JP2010011385A - 圧電発振器の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】集積回路素子が搭載されるキャビティー部内への樹脂剤の充填を容易にし、容器体の剛性を低下させることがなく、且つ小型化にも対応可能とする。
【解決手段】 1つの容器体に2つのキャビティー部が設けられており、第一のキャビティー部に圧電振動素子が配置され、第二のキャビティー部に集積回路素子を配置され、圧電振動素子を蓋体によって気密的に封止してなる圧電発振器の製造方法において、第二のキャビティー部底面に形成された集積回路素子搭載パッドに、回路形成面にバンプが形成された集積回路素子を搭載する集積回路素子搭載工程と、その後に加熱処理する集積回路素子加熱工程と、容器体の枠体と集積回路素子間に半硬化樹脂を配置する半硬化樹脂配置工程と、半硬化樹脂を加熱して溶融させて、集積回路素子と第二のキャビティー部底面との隙間に充填する半硬化樹脂加熱充填工程とから成る。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器に用いられる圧電発振器に関するものである。
従来、携帯用通信機器等の電子機器には、電子部品の一つである圧電発振器として水晶発振器が搭載される。この圧電発振器は例えば基準信号発生源又はクロック信号発生源などとして用いられている。
図7は、従来の圧電発振器の一形態を示す分解斜視図である。
従来の圧電発振器500は、第一の容器体502、圧電振動素子(図示せず)及び蓋体503により主に構成される圧電振動子部501と、第二の容器体511と集積回路素子512により主に構成されている回路部510とから構成されている。
回路部510を構成する第二の容器体511の外側下面には、外部接続電極端子513が設けられている。第二の容器体511には上面側に開口部を有するキャビティー部514が設けられており、そのキャビティー部514内には集積回路素子512が超音波接合法により搭載されている。また、キャビティー部514を囲う側壁部の一部には切欠部515が設けられている。更にキャビティー部514を囲う側壁部の頂面の角部には、後述する圧電振動子部501と機械的及び電気的接続をとるための圧電振動子部接続用端子516が設けられ、第二の容器体511の内部や表面に設けた導配線(図示せず)により、所定の外部接続電極端子513,集積回路素子512及び圧電振動子部接続用端子516が電気的に接続されている。
また、キャビティー部514内に搭載された集積回路素子512とキャビティー部514の内面との間には、アンダーフィルとして絶縁性の樹脂剤517が切欠部515を通って充填されている。この樹脂剤517を設けることにより、外部より侵入した半田屑が集積回路素子512の回路形成面に接触し、集積回路素子内の短絡を起こさないように回路形成面を保護する。これらの構成要素により回路部510が構成されている。
圧電振動子部501を構成する第一の容器体502の外側下面には、回路部510と機械的及び電気的接続をとるための回路部接続用端子504が設けられている。第一の容器体502には上面側に開口部を有するキャビティー部(図示せず)が設けられており、そのキャビティー部内には圧電振動素子が搭載されている。このキャビティー部は、キャビティー部を囲う第一の容器体502の側壁部頂面にキャビティー部開口部を覆うように配置し接合された蓋体503により気密封止されている。これらの構成要素により圧電振動子部501が構成されている。
圧電発振器500は、回路部510の上に圧電振動子部501を重ねて配置し、回路部510の圧電振動子部接続用端子516と圧電振動子部501の回路部接続用端子504を機械的及び電気的に接続することにより構成されている(例えば、特許文献1参照)。
又、他の形態の従来の圧電発振器としては、容器体において、第一のキャビティー部が容器体の一方の主面に開口部が有するように設けられており、且つ第二のキャビティー部が容器体の他方の主面に開口部を有するように設けられている圧電発振器がある。第一のキャビティー部は、その内部に圧電振動素子が搭載され、蓋体により気密封止されている。第二のキャビティー部内には集積回路素子が搭載されており、その集積回路素子と第二のキャビティー部内面との間に、アンダーフィルとなる保護用の樹脂剤が塗布されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−211065号公報 特開2005−6171号公報
しかしながら、従来の圧電発振器500では、集積回路素子521の回路形成面に半田屑等が接触しないように保護するため樹脂剤(アンダーフィル)517を設ける必要があった。そのためには、樹脂剤(アンダーフィル)517を集積回路素子512と集積回路素子512が搭載されている容器体511のキャビティー部514との間に塗布する工程が必要となる。また、樹脂剤(アンダーフィル)517を塗布するためには、従来の圧電発振器501のように、集積回路素子512と集積回路素子512が搭載されている容器体511のキャビティー部との間に、樹脂剤(アンダーフィル)517を塗布するための空間や構造を容器体511に別途設けなくてはならず、容器体511の剛性の低下や、容器体の小型化を阻害する恐れがある。
そこで本発明では、前記した問題を解決し、集積回路素子が搭載されるキャビティー部内への樹脂剤(アンダーフィル)を外部から塗布する必要がなく、且つ小型化にも対応可能な圧電発振器の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る圧電発振器の製造方法は上記課題を解決するためになされたものであり、1つの容器体に2つのキャビティー部が設けられており、前記容器体の一方の第一のキャビティー部に圧電振動素子が配置され、前記容器体の他方の第二のキャビティー部に集積回路素子を配置されるとともに、前記圧電振動素子を蓋体によって気密封止してなる圧電発振器の製造方法において、前記第二のキャビティー部底面に形成された集積回路素子搭載パッドに、回路形成面にバンプが形成された前記集積回路素子を搭載する集積回路素子搭載工程と、前記集積回路素子が集積回路素子搭載パッドに搭載された後に加熱処理する集積回路素子加熱工程と、前記容器体の枠体と前記集積回路素子との間に半硬化樹脂を配置する半硬化樹脂配置工程と、前記半硬化樹脂を加熱して溶融させて、前記集積回路素子と前記第二のキャビティー部底面との隙間に溶融した前記半硬化樹脂を充填する半硬化樹脂加熱充填工程とから成ることを特徴とする。
また、本発明に係る圧電発振器の製造方法は、前記集積回路素子が前記容器体の一方の枠体側に寄せられて配置され、前記容器体の他方の枠体側と前記集積回路素子間に半硬化樹脂が配置されていることを特徴とする。
このように本発明に係る圧電発振器では、容器体の枠体と集積回路素子間に半硬化樹脂を配置する半硬化樹脂配置工程と前記半硬化樹脂を加熱して溶融させて、前記集積回路素子と前記第二のキャビティー部底面との隙間に充填する半硬化樹脂加熱充填工程を設けることで、加熱するだけで半硬化樹脂を集積回路素子と第二のキャビティー部底面間の隙間に充填ことができる。これにより樹脂剤を集積回路素子と集積回路素子が搭載されている容器体と第二のキャビティー部との間に塗布する工程が不要となる。さらに従来の樹脂塗布方法では外部からノズル等を用いて樹脂剤を塗布するために、集積回路素子の上面(回路形成面の反対面)や容器体の枠体上面部分に樹脂剤が付着することがあったが、半硬化樹脂の配置では集積回路素子の上面(回路形成面の反対面)や容器体の枠体上面部分に樹脂剤が付着することがない。これにより従来は樹脂塗布後に必要だった外観検査工程をなくすことも可能となる。従って、樹脂剤を外部から塗布する必要がなく、小型にも対応が可能となる。
また、本発明に係る圧電発振器では、集積回路素子が容器体の一方の枠体側に寄せられて配置されていることにより、狭い隙間を液体がぬれ広がる毛細管吸引現象を利用して、半硬化樹脂を集積回路素子と第二のキャビティー部底面間の隙間に吸引し充填することができる。さらに、この樹脂剤を塗布するために容器体に別途設ける必要があった空間や構造も必要なくなり、容器体の剛性を低下させることがなく、容器体の小型化も可能となる。
(第一の実施形態)
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る圧電発振器を示した概略断面図である。図2は本発明の第一の実施形態に係る圧電発振器を実装側から示した平面図である。尚、各図では、説明を明りょうにするため構成要素の一部を図示せず、また図示した構成要素の寸法も一部誇張して示している。
図1に示すように本発明の第一の実施形態に係る圧電発振器100は、容器体110と、圧電振動素子120と、集積回路素子130と、蓋体140とにより主に構成されている。
容器体110は、平面視矩形状の基板110aの一方の主面上に枠体110bが設けられ、且つ基板110aの他方の主面上には枠体110cが設けられることにより構成される。これにより、基板110a一方の主面上には第一のキャビティー部111が形成され、基板110aの他方の主面上には第二のキャビティー部112が形成されている。尚、この基板110a、枠体110b及び110cは、例えば、ガラス−セラミック、アルミナセラミックス等のセラミック材料から成る。
又、第一のキャビティー部111内に露出した基板110aの一方の主面上には、2個一対の圧電振動素子接続用電極パッド113が設けられており、第二のキャビティー部112内に露出した基板110aの他方の主面上には、複数個の集積回路素子搭載パッド114が設けられている。更に、枠体110cの第二のキャビティー部112を囲う側頂面の四隅には、圧電発振器100を実装する際に外部の電子基板と導通固着する外部接続用電極端子115が設けられている。
圧電振動素子120は、平面視矩形状の圧電素板と、その圧電素板の両主面中央部に設けられた励振用電極(図示せず)と、その励振用電極から圧電素板の一方の短辺端部にまで延設された引出電極(図示せず)とにより主に構成されている。このような構成の圧電振動素子120は、引出電極と圧電振動素子接続用電極パッド113とを、導電性接着剤121により導通固着することにより第一のキャビティー部111内に搭載されている。尚圧電振動素子120としては水晶振動素子が用いられる。
蓋体140は、42アロイ、コバール又はリン青銅等の金属から成る平板であり、枠体110bの第一のキャビティー部111開口側頂面上に第一のキャビティー部111の開口部を覆う形態で配置し、枠体110bに接合されている。この蓋体140により第一のキャビティー部111内は気密封止されている。
集積回路素子130は、第二のキャビティー部112内に露出した基板110aの他方の主面上に設けられた複数個の集積回路素子搭載パッド114上に搭載されている。この集積回路素子130内には、発振回路や温度補償回路等により構成される電子回路が設けられている。この電子回路は、圧電振動素子120及び容器体110に設けられた外部接続用電極端子115と電気的に接続されている。
図4に本発明における圧電発振器の製造方法の工程フロー図を示す。本発明における圧電発振器の製造方法は、圧電発振器の第二のキャビティー部112底面に形成された集積回路素子搭載パッド114に、回路形成面にバンプ131(図1参照)が形成された集積回路素子130を集積回路素子搭載パッド114上に搭載する集積回路素子搭載工程S1と、集積回路素子130が集積回路素子搭載パッド114に搭載された後に加熱処理する集積回路素子加熱工程S2と、容器体110の枠体110cと集積回路素子130間に半硬化樹脂150を配置する半硬化樹脂配置工程S3と、半硬化樹脂150を加熱して溶融させて、集積回路素子130と第二のキャビティー部112底面との隙間に充填する半硬化樹脂加熱充填工程S4とから成る。
(集積回路素子搭載工程)
集積回路素子搭載工程S1は、図1に示すように、圧電発振器の他方主面の第二のキャビティー部112底面に形成された集積回路素子搭載パッド114に、回路形成面にバンプ131が形成された集積回路素子130を集積回路素子搭載パッド114上に搭載する工程である。
ここでバンプ131の表面には集積回路素子搭載パッド114と電気的な接続を行うための半田(図示せず)が形成されている。
(集積回路素子加熱工程)
集積回路素子加熱工程S2は、集積回路素子130が集積回路素子搭載パッド114に搭載された後に加熱処理する工程である。この工程では、上述の工程で搭載された集積回路素子搭載パッド114上の集積回路素子130をリフロー炉等で加熱してバンプ131の周囲に形成された半田を溶融させ、バンプ131と集積回路素子搭載パッド114との機械的及び電気的接続を行っている。例えば、上述の加熱は260℃程度に設定されたリフロー炉を通過させることにより行う。
(半硬化樹脂配置工程)
半硬化樹脂配置工程S3は、容器体110の枠体110cと集積回路素子130間に半硬化樹脂150を配置する工程である。図3に示すように集積回路素子130が容器体110の一方の枠体110c側に寄せられて配置され、容器体110の他方の枠体110c側と集積回路素子130間に半硬化樹脂150が配置される。ここで用いる半硬化樹脂150の幅は、例えば、100〜200μm程度である。そのため容器体110の他方の枠体110c側と集積回路素子130の間隔は、例えば、200〜300μm程度あける必要がある。
また、ここで用いる半硬化樹脂はBステージ樹脂ともいわれ、Bステージとは半硬化の樹脂の状態を表す。また、樹脂の硬化の状態として、昇温により樹脂が軟化した状態をAステージといい、樹脂が完全に固体化した状態をCステージという。
(半硬化樹脂加熱充填工程)
半硬化樹脂加熱充填工程S4は、半硬化樹脂150を加熱して溶融させて、集積回路素子130と第二のキャビティー部112底面間の隙間に充填する工程である。ここの加熱は例えばクリーンオーブン槽170度、硬化時間60〜120分程度で行う。
以上より、本発明の第一の実施形態による圧電発振器の製造方法では、容器体110の枠体110cと集積回路素子130間に半硬化樹脂150を配置する半硬化樹脂配置工程S3と半硬化樹脂150を加熱して溶融させて、集積回路素子130と第二のキャビティー部112底面との隙間に充填する半硬化樹脂加熱充填工程S4を設けることで、加熱するだけで半硬化樹脂150が集積回路素子130と第二のキャビティー部112底面間の隙間に入って充填することができる。これにより樹脂剤を集積回路素子130と集積回路素子130が搭載されている容器体110と第二のキャビティー部112との間に塗布する工程が不要となる。さらに従来の樹脂塗布方法では外部からノズル等を用いて樹脂剤を塗布するために、集積回路素子130の上面(回路形成面の反対面)や容器体110の枠体110c上面(外部接続用電極端子115形成面)部分に樹脂剤が付着することがあったが、半硬化樹脂の配置では集積回路素子130の上面(回路形成面の反対面)や容器体110の枠体110c上面(外部接続用電極端子115形成面)部分に樹脂剤が付着することがない。これにより従来は樹脂塗布後に必要だった外観検査工程を削除することも可能となる。
また、本発明に係る圧電発振器では、集積回路素子130が容器体110の一方の枠体110c側に寄せられて配置されていることにより、狭い隙間を液体がぬれ広がる毛細管吸引現象を利用して、半硬化樹脂150を集積回路素子130と第二のキャビティー部112底面間の隙間に吸引して充填することができる。さらに、この樹脂剤を塗布するために容器体110に別途設ける必要があった空間や構造も必要なくなり、容器体110の剛性を低下させることがなく、容器体110の小型化も可能となる。
(第二の実施形態)
図5は、本発明の第二の実施形態に係る圧電発振器を示す概略断面図である。図6は、本発明の第二の実施形態に係る圧電発振器を構成する回路部を、圧電振動子部側から示した平面図である。
本発明の第二の実施形態に係る圧電発振器300は、圧電振動素子や集積回路素子を搭載する容器体の構造が、第一の実施形態と異なる。
圧電発振器300は、第一の容器体302、圧電振動素子120及び蓋体140により主に構成される圧電振動子部301と、第二の容器体311と集積回路素子130により主に構成されている回路部310とから構成されている。
回路部310を構成する第二の容器体311の外側下面には、外部接続用電極端子313が設けられている。第二の容器体311には上面側に開口部を有するキャビティー部314が設けられており、そのキャビティー部314内には集積回路素子搭載パッド315上に集積回路素子130がバンプ131を介して搭載されている。更にキャビティー部314を囲う側壁部の頂面の角部には、後述する圧電振動子部301と機械的及び電気的接続をとるための圧電振動子部接続用端子316が設けられ、第二の容器体311の内部や表面に設けた導配線により、外部接続用電極端子313,集積回路素子130及び圧電振動子部接続用電極端子316が電気的に接続されている。
圧電振動子部301を構成する第一の容器体302の外側下面には、回路部310と機械的及び電気的接続をとるための回路部接続用電極端子305が設けられている。又、第一の容器体302には上面側に開口部を有するキャビティー部306が設けられている。更に、キャビティー部306内底面上には、2個一対の圧電振動素子接続用電極パッド303が設けられており、圧電振動素子120が、導電性接着剤121により圧電振動素子接続用電極パッド303上に搭載されている。このキャビティー部306は、キャビティー部306を囲う側壁部頂面にキャビティー部306開口部を覆うように配置し接合された蓋体140により気密封止されている。これらの構成要素により圧電振動子部301が構成されている。
圧電発振器300は、回路部310の上に圧電振動子部301を重ねて配置し、回路部310の圧電振動子部接続用電極端子316と圧電振動子部301の回路部接続用電極端子305を機械的及び電気的に接続することにより構成されている。
尚、前記第一の実施形態と同様に第二の実施形態の圧電発振器300の製造方法では、 集積回路素子130が第二の容器体311の一方の側壁側に寄せられて配置されていることにより、狭い隙間を液体がぬれ広がる毛細管吸引現象を利用して、半硬化樹脂を集積回路素子130とキャビティー部314底面間の隙間に吸引して充填することができる。
尚、前記した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。例えば、前記各実施形態に示した圧電発振器では、内部に搭載する圧電振動素子として、平面視矩形状の圧電素板の表面に励振用電極や引出電極を設けた形態の圧電振動素子を示したが、これに限定することなく、例えば、平面視形状が円形や音叉形の圧電素板に各種電極を設けた形態の圧電振動素子でもよく、又圧電振動素子に変えて弾性表面波素子を用いても構わない。
本発明の第一の実施形態に係る圧電発振器を示した概略断面図である。 本発明の第一の実施形態に係る圧電発振器を実装側から示した平面図である。 本発明の第一の実施形態に係る圧電発振器を実装側から示した平面図である。 本発明における圧電発振器の製造方法の工程フロー図を示す。 本発明の第二の実施形態に係る圧電発振器を示す概略断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る圧電発振器を構成する回路部を、圧電振動子部接合側から示した平面図である。 従来の圧電発振器の一形態を示す分解斜視図である。
符号の説明
100,300・・・圧電発振器
110・・・容器体
110a・・・基板
110b,110c・・・枠体
111・・・第一のキャビティー部
112・・・第二のキャビティー部
113,303・・・圧電振動素子接続用電極パッド
114・・・集積回路素子搭載パッド
115,313・・・外部接続用電極端子
120・・・圧電振動素子
121・・・導電性接着剤
130・・・集積回路素子
131・・・バンプ
140・・・蓋体
150・・・半硬化樹脂
301・・・圧電振動子部
302・・・第一の容器体
305・・・回路部接続用電極端子
306,314・・・キャビティー部
310・・・回路部
311・・・第二の容器体
315・・・集積回路素子搭載パッド
316・・・圧電振動子部接続用電極端子

Claims (2)

  1. 1つの容器体に2つのキャビティー部が設けられており、前記容器体の一方の第一のキャビティー部に圧電振動素子が配置され、前記容器体の他方の第二のキャビティー部に集積回路素子を配置されるとともに、前記圧電振動素子を蓋体によって気密封止してなる圧電発振器の製造方法において、
    前記第二のキャビティー部底面に形成された集積回路素子搭載パッドに、回路形成面にバンプが形成された前記集積回路素子を搭載する集積回路素子搭載工程と、前記集積回路素子が集積回路素子搭載パッドに搭載された後に加熱処理する集積回路素子加熱工程と、前記容器体の枠体と前記集積回路素子との間に半硬化樹脂を配置する半硬化樹脂配置工程と、前記半硬化樹脂を加熱して溶融させて、前記集積回路素子と前記第二のキャビティー部底面との隙間に溶融した前記半硬化樹脂を充填する半硬化樹脂加熱充填工程とから成ることを特徴とする圧電発振器の製造方法。
  2. 請求項1において、前記集積回路素子が前記容器体の一方の枠体側に寄せられて配置され、前記容器体の他方の枠体側と前記集積回路素子間に半硬化樹脂が配置されていることを特徴とする圧電発振器の製造方法。
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