JP2010010150A - 電磁継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】高負荷電圧の投入、遮断を確実に行う簡単な構造の電磁継電器の提供。
【解決手段】樹脂製のベースブロック(10)に第1、2固定接点端子(51、52)が取り付けられ、ヨーク(30)と結合されたバネ部材(40)の先端側には二股の第1、2可動片(45、46)が一体に形成される。コイルが非励磁の時は第1、2可動片はバックストップ板(11)に当接し、それぞれ第1、2固定接点要素と離反し導通されず、コイルが励磁されている時は第1、2可動片に取り付けられた接点要素(45a,46a)が、それぞれ第1、2固定接点要素に取り付けられた接点要素(51a,52a)と接触し、第1固定接点端子と第2固定接点端子の間の導通が得られる。バネ部材がシート状の電気絶縁材(80)を介して一部で接極子(47)と他の一部でヨーク(30)と結合されている。
【選択図】図14

Description

本発明は電磁継電器に関わる。
負荷電圧の投入、遮断のために電磁継電器が使用されるが、高い負荷電圧に対しては、投入、遮断を確実にするために、特開平7−65685号公報に記載のように、接点の開閉をモータでおこなうものもある。しかし、上記公報の装置は構造が複雑で大きくコストも高い。そこで、一対の接点端子を有する電磁継電器を複数、直列に接続する(図18参照)、あるいは、複数の接点端子を有する電磁継電器の接点端子を内部で直列に接続する(図19参照)ことがおこなわれている。
しかし、上記のようにした場合も、複数の接点端子間を接続するための配線作業が必要で工数が増大する、継電器内の通電部分の長さが増大して発熱し易い、複数個の電磁継電器を使用したり、複数の接点端子を有する電磁継電器を使用するためにコストが高く、小形化しにくい等の欠点がある。
本発明は上記問題に鑑み、高負荷電圧の投入、遮断を確実におこなえる簡単な構造の継電器を提供することを目的とする。
請求項1の発明によれば、ベースブロックの一方の面に互いに離間して立設される第1固定接点端子、第2固定接点端子と、
前記ベースブロックに取り付けられたコイルにより同時に回動される片持ちバネ部材で形成、あるいは、支持されている、第1固定接点端子、第2固定接点端子を同時に架橋接続可能な、1個の可動導通片とを具備し、
第1固定接点端子と第2固定接点端子を可動導通片を介して接続可能な電磁継電器であって、
片持ちバネ部材の一部がコイルに近接して配設されたヨークに結合されていて、
片持ちバネ部材の別の一部がコイルにより移動せしめられる接極子と結合されていて、
可動導通片がヨークおよび接極子と電気絶縁されている、
電磁継電器が提供される。
請求項2の発明によれば、可動導通片が片持ちバネ部材に一体に形成され、片持ちバネ部材がシート状の電気絶縁材を介して接極子およびヨークと結合されている。
請求項3の発明によれば、可動導通片が片持ちバネ部材と別体に形成され、片持ちバネ部材に接極子とは反対側の表面において電気絶縁材を介して結合されている。
請求項4の発明によれば、可動導通片を挟んで第1固定接点端子に対向して第3固定接点端子が設けられ、可動導通片を挟んで第2固定接点端子に対向して第4固定接点端子が設けられ、第1固定接点端子がメーク端子、第3固定接点端子がブレーク端子とされ、第2固定接点端子と第4固定接点端子が互いに導通されたコモン端子とされている。
請求項5の発明によれば、コイルが1個である。
請求項6の発明によれば、可動導通片の、第1固定接点端子、第2固定接点端子、固定導通片の隣接する2個に接する側が2股形状にされる。
請求項7の発明によれば、コイルが励磁されない時に可動導通片を当接せしめ、その位置を規定するストッパを有し、ストッパがベースブロックと一体に樹脂で形成されている。
請求項8の発明によれば、各固定接点端子と、固定導通片、および、可動導通片の互いに接触する部分には、接触面側に突出する接点要素がかしめにより取り付けられ、接点要素がかしめられる側の各部材の接点要素がかしめられる領域が薄肉にされている。
請求項9の発明によれば、コイルは、板部と筒部を有するボビンの筒部の内側に鉄心を配置し筒部の外側にコイル導線を巻回して成り、ボビンは板部をベースブロックに形成された穴に挿入し、板部に付設されたフックをベースブロックに係止してベースブロックに固定され、コイル導線はベースプレートに取り付けられたコイル端子とコイル用導電部材を介して接続され、該コイル用導電部材がボビンにインサート成形されている。
請求項10の発明によれば、各固定接点端子と、コイル端子は、ベースブロックの他方の面側から突出し外部導線が結線されるリード端子と一体に、導電性の板材を加工して成形された後に、ベースブロックにインサート成形される。
請求項11の発明によれば、それぞれ切り込みを有する対になった端子を有し、対になった切り込みに両端を挿入して保護素子が挿入されている。
請求項12の発明によれば、第1、第2固定接点端子と、第3、第4固定接点端子と、固定導通片、および、可動導通片の互いに接触する部分には、接触面側に突出する接点要素が取り付けられ、
可動導通片が第1、2固定接点端子と接するときの鉛直線に対する角度と、第3,4固定接点端子と接するときの鉛直線に対する角度が異なり、
第1、2固定接点端子の接点要素に接触する可動導通片の接点要素と第3、4固定接点端子の接点要素に接触する可動導通片の接点要素が、それぞれ、可動片の回動中心からの距離が等しくされていて、
可動導通片の接点要素が第1固定接点端子の接点要素および第3固定接点端子の接点要素とそれぞれ中心で接触し、第2固定接点端子の接点要素および第4固定接点端子の接点要素とそれぞれ中心で接触するように、第3、4固定接点端子の接点要素のベースブロックからの高さが、それぞれ、第1、2固定接点端子の接点要素のベースブロックからの高さと異なるように、されている。
請求項13の発明によれば、複数の接点組みの閉成、および、開離が所定の時間内におこなわれるようにされている。
本願発明の電磁継電器では、ベースブロックの一方の面に互いに離間して立設される第1固定接点端子、第2固定接点端子と、
前記ベースブロックに取り付けられたコイルにより同時に回動される片持ちバネ部材で形成、あるいは、支持されている、第1固定接点端子、第2固定接点端子を同時に架橋接続可能な、1個の可動導通片とを具備し、
第1固定接点端子と第2固定接点端子を可動導通片を介して接続可能な電磁継電器であって、
片持ちバネ部材の一部がコイルに近接して配設されたヨークに結合されていて、
片持ちバネ部材の別の一部がコイルにより移動せしめられる接極子と結合されていて、
可動導通片がヨークおよび接極子と電気絶縁されている。
したがって、通電時の通電範囲が小さく発熱量が小さい。
特に、請求項6のように、可動導通片の、第1固定接点端子、第2固定接点端子、固定導通片の隣接する2個に接する側を2股形状にすれば、小さい磁力で作動できコイルの消費電流を低減することができる。
特に、請求項7のように、コイルが励磁されない時に可動導通片を当接せしめ、その位置を規定するストッパを有し、ストッパがベースブロックと一体に樹脂で形成されているようにすれば、コイルを励磁しないで、バネ部材の垂下部分がストッパに当接した状態で電流が完全に遮断されずにアークが発生して発熱した場合に、その熱でストッパが軟化、あるいは、溶融し、バネ部材の垂下部分が、それ自体のバネ力で、第1、第2固定接点要素からの離間距離を増大するので、やがて、アークも発生しなくなり焼損範囲もあまり広がらない。
特に、請求項8のように、各固定接点端子と、固定導通片、および、可動導通片の互いに接触する部分には、接触面側に突出する接点要素が穴を通してかしめにより取り付けられ、接点要素がかしめられる側の各部材の接点要素がかしめられる領域を薄肉にすれば、接点要素の穴の部分にある体積が減少し、少ない量の材料で接点要素を形成できコストが下がる。
特に、請求項11のように、第1、第2固定接点端子と、第3、第4固定接点端子と、固定導通片、および、可動導通片の互いに接触する部分には、接触面側に突出する接点要素が取り付けられ、
可動導通片が第1、2固定接点端子と接するときの鉛直線に対する角度と、第3,4固定接点端子と接するときの鉛直線に対する角度が異なり、
第1、2固定接点端子の接点要素に接触する可動導通片の接点要素と第3、4固定接点端子の接点要素に接触する可動導通片の接点要素が、それぞれ、可動片の回動中心からの距離が等しくされていて、
可動導通片の接点要素が第1固定接点端子の接点要素および第3固定接点端子の接点要素とそれぞれ中心で接触し、第2固定接点端子の接点要素および第4固定接点端子の接点要素とそれぞれ中心で接触するように、第3、4固定接点端子の接点要素のベースブロックからの高さが、それぞれ、第1、2固定接点端子の接点要素のベースブロックからの高さと異なるようにすれば、接点要素が安定して接触し高電圧に対しても確実な投入、遮断をおこなうことができる。
第1の参考例の斜視図である。 第1の参考例の側面図である。 第1の参考例の分解図である。 第1の参考例の分解図である。 第1の参考例の接点の作動を説明する図である。 第1の参考例の回路図である。 第2の参考例の斜視図である。 第2の参考例の側面図である。 第2の参考例の部品の斜視図である。 第2の参考例の部品の斜視図である。 第2の参考例の部品の斜視図である。 第2の参考例の接点の作動を説明する図である。 第2の参考例の回路図である。 第1の実施の形態の側面図である。 第2の実施の形態の側面図である。 第3の実施の形態の接点の作動を説明する図である。 接点要素の取り付けを説明する図であって、 (A)は本発明の場合であり、 (B)は従来技術の場合である。 従来技術を説明する回路図である。 従来技術を説明する回路図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1が第1の参考例の電磁継電器のカバーを取り外した状態の斜視図であって、図2は側面図であり、図3、4は分解図である。
各図を参照すると、樹脂製のベースブロック10にボビン20の第1側壁部21、第2側壁部22が後述するように固定され、ボビン20の第1側壁部21にはL型のヨーク30の垂直部分31が固定されている。ヨーク30の水平部分32にはバネ部材40の水平部分41がかしめで取り付けられていて、このバネ部材40の水平部分41には屈曲部42を介して下方に伸びる可動導通片としての垂下部分43がつながっている。この垂下部分43の上部44には磁性体から成る接極子47がかしめで取り付けられている。
バネ部材40の垂下部分43の接極子47の取り付け位置の下方の下側部分は二股にされていて、第1可動片45と第2可動片46を有する。このように二股にすることは、必ずしも必要ではないが、二股にすることによって、それぞれに適切なバネ定数を設定でき、また、弱い磁力で作用させることができ、コイルの消費電力を低減することができる。
第1可動片45と第2可動片46にはそれぞれ耐アーク性に優れた材料から成る接点要素45a,46aが取り付けられているが、接点要素45a,46aの突出している部分の裏面は抉られており、材料費を少なくすることができる。
ベースブロック10には第1固定接点端子51、第2固定接点端子52が立設されていて、第1固定接点端子51、第2固定接点端子52には、それぞれ、接点要素51a,52aが取り付けられている。また、第1固定接点端子51、第2固定接点端子52は、ベースブロック10の図中下側から延伸し外部導線(図示せず)が結合される第1リード端子61、第2リード端子62に、後述するように、一体に結合されている。
ボビン20は図示されない筒部の内側に鉄心23が配設され、外側にコイル導線24が巻回されており、これらと共にコイルCを形成している。コイル導線24の一端はボビン20の第1側壁21に取り付けられている導電ピン25の上部に結合されており、導電ピン25の下端はベースブロック10に取り付けられた第1コイル端子55、に接触せしめられており、第1コイル端子55は、ベースブロック10の図中下側から延伸し外部導線(図示せず)が結合される第3リード端子63と、後述するように、一体に成形されている。
同様に、コイル導線24の他端はボビン20の第2側壁22に取り付けられている導電ピン26(図3参照)の上部に結合されており、導電ピン26の下端はベースブロック10に取り付けられた第2コイル端子56に接触せしめられており、第2コイル端子56はベースブロック10の図中下側から延伸し、外部導線(図示せず)が結合される第4リード端子64と、後述するように、一体に成形されている。
さらに、切り込み57aを有する第3コイル端子57が第3リード端子63と一体に成形されており、同様に、切り込み58aを有する第4コイル端子58が第4リード端子64と一体に成形されており、切り込み57a、58aに保護素子59の両端が取り付けられコイルCに過電流が流れないようにしている。
第3リード端子63と第4リード端子64の間に通電され、コイルCが励磁されると接極子47がコイルCの側に引き寄せられ、それに伴い、バネ部材40の第1可動片45と第2可動片46もコイルCの方へ移動する。
コイルCが励磁され、コイルCの方へ移動したバネ部材40の第1可動片45と第2可動片46の接点要素45a、46aは、第1固定接点端子51、第2固定接点端子52の接点要素51a、52aに接触する。
したがって、例えば、第1リード端子61に電圧が印加されると、第1リード端子61→第1固定接点端子51→接点要素51a→接点要素45a→第1可動片45→バネ部材40の垂下部43の上部44→第2可動片46→接点要素46a→接点要素52a→第2固定接点端子52→第2リード端子62のように電気が流れ、2つの接点組を介して電気が流れ、アーク継続時間が単一の接点組みの場合よりも短くなり、単一の接点組みと同じ接点間隔であれば接点部の耐久性が向上するし、接点間隔を狭くすれば、電磁継電器の消費電力を低減できる。
図5が、上記の電気の流れを説明するための概略的な上面図であり、図6は回路図である。なお、図6においてZで示されるのはモータ等の負荷である。
一方、ベースブロック10にはバックストップ板11が樹脂で一体成形されていて、コイルCが励磁されない時には、バネ部材40の第1可動片44と第2可動片45は、このバックストップ板11に当接し、位置が規定される。
また、バックストップ板11が樹脂製であることにより、コイルCを励磁しないで、第1可動片45、第2可動片46がバックストップ板11に当接した状態で電流が完全に遮断されずにアークが発生して発熱した場合に、その熱でバックストップ板11が軟化、あるいは、溶融する。すると、第1可動片45、第2可動片46は、それ自体のバネ力で、第1、第2固定接点端子51、52からの離間距離を増大するので、やがて、アークも発生しなくなり焼損範囲もあまり広がらない。逆に、バックストップ板11を金属で形成した場合には、溶融しないので、アークが出続け焼損範囲が大きくなる。
ここで、第1の参考例の製造方法に、ついて、図3,4を参照して補足説明をする。
コイルCに通電するための導電ピン25,26はボビン20の第1側壁21、第2速壁22にインサート成形される。
ボビン20は、第1側壁21に一体に成形された第1足部21a、第2側壁22に一体に成形された第2足部(図示せず)をベースブロック10の穴10A、10B内に挿入し、第1足部21aの下端に形成された爪21bをベースブロック10の下面に係止することによりベースブロック10に固定される。
第1固定接点端子51は先述したように第1リード端子61と一体に成形され、図4に示すような第1固定接点端子アセンブリ71が形成され、この第1固定接点端子アセンブリ71は第1固定接点端子51がベースブロック10の穴10Bの位置にあるようにインサート成形でベースブロック10に固定される。
第2固定接点端子52は先述したように第2リード端子62と一体に成形され、図4に示すような第2固定接点端子アセンブリ72が形成され、この第2固定接点端子アセンブリ72は第2固定接点端子52がベースブロック10の穴10Cの位置にあるようにインサート成形でベースブロック10に固定される。
第1コイル端子55は先述したように第3リード端子63および第3コイル端子57と一体に成形され、図4に示すような第1コイル端子アセンブリ73が形成され、この第1コイル端子アセンブリ73は第1コイル端子55、第3コイル端子57が、それぞれ、べースブロック10の穴10D、10Eの位置にあるようにインサート成形でベースブロック10に固定される。
第2コイル端子56は先述したように第4リード端子64および第4コイル端子58と一体に成形され、図4に示すような第2コイル端子アセンブリ74が形成され、この第2コイル端子アセンブリ74は第2コイル端子56、第4コイル端子58が、それぞれ、ベースブロック10の穴10F、10Gの位置にあるようにインサート成形でベースブロック10に固定される。
なお、図4に示されるベースブロック10は予めこのように加工されているわけではなく、図4に示されるベースブロック10は説明上、完成状態を端子類を取り付けず、その取り付け位置を示したものである。
第1の参考例は上記のように構成され、作用し、直列な2つの接点組を有する電磁継電器を配線作業をおこなうことなく実現でき、コストがかからないし、また小型に製造することができる。
次に第2の参考例について説明する。図7が第2の参考例の斜視図、図8が側面図である。
この第2の参考例は第1固定接点端子51、第2固定接点端子52に、それぞれ、第1可動片45、第2可動片46を挟んで、対向して、第3固定接点端子53、第4固定接点端子54を配設したものである。第3固定接点端子53、第4固定接点端子54にはそれぞれ接点要素53a,54aが取り付けられている。また、第1可動片45、第2可動片46には接点要素45b,46bが接点要素45a,46aの裏側に取り付けられている。
第3固定接点端子53は図9に示すように第5リード端子65と一体に成形され第3固定設定端子アセンブリ75を形成している。第4固定接点端子54は図10に示すように第2固定接点端子52、および、第2リード端子62と一体に成形され第2固定接点アセンブリ72’を形成している。
図11に示すようにベースブロック10には穴10H、10Iが形成されており、第3固定設定端子アセンブリ75は第3固定接点端子53が穴10Hの位置にあるように、第2固定接点アセンブリ72’は第2固定接点端子52が穴10Cの位置にあり、第4固定接点端子54が穴10Iの位置にあるようにインサート成形される。
そして、第3固定接点端子53はブレーク接点端子、第4固定接点端子54をコモン接点端子である。なお、第1固定接点端子51、第2固定接点端子52は第1の参考例と同様に、それぞれメーク接点端子、コモン接点端子である。
図12、13は第1の参考例の図5,6と同様に、作動を説明する概略図、および、回路図である。負荷に通電するときの電気の流れ方は第1の参考例と同じである。
なお、図8に明らかなように、第3固定接点端子53、第4固定接点端子54の接点要素53a、54aのベースブロックから高さは、第1固定接点端子51、第2固定接点端子52の接点要素51a、52aのベースブロックから高さより高くされているが、これは、第1可動片45、第2可動片46の接点要素45a,46aは、第1可動片45、第2可動片46が略鉛直下方に向いている時に第1固定接点端子51、第2固定接点端子52の接点要素51a、52aと接触するのに対して、第1可動片45、第2可動片46の接点要素45b,46bは、第1可動片45、第2可動片46が傾いた時に第3固定接点端子53、第4固定接点端子54の接点要素53a、54aと接触することに対応したものであり、このようにすることにより、接点要素間の接触が安定し、高電圧に対しても確実な投入、遮断をおこなうことができる。
次に本発明の第1の実施形態について説明する。図14が第1の実施の形態の電磁継電器を説明する側面図であって、第1の参考例において、ヨーク30の水平部分32とバネ部材40の水平部分41との間、および、バネ部材40の垂下部分43と接極子47の間に電気絶縁材80を介装したものであって、これにより、通電時、ヨーク30および接極子47に電気が流れることが防止され、通電部分が小さくなり発熱が少ない。なお、接極子47は電気絶縁性の固定具でバネ部材40の垂下部分43に取り付けられる。
次に第2の実施形態について説明する。図15が第2の実施形態の電磁継電器を説明する側面図であって、第1の実施形態とは異なり、バネ部材40の垂下部分43を略接極子47の下端で終焉させ、垂下部分43の上に電気絶縁材80を重ね、電気絶縁材80の上に副垂下部分43’を重ね、垂下部分43、電気絶縁材80、副垂下部分43’を接極子47にまとめて電気絶縁性の固定具で固定し、副垂下部分43’の下側を二股にして第1可動片45、第2可動接点46としたものである。したがって、通電時の通電部分がさらに小さくなり発熱がさらに少ない。
次に、第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態では、第1の実施形態の第1固定接点端子51と第2固定接点端子52の間に固定導通片150が配設され、固定導通片150の両方の端部近傍に接点要素150a,150bが取り付けられる。また、バネ部材40の垂下部分43には絶縁材80を介して互いに独立した第1分離可動片140、第2分離可動片240が取り付けられている。第1分離可動片140、第2分離可動片240はそれぞれ二股にされていて、第1分離可動片140には、第1固定接点端子51の接点要素51aと当接する接点要素140aおよび固定導通片150の接点要素150aと当接する接点要素140bが取り付けられ、第2分離可動片240には、第2固定接点端子52の接点要素52aと当接する接点要素240aおよび固定導通片150の接点要素150bと当接する接点要素240bが取り付けられている。
したがって、コイルCが励磁されると、第1リード端子61→第1固定接点端子51→接点要素51a→接点要素140a→第1分離可動片140→接点要素140b→接点要素150a→固定導通片150→接点要素150b→接点要素240b→第2分離可動片240→接点要素240a→接点要素52a→第2固定接点端子52→第2リード端子62のように電気が流れ、4つの接点組を介して電気が流れ、アーク継続時間がさらに短くなり、耐アーク性がさらに向上する。
なお、第3の実施の形態は固定導通片が1個の場合であるが、同様にして、さらに固定導通片を増やすこともできる。
なお、各接点組みの閉成、および、開離がばらつくと直列にした効果がなくなるので所定の時間内、例えば、0.1ms内にすべての接点組の閉成、および、開離が完了するように管理することが望ましい。具体的には、例えば、可動導通片の材料となるバネ部材のバネ定数を管理すること等でおこなわれる。
これは、第1、第2の実施形態のように、固定導通片がない場合、あるいは、さらに多くの固定導通片を有する場合も同様である。
次に、各実施形態における接点要素の取り付けについて第1固定接点端子51に取り付けられる場合を例にとって説明する。図17の(A)がその説明図であって、第1固定接点端子51の接点要素51aがかしめられる部分が薄肉にされている。図17の(B)は従来の取り付け方である。両者を比較すると明白なように、本発明の実施の形態における接点要素51aの中間部分Mは従来の取り付け方による場合の中間部分M’より小さくなり材料費を低減できる。
10 ベースブロック
10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G,10H,10I 穴
11 バックストップ板
20 ボビン
21 (ボビンの)第1側壁
22 (ボビンの)第2側壁
23 鉄心
24 コイル導線
25、26 コイル導電棒
20 ボビン
30 ヨーク
31 (ヨークの)水平部分
40 バネ部材
41 (バネ部材の)水平部分
42 (バネ部材の)屈曲部
43 バネ部材の垂下部
44 (バネ部材の垂下部の)上部
45、46 第1、第2可動片
47 接極子
51、52 第1、第2固定接点端子
53、54 第3、第4固定接点端子
55、56、57、58 第1、第2、第3、第4コイル端子
57’、58’ 切り込み
59 保護素子
61、62、63、64、65 第1、第2、第3、第4、第5リード端子
71 第1固定接点端子アセンブリ
72、72’ 第2固定接点端子アセンブリ
73、74 第1、第2コイル端子アセンブリ
75 第3固定接点端子アセンブリ
80 電気絶縁材
140、240 第1、第2分離可動片
150 固定導通片
a(添え字) 接点要素
C コイル

Claims (13)

  1. ベースブロックの一方の面に互いに離間して立設される第1固定接点端子、第2固定接点端子と、
    前記ベースブロックに取り付けられたコイルにより同時に回動される片持ちバネ部材で形成、あるいは、支持されている、第1固定接点端子、第2固定接点端子を同時に架橋接続可能な、1個の可動導通片とを具備し、
    第1固定接点端子と第2固定接点端子を可動導通片を介して接続可能な電磁継電器であって、
    片持ちバネ部材の一部がコイルに近接して配設されたヨークに結合されていて、
    片持ちバネ部材の別の一部がコイルにより移動せしめられる接極子と結合されていて、
    可動導通片がヨークおよび接極子と電気絶縁されている、
    ことを特徴とする電磁継電器。
  2. 可動導通片が片持ちバネ部材に一体に形成され、片持ちバネ部材がシート状の電気絶縁材を介して接極子およびヨークと結合されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 可動導通片が片持ちバネ部材と別体に形成され、片持ちバネ部材に接極子とは反対側の表面において電気絶縁材を介して結合されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  4. 可動導通片を挟んで第1固定接点端子に対向して第3固定接点端子が設けられ、可動導通片を挟んで第2固定接点端子に対向して第4固定接点端子が設けられ、第1固定接点端子がメーク端子、第3固定接点端子がブレーク端子とされ、第2固定接点端子と第4固定接点端子が互いに導通されたコモン端子とされている、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  5. コイルが1個であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  6. 可動導通片の、第1固定接点端子、第2固定接点端子に接する側が2股形状にされていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  7. コイルが励磁されない時に可動導通片を当接せしめ、その位置を規定するストッパを有し、ストッパがベースブロックと一体に樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  8. 各固定接点端子と、固定導通片、および、可動導通片の互いに接触する部分には、接触面側に突出する接点要素がかしめにより取り付けられ、接点要素がかしめられる側の各部材の接点要素がかしめられる領域が薄肉にされていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  9. コイルは、板部と筒部を有するボビンの筒部の内側に鉄心を配置し筒部の外側にコイル導線を巻回して成り、ボビンは板部をベースブロックに形成された穴に挿入し、板部に付設されたフックをベースブロックに係止してベースブロックに固定され、コイル導線はベースプレートに取り付けられたコイル端子とコイル用導電部材を介して接続され、該コイル用導電部材がボビンにインサート成形されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  10. 各固定接点端子と、コイル端子は、ベースブロックの他方の面側から突出し外部導線が結線されるリード端子と一体に、導電性の板材を加工して成形された後に、ベースブロックにインサート成形されることを特徴とする請求項9に記載の電磁継電器。
  11. それぞれ切り込みを有する対になった端子を有し、対になった切り込みに両端を挿入して保護素子が取り付けられていることを特徴とする請求項10に記載の電磁継電器。
  12. 第1、第2固定接点端子と、第3、第4固定接点端子と、固定導通片、および、可動導通片の互いに接触する部分には、接触面側に突出する接点要素が取り付けられ、
    可動導通片が第1、2固定接点端子と接するときの鉛直線に対する角度と、第3,4固定接点端子と接するときの鉛直線に対する角度が異なり、
    第1、2固定接点端子の接点要素に接触する可動導通片の接点要素と第3、4固定接点端子の接点要素に接触する可動導通片の接点要素が、それぞれ、可動片の回動中心からの距離が等しくされていて、
    可動導通片の接点要素が第1固定接点端子の接点要素および第3固定接点端子の接点要素とそれぞれ中心で接触し、第2固定接点端子の接点要素および第4固定接点端子の接点要素とそれぞれ中心で接触するように、第3、4固定接点端子の接点要素のベースブロックからの高さが、それぞれ、第1、2固定接点端子の接点要素のベースブロックからの高さと異なるように、されていることを特徴とする請求項4に記載の電磁継電器。
  13. 複数の接点組みの閉成、および、開離が所定の時間内におこなわれるようにされていることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の電磁継電器。
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