JP2010014823A - 楽曲情報制御装置 - Google Patents

Abstract

【課題】通信カラオケシステムにおけるカラオケ端末からサーバに歌や演奏データのアップロードを可能とし、他の端末においてアップロードされた歌や演奏データを共有する。
【解決手段】本発明は、配信したカラオケのデータの再生に伴って利用者によって記録されたカラオケ用データがアップロードされると、カラオケ用データ番号を付与して、該カラオケ用データ、該カラオケ用データ番号、及び、該カラオケ用データに対応するオフセットの組からなるレコードを、情報管理ＤＢの曲目ＩＤに対応するレコードブロックに登録する録音データ登録手段と、カラオケ端末から要求を取得すると、カラオケ用データと該カラオケ用データに対応するオフセットの組を該カラオケ端末に送信する処理、または、情報管理ＤＢに追加する処理、または、該情報管理ＤＢから削除する処理、または、該情報管理ＤＢの内容を変更する処理を行うデータ更新手段と、を有する。
【選択図】図１

Description

本発明は、楽曲情報制御装置に係り、特に、通信回線を介してカラオケの楽曲データを配信する通信カラオケシステムにおいて、カラオケ端末からの音声データを、通信回線を介して他の端末間で共有するための楽曲情報制御装置に関する。

歌を歌う際、または、主旋律を担う楽器を演奏する際に、事前に録音された伴奏を再生することにより演奏を再現するカラオケシステムがある。そのシステムとして、カラオケの楽曲を専用回線や電話回線を介してサーバからカラオケ端末に配信する通信カラオケシステムが普及している。通信カラオケシステムでは、利用者がカラオケ端末を操作することにより、随時カラオケのデータがサーバからダウンロードされることによってカラオケを楽しむことが可能である（例えば、特許文献１参照）。

また、カラオケの利用形態として、同一カラオケ装置の傍にいる者同士による合唱、あるいは、楽器を用いた演奏を加える合奏も一般的である。
特開２００２−９１４６３号公報

しかしながら、上記従来技術では、同一カラオケ端末の傍らに居ない者同士、あるいは、同時には参加できない者同志による合唱や合奏はできないという問題がある。それは、従来の通信カラオケシステムでは、データがサーバから一方的にダウンロードされるだけものであり、歌や演奏データをアップロードできないことと、仮にアップロードできたとしても、それぞれの歌のどれとどれを組み合わせれば合唱や合奏として成立するかを知る方法が存在していないからである。

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、通信カラオケシステムにおけるカラオケ端末からサーバ側に歌や演奏データのアップロードを可能とし、他の端末においてアップロードされた歌や演奏データを共有することが可能な楽曲情報制御装置を提供することを目的とする。

さらに、参加者が合唱もしくは合奏の冒頭または途中から参加することが可能な楽曲情報制御装置を提供することを目的とする。

図１は、本発明の原理構成図である。

本発明（請求項１）は、カラオケ端末に対して通信回線を介して、カラオケ曲ＤＢからカラオケのデータを配信する楽曲情報制御装置であって、
１つ以上のカラオケ端末と通信回線を介して通信を行う通信手段１１１と、
時系列に沿って表示できるカラオケ用データと該カラオケ用データの時系列中のオフセットの組を０個以上保持する情報管理データベース（ＤＢ）１２０と、
カラオケ端末から、通信手段を介して配信したカラオケのデータの再生に伴って利用者によって記録されたカラオケ用データがアップロードされると、該カラオケ用データにカラオケ用データ番号を付与して、該カラオケ用データ、該カラオケ用データ番号、及び、該カラオケ用データに対応するオフセットの組からなるレコードを、情報管理ＤＢの曲目ＩＤに対応するレコードブロックに登録する録音データ登録手段１０と、
通信手段を介して、カラオケ端末から要求を取得すると、該要求に従って、カラオケ用データと該カラオケ用データに対応するオフセットの組を該カラオケ端末に送信する処理、または、該カラオケ用データと該カラオケ用データに対応するオフセットの組を該情報管理ＤＢに追加する処理、または、該情報管理ＤＢから削除する処理、または、該情報管理ＤＢの内容を変更する処理を行うデータ更新手段２０と、を有する。

本発明は、通信回線を介してカラオケ曲ＤＢの楽曲データを配布するのみならず、カラオケ端末Ａの利用者からサーバに登録された、歌または演奏等が記録されたカラオケ用データをカラオケ端末Ｂに送信することにより、当該カラオケ端末Ｂの利用者が視聴することができると共に、当該カラオケ用データを再生すると共に合唱、または、合奏した音声データを録音し、サーバに登録することが可能となる。また、合唱や合奏を、オフセット値を調整することにより、合唱や合奏に途中から参加することも可能となる。また、カラオケ端末Ｂから登録された合唱や合奏の音声データがサーバに登録された後、また、別のカラオケ端末Ｃの利用者が、カラオケ端末Ｂとは異なるパート（カラオケ端末Ｂの合唱・合奏開始前）から参加することも可能となる。

以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。

図２は、本発明の一実施の形態における通信カラオケシステムの構成を示す。

同図に示す通信カラオケシステムは、サーバ１１０、情報管理データベース（ＤＢ）１２０、カラオケ曲ＤＢ１３０を有する配信センタ１００とカラオケ店空間内にあるカラオケ端末２００から構成される。

カラオケ端末２００は、合唱または合奏する曲目を選択する機能、選択された曲目に対応する曲目ＩＤ、サーバ１１０に対する要求の送信、及びサーバ１１０からの応答の受信を行うことが可能な通信機能、マイク（図示せず）に接続される録音機能、スピーカ、ディスプレイ等を有する。なお、曲目を選択する機能は、例えば、ディスプレイに一覧表示された楽曲名から選択すると、当該楽曲名に一意に対応付けられている曲目ＩＤに変換するものとする。

配信センタ１００のサーバ１１０は、図３に示すように、通信インタフェース（Ｉ／Ｆ）１１１、検索部１１２、合唱データ作成部１１３、更新処理部１１４、楽曲配信部１１５から構成される。

カラオケ曲ＤＢ１３０には、カラオケに用いることのできるデータが曲名ＩＤに対応付けられて格納される。ここで、カラオケに用いることのできるデータとしては、ＰＣＭ(Pulse Code Modulation)形式の音声データ、ＭＩＤＩ(Musical Instrument Digital Interface)や、当該音声データに対応する字幕やオフセット等である。

情報管理ＤＢ１２０は、図４に示すように、曲名ＩＤ、曲名（名称）毎のレコードブロックからなり、カラオケ用データ番号、カラオケ用データ、及び当該カラオケ用データに対応するオフセット情報の組からなるレコードが追加格納される形態である。つまり、１つの曲名ＩＤ・曲名に対し、カラオケ用データ番号、カラオケ用データ、オフセット情報の組からなるレコードが複数格納される。当該情報管理ＤＢ１２０は、カラオケ端末２００からカラオケ用データが登録されるまで（初期状態）は、何も登録されておらず、レコードブロック及びレコード数共に０個である。カラオケ曲ＤＢ１３０から配信したカラオケに用いることのできるデータ（楽曲データ）に対するカラオケ用データ、オフセットの情報が登録された時点で、配信した楽曲データに対応する曲目ＩＤのレコードブロックが生成され、時系列的にレコードが追加格納される。以下では、当該情報管理ＤＢ１２０に格納されるデータを合唱データと呼ぶ。これにより、カラオケ端末２００から視聴要求があった場合には、当該カラオケ端末２００に時系列的に表示することが可能となる。

また、オフセット情報は、利用者が適宜設定可能であり、再生時は、当該オフセットに応じて再生のタイミングをずらしたり、特定のパートに対してのみ合唱、または、合奏を挿入する等が可能となる。

なお、以下では、合唱データに含まれるカラオケ用データ番号をカラオケ用データの識別子として用いるが、この例に限定されることなく、カラオケ用データを一意に識別できる情報であればよい。また、当該カラオケ用データに関する登録日時や登録者名等のメタデータを設定してもよい。

以下、通信カラオケシステムにおける
（１）最初に合唱または合奏する場合；
（２）合唱または合奏を視聴する場合；
（３）２番目以降に合唱または合奏を追加する場合；
（４）サーバに登録されているカラオケ用データを削除する場合；
（５）サーバに登録されているカラオケ用データを変更する場合；
の各動作を、各実施の形態において説明する。

［第１の実施の形態］
本実施の形態では、最初に合唱または合奏する場合の動作について説明する。

なお、以下の処理を行う前に、合唱または合奏に参加する利用者は、カラオケ端末２００からサーバ１００にアクセスすることにより、サーバ１００より楽曲データを取得し、任意の曲目を選択するものとする。このとき、サーバ１００は、カラオケ曲ＤＢ１３０を参照して、既存の方法により編集された楽曲リストをカラオケ端末２００に送信し、カラオケ端末２００に表示する。また、サーバ１１０は、カラオケ端末２００毎に固有の端末ＩＤを識別可能であるものとする。

図５は、本発明の第１の実施の形態における最初に合唱または、合奏する場合のシーケンスチャートである。

ステップ１０１） カラオケ端末２００の利用者により、ディスプレイに表示されている楽曲リストから任意の曲目が選択される。

ステップ１０２） カラオケ端末２００は、選択された曲目に対応する曲目ＩＤを検索要求としてサーバ１００に送信する。

ステップ１０３） サーバ１００は、通信Ｉ／Ｆ１１１を介して当該検索要求を取得すると、検索部１１２において、曲目ＩＤに基づいて情報管理ＤＢ１２０を検索する。まだ何も情報管理ＤＢ１２０に登録されていない場合には、「検索結果なし」を通知し、検索結果が得られた場合には、当該曲目ＩＤのレコードブロック内の合唱データを送信する。本実施の形態では、最初に合唱または合奏を行う場合を想定しているので、「検索結果なし」を返却する。また、このとき、曲目ＩＤに基づいてカラオケ曲ＤＢ１３０を検索して対応する楽曲データも合わせて送信する。

ステップ１０４） カラオケ端末２００は、サーバ１００から検索結果を取得し、「検索結果なし」の通知である場合は、指定した曲目に関する合唱データはないものとし、ステップ１０５に移行し、情報管理ＤＢ１２０からなんらかの合唱データを取得した場合には、当該曲目は既に使われているとして、ステップ１０１に移行する。

ステップ１０５） カラオケ端末２００は、受信した楽曲データを再生すると共に、歌または、演奏を開始し、それを録音する。また、オフセットを適宜調整することも可能である。

ステップ１０６） カラオケ端末２００は、曲目ＩＤ、録音したカラオケ用データ、オフセットを登録指示としてサーバ１００にアップロードする。

ステップ１０７） サーバ１００は、通信Ｉ／Ｆ１１１を介して、アップロードされると、合唱データ作成部１１３において、カラオケ用データ毎に一意に対応するカラオケ用データ番号を付与し、当該曲名ＩＤ、曲名に対応する合唱データ(レコード)とする。

ステップ１０８） ステップ１０７で作成された合唱データ(レコード)を、情報管理ＤＢ１２０の曲名ＩＤのレコードブロックに登録する。

ステップ１０９） サーバ１００は、登録が完了すると、カラオケ用データ番号をメッセージに含む完了通知を通信Ｉ／Ｆ１１１を介してカラオケ端末２００に送信する。

［第２の実施の形態］
本実施の形態では、情報管理ＤＢ１２０に登録された合唱データのカラオケ用データを視聴する場合について説明する。

図６は、本発明の第２の実施の形態における合唱または合奏を視聴する場合のシーケンスチャートである。

ステップ２０１） カラオケ端末２００の利用者は、視聴したい合唱または、合奏の曲目を決定し、当該曲目を選択する。

ステップ２０２） カラオケ端末２００は、選択された曲名に対応する曲目ＩＤを検索要求をとしてサーバ１００に送信する。

ステップ２０３） サーバ１００は、通信Ｉ／Ｆ１１１を介して検索要求を取得すると、検索部１１２において、当該検索要求の曲目ＩＤに基づいて、情報管理ＤＢ１２０を検索し、当該曲目ＩＤのレコードブロックに合唱データが格納されていれば、カラオケ用データ番号のリストを送信し、格納されていなければ、「検索結果なし」を返却する。

ステップ２０４） カラオケ端末２００は、サーバ１００から検索結果を取得し、当該検索結果が「検索結果なし」の場合には、ステップ２０１に移行し、曲目ＩＤ及びカラオケ用データ番号のリストを取得した場合には、ステップ２０５に移行する。

ステップ２０５） カラオケ端末２００は、カラオケ用データ番号のリストを表示し、利用者が所望のカラオケ用データを選択することにより、当該カラオケ用データに対応するカラオケ用データ番号と曲目ＩＤの組を合唱データ要求としてサーバ１００に送信する。

ステップ２０６） サーバ１００は、当該合唱データ要求を受信すると、検索部１１２において、当該合唱データ要求の曲目ＩＤとカラオケ用データ番号に基づいて情報管理ＤＢ１２０を検索し、カラオケ用データ番号に対応するカラオケ用データをカラオケ端末２００に送信する。

ステップ２０７） これにより、カラオケ端末２００において、当該カラオケ用データを再生し、視聴することができる。

［第３の実施の形態］
前述の第１の実施の形態では、最初に情報管理ＤＢ１２０に合唱データを登録する例を示したが、本実施の形態では、２番目以降に合唱データを追加する場合の処理について説明する。

以下に示す動作は、情報管理ＤＢ１２０に合唱データを登録したカラオケ端末Ａとは別の場所にあるカラオケ端末Ｂが、端末Ａによって登録されている合唱データを視聴しながら端末Ｂの利用者が合唱または合奏を録音して、情報管理ＤＢ１２０に登録するものである。

図７は、本発明の第３の実施の形態における２番目以降に合唱または合奏データを追加する場合のシーケンスチャートである。

ステップ３０１） カラオケ端末２００の利用者により、ディスプレイに表示されている楽曲リストから任意の曲目が選択される。

ステップ３０２） カラオケ端末２００は、選択された曲名に対応する曲目ＩＤを検索要求としてサーバ１００に送信する。

ステップ３０３） サーバ１００は、通信Ｉ／Ｆ１１１を介して当該検索要求を取得すると、検索部１１２において、曲目ＩＤに基づいて情報管理ＤＢ１２０を検索し、当該曲目ＩＤに対応する合唱データが格納されていれば、カラオケ用データ番号のリストを送信し、格納されていなければ、「検索結果なし」を返却する。

ステップ３０４） カラオケ端末２００は、サーバ１００から検索結果を取得し、当該検索結果が「検索結果なし」の場合には、ステップ３０１に移行し、曲目ＩＤ及びカラオケ用データ番号のリストを取得した場合には、ステップ３０５に移行する。

ステップ３０５） カラオケ端末２００は、カラオケ用データ番号のリストを表示し、利用者が所望のカラオケ用データを選択することにより、当該カラオケ用データに対応するカラオケ用データ番号と曲目ＩＤの組を合唱データ要求としてサーバ１００に送信する。

ステップ３０６） サーバ１００は、当該合唱データ要求を受信すると、検索部１１２において、当該合唱データ要求の曲目ＩＤとカラオケ用データ番号に基づいて情報管理ＤＢ１２０を検索し、カラオケ用データ番号に対応するカラオケ用データをカラオケ端末２００に送信する。

ステップ３０７） カラオケ端末２００の利用者は、取得したカラオケ用データを視聴する。

ステップ３０８） カラオケ端末２００の利用者は、視聴したカラオケ用データから自分が歌う、あるいは、演奏するパートを決定する。

ステップ３０９） カラオケ端末２００において、取得したカラオケ用データを再生しながら、決定したパートに対し、歌を歌うまたは、演奏し、同時に録音し、新たなカラオケ用データとする。

ステップ３１０） 録音が終了すると、曲目ＩＤ、新たなカラオケ用データ及びオフセットをサーバ１００にアップロードする。

ステップ３１１） サーバ１００は、検索部１１２においてカラオケ端末２００からアップロードされたデータの曲目ＩＤに基づいて情報管理ＤＢ１２０を検索する。

ステップ３１２） データ作成部１１３において、アップロードされたカラオケ用データにカラオケ用データ番号を付与して、検索された曲目ＩＤのレコードブロックに、カラオケ用データ番号、カラオケ用データ、オフセットからなる合唱データのレコードを情報管理ＤＢ１２０に追加登録する。

ステップ３１２） 情報管理ＤＢ１２０に追加登録された合唱データのカラオケ用データ番号をメッセージに含む完了通知を通信Ｉ／Ｆ１１１を介してカラオケ端末２００に送信する。

［第４の実施の形態］
本実施の形態では、既に情報管理ＤＢ１２０に登録されている合唱データ（カラオケ用データ）を削除する場合の動作を説明する。

図８は、本発明の第４の実施の形態における登録されているカラオケ用データを削除する場合のシーケンスチャートである。

ステップ４０１） カラオケ端末２００の利用者により、ディスプレイに表示されている楽曲リストから、利用者が削除したい任意の曲目が選択される。

ステップ４０２） カラオケ端末２００は、選択された曲目に対応する曲目ＩＤを検索要求としてサーバ１００に送信する。

ステップ４０３） サーバ１００は、通信Ｉ／Ｆ１１１を介して当該検索要求を取得すると、検索部１１２において、曲目ＩＤに基づいて情報管理ＤＢ１２０を検索し、当該曲目ＩＤに対応する合唱データが格納されていれば、カラオケ用データ番号のリストを送信し、格納されていなければ、「検索結果なし」を返却する。

ステップ４０４） カラオケ端末２００は、サーバ１００から検索結果を取得し、当該検索結果が「検索結果なし」の場合には、ステップ４０１に移行し、曲目ＩＤ及びカラオケ用データ番号のリストを取得した場合には、ステップ４０５に移行する。

ステップ４０５） カラオケ端末２００は、カラオケ用データ番号のリストを表示し、利用者が削除を希望するカラオケ用データを選択することにより、当該カラオケ用データに対応するカラオケ用データ番号と曲目ＩＤの組を合唱データ要求としてサーバ１００に送信する。

ステップ４０６） サーバ１００は、当該合唱データ要求を受信すると、検索部１１２において、当該合唱データ要求の曲目ＩＤとカラオケ用データ番号に基づいて情報管理ＤＢ１２０を検索し、カラオケ用データ番号に対応するカラオケ用データをカラオケ端末２００に送信する。

ステップ４０７） カラオケ端末２００の利用者は、取得した合唱データを視聴する。

ステップ４０８） 削除する合唱データのカラオケ用データ番号を入力する。

ステップ４０９） カラオケ端末２００は、曲目ＩＤ、カラオケ用データ番号を削除指示としてサーバ１００に送信する。

ステップ４１０） サーバ１００は、検索部１１２においてカラオケ端末２００から指示された曲目ＩＤに基づいて情報管理ＤＢ１２０を検索する。

ステップ４１１） 更新処理部１１４において、指定されたカラオケ用データ番号に対応する合唱データのレコードを削除する。

ステップ４１２） 削除したことをメッセージとする完了通知を通信Ｉ／Ｆ１１１を介してカラオケ端末２００に送信する。

［第５の実施の形態］
本実施の形態では、既に情報管理ＤＢ１２０に登録されているカラオケ用データを変更する場合について説明する。

図９は、本発明の第５の実施の形態における登録されているカラオケ用データを変更する場合のシーケンスチャートである。

ステップ５０１） カラオケ端末２００の利用者により、ディスプレイに表示されている楽曲リストから変更を希望する曲目が選択される。

ステップ５０２） カラオケ端末２００は、選択された曲目に対応する曲目ＩＤを検索要求としてサーバ１００に送信する。

ステップ５０３） サーバ１００は、通信Ｉ／Ｆ１１１を介して当該検索要求を取得すると、検索部１１２において、曲目ＩＤに基づいて情報管理ＤＢ１２０を検索し、当該曲目ＩＤに対応する合唱データが格納されていれば、カラオケ用データ番号のリストを送信し、格納されていなければ、「検索結果なし」を返却する。

ステップ５０４） カラオケ端末２００は、サーバ１００から検索結果を取得し、当該検索結果が「検索結果なし」の場合には、ステップ５０１に移行し、曲目ＩＤ及びカラオケ用データ番号のリストを取得した場合には、ステップ５０５に移行する。

ステップ５０５） カラオケ端末２００は、カラオケ用データ番号のリストを表示し、利用者が変更を希望するカラオケ用データを選択することにより、当該カラオケ用データに対応するカラオケ用データ番号と曲目ＩＤの組を合唱データ要求としてサーバ１００に送信する。

ステップ５０６） サーバ１００は、当該合唱データ要求を受信すると、検索部１１２において、当該合唱データ要求の曲目ＩＤとカラオケ用データ番号に基づいて情報管理ＤＢ１２０を検索し、カラオケ用データ番号に対応するカラオケ用データをカラオケ端末２００に送信する。

ステップ５０７） カラオケ端末２００の利用者は、取得したカラオケ用データを視聴する。

ステップ５０８） カラオケ端末２００の利用者は、視聴したカラオケ用データを決定する。

ステップ５０９） カラオケ端末２００において、取得したカラオケ用データを再生しながら、変更する歌を歌うまたは、演奏し、同時に録音し、変更カラオケ用データとする。

ステップ５１０） 録音が終了すると、不要になったカラオケ用データ番号と曲目ＩＤを削除要求としてサーバ１００に送信する。

ステップ５１１） サーバ１００の検索部１１２は、曲目ＩＤとカラオケ用データ番号に基づいて情報管理ＤＢ１２０を検索する。

ステップ５１２） 更新処理部１１４は、検索されたカラオケ用データ番号に対応するカラオケ用データを含む合唱データのレコードを削除する。

ステップ５１３） 不要となったカラオケ用データが削除されたことを通信Ｉ／Ｆ１１１を介してカラオケ端末２００に通知する。

ステップ５１４） カラオケ端末２００は、ステップ５０９で録音された変更カラオケ用データに、曲目ＩＤを付与してサーバ１００にアップロードする。

ステップ５１５） サーバ１００のデータ作成部１１３は、アップロードされたカラオケ用データにカラオケ用データ番号を付与して、情報管理ＤＢ１２０の曲目ＩＤに対応するレコードブロックに当該カラオケ用データを登録することにより、情報管理ＤＢ１２０を更新する。

ステップ５１６） 情報管理ＤＢ１２０が更新されたことを通信Ｉ／Ｆ１１１を介してカラオケ端末２００に通知する。

なお、上記の図３に示すサーバの構成要素の動作をプログラムとして構築し、サーバとして利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。

また、構築されたプログラムをハードディスクや、フレキシブルディスク・ＣＤ−ＲＯＭ等の可搬記憶媒体に格納し、コンピュータにインストールする、または、配布することが可能である。

なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。

本発明は、通信カラオケシステムに適用可能である。

本発明の原理構成図である。 本発明の通信カラオケシステムの構成図である。 本発明のサーバの構成図である。 本発明の情報管理ＤＢのデータ構成である。 本発明の第１の実施の形態における最初に合唱または合奏する場合のシーケンスチャートである。 本発明の第２の実施の形態における合唱または合奏を視聴する場合のシーケンスチャートである。 本発明の第３の実施の形態における２番目以降に合唱または合奏を追加する場合のシーケンスチャートである。 本発明の第４の実施の形態における登録されているカラオケ用データを削除する場合のシーケンスチャートである。 本発明の第５の実施の形態における登録されているカラオケ用データを変更する場合のシーケンスチャートである。

符号の説明

１０ 録音データ登録手段
２０ データ更新手段
１１０ サーバ
１１１ 通信手段、通信インタフェース（Ｉ／Ｆ）
１１２ 検索部
１１３ 合唱データ作成部
１１４ 更新処理部
１１５ 楽曲配信部１１５
１２０ 情報管理データベース（ＤＢ）
１３０ カラオケ曲データベース（ＤＢ）
２００ カラオケ端末

Claims (1)

1. カラオケ端末に対して通信回線を介して、カラオケ曲ＤＢからカラオケのデータを配信する楽曲情報制御装置であって、
   １つ以上のカラオケ端末と前記通信回線を介して通信を行う通信手段と、
   時系列に沿って表示できるカラオケ用データと該カラオケ用データの時系列中のオフセットの組を０個以上保持する情報管理データベース（ＤＢ）と、
   前記カラオケ端末から、前記通信手段を介して配信したカラオケのデータの再生に伴って利用者によって記録されたカラオケ用データがアップロードされると、該カラオケ用データにカラオケ用データ番号を付与して、該カラオケ用データ、該カラオケ用データ番号、及び、該カラオケ用データに対応するオフセットの組からなるレコードを、前記情報管理ＤＢの曲目ＩＤに対応するレコードブロックに登録する録音データ登録手段と、
   前記通信手段を介して、前記カラオケ端末から要求を取得すると、該要求に従って、前記カラオケ用データと該カラオケ用データに対応するオフセットの組を該カラオケ端末に送信する処理、または、該カラオケ用データと該カラオケ用データに対応するオフセットの組を該情報管理ＤＢに追加する処理、または、該情報管理ＤＢから削除する処理、または、該情報管理ＤＢの内容を変更する処理を行うデータ更新手段と、
   を有することを特徴とする楽曲情報制御装置。

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