するといった方法が提案されている。
特開平06−019366号公報 特開平09−319251号公報
しかしながら上記従来例では、加熱ローラやセラミックヒータ等を加熱するためのゲート制御式半導体スイッチやソリッドステートリレー等の半導体素子が故障、破壊した際、次のようにして判断していた。つまり、加熱ローラやセラミックヒータ等に所定の時間通電して加熱し、その温度上昇を近傍に設置された温度検出手段を介して得ることにより、故障を判断していた。すなわち、半導体素子の通電制御を行う前や、通電制御中に加熱ローラやセラミックヒータ等の温度が異常に上昇することを検知したり、或いは異常に温度低下することを検知したりしていた。従って、装置に接続される商用電源のバラツキや、加熱ローラやセラミックヒータ等のバラツキ、使用される環境のバラツキ、ノイズ等による誤動作防止等を考慮して、故障判断に時間をかけていた。よって、通電する前に故障を検知できず、故障と判断するまでに時間がかかっていた。
また、加熱ローラやセラミックヒータ等に流れる電流値を検出する場合では、正常な制御を行ったときと比較して、差異が明らかに検出できないと、故障と判断できない。従って、電流値に僅かな差が現れて、故障の徴候が現れたとしても、ユーザは知ることができない。その後、故障が進行して故障判断が成され、機能停止に至って初めてユーザは故障の発生を知ることになり、システムダウンといったユーザビリティが低下するおそれがあった。
また、例えば、特許文献1のように、温度検出素子を用いて、制御によって異常を検出する方法が示されている。しかしながら、この方法においても、主に温度検出手段を介して故障判断しているため、故障検出までに時間がかかってしまう。
更に、特許文献2のように、個別に電圧をモニタして、ヒータの異常を検出するといった方法が提案されている。しかしながら、この方法においても、上記同様、実際に通電制御を行って初めて故障検出ができるようになるので、故障検出までに時間がかかってしまう、といった問題があった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、加熱手段に通電することなく事前に異常を検知することが可能となり、短時間で誤検知なく異常を検知でき、僅かな故障の徴候も事前に検知し報知できる加熱装置及び画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は以下の構成を備える。
(1)発熱体と、前記発熱体に電力を供給する電力供給手段と、を備え、前記電力供給手段から前記発熱体への電力の供給を制御する加熱装置において、前記電力供給手段と前記発熱体との間の電力供給経路の通電と遮断を行う電力供給スイッチと、前記電力供給経路上であって前記電力供給スイッチの後段にインピーダンス素子を介して接続され、前記電力供給経路上に信号を発生させる信号発生手段とを備えることを特徴とする加熱装置。
(2)前記(1)に記載の加熱装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、加熱手段に通電することなく事前に異常を検知することが可能となり、短時間で誤検知なく異常を検知でき、僅かな故障の徴候も事前に検知し報知することができる。
これは、本発明の信号発生手段が、商用電源の状態に左右されず、常に安定した信号を電力供給経路に伝達させることができるからである。
また、加熱装置の導電性フィルムへ伝達される信号も検出することができる。更に、電気機械的スイッチを設けることで、必要に応じて通電と遮断を行うことができ、他回路との干渉を防ぐことができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
以下、添付図面に即して、実施例1について説明する。
<画像形成装置の構成について>
図1は電子写真プロセスを用いた画像形成装置の概略構成図であり、例えばレーザビームプリンタの場合を示している。レーザビームプリンタ本体101(以下、本体101)は、記録紙Sを収納する給紙カセット102を有する。そして、給紙カセット102内には、給紙カセット102内に記録紙Sがあるかどうかを検知するカセット有無センサ103、給紙カセット102内の記録紙Sのサイズを検知するカセットサイズセンサ104が設けられている。なお、カセットサイズセンサ104は、複数個のマイクロスイッチで構成される。また給紙カセット102内には、給紙カセット102から記録紙Sを繰り出す給紙ローラ105a及び搬送ローラ対105b、105c、105d等が設けられている。そして、給紙ローラ105a、搬送ローラ対105b、105c、105dの下流側(記録紙Sの搬送方向下流側、以下単に下流側という)には記録紙Sを同期搬送するレジストローラ対106が設けられている。また、レジストローラ対106の下流側には、記録紙Sの先端と後端を検知し、画像書き込みタイミングをとるための給紙センサ124が設けられている。更に給紙センサ124の下流側には、レーザスキャナ部107からのレーザ光118に基づいて記録紙S上にトナー像を形成するプロセスカートリッジ108が設けられている。
更に、プロセスカートリッジ108の下流側には記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着する定着器109(加熱装置)が設けられている。そして、定着器109内の熱定着部の下流側には排紙部の搬送状態を検知する排紙センサ110、記録紙Sを搬送する搬送ローラ対111が設けられている。また、記録紙Sを排紙するフェースアップ排紙ローラ対140、記録の完了した記録紙Sを積載する積載トレイ112が設けられている。この記録紙Sの搬送基準は、記録紙Sの画像形成装置の搬送方向に直交する方向の長さ、つまり記録紙Sの幅に対して中央になるように設定されている。
排紙センサ110は、定着器109内部に設けられており、記録紙Sが熱定着部を通過したタイミングを検出する。記録紙Sは、搬送ローラ対111を通過した後、フェースアップ排紙ローラ対140を介して積載トレイ112へ排出される。この排紙部に設けられた満載検知センサ142は、積載トレイ112上の記録紙Sが満載であるかを検知すると共に、排紙部の記録紙Sの動きを検知するセンサである。
また、レーザスキャナ部107は、次のように構成されている。まず、後述する外部装置131から送出される画像信号(画像信号/VDO)に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニット113から構成されている。更に、このレーザユニット113からのレーザ光を後述する感光ドラム117上に走査するためのポリゴンモータ114、結像レンズ115、折り返しミラー116等により構成されている。
そして、プロセスカートリッジ108は、公知の電子写真プロセスに必要な、感光ドラム117、1次帯電ローラ119、現像器120、転写ローラ121、クリーナ122等から構成されている。また、定着器109は定着フィルム109a、加圧ローラ109b、定着フィルム109a内部に設けられたセラミックヒータ109c(加熱手段)、セラミックヒータ109cの表面温度を検出するサーミスタ109dから構成されている。
また、メインモータ123は、給紙ローラ105aには給紙ローラクラッチ125を介して、搬送ローラ対105b、105c、105d及びレジストローラ対106にはレジストローラクラッチ129を介して駆動力を与えている。更に、感光ドラム117を含むプロセスカートリッジ108の各ユニット、定着器109、搬送ローラ対111、フェースアップ排紙ローラ対140にも駆動力を与えている。
そして126はエンジンコントローラであり、レーザスキャナ部107、プロセスカートリッジ108、定着器109による電子写真プロセスの制御、本体101内の記録紙Sの搬送制御を行っている。
そして、127はビデオコントローラであり、パーソナルコンピュータ等の外部装置131と汎用のインターフェース130(セントロニクス(登録商標)、RS232C、USB(ユニバーサルシリアルバス)等)で接続されている。ビデオコントローラ127は、この汎用のインターフェース130から送られてくる画像情報をビットデータに展開し、そのビットデータを/VDO信号として、エンジンコントローラ126へ送出している。
エンジンコントローラ126とビデオコントローラ127の間を結ぶ線128は、両コントローラ間のコマンド/ステータス信号線、クロック信号線、/VDO信号線、同期信号線などで構成されている。
<定着器109の回路構成について>
次に商用電源から定着器109内のセラミックヒータ109cまでの回路について、図2に示す、ブロック図を用いて説明する。インレット201(電力供給手段)は、不図示の商用AC電源に接続されている。そして、インレット201の後段には、リレー202、203を介し、更にヒータ制御回路204、サーモスイッチ205を介して、セラミックヒータ109cが接続される。
エンジンコントローラ126は、リレー202、203(電力供給スイッチ)を制御しており、リレー202、203をオン/オフ(ON/OFF)している。
ヒータ制御回路204は、ソリッドステートリレーやゲート制御式半導体スイッチなどのゲート制御式半導体スイッチ等のスイッチング素子等で構成される。そして、エンジンコントローラ126からの指示に従って、位相制御や波数制御によりセラミックヒータ109cへ供給する電力を制御している。エンジンコントローラ126は、サーミスタ109dからの温度検知情報に基づいて、セラミックヒータ109cが所定の温度となるように、位相角や波数等を変化させることで電力デューティ値(電力Duty値)を制御する。この時、セラミックヒータ109cに定電力が投入されるように、ヒータ電流検知回路を設け、ヒータ制御回路204を制御する構成としても良い。
サーモスイッチ205は、セラミックヒータ109cの近傍にあり、セラミックヒータ109cの温度が異常に昇温した場合に安全性確保のためにセラミックヒータ109cへの通電を遮断する。
パルス発振回路206(信号発生手段)は、図2の通り一次側AC経路214(電力供給経路)にコンデンサ207(インピーダンス素子)を介して接続され、一次側AC経路にパルス信号(信号)(以下、単にパルスともいう)を印加する。コンデンサ207は、両極間の絶縁が保証されたコンデンサで、パルス発振回路206の一次側AC経路からの安全性を確保している。
〜パルス発振回路206の構成例について〜
パルス発振回路206は、図3(a)のごとくごく簡素に構成される場合もあるし、正弦波発生回路(図3(b))や、本体101の電子写真プロセスに使用する高圧電源出力が利用される場合もある。また、パルス発振回路206の周波数を高くすることにより、コンデンサ207の容量をより小さくすることも可能である。更に、コンデンサ207の替わりに、高耐圧抵抗器207aを用いれば、図3(a)は図3(c)のようになる。また、トランス等の絶縁素子を使用することも可能である。
パルス検出回路208(信号検知手段)は、図2に示された通り、定着フィルム109aに接触させる導電性ブラシ等を介して、更にコンデンサ209(インピーダンス素子)を介して接続される。そしてパルス検出回路208は、パルス発振回路206から発せられるパルスが定着フィルム109a上で検出されるか否か、その電圧レベルを検知している。
パルス検出回路210、212(信号検知手段)は、図2に示された一次側AC経路214に各々コンデンサ211、213(インピーダンス素子)を介して接続される。そして、一次側AC経路214上(電力供給経路上)の各々の位置でパルス発振回路206から発せられるパルスを検出する。
パルス検出回路208、210、212を、一例として図4に示した。レベル判定として、A/D(アナログ/デジタル)変換を行い、演算により、デジタル値でレベルを判断しても良いし、コンパレータ等を用いて電圧レベルで判断しても良い。また、そのままのパルス波形を取り込んで判断しても良い。
当然ながら、コンデンサ209、211、213も、コンデンサ207と同様、両極間の絶縁が保証されたコンデンサで、パルス検出回路208、210、212の一次側AC経路214からの安全性を確保している。更に、コンデンサの替わりに、高耐圧抵抗器や、トランス等を用いても差し支えない。
〜セラミックヒータ109c及びその周辺概略について〜
本実施例におけるセラミックヒータ109c及びその周辺概略について、図5及び図6に示す。図5はセラミックヒータ109c(セラミック面発ヒータ)の断面図である。図6は、定着フィルム109a(導電性フィルム)、加圧ローラ109b(加圧体)、セラミックヒータ109c周辺の断面図である。
セラミックヒータ109cは、SiC、AlN、Al2O3等のセラミックス系の絶縁基板501と、絶縁基板501の表面上にペースト印刷等で形成されている1以上の発熱体503と、発熱体503を保護しているガラス等の保護層502から構成されている。絶縁基板501裏面に、セラミックヒータ109cの温度を検出するサーミスタ109dと過昇温防止手段であるサーモスイッチ205が、通紙可能な最小の記録紙幅よりも内側の位置に配設されている。
セラミックヒータ109cは、図6に示したように、フィルムガイド601によって支持されている。定着フィルム109aは、円筒状の金属やポリイミドといった耐熱材製の高熱伝導性フィルムであり、セラミックヒータ109cを下面側に支持させたフィルムガイド601に外嵌させてある。そして、フィルムガイド601の下面のセラミックヒータ109cと、弾性加圧部材としての回転自在な加圧ローラ109bとを定着フィルム109aを挟ませて加圧ローラ109bの弾性に抗して所定の加圧力をもって圧接させる。そして加熱部としての所定幅の定着ニップ部(ニップ部)を形成させてある。また、サーモスイッチ205が過昇温防止手段としてセラミックヒータ109cの絶縁基板501裏面上に当接されている。サーモスイッチ205はフィルムガイド601に位置を矯正され、サーモスイッチ205の感熱面がセラミックヒータ109cの裏面上に当接されている。図示はしていないが、温度検出素子であるサーミスタ109dも同様にセラミックヒータ109cの裏面上に当接されている。また、セラミックヒータ109cと摺動する定着フィルム109aの摺動性を上げるために、定着フィルム109aとセラミックヒータ109cとの界面に摺動性のグリースを塗布してもかまわない。
<定着ヒータ異常検知の動作について>
次に動作について説明する。まず、本体101の不図示のメイン電源が入れられると、不図示の低圧電源が起動し、エンジンコントローラ126へ供給する電圧、例えば、3.3Vや5V等といった比較的低圧な電圧を起動する。そして、リレーやモータ等の主に駆動系を動作させるための電圧、例えば24V等といった比較的高い電圧を起動する。そしてエンジンコントローラ126が起動し、本体101のウォームアップのための前多回転動作を開始する。以下にその前多回転動作について図7のフローチャートを用いて説明する。
〜前多回転動作について〜
メイン電源がオンされると、まずエンジンコントローラ126は、リレー202、203がオフのままの状態でパルス発振回路206を動作(起動)させる(ステップ102、以下S102と記す)。そして、コンデンサ207を介して一次側AC経路214にパルスを印加する。一次側AC経路214に印加されたパルスは、セラミックヒータ109cの発熱体503に伝達する。もしこの時、何らかの異常が生じ、例えば保護層502が部分的に絶縁破壊を起こしていた場合、パルスは発熱体503からその絶縁破壊箇所を介して導電体である定着フィルム109aに伝達される。パルス検出回路208は、パルス振幅が所定のレベルを超えたことを検知すると異常と判断する(S103 yes)。このように、加熱装置を通電することなく事前に異常を検知できる。その後エンジンコントローラ126は、定着器109のエラー(定着ヒータ異常)を報知して停止し(S104)、処理を終了する。
パルス検出回路208にて異常が検出されなかった場合(S103 no)、サーモスイッチ205を介して伝達されたパルスは、コンデンサ211を介してパルス検出回路210に伝達される。パルス検出回路210は、パルス振幅が所定のレベルを超えたことを検知すると、今度は正常と判断する(S106 no)。この時エンジンコントローラ126は、パルス検出回路210からの結果に基づいて動作を継続する。ここでもし、サーモスイッチ205が何らかの異常により断線等を引き起こしていると、一次側AC経路214に印加されたパルスはパルス検出回路210に到達しない。従って、パルス検出回路210で検出されるパルス振幅は、所定のレベルに達しないため、異常と判断される(S106 yes)。この場合も上記同様、エンジンコントローラ126は、エラー(定着ヒータ異常)を報知して停止し(S107)、処理を終了する。
パルス検出回路210にて異常が検出されなかった場合、パルスはヒータ制御回路204を介して伝達する。ここでコンデンサ213を介して接続されるパルス検出回路212で検出されるパルスは、ヒータ制御回路204が正常な場合には所定のレベル内にある。これは、ヒータ制御回路204がオフされているが、所定のインピーダンスを有しているためである。従って、パルス検出回路212では、パルス振幅が所定のレンジに入らないつまりは所定のレベルより低い場合もまた高い場合も異常と判断する(S109 yes)。この場合も上記同様、エンジンコントローラ126は、エラー(定着ヒータ異常)を報知して停止し(S110)、処理を終了する。
パルス検出回路212にて異常が検出されなかった場合(S109 no)、リレー202、203をオン(ON)し、ヒータ制御回路204へ電力を供給し定着ヒータを立ち上げる(S112)。すなわち、パルス検出回路208、210、212の全てで異常が検出されなかった場合にのみ、リレー202、203をオンにする。エンジンコントローラ126は、ヒータ制御回路204を制御し、セラミックヒータ109cへ電力を供給して所定の予熱制御を行う。セラミックヒータ109cが予熱された後、メインモータ123がエンジンコントローラ126により駆動開始(起動)される(S113)。そして、感光ドラム117を含むプロセスカートリッジ108の各ユニット、定着器109、搬送ローラ対111、フェースアップ排紙ローラ対140が回転駆動される。更に、ヒータ制御回路204が制御され、定着器109内のセラミックヒータ109cの駆動制御も行われ、所定のプロセス機器の準備動作が実行される(S114)。エンジンコントローラ126は、その後セラミックヒータ109cを所定の温度まで到達させると共に各プロセス機器の準備動作を終え、スタンバイ状態に入る(S115)。
この時、エンジンコントローラ126はヒータ制御回路204を停止し、セラミックヒータ109cへの電力供給を止める。その後、エンジンコントローラ126は、リレー202、203をオフ(OFF)する。
〜プリント動作について〜
次にプリント動作について説明する。エンジンコントローラ126は、ビデオコントローラ127からプリント動作開始命令を受けると、プリント動作を開始する。この時、再びエンジンコントローラ126は、リレー202、203がオフのままの状態でパルス発振回路206を動作(起動)させ、図8のフローチャートに示す通り、手順S202からS212に従って、一次側AC経路214上の異常を検知する。詳細な動作については、図7のフローチャートに示した動作(S102からS112)と同様なので、ここでは省略する。
続いて、リレー202、203をオンし、ヒータ制御回路204へ電力を供給する。このように、プリント動作開始命令を受け取った場合にも、パルス検出回路208、210、212の全てで異常が検出されなかった場合にのみ(S203 no、S206 no、S209 no)、リレー202、203をオンにする(S212)。エンジンコントローラ126は、ヒータ制御回路204を制御し、セラミックヒータ109cへ電力を供給して所定の予熱制御を行う。セラミックヒータ109cが予熱された後、メインモータ123が駆動され(S213)、ヒータ制御回路204を制御してセラミックヒータ109cの立ち上げ、ポリゴンモータ114の駆動を開始する。メインモータ123の駆動によって、感光ドラム117及び転写ローラ121、定着器109の定着フィルム109a及び加圧ローラ109b、搬送ローラ対111、フェースアップ排紙ローラ対140がそれぞれ回転を開始する。このように所定のプロセス機器の準備動作が実行される(S214)。その後、プリント動作へ移行する(S215)。
この後エンジンコントローラ126は、レーザユニット113の光量制御を開始すると共に、1次帯電ローラ119、現像器120、転写ローラ121の高圧駆動を順次行う。エンジンコントローラ126は、不図示のCPUにてレーザ光検出センサより送られる/BD信号のパルス間隔からポリゴンモータ114の回転が定常状態になったことを検知すると、給紙ローラクラッチ125をONして給紙ローラ105aを駆動する。そして、給紙カセット102内の記録紙Sを一枚ずつ繰り出す。なお、/BD信号とは、感光ドラム117に対するレーザ光の走査開始位置を示す走査開始位置信号である。給紙ローラクラッチ125は給紙カセット102から記録紙Sを一枚繰り出すと、直ちにオフされる。繰り出された記録紙Sは、給紙ローラクラッチ125とともに、オンされたレジストローラクラッチ129により回転している搬送ローラ対105b、105c、105dによってレジストローラ対106に向けて搬送される。そしてCPUは、記録紙Sが給紙センサ124に到達したことを検知して同期信号をビデオコントローラ127に対して出力開始する。かつ、レジストローラクラッチ129をオフして搬送ローラ対105b、105c、105d及びレジストローラ対106の駆動を一時停止する。
その時ビデオコントローラ127は、画像情報のドットイメージへの展開を開始しており、/VDO信号(画像信号)出力開始の準備を完了している。ビデオコントローラ127は、エンジンコントローラ126からの同期信号を受信して1ページ分の画像データとして/VDO信号の出力を開始する。
一方エンジンコントローラ126は、同期信号出力開始とともにレジストローラクラッチ129を再びオンし、搬送ローラ対105b、105c、105d及びレジストローラ対106の駆動を再開する。搬送ローラ対105b、105c、105d及びレジストローラ対106の駆動は、記録紙Sの後端がレジストローラ対106を通過するまでの間行う。また、この間エンジンコントローラ126は、ビデオコントローラ127からの/VDO信号に応じてレーザユニット113を駆動する。レーザユニット113から発したレーザ光118は、レーザスキャナ部107のポリゴンモータ114の回転によって直線状の走査に変換され、結像レンズ115、折り返しミラー116によって感光ドラム117に照射される。
感光ドラム117は、図1中時計回り方向に所定の周速度(プロセススピード)にて回転駆動される。感光ドラム117はその回転過程で帯電手段としての1次帯電ローラ119により所定の極性・電位に一様に帯電処理される。その感光ドラム117の一様帯電面に対してレーザスキャナ部107から出力される、目的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対して変調制御(ON/OFF制御)されたレーザビームによる走査露光がなされる。そして、感光ドラム117の表面に目的の画像情報の静電潜像が形成される。感光ドラム117上に形成された静電潜像は、現像手段としての現像器120で現像材(トナー)により現像されて可視化される。
一方、一枚ずつ繰り出された記録紙Sは、搬送ローラ対105b、105c、105d及びレジストローラ対106により感光ドラム117と転写手段としての転写ローラ121の圧接部である転写ニップ部に所定の制御タイミングにて給送される。そして、その記録紙Sの表面に感光ドラム117面側のトナー画像が順次転写されていく。転写ニップ部を出た記録紙Sは、回転過程の感光ドラム117の面から順次分離されて、トナー画像を定着させるための定着器109に導入される。定着フィルム109aと加圧ローラ109bとの間を通過する記録紙Sに定着フィルム109aを介してセラミックヒータ109cの熱を印加すると共に加圧ローラ109bにより圧力を加えて、記録紙S上のトナー画像を熱定着処理する。定着器109を出た記録紙Sは、搬送ローラ対111、フェースアップ排紙ローラ対140により積載トレイ112に排紙される。
また、記録紙Sが分離した後の感光ドラム117は、クリーニング手段としてのクリーナ122により転写残りトナー等の付着汚染物の除去処理を受けて清浄面化され、繰り返して帯電処理から始まる電子写真画像形成に供される。
プリント動作を終えると、エンジンコントローラ126は、ヒータ制御回路204を停止してセラミックヒータ109cへの電力供給を止めると共に、メインモータ及びレーザスキャナ部107、その他一連のプリントプロセス処理を停止させる。その後、エンジンコントローラ126は、リレー202、203をオフする。
以上説明した通り、本実施例によれば、セラミックヒータ109cへの電力を投入する前に一次側AC経路214の異常を検知でき、セラミックヒータ109cや制御装置等の故障等の異常をユーザへ報知すると共に、安全に動作を停止できる。
次に図9を用いて、実施例2について説明する。レーザビームプリンタ等の主な構成及び動作は、実施例1にて説明した通りであるので、説明を省略し、同じ符号を用いて説明する。
本実施例では、図2で説明した、一次側AC経路214とパルス発振回路206及びパルス検出回路208、210、212をコンデンサ等のインピーダンス素子で接続させる替わりに、図9に示す通り、スイッチング素子で構成してある。このスイッチング素子は、オフ時に端子間の安全性が保証されている素子が好ましい。このような構成とすることにより、パルス検出回路208、210、202を必要に応じて接続することが可能となり、パルス検出回路同士の干渉等も低減させることができる。なお、本実施例では、リレー901、902、903、904(電気機械的スイッチ)を用いた場合を示している。また、図2と共通するものについては同じ符号を用いることとする。
<定着ヒータ異常検知の動作について>
次に動作について説明する。まず、本体101の不図示のメイン電源が入れられると、不図示の低圧電源が起動し、エンジンコントローラ126へ供給する電圧、例えば、3.3Vや5V等といった比較的低圧な電圧を起動する。そして、リレーやモータ等の主に駆動系を動作させるための電圧、例えば24V等といった比較的高い電圧を起動する。そしてエンジンコントローラ126が起動し、本体101のウォームアップのための前多回転動作を開始する。以下にその前多回転動作について図10のフローチャートを用いて説明する。
〜前多回転動作について〜
まずエンジンコントローラ126は、リレー202、203がオフのままの状態でリレー901をオンしてパルス発振回路206と一次側AC経路214を接続させ、パルス発振回路206を動作(起動)させる(S302)。一次側AC経路214に印加されたパルスは、セラミックヒータ109cの発熱体503に伝達する。そしてエンジンコントローラ126は、リレー902をオン(ON)させる。もしこの時、何らかの異常が生じ、保護層502が部分的に絶縁破壊を起こしていた場合、パルスは発熱体503からその絶縁破壊箇所を介して導電体である定着フィルム109aに伝達される。パルス検出回路208は、パルス振幅が所定のレベルを超えたことを検知すると異常と判断する(S303 yes)。その後エンジンコントローラ126は、エラー(定着ヒータ異常)を報知して停止し(S304)、処理を終了する。正常にパルスが検出された場合は(S303 no)、リレー902をオフする。
続いて、エンジンコントローラ126は、リレー903をオンする。サーモスイッチ205を介して伝達されたパルスは、リレー903を介してパルス検出回路210に伝達される。パルス検出回路210は、パルス振幅が所定のレベルを超えたことを検知すると、今度は正常と判断する。この時エンジンコントローラ126は、パルス検出回路210からの結果に基づいて動作を継続する。ここでもし、サーモスイッチ205が何らかの異常により断線等を引き起こしていると、一次側AC経路214に印加されたパルスはパルス検出回路210に到達しない。従って、パルス検出回路210で検出されるパルス振幅は、所定のレベルに達しないため、異常と判断される(S306 yes)。この場合も上記同様、エンジンコントローラ126は、エラー(定着ヒータ異常)を報知して停止し(S307)、処理を終了する。パルス検出回路210にて異常が検出されなかった場合(S306 no)、リレー903をオフする。
更にパルスはヒータ制御回路204を介して伝達する。エンジンコントローラ126は、ここでリレー904をオンする。パルス検出回路212で検出されるパルスは、ヒータ制御回路204が正常な場合には所定のレベル内にある。これは、ヒータ制御回路204がオフされているが、所定のインピーダンスを有しているからである。従って、パルス検出回路212では、パルス振幅が所定のレンジに入らないつまりは所定のレベルより低い場合もまた高い場合も異常と判断する(S309 yes)。この場合も上記同様、エンジンコントローラ126は、エラー(定着ヒータ異常)を報知して停止し(S310)、処理を終了する。以下(S312〜S315)は実施例1(図7 S112〜S115)と同様であるため、説明は省略する。なお、本実施例においても、パルス検出回路208、210、212の全てで異常が検出されなかった場合にのみ、リレー202、203をオンにする(S312)。
〜プリント動作について〜
次にプリント動作について説明する。
エンジンコントローラ126は、ビデオコントローラ127からプリント動作開始命令を受けると、プリント動作を開始する。この時、再びエンジンコントローラ126は、リレー202、203がオフのままの状態でパルス発振回路206を動作させ、図11のフローチャートに示す通り、手順S402からS412に従って、一次側AC経路214上の異常を検知する。詳細な動作(S402〜S414)については、図10のフローチャートに示した動作(S302〜S314)と同様なので、ここでは説明を省略する。この場合にもパルス検出回路208、210、212により異常が検出されなかった場合(S403 no、S406 no、S409 no)、S412〜S414でプリントのための準備を行い、プリント動作を行う(S415)。なお、その後のプリント動作は実施例1で説明した流れと同様であるため説明を省略する。
以上のような構成とすることにより、パルス検出回路同士の干渉も無くすことができ、セラミックヒータ109cへの電力を投入する前に一次側AC経路214の異常を検出することが可能である。より信頼性の高い、安定した動作を行うことができる。なおかつ、電気機械的スイッチを設けることで、必要に応じて通電/遮断が行え、他回路との干渉を防ぐことができる。
実施例1、2における画像形成装置を示した構成図 実施例1における定着器の回路構成を示したブロック図 実施例1におけるパルス発振回路を示した図 実施例1におけるパルス検出回路を示した図 実施例1、2におけるセラミックヒータの断面図 実施例1、2におけるセラミックヒータ周辺の断面図 実施例1における前多回転時の動作を示したフローチャート 実施例1におけるプリント時の動作を示したフローチャート 実施例2における定着器の回路構成を示したブロック図 実施例2における前多回転時の動作を示したフローチャート 実施例2におけるプリント時の動作を示したフローチャート
符号の説明
101 画像形成装置
109 定着器(加熱装置)
109c セラミックヒータ(加熱手段)
126 エンジンコントローラ
201 ACインレット(電力供給手段)
202,203 リレー(電力供給スイッチ)
204 ヒータ制御回路
205 サーモスイッチ
206 パルス発振回路(信号発生手段)
207,209,211,213 コンデンサ(インピーダンス素子)
208,210,212 パルス検出回路(信号検知手段)
503 発熱体
901,902,903,904 リレー(電気機械的スイッチ)

Claims (7)

  1. 発熱体と、前記発熱体に電力を供給する電力供給手段と、を備え、前記電力供給手段から前記発熱体への電力の供給を制御する加熱装置において、
    前記電力供給手段と前記発熱体との間の電力供給経路の通電と遮断を行う電力供給スイッチと、
    前記電力供給経路上であって前記電力供給スイッチの後段にインピーダンス素子を介して接続され、前記電力供給経路上に信号を発生させる信号発生手段と、
    を備えることを特徴とする加熱装置。
  2. 請求項1に記載の加熱装置において、
    前記電力供給経路上であって前記電力供給スイッチの後段にインピーダンス素子を介して接続され、前記信号発生手段により発生した信号を検知する信号検知手段を備えることを特徴とする加熱装置。
  3. 請求項2に記載の加熱装置において、
    絶縁基板と、前記絶縁基板の表面上に形成される1以上の前記発熱体と、を有する加熱手段と、
    前記加熱手段と摺動する導電性フィルムと、
    前記導電性フィルムを介して前記加熱手段とニップ部を形成するように圧接された回転自在な加圧体と、
    を備え、
    前記信号検知手段は、前記導電性フィルムにインピーダンス素子を介して接続され、前記信号発生手段により発生した信号を検知することを特徴とする加熱装置。
  4. 発熱体と、前記発熱体に電力を供給する電力供給手段と、を備え、前記電力供給手段から前記発熱体への電力の供給を制御する加熱装置において、
    前記電力供給手段と前記発熱体との間の電力供給経路の通電と遮断を行う電力供給スイッチと、
    前記電力供給経路上であって前記電力供給スイッチの後段に電気機械的スイッチを介して接続され、前記電力供給経路上に信号を発生させる信号発生手段と、
    を備えることを特徴とする加熱装置。
  5. 請求項4に記載の加熱装置において、
    前記電力供給経路上であって前記電力供給スイッチの後段に電気機械的スイッチを介して接続され、前記信号発生手段により発生した信号を検知する信号検知手段を備えることを特徴とする加熱装置。
  6. 請求項5に記載の加熱装置において、
    絶縁基板と、前記絶縁基板の表面上に形成される1以上の前記発熱体と、を有する加熱手段と、
    前記加熱手段と摺動する導電性フィルムと、
    前記導電性フィルムを介して前記加熱手段とニップ部を形成するように圧接された回転自在な加圧体と、
    を備え、
    前記信号検知手段は、前記導電性フィルムに電気機械的スイッチを介して接続され、前記信号発生手段により発生した信号を検知することを特徴とする加熱装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の加熱装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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