JP2010014687A - 新聞用紙の色ずれ評価方法および新聞用紙 - Google Patents

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【課題】 新聞輪転印刷機のペスター時に発生する色ずれトラブルの発生を短時間で評価できる方法を提供することにある。更には、新聞輪転印刷機のペスター時に発生する色ずれの少ない新聞用紙を提供することを目的とする。
【解決手段】 新聞用紙を裁断し、幅方向(巻取り方向と直交する方向)の長さが15mmの矩形の試験片を採取し、JISP8113に基づき、定速伸張形引張試験機を用いて引張り特性を測定し、荷重5.9Nにおける定荷重伸度によって新聞用紙を輪転印刷機で印刷する時の色ずれの発生を予測する新聞用紙の色ずれ評価方法、及び前記の定荷重伸度が0.120%以下であれば色ずれは許容範囲内であると判断する新聞用紙の色ずれ評価方法、前期定荷重伸度が0.120%以下である新聞用紙である。

Description

本発明は、新聞用紙を新聞輪転印刷機で印刷する際のペスター時(紙継ぎ時)に発生する新聞用紙の色ずれ評価方法及び新聞輪転印刷機で印刷する際のペスター時(紙継ぎ時)に発生する色ずれが少ない新聞用紙に関する。
発明の背景
近年、新聞印刷技術は、オフセット輪転印刷化、カラー印刷化と共に、高速大量印刷化、自動化など大きな進歩を遂げてきている。通常新聞用巻取紙を用いる輪転印刷機では、高速大量印刷を可能とするため、印刷中の新聞巻取紙(旧巻取)から次の新聞巻取紙(新巻取)へのペスター(紙継ぎ)は、印刷機を停止することなく連続的に、かつ自動で行われる。この時、旧巻取と新巻取の物性に違いがあると、最初の印刷部で印刷された画線(1色目、例えば墨)と2番目以降の印刷部で印刷された画線(2色目、例えば藍)がずれること、即ち、色ずれが起こる。このような色ずれが発生すると、製品にできない印刷物(黒損)が発生する。これが大量に発生すると生産性が著しく低下するので、ペスター時の色ずれ(見当ずれ)は最小限に抑える必要がある。
このため、既に色ずれを少なくしようとする試みはいろいろなされている。例えば、特開2001−226899号には、紙の浸水伸度の最も大きい方向と抄紙幅方向との角度の絶対値を15度以下とした印刷用巻取紙が開示されている。(特許文献1)また、特開2005−248331号には、抄紙工程でのドロー値を1.0〜8.0%、紙の収縮率を1.0〜4.5%の範囲で管理し、MD方向の弾性率が2.0〜7.0kN/mmで、かつそのバラツキが0〜1.0kN/mmとなるようにしたオフセット印刷用紙の製造方法が開示されている。(特許文献2)
しかしながら、前者は抄紙幅方向(CD方向)の見当ずれを問題にしたものであって、抄紙方向(MD方向)の見当ずれについて解決策を提案するものではない。また、後者は、不完全な弾性体である紙について測定した弾性率を特定したものであり、弾性率は引張り動作の初期のバネ特性を示したものであり、実際の輪転機でのペスター時の用紙の引張り挙動を再現・評価しているとは言えず、抄紙方向(MD方向)の見当ずれ防止について十分な解決策とはいえない。
特開2001−226899号公報 特開2005−248331号公報
本発明の課題は上記事情に鑑み、新聞輪転印刷機のペスター時に発生する色ずれトラブルの発生を短時間で評価できる方法を提供することにある。更には、新聞輪転印刷機のペスター時に発生する色ずれの少ない新聞用紙を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決したものであって、新聞用紙を裁断し、幅方向(巻取り方向と直交する方向)の長さが15mmの矩形の試験片を採取し、JISP8113に基づき、定速仲張形引張試験機を用いて引張り特性を測定し、荷重5.9Nにおける定荷重伸度によって新聞用紙を輪転印刷機で印刷する時の色ずれの発生を予測する新聞用紙の色ずれ評価方法、及び前記の定荷重伸度が0.120%以下であれば色ずれは許容範囲内であると判断する新聞用紙の色ずれ評価方法、並びに新聞用紙を裁断し、幅方向(巻取り方向と直交する方向)の長さが15mmの矩形の試験片を採取し、JISP8113に基りき、定速伸張形引張試験機を用いて引張り特性を測定し、荷重5.9Nにおける定荷重伸度が0.120%以下である新聞用紙である。
本発明の評価方法によれば、新聞輪転印刷機のペスター時における色ずれを短時間で評価し、予測できるので色ずれによる印刷損紙の発生を少なくすることが出来る。また、本発明の新聞用紙によれば、オフセット輪転印刷時に色ずれの発生が少なく、印刷損紙の発生の少ない新聞用紙を提供することができる。
本発明者らは、新聞用紙の引張り特性と新聞輪転印刷機のペスター時における色ずれについて鋭意検討した結果、本発明を完成させるに至った。新聞用巻取紙は新聞輪転印刷機にて印刷される際に、所定のテンションがかかった状態で印刷されている。そして、ペスター時には、旧巻取の下巻きと新巻取の上巻きの物性の違いや印刷速度の変化等により、テンション変動が生じる。この時、新聞用巻取紙の伸びによりテンション変動が助長されると、色ずれが一層大きくなると考えられる。よって、前記テンションに対する新聞用紙の伸びの挙動と、ペスター時の色ずれ発生に相関があると考えられる。
ところで、一般的に紙の品質特性として使用されている伸びは、JISP8113に規定される「紙及び板紙−引張特性の試験方法」により規定されているものであり、引張破断伸びのことである。この試験方法は、一定形状の長方形試験片に破断するまでの荷重を加えていったときの最大荷重と伸びを求める方法であり、引張破断伸びの大小は紙が衝撃力を受けたときに破断するかどうかなどの指標として用いることができるが、新聞輪転印刷機でのペスター時の色ずれとの相関はなかった。
一方、定荷重伸度とは一定荷重における伸びの値であり、この定荷重伸度が小さい紙は、ペスター時のテンション変動による伸びの変動も小さいので、テンション変動を小さく抑え、しかもテンション変動の収束が早いので抄紙方向(MD方向)の色ずれトラブルを防止することができると考えられる。
新聞用紙の定荷重伸度の測定は以下のように行う。
新聞用紙を温度23℃、湿度50%RHで調湿後、抄紙幅方向(CD方向)の長さが15mmの矩形の試験片を試料とし、JISP8113に基づき、定速伸張形引張試験機を用いて抄紙方向(MD方向)の引張り特性を測定し、荷重5.9Nにおける伸び(%)を求める。
ここで、荷重を5.9N/15mmとしたのは、実際に新聞輪転印刷機で印刷するときに新聞用紙にかかるテンションと略一致させるためである。即ち、幅15mmの試験片に対する5.9N(0.6kgf)の荷重は、新聞輪転印刷機で使用する新聞用紙の幅1,626mmに換算すると約640N(65kgf)となり、実際の輪転機での荷重490N〜590N(50〜60kgf)に略相当する。(1,626mm幅は新聞用紙の主要寸法であるA巻の紙幅)
本発明の新聞用紙の定荷重伸度は0.120%以下に調整されている。
新聞用紙を製造する際に、定荷重伸度を0.120%以下に低く調整する方法としては、次のような方法がある。
パルプ原料では、繊維長の短いパルプの配合割合を減らし、繊維長の長いパルプの配合割合を増やすことが考えられる。具体的には、クラフトパルプの配合率を増やし、古紙パルプの配合割合を減らすことで、定荷重伸度を低くすることが出来る。また、パルプを適度に叩解してろ水度を低くすることも効果的である。特に新聞用紙の主原料である古紙脱墨パルプについては、仕上り原料に対してろ水度を30〜50ml程度低くして使用するのが好ましい実施形態である。さらに、原紙に含まれる灰分を低くする等の方法がある。
使用する薬品では、ポリアクリルアミド、カチオン澱粉、ポリアミドエピクロロヒドリンなどの紙力増強剤の添加量を増やす方法がある。また、抄紙条件では、原料供給速度(J)とワイヤースピード(W)の比J/W比を調整する、パルプ繊維をMD方向に配向させることや地合いを良好にする、などの方法がある。
本発明の新聞用紙の抄造に用いられる抄紙機は、両面脱水方式であるギャップフォーマー、ハイブリッドフォーマー、オントップフォーマーなどが望ましいが、これに限定されない。
本発明の新聞用紙の抄造に用いられるパルプ原料としては、通常の新聞用紙と同様のパルプ原料を使用することができ、特に限定されるものではない。例えば、グランドウッドパルプ(GP)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、脱墨パルプ(DIP)、クラフトパルプ(KP)などが使用できる。
また、配合する填料としては、炭酸カルシウム、クレー、カオリン、ホワイトカーボン、二酸化チタン、尿素ホルマリン樹脂、ポリスチレン樹脂などの一般的に使用されている填料であれば良い。
更に、必要に応じて、鹸化ロジンサイズ剤、ロジンエマルジョンサイズ剤、アルキルケテンダイマー、アルケニル無水琥珀酸などの内添サイズ剤、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、カチオン化澱粉などの紙力増強剤、ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、ジアルデヒドデンプン、ポリアクリルアミド及びポリエチレンイミンなどの湿潤紙力増強剤や、ろ水性向上剤、歩留まり向上剤、染料、pH調整剤、ピッチコントロール剤、スライムコントロール剤などを含有してもよい。また、抄紙pHは酸性、中性のいずれでもよい。
更にまた、酸化澱粉、エステル化澱粉、カチオン化澱粉などの澱粉類、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールなどの表面処理剤を塗布してもよい。また、スチレンアクリル酸重合物などの表面サイズ剤、炭酸カルシウム、クレー、酸化チタン等の顔料を塗布してもよい。
塗布装置としては、特に限定されないが、ツーロールサイズプレス、ブレードメタリングサイズプレス、ロッドメタリングサイズプレス、ゲートロールコーターなどのロールコーターや、ブレードコーター、ロッドコーター、バーコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーター、スプレーコーターなどの装置が使用される。
本発明の新聞用紙の製造に際しては、表面処理剤の塗布後に、カレンダー装置により平滑化処理するのが望ましい。かかるカレンダー装置としては、スーパーカレンダー、ソフトカレンダー、グロスカレンダー、シューカレンダーなどのカレンダー装置が使用される。
このようにして得られる本発明の新聞用紙は、ペスター時に色ずれが少ないものとなる。
以下、本発明の実施例を示す。なお、以下断りのない限り部及び%は固形分または有効成分で表す。
(実施例1)
パルプ原料として、新聞古紙脱墨パルプ(カナダ標準ろ水度150ml:ろ水度180mlの仕上りパルプを叩解したもの)50質量%、サーモメカニカルパルプ(カナダ標準ろ水度90ml)20質量%、針葉樹晒クラフトパルプ(カナダ標準ろ水度450ml)30質量%の配合割合で混合したパルプスラリーに、パルプ原料100質量部に対して、ホワイトカーボン2.0質量部、ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤紙力増強剤(星光PMC株式会社製 商品名:WS4024)0.2質量部、ロジンエマルジョンサイズ剤(星光PMC株式会社製 商品名:AL1206)0.3質量部、硫酸バンド0.8質量部を添加して紙料を調整した。この紙料をギャップフォーマー型抄紙機を用いて抄紙し、さらにオンマシンゲートロールコーターで、表面処理剤として酸化澱粉(日本コーンスターチ株式会社製 商品名:SK−150)を表裏面合計で0.8g/mの塗工量で塗工して坪量43.0g/mの新聞用紙を製造した。この新聞用紙の荷重5.9Nにおける定荷重伸度と色ずれの評価結果を表1に示した。
(実施例2)
パルプ原料の配合割合を、新聞古紙脱墨パルプ60質量%、サーモメカニカルパルプ20質量%、針葉樹晒クラフトパルプ20質量%とした以外は実施例1と同様に新聞用紙を製造した。この新聞用紙の荷重5.9Nにおける定荷重伸度と色ずれの評価結果を表1に示した。
(実施例3)
パルプ原料の配合割合を、新聞古紙脱墨パルプ60質量%、サーモメカニカルパルプ30質量%、針葉樹晒クラフトパルプ10質量%とした以外は実施例1と同様に新聞用紙を製造した。この新聞用紙の荷重5.9Nにおける定荷重伸度と色ずれの評価結果を表1に示した。
(実施例4)
新聞古紙脱墨パルプのろ水度を180mlに変化させた以外は実施例3と同様に新聞用紙を製造した。この新聞用紙の荷重5.9Nにおける定荷重伸度と色ずれの評価結果を表1に示した。
(実施例5)
パルプスラリーに添加するポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤紙力増強剤(星光PMC株式会社製 商品名:WS4024)を0.3質量部とした以外は、実施例4と同様に新聞用紙を製造した。この新聞用紙の荷重5.9Nにおける定荷重伸度と色ずれの評価結果を表1に示した。
(実施例6)
針葉樹晒クラフトパルプのろ水度を400mlに変化させた以外は実施例5と同様に新聞用紙を製造した。この新聞用紙の荷重5.9Nにおける定荷重伸度と色ずれの評価結果を表1に示した。
(実施例7)
パルプスラリーに添加するポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤紙力増強剤(星光PMC株式会社製 商品名:WS4024)を0.4質量部とした以外は、実施例6と同様に新聞用紙を製造した。この新聞用紙の荷重5.9Nにおける定荷重伸度と色ずれの評価結果を表1に示した。
(実施例8)
パルプ原料の配合割合を、新聞古紙脱墨パルプ80質量%、サーモメカニカルパルプ15質量%、針葉樹晒クラフトパルプ5質量%とし、パルプスラリーに添加するポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤紙力増強剤(星光PMC株式会社製 商品名:WS4024)を0.4質量部とした以外は、実施例1と同様に新聞用紙を製造した。この新聞用紙の荷重5.9Nにおける定荷重伸度と色ずれの評価結果を表1に示した。
(比較例1)
パルプスラリーに添加するポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤紙力増強剤(星光PMC株式会社製 商品名:WS4024)を0.1質量部とした以外は、実施例4と同様に新聞用紙を製造した。この新聞用紙の荷重5.9Nにおける定荷重伸度と色ずれの評価結果を表1に示した。
(比較例2)
パルプ原料の配合割合を、新聞古紙脱墨パルプ80質量%、サーモメカニカルパルプ15質量%、針葉樹晒クラフトパルプ5質量%とした以外は実施例4と同様に新聞用紙を製造した。この新聞用紙の荷重5.9Nにおける定荷重伸度と色ずれの評価結果を表1に示した。
(比較例3)
パルプ原料の配合割合を、新聞古紙脱墨パルプ70質量%、サーモメカニカルパルプ30質量%とした以外は比較例1と同様に新聞用紙を製造した。この新聞用紙の荷重5.9Nにおける定荷重伸度と色ずれの評価結果を表1に示した。
(試験及び評価方法)
定荷重伸度:新聞用紙を裁断し、幅方向(巻取り方向と直交する方向)の長さが15mmの矩形の試験片を採取し、JISP8113に基づき、定速伸張形引張試験機を用いて引張り特性を測定し、荷重5.9Nにおける定荷重伸度を測定した。同一試料について10個の試験片を測定してその平均値を定荷重伸度とした。
色ずれ評価方法:新聞巻取を新聞輪転印刷機にかけ、両出し12万部/時の印刷速度で、墨藍紅黄の順で4色印刷を行った。巻込み長20mを残して旧巻取から新巻取へのペスターを行い、50部を排紙した直後の墨を基準とした場合の黄色のずれ量を測定した。10回のペスターを行い、ずれ量の平均値を算出し、下記の基準で色ずれを評価した。
◎:ずれ量が0.1mm未満、○:ずれ量が0.1mm以上0.5mm未満、×:ずれ量が0.5mm以上
Figure 2010014687
表1に示した結果において、定荷重伸度の測定結果と色ずれ評価を対比してわかるように、定荷重伸度は、新聞用紙の色ずれ評価方法として有効であることがわかる。また、定荷重伸度が0.120%以下の新聞用紙は色ずれが抑制されていることがわかる。

Claims (3)

  1. 新聞用紙を裁断し、幅方向(巻取り方向と直交する方向)の長さが15mmの矩形の試験片を採取し、JISP8113に基づき、定速伸張形引張試験機を用いて引張り特性を測定し、荷重5.9Nにおける定荷重伸度によって新聞用紙を輪転印刷機で印刷する時の色ずれの発生を予測する新聞用紙の色ずれ評価方法。
  2. 荷重5.9Nにおける定荷重伸度が0.120%以下であれば色ずれは許容範囲内であると判断する請求項1記載の新聞用紙の色ずれ評価方法。
  3. 幅方向(巻取り方向と直交する方向)の長さが15mmの矩形の試験片を採取し、JISP8113に基づき、定速伸張形引張試験機を用いて引張り特性を測定し、荷重5.9Nにおける定荷重伸度が0.120%以下であることを特徴とする新聞用紙。
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