JP2010014494A - 異物検出装置、異物検出プログラム、異物除去装置、および車載通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フロントガラス等の透光部材に異物が付着したことを検出する異物検出装置において、異物の付着状態を検出できるようにする。
【解決手段】異物検出システムにおいては、異物検出処理にて、カメラ11による撮像画像を取得し(S110)、この撮像画像中において相対的に輝度の低い部位である異物領域を抽出する(S120)。さらに、異物領域に関する物理量を検出する(S130)。そして、物理量の検出結果に基づいて、異物の付着状態を判定する(S150)。そして、異物が検出された場合に、異物を除去する機能を有する手段を作動させる(S160)。従って、撮像画像中の異物領域に関する物理量を検出するので、この物理量に基づいて異物の付着状態を判定することができる。
【選択図】図3
【解決手段】異物検出システムにおいては、異物検出処理にて、カメラ11による撮像画像を取得し(S110)、この撮像画像中において相対的に輝度の低い部位である異物領域を抽出する(S120)。さらに、異物領域に関する物理量を検出する(S130)。そして、物理量の検出結果に基づいて、異物の付着状態を判定する(S150)。そして、異物が検出された場合に、異物を除去する機能を有する手段を作動させる(S160)。従って、撮像画像中の異物領域に関する物理量を検出するので、この物理量に基づいて異物の付着状態を判定することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両のフロントガラス等の透光部材に雨滴等の異物が付着したことを検出する異物検出装置、異物検出プログラム、および異物検出装置の機能を搭載した異物除去装置、車載通信装置に関する。
従来、車両のフロントガラス等の透光部材に雨滴等の異物が付着したことを検出する異物検出装置としては、フロントガラス上の一定領域内に光を照射し、フロントガラス内において全反射された反射光を集光した上でフォトダイオードにて検出する構成を用いて異物の付着を検出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
即ち、フロントガラスに異物が付着していないときには、フロントガラスへの入射光の全てが全反射されるため、フォトダイオードにおいては最大電流が検出されるが、フロントガラスに水分を含む異物が付着しているときには、入射光の一部が全反射することなく光を透過するため、フォトダイオードにおいては最大電流よりも低い電流が検出される。従来の異物検出装置においてはこのような構成で異物の有無を検出している。
特開2001−099948号公報
しかしながら、上記異物検出装置においては、異物の有無を検出することはできるが、異物が付着した面積、異物の種別、異物の付着量、或いは異物の付着強度等の付着状態を検出することはできない。なお、上記異物検出装置において、異物が付着した面積を検出することができないのは、例えば異物が水の場合と霜の場合とで、異物の単位面積あたりの透過光量が異なるためである。
つまり、異物が霜の場合では、異物が水の場合と比較して、異物(霜)とフロントガラス(透光部材)との間に空気の層ができることにより反射される光量が増え、より電流が多く検出されるのであるが、上記異物検出装置においては、電流が多く検出される理由が、異物が霜であるためか、異物が付着した面積が少ないためかを識別することができない。また同様の理由により、上記異物検出装置においては異物の付着量等の付着状態についても検出することができない。
そこで、フロントガラス等の透光部材に異物が付着したことを検出する異物検出装置において、異物の付着状態を検出できるようにすることを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された請求項1に記載の異物検出装置において、抽出手段は、画像取得手段によって取得された撮像画像中において相対的に輝度の低い部位である異物領域を抽出する。さらに、検出手段は、異物領域に関する物理量を検出する。そして、付着判定手段は、検出手段による検出結果に基づいて、異物の付着状態を判定する。
このような異物検出装置によれば、撮像画像中の異物領域に関する物理量を検出するので、この物理量に基づいて異物の付着状態を判定することができる。
なお、付着判定手段は、異物に関する物理量が、所定のデータベースに記録された参照用の物理量(閾値等)と比較する等の処理を行うことによって異物の付着状態を判定すればよい。また、本発明でいう「相対的に輝度の低い部位」とは、例えば、撮像画像中において最も輝度の高い部位に対して所定割合(例えば50%)未満の輝度の部位であってもよいし、予め設定された閾値未満の輝度の部位であってもよい。
なお、付着判定手段は、異物に関する物理量が、所定のデータベースに記録された参照用の物理量(閾値等)と比較する等の処理を行うことによって異物の付着状態を判定すればよい。また、本発明でいう「相対的に輝度の低い部位」とは、例えば、撮像画像中において最も輝度の高い部位に対して所定割合(例えば50%)未満の輝度の部位であってもよいし、予め設定された閾値未満の輝度の部位であってもよい。
さらに、本発明でいう「異物の付着状態」とは、付着した異物の種別、異物の量、異物の付着強度(払拭によって容易に除去することができるか)等を表す。
ところで、請求項1に記載の異物検出装置において、検出手段が検出する物理量としては、請求項2に記載のように異物領域の大きさを検出するようにしてもよいし、請求項3に記載のように輝度が低い部位の平均輝度を検出するにしてもよいし、請求項4に記載のように輝度が低い部位の形状が円形であるか否かを検出するようにしてもよい。また、請求項5に記載のように物理量として異物領域が占める割合を検出するようにしてもよいし、請求項6に記載のように、異物領域の位置または面積の時間変化量を検出するようにしてもよい。特に、請求項6に記載の異物検出装置においては、請求項7に記載のように、時間変化量として透光部材を払拭する払拭部材が監視対象領域を通過する前後における異物領域の位置または面積の変化を検出するようにしてもよい。
ところで、請求項1に記載の異物検出装置において、検出手段が検出する物理量としては、請求項2に記載のように異物領域の大きさを検出するようにしてもよいし、請求項3に記載のように輝度が低い部位の平均輝度を検出するにしてもよいし、請求項4に記載のように輝度が低い部位の形状が円形であるか否かを検出するようにしてもよい。また、請求項5に記載のように物理量として異物領域が占める割合を検出するようにしてもよいし、請求項6に記載のように、異物領域の位置または面積の時間変化量を検出するようにしてもよい。特に、請求項6に記載の異物検出装置においては、請求項7に記載のように、時間変化量として透光部材を払拭する払拭部材が監視対象領域を通過する前後における異物領域の位置または面積の変化を検出するようにしてもよい。
上記のような異物検出装置によれば、異物領域に関する物理量をより具体的に検出することができる。また、上記請求項2〜請求項7の何れかに記載の異物検出装置の構成(検出手段の構成)のうちの複数を組み合わせると、異物の付着状態の検出精度を向上させることができる。
さらに、請求項1〜請求項7の何れかに記載の異物検出装置において、付着判定手段は、請求項8に記載のように、検出手段による検出結果に基づいて、異物の付着状態として、降雨状態を判定するようにしてもよい。具体的には、時間に応じて異物が付着している箇所が変化していることや、異物の形状が円形であること等の検出した場合に、異物が雨滴であることを特定すればよい。
このような異物検出装置によれば、雨滴の数や大きさ、撮像画像全体の平均輝度等の情報を利用することによって降雨の強さも検出することができる。
さらに、請求項1〜請求項8の何れかに記載の異物検出装置において、付着判定手段は、請求項9に記載のように、検出手段による検出結果に基づいて、異物の付着状態として、異物が何れの物体であるかを判定するようにしてもよい。具体的には、異物が撮像画像中に均一に分布しているか否か等によって、異物が何れの物体であるかを特定すればよい。
さらに、請求項1〜請求項8の何れかに記載の異物検出装置において、付着判定手段は、請求項9に記載のように、検出手段による検出結果に基づいて、異物の付着状態として、異物が何れの物体であるかを判定するようにしてもよい。具体的には、異物が撮像画像中に均一に分布しているか否か等によって、異物が何れの物体であるかを特定すればよい。
このような異物検出装置によれば、異物の種別を特定することができるので、異物の種別に応じた処理を実施することができる。
また、請求項1〜請求項9の何れかに記載の異物検出装置において、付着判定手段は、請求項10に記載のように、異物の付着状態として、異物が凍結しているか否かを判定するようにしてもよい。具体的には、異物領域の平均輝度や異物の形状等に基づいて異物が凍結しているか否かを判定すればよい。
また、請求項1〜請求項9の何れかに記載の異物検出装置において、付着判定手段は、請求項10に記載のように、異物の付着状態として、異物が凍結しているか否かを判定するようにしてもよい。具体的には、異物領域の平均輝度や異物の形状等に基づいて異物が凍結しているか否かを判定すればよい。
このような異物検出装置によれば、異物が凍結しているか否かを判定することができるので、凍結の有無に応じた処理を実施することができる。
また、請求項11に記載の異物検出プログラムは、請求項1〜請求項10の何れかに記載の各手段としての機能をコンピュータにおいて実行するためのプログラムであることを特徴としている。
また、請求項11に記載の異物検出プログラムは、請求項1〜請求項10の何れかに記載の各手段としての機能をコンピュータにおいて実行するためのプログラムであることを特徴としている。
このような異物検出プログラムによれば、少なくとも請求項1の異物検出装置と同様の効果を享受することができる。
また、上記目的を達成するために成された請求項12に記載の異物除去装置は、異物検出手段によって異物が検出された場合に、異物を除去する機能を有する除去手段を作動させる作動制御手段を備えており、異物検出手段は請求項1〜請求項10の何れかに記載の異物検出装置として構成されている。
また、上記目的を達成するために成された請求項12に記載の異物除去装置は、異物検出手段によって異物が検出された場合に、異物を除去する機能を有する除去手段を作動させる作動制御手段を備えており、異物検出手段は請求項1〜請求項10の何れかに記載の異物検出装置として構成されている。
このような異物検出手段によれば、撮像画像中の異物領域に関する物理量に基づいて異物の付着状態を判定することができ、この付着状態に基づいて除去手段を適切に作動させることができる。
また、上記目的を達成するために成された請求項13に記載の車載通信装置は、異物検出手段によって検出された異物の付着状態を外部送信する送信手段を備えており、異物検出手段は、請求項1〜請求項10の何れかに記載の異物検出装置として構成されている。
このような車載通信装置によれば、異物検出手段が検出した異物の付着状態の情報を外部に通知することができる。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
[本実施形態の構成]
図1は本発明が適用された異物検出システム1(異物除去装置、車載通信装置)の概略構成を示すブロック図である。異物検出システム1は、車両において搭載されたシステムであって、車両に備えられた透光部材に付着した異物の種別とその量等を特定し、特定した異物の種別に応じて異物を除去する等の処理を実施するシステムである。なお、透光部材とは、車両における内部と外部とを隔離し、かつ光を透過する部材を表し、具体的にはフロントガラスやリアガラス等が該当するが、本実施形態においては、透光部材がフロントガラス31であるものとして説明する。
[本実施形態の構成]
図1は本発明が適用された異物検出システム1(異物除去装置、車載通信装置)の概略構成を示すブロック図である。異物検出システム1は、車両において搭載されたシステムであって、車両に備えられた透光部材に付着した異物の種別とその量等を特定し、特定した異物の種別に応じて異物を除去する等の処理を実施するシステムである。なお、透光部材とは、車両における内部と外部とを隔離し、かつ光を透過する部材を表し、具体的にはフロントガラスやリアガラス等が該当するが、本実施形態においては、透光部材がフロントガラス31であるものとして説明する。
異物検出システム1は、図1に示すように、演算部10(異物検出装置、異物検出手段)と、カメラ11(撮像手段)と、発光部12と、各種制御部21〜26とを備えている。
カメラ11は、例えば多数の撮像素子を有し、1秒間当たり30フレーム程度の撮像画像を出力可能な周知のカメラとして構成されている。このカメラ11による撮像画像は演算部10に送られる。
発光部12は、演算部10からの発光指令(電力の供給)を受けて発光する周知のLEDとして構成されている。
ここで、カメラ11と発光部12との位置関係について図2を用いて説明する。図2に示すように、カメラ11および発光部12は、車室内におけるフロントガラス31(透光部材)の近傍に配置されている。より具体的には、発光部12は、フロントガラス31の表面に異物が付着していないとき(つまり、ガラスと空気とが接しているとき)にフロントガラス31の内部で光が全反射するような角度で、フロントガラス31に対して光を入射させる。
ここで、カメラ11と発光部12との位置関係について図2を用いて説明する。図2に示すように、カメラ11および発光部12は、車室内におけるフロントガラス31(透光部材)の近傍に配置されている。より具体的には、発光部12は、フロントガラス31の表面に異物が付着していないとき(つまり、ガラスと空気とが接しているとき)にフロントガラス31の内部で光が全反射するような角度で、フロントガラス31に対して光を入射させる。
なお、フロントガラス31には、発光部12による光を適切にフロントガラス31の内部に導くための導入部材32が密着して配置されている。この導入部材32によって発光部12による光は、フロントガラス31に対して適切な入射角θ(θ≧約42度)となるように導入部材32とフロントガラス31との接合部31aから入射される。また、発光部12からの光は、フロントガラス31内部の反射面31bに到達し、このとき、反射面31bにおける特定の領域(監視対象領域31d)を照射する。
一方でカメラ11は、監視対象領域31dを撮像可能に配置されている。本実施形態では、カメラ11が監視対象領域31dを適切に撮像することができるように、監視対象領域31dにて反射された光がフロントガラス31の内部で全反射されることなく外部に導出する導出部材33が配置されている。
この構成によって監視対象領域31dにて反射された光(発光部12による光)は、フロントガラス31と導出部材33との接合部31cから射出されるので、カメラ11はこの光を良好に撮像することができる。なお、導入部材32および導出部材33は、例えばシリコン等の光を透過する部材から構成されていればよい。
また、カメラ11は、このカメラに対して発光部からの光以外の光(朝日や夕日等の外光)が入射されにくいように、その設置角度が設定されていればよい。加えて、発光部12は、カメラ11による撮像タイミングに応じて演算部10によって点灯・消灯が制御されるようにしてもよいし、常時点灯されていてもよい。
ところで、演算部10は、CPU、ROM、RAM等を備えた周知のマイクロコンピュータとして構成されている。演算部10は、カメラ11による撮像画像を画像処理することによって、フロントガラス31に付着した異物の有無、その種別や量等を検出する処理である異物検出処理を実施する。この異物検出処理において、演算部10は、異物の検出結果に応じて、各種制御部21〜26(除去手段)に作動指令を出力する。
なお、各種制御部21〜26としては、ワイパの作動(作動速度)を制御するワイパ制御部21、ウォッシャ液の噴射を制御するウォッシャ制御部22、ガラスにおける霜取りを行うデフォッガの作動を制御するデフォッガ制御部23、ヘッドライトやテールライトの作動を制御するライト制御部24、車両のエンジンやブレーキ等の車両運動に関する装置を制御する車両制御部25、車両の外部との通信を制御する通信制御部26等を備えている。
[本実施形態の処理]
ここで、異物検出処理について図3以下の図面を用いてより詳細に説明する。図3は演算部10が実行する異物検出処理を示すフローチャートである。
ここで、異物検出処理について図3以下の図面を用いてより詳細に説明する。図3は演算部10が実行する異物検出処理を示すフローチャートである。
異物検出処理は、例えば図示しないイグニッションがON状態にされると、所定の周期(例えば100ms)毎に起動される処理であって、まず、カメラ11による撮像画像を取得する(S110:画像取得手段)。そして、この画像を所定輝度に設定された閾値で2値化する(S120:抽出手段)。この2値化処理後の撮像画像において輝度が低い領域は、異物が付着した異物領域として抽出される。
ここで、カメラ11による撮像画像(2値化処理後)の一例を図4(a)に示す。図4(a)に示すように、フロントガラス31(監視対象領域31d)に異物が付着していないときには、監視対象領域31dの全領域において発光部12による光が全反射されるので、撮像画像の全領域が輝度の高い領域として検出される。
一方で、降雨時や降雪時等、フロントガラス31(監視対象領域31d)に異物が付着すると、異物が付着した部位において発光部12による光が透過するため、この部位は輝度の低い領域として検出される。特に、降雨時のように雨滴がフロントガラス31に付着した場合には、雨滴が付着した部位全体が輝度の低い領域として検出される。
また、降雪時や降霜時のように、異物とフロントガラス31との間に空気が入り込むような状況においては、異物が付着していないときよりは輝度が低いが、降雨時よりは輝度が高い領域が検出されたり、輝度の高い領域と低い領域とが狭い領域内で入り混じるまだら模様が検出されたりする。
このような2値化処理が終了すると、パラメータ検出処理を実施する(S130:検出手段)。このパラメータ検出処理については図5を用いて説明する。
パラメータ検出処理は、異物領域に関する物理量をはじめとする各種パラメータを検出する処理である。パラメータ検出処理においては、取得した撮像画像に基づいて、全体の平均輝度値(S210)、撮像画像全体に対する異物領域の占有率(S220)、異物領域の分布(各異物領域の座標)(S230)、異物領域の数(S240)、各異物領域の輝度の平均値(S250)、異物領域の真円度における平均値(S250)、各異物領域の面積の平均値(S270)、過去の撮像画像全体の平均輝度値に対する現在の撮像画像全体の平均輝度値を表す変化率(S280)、および過去の異物占有率に対する現在の異物占有率を表す変化率(S290)が順次検出される。
パラメータ検出処理は、異物領域に関する物理量をはじめとする各種パラメータを検出する処理である。パラメータ検出処理においては、取得した撮像画像に基づいて、全体の平均輝度値(S210)、撮像画像全体に対する異物領域の占有率(S220)、異物領域の分布(各異物領域の座標)(S230)、異物領域の数(S240)、各異物領域の輝度の平均値(S250)、異物領域の真円度における平均値(S250)、各異物領域の面積の平均値(S270)、過去の撮像画像全体の平均輝度値に対する現在の撮像画像全体の平均輝度値を表す変化率(S280)、および過去の異物占有率に対する現在の異物占有率を表す変化率(S290)が順次検出される。
なお、異物領域の真円度については、例えば、異物領域を楕円形状であるものとして長軸および短軸の長さを検出し、これらの長さの比や、これらの長さに対する面積が円としての特徴にどの程度近いかに基づいて検出すればよい。
このようなパラメータ検出処理が終了すると、パラメータ検出処理にて検出された各種パラメータをRAM等のメモリに記録する(S140)。そして、各種パラメータに基づいて、異物の付着状態を判定する判定処理を実施する(S150:付着判定手段)。
ここで、S140の処理にてパラメータをメモリに記録するのは、今回の処理にて検出されたパラメータと、過去の処理にて検出されたパラメータとを比較できるようにするためである。
記録されたパラメータは、判定処理にて撮像画像全体の平均輝度値や異物領域の面積、或いはその座標の変化率(過去に検出されたパラメータの値に対する今回検出されたパラメータの値)が演算されることによって、異物の付着状態が検出される。例えば、撮像画像全体の平均輝度値は、図4(b)に示すように、異物が付着していない場合には、撮像画像全体の輝度値が比較的高い状態で一定となる。また、異物が凍結しているような場合には、撮像画像全体の輝度値が比較的低い状態でほぼ一定となる。
一方で、異物が雨滴である場合には、撮像画像全体の輝度値が明らかに変動する。この変化率は、降雨量に応じて高くなるものと考えられる。このように判定処理では、パラメータの変化率を利用して、異物の種別等の異物の付着状態を検出することができる。
ここで、検出されたパラメータの値によって異物の付着状態がどのような状態であるかを表す一覧表を図4(c)に示す。なお、本実施形態においては、異物の種別を、降雨、スプラッシュ(豪雨の場合を含む)、降雪、降霜、および鳥の糞または泥(鳥の糞・泥)の5種類に分類し、降雨においては、より詳細に降雨の強さを検出するようにしている。
異物の付着状態を判定する際に、前述のように、パラメータの変化率を利用した場合には、変化率がかなり大きい場合(変化率が比較的大きめの値に設定された第1変化率閾値以上である場合)に、跳ね水がフロントガラス31に付着したとき等を表すスプラッシュであると判定することができる。
また、変化率がかなり小さい場合(変化率が比較的小さめの値に設定された第2変化率閾値未満である場合)に、降霜状態(凍結状態)または鳥の糞や泥が付着している状態と判定することができる。また、変化率が中程度(変化率が第2変化率以上かつ第1変化率未満である場合)に、スプラッシュを除く降雨状態または降雪状態であると判定することができる。
ところで、変化率を利用することなく、今回の処理にて検出したパラメータのみによっても異物の付着状態を検出することができる。具体的には、図4(c)に示す項目において異物の付着状態を検出することができる。即ち、撮像画像全体の平均輝度値が異物のないときの状態よりも低下していれば、フロントガラス31に何らかの異物が付着していることを検出することができる。
また、異物領域の平均輝度値が水滴(黒色)に相当する輝度値であれば、降雨状態またはスプラッシュであることを検出することができ、異物領域の平均輝度値が水滴に相当する輝度値よりも明るい輝度値であれば、降雪状態、降霜状態、または鳥の糞・泥であることを検出することができる。
さらに、異物の真円度が高ければ、降雨状態または降雪状態であることを検出することができ、異物の真円度が低ければ、スプラッシュまたは鳥の糞・泥であることを検出することができる。なお、降霜状態のときには、撮像画像全体が異物で覆われるため、真円度は検出不可能となるか、真円度が低く検出される。
続いて、各異物領域の面積および異物の占有率については、異物の付着量の判定に利用することができる。つまり、異物領域が撮像画像全体であれば、降霜状態またはスプラッシュであると判定することができ、異物領域が撮像画像全体でなければ、各異物領域の面積や異物領域の占有率に応じて、降雨量や降雪量、或いはその他の異物の付着量を検出することができる。
また、ワイパ等の払拭部材を作動させた前後において異物領域の状態(面積や座標等)が変化するか否かによっても異物の種別を識別することができる。即ち、払拭部材の作動前後において異物領域の状態が変化すれば、降雨状態、スプラッシュ、或いは降雪状態等、フロントガラス31に異物の密着度が低い状態であることを検出することができ、払拭部材の作動前後において異物領域の状態が変化しなければ(或いは変化量が微少であれば)、降霜状態または鳥の糞・泥等、フロントガラス31に対する異物の密着度が高い状態であることを検出することができる。
その他、各異物領域が撮像画像内に均一に分布していなければ、鳥の糞・泥であると判定することができ、各異物領域が撮像画像内に均一に分布していれば、その他の状態である判定することができる。
即ち、判定処理では、1または複数のパラメータを利用した異物判定によって、異物の種別や付着強度、降雨や降雪の強さ(降雨量や降雪量)を検出するようにしている。上記パラメータを利用した判定処理の一例を図6を用いて説明する。図6は判定処理を示すフローチャートである。なお、判定処理にて利用される各閾値は、適切な値の範囲が、装置の構成(例えば、カメラ11の感度・撮像範囲、発光部12の発光量、フロントガラス31の透明度等)に応じて変化するため、具体的な値は実験的に求められるべきである。
判定処理においては、まず、撮像画像全体の輝度の平均値が閾値A以上であるか否かを判定する(S310)。ここで、閾値Aは、フロントガラス31に異物が付着したときに、検出される輝度の平均値がこの閾値Aより低くなる程度の値に設定されていればよい。
撮像画像全体の輝度の平均値が閾値A以上であれば(S310:YES)、フロントガラス31に異物は付着していない旨をRAM等のメモリに記録し(S320)、判定処理を終了する。一方、撮像画像全体の輝度の平均値が閾値A未満であれば(S310:NO)、フロントガラス31には何らかの異物が付着しているものとして、S330以下の処理にて、この異物を識別する処理を実施する。
具体的には、まず、異物領域の面積平均値が閾値B未満であるか否か(S330)、異物領域の真円度の平均値が閾値C以上であるか否か(S340)、各異物領域の輝度の平均値が閾値D未満であるか否か(S350)を順次判定する。なお、閾値Bは、スプラッシュまたは降霜状態と、降雨状態、降雪状態、または鳥の糞・泥とを識別することができる程度の面積値に設定されていればよい。
また、閾値Cは、スプラッシュまたは鳥の糞・泥と、降雨状態または降雪状態とを識別することができる程度の真円度の値に設定されていればよい。さらに、閾値Dは、降雨状態およびスプラッシュと、降雪状態、降霜状態、または鳥の糞・泥とを識別することができる程度の輝度値に設定されていればよい。
S330〜S350の処理の全てで肯定判定されれば(S330〜S350の全てでYES)、異物がスプラッシュ(豪雨の場合を含む)ではない雨滴であるものとして、S360以下の処理にて降雨状態(降雨の強さ)を判定する。即ち、まず、各異物領域の面積の平均値が閾値E未満であるか否かを判定する(S360)。なお、閾値Eは、閾値Bよりも小さな値であって、降雨状態に応じた雨滴の大きさを識別可能な値に設定されていればよい。
各異物領域の面積の平均値が閾値E未満であれば(S360:YES)、続いて、撮像画像全体に対する異物領域の占有率が閾値F未満であるか否かを判定する(S370)。なお、閾値Fは、降雨状態が小雨であるか小雨とはいえない程度の雨であるかを識別することができる程度の値に設定されていればよい。
異物領域の占有率が閾値F未満であれば(S370:YES)、降雨状態が小雨である旨をRAM等のメモリに記録し(S390)、判定処理を終了する。また、異物領域の占有率が閾値F以上であれば(S370)、降雨状態が小雨でも大雨でもない雨である旨をRAM等のメモリに記録し(S400)、判定処理を終了する。
一方、S360の処理にて、各異物領域の面積の平均値が閾値E以上であれば(S360:NO)、続いて、撮像画像全体に対する異物領域の占有率が閾値G未満であるか否かを判定する(S370)。なお、閾値Gは、閾値Fよりも大きな値であって、降雨状態が大雨であるか大雨とはいえない程度の雨であるかを識別することができる程度の値に設定されていればよい。
異物領域の占有率が閾値G未満であれば(S380:YES)、降雨状態が小雨でも大雨でもない雨である旨をRAM等のメモリに記録し(S400)、判定処理を終了する。また、異物領域の占有率が閾値G以上であれば(S380:NO)、降雨状態が大雨である旨をRAM等のメモリに記録し(S390)、判定処理を終了する。
ところで、S330〜S350の処理のうちの何れかで否定判定されれば(S330〜S350の何れかでNO)、異物が通常の降雨状態ではないものとして以下の処理を実施する。即ち、まず、撮像画像全体の平均輝度値および異物の占有率の変化率(前回の撮像画像との比較値)が所定の変化率閾値以上であるか否かを判定する(S420)。なお、変化率閾値は、異物がスプラッシュであるか否かを判定できる程度の値に設定されていればよい。
撮像画像全体の平均輝度値および異物の占有率の変化率が変化率閾値以上であれば(S420:YES)、異物がスプラッシュ(豪雨)である旨をRAM等のメモリに記録し(S430)、判定処理を終了する。また、撮像画像全体の平均輝度値または異物の占有率の変化率が変化率閾値未満であれば(S420:NO)、異物が水滴によるものではないものとして、水滴以外の異物を識別する雨以外の判定処理を実施する(S440)。
雨以外の判定処理については、図7のフローチャートに示す。雨以外の判定処理は、図7に示すように、まず、撮像画像における異物占有率がほぼ100%であるか否か(異物占有率が100%近傍に設定された閾値H以上であるか否か)(S510)、各異物領域の輝度の平均値が閾値I以上であるか否か(S520)を順次判定する。なお、閾値Iは、異物が霜であるか否かを識別できる程度の値に設定されていればよい。
S510およびS520の両方で肯定判定されれば(S510:YES、かつS520:YES)、異物が霜である旨をRAM等のメモリに記録し(S530)、雨以外の判定処理を終了する。また、S510またはS520の何れかの処理で否定判定されれば(S510:NO、またはS520:NO)、引き続き、異物領域の真円度の平均値が閾値J以上であるか否かを判定する(S540)。なお、閾値Jは、異物が雪であるか鳥の糞・泥であるかを識別することができる程度の値に設定されていればよい。
真円度の平均値が閾値J以上であれば(S540:YES)、異物が雪である旨をRAM等のメモリに記録し(S550)、雨以外の判定処理を終了する。また、真円度の平均値が閾値J未満であれば(S540:NO)、異物が鳥の糞・泥である旨をRAM等のメモリに記録し(S560)、雨以外の判定処理を終了する。
雨以外の判定処理が終了すると、判定処理(図6)も終了し、判定処理が終了すると、図3に戻る。続いて、異物の付着状態の検出結果に応じて、各種制御部21〜26に対して作動指令を出力する指令出力処理を実施する(S160)。この指令出力処理の一例は、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
指令出力処理では、まず、異物として雨滴を検出したか否かを判定する(S610)。雨滴を検出していなければ(S610:NO)、後述するS670の処理に移行する。また、雨滴を検出していれば(S610:YES)、降雨状態の情報(雨の強さの情報、即ち、スプラッシュ、大雨、雨、小雨の何れであるか)を車両運動制御部25へ送信する(S620:送信手段)。降雨状態の情報を受けた車両運動制御部25では、例えば、雨が強くなるにつれて車両の速度を抑制したり、横滑り防止の制御をしたりする。
続いて、降雨状態の情報を通信制御部26を介して通信先であるセンタに対して送信する(S630:送信手段)。降雨状態の情報の提供を受けたセンタでは、降雨状態の情報を他の車両等に提供する。
次いで、降雨状態に応じてワイパを作動させる処理を行う(S640:作動制御手段)。この処理においては、降雨状態の情報をワイパ制御部21に送信し、降雨状態の情報を受けたワイパ制御部21が、雨の強さに応じて雨滴を良好に除去できる速度(インターバル)でワイパを作動させる。
続いて、車両のヘッドライトが作動中(点灯中)であるか否かを判定する(S650)。ヘッドライトが作動中であれば(S650:YES)、降雨状態に応じた配光制御をライト制御部24に対して実施させる(S660)。即ち、この処理においては、降雨状態の情報をライト制御部24に送信し、降雨状態の情報を受けたライト制御部24が、雨の強さに応じて運転者が前方を確認しやすいように配光制御を実施する。
S650の処理にてヘッドライトが作動中でない場合(S650:NO)、およびS660の処理を終了した場合には、S670の処理に移行する。
S670の処理では、判定処理にて霜を検出したか否かを判定する(S670)。霜を検出していれば(S670:YES)、デフォッガ制御部23に対して霜が除去されるまでデフォッガを作動させる(S680:作動制御手段)。
S670の処理では、判定処理にて霜を検出したか否かを判定する(S670)。霜を検出していれば(S670:YES)、デフォッガ制御部23に対して霜が除去されるまでデフォッガを作動させる(S680:作動制御手段)。
S670の処理にて霜を検出していない場合(S670:NO)、およびS680の処理が終了した場合には、鳥の糞・泥を検出したか否かを判定する(S690)。鳥の糞・泥を検出していれば(S690:YES)、ウォッシャ制御部22にウォッシャ液を噴射させるとともに、ワイパ制御部21に対してワイパを作動させる(S700:作動制御手段)。
S690の処理にて鳥の糞・泥を検出していない場合(S690:NO)、およびS700の処理が終了した場合には、指令出力処理を終了する。このような指令出力処理が終了すると、異物検出処理(図3)を終了する。
[本実施形態による効果]
以上のように詳述した異物検出システム1において、演算部10は、異物検出処理にて、異物の有無も含めて異物の付着状態を検出する(S150)。そして、異物が検出された場合に、異物を除去する機能を有するワイパ制御部21、ウォッシャ制御部22、デフォッガ制御部23を作動させる(S160)。
以上のように詳述した異物検出システム1において、演算部10は、異物検出処理にて、異物の有無も含めて異物の付着状態を検出する(S150)。そして、異物が検出された場合に、異物を除去する機能を有するワイパ制御部21、ウォッシャ制御部22、デフォッガ制御部23を作動させる(S160)。
ここで、演算部10は、異物の付着状態を検出する処理として、まず、カメラ11による撮像画像を取得し(S110)、この撮像画像中において相対的に輝度の低い部位である異物領域を抽出する(S120)。さらに、異物領域に関する物理量を検出する(S130)。そして、物理量の検出結果に基づいて、異物の付着状態を判定する(S150)。
このような異物検出システム1によれば、撮像画像中の異物領域に関する物理量を検出するので、この物理量に基づいて異物の付着状態を判定することができる。また、異物検出システム1によれば、異物の付着状態に基づいてワイパ制御部21、ウォッシャ制御部22、デフォッガ制御部23を適切に作動させることができる。
また、異物検出システム1において演算部10は、検出された異物の付着状態を外部送信する機能を有する。
従って、このような異物検出システム1によれば、検出した異物の付着状態の情報を外部に通知することができる。
従って、このような異物検出システム1によれば、検出した異物の付着状態の情報を外部に通知することができる。
さらに、異物検出システム1においては、物理量として、少なくとも、異物領域の大きさ、輝度が低い部位の平均輝度、輝度が低い部位の形状が円形であるか否か、撮像画像において異物領域が占める割合、および異物領域の位置または面積の時間変化量を検出する。特に、時間変化量としてフロントガラス31を払拭する払拭部材が監視対象領域31dを通過する前後における異物領域の位置または面積の変化を検出する。
このような異物検出システム1によれば、異物領域に関する物理量をより具体的に検出し、これらの検出結果のうちの複数を組み合わせて利用しているので、異物の付着状態をより詳細に検出することができる。よって、検出精度を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、「撮像画像全体の平均輝度」についても検出するようにしているが、この「撮像画像全体の平均輝度」は、「撮像画像に関する物理量」ではあるが、特許請求の範囲に記載の「異物領域に関する物理量」として含まれる概念ではない。
また、異物検出システム1において演算部10は、異物の付着状態として、降雨状態を判定する。
このような演算部10によれば、雨滴の数や大きさ、撮像画像全体の平均輝度等の情報を利用することによって降雨の強さも検出することができる。
このような演算部10によれば、雨滴の数や大きさ、撮像画像全体の平均輝度等の情報を利用することによって降雨の強さも検出することができる。
さらに、異物検出システム1において演算部10は、異物の付着状態として、異物が何れの物体であるかを判定する。
このような演算部10によれば、異物の種別を特定することができるので、異物の種別に応じた処理を実施することができる。
このような演算部10によれば、異物の種別を特定することができるので、異物の種別に応じた処理を実施することができる。
さらに、異物検出システム1において演算部10は、異物の付着状態として、異物が凍結しているか否かを判定する。
このような演算部10によれば、異物が凍結しているか否かを判定することができるので、凍結の有無に応じた処理を実施することができる。
このような演算部10によれば、異物が凍結しているか否かを判定することができるので、凍結の有無に応じた処理を実施することができる。
[その他の実施形態]
本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
例えば、上記実施形態において、フロントガラス31に付着した異物を検出する構成としたが、リアガラス等その他の透光部材に付着した異物を検出する構成にしてもよい。
また、上記雨以外の判定処理(図7)において、異物が雪であるか鳥の糞・泥であるかを判定する処理(S540〜S550)は、判定処理(図6)のS420とS430の間で追加して実施することもできる。この場合、追加されたS540の処理で否定判定された場合に異物がスプラッシュである旨を記録し、肯定判定された場合に異物が雪である旨を記録するようにすればよい。
また、上記雨以外の判定処理(図7)において、異物が雪であるか鳥の糞・泥であるかを判定する処理(S540〜S550)は、判定処理(図6)のS420とS430の間で追加して実施することもできる。この場合、追加されたS540の処理で否定判定された場合に異物がスプラッシュである旨を記録し、肯定判定された場合に異物が雪である旨を記録するようにすればよい。
また、雨以外の判定処理(図7)においては、S550以下の処理にて降雪量を検出する処理(例えば、S370〜S410に相当する処理)を実施するようにしてもよい。また、異物として雪を検出した場合には、指令出力処理(図8)においてワイパ等の作動するようにしてもよい。特に、降雪量を検出する処理を実施している場合には、雪を検出したときに、雨を検出した場合の処理(S620〜S660)と同様の処理を実施することが考えられる。
上記のようにしても、上記実施形態と同様の効果を享受することができる。
1…異物検出システム、10…演算部、11…カメラ、12…発光部、21…ワイパ制御部、22…ウォッシャ制御部、23…デフォッガ制御部、24…ライト制御部、25…車両制御部、26…通信制御部、31…フロントガラス、31d…監視対象領域、32…導入部材、33…導出部材。
Claims (13)
- 車両における内部と外部とを隔離し、かつ光を透過する透光部材に、異物が付着したことを検出する異物検出装置であって、
前記透光部材に異物が付着していないときに前記透光部材の内部の予め設定された監視対象領域で光が全反射するように入射された光の反射光を撮像する撮像手段による撮像画像を取得する画像取得手段と、
前記取得された撮像画像中において相対的に輝度の低い部位である異物領域を抽出する抽出手段と、
少なくとも前記異物領域に関する物理量を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に基づいて、異物の付着状態を判定する付着判定手段と、
を備えたことを特徴とする異物検出装置。 - 請求項1に記載の異物検出装置において、
前記検出手段は、前記物理量として少なくとも前記異物領域の大きさを検出することと、
を特徴とする異物検出装置。 - 請求項1または請求項2に記載の異物検出装置において、
前記検出手段は、前記物理量として少なくとも前記撮像画像中において、前記輝度が低い部位の平均輝度を検出すること
を特徴とする異物検出装置。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の異物検出装置において、
前記検出手段は、前記物理量として少なくとも前記撮像画像中において、前記輝度が低い部位の形状が円形であるか否かを検出すること
を特徴とする異物検出装置。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の異物検出装置において、
前記検出手段は、前記物理量として少なくとも前記撮像画像中において異物領域が占める割合を検出すること
を特徴とする異物検出装置。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載の異物検出装置において、
前記検出手段は、前記物理量として少なくとも前記撮像画像中における異物領域の位置または面積の時間変化量を検出すること
を特徴とする異物検出装置。 - 請求項6に記載の異物検出装置において、
前記検出手段は、前記時間変化量として前記透光部材を払拭する払拭部材が前記監視対象領域を通過する前後における異物領域の位置または面積の変化を検出すること
を特徴とする異物検出装置。 - 請求項1〜請求項7の何れかに記載の異物検出装置において、
前記付着判定手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記異物の付着状態として、降雨状態を判定すること
を特徴とする異物検出装置。 - 請求項1〜請求項8の何れかに記載の異物検出装置において、
前記付着判定手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記異物の付着状態として、異物が何れの物体であるかを判定すること
を特徴とする異物検出装置。 - 請求項1〜請求項9の何れかに記載の異物検出装置において、
前記付着判定手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記異物の付着状態として、異物が凍結しているか否かを判定すること
を特徴とする異物検出装置。 - 請求項1〜請求項10の何れかの記載における各手段としての機能をコンピュータにおいて実行するための異物検出プログラム。
- 車両における内部と外部とを隔離し、かつ光を透過する透光部材に付着した異物を除去する異物除去装置であって、
前記透光部材に、異物が付着したことを検出する異物検出手段と、
前記異物検出手段によって異物が検出された場合に、異物を除去する機能を有する除去手段を作動させる作動制御手段と、
を備え、
前記異物検出手段は、請求項1〜請求項10の何れかに記載の異物検出装置として構成されていること
を特徴とする異物除去装置。 - 車両に搭載され、当該車両の外部と通信を行う車載通信装置であって、
車両における内部と外部とを隔離し、かつ光を透過する透光部材において、異物の付着状態を検出する異物検出手段と、
前記異物検出手段によって検出された異物の付着状態を外部送信する送信手段と、
を備え、
前記異物検出手段は、請求項1〜請求項10の何れかに記載の異物検出装置として構成されていること
を特徴とする車載通信装置。
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