JP2010000361A - 内視鏡用シャフトシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】先導シャフトおよび該先導シャフトに嵌め込まれた内視鏡を持つ内視鏡用シャフトシステムに関する。
【解決手段】先導シャフト2はその近位末端にグリップ部4を有し、内視鏡8は連結部6内に保持され、連結部は取り外し可能なようにグリップ部と連結できるものとし、および連結部は、それがグリップ部と連結している場合では、内視鏡の長軸の周りをグリップ部に対して相対的に回転できるものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に脊椎領域の内視鏡外科手術に使用される内視鏡用シャフトシステムに関する。
特に脊椎領域の内視鏡外科手術には、解剖学上の制約により細い誘導管しか使用可能でないため、口径の小さな内視鏡用シャフトシステムしか使用できない。先導シャフトの最適位置の設定は元々困難で、後からの修正も通例では比較的大きな作動力を費やさないことには可能でない。
この問題点を顧慮して、本発明では、内視鏡の可動性に障害および制限を与えることなく、先導シャフトへ大きな作動力を伝達し得る内視鏡用シャフトシステムを提供することを課題とした。
この課題は、請求項1に記載の特徴を持つ内視鏡用シャフトシステムによって解決される。好ましい実施形態は、従属請求項、下記明細書および添付図面から見て取れる。
本発明に基づく内視鏡用シャフトシステムは、先導シャフトおよび該先導シャフトに嵌め込み可能な内視鏡から成っている。先導シャフトは、本発明によれば、その近位末端にグリップ部を有している。このことは、操作領域における先導シャフトの位置決めを行うに際して、グリップ部を通じて作動力を直接先導シャフトへ伝達させ得るという利点をもたらしている。その場合、内視鏡は嵌め込まれた状態でも作動力を受けることなく、損傷から護られている。このように、内視鏡を特別強固に形成しなくても、比較的大きな作動力を伝達させることができる。しかも、内視鏡は利用される細い誘導管に合せて非常に細く形成することもできるので、利用可能な空間を最大限有効に活用することができる。
内視鏡は連結部によって保持されている。その場合、内視鏡は取り外し可能なように連結部と連結しているのが好ましい。連結部もまた、取り外し可能なようにグリップ部と連結しているか、または連結できるのが好ましい。そのように、連結部は、例えば別な器具を先導シャフトに通して操作領域へ誘導するために、内視鏡共々グリップ部と先導シャフトから切り離すことができる。なお、先導シャフトの操作は、先導シャフトに直接連結するグリップ部を通じて単独で行うことができる。連結部は、さらに、それがグリップ部と連結していれば、内視鏡の長軸の周りをグリップ部に対して回転させることができる。このようにして、内視鏡は、操作領域のできるだけ広い範囲を観察し得るように、先導シャフト内でその長軸の周りを回転させることができる。
内視鏡は、好ましいことに、回転可能なだけでなく、軸方向の移動も可能である。そのような軸方向での可動性は、例えば、連結部がグリップ部に対して回転可能なだけでなく、グリップ部に対して軸方向の相対移動も可能であることによって達成させることができる。その場合、内視鏡は、操作領域内で目的の位置が観察できるよう、その遠位末端を位置決めするために、連結部共々軸方向で移動させ、および軸周りの回転の少なくとも一方を行わせる。
このように、本発明によれば、1つには比較的大きな作動力の伝達を可能にする、また1つには、好ましくも、同時に先導シャフト内での内視鏡の自由な可動性をも可能にする内視鏡用シャフトシステムが創り出される。
グリップ部および連結部の少なくとも一方は、連結部に保持されている内視鏡の長軸が先導シャフトの長軸に対して平行にずれて配置されるように形成されている。このように、先導シャフトの横断面には内視鏡の側方に空腔が形成されるので、操作器具を先導シャフト内の内視鏡横のその空間に通して操作領域にまで誘導することができる。
好ましい例では、さらに、先導シャフトはその横断面が第1の方向では第1の方向に垂直な第2の方向より幅が広くなっている。すなわち、先導シャフトの横断面は円形でなく全体として長円形に形成されている。このように、先導シャフトの横断面はできる限り丈を低く形成することが可能であり、その結果として先導シャフトを脊椎領域に、それも特に椎間空間へもうまく誘導することができる。先導シャフトの内部には、その横断面の横幅が広いことから、同時に十分な大きさの空腔が形成されるので、内視鏡および必要に応じてその他の器具をそこに通して誘導することができる。上記のとおり、内視鏡は、その長軸、つまり中軸が先導シャフトの長軸、つまり中軸に対して平行な位置にずれて配置されるように位置決めされているのが好ましい。すなわち、理想的には、先導シャフトの長円形横断面の一方の半分に内視鏡を納め、もう一方の半分は、例えば操作器具をそこに通して誘導させ得る空腔とする。
別の好ましい実施形態に基づけば、先導シャフトはグリップ部と取り外し可能なように連結している。それにより、この器具を椎間空間に導き入れる際に別な器具と組み合わせること、洗浄または整備目的に解体すること、あるいは例えば様々な先導シャフトを同一グリップ部に連結させることがそれぞれ可能である。さらに別な好ましい例では、先導シャフトが可能な2つの角度ポジションでグリップ部と連結できるように形成されている。すなわち、先導シャフトは、第2の可能なポジションとしてその長軸の周りを180°回転させた位置でグリップ部と連結させることができる。それにより、長円形の形態をなす先導シャフトに内視鏡がずらして配置されている場合、内視鏡の位置は先導シャフト内の可能な両ポジションから選択的に決めることができる。グリップ部と先導シャフト間の連結部は、例えば取り外し可能な溝玉固定式連結部として形成されている。
さらに別な好ましい例では、グリップ部はその遠位末端に先導シャフトの近位末端用の収容部を、近位末端には連結部用の収容部を有していて、これら両収容部は先導シャフトの長軸を横切る方向で互に平行にずらして配置されている。このように、グリップ部は内視鏡と先導シャフトとの位置ずれ配置のための役割を担っている。内視鏡が連結部に連結している場合では、連結部はグリップ部により先導シャフトの長軸を横切る方向で定義付けされた位置に位置決めされる。その場合でも同時に、内視鏡の長軸を回転軸とするその回転性も、好ましくはさらに、先導シャフト内での内視鏡の軸方向可動性も変わりなく保証されている。
グリップ部と連結部は、取り外し可能なように軸方向に差し込み合体されているのが好ましい。そのようにすれば、例えば、連結部と結合している内視鏡を先導シャフトから取り外す場合では、グリップ部からの連結部の取り外しが容易に行える。操作領域から比較的多量に組織を取り出すために、先導シャフトの横断面全体を空けねばならない場合では、これが必要になることがある。内視鏡が連結部と結合したままであることによって、内視鏡を取り出しても内視鏡の設定位置を見失わずにおくことが可能である。すなわち、連結部を再びグリップ部に差し込んで合体させれば、内視鏡は取り出し前と同一の設定位置に戻される。これは、内視鏡が連結部を通じて位置決めされることによって、すなわち、連結部が先導シャフト内での内視鏡の位置設定用位置調整装置を有していることによって保証される。その対象には、軸方向での位置決めおよび内視鏡の長軸を中心軸とする回転角の位置決めの少なくとも一方を含めることができる。
グリップ部は、好ましくは、近位末端にスリーブを有し、該スリーブがその遠位末端から連結部内部に噛合っているものとする。すなわち、連結部は、大きさと横断面の形態がグリップ部に取り付けられたスリーブの外周の形態と大きさに適合する開口部をその遠位末端に有している。好ましくは、スリーブは円筒形に形成し、連結部の開口部はそれに相応した円筒形に形成する。そうすれば、グリップ部における連結部の確実な位置決めおよび誘導を確保するために、連結部とグリップ部間に比較的大きな接合面積を作ることができる。内視鏡のその長軸を中心軸とする回転性は、好ましくは、グリップ部のスリーブが連結部の遠位側開口部の内部で回転できることで達成されるものとする。すなわち、連結部はグリップ部のスリーブ上で自由に回転できるのが好ましい。
さらには、連結部がその近位末端に内視鏡を取り外し可能なように固定するための固定用収容部を有しているのが好ましい。この固定用収容部により、内視鏡は連結部において定義付けされたとおりに保持または位置決めされる。その場合、内視鏡は洗浄および整備目的のために連結部から取り外し可能とするるのが好ましい。それにより、さらに、同一連結部に様々な内視鏡を取り付けることも可能になる。
内視鏡の取り外し可能な固定は、好ましいことに、内視鏡が、円周の位置と共に変化する内径を持つ回転可能な締付リングにより固定用収容部の少なくとも1つの接合面に取り外し可能なように固定できることにより可能である。締付リングは、その解除ポジションでは締付リングと接合面間の距離が広がって、内視鏡が両者間で移動できるような位置になるように形成されている。締付リングの回転により、内径の小さな領域が接合面と重なる位置に移動させる。そうすることで、締付リングと接合面間の放射方向距離が狭まるので、内視鏡は締付リングと接合面間の対応固定区分域において締付固定が可能である。その場合、内視鏡を定義付けされた位置に維持するためには、固定用収容部が、内視鏡に対して力に基づく締付のほかに形態に基づく位置決めの可能性も与えられるように形成されていればさらに好ましい。
固定用収容部は、好ましくは、その近位末端に扇形切取区分域を持つスリーブによって形成されているものとする。その場合、切取区分域の側に向いたスリーブの正面は内視鏡の接合面を形成している。内視鏡はこの扇形区分域に嵌め込むことのできる対応の固定区分域を有している。内視鏡に形成されたその接合面は、切落し部の接合面、すなわちスリーブ切取区分域の正面に接合する。締付リングが前記のとおりに構成されていれば、好ましいことに、締付リングの回転によって内視鏡の接合面がスリーブのこの正面に押し付けられてスリーブに固定される。
また別な好ましい実施形態によれば、連結部が位置調整装置を有していて、それにより内視鏡はグリップ部に対し軸方向での相対移動が可能になる。すなわち、先導シャフト内における内視鏡の軸方向の位置決めは連結部を通じて行うことができる。位置調整装置の連結部への配置は、連結部をグリップ部から切り離しても位置調整装置の設定位置はそれに左右されない、つまり影響されないので、連結部を再びグリップ部と連結させた場合には先導シャフト内における内視鏡の設定位置が元どおり再現されるという利点をもたらしている。
位置調整装置の形成のため、連結部は、さらに好ましいことに、ネジにより相互に噛合っている2つの噛合いスリーブを有している。その場合第1のスリーブには、回転用として、つまり第1スリーブの第2スリーブに対する軸方向での相対的位置移動用としての調整リングが配置されている。これらスリーブの一方に、上記要領で内視鏡が固定されているのが好ましい。調整リングはもう一方のスリーブに設置されているのが好ましい。調整リングの付いていないスリーブには、内視鏡の固定のために閉鎖リングを設置するのが好ましい。調整リングの装着されたスリーブは、さらに好ましいことに、グリップ部の近位末端に形成されたスリーブに、上記のとおり差し込まれている。このように、調整リング付きスリーブは、内視鏡をその長軸を中心に回転させるために、グリップ部のスリーブ上で回転させることができる。グリップ部のスリーブは、さらに好ましいことに、連結部内部に入り込んで、さらに、調整リング付きスリーブとネジで噛合っている第2スリーブとも噛合うまでに伸びている。両ネジ付きスリーブの外側のほうのスリーブは、さらに好ましいことに、ネジの付いたほうとは反対側の軸末端に、両ネジ付きスリーブの内側のスリーブと実質上同じ内径を持つ放射方向内向きに伸びる襟部を有している。それにより、両ネジ付きスリーブがグリップ部スリーブの外周で接合することが可能になり、またそれが確保される。そのことから、グリップ部での連結部の誘導および位置決めの改善が保証される。
そのほか、ネジにより互に噛合う両スリーブ間に、それら相互間の締付に作用するバネ素子が配置されているのも好ましいことである。そのようなバネ素子を利用すれば、ネジの遊びを解消または一定保持することができるので、両スリーブは、好ましいことに、動きをある程度制約しながら余分な遊びがないように相互に位置調整することができる。このようにすれば、非常に精確な位置調整が可能になり、意図しないズレが防止される。バネ素子は、スリーブ壁の円周に沿って、ほぼU字形の継目区分体を構成する舌状バネとしてスリーブ壁に形成することができる。そのように、バネ素子は、例えば両スリーブのうちの外側のスリーブに形成し、周囲を取り巻くリング状の締付素子により、放射方向内側へ、両ネジ付きスリーブのうちの内側のスリーブに向けて押し付けることができる。
さらに、グリップ部と連結部がそれらの内部に、先導シャフト内部の空腔と一列に繋がる空腔を有していることも好ましいことである。これは、内視鏡が先導シャフト内に嵌め込まれている場合について言えば、そこには内視鏡の横に空腔の生じる場所的余裕が残されていて、該空腔が近位側ではグリップ部と連結部の空腔と一列に繋がっているので、器具の近位末端から遠位末端に到るまで障害のない貫通通路が伸びていることを意味している。器具はこの通路に通して導き入れることができる。この貫通空腔を作るために、連結部およびグリップ部では内視鏡は、好ましいことに、内部空間の中心部を外して配置されているので、その横の空間は空腔として残される。
また、連結部の領域では内視鏡の横断面が屋根形になっていて、連結部内部空間の横断面のうち実質上180°未満の扇形部分しか占めないのであればさらに好ましい。この形態を取ることにより、内視鏡を連結部と共に回転させた場合でも可能な限りの大きな回転角に亘って貫通空腔の維持が可能になる。それにより、内視鏡の嵌め込まれた連結部には180°を越える広さの自由領域が残り、いわば弓形の自由空間が形成される。連結部の回転時には、この自由領域、つまり弓形領域は先導シャフトの空腔の近位末端と連なるので、回転時でも連結部をも貫通する通路が維持される。
以下に、添付の図の模範例をもとにして本発明について説明する。
組み立てた状態の本発明による内視鏡およびシャフトシステムの全体図である。 図1の内視鏡およびシャフトシステムの部分縦断面図である。 図1の内視鏡およびシャフトシステムの内視鏡を近位方向に移動させた図である。 図3に示した内視鏡およびシャフトシステムの縦断面図である。 内視鏡が入った先導シャフトの横断面図である。 図1から図4までの器具を近位側から見た図である。 補助器具を装着した図1から図6までの器具の全体図である。 グリップ部の詳細図である。 連結部の縦断面図である。 図1のX−X線における横断面図である。 図10において内視鏡が固定された状態を示す。 連結部の外スリーブの詳細図である。 図12のXIII−XIII線における横断面図である。
実施例として示した本発明による内視鏡およびシャフトシステムは、基本的に2つのアセンブリからなる。第1のアセンブリは、1つの先導シャフト2と、この先導シャフト2に取り外し可能なように連結された1つのグリップ部4からなる。そのためグリップ部4の遠位末端には、先導シャフト2の近位末端のための収容部と固定具が形成されている。
第2のアセンブリは、1つの連結部6と1つの内視鏡8からなる。内視鏡8は、近位末端から連結部6にはめ込まれており、その結果内視鏡8の光学系シャフト10は、先導シャフト2内を遠位方向に延びている。内視鏡8は、連結部6と取り外し可能なように連結されており、その詳細を以下に述べる。
先導シャフト2の近位末端は結合部12で終わっている。この結合部12は、グリップ部4の遠位側収容部14内にはめ込まれており、そこにおいて固定要素16を介して取り外し可能なように形状密閉にてグリップ部4と連結されている。
グリップ部4の主な構成要素は、半径方向外側に延びたグリップ18である。グリップは、収容部14および結合部12を介して先導シャフト2と直接連結されており、そのため操作力はグリップ18を介して直接先導シャフト2に伝えられ、内視鏡8に操作力がかかることはない。これにより先導シャフト2には比較的大きな操作力を加えることができる。
図8の詳細図から分かるように、グリップ部4の近位末端には円筒形のスリーブ20がある。このスリーブは、連結部6との連結に使われるものであり、そのために遠位末端から連結部6に差し込まれる。よってグリップ部4と連結部6は、簡単に繋げられ、そして簡単に外すことができる。図8から分かるように、円筒形の収容部14の長軸Xとスリーブ20の長軸Xは、距離eだけ平行に、つまり横方向にずれている。
スリーブ20とグリップ部4内の収容部14のずれeは、先導シャフト2の形状と関係がある。図5に先導シャフトの断面図を示した。この図から先導シャフト2がほぼ卵形の断面を持つことがわかる。つまり先導シャフトの断面の第1方向の長さもしくは幅Bが、第1方向と直交する第2方向の長さもしくは高さHより大きい。先導シャフト2の内部では、光学系シャフト10が中心にではなく脇にずれて、先導シャフト2の断面の半分の中に配置されている。つまり光学系シャフト10の長軸Xが、収容部14の長軸Xの延長線上にある先導シャフト2の長軸もしくは中心軸Xに対して平行にずれている。このようにして空腔22が残され、そこに操作器具24が挿入される。それはたとえば図7のように鉗子であってもよい。このように内視鏡シャフトもしくは光学系シャフト10と、操作器具24が先導シャフト2の断面を最適な形で満たし、それと同時に先導シャフト2の高さHが短いままに保持されることになり、その結果細いアクセス管であってもそこを通して器具を手術領域まで移動させることができる。光学系シャフト10は、先導シャフト2の内部において先導シャフト2の中心軸Xから脇にずれてその半分の中に配置されているが、それが可能なのは、スリーブ20とグリップ部4内の収容部14の間にずれeがあるからである。また、手術領域の視界を回転させるために、内視鏡8を内視鏡シャフトもしくは光学系シャフト10の長軸を中心に依然として回転させることができるのも、このずれeがあるからである。この回転は、連結部6をグリップ部4のスリーブ20の表面に沿ってスリーブ20の長軸Xを中心に回すことによって得られる。その際内視鏡8は、光学系シャフト10の長軸Xが連結部6およびスリーブ20の長軸Xに沿って延びるように、連結部6内に配置されている。
連結部6は、図9の詳細図からわかるように主として1つの内スリーブ26と1つの外スリーブ(第1スリーブ)28からなり、これらはネジ30および32によって互いに噛み合っている。ネジ30は外ネジとして内スリーブ(第2スリーブ)26外面に形成されており、ネジ32は内ネジとして外スリーブ28の内面に形成されている。内スリーブ26は、外スリーブ28から近位方向に延びている。近位側で内スリーブ26は、外周に栓リング34を備える。外スリーブ28は、半径方向外側に突き出た調整リング36を外周に備える。この栓リング34および調整リング36によって内スリーブ26および外スリーブ28を掴んだり、互いにねじ込んだりできる。このネジの噛み合いにより両スリーブは、回す方向に応じて軸方向に離れたりくっ付いたりする。そのようにして軸方向に距離sの送りが可能になる。内スリーブ26の近位末端には、以下に詳しく述べるように内視鏡8が固定されている。そのため外スリーブ28を内スリーブ26に向かって移動させると、内視鏡もまた、外スリーブ28を介して連結部6と連結されたグリップ部4に対して相対的に軸方向に先導シャフト2内を移動する。そのようにして内視鏡の遠位末端もまた、連結部6の両スリーブをねじることによって距離sだけ移動させることができる。
内スリーブ26の近位末端には、内視鏡8と連結するために、近位末端に向かって開いた扇状の空隙38がある。スリーブ26の縦方向に延び、かつ空隙38と境を接しているスリーブ26の前額面は、2つの接触面40を形成している。内視鏡8は、互いに反対方向に突き出た2つのショルダー41を有しており、これらのショルダーは内視鏡の長軸Xに対し平行に延びている。これらのショルダー41は接触面42を形成しており、それらの接触面42は、スリーブ26の接触面40と向かい合う形で接している。両ショルダー41間の内視鏡8の幅は、空隙38の幅と同じになるように選択されている。そのため内視鏡8は形状密閉にてスリーブ内の空隙38内にはめ込まれる。その際内視鏡8は、内視鏡シャフト10がスリーブ26の中心をその長軸Xに沿って延びるように配置されている。内視鏡は締付リング44によって固定され、この締付リング44は、内スリーブ26の外周を取り巻いており、環状の栓リング34の内部に配置されている。締付リング44は、栓リング34によってスリーブ26の周りを矢印のAおよびZの方向に回るようになっている。A方向へのねじりは、図10に示すように開のポジションへのねじりとなる。Z方向へのねじりは、図11に示すように閉のポジションへのねじりとなる。内視鏡8は閉のポジションにおいて接触面40に押し付けられて固定される。この事態は、締付リング44の内周の直径または半径が内周上の位置により異なることによってもたらされる。図10の解除の位置で締付リング部分が、内視鏡8の上にあって大きい方の半径rを呈している。そのため締付リングと内視鏡8の間には若干の遊びが残されて、内視鏡は固定されずにある。矢印のZの方向にねじると、図11に示すように小さい方の半径rを持つ締付リング44部分が内視鏡8の上に来て、その結果内視鏡8の接触面42が、内スリーブ26の接触面40に遊びなしに押し付けられて内スリーブ26に固定され、その結果連結部6内に固定される。
内視鏡8は、いったん連結部6内に固定されてしまうと、連結部6と一緒にグリップ部4から外すことができ、それにより先導シャフト2から抜き取ることができる。このことは、たとえば手術領域から比較的大量の組織を除去するのに先導シャフトの断面全体を使わなければならないというケースに必要となってくる。そのようにして内視鏡8を先導シャフト2から抜き取る際、連結部6のスリーブ26と28はねじらないので、内視鏡8の軸方向の位置はそのままである。つまり、内視鏡8を再び先導シャフト2内に挿入し連結部6をグリップ部4と連結すると、内視鏡8は再び抜き取り前と同じ軸方向の位置をとる。
連結部6とグリップ部4の噛み合いは、グリップ部4の近位側のスリーブ20が連結部6の内スリーブ26内に入ることによってなされる。その際スリーブ20の外径は、内スリーブ26の内径に相当する。さらに外スリーブ28の遠位末端には半径方向内側に向かう環状のカラー46が備わり、このカラーもまたスリーブ20の外周に接している。このようにして内スリーブが近位方向に位置調整されて、内スリーブ26と外スリーブ28の距離が最大値のsになった場合も、連結部6とスリーブ20面との確実な接触が保障される。
ネジ30、32の噛み合いによるスリーブ26と28の位置調整を遊びのない若干動きの重いものにするために、外スリーブ28は内スリーブ26とのねじ噛み合い領域にスプリング要素を備える。このスプリング要素は、円周方向に延びるタング48として形成されている。その際このタング48は、ほぼU字型のスリット50によってスリーブ28の内壁に形成される。このスリット50は、スリーブ28の内壁を外周から内周へと貫通している。そのように形成されたタング48の自由端には、半径方向外側に突き出た隆起部52が備わる。図13からわかるように、スリーブ28の外周は、タング48が形成されている領域でほぼ卵形になっている。スリーブ28はこの領域で、全周をクランピングリング54に囲まれている。その際隆起部52は、クランピングリング54の内周に接している。これによってタング48は、内スリーブ26の外周に向かって内向きに押し付けられることになる。このようにして内スリーブ26と外スリーブ28が締め付けられて、ネジ30と32の噛み合いによる遊びが取り除かれる。
図6、図10、図11からわかるように、内視鏡8は、スリーブ26の空隙38と噛み合う領域において屋根形の断面を呈しており、その際斜めの外面55が光学系シャフト10の外周にほぼ正接している。内視鏡のこの領域におけるこの形状には、スリーブ26の内部空間の断面において内視鏡が占める扇形部分の中心角が180度より小さい、という利点がある。断面の大部分は空いており空腔56が残されている。この空腔56は、先導シャフト2の空腔22の領域において先導シャフト2の正面を覆っており、その際空腔22は操作器具24を収容するために設けられている。そのため、そのような操作器具24が先導シャフト2内に挿入されていても、スリーブ26がスリーブ20の面上を回転するので、内視鏡8は長軸Xを中心に広い角度範囲を回転することができる。その際スリーブ26の空腔56は、操作器具24を収容するために設けられた領域を弓形状に通っている。よってスリーブ26の空腔56と先導シャフトの空腔22は一続きになっており、近位末端から遠位末端まで合わせて一つの空腔を形成している。そのため内視鏡8は、操作器具24が内視鏡8の屋根形断面の両斜面55のいずれかに突き当たるまで回転することができる。
以上のことから、大きな操作力を先導シャフト2に伝えることができ、かつ先導シャフト2内部の内視鏡8に大きな可動性を与えることのできる内視鏡およびシャフトシステムが用意された。内視鏡8は、軸方向Xへの移動ならびに長軸Xを中心にした回転が可能である。それと同時に内視鏡8は、グリップ18から先導シャフトに伝えられる操作力から完全に自由である。内視鏡8は、その他の点では従来の方法で形成されており、すなわち光学系、照明用光ファイバー、および洗浄経路を有している。それらのために近位側に洗浄連結部58と光ファイバー連結部60が備えられている。
上記光学システムの代わりにCCDなどの要素が備えられていても構わないし、またビデオ内視鏡で一般的になっている1つまたは複数のLEDが光ファイバーの代わりに備えられていても構わない。
2 − 先導シャフト
4 − グリップ部
6 − 連結部
8 − 内視鏡
10 − 光学系シャフト
12 − 連結部
14 − 収容部
16 − 固定要素
18 − グリップ
20 − スリーブ
22 − 空腔
24 − 操作器具
26 − 内スリーブ
28 − 外スリーブ
30、31 − ネジ
34 − 栓リング
36 − 調整リング
38 − 空隙
40 − 接触面
41 − ショルダー
42 − 接触面
44 − 締付リング
46 − カラー
48 − タング
50 − スリット
52 − 隆起部
54 − クランピングリング
55 − 面
56 − 空腔
58 − 洗浄連結部
60 − 光ファイバー連結部
Z,A − 締付リング44の回転方向
s − 軸方向の調整距離
e − 偏心距離
,r− 締付リングの半径
− 先導シャフトの長軸
− 内視鏡シャフトの長軸
− 収容部14の長軸
− スリーブ20および連結部6の長軸

Claims (16)

  1. 先導シャフト(2)および該先導シャフト(2)に嵌め込まれた内視鏡(8)を持つ内視鏡用シャフトシステムであって、
    該先導シャフト(2)がその近位末端にグリップ部(4)を有しており、
    該内視鏡(8)が連結部(6)内に保持されていて、
    該連結部(6)が、該グリップ部(4)と連結している場合では、該内視鏡(8)の長軸の周りを該グリップ部(4)に対して相対的に回転でき、さらに軸方向にも移動可能である内視鏡用シャフトシステム。
  2. 前記連結部(6)が取り外し可能なように前記グリップ部(4)と連結している、請求項1に記載の内視鏡用シャフトシステム。
  3. 前記グリップ部(4)および前記連結部(6)の少なくとも一方が、前記連結部(6)に保持されている前記内視鏡(8)の長軸が前記先導シャフト(2)の長軸に対して平行にずれて配置されるように形成されている、請求項1または2に記載の内視鏡用シャフトシステム。
  4. 前記先導シャフト(2)の横断面が、第1の方向ではその第1の方向に垂直な第2の方向より幅の広い形態である、請求項1から3のいずれか1つに記載の内視鏡用シャフトシステム。
  5. 前記先導シャフト(2)が取り外し可能なように前記グリップ部(4)と連結されている、請求項1から4のいずれか1つに記載の内視鏡用シャフトシステム。
  6. 前記グリップ部(4)がその遠位末端に前記先導シャフト(2)の近位末端用の収容部(14)を、近位末端には前記連結部(6)用の収容部(20)を有していて、これら両収容部(14、20)が前記先導シャフト(2)の長軸を横切る方向(e)で互に平行にずらして配置されている、請求項1から5のいずれか1つに記載の内視鏡用シャフトシステム。
  7. 前記グリップ部(4)と前記連結部(6)が、取り外し可能なように軸方向に差し込み合体されている、請求項1から6のいずれか1つに記載の内視鏡用シャフトシステム。
  8. 前記グリップ部(4)が近位末端にスリーブ(20)を有し、該スリーブがその遠位末端から連結部(6)内部へと噛合っている、請求項7に記載の内視鏡用シャフトシステム。
  9. 前記連結部(6)が、その近位末端に前記内視鏡(8)の取り外し可能な固定のための固定用収容部(38)を有している、請求項1から8のいずれか1つに記載の内視鏡用シャフトシステム。
  10. 前記内視鏡(8)が、円周の位置と共に変化する内径を持つ回転可能な締付リング(44)により前記固定用収容部(38)の少なくとも1つの接合面(40)に取り外し可能なように固定されている、請求項9に記載の内視鏡用シャフトシステム。
  11. 前記固定用収容部が、近位末端に扇形の空隙(38)を持つスリーブ(26)によって形成されていて、その場合、該空隙(38)の側に向いた該スリーブ(26)の正面が前記内視鏡(8)用の接合面(40)を形成している、請求項10に記載の内視鏡用シャフトシステム。
  12. 前記連結部(6)が、前記内視鏡(8)の前記グリップ部(4)に対する軸方向での相対移動を可能にする位置調整装置(30、32)を有している、請求項1から11のいずれか1つに記載の内視鏡用シャフトシステム。
  13. 前記連結部(6)が、ネジ(30、32)により相互に噛合っている2つの噛合いスリーブ(26、28)を有していて、該スリーブのうちの第1のスリーブ(28)に、回転用として、つまり該第1スリーブ(28)の第2スリーブ(26)に対する軸方向での相対的位置移動用として調整リング(36)が配置されている、請求項12に記載の内視鏡用シャフトシステム。
  14. 前記両スリーブ(26、28)間に、それら両スリーブ(26、28)相互間の締付に作用するバネ素子(48)が配置されている、請求項13に記載の内視鏡用シャフトシステム。
  15. 前記グリップ部(4)および前記連結部(6)がそれらの内部に、前記先導シャフト(2)内部の空腔(22)と一列に繋がる、軸方向に延びた空腔(56)を有している、請求項1から14のいずれか1つに記載の内視鏡用シャフトシステム。
  16. 前記内視鏡(8)が、前記連結部(6)の領域ではその横断面が屋根形になるように形成されていて、それが前記連結部(6)の内部空間の横断面のうち実質上180°未満の扇形部分しか占めていない、請求項1から15のいずれか1つに記載の内視鏡用シャフトシステム。
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