JP2009545706A5 - - Google Patents
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幾つかのアクチュエータの用途において、アクチュエータの動作範囲にわたって1つ以上の作動速度及び(又は)1つ以上の作動力を有することが望ましい。例えば、スポット溶接機において、溶接作業の間、1対の溶接ジョーを加工物の上方にて互いに接触させなければならない。ジョーは、所望の力にて加工物に締止めしなければならない。このため、締止め動作範囲の終了時に相対的に大きい作動力を溶接ジョーに提供しなければならない。しかし、高レベルの力を提供するアクチュエータの起動の行程距離が典型的に、相対的に短くなる。このことは、スポット溶接機のジョーが加工物上に配置するため広く開放しなければならない場合に問題となる。このため、スポット溶接機のジョーアクチュエータは、第一の作動距離を動く間、相対的に迅速に動く必要があり、また、大きい力は不要である。第二の作動距離を動く間、ジョーは、短い距離だけ動けばよいが、提供する締止め力は大きくなければならない。
本発明の1つの実施の形態による空気圧式アクチュエータが提供される。該アクチュエータは、アクチュエータ本体と、該アクチュエータ本体から伸びるピストンロッドとを備えている。ピストンロッドは、作動距離だけ動く。作動距離は、ピストンロッドが第一の作動速度にて移動する第一の行程距離と、第一の作動速度よりも実質的に遅い第二の作動速度にて移動する第二の行程距離とを含む。
本発明の1つの実施の形態による空気圧式アクチュエータが提供される。該アクチュエータは、アクチュエータ本体と、該アクチュエータ本体から伸びるピストンロッドとを備えている。ピストンロッドは、作動距離だけ動く。作動距離は、ピストンロッドが第一の作動力を使用して移動する第一の行程距離と、第一の作動力よりも実質的に大きい第二の作動力を使用して移動する第二の行程距離とを含む。
本発明の1つの実施の形態による空気圧式アクチュエータが提供される。該アクチュエータは、外側シェル及び内側シェルを含むアクチュエータ本体と、内側シェル内にてピストン室内に摺動可能に配置されたピストンと、外側シェル内に摺動可能に配置され且つ、少なくとも部分的に内側シェル内に動く構成とされたラムとを備えている。アクチュエータは、内側シェルと外側シェルとの間に配置されたリング室内に摺動可能に配置された可動リングと、ラム、ピストン、及び可動リングの間の領域内に配置された液圧流体とを更に備えている。可動リングの上方への動きによって、ピストンは、第一の容積の液圧流体がリング室からピストン室内に動くため、第一の行程距離だけ下方に押される。ラムの下方への動きによって、第二の容積の液圧流体はピストン室内に下方に押され、この場合、ラムの下方への動きによってピストンは、第二の行程距離だけ下方に押される。
アクチュエータの別の実施の形態において、ピストンロッドは第一の作動速度にて第一の行程距離を移動し、ピストンロッドは、第一の作動速度よりも実質的に遅い第二の作動速度にて第二の行程距離を移動する。
アクチュエータの更に別の実施の形態において、ピストンロッドは、第一の作動力を使用して第一の行程距離を移動し、ピストンロッドは、第一の作動力よりも実質的に大きい第二の作動力を使用して第二の行程距離を移動する。
アクチュエータの更に別の実施の形態において、第二の行程距離は、作動距離に沿った任意の箇所にて生じる。
図2A−図2Cには、異なる伸びた位置にあるアクチュエータ100が示されている。アクチュエータ100は、1つの実施の形態において、3位置アクチュエータである。図2Aにおいて、ピストンロッド108は完全に後退している。図2Bにおいて、ピストンロッド108は、第一の行程距離まで伸びている。図2Cにおいて、ピストンロッド108は、起動(すなわち、完全な行程)距離だけ完全に伸びている。このため、作動距離は、第一の行程距離プラス第二の行程距離である。第二の行程距離は、第一の行程距離と異なるものとしてよい。例えば、第二の行程距離の長さは、第一の行程距離よりも実質的に短くすることができる。これは、長い行程距離を必要とし、その後、短い行程距離を必要とし、又はその逆である機械的装置を起動させるときに望ましい。
第一の行程距離は、第一の作動速度にて移動し、また、第二の行程距離は、第二の作動速度にて移動することができる。1つの実施の形態において、第二の作動速度は、第一の作動速度よりも実質的に遅い。
第一の行程距離は、第一の作動力を使用して移動することができ、また、第二の行程距離は、第二の作動力を使用して移動することができる。1つの実施の形態において、第二の作動力は、第一の作動力よりも実質的に大きい。
アクチュエータ100は、1つの実施の形態において、力増幅器を含む。
1つの実施の形態において、アクチュエータ100は、液圧−空気圧式力増幅器を含む。力増幅器は、供給された空気圧力単独にて発生された力よりも大きい力を提供することができる。アクチュエータ100は、1つの実施の形態において、全体的な作動距離の任意の箇所にて力増幅器を提供することができる。力増幅器は、作動距離の中間点にて起動させ又はその中間点の前又はその後にて起動させることができる。
1つの実施の形態において、アクチュエータ100は、液圧−空気圧式力増幅器を含む。力増幅器は、供給された空気圧力単独にて発生された力よりも大きい力を提供することができる。アクチュエータ100は、1つの実施の形態において、全体的な作動距離の任意の箇所にて力増幅器を提供することができる。力増幅器は、作動距離の中間点にて起動させ又はその中間点の前又はその後にて起動させることができる。
可動のリング140の上方への動きによって、第一の容積の液圧流体がリング室147からピストン室126内に動くため、第一の行程距離だけピストン120を下方に押す。ラム160の下方への動きによって、第二の容積の液圧流体を下方にピストン室126内に押し、ラム160の下方への動きによって、ピストン120は第二の行程距離だけ下方に押される。
図3には、部分的に起動した位置にあるアクチュエータ100が示されている。気体は、ポートA内に供給され、可動のリング140を上方に押す。しかし、可動のリング140は、その上方限界点まで動いていないことを認識すべきである。可動のリング140の上方への動きによって、液圧流体は、液圧流体の通路137を通ってリング室147からピストン室126まで押し出され、ピストン120を部分的に下方に動かす。外側シェル101の大きい直径及びそれに伴う内側シェル109と外側シェル101との間の容積のため、可動のリング140の動きによって、ピストン120は、相対的に迅速に(すなわち、第一の作動速度にて)下方に動く。ピストン120が下方に動く間、気体は、ピストン120の下方のピストン室126からポートDを介して解放される。このため、可動のリング140の動きによって、ピストン120は、第一の(長い)行程距離だけ動く(図2B参照)。
図4には、力増倍器が起動されたときのアクチュエータ100が示されている。力増倍器の起動によってピストン120は、第二の(短い)行程距離だけ動く(図2B参照)。しかし、ピストンロッド108は、可動のリング140が完全な上方位置にないため、この図面にて完全には伸びてはいない。
力増倍器を起動させるため、ポートBが解放され、ポートAにおける圧力は保持され、加圧した気体は、ポートCに更に供給される。このことは、ラム160をラム室161内にて下方に動かし、ラム160を完全にラムののど部138内に動かす。その結果、ラム160は、液圧流体通路137をブロックし、その結果、液圧流体をピストン室126内にて密封する。ラムののど部138内でラム160により変位された液圧流体の容積によりピストン120は、更に下方に動く。ラム160の頂部における大きい断面積は、ラム160の底部のより小さい断面積と相俟って、力の増倍器の効果を提供する。ラム160は、液圧流体をピストン室126内に押し込む。1つの実施の形態にてラム160の端部の力は、ラム160の上側部に加わる力の約6倍である。アクチュエータ100に対し追加的な液圧流体を提供する必要はない。このため、ラム160は、第二の(短い)行程距離だけ大きい第二の作動力を提供する。
力増倍器は、第一の(長い)行程距離における任意の箇所にて起動させることができることを理解すべきである。その結果、ピストンロッド108が第一の行程距離の中間点にのみあるときでさえ、ラム160は、下方に動くことができ、ピストンロッド108は、既に移動した第一の行程距離の任意の部分に加えて、第二の(短い)行程距離を移動することができる。
図5には、力増倍器が起動解除された後のアクチュエータ100が示されている。この場合、ポートCは解放され、加圧した気体がポートBに供給されている。ポートBにおける加圧した気体の結果、ラム160は、上方に動いて、ラムののど部138及び液圧流体通路137をブロック解除する。このとき、液圧流体は、ピストン室126から液圧流体通路137を介してリング室147まで流れることができる。更に、ポートDは、解放されたままであり、加圧した気体がポートEにて供給されている。ポートEにおける加圧した気体は、ピストンリング110を上方に動かす。ピストンリング110は、ピストン120と接触し、ピストン120及びピストンロッド108を上方に押す。その結果、ピストン120は、第二の(短い)行程距離だけ且つ、少なくとも部分的に第一の(長い)行程距離だけ、上方に動いて戻っている(すなわち後退している)。その結果、可動のリング140は、下方に部分的に動いている。後退順序のこの箇所にて、加圧した気体をポートEにて維持することができ、また、このとき、加圧した気体をポートDに供給することができ、また、ポートDに供給された加圧した気体によって、ピストン120は、完全に上方に動き、また、ピストンロッド108は、長い行程距離を移動し且つ完全に後退するであろう。
本発明による空気圧カプラーは、所望であれば、幾つかの有利な効果を提供し得るよう任意の実施の形態に従って採用することができる。本発明は、第一及び第二の行程距離を含む作動距離を提供し、この場合、第一及び第二の行程距離は異なる長さとすることができる。本発明は、第一及び第二の作動速度を含む作動距離を提供する。本発明は、第一及び第二の作動力を含む作動距離を提供する。本発明は、力増倍器を含むアクチュエータを提供する。本発明は、液圧−空気圧式増倍器を含むアクチュエータを提供する。本発明は、第一の行程距離の任意の箇所にて起動させることのできる力増倍器を含むアクチュエータを提供する。
Claims (35)
- アクチュエータ本体(102)と、該アクチュエータ本体(102)から伸びるピストンロッド(108)とを備え、該ピストンロッド(108)は、作動距離だけ動く空気圧式アクチュエータ(100)において、前記作動距離は、
前記ピストンロッド(108)が第一の作動速度にて移動する第一の行程距離と、
前記ピストンロッド(108)が前記第一の作動速度よりも遅い第二の作動速度にて移動する第二の行程距離であって、前記空気圧式アクチュエータ(100)の力増倍器により生成される第二の行程距離とであることを特徴とする、空気圧式アクチュエータ(100)。 - 請求項1に記載のアクチュエータ(100)において、前記第二の行程距離の長さは、前記第一の行程距離よりも短い、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項1に記載のアクチュエータ(100)において、第一の作動力を使用して前記ピストンロッド(108)が移動する第一の行程距離と、前記第一の作動力よりも大きい第二の作動力を使用して前記ピストンロッド(108)が移動する第二の行程距離とを含む、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項1に記載のアクチュエータ(100)において、前記第二の行程距離は、前記作動距離に沿った任意の箇所にて生じる、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項1に記載のアクチュエータ(100)において、
外側シェル(101)及び内側シェル(109)を含むアクチュエータ本体(102)と、
前記内側シェル(109)のピストン室(126)内に摺動可能に配置されたピストン(120)と、
前記外側シェル(101)内に摺動可能に配置され且つ、少なくとも部分的に前記内側シェル(109)内に動く構成とされたラム(160)と、
前記内側シェル(109)と前記外側シェル(101)との間に配置されたリング室(147)内に摺動可能に配置された可動リング(140)と、
前記ラム(160)、前記ピストン(120)、及び前記可動リング(140)の間の領域内に配置された液圧流体とを更に備え、
前記可動リング(140)の上方への動きによって、前記ピストン(120)は、液圧流体の第一の容積が前記リング室(147)から前記ピストン室(126)内に動くため、第一の行程距離だけ下方に押され、
前記ラム(160)の下方への動きによって、液圧流体の第二の容積は前記ピストン室(126)内に下方に押され、この場合、前記ラム(160)の下方への動きによって、前記ピストン(120)は、第二の行程距離だけ下方に押される、空気圧式アクチュエータ(100)。 - 請求項5に記載のアクチュエータ(100)において、アクチュエータ本体(102)に複数の空気圧ポートを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項5に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記可動リング(140)の下方にて前記リング室(147)内に導入するポートAを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項5に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記ラム(160)の下方にて前記ラム室(161)内に導入するポートBを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項5に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記ラム(160)の上方にて前記ラム室(161)内に導入するポートCを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項5に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記ピストン(120)の下方にて前記ピストン室(126)内に導入するポートDを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項5に記載のアクチュエータ(100)において、外側シェル(101)にて且つピストン(120)の下方に配置されたピストンリング(110)を更に備え、該ピストンリング(110)は、外側シェル(101)内に摺動可能に配置され、また、前記ピストンロッド(108)上にて密封状態に摺動する構成とされ、この場合、ポートEは、前記ピストンリング(110)の下方に配置され、前記ピストンリング(110)は、加圧した気体が前記ポートE内に導入されたとき、上方に動き且つ前記ピストン(120)を上方に押す、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項5に記載のアクチュエータ(100)において、前記ラムののど部(138)と前記リング室(147)との間を伸びる1つ又はより多くの液圧流体通路(137)を更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- アクチュエータ本体(102)と、該アクチュエータ本体(102)から伸びるピストンロッド(108)とを備え、該ピストンロッド(108)は、作動距離だけ動く空気圧式アクチュエータ(100)において、作動距離は、
第一の作動力を使用して前記ピストンロッド(108)が移動する第一の行程距離と、
第一の作動力よりも大きい第二の作動力を使用して前記ピストンロッド(108)が移動する第二の行程距離であって、前記空気圧式アクチュエータ(100)の力増倍器により生成される第二の行程距離とであることを特徴とする、空気圧式アクチュエータ(100)。 - 請求項13に記載のアクチュエータ(100)において、前記第二の行程距離の長さは、前記第一の行程距離よりも短い、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項13に記載のアクチュエータ(100)において、前記ピストンロッド(108)が第一の作動速度にて移動する第一の行程距離と、前記ピストンロッド(108)が前記第一の作動速度よりも遅い第二の作動速度にて移動する第二の行程距離とを含む、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項13に記載のアクチュエータ(100)において、前記第二の行程距離は、該作動距離に沿った任意の箇所にて生じる、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項13に記載のアクチュエータ(100)において、
外側シェル(101)及び内側シェル(109)を含むアクチュエータ本体(102)と、
前記内側シェル(109)のピストン室(126)内に摺動可能に配置されたピストン(120)と、
前記外側シェル(101)内に摺動可能に配置され且つ、少なくとも部分的に前記内側シェル(109)内に動く構成とされたラム(160)と、
前記内側シェル(109)と前記外側シェル(101)との間に配置されたリング室(147)内に摺動可能に配置された可動リング(140)と、
前記ラム(160)、前記ピストン(120)、及び前記可動リング(140)の間の領域内に配置された液圧流体とを更に備え、
前記可動リング(140)の上方への動きによって、前記ピストン(120)は、第一の容積の液圧流体が前記リング室(147)から前記ピストン室(126)内に動くため、第一の行程距離だけ下方に押され、
前記ラム(160)の下方への動きによって、第二の容積の液圧流体が前記ピストン室(126)内に下方に押され、この場合、前記ラム(160)の下方への動きによって、前記ピストン(120)は、前記第二の行程距離だけ下方に押される、空気圧式アクチュエータ(100)。 - 請求項17に記載のアクチュエータ(100)において、前記アクチュエータ本体(102)に複数の空気圧ポートを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項17に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記可動リング(140)の下方にて前記リング室(147)内に導入するポートAを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項17に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記ラム(160)の下方にて前記ラム室(161)内に導入するポートBを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項17に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記ラム(160)の上方にて前記ラム室(161)内に導入するポートCを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項17に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記ピストン(120)の下方にて前記ピストン室(126)内に導入するポートDを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項17に記載のアクチュエータ(100)において、前記外側シェル(101)内にて且つ前記ピストン(120)の下方に配置されたピストンリング(110)を更に備え、該ピストンリング(110)は、前記外側シェル(101)内に摺動可能に配置され、また、前記ピストンロッド(108)上にて密封状態に摺動する構成とされ、この場合、ポートEは、前記ピストンリング(110)の下方に配置され、前記ピストンリング(110)は、加圧した気体が該ポートE内に導入されたとき、上方に動き且つ前記ピストン(120)を上方に押す、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項17に記載のアクチュエータ(100)において、前記ラムののど部138と前記リング室(147)との間を伸びる1つ又はより多くの液圧流体通路(137)を更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 空気圧式アクチュエータ(100)において、
外側シェル(101)及び内側シェル(109)を含むアクチュエータ本体(102)と、
前記内側シェル(109)にて前記ピストン室(126)内に摺動可能に配置されたピストン(120)と、
前記外側シェル(101)内に摺動可能に配置され且つ、少なくとも部分的に前記内側シェル(109)内に動く構成とされたラム(160)と、
前記内側シェル(109)と前記外側シェル(101)との間に配置されたリング室(147)内に摺動可能に配置された可動リング(140)と、
前記ラム(160)、前記ピストン(120)、及び前記可動リング(140)の間の領域内に配置された液圧流体とを更に備え、
前記可動リング(140)の上方への動きによって、前記ピストン(120)は、第一の容積の液圧流体が前記リング室(147)から前記ピストン室(126)内に動くため、第一の行程距離だけ下方に押され、
前記ラム(160)の下方への動きによって、第二の容積の液圧流体は前記ピストン室(126)内に下方に押され、この場合、前記ラム(160)の下方への動きによって、前記ピストン(120)は、第二の行程距離だけ下方に押され、前記第二の行程距離が前記空気圧式アクチュエータ(100)の力増倍器により生成される、空気圧式アクチュエータ(100)。 - 請求項25に記載のアクチュエータ(100)において、前記ピストンロッド(108)が第一の作動力を使用して移動する第一の行程距離と、ピストンロッド(108)が前記第一の作動力よりも大きい第二の作動力を使用して移動する第二の行程距離とを含む、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項25に記載のアクチュエータ(100)において、前記ピストンロッド(108)が第一の作動速度にて移動する第一の行程距離と、ピストンロッド(108)が前記第一の作動速度よりも遅い第二の作動速度にて移動する第二の行程距離とを含む、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項25に記載のアクチュエータ(100)において、前記第二の行程距離は、前記作動距離に沿った任意の箇所にて生じる、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項25に記載のアクチュエータ(100)において、前記アクチュエータ本体(102)に複数の空気圧ポートを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項25に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記可動リング(140)の下方にて前記リング室(147)内に導入するポートAを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項25に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記ラム(160)の下方にて前記ラム室(161)内に導入するポートBを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項25に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記ラム(160)の上方にて前記ラム室(161)内に導入するポートCを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項25に記載のアクチュエータ(100)において、加圧した気体を前記ピストン(120)の下方にて前記ピストン室(126)内に導入するポートDを更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項25に記載のアクチュエータ(100)において、前記外側シェル(101)内にて且つピストン(120)の下方に配置されたピストンリング(110)を更に備え、該ピストンリング(110)は、前記外側シェル(101)内に摺動可能に配置され、また、前記ピストンロッド(108)上にて密封状態に摺動する構成とされ、この場合、ポートEは、前記ピストンリング(110)の下方に配置され、該ピストンリング(110)は、加圧した気体が該ポートE内に導入されたとき、上方に動き且つ前記ピストン(120)を上方に押す、空気圧式アクチュエータ(100)。
- 請求項25に記載のアクチュエータ(100)において、前記ラムののど部138と前記リング室(147)との間を伸びる1つ又はより多くの液圧流体通路(137)を更に備える、空気圧式アクチュエータ(100)。
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