JP2010005904A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 2パスでプリントする場合、2パス目でジャムになると、それを取り除いても、1パス目のプリント済みの用紙がないため、ページが欠けてしまうという問題が発生する。
【解決手段】 1パス目の画像データを印刷した用紙に対して、2パス目の画像データをプリントする場合に、2パス目の画像データの印刷中にジャムが発生すると、ジャムからの復旧後、1パス目の画像データの印刷をプリント手段に自動的に行わせる。
【選択図】 図5
【解決手段】 1パス目の画像データを印刷した用紙に対して、2パス目の画像データをプリントする場合に、2パス目の画像データの印刷中にジャムが発生すると、ジャムからの復旧後、1パス目の画像データの印刷をプリント手段に自動的に行わせる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、印刷装置に関するものである。
デジタルプリンティング技術はオンデマンド印刷市場や少部数の文書印刷市場において、近年確実にその利用価値を高めつつある。特に電子写真技術を用いたフルカラープリンティングは生産性や印刷コスト、メンテナンスの容易性などの面で他のプリンティング技術よりも優位な位置にあり、急速にその市場を広めつつある。
その中で、特に従来のCMYKトナーを用いた電子写真印刷によるフルカラー印刷だけではなく、さらに特殊なトナーを用いた多色の印刷方式も注目を集めている。例えば、特殊なトナーとして透明トナーというものがある。透明トナーは、トナー自体に色をもたず、それをプリントすることで光沢を出したりすることが可能となる。透明トナーのプリントの場合、CMYKトナーに加えてプリントすることになる。そのため、トナーの載り量の制限を大きく受けてしまう。これを回避する方法として、2パスのプリント方法がある。これは、プリントを2度に分けて行う方法である。たとえば、1パス目のプリントでCMYKトナーの処理を行い、2パス目のプリントで透明トナーの処理を行うような方法である。このようにすることによって、1パスのプリントよりも、トナーの載り量をふやすことができるようになる。
上記の例として、下記特許文献1をあげることが出来る。
特開昭58-192057号公報
上記のように、2パスでプリントすることによってトナーの載り量を増やすことができる。しかし、2パスでプリントする場合、2パス目でジャムになると、それを取り除いても、1パス目のプリント済みの用紙がないため、ページが欠けてしまうという問題が発生する。そのため、ユーザは一旦全てのプリントを完了した後、再度、ジャムになった箇所をプリントする必要がある。また、再度プリントする場合でも、どのページでジャムになったのか分かりづらいという問題もある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、2パス目でジャムが発生しても、極力ユーザに手間をかけることなく、復旧作業を行うことができる印刷装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、1パス目の画像データを印刷した用紙に対して、2パス目の画像データをプリントするプリント手段と、前記2パス目の画像データの印刷中にジャムが発生した場合に、ジャムからの復旧後、前記1パス目の画像データの印刷を前記プリント手段に自動的に行わせる制御手段とを有する。
2パス目のジャム時に、1パス目と2パス目のリプリントを行うことで、プリント完了後に再度プリントを行うという手間を省くことができる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
[システム構成]
本発明による印刷装置の実施例である複合機のシステム構成を図1に示す。
本発明による印刷装置の実施例である複合機のシステム構成を図1に示す。
画像データを出力するプリンタ装置(102)は、マーキングユニット(103)、給紙ユニット(104)、排紙ユニット(105)から構成されている。マーキングユニット(103)は、画像データの転写や定着を行う。給紙ユニット(104)は、マーキングユニット(103)へプリントするための紙を供給する。マーキングユニット(103)が、用紙(シート)に画像データを転写・印字した後、排紙ユニットはプリントされた紙を排出する。その際、給紙ユニット(104)は、排出した紙のソート処理やステイプル処理などを行うこともできる。
リーダー装置(106)は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。また、リーダー装置(106)は、装置に置いた原稿を読み取るだけでなく、原稿を搬送する機能もある。
また、プリンタ装置(102)やリーダー装置(106)などの制御は、制御装置(107)が行う。制御装置(107)は、前記装置以外にも操作部(108)や記憶装置(109)にもアクセスできる。操作部(108)は、ハードキー以外にもタッチパネルを備えており、それらを用い、ユーザからの入力を受け付ける。また、タッチパネルの画面には画像を含めたメッセージを表示することができる。記憶装置(109)は、リーダーから読み取った画像データや外部から取得した画像データを保存することができる。
複合機(101)は、外部とLAN(110)で接続されている。また、LAN(110)にはPC(111)も接続されており、これらのPC(111)から複合機に画像データなどを送信できる。
[2パスのプリント処理]
次に、2パスのプリント処理について、図2を用いて説明する。ここでは、1パス目にCMYKトナー、2パス目に透明トナーを使ったプリントを例にあげる。まず、複合機(202)は、原稿1(203)の画像データを取得する。次に、201の紙を給紙し、プリントを開始する。ユーザが設定した部数だけプリント処理を行い、204を生成する。そして、これらの給紙から排紙までの一連の流れが1パス目の処理となる。ここでは、可視画像データをCMYKトナーでプリントするため、ごく一般的なプリントと同様の処理である。次に、204のプリントされた紙を再度、プリントを行う。これ以降が2パス目の処理となる。複合機(206)は、1パス目と同じように、原稿2(205)の画像データを取得する。原稿2は、透明トナーを紙全面にプリントすることを示している。複合機(206)は、すでに一旦プリントされた204を給紙し、紙全面に透明トナーのプリントを行い、207を生成する。ここまでが、2パス目の処理となる。
次に、2パスのプリント処理について、図2を用いて説明する。ここでは、1パス目にCMYKトナー、2パス目に透明トナーを使ったプリントを例にあげる。まず、複合機(202)は、原稿1(203)の画像データを取得する。次に、201の紙を給紙し、プリントを開始する。ユーザが設定した部数だけプリント処理を行い、204を生成する。そして、これらの給紙から排紙までの一連の流れが1パス目の処理となる。ここでは、可視画像データをCMYKトナーでプリントするため、ごく一般的なプリントと同様の処理である。次に、204のプリントされた紙を再度、プリントを行う。これ以降が2パス目の処理となる。複合機(206)は、1パス目と同じように、原稿2(205)の画像データを取得する。原稿2は、透明トナーを紙全面にプリントすることを示している。複合機(206)は、すでに一旦プリントされた204を給紙し、紙全面に透明トナーのプリントを行い、207を生成する。ここまでが、2パス目の処理となる。
以上のように、2パスとは、一旦プリントされたものに対して再度プリント処理を行うことである。そして、2パスは、1パスで全ての処理を行う場合よりもトナーの載り量を増やせるというメリットがある。なお、複合機202と複合機206は、同じ複合機を用いる場合もある。
[2パス目ジャム時の復旧処理]
2パス目ジャム時の復旧処理について、図3を用いて説明する。まず、この図では、301から302で1パスの処理を行い、302から305で2パスの処理を行っていることを示している。そして、303で2パス目の途中でジャムが発生しており、304で、その復旧を行っている。ここでの復旧処理としては、印刷中(プリント中)ジャムが発生した場合、一旦プリントを中断する。そして、ユーザによりジャムを発生させる要因となった用紙が取り除かれるとプリントを再開する。しかし、そのまま再開しただけでは、1パス目プリント済みの紙がジャム紙として取り除かれているため、ページが欠けた状態となる。そこで、ジャムからの復旧後、2パス目のリプリントを行う前に、自動的に1パス目のリプリントを行うことでページの欠けを防いでいる。
2パス目ジャム時の復旧処理について、図3を用いて説明する。まず、この図では、301から302で1パスの処理を行い、302から305で2パスの処理を行っていることを示している。そして、303で2パス目の途中でジャムが発生しており、304で、その復旧を行っている。ここでの復旧処理としては、印刷中(プリント中)ジャムが発生した場合、一旦プリントを中断する。そして、ユーザによりジャムを発生させる要因となった用紙が取り除かれるとプリントを再開する。しかし、そのまま再開しただけでは、1パス目プリント済みの紙がジャム紙として取り除かれているため、ページが欠けた状態となる。そこで、ジャムからの復旧後、2パス目のリプリントを行う前に、自動的に1パス目のリプリントを行うことでページの欠けを防いでいる。
[フローチャート]
1パス目のフローチャートを図4に示す。まず、操作部やLAN経由のPCからの指示で1パス目の処理を開始(401)する。(402)で、1パス目で使用する全画像データを取得する。次に、(403)で2パス目ジャム時に1パス目の画像データをリプリントできるように、(402)で取得した画像データを記憶装置に記憶する。(404)で、全画像データの中から最初のページの画像データを取得する。(405)で、取得した画像データのプリントを開始する。次に、(406)でプリント中にジャムが発生していないか確認する。もし、ジャムになっていた場合は、(407)で操作部にジャム紙を取り除くようにメッセージを表示する。そして、(408)でジャム紙が取り除かれるのを待つ。ジャム紙が取り除かれると、ジャムとなったページのリプリントを行うため、(405)以降の処理を行う。(406)でジャムが発生していない場合は、(409)でプリントすべき次のページがあるか確認する。もし、ページがある場合は、(404)で次のページの画像データを取得し、プリント処理を行う。次のページがない場合は、1パス目のプリントを終了する。
1パス目のフローチャートを図4に示す。まず、操作部やLAN経由のPCからの指示で1パス目の処理を開始(401)する。(402)で、1パス目で使用する全画像データを取得する。次に、(403)で2パス目ジャム時に1パス目の画像データをリプリントできるように、(402)で取得した画像データを記憶装置に記憶する。(404)で、全画像データの中から最初のページの画像データを取得する。(405)で、取得した画像データのプリントを開始する。次に、(406)でプリント中にジャムが発生していないか確認する。もし、ジャムになっていた場合は、(407)で操作部にジャム紙を取り除くようにメッセージを表示する。そして、(408)でジャム紙が取り除かれるのを待つ。ジャム紙が取り除かれると、ジャムとなったページのリプリントを行うため、(405)以降の処理を行う。(406)でジャムが発生していない場合は、(409)でプリントすべき次のページがあるか確認する。もし、ページがある場合は、(404)で次のページの画像データを取得し、プリント処理を行う。次のページがない場合は、1パス目のプリントを終了する。
次に、2パス目のフローチャートを図5に示す。基本的には、1パス目と同じような処理の流れとなっている。2パス目の処理を開始(501)すると、(502)で、2パス目で使用する全画像データを取得する。さらに、(503)で全画像データの中から最初のページの画像データを取得する。(504)で、取得した画像データのプリントを開始する。次に、(505)でプリント中にジャムが発生していないか確認する。もし、ジャムになっていた場合は、(506)で操作部にジャム紙を取り除くようにメッセージを表示する。そして、(507)でジャム紙が取り除かれるのを待つ。ここからが、1パス目の場合と異なる点である。2パス目でジャムとなり、取り除かれた場合、2パス目のリプリントを行う前に1パス目のリプリントを行う必要がある。そこで、(508)で1パス目のリプリントを行う。また、1パス目のリプリントが行われた時点では、機外に排出された状態になっているので、再度ユーザにより給紙してもらう必要がある。そこで、(509)では、1パス目のリプリントを行った紙が給紙されるまで待つ。そして、意図した紙が給紙しされた時点で、(504)まで戻り、2パス目のリプリントを行う。これにジャムとなった紙の補完が完了する。また、(505)でジャムになっていない場合は、1パス目のプリント同様の処理を行う。(510)でプリントすべき次のページがあるか確認する。もし、ページがある場合は、(503)で次のページの画像データを取得し、プリント処理を行う。次のページがない場合は、1パス目のプリントを終了する。
次に、(508)1パス目リプリント処理の詳細なフローチャートを図6に示す。まず、1パス目のリプリントが開始(601)されると、(602)で、それまでプリントしようとしていた2パス目の画像データを記憶装置に退避させる。(603)で、ジャムとなった紙に対応する1パス目の画像データを取得する。取得方法としては、(403)で記憶した画像データから対応するページを取得する方法や、ユーザにより指定された画像データを取得する方法などがある。そして、(604)で取得した画像データのプリントを開始する。次に、(605)でプリント中にジャムが発生していないか確認する。もし、ジャムが発生している場合は、通常の1パス目のプリントと同様に、ユーザにジャム紙を取り除いてもらうことでプリントを再開する。また、(605)でジャムが発生していない場合は、(509)以降の2パス目のリプリント処理を行う必要があるため、(602)で退避していた2パス目の画像データを復帰(608)させる。そして、(601)から(609)までの一連の処理で1パス目のリプリントが完了する。
[2パス目ジャム時の復旧処理]
2パス目ジャム時の復旧処理について、図7を用いて説明する。まず、この図では、701から705で1パス目の処理を行い、703から705で2パス目の処理を行っていることを示している。そして、703で2パス目の途中でジャムが発生しており、704で、その復旧を行っている。ここでの復旧処理としては、ジャムが発生した場合、一旦プリントを中断する。そして、ユーザによりジャム紙が取り除かれるとプリントを再開する。しかし、そのまま再開しただけでは、1パス目プリント済みの紙がジャム紙として取り除かれているため、ページが欠けた状態となる。そこで、次のページのプリントを再開する前に、ジャム紙の替わりに代替紙を挿入することで、全画像データのプリント完了後に、ユーザはジャムとなった箇所を容易に特定することができる。
2パス目ジャム時の復旧処理について、図7を用いて説明する。まず、この図では、701から705で1パス目の処理を行い、703から705で2パス目の処理を行っていることを示している。そして、703で2パス目の途中でジャムが発生しており、704で、その復旧を行っている。ここでの復旧処理としては、ジャムが発生した場合、一旦プリントを中断する。そして、ユーザによりジャム紙が取り除かれるとプリントを再開する。しかし、そのまま再開しただけでは、1パス目プリント済みの紙がジャム紙として取り除かれているため、ページが欠けた状態となる。そこで、次のページのプリントを再開する前に、ジャム紙の替わりに代替紙を挿入することで、全画像データのプリント完了後に、ユーザはジャムとなった箇所を容易に特定することができる。
[ジャム復旧時の設定画面]
2パス目ジャム時に代替紙を挿入するための設定画面を図8に示す。(801)は、操作部に表示される画面の一例で、"代替紙挿入の有無"(802)、“代替紙の給紙段”(803)、“ジャム情報の印字”(804)などの設定から構成されている。“代替紙挿入の有無”(802)では、2パス目でジャムが発生した場合に代替紙を挿入するかどうかを設定できる。この設定がOFFの場合、代替紙を挿入せず、次のページからプリントを再開する。そのため、“代替紙挿入の有無”(802)がONの場合に“代替紙の給紙段”(803)、“ジャム情報の印字”(804)などの設定が有効となる。“代替紙の給紙段”(803)では、代替紙の給紙段として、どこを使うか設定できる。ユーザは、ここで“色紙”や“サイズの大きな紙”のある給紙段を設定することで、2パス目でジャムとなった箇所を容易に特定することが可能となる。“ジャム情報の印字”(804)では、ジャム紙の替わりに挿入した代替紙に対して、ジャムになったページなどの情報を印字するか設定できる。この設定をONにすることで、ユーザは、全画像データのプリント完了後に、そのページを再度プリントすればよいかが分かりやすくなる。
2パス目ジャム時に代替紙を挿入するための設定画面を図8に示す。(801)は、操作部に表示される画面の一例で、"代替紙挿入の有無"(802)、“代替紙の給紙段”(803)、“ジャム情報の印字”(804)などの設定から構成されている。“代替紙挿入の有無”(802)では、2パス目でジャムが発生した場合に代替紙を挿入するかどうかを設定できる。この設定がOFFの場合、代替紙を挿入せず、次のページからプリントを再開する。そのため、“代替紙挿入の有無”(802)がONの場合に“代替紙の給紙段”(803)、“ジャム情報の印字”(804)などの設定が有効となる。“代替紙の給紙段”(803)では、代替紙の給紙段として、どこを使うか設定できる。ユーザは、ここで“色紙”や“サイズの大きな紙”のある給紙段を設定することで、2パス目でジャムとなった箇所を容易に特定することが可能となる。“ジャム情報の印字”(804)では、ジャム紙の替わりに挿入した代替紙に対して、ジャムになったページなどの情報を印字するか設定できる。この設定をONにすることで、ユーザは、全画像データのプリント完了後に、そのページを再度プリントすればよいかが分かりやすくなる。
[フローチャート]
1パス目のフローチャートは、実施例1の記載内容と同様である。2パス目のフローチャートを図9に示す。基本的には、実施例1の2パス目と同様な処理の流れとなっている。2パス目の処理を開始(901)すると、(902)で、2パス目で使用する全画像データを取得する。さらに、(903)で全画像データの中から最初のページの画像データを取得する。(904)で、取得した画像データのプリントを開始する。次に、905でプリント中にジャムが発生していないか確認する。もし、ジャムになっていた場合は、(906)で操作部にジャム紙を取り除くようにメッセージを表示する。そして、(907)でジャム紙が取り除かれるのを待つ。次が、実施例1の場合と異なる点である。2パス目でジャムとなり、取り除かれると、(908)で代替紙の挿入を行う。ここでは、1パス目のリプリントではなく代替紙を挿入するため、2パス目のリプリントも行う必要がない。そのため、(908)でジャムとなった紙は2パス目もプリントが完了したものとみなし、処理を続ける。次に、(909)でプリントすべき次のページがあるか確認する。また、(905)でジャムになっていない場合も同様の処理を行う。(909)で、次のページがある場合は、(903)で次のページの画像データを取得し、プリント処理を行う。次のページがない場合は、2パス目のプリントとを終了する。
1パス目のフローチャートは、実施例1の記載内容と同様である。2パス目のフローチャートを図9に示す。基本的には、実施例1の2パス目と同様な処理の流れとなっている。2パス目の処理を開始(901)すると、(902)で、2パス目で使用する全画像データを取得する。さらに、(903)で全画像データの中から最初のページの画像データを取得する。(904)で、取得した画像データのプリントを開始する。次に、905でプリント中にジャムが発生していないか確認する。もし、ジャムになっていた場合は、(906)で操作部にジャム紙を取り除くようにメッセージを表示する。そして、(907)でジャム紙が取り除かれるのを待つ。次が、実施例1の場合と異なる点である。2パス目でジャムとなり、取り除かれると、(908)で代替紙の挿入を行う。ここでは、1パス目のリプリントではなく代替紙を挿入するため、2パス目のリプリントも行う必要がない。そのため、(908)でジャムとなった紙は2パス目もプリントが完了したものとみなし、処理を続ける。次に、(909)でプリントすべき次のページがあるか確認する。また、(905)でジャムになっていない場合も同様の処理を行う。(909)で、次のページがある場合は、(903)で次のページの画像データを取得し、プリント処理を行う。次のページがない場合は、2パス目のプリントとを終了する。
次に、(908)の代替紙挿入処理の詳細なフローチャートを図10に示す。まず、代替紙挿入が開始(1001)されると、(1002)で代替紙挿入の設定を確認する。これは、(802)の設定に対応するもので、(802)がOFFに設定されている場合は、(1002)で代替紙を挿入する必要がないと判断し、そのまま終了(1011)する。(802)がONに設定されている場合は、(803)の代替紙の給紙段を取得する。次に、(1004)で代替紙にジャム情報のプリントを行うかどうか確認を行う。(804)のジャム情報の印字がOFFのとき、(1005)で白紙の画像データを作成し、ONのとき、(1006)でジャム情報の画像データを作成する。(1007)では、(1005)または(1006)で作成した画像データのプリントを開始する。次に、(1008)でプリント中にジャムが発生していないか確認する。もし、ジャムが発生している場合は、通常の1パス目のプリントと同様に、ユーザにジャム紙をより除いてもらうことでプリントを再会する。また、(1008)でジャムが発生していない場合は、そのまま終了する。そして、(1001)から(1011)までの一連の処理で代替紙挿入が完了する。
[フローチャート]
実施例1と実施例2の2パス目を選択的に実行する処理のフローチャートを図11に示す。実施例1は、2パス目ジャム時に1パス目と2パス目のリプリントを行うため、プリント完了後にユーザの手間がない。しかし、1パス目の画像データを取得できることや、1パス目をリプリントするためのトナーが取り付けられていることなどの条件が必要となる。一方で実施例2は、2パス目ジャム時にリプリントを行わず、代替紙の挿入を行うので、1パス目の画像データを必要としない。そのため、1パス目と2パス目が異なる実機だった場合などに役立つ。しかし、プリント完了後、代替紙が挿入されている箇所を再度プリントする手間がある。そこで、実施例1と実施例2の2パス目の処理を選択的に実行する。そのため、基本的には実施例1や実施例2の2パス目と同様な処理の流れとなっている。
実施例1と実施例2の2パス目を選択的に実行する処理のフローチャートを図11に示す。実施例1は、2パス目ジャム時に1パス目と2パス目のリプリントを行うため、プリント完了後にユーザの手間がない。しかし、1パス目の画像データを取得できることや、1パス目をリプリントするためのトナーが取り付けられていることなどの条件が必要となる。一方で実施例2は、2パス目ジャム時にリプリントを行わず、代替紙の挿入を行うので、1パス目の画像データを必要としない。そのため、1パス目と2パス目が異なる実機だった場合などに役立つ。しかし、プリント完了後、代替紙が挿入されている箇所を再度プリントする手間がある。そこで、実施例1と実施例2の2パス目の処理を選択的に実行する。そのため、基本的には実施例1や実施例2の2パス目と同様な処理の流れとなっている。
2パス目の処理を開始(1101)すると、(1102)で、2パス目で使用する全画像データを取得する。さらに、(1103)で全画像データの中から最初のページの画像データを取得する。(1104)で、取得した画像データのプリントを開始する。次に、(1105)でプリント中にジャムが発生していないか確認する。もし、ジャムになっていた場合は、(1106)で操作部にジャム紙を取り除くようにメッセージを表示する。そして、(1107)でジャム紙が取り除かれるのを待つ。次に、(1108)で1パス目のリプリントを実行するための条件が整っているか判断する。その条件には、前記の通り、1パス目の画像データが取得できること、1パス目のリプリントするためのトナーが取り付けられていることなどがある。もし、(1108)でリプリント可能と判断した場合は、(1109)で1パス目のリプリントを行い、(1110)で1パス目のリプリントを行った紙が給紙されるまで待つ。リプリント不可と判断した場合は、(1111)で代替紙の挿入を行う。また、(1105)でジャムになっていない場合は、1パス目のプリント同様の処理を行う。(1112)でプリントすべき次のページがあるか確認する。もし、ページがある場合は、(1103)で次のページの画像データを取得し、プリント処理を行う。次のページがない場合は、1パス目のプリントを終了する。
なお、本件の図4〜図6、図9〜図11に示すフローチャートに示す処理は、それぞれ、制御装置107が、記憶装置109のようなメモリに格納されたプログラムを実行することによって実行される。
104 排紙ユニット
105 給紙ユニット
107 制御装置
105 給紙ユニット
107 制御装置
Claims (4)
- 1パス目の画像データを印刷した用紙に対して、2パス目の画像データをプリントするプリント手段と、
前記2パス目の画像データの印刷中にジャムが発生した場合に、ジャムからの復旧後、前記1パス目の画像データの印刷を前記プリント手段に自動的に行わせる制御手段とを有することを特徴とする印刷装置。 - 前記2パス目の画像データの印刷中にジャムが発生した場合に、当該ジャムが発生したページを示す情報を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記制御手段によって、前記2パス目の画像データの印刷中にジャムが発生した場合に、ジャムからの復旧後、前記1パス目の画像データの印刷、及び前記2パス目の印刷を前記プリント手段に行わせることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記2パス目の画像データの印刷中にジャムが発生した場合に、当該ジャムを発生させる要因となった用紙のかわりに代替紙を挿入する挿入手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017154367A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-07 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成方法および画像形成管理装置 |
JP2020052500A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷制御装置及びプログラム |
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2008
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017154367A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-07 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成方法および画像形成管理装置 |
JP2020052500A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷制御装置及びプログラム |
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