JP2010000495A - 穀物の粘土 - Google Patents
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Abstract
【課題】食べないで無駄にしている穀物や、消味期限切れの穀物加工食品に、木の皮や枯葉などは、ほとんどごみとして処分されており、せっかくの資源を利用せずに捨てている。
【解決手段】御飯、及び消味期限切れの穀物加工食品に水を加え、煮溶かして糊状にした物に、おがくず状にしたり細かくした木の皮や枯葉を混ぜ合わせ、粘土状にする。それを木の板などに塗ったり、四角や星形など様々に形作って乾燥させ、製品として再利用することが出来る。
【解決手段】御飯、及び消味期限切れの穀物加工食品に水を加え、煮溶かして糊状にした物に、おがくず状にしたり細かくした木の皮や枯葉を混ぜ合わせ、粘土状にする。それを木の板などに塗ったり、四角や星形など様々に形作って乾燥させ、製品として再利用することが出来る。
Description
本発明は、穀物と木の皮や枯葉を混ぜ合わせて作った、粘土に関するものである。
食べないで無駄にしている穀物や穀物加工食品に、木の皮や枯葉などは、ほとんどごみとして処分されている。
上記に述べた様に、食べないで無駄にしている穀物や、消味期限切れの穀物加工食品と、使わない木の皮や枯葉の双方を、混ぜ合わせて製品化することを目的とする。
木の皮は、角形や長方形でも良いし、変形など自由に細断するが、更に大きさも2ミリメートルや3ミリメートル、それより大きくても小さくても良いし、または、おがくず状の物などを15グラム用意しておく。米は品質で水分の含有量が違うが、200ミリリットルで180グラムの場合、米をといで水を切り、水200ミリリットルで炊くと355グラムの御飯が出来あがる。そのうちの100グラムを水か湯400ミリリットル程と共に鍋などに入れて強火にかけ、沸騰したら20分程弱火にして、ふやかしながら煮つめるが、火加減で水の減りぐあいが変るので、時間と水の量は目安である。次に、煮つまって水分が米の高さと同じ位になったら火から下ろし、裏ごしすると約300グラムの、どろりとした糊状の物が出来あがる。但し、この量も目安であり、出来あがり量はこれより多くても少なくても良い。この、糊状の物を再び鍋に入れ、先に用意した木の皮を加えて、火にかけて煮つめながら、しゃもじなどで練る様に混ぜる事によって、強い粘りのある粘土状になる。これで出来あがりなのだが、鍋のまわりにこびり付いた物を取るために、鍋の中に熱湯を注ぎ、10分程そのままにしておいてから湯を捨て、しゃもじなどでこすると、こびり付いた物が取れるので、それを煮つめて先の粘土状の物に加えると、約100グラムの、茶色い本発明が出来あがる。但し、この出来あがり量は、鍋にこびり付いて取りきれない物や、本体中の水分含有量によって変るので、これは目安であって、これより多くても少なくても良い。
本発明を作る際は、水は元より、御飯と木の皮の分量は目安であって、これよりも御飯や木の皮が多くても少なくても良いが、木の皮が多すぎると乾燥した時に強度が弱くなる。
また、上述の木の皮15グラムを、枯葉15グラムに変えても良い。以後の作り方と分量は上述同様である。
また、御飯の変りに乾麺や生ラーメンなどを使用する場合は、一度茹でてから水を切った物100グラムを、上述の御飯100グラムの変りに使用する。以後の作り方と分量は上述同様である。
また、御飯の変りにパンやパン粉を使用する場合は、水や湯に浸して固くしぼった物100グラムを、上述の御飯100グラムの変りに使用する。以後の作り方と分量は上述同様である。
また、本発明を作る際、木の皮と枯葉を混ぜ合わせたり、木や竹や土などを加えても良いし、御飯と穀物加工食品を混ぜ合わせたり、穀物加工食品どうしを混ぜ合わせても良い。
本発明をラップなどで密封し、冷蔵庫に入れておけば固まらないで長持ちするし、冷凍すれば解凍してから使える。また、冷蔵庫に入れないでラップに包んで室内に放置しておいても良いが、かびの発生が早くなる。
上述したように本発明の穀物の木は、米だけでなく穀物加工食品も使用出来るので、消味期限切れのうどんやそばなども捨てることなく、形を変えて再利用できる。また、全て自然の物で出来ているので、燃やさずにそのまま土に埋めることが出来る。
本発明の穀物の粘土は、板などの全面や一部に塗り、そのまま太陽熱や人工熱で乾燥させると、装飾となる。尚かつ、板に強く貼り付いて簡単には取れなくなる。
また、別の使用方法としては、穀物の粘土を四角や星形、木の葉やハート形などに作り、乾燥させてから木の板や壁などに貼ったり、アクセサリーなどにすることが出来る。
本発明は、出来あがったばかりの熱いうちでも、冷めてからでも板に塗ったり、塗らずに、様々に形作って乾燥させても良い。
本発明を乾燥させると、木と同じ様に釘も打てるし、のこぎりやカッターナイフでも切れる。更に画びょうも刺せるし、やすりもかけられるが、金づちで叩くと割れる。また、火をつければ燃えるので燃料にもなる。
本発明を板などに塗らずに、四角や星形に作ってゆがんでしまったら、裏と表にたっぷりの水をかけ、台の上に置いて上に板をのせ、重石をしておけば平になる。その後で再び乾燥させれば良い。
本発明を乾燥させれば木の様に堅くなるが、水をかけると水分がしみ込むので、表面にニスを塗ると水分はしみ込まない。また、ペンキを塗っても同様になる。しかし、ニスやペンキを塗らない場合でも、水がかかっただけならば軽くふきとって、そのままにしておけば乾いてしまうし、砕いたり小さく切らなければ、24時間水につけておいても中までは柔らかくならず、形はくずれない。
Claims (1)
- 穀物及び穀物加工食品を煮溶かした物に、木の皮や枯葉をおがくず状にしたり細かくした物を混ぜ合わせ、加熱して粘土状にする。それをそのまま板などの全面や一部分に塗って装う。また、板などに塗らず、四角や星形などに形作って乾かし、木の様に堅くして板や壁などに貼ったり、飾りなどにも出来る穀物の粘土。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008198848A JP2010000495A (ja) | 2008-06-22 | 2008-06-22 | 穀物の粘土 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008198848A JP2010000495A (ja) | 2008-06-22 | 2008-06-22 | 穀物の粘土 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010000495A true JP2010000495A (ja) | 2010-01-07 |
Family
ID=41582645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008198848A Pending JP2010000495A (ja) | 2008-06-22 | 2008-06-22 | 穀物の粘土 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010000495A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021143287A (ja) * | 2020-03-12 | 2021-09-24 | 株式会社AB.do | 人工薪及びその製造方法 |
-
2008
- 2008-06-22 JP JP2008198848A patent/JP2010000495A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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