JP2010004336A - 中空管、部材および接合方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の構成部材と第2の構成部材とで構成される中空管であって、第1の構成部材は、第1、第2の側壁部と第1の底部とから成る第1の溝部を有し、第2の構成部材は、第3、第4の側壁部と第2の底部とから成り、第1の溝部の内幅よりも小さい外幅を持つ第2の溝部を有し、第1、第2の側壁部と第3,第4の側壁部の外側面との間に、それぞれ第3、第4の溝部が形成され、第3、第4の溝部にろう材が充てんされる。
【選択図】 図1
Description
さらに、本発明の接合方法は、2つの端面および2つの端面の間を接続する側面により形成された中空体を、2つの端面と交差し、側面とは交差および接触しない平面または曲面で2つに切断して得られる、分割された2つの側面の一方と同じ形状を持つ第1の構成部材と、第2の構成部材を接合する接合方法であって、第1の構成部材の第1の切断面及び第2の切断面を、それぞれ第2の構成部材に接触させ、フランジ及び第2の構成部材によって第1の溝部および第2の溝部を形成する工程と、第1の溝部及び第2の溝部にろう材を配置する工程と、ろう材を溶融させる工程、を備えることを特徴とする。
導波管100の組み立てにあたっては、図3に示すように、これらの溝部4D、4Eの内部に沿って糸状のろう材5を置き、構成部材1、2およびろう材5を加熱することで、ろう材5が溶融し、構成部材1と構成部材2とがろう付けされる。
1A、1B、2A、2B、7A、7B、8A、8B、10A、11A、12A、12B、51A、52A 側壁部
1C、2C、7C、12C、51C、52C 底部
1D、2D、4D、4E、1C、2C、7C、12C、16D、16E、16F、16G、21C、21D、51D、52D、54D、54E 溝部
15A、15B、20A 壁部
5、94 ろう材
6 溶融したろう材
9A、9B、17A,17B、22A 空隙
14、23 突起部
20 フランジ部
30、31 嵌合部
93 ろう箔
100、200、210、220、230、300、400、500 導波管
Claims (13)
- 第1の側壁部、第2の側壁部、並びに前記第1の側壁部及び前記第2の側壁部に接触する第1の底部によって形成される第1の溝部を備える第1の構成部材と、
第3の側壁部、第4の側壁部、並びに前記第3の側壁部及び前記第4の側壁部に接触する第2の底部によって形成される第2の溝部を備える第2の構成部材から成る中空管であって、
前記第1の底部の幅は、前記第2の底部に接触しない側の前記第3の側壁部の第1の端部と、前記第2の底部に接触しない側の前記第4の側壁部の第2の端部との距離よりも大きく、
前記第1の端部の全体が前記第1の底部に接触し、前記第1の側壁部、前記第3の側壁部及び前記第1の底部によって第3の溝部が形成され、
前記第2の端部の全体が前記第1の底部に接触し、前記第2の側壁部、前記第4の側壁部及び前記第1の底部によって第4の溝部が形成され、
前記第3の溝部及び前記第4の溝部に充填されたろう材によって、前記第1の構成部材と前記第2の構成部材が接合されている
ことを特徴とする中空管。 - 前記第1の側壁部、前記第2の側壁部、前記第1の底部、前記第3の側壁部、前記第4の側壁部及び前記第2の底部の形状は平面であり、
前記第1の側壁部および前記第2の側壁部は互いに平行に配され、前記第1の側壁部および前記第2の側壁部は前記第1の底部と垂直に接触し、
前記第3の側壁部および前記第4の側壁部は互いに平行に配され、前記第3の側壁部および前記第4の側壁部は前記第2の底部と垂直に接触している、
ことを特徴とする請求項1に記載の中空管。 - 前記第3の側壁部及び前記第4の側壁部の形状は曲面であり、前記第2の構成部材の形状は、円筒の側面の一部である、
ことを特徴とする請求項1に記載の中空管。 - 前記第1の底部は、前記第1の端部と前記第1の底部との接触位置及び前記第2の端部と前記第1の底部との接触位置の、少なくとも一方の位置決め用の突起を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の中空管。
- 前記第1の底部は、前記第3の側壁部に接する、前記ろう材のたまり部が、前記第3の溝部に形成されるための第5の溝部を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の中空管。
- 第1の側壁部、第2の側壁部、並びに前記第1の側壁部及び前記第2の側壁部に接触する第1の底部によって形成される第1の溝部を備え、
第3の側壁部、第4の側壁部、並びに前記第3の側壁部及び前記第4の側壁部に接触する第2の底部によって形成される第2の溝部を備える所定の構成部材とろう材によって接合され中空管を構成する部材であって、
前記第1の底部の幅は、前記第2の底部に接触しない側の前記第3の側壁部の第1の端部と、前記第2の底部に接触しない側の前記第4の側壁部の第2の端部との距離よりも大きく、
前記第1の端部の全体が前記第1の底部に接触し、前記第1の側壁部、前記第3の側壁部及び前記第1の底部によって第3の溝部が形成され、
前記第2の端部の全体が前記第1の底部に接触し、前記第2の側壁部、前記第4の側壁部及び前記第1の底部によって第4の溝部が形成され、
前記第3の溝部及び前記第4の溝部に充填された前記ろう材によって、前記第1の構成部材と前記第2の構成部材が接合されている
ことを特徴とする部材。 - 第1の側壁部、第2の側壁部、並びに前記第1の側壁部及び前記第2の側壁部に接触する第1の底部によって形成される第1の溝部を備える第1の構成部材と、
第3の側壁部、第4の側壁部、並びに前記第3の側壁部及び前記第4の側壁部に接触する第2の底部によって形成される第2の溝部を備え、前記第2の溝部の幅は、前記第2の底部に接触しない側の前記第3の側壁部の第1の端部と、前記第2の底部に接触しない側の前記第4の側壁部の第2の端部との距離よりも小さい、第2の構成部材を接合する接合方法であって、
前記第1の端部の全体を前記第1の底部に接触させ、前記第1の側壁部、前記第3の側壁部及び前記第1の底部によって第3の溝部を形成する工程と、
前記第2の端部の全体を前記第1の底部に接触させ、前記第2の側壁部、前記第4の側壁部及び前記第1の底部によって第4の溝部を形成する工程と、
前記第3の溝部及び前記第4の溝部にろう材を配置する工程と、
前記ろう材を溶融させる工程、
を備えることを特徴とする接合方法。 - 2つの端面および前記2つの端面の間を接続する側面により形成された中空体を、
前記2つの端面と交差し、前記側面とは交差および接触しない平面または曲面で2つに切断して得られる、分割された2つの前記側面の一方と同じ形状を持つ第1の構成部材と、第2の構成部材を備える中空管であって、
前記第1の構成部材は、第1の切断面及び第2の切断面を備え、
前記第1の構成部材は、前記中空管の外面側に、断面が略L字形のフランジ部を備え、
前記フランジ部および前記第2の構成部材によって形成された第1の溝部及び第2の溝部に充填されたろう材によって、前記第1の構成部材と前記第2の構成部材が接合されている
ことを特徴とする中空管。 - 前記第2の構成部材の形状は、平面であり、
前記中空管の形状が、実質的に略半円筒、略半楕円筒又は角筒に等しい、
ことを特徴とする請求項8記載の中空管。 - 前記第1の構成部材は、略円筒、略楕円筒又は角筒を、それらの両端面を含む平面で切断して得られる形状を有する、
ことを特徴とする請求項8記載の中空管。 - 前記第2の構成部材は、略円筒、略楕円筒又は角筒を、それらの両端面を含む平面で切断して得られる形状を有する、
ことを特徴とする請求項8記載の中空管。 - 2つの端面および前記2つの端面の間を接続する側面により形成された中空体を、前記2つの端面と交差し、前記側面とは交差および接触しない平面または曲面で2つに切断して得られ、分割された2つの前記側面の一方と同じ形状を持つ、所定の構成部材とろう材によって接合され中空管を構成する部材であって、
前記部材の第1の切断面及び第2の切断面は、前記構成部材と接触することにより、前記中空管を形成し、
前記第1の構成部材は、前記中空管の外面側に、断面が略L字形のフランジ部を備え、
前記フランジ部および前記第2の構成部材によって形成された第1の溝部及び第2の溝部に充てんされたろう材によって、前記部材と前記構成部材が接合される、
ことを特徴とする部材。 - 2つの端面および前記2つの端面の間を接続する側面により形成された中空体を、
前記2つの端面と交差し、前記側面とは交差および接触しない平面または曲面で2つに切断して得られる、分割された2つの前記側面の一方と同じ形状を持つ第1の構成部材と、第2の構成部材を接合する接合方法であって、
前記第1の構成部材の第1の切断面及び第2の切断面を、それぞれ前記第2の構成部材に接触させ、前記フランジ及び前記第2の構成部材によって第1の溝部および第2の溝部を形成する工程と、
前記第1の溝部及び前記第2の溝部にろう材を配置する工程と、
前記ろう材を溶融させる工程、
を備えることを特徴とする接合方法。
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JP2008161617A JP2010004336A (ja) | 2008-06-20 | 2008-06-20 | 中空管、部材および接合方法 |
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ID=41585653
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- 2008-06-20 JP JP2008161617A patent/JP2010004336A/ja active Pending
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