JP2010001194A - 表面処理シリカ微粒子 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い分散性を維持し、静電荷像現像用トナー粒子に均一に分散させることができる表面処理シリカ微粒子を提供する。
【解決手段】疎水化表面処理したシリカ微粒子であって、アルカリ金属酸化物を含有させることによって、凝集性を抑制したことを特徴とし、具体的には、BET比表面積100m2/g〜400m2/gであって、アルカリ金属酸化物を含まない同じ比表面積のシリカ微粒子の凝集粒子径(D0)に対する表面処理後の凝集粒子径(D2)の比が0.8以下(D2/D0≦0.8)である表面処理シリカ微粒子。
【選択図】なし

Description

本発明は、分散性に優れた表面処理シリカ微粒子に関し、より詳しくは、表面処理後も高い分散性を維持し、静電荷像現像用トナーの外添剤として用いたときに、トナー粒子に均一に分散させることができる表面処理シリカ微粒子に関する。
従来、ハロゲン化ケイ素の燃焼加水分解により製造されるフュームドシリカを有機シランやシリコーンオイルで表面改質したシリカ粉末が知られている(特公平1−31442号公報、特開平2−287459号公報、特開平5−66608号公報)。この表面処理シリカ粉末は複写機、レーザープリンタなどの電子写真において、トナーの流動性改善、固結防止、帯電性制御のため外添剤として利用されている。
近年、電子写真の高画質化が要求されるようになり、トナーの粒子径は8μmから7μmへと小粒径化が進むにつれ、様々な問題が生じてきている。トナー粒径が小さくなることによって、トナーの流動性が低下し、流動性改善のため外添剤の添加量が従来より増えている。また、高画質化が進むにつれ、転写性、クリーニング性がより厳密に要求されるようになり、凝集が少なく分散性に優れた外添剤が要求されてきている。
特公平1−31442号公報 特開平2−287459号公報 特開平5−66608号公報
一般にフュームドシリカは凝集性が高く、表面処理によって凝集性がさらに高くなる。このため表面処理したシリカ微粒子を粒子径の小さいトナー表面に均一に多数分散性することは困難であり、分散性のよい表面処理シリカ微粒子が求められている。
本発明は、従来の上記問題を解決したものであり、特定の金属酸化物をシリカ微粒子にドープすることによって分散性を高め、表面処理した後も高い分散性を有する表面処理シリカ微粒子を提供する。
本発明は以下に示す構成によって上記課題を解決した表面処理シリカ微粒子に関する。
〔1〕疎水化表面処理したシリカ微粒子であって、アルカリ金属酸化物を含有させることによって、凝集性を抑制したことを特徴とする表面処理シリカ微粒子。
〔2〕アルカリ金属酸化物を含まない同じ比表面積のシリカ微粒子の凝集粒子径(D0)に対する表面処理後の凝集粒子径(D2)の比が0.8以下(D2/D0≦0.8)である上記[1]に記載する表面処理シリカ微粒子。
〔3〕アルカリ金属酸化物を含むシリカ微粒子の凝集粒子径(D1)が、アルカリ金属酸化物を含まない同じ比表面積のシリカ微粒子の凝集粒子径(D0)より小さい(D1/D0≦0.9)ものである上記[1]〜上記[3]の何れかに記載する表面処理シリカ微粒子。
〔4〕アルカリ金属酸化物含有量が0.005〜5.0質量%であり、BET比表面積が100m2/g〜400m2/gであるアルカリ金属酸化物を含有したフュームドシリカを疎水化表面処理した上記[1]または上記[2]に記載する表面処理シリカ微粒子。
〔5〕静電荷像現像用トナーの外添剤に用いる上記[1]〜上記[4]の何れかに記載する表面処理シリカ微粒子。
本発明の表面処理シリカ微粒子は、アルカリ金属酸化物を含有することによって表面処理後の凝集性を抑制したものであり、具体的には、アルカリ金属酸化物を0.005〜5.0質量%含有することによって、アルカリ金属酸化物を含まない同じ比表面積のシリカ微粒子の凝集粒子径(D0)に対する表面処理後の凝集粒子径(D2)の比が0.8以下(D2/D0≦0.8)に制御したものである。このように、本発明の表面処理シリカ微粒子は原料のフュームドシリカよりも凝集性が低いので、トナー外添剤として用いたときに、トナー粒子の表面に多数のシリカ微粒子を均一に分散させることができる。
以下、本発明を実施形態に基づいて具体的に説明する。
本発明のシリカ微粒子は、疎水化表面処理したシリカ微粒子であって、アルカリ金属酸化物を含有させることによって、凝集性を抑制したことを特徴とする表面処理シリカ微粒子である。
本発明のシリカ微粒子は、好ましくは、アルカリ金属酸化物含有量が0.005〜5.0質量%であり、アルカリ金属酸化物を含まない同じ比表面積のシリカ微粒子の凝集粒子径(D0)に対する表面処理後の凝集粒子径(D2)の比が0.8以下(D2/D0≦0.8)であり、アルカリ金属酸化物を含有したフュームドシリカを疎水化表面処理したBET比表面積が100m2/g〜400m2/gの表面処理シリカ微粒子である。
アルカリ金属酸化物を含有するフュームドシリカは、ガス化したハロゲン化ケイ素(SiCl4、CH3SiHCl2、HSiCl3、CH3SiCl3など)を酸素水素火炎バーナ中に送り、火炎中でエアロゾルと反応させる。エアロゾルとしてはアルカリ金属化合物、例えばアルカリ金属塩化物などを用いることができる。このエアロゾルはアルカリ金属化合物を含む溶液あるいは分散液をエアロゾル発生器、例えば超音波発生器により噴霧状にすることにより調製する。このエアロゾルを上記バーナ中に気化したハロゲン化ケイ素と一緒に導入され反応させる。これによりアルカリ金属酸化物がドープされたシリカが生成される。副生物としてハロゲン化水素ガスが生成するので、これと分離して回収する。このようにして生成されるアルカリ金属酸化物を含むシリカはアルカリ金属酸化物とシリカが混合した混合酸化物とは異なり、シリカ粒子中にアルカリ金属酸化物がドープされた粒子となる。
アルカリ金属の含有量は0.005〜5.0質量%が好ましい。含有量が0.005質量%より少ないと目的の効果が十分ではなく、5.0質量%を上回るとコスト高になる。
上記火炎加水分解によって製造したアルカリ金属酸化物含有フュームドシリカは、アルカリ金属酸化物を含まない同じ比表面積のフュームドシリカよりも凝集粒子径が小さい。例えば、アルカリ金属酸化物を含むシリカ微粒子の凝集粒子径(D1)は、アルカリ金属酸化物を含まない同じ比表面積のシリカ微粒子の凝集粒子径(D0)に対して、D1/D0≦0.9である。具体的には、後述の表1に示すように、アルカリ金属酸化物を含有するフュームドシリカは何れもD1/D0比が0.65以下であり、アルカリ金属酸化物を含有することによって凝集性が抑制され、凝集粒子径が小さくなることが示されている。
上記アルカリ金属含有シリカ微粒子を疎水化処理する。疎水化剤としてはシランカップリング剤、シリコーンオイル、シラザン等が用いられる。この疎水化処理剤を1種または2種以上混合して用いることができる。疎水化処理の方法は、例えば、撹袢装置を備えた容器に微粉末を入れ、窒素雰囲気下で撹袢し、疎水化剤を単独に、あるいは疎水化剤と電荷調整剤を必要に応じて溶剤と共に滴下もしくは噴霧し、または疎水化剤等を加熱気化させ、微粉末と十分に分散させた後、加熱し、その後、冷却する乾式処理法によって本発明の疎水化シリカ微粒子を得ることができる。
本発明の疎水化処理したシリカ微粒子は、アルカリ金属酸化物を含有したことによる高分散性を疎水化処理後においても維持し、原料のフュームドシリカ微粒子に対して凝集性が大幅に低いシリカ微粒子が得られる。具体的には、BET比表面積が100m2/g〜400m2/gのシリカ微粒子について、実施例1〜9に示すように、アルカリ金属酸化物を含有するフュームドシリカはアルカリ金属酸化物を含有しないフュームドシリカに対して凝集粒子径の比(D1/D0)が0.60〜0.64であり、表面処理後の凝集粒子径の比(D2/D0)は0.59〜0.70であり、表面処理後においても低凝集性が維持されている。
本発明のアルミナドープ疎水化シリカ微粒子は電子写真用トナー外添剤として好適である。このトナー外添剤のトナー組成物中の添加量は一般的には0.01〜5重量%が適当である。また、本発明の疎水化シリカ微粒子は他の疎水性シリカ粒子や疎水性チタニアなどの疎水性酸化物と混合して用いても良い。
なお、特開2004−143028号には、シリカ微粒子にアルミナをドープすることによって、摩擦帯電量と凝集粒子径を制御することが記載されているが、アルカリ金属酸化物をドープすることは認識されていない。従来、アルカリ金属酸化物をこのような目的に使用することは知られておらず、また、アルミニウムは両性金属であるのに対してアルカリ金属は典型的な金属元素であり、両者の性質は大幅に異なるので、アルカリ金属酸化物を含有させる本発明とは異なるものである。
以下に本発明の実施例および比較例を具体的に示す。実施例および比較例において使用した原料を表1に示す。製造したシリカ微粒子の物性を表2に示す。なお、凝集粒子径および疎水率は次の方法によって測定した。
〔凝集粒子径〕:粒度分布測定装置(HORIBA社製 LA-920)を用いて測定をおこなった。分散液としてエタノールを用い、試料を添加後、超音波強度3で1分、相対屈折率1.10の条件で測定し、得られた算術平均径を凝集粒子径とした。
〔疎水率〕:表面処理シリカ微粒子1gを分液ロート(200ml)に計りとり、これに純水100mLを加えて栓をし、ターブラーミキサーで10分間振とう後、10分間静置し、その後、下層の20〜30mLをロートから抜き取った後に、下層の混合液を10mm石英セルに分取し、純水をブランクとして比色計にかけ、その500nmの通過率を疎水率とした。
〔実施例1〕
アルカリ金属としてカリウムを0.12%含むBET比表面積200m2/gのシリカ粒子(原料1)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、HMDS20重量部をスプレーした。この反応混合物を200℃で2時間攪拌した後、200℃にて2時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔実施例2〕
アルカリ金属としてカリウムを0.12%含むBET比表面積200m2/gのシリカ粒子(原料1)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、ジメチルシリコーンオイル20重量部とn−ヘキサン20重量部の混合溶液をスプレーした。この反応混合物を300℃で1時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔実施例3〕
アルカリ金属としてカリウムを0.12%含むBET比表面積200m2/gのシリカ粒子(原料1)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、HMDS20重量部をスプレーした。この反応混合物を200℃で2時間攪拌した後、200℃にて2時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。更に、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、ジメチルシリコーンオイル15重量部とn−ヘキサン15重量部の混合溶液をスプレーした。この反応混合物を300℃で1時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔実施例4〕
アルカリ金属としてカリウムを0.12%含むBET比表面積200m2/gのシリカ粒子(原料1)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、イソブチルトリメトキシシラン20重量部をスプレーした。この反応混合物を200℃で2時間攪拌した後、200℃にて2時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔実施例5〕
アルカリ金属としてカリウムを0.11%含むBET比表面積300m2/gのシリカ粒子(原料2)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、ジメチルシリコーンオイル30重量部とn−ヘキサン30重量部の混合溶液をスプレーした。この反応混合物を300℃で1時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔実施例6〕
アルカリ金属としてカリウムを0.02%含むBET比表面積300m2/gのシリカ粒子(原料3)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、ジメチルシリコーンオイル30重量部とn−ヘキサン30重量部の混合溶液をスプレーした。この反応混合物を300℃で1時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔実施例7〕
アルカリ金属としてカリウムを0.06%含むBET比表面積300m2/gのシリカ粒子(原料4)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、ジメチルシリコーンオイル30重量部とn−ヘキサン30重量部の混合溶液をスプレーした。この反応混合物を300℃で1時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔実施例8〕
アルカリ金属としてカリウムを0.17%含むBET比表面積130m2/gのシリカ粒子(原料5)100重量部を反応容器に入れ、、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、ジメチルシリコーンオイル13重量部とn−ヘキサン13重量部の混合溶液をスプレーした。この反応混合物を300℃で1時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔実施例9〕
アルカリ金属としてナトリウムを0.09%含むBET比表面積300m2/gのシリカ粒子(原料6)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、ジメチルシリコーンオイル30重量部とn−ヘキサン30重量部の混合溶液をスプレーした。この反応混合物を300℃で1時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔比較例1〕
BET比表面積200m2/gのシリカ粒子(原料7)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、HMDS20重量部をスプレーした。この反応混合物を200℃で2時間攪拌した後、200℃にて2時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔比較例2〕
BET比表面積200m2/gのシリカ粒子(原料7)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、ジメチルシリコーンオイル20重量部とn−ヘキサン20重量部の混合溶液をスプレーした。この反応混合物を300℃で1時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔比較例3〕
BET比表面積200m2/gのシリカ粒子(原料7)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、HMDS20重量部をスプレーした。この反応混合物を200℃で2時間攪拌した後、200℃にて2時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。更に、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、ジメチルシリコーンオイル15重量部とn−ヘキサン15重量部の混合溶液をスプレーした。この反応混合物を300℃で1時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔比較例4〕
BET比表面積200m2/gのシリカ粒子(原料7)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、イソブチルトリメトキシシラン20重量部をスプレーした。この反応混合物を200℃で2時間攪拌した後、200℃にて2時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔比較例5〕
BET比表面積300m2/gのシリカ粒子(原料8)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、ジメチルシリコーンオイル30重量部とn−ヘキサン30重量部の混合溶液をスプレーした。この反応混合物を300℃で1時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
〔比較例6〕
BET比表面積130m2/gのシリカ粒子(原料9)100重量部を反応容器に入れ、窒素雰囲気の下、攪拌しながら、ジメチルシリコーンオイル13重量部とn−ヘキサン13重量部の混合溶液をスプレーした。この反応混合物を300℃で1時間、窒素気流下で攪拌して乾燥し、その後冷却した。
表2に示すように、実施例1〜9のD2/D0は何れも0.8以下、詳しくは0.7以下であり、大部分は0.6レベルであり、原料のフュームドシリカに対して表面処理後の凝集性が大幅に低下している。一方、比較例1〜6のD2/D0は大部分が0.95前後であり、原料のフュームドシリカに対して表面処理後の凝集性はあまり変わらない。
Figure 2010001194
Figure 2010001194

Claims (5)

  1. 疎水化表面処理したシリカ微粒子であって、アルカリ金属酸化物を含有させることによって、凝集性を抑制したことを特徴とする表面処理シリカ微粒子。
  2. アルカリ金属酸化物を含まない同じ比表面積のシリカ微粒子の凝集粒子径(D0)に対する表面処理後の凝集粒子径(D2)の比が0.8以下(D2/D0≦0.8)である請求項1に記載する表面処理シリカ微粒子。
  3. アルカリ金属酸化物を含むシリカ微粒子の凝集粒子径(D1)が、アルカリ金属酸化物を含まない同じ比表面積のシリカ微粒子の凝集粒子径(D0)より小さい(D1/D0≦0.9)ものである請求項1または請求項2に記載する表面処理シリカ微粒子。
  4. アルカリ金属酸化物含有量が0.005〜5.0質量%であり、BET比表面積が100m2/g〜400m2/gであるアルカリ金属酸化物を含有したフュームドシリカを疎水化表面処理した請求項1〜請求項3の何れかに記載する表面処理シリカ微粒子。
  5. 静電荷像現像用トナーの外添剤に用いる請求項1〜4の何れかに記載する表面処理シリカ微粒子。
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