JP2010006452A - ボトル - Google Patents

ボトル Download PDF

Info

Publication number
JP2010006452A
JP2010006452A JP2008170959A JP2008170959A JP2010006452A JP 2010006452 A JP2010006452 A JP 2010006452A JP 2008170959 A JP2008170959 A JP 2008170959A JP 2008170959 A JP2008170959 A JP 2008170959A JP 2010006452 A JP2010006452 A JP 2010006452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
side panels
groove
constricted
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008170959A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5216445B2 (ja
Inventor
Takayuki Kobayashi
隆之 小林
Toyoji Kato
豊治 加藤
Tadashi Hayakawa
忠司 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2008170959A priority Critical patent/JP5216445B2/ja
Publication of JP2010006452A publication Critical patent/JP2010006452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5216445B2 publication Critical patent/JP5216445B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】胴部がくびれた角形形状であったとしても、胴部が変形し難い高品質なボトルを提供すること。
【解決手段】ボトル軸Lを中心として周方向に連続的に並んだ複数の側面パネル10で形成されると共に、径方向内方に凹むくびれ部11が全周に形成された角形の胴部4を備えたものであって、胴部には、周方向に沿って延在すると共に径方向内方に窪んだ溝部13が形成され、該溝部は少なくとも対向する一対の側面パネル内でそれぞれ分断されて、端部間が一定距離H1離間しているボトル1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボトルに関し、特に合成樹脂で形成されたボトルに関するものである。
ペットボトルに代表されるような合成樹脂製のボトルは、軽量で取り扱いが容易であること、透明性を確保しつつガラス製の容器に比較して遜色のない外観を呈することに加え、コスト的にも安価であることから、主に飲料用の容器として多用されている。
この種のボトルは、様々なものが提供されているが、最近では持ち易さの向上化や、デザイン性を高めて優れた意匠にするために、胴部がくびれたものが知られている(特許文献1参照)。
特開平7−125737号公報
しかしながら、胴部がくびれたボトルは、持ち易い反面、胴部を掴んだ際の圧力で変形し易いものであった。特に使用者は、胴部のくびれた部分を当然に掴んで持ち上げるが、このくびれた部分は他の部分よりも径が小さいため掴み易く圧力が伝わり易い。そのため、掴んだ際にくびれた部分が変形してしまい、結果的に胴部が捩れてしまったり潰れたりする恐れがあった。加えて、何らかの理由でボトル自体に軸方向の力が作用してしまった場合には、くびれた部分を中心として胴部が変形する恐れもあった。例えば、くびれた部分が径方向外方に膨らむように拡がってしまい、その結果、座屈等の胴部の変形を招いてしまう恐れがあった。
特に、意匠性を考慮して胴部が断面角形となった角形ボトルが知られているが、この角形ボトルの場合には、上述した問題が発生する可能性が高くなってしまう。つまり、角形ボトルの場合には、胴部のくびれた部分も角形となっており、角部がどうしても存在してしまう。そのため、胴部を掴んだ際の圧力や軸方向の圧力が角部に集中してしまい、角部を起点としてくびれた部分がより変形し易かった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、胴部がくびれた角形形状であったとしても、胴部が変形し難い高品質なボトルを提供することである。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明に係るボトルは、ボトル軸を中心として周方向に連続的に並んだ複数の側面パネルで形成されると共に、径方向内方に凹むくびれ部が複数の側面パネルに亘って全周に形成された角形の胴部を備えたボトルであって、前記くびれ部には、周方向に沿って延在すると共に径方向内方に窪んだ溝部が形成され、前記溝部が、前記複数の側面パネルのうち少なくとも対向する一対の側面パネル内でそれぞれ分断されて、端部間が一定距離離間していることを特徴とする。
この発明に係るボトルにおいては、胴部が複数の側面パネルで形成された角形形状であり、しかも複数の側面パネルに亘ってくびれ部が全周に形成されているので、非常に掴み易く持ち易さに優れている。
特にくびれ部には、周方向に沿って延在し、径方向内方に窪んだ溝部が形成されている。これにより、隣接する側面パネル間の境である角部の部分の剛性を増すことができ、くびれ部を中心とする胴部の機械的強度を増加することができる。しかも、溝部はくびれ部の全周に亘って形成されているのではなく、少なくともボトル軸を挟んで対向する一対の側面パネル内でそれぞれ分断されているうえ、端部間が一定距離離間している。そのため、溝部によって逆に剛性(座屈強度)が低下するといった恐れがなく、上述したようにくびれ部を中心とする胴部の機械的強度の向上に貢献することができる、
従って、くびれ部を掴んだとしても、くびれ部を中心として胴部が変形し難い。また、ボトルに対して軸方向の力が作用したとしても、やはりくびれ部が変形し難いので、くびれ部を中心として胴部が座屈してしまう等の変形が生じ難い。その結果、ボトルの高品質化を図ることができる。
なお、上述した座屈に関して補足する。ボトル輸送時等、空ボトル又は内容物が充填されたボトルを積み重ねた状態では、くびれ部を境界として胴部の上部側と下部側とに異なった方向の外力が付与される場合がある。このような場合には、座屈によりくびれ部が中心となってボトルの上部側が揺れるように変位することが考えられる。しかしながら、本発明のボトルによれば、くびれ部において溝部が周方向に沿って間欠(途中で分断された状態)に形成されているので、上述した変形を抑制する効果を期待することができる。このように、本発明のボトルによれば、主にくびれ部を中心としてボトルの上部側が変位するような座屈現象を、特に抑制する効果が高い。
また、本発明に係るボトルは、上記本発明のボトルにおいて、前記溝部が、全ての前記側面パネル内で分断されていることを特徴とする。
この発明に係るボトルにおいては、周方向に延在する溝部が全ての側面パネル内で分断されているので、くびれ部の剛性をより高めることができる。従って、胴部がより変形し難くなり、さらなる高品質化を図ることができる。
また、本発明に係るボトルは、上記本発明のボトルにおいて、前記複数の側面パネルに、径方向内方に凹む凹面パネルが形成され、該凹面パネルの周縁が前記溝部の周縁から少なくとも所定距離離間していることを特徴とする。
この発明に係るボトルにおいては、複数の側面パネルに凹面パネルが形成されているので、ボトル内に充填された内容物の温度変化に起因してボトル内の圧力が変動したとしても、該圧力変動を凹面パネル全体で吸収でき、胴部が局所的に膨出或いは陥没してしまうことを防止することができる。
しかも、凹面パネルとくびれ部に形成された溝部とは、互いの周縁が最も接近している箇所で少なくとも所定距離離間するように形成されている。つまり、溝部と凹面パネルとは、互いに一体的に繋がらないように設計されているうえ、互いの影響を受け難い設計とされている。そのため、上述した溝部としての作用効果と、凹面パネルとしての作用効果とを、互いにそれぞれ確実に奏することができる。仮に、溝部と凹面パネルとを一体的に繋げてしまった場合には、ボトル内の圧力変動が生じたときに凹面パネル全体で圧力変動を吸収することが難しくなってしまい、圧力吸収量が低下する恐れがある。しかしながら、溝部と凹面パネルとは互いに独立しているので、このような恐れがない。
本発明に係るボトルによれば、くびれ部を有する角形形状の胴部を備えているので、非常に掴み易く持ち易さに優れている。特に、くびれ部の機械的強度の増加により胴部が変形し難いので、ボトルの高品質化を図ることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係るボトルの第1実施形態について、図1から図4を参照して説明する。なお本実施形態では、断面正方形状に形成された角形のボトルを例に挙げて説明する。
本実施形態のボトル1は、図1及び図2に示すように、ボトル軸Lに沿って主に口部2、肩部3、胴部4及び底部5が一体的に連続して形成されたボトルである。具体的には、例えば二軸延伸ブロー成形により、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂で一体的に形成されている。
胴部4は、底部5の上方に連設されており、ボトル軸Lを中心に筒状に形成された部分である。この胴部4については、後に詳細に説明する。肩部3は、胴部4の上端から上方に向けて漸次縮径するように連設された部分である。口部2は、肩部3の上端から上方に向けて延在するように連設され、ボトル1内に充填される図示しない内容物を注ぐ際の注ぎ口となる部分である。なお、この口部2の外周面には、図示しないキャップが螺合するねじ溝2aが形成されている。
上記胴部4は、図1から図3に示すように、ボトル軸Lを中心として周方向に連続的に並んだ4枚の側面パネル10によって断面正方形状に形成されている。なお本実施形態では、図3に示すように各側面パネル10間が曲面となるようにR加工されている場合を例にしているが、面取り加工しても構わない。なお、肩部3及び底部5も胴部4と同様に、断面正方形状に形成されている。つまり、本実施形態のボトル1は、口部2を除く全体が角形となるように形成されている。
4枚の側面パネル10は、肩部3と底部5との略中間付近が径方向内方に凹むように滑らかに湾曲形成されている。これにより、胴部4の略中間には、曲面状のくびれ部11が4枚の側面パネル10に亘って全周に形成されている。このくびれ部11により、胴部4の略中間は肩部3側及び底部5側よりも窄まって、径が小さくなった形状となっている。
なお、本実施形態では、曲面状に凹むようにくびれ部11を形成した場合を例に挙げているが、この形状に限定されるものではない。
また、各側面パネル10には、径方向内方に凹み形成された凹面パネル12が形成されている。この際、4つの側面パネル10のうち、ボトル軸Lを挟んで対向する2つの側面パネル10には、図1に示すようにボトル軸Lに沿って肩部3側から底部5側に至る長さの凹面パネル12が形成されている。一方、残りの2つの側面パネル10には、図2に示すように、後述する溝部13を挟んで上下に配置された凹面パネル12が2つ形成されている。いずれの凹面パネル12も、温度変化による内容物の体積変化によってボトル1内の圧力変動が生じた際に、該圧力変動を吸収する役割を果している。
また、くびれ部11には、図1から図3に示すように、周方向に沿って延在すると共に径方向内方に窪むように凹み形成された溝部13が形成されている。この際、本実施形態の溝部13は、ボトル軸Lを挟んで対向する2つの側面パネル10内でそれぞれ分断されるように形成されているうえ、端部間が一定距離H1離間した状態となっている。なお、溝部13は、凹面パネル12と略同じ深さだけ凹み形成されていると共に、滑らかに湾曲しながら落ち込むように周壁13aが形成されている。
この溝部13によって、隣接する側面パネル10の境である角部は剛性が増した状態となっている。つまり胴部4は、くびれ部11を中心として特に径方向における機械的強度が増加した状態となっている。なお、溝部13は、くびれ部11の全周に亘って形成されているのではなく、上述したように端部間が一定距離H1離間した状態で分断されている。よって溝部13によってくびれ部11の剛性(座屈強度)が逆に低下するといった恐れがない。つまり、溝部13は、くびれ部11を中心として胴部4の機械的強度の向上に貢献している。
なお、上述した座屈強度とは、主に次のような状況で発生する座屈に対する耐性のことである。即ち、ボトル輸送時等、空ボトル又は内容物が充填されたボトルを積み重ねた状態では、くびれ部を境界として胴部の上部側と下部側とに異なった方向の外力が付与される場合がある。すると、座屈によりくびれ部が中心となってボトルの上部側が揺れるように変位することが考えられる。しかしながら、本実施形態のボトル1によれば、周方向に沿って間欠に形成された溝部13によってくびれ部11の剛性が高まっているので、このような座屈現象の発生を特に抑制することができる。
ところで、溝部13と各側面パネル10に形成された凹面パネル12とは、最も接近した互いの周縁間の距離H2が少なくとも所定距離だけ離間するように形成されている。つまり、溝部13と凹面パネル12とは一体的に繋がらないように設計されていると共に、互いの凹みが相手側に影響しないように設計されている。即ち、溝部13と凹面パネル12とは、互いに干渉することなく独立的に機能するように形成されている。
次に、このように構成されたボトル1を使用する場合について、以下に説明する。
まず、このボトル1は、胴部4が4枚の側面パネル10で形成された断面正方形状の角形であり、しかも全周に亘って形成されたくびれ部11によって略中間付近が窄まっているので、非常に掴み易く持ち易さに優れている。
特に、くびれ部11には、溝部13が形成されており、隣接する側面パネル10間の境である角部の剛性が増している。よって、くびれ部11を中心とする胴部4の機械的強度を増加させることができるので、くびれ部11を掴んだとしても、掴んだ際の圧力によって胴部4は変形し難い。また、何らかの理由によりボトル1に対して軸方向の力が作用したとしても、やはりくびれ部11が変形し難いので、くびれ部11を中心として胴部4が座屈してしまう等の変形が生じ難い。これらの結果、ボトル1の高品質化を図ることができる。
また、溝部13によってくびれ部11の座屈強度が高まっているので、ボトル輸送時等にボトル1を積み重ねたとしても、座屈によってくびれ部11を境界としてボトル1の上部側が揺れるように変位してしまうことを効果的に抑制することができる。従って、品質を維持した状態でボトル1を積み重ねることができる。また、溝部13が分断されている側面パネル10が存在するので、該側面パネル10にシュリンクラベル等のラベルを装着したとしても、ラベルに皺が発生してしまうことを抑制することができる。
更に、各側面パネル10には、凹面パネル12が形成されているので、内容物の温度変化に起因してボトル1内の圧力が変動したとしても、該圧力変動を凹面パネル12全体で吸収することができる。よって、胴部4が局所的に膨出或いは陥没してしまうことを防止することができる。
しかも、くびれ部11に形成された溝部13の周縁と凹面パネル12の周縁との距離H2が、少なくとも所定距離だけ離間しているので、溝部13及び凹面パネル12は互いに影響を受けることなく機能する。つまり、溝部13としての作用効果と、凹面パネル12としての作用効果とを、互いにそれぞれ確実に奏することができる。仮に、溝部13と凹面パネル12とを一体的に繋げてしまった場合には、ボトル1内の圧力変動が生じたときに凹面パネル12全体で圧力変動を吸収することが難しくなってしまい、圧力吸収量が低下する恐れがある。しかしながら、溝部13と凹面パネル12とは互いに独立しているので、このような恐れがない。
上述したように、本実施形態のボトル1によれば、くびれ部11を有する角形の胴部4を備えているので、非常に掴み易く持ち易さに優れている。特に、溝部13によってくびれ部11の機械的強度が増加しているので胴部4が変形し難いうえ、凹面パネル12によりボトル1内の圧力変動の影響も受け難い。よって、ボトル1の高品質化を図ることができる。
なお、上記第1実施形態では、図1に示すように溝部13が分断された側面パネル10において、凹面パネル12を肩部3側から底部5側に亘る長さで形成したが、この場合に限られず、図4に示すようにくびれ部11を境として上下に配置されるように、2つ形成しても構わない。この場合であっても、同様の作用効果を奏することができる。なお、この場合であっても、溝部13の周縁と凹面パネル12の周縁とが最も接近する距離H2が、少なくとも所定距離だけ離間するように形成すれば良い。
(第2実施形態)
次に、本発明に係るボトルの第2実施形態を、図5から図9を参照して説明する。なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、胴部4がボトル軸Lを挟んで対向する一対の側面パネル10内で分断されていたが、第2実施形態では、4つの側面パネル10の全てで溝部13が分断されている点である。
即ち、本実施形態のボトル20は、図5から図7に示すように、4つの側面パネル10の全てで溝部13が分断されている。つまり、溝部13は4つ形成されている。この際、分断された溝部13の端部間は、一定距離H1離間した状態となっている。
本実施形態の場合であっても、溝部13は隣り合う側面パネル10同士をそれぞれ繋ぐように形成されるので、やはり隣接する側面パネル10間の境である角部の剛性を増すことができ、くびれ部11を中心とする胴部4の機械的強度を増加させることができる。特に、溝部13がより第1実施形態よりも分断されているので、くびれ部11の剛性をより高めることができ、胴部4がより変形し難い。従って、本実施形態のボトル20であっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記第2実施形態では、4つの側面パネル10のうち対向する2つの側面パネル10に、肩部3側から底部5側に亘る凹面パネル12をそれぞれ形成し、残りの2つの側面パネル10に上下配置された2つの凹面パネル12をそれぞれ形成したが、この場合に限定されるものではない。
例えば、図8に示すように、4つの側面パネル10の全てに、図5に示すような肩部3側から底部5側に亘る凹面パネル12をそれぞれ形成しても構わない。更には、4つの側面パネル10の全てに、図6に示すような上下配置された2つの凹面パネル12をそれぞれ形成しても構わない。この場合には、図9に示すようにくびれ部11を断面視したときに、凹面パネル12が存在しない形態となる。
いずれの場合であっても、第2実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態では、PET等の合成樹脂を二軸延伸ブロー成形によってボトルを一体的に形成したが、製造方法はこの方法に限定されるのではない。
また、上記各実施形態では、口部を除く全体が角形となるようにボトルを形成したが、胴部だけが角形となるように設計しても構わない。
また、上記各実施形態では、角形の一例として断面正方形状を例に挙げて説明したが、この形状に限定されるものではない。例えば、断面長方形状や断面六角形状、或いは断面八角形状の角形であっても構わない。いずれの場合であっても、同様の作用効果を奏することができる。
更に、上記各実施形態では、溝部の深さを凹面パネル部と略同じ深さとしたが、この場合に限られず、自由に設計して構わない。また、溝部の周壁を、滑らかに湾曲しながら落ち込むように形成したが、この場合に限られず、斜めに落ち込む傾斜面としても構わないし、垂直に落ち込む垂直面としても構わない。いずれの場合であっても同様の作用効果を奏することができる。
更には、上記各実施形態では、凹面パネルを形成した場合を例に挙げて説明したが、この凹面パネルは必須なものではなく設けなくても構わない。
本発明に係るボトルの第1実施形態を示す正面図である。 図1に示すボトルを矢印A方向から見た側面図である。 図1に示す断面矢視B−B図である。 第1実施形態のボトルの変形例を示す正面図である。 本発明に係るボトルの第2実施形態を示す正面図である。 図5に示すボトルを矢印C方向から見た側面図である。 図5に示す断面矢視D−D図である。 第2実施形態のボトルの変形例を示す断面図である。 第2実施形態のボトルの別の変形例を示す断面図である。
符号の説明
H1…一定距離(分断された溝部の端部間の距離)
L…ボトル軸
1、20…ボトル
4…胴部
10…側面パネル
11…くびれ部
12…凹面パネル
13…溝部

Claims (3)

  1. ボトル軸を中心として周方向に連続的に並んだ複数の側面パネルで形成されると共に、径方向内方に凹むくびれ部が複数の側面パネルに亘って全周に形成された角形の胴部を備えたボトルであって、
    前記くびれ部には、周方向に沿って延在すると共に径方向内方に窪んだ溝部が形成され、
    前記溝部は、前記複数の側面パネルのうち少なくとも対向する一対の側面パネル内でそれぞれ分断されて、端部間が一定距離離間していることを特徴とするボトル。
  2. 前記溝部は、全ての前記側面パネル内で分断されていることを特徴とする請求項1に記載のボトル。
  3. 前記複数の側面パネルには、径方向内方に凹む凹面パネルが形成され、該凹面パネルの周縁が前記溝部の周縁から少なくとも所定距離離間していることを特徴とする請求項1又は2に記載のボトル。
JP2008170959A 2008-06-30 2008-06-30 ボトル Active JP5216445B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008170959A JP5216445B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 ボトル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008170959A JP5216445B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 ボトル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010006452A true JP2010006452A (ja) 2010-01-14
JP5216445B2 JP5216445B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=41587411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008170959A Active JP5216445B2 (ja) 2008-06-30 2008-06-30 ボトル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5216445B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013095479A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Yoshino Kogyosho Co Ltd ボトル
JP7410449B2 (ja) 2018-10-16 2024-01-10 大日本印刷株式会社 プラスチックボトル

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168813A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Dainippon Printing Co Ltd プラスチックボトル容器
JP2009096511A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Coca Cola Co:The プラスチックボトル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168813A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Dainippon Printing Co Ltd プラスチックボトル容器
JP2009096511A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Coca Cola Co:The プラスチックボトル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013095479A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Yoshino Kogyosho Co Ltd ボトル
JP7410449B2 (ja) 2018-10-16 2024-01-10 大日本印刷株式会社 プラスチックボトル

Also Published As

Publication number Publication date
JP5216445B2 (ja) 2013-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2001269873B2 (en) Container with structural ribs
US20030168425A1 (en) Plastic container having depressed grip sections
AU2001269873A1 (en) Container with structural ribs
JP5216980B2 (ja) 容器
JP5286074B2 (ja) ボトル
JP2010036942A (ja) プラスチックボトル
JP5969752B2 (ja) 合成樹脂製ブローボトル
JP5691028B2 (ja) ボトルおよび内容物入りボトル
JP5216445B2 (ja) ボトル
JP2010105677A (ja) 耐座屈性を有する樹脂製容器及びそれを用いた飲料製品
JP6578485B2 (ja) プラスチックボトル
JP2010036940A (ja) プラスチックボトル
JP5427397B2 (ja) ボトル
JP2010036943A (ja) プラスチックボトル
JP6584108B2 (ja) 合成樹脂製容器
JP2008007158A (ja) ボトル
JP5483182B2 (ja) 合成樹脂製丸形ボトル
JP6157348B2 (ja) 樹脂製容器
JP7309279B2 (ja) 合成樹脂製容器
JP4823849B2 (ja) ボトル
JP2007269389A (ja) 合成樹脂製ボトル
JP6925204B2 (ja) 耐圧ボトル
JP2016145057A (ja) グリップボトル
JP6444218B2 (ja) 合成樹脂製容器
JP2019077464A (ja) ボトル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5216445

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3