JP4695057B2 - 位置決めクランプ方法及び装置 - Google Patents
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Description
一方、特許文献2のものでは、ロケート孔の径が異なる場合に対処しているものの、ワークの位置決め孔にロケートピンの大径部を嵌合させて位置決めした場合、及び、小径部を嵌合させて位置決めした場合のいずれの場合も、クランプアームによるクランプを解除することで、当該クランプ装置からワークを解放するということしか行っていない。
前記ロケートピンに、太さが異なる第1と第2の少なくとも2つのロケート孔嵌合部分を形成しておき、
前記シフト用シリンダによるロケートピンの押し出し・引き戻しのストロークを二段階に可変し、
ロケートピンの太さが細い第1のロケート孔嵌合部分をロケート孔に嵌合させる場合は、短いストロークS1だけロケートピンを押し出してロケート孔に嵌合させる一方、そのストロークS1だけロケートピンを引き戻してロケート孔との嵌合を解除し、
ロケートピンの太さが太い第2のロケート孔嵌合部分をロケート孔に嵌合させる場合は、長いストロークS2までロケートピンを押し出してロケート孔に嵌合させる一方、短いストロークS1のところまでロケートピンを引き戻してロケート孔との嵌合を解除し、
ストロークが異なる2つのシフト用シリンダを用いて、ロケートピンの押し出し・引き戻しのストロークを二段階に可変する、
ことを特徴とする。
ロケートピンに、太さが異なる第1と第2の少なくとも2つのロケート孔嵌合部分を形成するとともに、シフト用シリンダ機構に、ストロークが異なる第1と第2の2つのシフト用シリンダを備え、
ロケートピンの太さが細い第1のロケート孔嵌合部分をロケート孔に嵌合させる場合は、短いストロークS1の第1のシフト用シリンダにてロケートピンを押し出してロケート
に嵌合させる一方、長いストロークS2の第2のシフト用シリンダにてロケートピンを引き戻して嵌合を解除し、太さが太い第2のロケート孔嵌合部分をロケート孔に嵌合させる場合は、長いストロークS2の第2のシフト用シリンダにてロケートピンを第1のシフト用シリンダとは分離してさらに押し出してロケート孔に嵌合させる一方、該第2のシフト用シリンダにて第1のシフト用シリンダとのストローク差(S2−S1)だけロケートピンを引き戻して嵌合を解除する、
ことを特徴とする。
この位置決めクランプ装置の本体1は、下部であるシリンダボディ部1aと、中間部である中空の受け台部1bと、上部である中空のワーク着座部1cとからなり、シリンダボディ部1aと受け台部1bとは、ほぼ同じ大きさの矩形断面をもって連続する箱形であるが、ワーク着座部1cは受け台部1bの上面中央から突出する円筒形になっている。
シリンダボディ部1aは、中央のクランプ用シリンダ2と、その左右両側に並設された第1シフト用シリンダ3及び第2シフト用シリンダ4の3つのシリンダに共通なボディとなっている。これら3つのシリンダ2・3・4はいずれも内面円筒形で、それぞれの2つずつのポート2a・2b、3a・3b、4a・4b(図4参照)は、シリンダボディ部1aの底面に開口しているが、3つのシリンダ2・3・4相互は、シリンダボディ部1a内において隔壁で仕切られ、また、各シリンダごとのヘッドカバー2c、3c、4c及びロッドカバー2d、3d、4d、ピストン2e、3e、4e及びピストンロッド2f、3f、4fを有している。2つずつのポート2a・2b、3a・3b、4a・4bは、それぞれのシリンダ2・3・4において、一方がロッド側ピストン室、他方がヘッド側ピストン室に連通しており、これらピストン室への圧力媒体(圧縮空気)の給排を、各シリンダ2・3・4ごとに切替弁にて切り替えることができるようになっている。なお、シリンダ2・3・4は図示しない可変流量制御弁にて圧力媒体の流量を制御することにより、各々のシリンダの可変速度制御が可能である。可変流量制御に代えて、オリフィス等による定速度制御としてもよい。
図13〜図15は、ワークWのロケート孔16の孔径が大きい場合の動作を示し、図13はワークWをクランプするクランプ状態、図14はそのクランプを解除するアンクランプ状態、図15はワークWを離脱するワーク離脱状態である。
1a シリンダボディ部
1b 受け台部
1c ワーク着座部
2 クランプ用シリンダ
3 第1シフト用シリンダ
4 第2シフト用シリンダ
2a・2b、3a・3b、4a・4b ポート
2c、3c、4c ヘッドカバー
2d、3d、4d ロッドカバー
2e、3e、4e ピストン
2f、3f、4f ピストンロッド
5・6 クランプアーム
7 ロケートピン
7a 円筒軸部
7b ヘッド部
7c スリット
8 連結ピン
9 支点ピン
10 中空部
11 連結部材
12 ボルト
13 案内孔
14a ロケート孔案内部分
14b 第1のロケート孔嵌合部分
14c 第2のロケート孔嵌合部分
15 着座リング
15a 着座面
16 ロケート孔
W ワーク
Claims (7)
- ロケートピンをシフト用シリンダでシフトしてワークに設けられたロケート孔に嵌合させることによりワークを位置決めするとともに、このロケートピンと共にクランプアームをロケート孔に挿入し、該クランプアームをクランプ用シリンダで駆動してワークをクランプする位置決めクランプ方法において、
前記ロケートピンに、太さが異なる第1と第2の少なくとも2つのロケート孔嵌合部分を形成しておき、
前記シフト用シリンダによるロケートピンの押し出し・引き戻しのストロークを二段階に可変し、
ロケートピンの太さが細い第1のロケート孔嵌合部分をロケート孔に嵌合させる場合は、短いストロークS1だけロケートピンを押し出してロケート孔に嵌合させる一方、そのストロークS1だけロケートピンを引き戻してロケート孔との嵌合を解除し、
ロケートピンの太さが太い第2のロケート孔嵌合部分をロケート孔に嵌合させる場合は、長いストロークS2までロケートピンを押し出してロケート孔に嵌合させる一方、短いストロークS1のところまでロケートピンを引き戻してロケート孔との嵌合を解除し、
ストロークが異なる2つのシフト用シリンダを用いて、ロケートピンの押し出し・引き戻しのストロークを二段階に可変することを特徴とする位置決めクランプ方法。 - ロケートピンの太さが細い第1のロケート孔嵌合部分をロケート孔に嵌合させる場合は、短いストロークS1の第1のシフト用シリンダにてロケートピンを押し出してロケート孔に嵌合させる一方、長いストロークS2の第2のシフト用シリンダにてロケートピンを引き戻して嵌合を解除し、太さが太い第2のロケート孔嵌合部分をロケート孔に嵌合させる場合は、長いストロークS2の第2のシフト用シリンダにてロケートピンを第1のシフト用シリンダとは分離してさらに押し出してロケート孔に嵌合させる一方、該第2のシフト用シリンダにて第1のシフト用シリンダとのストローク差(S2−S1)だけロケートピンを引き戻して嵌合を解除することを特徴とする請求項1に記載の位置決めクランプ方法。
- ストロークS2をストロークS1の2倍とすることを特徴とする請求項1または2に記載の位置決めクランプ方法。
- ワークに設けられたロケート孔に嵌合してワークを位置決めするロケートピンと、該ロケートピンを押し出し・引き戻しするシフト用シリンダ機構と、該ロケートピンと共にロケート孔に挿入したクランプアームを駆動してワークをクランプさせるクランプ用シリンダとを有する位置決めクランプ装置において、
前記ロケートピンに、太さが異なる第1と第2の少なくとも2つのロケート孔嵌合部分を形成するとともに、前記シフト用シリンダ機構に、ストロークが異なる第1と第2の2つのシフト用シリンダを備え、
ロケートピンの太さが細い第1のロケート孔嵌合部分をロケート孔に嵌合させる場合は、短いストロークS1の第1のシフト用シリンダにてロケートピンを押し出してロケート孔に嵌合させる一方、長いストロークS2の第2のシフト用シリンダにてロケートピンを引き戻して嵌合を解除し、太さが太い第2のロケート孔嵌合部分をロケート孔に嵌合させる場合は、長いストロークS2の第2のシフト用シリンダにてロケートピンを第1のシフト用シリンダとは分離してさらに押し出してロケート孔に嵌合させる一方、該第2のシフト用シリンダにて第1のシフト用シリンダとのストローク差(S2−S1)だけロケートピンを引き戻して嵌合を解除する、
ことを特徴とする位置決めクランプ装置。 - 第1のシフト用シリンダと第2のシフト用シリンダとをクランプ用シリンダの両側に並置したことを特徴とする請求項4に記載の位置決めクランプ装置。
- クランプ用シリンダ、第1のシフト用シリンダ及び第2のシフト用シリンダを共通のシリンダボディ内に組み込んだことを特徴とする請求項5に記載の位置決めクランプ装置。
- シフト用シリンダ機構がロケートピンに連結された連結部材を備え、第2のシフト用シリンダのピストンロッドはこの連結部材に連結されているのに対し、第1のシフト用シリンダのピストンロッドはこの連結部材と分離可能に当接するようになっていることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の位置決めクランプ装置。
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