JP2010001858A - スクロール型流体機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】自転阻止機構の耐久性及び精度を容易に確保し、自転阻止機構の性能の安定性を向上することができるスクロール型流体機械を提供する。
【解決手段】スクロール型流体機械(1)の自転阻止機構(44)は、可動スクロール(22)側に支持されフレーム(38)側に向けて突設されるピン(46)と、フレーム側に穿設されてピンが遊嵌されるホール(50)とからなり、少なくともピン及びホールの何れか一方は、対応する可動スクロールまたはフレームに支持されたプレート(48)に形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、スクロール型流体機械に係り、詳しくは、冷凍空調機やヒートポンプ式給湯機に組み込まれて好適なスクロール型流体機械に関する。
この種のスクロール型流体機械、例えば密閉型スクロール圧縮機は、固定スクロールに対する可動スクロールのフレーム上における公転旋回運動を妨げることなく可動スクロールの自転を阻止する自転阻止機構を備えている。
そして、当該自転阻止機構は、可動スクロールからフレームに向けて突設されるピンと、フレームに穿設されてピンが遊嵌されるホールとからなるピン&ホール式のものや(例えば特許文献1参照)、ピンがリングを介してホールに遊嵌されるピン&リング式のものが知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2000−27774号公報 特許第3963027号公報
ところで、上記特許文献1のピン&ホール式の自転阻止機構において、一般に、ピンは鋼鉄などの表面硬度が比較的高い材料から形成される一方、ホールが形成されるフレームは鋳鉄などの表面硬度が比較的低い材料から形成されるため、フレームのホール部分に窒化処理を施すことにより自転阻止機構の耐久性を確保している。
しかしながら、この場合には、窒化処理後のホールの寸法や位置の精度を確保するために、窒化処理の処理温度や処理時間を厳密に管理しなければならず、当該処理に係るコストが大きいという問題がある。
そこで、上記特許文献2のピン&リング式の自転阻止機構を採用することにより、ホールの窒化処理を行わないでも自転阻止機構の耐久性を確保することができる。
しかしながら、この場合には、リングの寸法精度のみならず、リングが配置されるホールの寸法及び位置精度を確保する必要があるため、自転阻止機構の精度を容易に確保できないとの問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、自転阻止機構の耐久性及び精度を容易に確保し、自転阻止機構の性能の安定性を向上することができるスクロール型流体機械を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、請求項1記載のスクロール型流体機械は、固定スクロールに対する可動スクロールのフレーム上における公転旋回運動を妨げることなく該可動スクロールの自転を阻止する自転阻止機構を備えたスクロール型流体機械であって、自転阻止機構は、可動スクロール側に支持されフレーム側に向けて突設されるピンと、フレーム側に穿設されてピンが遊嵌されるホールとからなり、少なくともピン及びホールの何れか一方は、対応する可動スクロールまたはフレームに支持されたプレートに形成されることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、請求項1において、可動スクロール及びフレームはピンよりも表面硬度が低い材料からなり、少なくともピン及びホールの何れか一方が形成されるプレートは、ピンと略同等の表面硬度を有する材料からなることを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、請求項2において、少なくともピン及びホールの何れか一方が形成されるプレートは、支持される可動スクロールまたはフレームに対する位置決め手段を有することを特徴としている。
更にまた、請求項4記載の発明では、請求項3において、プレートはピンが遊嵌されるホールプレートであって、ホールプレートはピンをその径方向にて規制する第1のホールを有することを特徴としている。
また、請求項5記載の発明では、請求項4において、フレームは、ホールプレートが当接するフレームの当接面に、第1のホールを介して延びるピンをその長さ方向に非接触にて許容する第2のホールを有することを特徴としている。
更に、請求項6記載の発明では、請求項5において、ホールプレートの第1のホールを形成する周縁部は、第2のホールに向けてバーリング加工されることを特徴としている。
請求項1記載の本発明のスクロール型流体機械によれば、少なくともピン及びホールの何れか一方は、対応する可動スクロールまたはフレームに支持されるプレートに形成される。これにより、ピンやホールをそれぞれ可動スクロールまたはフレームとは別体に加工することができるため、自転阻止機構を容易にして高精度に形成することができ、自転阻止機構、ひいてはスクロール型流体機械の製造コストを低減しつつ、これらの性能の安定性を容易にして確保することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、少なくともピン及びホールの何れか一方が形成されるプレートはピンと略同等の表面硬度を有する材料からなる。これにより、ピンをプレートに形成した場合には、ピンをこれと同等の表面硬度のプレートに強固に固定することができるため、自転阻止機構の耐久性を向上することができる。
一方、ホールをプレートに形成した場合には、フレームにホールを形成する場合のホールの窒化処理が不要となるため、自転阻止機構、ひいてはスクロール型流体機械の製造コストを大幅に削減することができる。
しかも、ホールをプレートに形成した場合には、窒化処理によるホールの寸法及び位置精度の低下が防止されるため、自転阻止機構、ひいてはスクロール型流体機械の性能の安定性を確実に確保することができる。
更に、請求項3記載の発明によれば、プレートが位置決め手段を有することにより、自転阻止機構のスクロール型流体機械に対する組み付けを高精度に行うことができるため、自転阻止機構、ひいてはスクロール型流体機械の性能の安定性を更に確実に確保することができる。
具体的には、請求項4記載の発明によれば、プレートはピンが遊嵌されるホールプレートであって、ホールプレートはピンをその径方向にて規制する第1のホールを有している。
更にまた、請求項5記載の発明によれば、フレームは、ホールプレートが当接するフレームの当接面に、第1のホールを介して延びるピンをその長さ方向に非接触にて許容する第2のホールを有する。これにより、ホールプレートの厚みを薄く形成することができるため、ホールプレート、自転阻止機構、ひいてはスクロール型流体機械の材料コストを低減することができる。
また、請求項6記載の発明によれば、ホールプレートの第1のホールを形成する周縁部は、第2のホールに向けてバーリング加工される。これにより、ホールプレートの厚みを薄くしつつ、第1のホールにおけるピンの摺動面積を大きくすることができるため、自転阻止機構、ひいてはスクロール型流体機械の性能の安定性を向上することができる。
以下、図面により本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るスクロール型流体機械の一例として、密閉型スクロール圧縮機の縦断面図を示しており、この圧縮機1は冷凍空調機やヒートポンプ式給湯機などの冷凍回路に組み込まれている。当該回路は作動流体の一例である二酸化炭素冷媒(以下、冷媒と称する)が循環する経路を備え、圧縮機1は経路から冷媒を吸入し、圧縮して経路に向けて吐出する。
圧縮機1はシェル2を備え、シェル2の円筒胴部をなすセンターシェル4は、その上側及び下側がトップシェル6及びボトムシェル8によってそれぞれ気密に嵌合され、センターシェル4の内部は密閉されて冷媒の吐出圧が作用している。センターシェル4には上記回路から取り込んだ冷媒を吸入する吸入管10が接続され、トップシェル6の適宜位置には、シェル2内の圧縮冷媒を上記回路へ送出する吐出管12が接続されている。
センターシェル4には、トップシェル6側から順にスクロールユニット14、電動モータ16、ポンプユニット18が収容され、電動モータ16内には回転軸20が配置されており、回転軸20は電動モータ16への通電によって回転駆動される。
回転軸20は、その上端側がスクロールユニット14に、その下端側がポンプユニット18に連結されており、回転軸20が電動モータ16によって回転駆動されることにより、スクロールユニット14は、冷媒の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスを実施する。
詳しくは、スクロールユニット14は可動スクロール22及び固定スクロール24から構成され、可動スクロール22は鏡板26を備え、この鏡板26の鏡板面26aには固定スクロール24の鏡板28に向けて延びる渦巻き状のラップ30が立設され、一方、固定スクロール24の鏡板28の鏡板面28aにも鏡板26に向けて延びる渦巻き状のラップ32が立設されている。
そして、これらラップ30,32を互いに対をなして配置し協働させることにより、鏡板28に形成される冷媒の吸入室から吸入管10を介して冷媒を吸入してラップ30,32の間に圧縮室が形成され、圧縮室は鏡板26,28の中心に向けてその容積を減少させながら移動する。
可動スクロール22に公転旋回運動を付与するため、鏡板26の背面26b側にはボス34が形成され、ボス34は軸受を介して回転軸20の上端側に一体形成される偏心軸36に回転自在に支持されている。
これに対し固定スクロール24は、センターシェル4の内側に固定されるメインフレーム(フレーム)38に支持、固定されており、固定スクロール24の中央部分には圧縮室に連通する吐出孔40が穿設されている。
一方、ポンプユニット18は、ボトムシェル8の内側に貯油された潤滑油を吸引し、吸引された潤滑油は回転軸20内に穿設された油路42を経て回転軸20の上端から電動モータ16やスクロールユニット14等に供給され、各摺動部分や軸受等の潤滑、並びに、摺動面のシールや潤滑に寄与する。
上述した圧縮機1によれば、回転軸20の回転に伴って可動スクロール22がメインフレーム38の台座面38a上を自転することなく公転旋回運動することにより、吸入管10を介してスクロールユニット14に吸入された冷媒は圧縮室を形成し、圧縮室内の冷媒はスクロールユニット14の中心に向けて移動されながら圧縮された後に吐出孔40よりシェル2内に吐出され、シェル2内を循環した後に吐出管12を介して圧縮機1外へ送出される。
ところで、可動スクロール22の自転は自転阻止機構44により阻止されている。
詳しくは、図2の自転阻止機構44の拡大断面図に示されるように、自転阻止機構44は、可動スクロール22の背面22bに突設されるピン46と、フレーム38に埋設固定されるリング状のホールプレート(プレート)48とから構成されている。
ピン46は、背面22bに予め厳密に位置決め固定され、プレート48には、ピン46が遊嵌される第1のホール(ホール)50が貫通して形成されている。第1のホール50はピン46をその径方向にて規制しており、即ち、ピン&ホール式の自転阻止機構44を構成する第1のホール50はフレーム38とは別体に形成されている。
ピン46及びプレート48は、一般に表面硬度が比較的高い鋼鉄などから形成されている。尚、ピン46とプレート48とは同一材料でなくとも略同等の高い表面硬度を有する材料であれば良い。
一方、フレーム38は少なくとも鋼鉄などよりも表面硬度が低くて安価な鋳鉄などから形成され、フレーム38には、台座面38aの外周部分を低くした環状の段差部52が形成されている。プレート48は2〜3mm程度の厚みtを有しており、段差部52にプレート48を嵌め込むことによりプレート48は台座面38aと略面一をなしてフレーム38に埋設される。
また、段差部52のプレート48が当接する当接面52aには、第1のホール50を介して延びるピン46をその長さ方向に許容する第2のホール54が形成されている。第2のホール54は、ピン46が接触しない程度の深さ及び内径を有して形成すれば良く、これらの寸法精度は求めない。
図3のプレート48の斜視図に示されるように、プレート48には、その周方向に沿って例えば6つの第1のホール50が略等間隔に配置される他、各第1のホール50の間には、プレート48をフレーム38に対して位置決め固定するための固定用孔(位置決め手段)56がそれぞれ設けられている。
固定用孔56には、図示しない固定ピンが挿入され、固定ピンは固定用孔56を貫通して段差部52の当接面52aに形成される図示しない固定ピン穴に嵌入される。
固定用孔56及び固定ピン穴は、プレート48の位置決め手段として予め高精度に加工されており、プレート48はフレーム38に厳密に位置決め固定される。
以上のように、本実施形態では、第1のホール50をフレーム38とは別体に加工することができるため、自転阻止機構44を容易にして高精度に形成することができ、自転阻止機構44、ひいては圧縮機1の製造コストを低減しつつ、これらの性能の安定性を容易にして確保することができる。
また、第1のホール50を鋼鉄などからなるプレート48に形成することにより、鋳鉄などからなるフレーム38にホールを形成する場合のホールの窒化処理が不要となるため、自転阻止機構44、ひいては圧縮機1の製造コストを大幅に削減することができる。
しかも、窒化処理によるホールの寸法及び位置精度の低下が防止されるため、自転阻止機構44、ひいては圧縮機1の性能の安定性を確実に確保することができる。
また、プレート48がフレーム38に対する位置決め手段である固定用孔56を有することにより、自転阻止機構44の圧縮機1に対する組み付けを高精度に行うことができるため、自転阻止機構44、ひいては圧縮機1の性能の安定性を更に確実に確保することができる。
更に、プレート48が当接するフレーム38の当接面52aに、第1のホール50を介して延びるピン46をその長さ方向に非接触にて許容する第2のホール54を有することにより、プレート48の厚みtを2〜3mm程度に薄く形成することができるため、プレート48、自転阻止機構44、ひいては圧縮機1の材料コストを低減することができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記実施形態では、プレート48の第1のホール50を形成する周縁部は特に加工が施されていないが、図4に示されるように、この周縁部58を第2のホール54に向けてバーリング加工することにより、プレート48の厚みtを薄くしつつ、第1のホール50におけるピン46の摺動面積を大きくすることができるため、自転阻止機構44、ひいては圧縮機1の性能の安定性を向上することができる。
また、上記実施形態では、第2のホール54を設けてプレート48を薄く形成しているが、当接面52aにピン46が接触しない程度にプレート48を厚く形成することにより、第2のホール54を形成しなくても良く、この場合にも、上記と同様に、自転阻止機構44、ひいては圧縮機1の製造コストを削減し、これらの性能の安定性を確保することはできる。
更に、上記実施形態では、プレート48の位置決め手段として固定ピンを用いているが、これに限らず、例えばプレート48の外周面に突部を設け、この突部がフレーム38に係止されるようにしても良い。
更にまた、上記実施形態では、自転阻止機構44をピン46及びホールプレート48により構成しているが、これに限らず、例えば図5、6に示されるような、いわばピンプレートにより自転阻止機構44を構成しても良い。
詳しくは、図5の場合には、ピン46が厳密に位置決め固定されたリング状のピンプレート(プレート)60が可動スクロール22にその背面22bと略面一をなすように埋設されており、ピンプレート60は可動スクロール22に固定ピン62により位置決め固定される。
一方、図6では、ピン46が厳密に位置決め固定されたリング状のピンプレート(プレート)64が可動スクロール22の外周面22cに背面22bと略面一をなすように嵌合され、嵌合の際にピンプレート64の内周面64aに形成される図示しない突部を外周面22cの図示しない係止部に係止することにより位置決め固定される。
また、各ピンプレート60,64は、ピン46及びホールプレート48と同様に、表面硬度が高い鋼鉄などから形成されている。
このようなピンプレート60,64により自転阻止機構44を構成することにより、ピン46を可動スクロール22とは別体に位置決め加工することができるため、自転阻止機構44におけるピン46の位置精度を容易に高めることができる。
しかも、ピン46をこれと略同等の表面硬度のピンプレート60,64に強固に固定するため、自転阻止機構44の耐久性を更に向上することができる。
最後に、上記実施形態及び変形例では、冷凍空調機やヒートポンプ式給湯機などの冷凍回路に組み込まれる二酸化炭素冷媒を使用した密閉型スクロール圧縮機について説明しているが、本発明はこれに限らず種々の作動流体を使用した、種々の分野における圧縮機または膨脹機等のスクロール型流体機械に適用可能である。
本発明の一実施形態に係る密閉型スクロール圧縮機を示した縦断面図である。 図1の自転阻止機構を示した拡大断面図である。 図2のホールプレートを示した斜視図である。 本発明の変形例に係る自転阻止機構を示した拡大断面図である。 本発明の他の変形例に係る自転阻止機構を示した拡大断面図である。 図5の変形例となるピンプレートから構成される自転阻止機構を示した拡大断面図である。
符号の説明
1 密閉型スクロール圧縮機(スクロール型流体機械)
22 可動スクロール
24 固定スクロール
38 メインフレーム(フレーム)
44 自転阻止機構
46 ピン
48 ホールプレート(プレート)
50 第1のホール(ホール)
52a 当接面
54 第2のホール
56 固定用孔(位置決め手段)
58 周縁部
60 ピンプレート(プレート)
64 ピンプレート(プレート)

Claims (6)

  1. 固定スクロールに対する可動スクロールのフレーム上における公転旋回運動を妨げることなく該可動スクロールの自転を阻止する自転阻止機構を備えたスクロール型流体機械であって、
    前記自転阻止機構は、前記可動スクロール側に支持され前記フレーム側に向けて突設されるピンと、前記フレーム側に穿設されて前記ピンが遊嵌されるホールとからなり、
    少なくとも前記ピン及び前記ホールの何れか一方は、対応する前記可動スクロールまたは前記フレームに支持されたプレートに形成されることを特徴とするスクロール型流体機械。
  2. 前記可動スクロール及び前記フレームは前記ピンよりも表面硬度が低い材料からなり、
    少なくとも前記ピン及び前記ホールの何れか一方が形成される前記プレートは、前記ピンと略同等の表面硬度を有する材料からなることを特徴とする請求項1に記載のスクロール型流体機械。
  3. 少なくとも前記ピン及び前記ホールの何れか一方が形成される前記プレートは、支持される前記可動スクロールまたは前記フレームに対する位置決め手段を有することを特徴とする請求項2に記載のスクロール型流体機械。
  4. 前記プレートは前記ピンが遊嵌されるホールプレートであって、
    前記ホールプレートは前記ピンをその径方向にて規制する第1のホールを有することを特徴とする請求項3に記載のスクロール型流体機械。
  5. 前記フレームは、前記ホールプレートが当接する前記フレームの当接面に、前記第1のホールを介して延びる前記ピンをその長さ方向に非接触にて許容する第2のホールを有することを特徴とする請求項4に記載のスクロール型流体機械。
  6. 前記ホールプレートの前記第1のホールを形成する周縁部は、前記第2のホールに向けてバーリング加工されることを特徴とする請求項5に記載のスクロール型流体機械。
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