JP2010006759A - 環状カーボネートのアルキレンオキサイド付加物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の課題は、エポキシ化合物等の中間体を経る必要がない簡便な方法で製造でき、鎖状カーボネート化合物等の副生物が少な環状カーボネートのアルキレンオキサイド付加物の製造方法を提供することである。
【解決手段】 塩基性触媒の存在下で、反応系中の水分含有量が1重量%以下で、かつ重合温度が80〜150℃で環状カーボネート化合物にアルキレンオキサイドを付加反応させることを特徴とする環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物の製造方法である。
【選択図】なし
【解決手段】 塩基性触媒の存在下で、反応系中の水分含有量が1重量%以下で、かつ重合温度が80〜150℃で環状カーボネート化合物にアルキレンオキサイドを付加反応させることを特徴とする環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物の製造方法である。
【選択図】なし
Description
本発明は、環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物の製造方法に関し、詳しくは、環状カーボネートの開環により生成した鎖状カーボネート化合物等の副生物が少ない環状カーボネートのアルキレンオキサイド付加物の製造方法に関する。
環状カーボネート化学構造を、ポリオキシアルキレン鎖を有するポリマーの骨格中に導入する方法としては、トリホスゲンとエポキシとを反応させる方法(例えば、特許文献1)が提案されているが、この方法によれば、ポリオキシアルキレン鎖の末端水酸基をエポキシ化した後、トリホスゲンと反応させる必要があり、工程が煩雑となる。また、収率が低いという問題を有する。
特開平6−223842号公報
活性水素を分子内に有する環状カーボネート化合物にアルキレンオキサイドを付加重合すれば、簡便な方法でポリマーが製造できるが、酸性触媒を使用して付加重合するとアリルエーテルやプロピオンアルデヒド等の副生物が生成する。
本発明の課題は、エポキシ化合物等の中間体を経る必要がない簡便な方法で製造でき、鎖状カーボネート化合物等の副生物が少ない環状カーボネートのアルキレンオキサイド付加物の製造方法を提供することである。
本発明者は鋭意研究した結果、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、下記一般式(1)で表される環状カーボネート化合物(C)のアルキレンオキサイド付加物(A)が95重量%以上であることを特徴とする環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物組成物;および不純物の少ない環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物(A)の製造方法である。
すなわち本発明は、下記一般式(1)で表される環状カーボネート化合物(C)のアルキレンオキサイド付加物(A)が95重量%以上であることを特徴とする環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物組成物;および不純物の少ない環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物(A)の製造方法である。
[式(1)中、OAは炭素数2〜8のオキシアルキレン基を表し、2種以上が併用されてもよい。nは、1〜20の整数を表す。]
本発明によれば、上記のような煩雑な工程が必要ない。また、鎖状カーボネート化合物等の副生物が少なく、かつアルキレンオキサイドの重合活性が高い。
本発明において、主成分の環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物(A)の製造に用いられる環状カーボネート化合物(C)は、下記一般式(2)で表されるグリセロールカルボナートである。
環状カーボネート化合物(C)は、ホスゲンとグリセリンとの反応、グリセリンと尿素との反応、またはジアルキルカーボネートとグリセリンとのエステル交換反応により製造できる。
上記の環状カーボネート化合物(C)を用いて製造される環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物(A)は、下記一般式(1)で表されるものである。
[式(1)中、OAは炭素数2〜8のオキシアルキレン基を表し、2種以上が併用されてもよい。nは、1〜20の整数を表す。]
式(1)中のOAは、炭素数2〜8のアルキレンオキサイドが開環したものを表し、具体的には、例えば、エチレンオキサイド(以下、EOと略記)、プロピレンオキサイド(以下、POと略記)、1,2−又は2,3−ブチレンオキサイド、テトラヒドロフラン、1,2−オクチレンオキサイドの開環物等が挙げられる。好ましくはEO、POの開環物である。
2種以上のアルキレンオキサイドを併用する場合は、ランダム、ブロックおよびこれらの併用でもよい。好ましくはランダム結合であり、特にEOとPOのランダム結合が好ましい。
式(1)中のnは上記アルキレンオキサイドの付加モル数であり、1〜20の整数を表す。さらに好ましくは、1〜8である。
(A)は、環状カーボネート化合物(C)を開始化合物として、塩基性触媒(B)の存在下に、アルキレンオキサイドを付加反応させて得られる。
(A)は、環状カーボネート化合物(C)を開始化合物として、塩基性触媒(B)の存在下に、アルキレンオキサイドを付加反応させて得られる。
アルキレンオキサイドの付加反応をさせる際に用いる塩基性触媒(B)としては、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の水酸化物、アルカリ金属アルコラート、アルカリ土類金属アルコラート等が挙げられる。具体的には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート、カリウムメチラート、カリウムエチラート等が挙げられる。好ましくは、ナトリウムメチラート、カリウムメチラートである。
(B)の使用量としては、環状カーボネート化合物(C)とアルキレンオキサイドの合計100重量部当たり、0.0001〜5重量部が好ましい。さらに好ましくは0.001〜1重量部である。
(B)の使用量としては、環状カーボネート化合物(C)とアルキレンオキサイドの合計100重量部当たり、0.0001〜5重量部が好ましい。さらに好ましくは0.001〜1重量部である。
付加反応の反応条件は、好ましくは80〜150℃であり、さらに好ましくは85〜120℃である。
150℃を超えると環状カーボネート化合物自体の開環が進行して好ましくない鎖状カーボネート化合物(D)が多量に副生し、開環反応を押さえるために80℃未満の低温反応で行うと付加反応が進行しにくい
反応時間は好ましくは30分〜20時間である。反応は、窒素等の不活性ガスの雰囲気下で行う。
150℃を超えると環状カーボネート化合物自体の開環が進行して好ましくない鎖状カーボネート化合物(D)が多量に副生し、開環反応を押さえるために80℃未満の低温反応で行うと付加反応が進行しにくい
反応時間は好ましくは30分〜20時間である。反応は、窒素等の不活性ガスの雰囲気下で行う。
付加反応は水分含有量が1重量%以下、好ましくは0.1重量%以下の反応系中で行う。反応系中の水分含有量を1重量%以下とする方法としては、例えば、不活性ガス置換後、減圧度−0.05MPa以下、温度80〜150℃で15分〜2時間、ストリッピングする方法が挙げられる。
本発明の付加反応においては、一般的なアルキレンオキサイド付加反応における副生物であるアルデヒドなどのほか、鎖状のカーボネート化合物(D)が副生する。
副生する鎖状カーボネート化合物(D)としては、主として環状カーボネートの開環重合により生成する鎖状カーボネート化合物(D1)や、環状カーボネート基と水酸基との開環反応により生成する鎖状カーボネート化合物(D2)などが挙げられる。
副生する鎖状カーボネート化合物(D)としては、主として環状カーボネートの開環重合により生成する鎖状カーボネート化合物(D1)や、環状カーボネート基と水酸基との開環反応により生成する鎖状カーボネート化合物(D2)などが挙げられる。
上記の環状カーボネートの開環重合により生成する鎖状カーボネート化合物(D1)としては、例えば、環状カーボネート化合物(C)中の環状カーボネート基が塩基性触媒(B)により開環してさらに未反応で系中に残存している別の(C)分子の環状カーボネート基への求核攻撃を繰り返すことで生成する(C)の開環重合物(D11)や、一旦生成した環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物(A)の環状カーボネート基が塩基性触媒(B)により開環して未反応で系中に残存しているさらに別の(C)分子の環状カーボネート基への求核攻撃を繰り返すことで生成する(A)の開環重合物(D12)などが挙げられる。
付加反応温度が180℃以上では(D11)が生成しやすく、150℃〜180℃では(D12)が生成しやすくなる。
付加反応温度が180℃以上では(D11)が生成しやすく、150℃〜180℃では(D12)が生成しやすくなる。
上記の環状カーボネート基と水酸基との開環反応により生成する鎖状カーボネート(D2)としては、例えば、環状カーボネート化合物(C)の水酸基が塩基性触媒(B)によりアルコラート化し、さらに別の(C)分子の環状カーボネート基を求核攻撃して生成する鎖状カーボネート化合物(D21)や、環状カーボネート化合物(C)のアルキレンオキサイド付加反応によりアルコラート化した反応末端が、別の(C)分子の水酸基を求核攻撃して生成する鎖状カーボネート化合物(D22)などが挙げられる。
付加反応温度が200℃以上では(D11)が生成しやすく、150℃〜200℃では(D12)が生成しやすくなる。
付加反応温度が200℃以上では(D11)が生成しやすく、150℃〜200℃では(D12)が生成しやすくなる。
本発明の条件で製造すると、アルキレンオキサイド付加物組成物中の、アルキレンオキサイド付加物(A)の重量が95%以上であり、好ましくは1重量%以下である。
以下、実施例および比較例により本発明を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。以下、特に記載のないかぎり、「部」は「重量部」、%は重量%を意味する。
<実施例1>
撹拌及び温度調節機能の付いたガラス製オートクレーブに、グリセリンカーボネート118部(1.0モル)、ナトリウムメトキシド1.1部(0.02モル)を投入し、混合系内を窒素で置換した後、減圧下(約20mmHg)、120℃にて1時間脱水を行った。
次いでPO232部(4.0モル)を100℃にて5時間で滴下した後、同温度で1時間熟成した。
反応物に「キョーワード600(協和化学工業社製)」を14部投入し、90℃で攪拌して触媒を吸着処理後、ろ過により本発明の環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物(A−1)を得た。
撹拌及び温度調節機能の付いたガラス製オートクレーブに、グリセリンカーボネート118部(1.0モル)、ナトリウムメトキシド1.1部(0.02モル)を投入し、混合系内を窒素で置換した後、減圧下(約20mmHg)、120℃にて1時間脱水を行った。
次いでPO232部(4.0モル)を100℃にて5時間で滴下した後、同温度で1時間熟成した。
反応物に「キョーワード600(協和化学工業社製)」を14部投入し、90℃で攪拌して触媒を吸着処理後、ろ過により本発明の環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物(A−1)を得た。
<実施例2>
実施例1において、PO232部(4.0モル)の代わりにEO176部(4.0モル)とした以外は実施例1と同様に操作して、本発明のアルキレンオキサイド付加物(A−2)を得た。
実施例1において、PO232部(4.0モル)の代わりにEO176部(4.0モル)とした以外は実施例1と同様に操作して、本発明のアルキレンオキサイド付加物(A−2)を得た。
<実施例3>
実施例1において、PO導入温度を100℃の代わりに、90℃とした以外は実施例1と同様に操作して、本発明のアルキレンオキサイド付加物(A−3)を得た。
実施例1において、PO導入温度を100℃の代わりに、90℃とした以外は実施例1と同様に操作して、本発明のアルキレンオキサイド付加物(A−3)を得た。
<実施例4>
実施例1において、PO導入温度を100℃の代わりに、140℃とした以外は実施例1と同様に操作して、本発明のアルキレンオキサイド付加物(A−4)を得た。
実施例1において、PO導入温度を100℃の代わりに、140℃とした以外は実施例1と同様に操作して、本発明のアルキレンオキサイド付加物(A−4)を得た。
<実施例5>
実施例1において、塩基性触媒をナトリウムメトキシド1.1部の代わりに、水酸化ナトリム1.1部とした以外は実施例1と同様に操作して、本発明のアルキレンオキサイド付加物(A−5)を得た。
実施例1において、塩基性触媒をナトリウムメトキシド1.1部の代わりに、水酸化ナトリム1.1部とした以外は実施例1と同様に操作して、本発明のアルキレンオキサイド付加物(A−5)を得た。
<比較例1>
実施例1において、PO導入温度を100℃の代わりに、160℃とした以外は実施例1と同様に操作して、比較のための環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物(A’−1)を得た。
実施例1において、PO導入温度を100℃の代わりに、160℃とした以外は実施例1と同様に操作して、比較のための環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物(A’−1)を得た。
<比較例2>
実施例1において、PO導入温度を100℃の代わりに、70℃とした以外は実施例1と同様に操作して、比較のためのアルキレンオキサイド付加物(A’−2)を得た。
実施例1において、PO導入温度を100℃の代わりに、70℃とした以外は実施例1と同様に操作して、比較のためのアルキレンオキサイド付加物(A’−2)を得た。
<比較例3>
実施例1において、触媒をナトリウムメトキシド1.1部の代わりに、三フッ化ホウ素1.1部とした以外は実施例1と同様に操作して、比較のためのアルキレンオキサイド付加物(A’−3)を得た。
実施例1において、触媒をナトリウムメトキシド1.1部の代わりに、三フッ化ホウ素1.1部とした以外は実施例1と同様に操作して、比較のためのアルキレンオキサイド付加物(A’−3)を得た。
実施例と比較例で得られたアルキレンオキサイド付加物の数平均分子量、環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物の純度、アルデヒド含量の測定結果を表1に示す。
<数平均分子量の測定>
分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)を用い、次の条件で測定した。
機種 :HLC−8120(東ソー株式会社製)
カラム温度:40℃
検出器:RI
溶媒:テトラヒドロフラン
注入量:10μl
標準:ポリオキシエチレングリコール
分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)を用い、次の条件で測定した。
機種 :HLC−8120(東ソー株式会社製)
カラム温度:40℃
検出器:RI
溶媒:テトラヒドロフラン
注入量:10μl
標準:ポリオキシエチレングリコール
環状カーボネート化合物の純度は、ヘッドスペースガスクロマトグラフを用い、以下の条件で測定した。
ガスクロマトグラフ装置: 島津製作所製 GC17−A
使用カラム: DB WAX 0.25mm×30m
ガスクロマトグラフ装置: 島津製作所製 GC17−A
使用カラム: DB WAX 0.25mm×30m
<アルデヒドの含有量>
アルデヒド 含量の測定は、塩酸ヒドロキシルアミン法(試料約20gに塩酸ヒドロキシルアミン10ml加え試料溶解後、1時間静置し反応させる。メタノールを50ml加え0.1mol/Lの水酸化カリウムで電位差滴定する。上記操作を試料採取無しで実施し空試験とする。
試料滴定量P(ml)、空試験滴定量Q(ml)、サンプル量の秤量値S(g)から、下式によってアルデヒド 含量を算出する。
アルデヒド 含量(%)=(P−Q)×0.29/S
アルデヒド 含量の測定は、塩酸ヒドロキシルアミン法(試料約20gに塩酸ヒドロキシルアミン10ml加え試料溶解後、1時間静置し反応させる。メタノールを50ml加え0.1mol/Lの水酸化カリウムで電位差滴定する。上記操作を試料採取無しで実施し空試験とする。
試料滴定量P(ml)、空試験滴定量Q(ml)、サンプル量の秤量値S(g)から、下式によってアルデヒド 含量を算出する。
アルデヒド 含量(%)=(P−Q)×0.29/S
本発明の実施例1〜5はいずれも、目的の環状カーボネート化合物が高選択的に得られる。
一方、比較例1のように従来の高温反応のままでは、多量の副生物が生成し、得られるプロピレンオキサイド付加物の数平均分子量も目標よりはるかに高いものしか得られない。逆に、比較例2のように副生物が生成しない低温反応では、重合活性が得られずに、数平均分子量が小さくなる。
また、比較例3のように、低温でも重合活性が得られる酸性触媒を使用すると、副生物であるアルデヒドが多量に生成する。
一方、比較例1のように従来の高温反応のままでは、多量の副生物が生成し、得られるプロピレンオキサイド付加物の数平均分子量も目標よりはるかに高いものしか得られない。逆に、比較例2のように副生物が生成しない低温反応では、重合活性が得られずに、数平均分子量が小さくなる。
また、比較例3のように、低温でも重合活性が得られる酸性触媒を使用すると、副生物であるアルデヒドが多量に生成する。
本発明の製造方法により製造されるエーテル化合物は、樹脂合成原料や活性剤原料として幅広く用いることができる。
また、本発明の製造方法により製造されるエーテル化合物は、副生物が少ないため、本化合物を用いて合成される樹脂や活性剤の純度を高くできる。
また、本発明の製造方法により製造されるエーテル化合物は、副生物が少ないため、本化合物を用いて合成される樹脂や活性剤の純度を高くできる。
Claims (3)
- 上記一般式(1)で表される環状カーボネート化合物(C)のアルキレンオキサイド付加物(A)の製造方法において、塩基性触媒(B)の存在下で、反応系中の水分含有量が1重量%以下で、かつ重合温度が80〜150℃で環状カーボネート化合物(C)にアルキレンオキサイド(b)を付加反応させることを特徴とする環状カーボネート化合物のアルキレンオキサイド付加物(A)の製造方法。
- 上記一般式(1)中のOAがオキシプロピレン基である請求項2記載のアルキレンオキサイド付加物(A)の製造方法。
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2008
- 2008-06-27 JP JP2008169104A patent/JP2010006759A/ja active Pending
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