JP2003045312A - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器

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JP2003045312A
JP2003045312A JP2001225370A JP2001225370A JP2003045312A JP 2003045312 A JP2003045312 A JP 2003045312A JP 2001225370 A JP2001225370 A JP 2001225370A JP 2001225370 A JP2001225370 A JP 2001225370A JP 2003045312 A JP2003045312 A JP 2003045312A
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earth leakage
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Seiji Ikeda
清二 池田
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H83/00Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current
    • H01H83/02Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by earth fault currents
    • H01H83/04Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by earth fault currents with testing means for indicating the ability of the switch or relay to function properly
    • H01H2083/045Auxiliary switch opening testing circuit in synchronism with the main circuit
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H83/00Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current
    • H01H83/02Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by earth fault currents
    • H01H83/04Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by earth fault currents with testing means for indicating the ability of the switch or relay to function properly

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で組立調整が容易であると共に、
漏電遮断器本体の大きさを大きくすることなく確実に動
作確認を行うことができ、動作確認テストのときにテス
トボタンを押し続けても引外しコイルが焼損することの
ない漏電遮断器を得る。 【解決手段】 一方端が零相変流器36に巻回され、他
方端が主回路30に接続されて零相変流器36に模擬漏
電電流を流すテスト回路41と、このテスト回路41中
に接続され、このテスト回路41に流れる模擬漏電電流
を入切りして漏電遮断器の動作確認を行う漏電テストス
イッチ42と、この漏電テストスイッチ42に直列に接
続されると共に漏電遮断器のオン、オフ及びトリップに
伴って入切りされる直列スイッチ46とを備え、漏電遮
断器がオフまたはトリップのときには漏電テストスイッ
チ42を操作してもテスト回路41に模擬漏電電流が流
れないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、漏電遮断器に関
し、特に、漏電遮断器の動作確認テストにおける引外し
コイルの焼損防止に関すものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、例えば、特開平5−3429
76号公報に示された従来の漏電遮断器の内部を概略的
に示す平面図、図14は図13の漏電遮断器の漏電テス
トスイッチ周辺の構成を示す斜視図、図15は図13の
漏電遮断器を主回路に接続した状態を示す回路図であ
る。
【0003】図13及び図14において、1は遮断器ケ
ース、2は電源側端子部、3は負荷側端子部、4は可動
子、5は各極の可動子4を連結するクロスバー、6は開
閉機構部、7は開閉機構部6のトリップバー、8は電磁
引外し装置、9は取付台、10は漏電テストスイッチ
で、テストボタン11、テストバネ12、板バネ13に
より構成されている。
【0004】14は取付台9に取付けられピン15を支
点として回動するアクチュエータで、漏電遮断器のオフ
及びトリップ時に駆動されて板バネ13を押圧し、テス
トバネ12が板バネ13に接触しないようにする。16
はクロスバー5の上面に当接してクロスバー5により上
下動される作動杆で、ピン17によってアクチュエータ
14に連繋されている。
【0005】図15において、18は主回路、19は主
回路18に流れる電流を開閉する開閉接点、20は開閉
接点19より負荷側に設けられ主回路18の漏電電流を
検出する零相変流器、21は零相変流器20の出力側に
接続され零相変流器20で検出した信号を増幅する増幅
器、22は増幅器21の出力信号により導通制御される
サイリスタ、23はサイリスタ22によって通電制御さ
れ、かつ主回路18に漏電が生じた時に付勢され、開閉
機構部6(図13に示す)を介して開閉接点19を開放
させて主回路18に流れる電流を遮断する引外しコイル
である。
【0006】24は開閉接点19より負荷側の主回路1
8に接続され、かつ増幅器21にその作動用電圧を供給
すると共に引外しコイル23に電圧を供給する変圧器、
25は一方端が零相変流器20に巻回され、漏電テスト
スイッチ10を介して他方端が主回路18に接続(変圧
器24に並列接続)されたテスト回路である。
【0007】次に、以上のように形成された従来の漏電
遮断器の動作について説明する。主回路18において漏
電事故が発生し、零相電流が流れると、この零相電流は
零相変流器20によって検出された後、増幅器21で増
幅され、サイリスタ22のゲートにゲート信号として与
えられる。かくして、サイリスタ22は導通し、変圧器
24の二次巻線からサイリスタ22を通して引外しコイ
ル23に電流が流れて引外しコイル23が付勢され、開
閉接点19が開放されて主回路18に流れる電流を遮断
する。
【0008】次に、漏電テストスイッチ10による漏電
遮断器の動作確認テストについて説明する。テストボタ
ン11をテストバネ12のバネ力に抗して矢印A方向
(図14に示す)に押すと、テストバネ12が板バネ1
3に接触し、主回路18のR相,T相(図15に示す)
から板バネ13およびテストバネ12を介してテスト回
路25の回路中を矢印Bに示す方向に模擬漏電電流が流
れる。この電流は零相変流器20によって検出されて上
述した通常の漏電事故の場合と同様に開閉接点19が開
放される。この結果、漏電遮断器の機能が問題ないこと
が確認される。もし、開閉接点19が開放されない場合
は漏電遮断器の構成部品に故障があることが判明する。
【0009】なお、漏電遮断器がオンのときにはクロス
バー5は図14に示す状態であり、テストボタン11を
押すとテストバネ12が板バネ13に接触して模擬漏電
電流が流れるが、漏電遮断器がオフまたはトリップの時
にはクロスバー5が矢印C方向(図14)に回動し、作
動杆16を矢印D方向(図14)に上昇させアクチュエ
ータ14を矢印E方向(図14)回動させるので、アク
チュエータ14によって板バネ13が押圧(図14の下
方向)されるため、テストバネ12と板バネ13は接触
しないため、テストボタン11を押してもテスト回路2
5に模擬漏電電流は流れない。
【0010】以上のように形成した漏電遮断器は、漏電
遮断器が主回路18に逆接続(電源側端子部2と負荷側
端子部3を反対に接続する)され且つ、漏電遮断器のハ
ンドル(図示しない)がオフ位置に拘束された状態でテ
ストボタン11を連続して押し続けるような動作を行わ
れることがあっても、上述したクロスバー5、作動杆1
6及びアクチュエータ14の作用により漏電テストスイ
ッチ10は開放状態に保持され、模擬漏電電流が流れる
ことがなく引外しコイル23が焼損しないように形成さ
れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の漏電遮断器は以
上のように構成されており、漏電テストスイッチ10を
テストボタン11、テストバネ12、及び板バネ13に
より構成させ、漏電遮断器がオフ又はトリップ状態のと
きには、クロスバー5が回動し作動杆16を介してアク
チュエータ14を回動させることにより板バネ13を押
圧してテストバネ12と板バネ13との間隙を大きくし
て、テストボタン11を押してもテストバネ12と板バ
ネ13が接触しないようにして、漏電テストスイッチ1
0を開放状態に保持するようにしているが、構造が複雑
であると共に、テストバネ12と板バネ13が接触する
か否かを決定する間隙の調整が困難であるという問題が
あった。
【0012】また、テストバネ12の繰り返しの弾性変
形による耐久性を確保するためや、テストバネ12と板
バネ13を確実に接触させるようにするためには、例え
ば、テストバネ12の腕の長さを長くして対応するが、
長くすると、漏電遮断器本体が大きくなるという問題が
あった。
【0013】この発明は、上述のような問題点を解決す
るためになされたもので、簡単な構造で組立調整が容易
であると共に、漏電遮断器本体の大きさを大きくするこ
となく確実に動作確認を行うことができ、動作確認テス
トのときにテストボタンを押し続けても引外しコイルが
焼損することのない漏電遮断器を得ることを目的として
いる。
【0014】
【課題を解決するための手段】(1)この発明に係る漏
電遮断器は、主回路に流れる電流を開閉する開閉接点
と、前記主回路の漏電電流を検出する零相変流器と、こ
の零相変流器で検出した信号に基づいて前記開閉接点を
開放する引外しコイルと、一方端が前記零相変流器に巻
回され、他方端が前記主回路に接続されて、漏電遮断器
の動作確認のときに前記零相変流器に模擬漏電電流を流
すテスト回路と、このテスト回路中に接続され、このテ
スト回路に流れる模擬漏電電流を入切りして漏電遮断器
の動作確認を行う漏電テストスイッチと、この漏電テス
トスイッチに直列に接続されると共に前記漏電遮断器の
オン、オフ及びトリップに伴って開閉し、前記漏電遮断
器がオフまたはトリップのときに開になる直列スイッチ
と、を備えたものである。
【0015】(2)また、漏電テストスイッチは、テス
トボタンと、テスト回路を形成する第1のリード線に接
続された第1の固定端子と、前記テストボタンの操作に
よって弾性変形して前記第1の固定端子に接離する第1
の弾性部材により形成され、直列スイッチは、前記テス
ト回路を形成する第2のリード線に接続された第2の固
定端子と、前記第1の弾性部材に電気的に接続されると
共に漏電遮断器のオンオフに伴って弾性変形して前記第
2の固定端子に接離する第2の弾性部材により形成され
たものである。
【0016】(3)また、第1の弾性部材と第2の弾性
部材を板状弾性部材で一体的に形成させたものである。
【0017】(4)また、板状弾性部材を略ひ字形状に
成形し、前記板状弾性部材の中央保持部を遮断器ケース
に配設された嵌挿部に嵌挿して前記板状弾性部材を前記
遮断器ケースに保持させたものである。
【0018】(5)また、板状弾性部材にU曲げ部を形
成させたものである。
【0019】(6)また、板状弾性部材をステンレス板
または錫メッキを施したリン青銅板で形成させたもので
ある。
【0020】(7)また、テストボタンの、第1の弾性
部材に接触する接触部に丸取り部を設けたものである。
【0021】(8)また、第1の弾性部材と第2の弾性
部材を線状弾性部材で一体的に形成させ、前記線状弾性
部材のコイル部を遮断器ケースに配設された円柱凸部に
嵌挿して、前記線状弾性部材を前記遮断器ケースに保持
させたものである。
【0022】(9)また、線状弾性部材をステンレス線
または錫メッキを施したリン青銅線で形成させたもので
ある。
【0023】(10)また、テストボタンの、線状弾性
部材に接触する接触部に摺動溝部を設けたものである。
【0024】(11)また、第1のリード線および第2
のリード線のいずれか一方を単芯絶縁電線で形成させ、
この単芯絶縁電線の単芯を成形させて固定端子を形成さ
せたものである。
【0025】(12)また、第1の固定端子および第2
の固定端子のいずれか一方に複数の凸部を設けたもので
ある。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1における漏電遮断器の外観斜視図、図2は
図1の漏電遮断器がオフ状態におけるF−F縦側断面
図、図3は図1の漏電遮断器がオフ状態におけるG−G
縦側断面図、図4は図1の漏電遮断器を主回路に接続し
た状態を示す回路図、図5は図1の漏電遮断器がオフま
たはトリップ状態における要部拡大縦側断面図、図6は
図1の漏電遮断器がオン状態における要部拡大縦側断面
図、図7は図5の板状弾性部材の拡大斜視図、図8は図
5の第1の固定端子の拡大斜視図である。
【0027】図1及び図2において、31は例えば、合
成樹脂成型材料で形成された遮断器ケース、32は例え
ば、合成樹脂成型材料で形成され手動操作によって開閉
接点33の開閉を行うハンドル、34は軸34aを支点
として回動して開閉接点33を開閉させると共に後述の
テストオフカム47(図3に示す)に係合するアーム3
4bを有する開閉機構部、35は後述の主回路30(図
4に示す)に過電流が流れた時に動作して開閉機構部3
4を介して開閉接点33を開閉させる電磁引外し装置で
ある。
【0028】図3〜図8において、30は主回路(図
4)、36は開閉接点33より負荷側に設けられ主回路
30の漏電電流を検出する零相変流器、37は零相変流
器36の出力側に接続され零相変流器36で検出した信
号を増幅する増幅器、38は増幅器37の出力により導
通制御されるサイリスタ、39はサイリスタ38によっ
て通電制御されかつ、主回路30に漏電が生じた時に付
勢されて開閉機構部34を介して、開閉接点33を開放
させて主回路30に流れる電流を遮断する引外しコイル
である。
【0029】40は開閉接点33より負荷側の主回路3
0に接続され、かつ、増幅器37にその作動用電圧を供
給すると共に、引外しコイル39に電圧を供給する変圧
器、41は一方端が零相変流器36に巻回され、他方端
が主回路30に接続されて零相変流器36に模擬漏電電
流を流すテスト回路、42はテスト回路41の途中に挿
入された漏電テストスイッチで、例えば合成樹脂成型材
料で形成されたテストボタン43、テスト回路41を形
成する第1のリード線41aに接続された第1の固定端
子44、及びテストボタン43の操作によって弾性変形
して第1の固定端子44に接離する第1の弾性部材45
により形成されている。
【0030】46は漏電テストスイッチ42とテスト回
路41を形成する第2のリード線41bとの間に接続さ
れ、漏電遮断器のオン、オフ及びトリップに伴って回動
するテストオフカム47により開閉される直列スイッチ
で、第2のリード線41bに接続された第2の固定端子
48、及びテストオフカム47の回動に伴って弾性変形
し第2の固定端子48に接離する第2の弾性部材49に
より形成されている。なお、この第2の弾性部材49と
第1の弾性部材45は電気的に導通しており、例えば、
ステンレス板、または錫メッキを施したリン青銅板を成
形加工して一体的に形成させた、例えば、板バネである
板状弾性部材が用いられる。以上のように形成させた板
状弾性部材は、繰返しの弾性変形に対して耐久性が良
く、第1の固定端子44及び第2の固定端子48との接
触時にも接触抵抗が低く、接触安定性が良い。
【0031】第1の弾性部材45と第2の弾性部材49
を一体的に形成させた板状弾性部材は略ひ字形状に成形
され、中央部の中央保持部51の外側面が遮断器ケース
31から略コ字形状を成して突設した嵌挿部31aの内
側面に嵌挿保持(図5)されると共に、第1の弾性部材
45と中央保持部51との間にはU曲げ部52(図7)
が配設されている。43aはテストボタン43の下端部
の第1の弾性部材45に接触する接触部分に配設された
丸取り部(図5)である。なお、上記説明では、中央保
持部51の外側面を嵌挿部31aの内側面に嵌挿保持さ
せたが、嵌挿部31aの外側面に中央保持部51の内側
面を嵌挿保持させるようにしても良い。
【0032】テスト回路41の一部を形成する第1のリ
ード線41a、及び第2のリード線41bは、例えば、
単芯絶縁電線で形成されており、この単芯絶縁電線の単
芯を成形することにより、第1の固定端子44(図8)
及び第2の固定端子48を形成させ、遮断器ケース31
から突設した突設部31b、31cの夫々に嵌挿保持
(図5)させている。
【0033】なお、上記説明では、第1の弾性部材45
と第2の弾性部材49を板状弾性部材で一体的に形成さ
せたが、第1の弾性部材45と第2の弾性部材49を別
部品で形成させ、夫々を遮断器ケース31に保持させ、
例えば、リード線を用いて電気的に接続しても良い。ま
た、第1のリード線41aと第1の固定端子44、第2
のリード線41bと第2の固定端子48を一体的に形成
させたが、第1のリード線41a及び第2のリード線4
1bを例えば、撚線を導体とする絶縁電線で形成させ、
第1の固定端子44及び第2の固定端子48を例えば、
銅板で形成させた別部品とし、半田付けなどにより電気
的に接続するようにしても良い。
【0034】次に、以上のように形成された実施の形態
1における漏電遮断器の動作について説明する。主回路
30において漏電事故が発生し、零相電流が流れると、
この零相電流は零相変流器36によって検出された後、
増幅器37で増幅され、サイリスタ38のゲートにゲー
ト信号として与えられる。かくして、サイリスタ38は
導通し、変圧器40の二次巻線からサイリスタ38を通
して引外しコイル39に電流が流れて引外しコイル39
が付勢され、開閉接点33が開放されて主回路30に流
れる電流を遮断する。
【0035】次に、漏電テストスイッチ42による漏電
遮断器の動作確認テストについて説明する。テストボタ
ン43を第1の弾性部材45のバネ力に抗して矢印H方
向(図6)に押すと、第1の弾性部材45がU曲げ部5
2を支点として変形(一点鎖線で示す)し、第1の弾性
部材45が第1の固定端子44に接触し、主回路30か
ら漏電テストスイッチ42、直列スイッチ46を介して
テスト回路41の回路中を矢印Iに示す方向(図4)に
模擬漏電電流が流れる。
【0036】なお、U曲げ部52は変形に伴って、その
支点がU曲げ部分を移動(図6の上から下方向)するの
で、応力が分散するため、耐久性が良いという効果があ
る。次に、模擬漏電電流が零相変流器36によって検出
されて、上述した通常の漏電事故の場合と同様に開閉接
点33が開放される。この結果、漏電遮断器の機能が問
題ないことが確認される。もし、開閉接点33が開放さ
れない場合は漏電遮断器の構成部品に故障があることが
判明する。
【0037】なお、漏電遮断器がオンのときには開閉機
構部34のアーム34bに係合して回動するテストオフ
カム47の位置は図6に示す状態で、第2の弾性部材4
9が第2の固定端子48に接触しており、テストボタン
43を押すと上記の通り第1の弾性部材45が第1の固
定端子44に接触して模擬漏電電流が流れるが、ハンド
ル32を手動操作して漏電遮断器をオフにさせた場合、
または主回路30に過電流が流れ電磁引外し装置35が
作動した場合、並びに主回路30に漏電電流が流れ引外
しコイル39が作動した場合のトリップ時には、図6の
位置に保持されていたアーム34bが矢印J方向に回動
し、テストオフカム47を矢印K方向に回動させて図5
の位置に保持させるので、テストオフカム47により第
2の弾性部材49が押し上げられ、第2の固定端子48
から開離した状態になり、たとえ、テストボタン43を
押して第1の弾性部材45を第1の固定端子44に接触
させても模擬漏電電流は流れない。
【0038】以上のように形成した実施の形態1による
漏電遮断器は、漏電遮断器が主回路30に逆接続され且
つ、漏電遮断器のハンドル32がオフ位置に拘束される
ことにより、主回路30からテスト回路41に電圧が供
給される状態でテストボタン11を連続して押し続ける
ような動作を行われることがあっても、アーム34bと
このアーム34bに係合して動作するテストオフカム4
7の作用により直列スイッチ46が開になり、模擬漏電
電流を流す回路が形成されないようにしたので引外しコ
イル39が焼損しないものである。
【0039】また、漏電遮断器がオンであるか、オフ又
はトリップ状態であるかを直列スイッチ46を用いて検
出するようにしたので、簡単な構造で組立調整が容易
で、漏電遮断器本体の大きさを大きくすることなく、確
実に動作確認を行うことができる。なお、上記説明は単
相2線式漏電遮断器の場合について行ったが、三相3線
式漏電遮断器の場合も同様である。
【0040】実施の形態2.図9はこの発明の実施の形
態2における漏電遮断器がオフ状態における要部拡大縦
側断面図、図10は図9の漏電遮断器の線状弾性部材の
拡大斜視図、図11は図9のテストボタンの拡大斜視図
である。
【0041】図において、実施の形態1では第1の弾性
部材45と第2の弾性部材49を、一体的に成形した板
状弾性部材により形成させたが、本実施例は板状弾性部
材の代わりに例えば、ステンレス線、または錫メッキを
施したリン青銅線を成形加工した、例えば、ひねりバネ
のような線状弾性部材で形成させたものであり、線状弾
性部材は第1の弾性部材53と第2の弾性部材54で形
成され、コイル部55を遮断器ケース31に突設した円
柱凸部31dに嵌挿させて保持させる。また、テストボ
タン43の下端部の第1の弾性部材53との係合部には
線状弾性部材の形状に合わせた摺動溝部43b(図1
1)が配設されている。上記以外のこの実施例における
漏電遮断器の構成、動作及び、動作確認テストについて
は、実施の形態1と同様である。
【0042】以上のように形成した実施の形態2の漏電
遮断器によれば、第1の弾性部材と第2の弾性部材を線
状弾性部材で一体的に形成させたので、安価でかつ、遮
断器ケースへの装着が容易である。
【0043】また、テストボタン43の、線状弾性部材
53との接触部に線状弾性部材の形状に合わせた摺動溝
部43bを配設したのでテストボタン43を押圧したと
き、線状弾性部材53がスムーズに弾性変形すると共
に、第1の固定端子44に確実に接触する。
【0044】実施の形態3.図12はこの発明の実施の
形態3における漏電遮断器がオフまたはトリップ状態に
おける要部拡大縦側断面図である。図において、この発
明の実施の形態3における漏電遮断器は、単芯絶縁電線
の単芯を成形して形成させた第1の固定端子44と第1
の弾性部材45が接離する面に複数の凸部44a、第2
の固定端子48と第2の弾性部材49と接離する面に複
数の凸部48aを配設したものである。なお、本実施例
における弾性部材は板状弾性部材であったが、実施の形
態2に示した線状弾性部材であっても良い。上記以外の
この実施例における漏電遮断器の構成、動作及び、動作
確認テストについては、実施の形態1と同様である。以
上のように形成した実施の形態3の漏電遮断器によれ
ば、接触時に複数の接触点で接触するため接触安定性が
良いという効果がある。
【0045】
【発明の効果】(1)以上のように、請求項1の発明に
よれば、主回路に流れる電流を開閉する開閉接点と、前
記主回路の漏電電流を検出する零相変流器と、この零相
変流器で検出した信号に基づいて前記開閉接点を開放す
る引外しコイルと、一方端が前記零相変流器に巻回さ
れ、他方端が前記主回路に接続されて、漏電遮断器の動
作確認のときに前記零相変流器に模擬漏電電流を流すテ
スト回路と、このテスト回路中に接続され、このテスト
回路に流れる模擬漏電電流を入切りして漏電遮断器の動
作確認を行う漏電テストスイッチと、この漏電テストス
イッチに直列に接続されると共に前記漏電遮断器のオ
ン、オフ及びトリップに伴って開閉し、前記漏電遮断器
がオフまたはトリップのときに開になる直列スイッチと
を備えたので、漏電遮断器が主回路に逆接続され且つ、
漏電遮断器のハンドルがオフ位置に拘束された状態でテ
ストボタンを連続して押し続けるような動作を行われる
ことがあっても、模擬漏電電流を流す回路が形成されな
いようにしたので引外しコイルが焼損しないという効果
がある。
【0046】(2)請求項2の発明によれば、漏電テス
トスイッチは、テストボタンと、テスト回路を形成する
第1のリード線に接続された第1の固定端子と、前記テ
ストボタンの操作によって弾性変形して前記第1の固定
端子に接離する第1の弾性部材により形成され、直列ス
イッチは、前記テスト回路を形成する第2のリード線に
接続された第2の固定端子と、前記第1の弾性部材に電
気的に接続されると共に漏電遮断器のオンオフに伴って
弾性変形して前記第2の固定端子に接離する第2の弾性
部材により形成されており、簡単な構造で形成させたの
で組立調整が容易で、漏電遮断器本体の大きさを大きく
することなく、確実に動作確認を行うことができる。
【0047】(3)請求項3の発明によれば、第1の弾
性部材と第2の弾性部材を板状弾性部材で一体的に形成
させたので、簡素な構成でかつ、安価で形成させること
ができる。
【0048】(4)請求項4の発明によれば、板状弾性
部材を略ひ字形状に成形し、前記板状弾性部材の中央保
持部を遮断器ケースに配設された嵌挿部に嵌挿して前記
板状弾性部材を前記遮断器ケースに保持させたので、板
状弾性部材の遮断器ケースへの装着が容易である。
【0049】(5)請求項5の発明によれば、板状弾性
部材にU曲げ部を形成させたので、動作試験のためにテ
ストボタンを操作して、第1の弾性部材を繰り返し変形
させた時の応力がU曲げ部で分散するので耐久性が良
い。
【0050】(6)請求項6の発明によれば、板状弾性
部材をステンレス板または錫メッキを施したリン青銅板
で形成させたので、耐久性が良く、また、第1の固定端
子または第2の固定端子との接触安定性が良い。
【0051】(7)請求項7の発明によれば、テストボ
タンの、第1の弾性部材に接触する接触部に丸取り部を
設けたので、動作試験のためにテストボタンを操作した
時に第1の弾性部材がスムーズに変形すると共に、第1
の固定端子と確実に接触させることができる。
【0052】(8)請求項8の発明によれば、第1の弾
性部材と第2の弾性部材を線状弾性部材で一体的に形成
させ、前記線状弾性部材のコイル部を遮断器ケースに配
設された円柱凸部に嵌挿して、前記線状弾性部材を前記
遮断器ケースに保持させたので、安価でかつ、遮断器ケ
ースへの装着が容易である。
【0053】(9)請求項9の発明によれば、線状弾性
部材をステンレス線または錫メッキを施したリン青銅線
で形成させたので、耐久性が良く、また、第1の固定端
子または第2の固定端子との接触安定性が良い。
【0054】(10)請求項10の発明によれば、テス
トボタンの線状弾性部材との接触部に摺動溝部を設けた
ので、動作試験のためにテストボタンを操作した時に線
状弾性部材がスムーズに変形すると共に、第1の固定端
子と確実に接触させることができる。
【0055】(11)請求項11の発明によれば、第1
のリード線および第2のリード線のいずれか一方を単芯
絶縁電線で形成させ、この単芯絶縁電線の単芯を成形す
ることにより固定端子を形成させたので、安価に構成で
きる。
【0056】(12)請求項12の発明によれば、第1
の固定端子および第2の固定端子のいずれか一方に複数
の凸部を設けたので、第1の弾性部材または第2の弾性
部材との接触安定性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における漏電遮断器
の外観斜視図である。
【図2】 図1の漏電遮断器がオフ状態におけるF−F
縦側断面図である。
【図3】 図1の漏電遮断器がオフ状態におけるG−G
縦側断面図である。
【図4】 図1の漏電遮断器を主回路に接続した状態を
示す回路図である。
【図5】 図1の漏電遮断器がオフまたはトリップ状態
における要部拡大縦側断面図である。
【図6】 図1の漏電遮断器がオン状態における要部拡
大縦側断面図である。
【図7】 図5の板状弾性部材の拡大斜視図である。
【図8】 図5の固定端子の拡大斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態2における漏電遮断器
がオフまたはトリップ状態における状態における要部拡
大縦側断面図である。
【図10】 図9の漏電遮断器の線状弾性部材の拡大斜
視図である。
【図11】 図9のテストボタンの拡大斜視図である。
【図12】 この発明による実施の形態3における漏電
遮断器がオフまたはトリップ状態における要部拡大縦側
断面図である。
【図13】 従来の漏電遮断器の内部を概略的に示す正
面図である。
【図14】 図13の漏電遮断器の漏電テストスイッチ
周辺の構成を示す斜視図である。
【図15】 図13の漏電遮断器を主回路に接続した状
態を示す回路図である。
【符号の説明】
30 主回路、31 遮断器ケース、31a 嵌挿部、
31b,31c 突設部、32 ハンドル、33 開閉
接点、34 開閉機構部、34a 軸、34b アー
ム、35 電磁引外し装置、36 零相変流器、37
増幅器、38 サイリスタ、39 引外しコイル、40
変圧器、41 テスト回路、41a 第1のリード
線、41b 第2のリード線、42 漏電テストスイッ
チ、43 テストボタン、43a 丸取り部、43b
摺動溝部、44 第1の固定端子、44a 凸部、45
第1の弾性部材(板状弾性部材)、46 直列スイッ
チ、47 テストオフカム、48 第2の固定端子、4
9 第2の弾性部材(板状弾性部材)、51 中央保持
部、52 U曲げ部、53 第1の弾性部材(線状弾性
部材)、54 第2の弾性部材(線状弾性部材)、55
コイル部。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回路に流れる電流を開閉する開閉接点
    と、前記主回路の漏電電流を検出する零相変流器と、こ
    の零相変流器で検出した信号に基づいて前記開閉接点を
    開放する引外しコイルと、一方端が前記零相変流器に巻
    回され、他方端が前記主回路に接続されて、漏電遮断器
    の動作確認のときに前記零相変流器に模擬漏電電流を流
    すテスト回路と、このテスト回路中に接続され、このテ
    スト回路に流れる模擬漏電電流を入切りして漏電遮断器
    の動作確認を行う漏電テストスイッチと、この漏電テス
    トスイッチに直列に接続されると共に前記漏電遮断器の
    オン、オフ及びトリップに伴って開閉し、前記漏電遮断
    器がオフまたはトリップのときに開になる直列スイッチ
    と、を備えたことを特徴とする漏電遮断器。
  2. 【請求項2】 漏電テストスイッチは、テストボタン
    と、テスト回路を形成する第1のリード線に接続された
    第1の固定端子と、前記テストボタンの操作によって弾
    性変形して前記第1の固定端子に接離する第1の弾性部
    材により形成され、直列スイッチは、前記テスト回路を
    形成する第2のリード線に接続された第2の固定端子
    と、前記第1の弾性部材に電気的に接続されると共に漏
    電遮断器のオンオフに伴って弾性変形して前記第2の固
    定端子に接離する第2の弾性部材により形成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の漏電遮断器。
  3. 【請求項3】 第1の弾性部材と第2の弾性部材を板状
    弾性部材で一体的に形成させたことを特徴とする請求項
    2記載の漏電遮断器。
  4. 【請求項4】 板状弾性部材を略ひ字形状に成形し、前
    記板状弾性部材の中央保持部を遮断器ケースに配設され
    た嵌挿部に嵌挿して前記板状弾性部材を前記遮断器ケー
    スに保持させたことを特徴とする請求項3記載の漏電遮
    断器。
  5. 【請求項5】 板状弾性部材にU曲げ部を形成させたこ
    とを特徴とする請求項4記載の漏電遮断器。
  6. 【請求項6】 板状弾性部材をステンレス板または錫メ
    ッキを施したリン青銅板で形成させたことを特徴とする
    請求項3から請求項5記載のいずれか1項に記載の漏電
    遮断器。
  7. 【請求項7】 テストボタンの、第1の弾性部材に接触
    する接触部に丸取り部を設けたことを特徴とする請求項
    3から請求項6記載のいずれか1項に記載の漏電遮断
    器。
  8. 【請求項8】 第1の弾性部材と第2の弾性部材を線状
    弾性部材で一体的に形成させ、前記線状弾性部材のコイ
    ル部を遮断器ケースに配設された円柱凸部に嵌挿して、
    前記線状弾性部材を前記遮断器ケースに保持させたこと
    を特徴とする請求項2記載の漏電遮断器。
  9. 【請求項9】 線状弾性部材をステンレス線または錫メ
    ッキを施したリン青銅線で形成させたことを特徴とする
    請求項8記載の漏電遮断器。
  10. 【請求項10】 テストボタンの、線状弾性部材に接触
    する接触部に摺動溝部を設けたことを特徴とする請求項
    8または請求項9記載の漏電遮断器。
  11. 【請求項11】 第1のリード線および第2のリード線
    のいずれか一方を単芯絶縁電線で形成させ、この単芯絶
    縁電線の単芯を成形させて固定端子を形成させたことを
    特徴とする請求項2記載の漏電遮断器。
  12. 【請求項12】 第1の固定端子および第2の固定端子
    のいずれか一方に複数の凸部を設けたことを特徴とする
    請求項11記載の漏電遮断器。
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