JP2010007306A - 筒状鍵使用のピンタンブラ錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】錠としての性能を低下させることなく錠の奥行き寸法を減少できる筒状鍵使用のピンタンブラ錠を提供する。
【解決手段】ロータの大径円盤部に環状の鍵孔をロータの中心軸線の方向に形成し、ロータの中心軸線に直交する方向に複数個の第1のピン受孔をロータの大径円盤部に放射状に形成し、ロータの中心軸線に直交する方向に複数個の第2のピン受孔を固定本体に放射状に形成し、鍵孔から筒状鍵を抜き取った状態においては、従動ピンの先端を鍵孔に突出させる一方、従動ピンの後端と駆動ピンの先端の当接点を第1のピン受孔内に入り込ませ、筒状鍵の外周面には、従動ピンの後端と駆動ピンの先端の当接点をロータの大径中間部の外周面にまで移動させるキーコード用凹部を、ロータの中心軸線と直交する方向に深さを変更して放射状に複数個形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、筒状鍵を環状の鍵孔に挿入して従動ピンと駆動ピンの当接点を錠止解除位置に移動させるようにした筒状鍵使用のピンタンブラ錠に関する。
筒状鍵使用のピンタンブラ錠は、筒状鍵の先端部外周面に切り溝状のキーコード用凹部を放射状に複数個形成するものであり、多くの鍵違いが得られるものとして種々の用途に使用されている。
しかしながら、従動ピンが収容される第1のピン受孔をロータの中心軸線の方向に沿ってロータに形成し、駆動ピンと付勢用バネが収容される第2のピン受孔をロータの中心軸線に沿って固定本体に形成されているため、錠全体としての奥行き寸法が長いものとなっている(特許文献1参照)。
錠の使用対象物の内部空間に余裕があり、内部空間への錠の突出部分の長さを問わない場合には、それでも良いのであるが、使用対象物の内部空間に余裕がないとき等には、錠の奥行き寸法は問題となる。
実開平5-30376号公報
本発明の課題は、錠としての性能を低下させることなく錠の奥行き寸法を減少させることができるようにした筒状鍵使用のピンタンブラ錠を提供することである。
本発明の筒状鍵を使用するピンタンブラ錠は、小径円柱部と大径円盤部をロータの中心軸線に沿って前後に形成し、使用対象物に固着される固定本体に前記ロータを回転可能に収容し、ロータの前記小径円柱部の外周に筒状鍵が挿入される環状の案内用開口部をロータの中心軸線の方向に形成し、ロータの大径円盤部に前記案内用開口部の延長線上において環状の鍵孔をロータの中心軸線の方向に形成し、ロータの中心軸線に直交する方向に複数個の第1のピン受孔をロータの前記大径円盤部に放射状に形成して該第1のピン受孔の内端を前記鍵孔の外側壁面に開口させ、ロータの中心軸線に直交する方向に複数個の第2のピン受孔を前記固定本体に放射状に形成して該第2のピン受孔を前記第1のピン受孔に連通させ、前記第1のピン受孔に従動ピンを収容し、前記第2のピン受孔に駆動ピンと付勢用バネを収容し、前記鍵孔から前記筒状鍵を抜き取った状態においては、前記従動ピンの先端を前記バネの付勢によって前記鍵孔に突出させる一方、前記従動ピンの後端と前記駆動ピンの先端の当接点を前記第1のピン受孔内に入り込ませ、前記筒状鍵の外周面には、前記筒状鍵を前記鍵孔に挿入したとき、前記従動ピンの後端と前記駆動ピンの先端の当接点を前記ロータの前記大径中間部の外周面にまで移動させるキーコード用凹部を、ロータの中心軸線と直交する方向に深さを変更して放射状に複数個形成したものである。
このように本発明の筒状鍵を使用するピンタンブラ錠では、ロータに形成される第1のピン受孔と固定本体に形成される第2のピン受孔が、ロータの中心軸線と直交する方向に放射状に配置されており、従動ピンの先端を押圧して従動ピンと駆動ピンの当接点をロータの外周面へ移動させるキーコード用凹部が、ロータの中心軸線と直交する方向に深さを変更して筒状鍵の外周面に形成されているため、錠としての性能の低下を招くことなく錠全体としての奥行き寸法を必要十分に減少させることができる。
使用対象物の内部空間への錠の突出部分を減らせるので、錠の適用範囲が広がるものである。
図1から図5に示した実施例では、固定本体1は、円形鍔部2を使用対象物3の前面に突き当て、使用対象物3の取付孔4から背面側に突出した螺子筒部5にナット6を螺合することによって、使用対象物3に固着されている。ロータ7の小径円柱部8の前面は固定本体1の前面と同じ面位置にあり、小径円柱部8の外周に面する固定本体1の内周部に形成された案内用開口部9には、筒状鍵10の挿入位置決め突起11に符合した挿入位置決め用切欠12がその内周壁面に形成されている。また、前記案内用開口部9の内周壁面には挿入位置決め凹部12から90度の間隔を置いて挿入位置決め突起11が通過可能な抜取り用切欠13が形成されており、筒状鍵10は90回転した解錠位置でも抜き取れるようになっている。
ロータ7の大径円盤部14は、固定本体1の後面に嵌め込み固定した円板状の裏板15によって固定本体1からの脱出を阻止されている。裏板15から突出したロータ7の小径軸部16には、回転角度規制板17と止め金板(図示していない)が嵌合され、座金板19とビス20によってロータ7に固定されている。回転角度規制板17は、固定本体2の後面に形成された回転位置決め突起(図示していない)と係合して、ロータ7の回転角度を90度に規制する。止め金板17は、使用対象物が機器ボックスであれば、ボックス本体側に設けた受金(図示していない)に係脱して、機器ボックスの扉をボックス本体に錠止する。
ロータ7の大径円盤部14に形成した鍵孔21は、前記案内用開口部9と同じ形状であり、第1のピン受孔22を越える深さまで達している。第1のピン受孔22は大径円盤部14の厚さの中間部領域に形成され、内端は鍵孔21の外側壁面に開口し、外端は大径円盤部14の外周面に開口している。固定本体1に形成した第2のピン受孔23は、第1のピン受孔22の延長線上にあり、内端は固定本体1の内周面に開口し、外端は固定本体1の外周面に開口している。
ピンタンブラとして錠要素となる従動ピン24と駆動ピン25は断面円形のピンであり、駆動ピン25の基端に当接する付勢用バネ26は圧縮コイルバネで構成されている。第2のピン受孔23の外端はバネ押さえ部材27によって閉塞されている。従動ピン24の先端は、筒状鍵10を鍵孔21から抜き取った状態では、鍵孔21の内側壁面に当接している。この鍵孔21の内側壁面は小径円柱部8の外周面の延長線上にある。
筒状鍵10が鍵孔21から抜き取られている施錠状態では、従動ピン24の基端と駆動ピン25の先端との当接点は第1のピン受孔22内に移動しており、駆動ピン25が第1のピン受孔22と第2のピン受孔23に跨って係合しているため、固定本体1に対するロータ7の回転が制止されている。
筒状鍵10が鍵孔21に差し込まれたとき、筒状鍵21の外周面のキーコード用凹部28が従動ピン24の先端に当接し、従動ピン24を外方に押すため、従動ピン24の基端と駆動ピン25の先端との当接点がロータ7の大径円盤部14の外周面まで移動する。これによって固定本体1に対するロータ7の回転制止が解除される。筒状鍵10を所定方向に回すと、筒状鍵10の摘み板29の一部が係合するロータ7の切欠18を介して回転力が伝達されるので、ロータ7と一体に回転した止め金板は前記受金から離脱した解錠位置に移動する。
図6に示した別の実施例では、ロータ7の大径円盤部14の第1のピン受孔22は段付き孔に形成されており、これに対応して従動ピン24も段付きピンに形成されている。この実施例では、筒状鍵10を鍵孔21から抜き取った状態では、従動ピン24の先端と鍵孔21の内側壁面との間には隙間が残されている。その他の構成は前記実施例と同様であるので説明は省略する。
なお、上記いずれの実施例においても、ロータ7の大径円盤部14の厚さを更に減少させ、第1のピン受孔22を大径円盤部14の前面部に形成することもできる。
本発明の一実施例に係る筒状鍵使用のピンタンブラ錠の正面図であり、筒状鍵は抜き取られている。 図1のA−A船断面図である。 図2のB−B線断面図である。 図1のピンタンブラ錠に筒状鍵を挿入したときの図2に対応した断面図である。 図1のピンタンブラ錠に使用する筒状鍵の正面図である。 本発明の別の実施例に係る筒状鍵使用のピンタンブラ錠の要部断面図である。
符号の説明
1 固定本体
2 固定本体の円形鍔部
3 使用対象物
4 使用対象物の取付孔
5 固定本体の螺子筒部
6 ナット
7 ロータ
8 ロータの小径円柱部
9 固定本体に案内用開口部
10 筒状鍵
11 筒状鍵の挿入位置決め突起
12 固定本体の挿入位置決め用切欠
13 固定本体の抜取り用切欠
14 ロータの大径円盤
15 固定本体の裏板
16 ロータの小径軸部
17 回転角度規制板
18 回転力伝達用切欠
19 座金板
20 ビス
21 ロータの大径円盤部の鍵孔
22 ロータの第1のピン受孔
23 固定本体の第2のピン受孔
24 従動ピン
25 駆動ピン
26 付勢用バネ
27 バネ押さえ部材
28 筒状鍵のキーコード用凹部
29 筒状鍵の摘み板

Claims (1)

  1. 小径円柱部と大径円盤部をロータの中心軸線に沿って前後に形成し、使用対象物に固着される固定本体に前記ロータを回転可能に収容し、ロータの前記小径円柱部の外周に筒状鍵が挿入される環状の案内用開口部をロータの中心軸線の方向に形成し、ロータの大径円盤部に前記案内用開口部の延長線上において環状の鍵孔をロータの中心軸線の方向に形成し、ロータの中心軸線に直交する方向に複数個の第1のピン受孔をロータの前記大径円盤部に放射状に形成して該第1のピン受孔の内端を前記鍵孔の外側壁面に開口させ、ロータの中心軸線に直交する方向に複数個の第2のピン受孔を前記固定本体に放射状に形成して該第2のピン受孔を前記第1のピン受孔に連通させ、前記第1のピン受孔に従動ピンを収容し、前記第2のピン受孔に駆動ピンと付勢用バネを収容し、前記鍵孔から前記筒状鍵を抜き取った状態においては、前記従動ピンの先端を前記バネの付勢によって前記鍵孔に突出させる一方、前記従動ピンの後端と前記駆動ピンの先端の当接点を前記第1のピン受孔内に入り込ませ、前記筒状鍵の外周面には、前記筒状鍵を前記鍵孔に挿入したとき、前記従動ピンの後端と前記駆動ピンの先端の当接点を前記ロータの前記大径中間部の外周面にまで移動させるキーコード用凹部を、ロータの中心軸線と直交する方向に深さを変更して放射状に複数個形成してある、筒状鍵使用のピンタンブラ錠。
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