JP2009542987A - ギヤシフトのインタロック - Google Patents

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    • Y10T74/20104Shift element interlock

Abstract

ギヤシフトのインタロックが提供される。このギヤシフトインタロックは、第1の同期されるギヤと操作的に関連付けられる第1滑動ブロックを含む。この第1滑動ブロックは、中立位置と作動位置との間で可動であり、かつ移動止めを有する。第2滑動ブロックが、第2の同期されるギヤと操作的に関連付けられて設けられる。第2滑動ブロックは、中立位置と作動位置との間で可動であり、かつ移動止めを有する。ロック部材が設けられ、その場合、滑動ブロックの一方が中立位置から作動位置に向かって動くことによって、その滑動ブロックがロック部材をもう一方の滑動ブロックの移動止めと係合させ、そのもう一方の滑動ブロックの動きを防止する。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2006年6月27日に出願された米国仮特許出願第60/816,779号の利益を主張する。
本発明の分野は、ギヤシフトのインタロック、およびギヤシフトのインタロックを利用する自動車のトランスミッションの分野である。
一般的に言って、陸上車両は3つの基礎的な構成要素からなるパワートレインを必要とする。これらの構成要素には、(内燃機関のような)動力装置、動力伝達装置および車輪が含まれる。構成要素の動力伝達装置は、通常、単に「トランスミッション」と呼称される。エンジンのトルクおよび速度は、トランスミッション内で車両の牽引動力要求に従って変換される。現在、従来型の自動車において広く利用可能な2つのタイプのトランスミッションがある。第1の古い方のタイプはマニュアル操作のトランスミッションである。このトランスミッションは、駆動系を動力装置と係合および離脱させる足操作の始動または発進クラッチと、トランスミッション内部でギヤ比を選択的に変更するためのギヤシフトレバーとを含む。マニュアルトランスミッションを備えた車両を運転する時は、運転者は、1つのギヤから次のギヤへの円滑かつ効率的なシフトを実現するために、クラッチペダルと、ギヤシフトレバーと、アクセルペダルとの操作を調整しなければならない。マニュアルトランスミッションの構造は簡単かつ頑丈であり、車両のエンジンから最終の駆動車輪への直接的な動力連結を有するので良好な燃費性を提供する。さらに、運転者は、シフトのタイミングを完全に制御し得るので、車両の最も効率的な運転が可能になるようにシフトの過程を動力学的に調節することができる。マニュアルトランスミッションの1つの欠点は、ギヤシフトの間に駆動連結が中断されることである。これは、効率損失の結果をもたらす。さらに加えて、マニュアルトランスミッションを採用する車両においては、ギヤシフトのために運転者の側に要求される多くの物理的な相互動作がある。
従来型自動車における動力伝達用としての第2の、新しい方の選択はオートマチックトランスミッションである。オートマチックトランスミッションは運転の容易さを提供する。オートマチックトランスミッションを備えた車両の運転者は、車両を安全に運転するために、両手、すなわち片手をハンドルに、もう一方の手をギヤシフトに使用する必要がなく、かつ、両足、すなわち片足をクラッチに、もう一方の足をアクセルおよびブレーキペダルに使用する必要がない。さらに、オートマチックトランスミッションは、運転者が、常に変化している交通の速度に合わせるために連続的にギヤシフトすることに煩わされないので、ストップアンドゴー状況において大きな利便性を提供する。従来型のオートマチックトランスミッションは、ギヤシフトの間における駆動連結の中断を回避するけれども、そのトランスミッションは、エンジンの出力とトランスミッションの入力と間の運動エネルギー伝達用としてそれらの間に介在するトルクコンバータのような流体動力学装置を必要とするので、効率が低下するという欠点を免れない。さらに、オートマチックトランスミッションは、概して機械的に複雑であり、従って、マニュアルトランスミッションよりも高価である。
例えば、トルクコンバータは、通常、インペラ組立体とタービン組立体とステータまたはリアクタ組立体とを含む。インペラ組立体は、内燃機関からのトルク入力と回転に対して操作連結され、タービン組立体は、インペラ組立体と被駆動関係となるように流体連結される。これらの組立体は、一緒になって、トルクコンバータにおける動力学的流体用のほぼドーナツ形の流路を形成する。各組立体は、機械的エネルギーを流体運動エネルギーに変換し、それを機械的エネルギーに戻すように作用する複数のブレードまたは翼を含む。従来のトルクコンバータのステータ組立体は1つの方向の回転に対してロックされるが、インペラ組立体およびタービン組立体の回転方向においては1つの軸の回りに自由に回転する。ステータ組立体が回転に対してロックされる時は、トルクコンバータによってトルクは増大する。トルク増大の間は、出力トルクは、トルクコンバータに対する入力トルクよりも大きい。しかし、トルクの増大がない場合は、トルクコンバータは流体継手になる。流体継手は固有のすべりを有する。トルクコンバータのすべりは、速度比が1.0より小さい(トルクコンバータの入力RPM>出力RPM)時に存在する。この固有のすべりはトルクコンバータの効率を低下させる。
トルクコンバータはエンジンとトランスミッションとの間の円滑な連結をもたらすが、一方では、トルクコンバータのすべりが付随する損失を生じさせ、それによって、全パワートレインの効率を低下させる。さらに、ギヤシフト操作の作動用として要求されるなんらかの加圧流体に加えて、トルクコンバータそのものが加圧液圧流体を必要とする。これは、オートマチックトランスミッションが、コンバータの係合とシフトの変更との両者に必要な液圧圧力を供給する大容量のポンプを備えなければならないことを意味する。ポンプを駆動しかつ流体を加圧するのに必要な動力は、オートマチックトランスミッションにおける効率の付加的な付随損失をもたらす。
両タイプのトランスミッションの長所を有し、ほとんど欠点のない車両用トランスミッションを提供する継続中の試みにおいて、伝統的な「マニュアル」および「オートマチック」トランスミッションの組合せが次第に発展してきた。ごく最近には、車両運転者からのなんらの入力もなしに自動的にシフトする、従来型マニュアルトランスミッションの「自動化」変形態様が開発された。このような自動化されたマニュアルトランスミッションは、通常、複数の動力駆動されるアクチュエータを含んでおり、このアクチュエータは、トランスミッション制御器またはある種のタイプの電子制御ユニット(ECU)によって制御されて、マニュアルトランスミッションに伝統的に見られる噛み合い歯車の係止を制御するシンクロクラッチを自動的にシフトする。この設計態様は、ギヤの変更を行うための、電気的または液圧的いずれかによるパワーアクチュエータを含んでいた。しかし、これらの新しい自動化トランスミッションの独自の改善によっても、連続的なギヤシフトの間における入力軸および出力軸間の駆動連結の動力中断という欠点はなお払拭されなかった。シフトにおいて動力が中断されると、ほとんどの従来型オートマチックトランスミッションに伴う円滑なシフト感覚に比べて、一般的には耐えられないと思われる不快な厳しいシフト感覚が生じる。
この問題を克服するため、負荷を掛けた状態でのギヤシフトを可能にするようにパワーシフトし得る他のタイプの自動化マニュアル式トランスミッションが開発された。このようなパワーシフトされる自動化マニュアルトランスミッションの例は、米国特許第5,711,409号明細書(1998年1月27日発行、発明者:村田清仁、ツインクラッチ式トランスミッションに関する)および米国特許第5,966,989号明細書(2000年4月4日発行、発明者:G.Reed Jr.他、デュアル入力軸を有する電気機械式オートマチックトランスミッションに関する)に示される。これらの特殊なタイプの自動化マニュアルトランスミッションは2つのクラッチを有し、一般的に単にデュアルまたはツインクラッチトランスミッションと称される。デュアルクラッチ構造は、ほとんどの場合、単一のエンジンフライホイール配置から動力の入力を引き出すように、同軸にかつ協動的に構成される。しかし、いくつかの設計においては、同軸ではあるが、クラッチがトランスミッション本体の互いに反対側に配置されて異なる入力源を有するようなデュアルクラッチ組立体が設けられる。ともかく、このレイアウトは、1つのハウジング内に2つのトランスミッションを有するものと等価である。すなわち、2つの入力軸のそれぞれにおける1つの動力伝達装置組立体が1つの出力軸を交互平行的に駆動する。各トランスミッションは独立にシフトかつクラッチ係合させることができる。この方式によって、ギヤ間の中断されないパワーアップシフトおよびパワーダウンシフトが、マニュアルトランスミッションの高い機械的効率を伴って、オートマチックトランスミッションの形態で利用可能になる。従って、特定の自動化マニュアルトランスミッションを有効に用いることによって、燃費性および車両性能における大幅な向上を実現することができる。
デュアルクラッチトランスミッション構造は2つの乾式ディスククラッチを含むことができる。この乾式ディスククラッチのそれぞれは、2クラッチのディスクを独立に係合および離脱させるように制御するそれ自体のクラッチアクチュエータを有する。クラッチアクチュエータは電気機械式とすることができるが、一方、トランスミッション内部の潤滑システムはポンプを必要とするので、いくつかのデュアルクラッチトランスミッションは液圧式のシフト機構およびクラッチ制御を利用する。これらのポンプは、ほとんどの場合ジロータ(gerotor)型であり、通常トルクコンバータに給液する必要がないので、従来型のオートマチックトランスミッションに用いられるものよりも遥かに小型である。このため、いかなる付随損失も小さいままに維持される。シフトは、シフト事象に先立って所要のギヤを係止させ、続いて対応するクラッチを係合させることによって遂行される。2つのクラッチと2つの入力軸とによって、特定の時刻には、デュアルクラッチトランスミッションは、同時に2つの異なるギヤ比状態になることができるが、いかなる所与の瞬間にも、ただ1つのクラッチのみが係合され、動力を伝達する。次のさらに高いギヤにシフトするには、最初に非駆動クラッチ組立体の入力軸上の所要のギヤを係止させ、続いて駆動クラッチを解放し、非駆動クラッチを係合させる。
これによって、デュアルクラッチトランスミッションを、前進ギヤ比がそのそれぞれの入力軸上に交互に配置されるように構成することが必要になる。換言すれば、第1ギヤから第2ギヤへのアップシフトを実行するために、第1および第2ギヤが異なる入力軸上に置かれなければならない。従って、奇数番号のギヤが1つの入力軸に関連付けられ、偶数番号のギヤがもう一方の入力軸に関連付けられることになろう。この観点から、入力軸は一般的に奇数軸および偶数軸と呼称される。通常、入力軸は、印加されるトルクを、入力軸のギヤの相手ギヤを有する単一のカウンタシャフトに伝達する。カウンタシャフトのこの相手ギヤは入力軸上のギヤと常時噛み合っている。カウンタシャフトは、また、出力軸上のギヤに噛み合い係合する出力ギヤをも含む。従って、エンジンからの入力トルクは、一方のクラッチから1つの入力軸に、さらに1組のギヤを介してカウンタシャフトに伝達され、カウンタシャフトから出力軸に伝達される。
デュアルクラッチトランスミッションにおけるギヤの係止は、従来型のマニュアルトランスミッションの場合に類似している。各ギヤの組の1つのギヤが、その当該軸上に、軸の回りに自由回転し得るように配備される。また、シンクロナイザが、自由回転するギヤの隣に、そのギヤを軸に選択的に係止させ得るように軸上に配備される。トランスミッションを自動化するために、各ギヤの組の機械的な選択は、通常、シンクロナイザを動かすある種のアクチュエータによって遂行される。バック用のギヤの組は、1つの入力軸上のギヤと、カウンタシャフト上のギヤと、別個のカウンタシャフト上に装着される中間ギヤであって、出力軸のバック方向の動きが実現されるようにその2つのギヤ間に噛み合って配備される中間ギヤとを含む。
以上述べたトランスミッションにおいては、1−3ギヤの組合せ、2−Rギヤの組合せおよび4−6ギヤの組み合わせ用のシンクロナイザ機構が、多くの場合相互に関連付けられる。このシンクロナイザ機構には、関連付けられるギヤの同時係止を避けるために、インタロックを設けることが望ましい。
上記の要望、かつまた他の多岐にわたる要望に適応するものとして、本発明を以下に開示する。本発明は、好ましい実施態様において、第1の同期されるギヤに操作的に関連付けられる第1滑動(shift)ブロックを含むギヤシフトインタロックを提供する。第1滑動ブロックは中立位置と作動位置との間で可動であり、かつ移動止めを有する。第2滑動ブロックが、第2の同期されるギヤに操作的に関連付けられて設けられる。第2滑動ブロックは中立位置と作動位置との間で可動であり、かつ移動止めを有する。ロック(lockout)部材が設けられるが、その場合、滑動ブロックの一方が中立位置から作動位置に向かって動くことによって、その滑動ブロックがロック部材をもう一方の滑動ブロックの移動止めと係合させ、そのもう一方の滑動ブロックの動きを防止する。
本発明の他の特徴は、添付の図面および本発明の詳細な説明において本発明がさらに明らかにされるにつれて、当業者にはさらに明白になるであろう。
本発明のギヤシフトインタロックと共に用いることができる代表的なデュアルクラッチトランスミッションが、図1に示す概略図において、全体として符号10で示されている。具体的には、図1に示すように、デュアルクラッチトランスミッション10は、クラッチ機構32および34を含む同軸のデュアルクラッチ構成と、全体として符号14で示される第1入力軸と、第1入力軸と同軸の全体として符号16で示される第2入力軸と、全体として符号18で示されるカウンタシャフトと、出力軸20と、バック用のカウンタシャフト22と、全体として符号24で示される複数のシンクロナイザと、複数のシフトアクチュエータ(図示されていない)とを含む。
デュアルクラッチトランスミッション10は、車両のパワートレインの一部分を構成し、内燃機関のような原動機からトルクの入力を受け取って、そのトルクを選択可能なギヤ比によって車両の駆動車輪に伝達する役割を担う。デュアルクラッチトランスミッション10は、エンジンから印加されるトルクを、同軸のデュアルクラッチ構成7によって第1入力軸14または第2入力軸16のいずれかに操作的に導く。入力軸14および16は第1系列のギヤを含んでおり、この第1系列のギヤは、カウンタシャフト18上に配備される第2系列のギヤと常時噛み合っている。第1系列の各ギヤは第2系列の各ギヤと相互作用して、トルク伝達に使用される異なるギヤ比の組を提供する。カウンタシャフト18は、出力軸20上に配備される第2出力ギヤと常時噛み合う第1出力ギヤをも含む。複数のシンクロナイザ24が、2つの入力軸14、16およびカウンタシャフト18上に配備され、複数のシフトアクチュエータによって、ギヤ比の組の1つを選択的に係止させるように操作的に制御される。このため、トルクは、エンジンから、同軸のデュアルクラッチ構成7に、入力軸14または16の一方に、ギヤ比の組の1つを介してカウンタシャフト18に、そして出力軸20に伝達される。出力軸20は、さらに、出力トルクをパワートレインの残りの部分に供給する。さらに付加的に、バック用のカウンタシャフト22は、第1系列のギヤの1つと第2系列のギヤの1つとの間に配備される中間ギヤを含み、これによって、カウンタシャフト18および出力軸20のバック用の回転が可能になる。これらの構成要素のそれぞれを以下にさらに詳述する。
詳しく見ると、同軸のデュアルクラッチ構成7は第1クラッチ機構32および第2クラッチ機構34を含む。第1クラッチ機構32は、部分的に、エンジンのフライホイール(図示されていない)の一部に物理的に結合され、部分的に、第1入力軸14に物理的に取り付けられて、第1クラッチ機構32が、第1入力軸14を、フライホイールにおよびフライホイールから操作的かつ選択的に係合または離脱させ得るようになっている。同様に、第2クラッチ機構34は、部分的に、フライホイールの一部に物理的に結合され、部分的に、第2入力軸16に物理的に取り付けられて、第2クラッチ機構34が、第2入力軸16を、フライホイールにおよびフライホイールから操作的かつ選択的に係合または離脱させ得るようになっている。図1に見られるように、第1および第2クラッチ機構32、34は、同軸であると共に、軸方向に互いに離されているので、第1クラッチ機構32のクラッチハウジングが第2クラッチ機構34のクラッチハウジングの前方に位置している。第1および第2入力軸14、16も同軸かつ同心であり、第2入力軸16は、第1入力軸14が、その中を貫通し、部分的に第2入力軸16によって支持され得るに十分な内径を有する中空状である。第1入力軸14は、第1入力ギヤ38および第3入力ギヤ42を含む。第1入力軸14は、第2入力軸16よりも長いので、第1入力ギヤ38および第3入力ギヤ42は、第2入力軸16を超えて延びる第1入力軸14の部分に配備される。第2入力軸16は、第2入力ギヤ40と、第4入力ギヤ44と、第6入力ギヤ46と、バック用の入力ギヤ48とを含む。図1に示すように、第2入力ギヤ40およびバック用の入力ギヤ48は、第2入力軸16上に固定して支持される。第4入力ギヤ44および第6入力ギヤ46は、第2入力軸16の回りに回転可能なように軸受組立体50上に支持されるので、その回転は、付属するシンクロナイザが係合されない限り制限されない。これについて以下にさらに詳しく述べる。
カウンタシャフト18は、単一の一体品としての軸で、入力軸14、16上のギヤの対向側ギヤまたはカウンタギヤを含む。図1に示すように、カウンタシャフト18は、第1カウンタギヤ52と、第2カウンタギヤ54と、第3カウンタギヤ56と、第4カウンタギヤ58と、第6カウンタギヤ60と、バック用のカウンタギヤ62とを含む。カウンタシャフト18は、第4カウンタギヤ58および第6カウンタギヤ60を固定して保持するが、一方、第1、第2、第3およびバック用のカウンタギヤ52、54、56、62は、軸受組立体50によってカウンタシャフト18の回りに支持されるので、その回転は、付属するシンクロナイザが係合されない限り制限されない。これについて以下にさらに詳しく述べる。カウンタシャフト18は、また、第1駆動ギヤ64をも固定して保持しており、この第1駆動ギヤ64は、出力軸20上の対応する第2被駆動ギヤ66と噛み合い係合している。第2被駆動ギヤ66は出力軸20に固定して取り付けられる。出力軸20は、トランスミッション10から外方に延びて、パワートレインの残りの部分に取り付けられる。
バック用のカウンタシャフト22は、単一のバック用中間ギヤ72を有する相対的に短い軸である。バック用中間ギヤ72は、第2入力軸16上のバック用入力ギヤ48と、カウンタシャフト18上のバック用カウンタギヤ62との間に配備され、かつそれらのギヤと噛み合い係合している。このため、バック用ギヤ48、62および72が係止されると、バック用のカウンタシャフト22上のバック用中間ギヤ72が、カウンタシャフト18を前進ギヤとは反対の回転方向に回転させ、それによって出力軸20をバック方向に回転させる。デュアルクラッチトランスミッション10のすべての軸が、トランスミッション10の内部に配備されて、図1に符号68で示す例えばローラ軸受のようななんらかの軸受組立体によって回転可能に固定されることを認識するべきである。
各前進ギヤおよびバック用ギヤの係止および離脱は、トランスミッション内部のシンクロナイザ24を作動させることによって実現される。図1に示すように、デュアルクラッチトランスミッション10のこの例においては、6つの前進ギヤおよびバック用ギヤによるシフト用として4つのシンクロナイザ74、76、78および80が用いられる。ギヤを軸に係止させ得る各種の既知のシンクロナイザが存在すること、および、本願の説明用として特定の方式を用いることは本発明の範囲外であることが認識されるべきである。一般的に言って、シフトフォークまたは類似の装置によって作動させ得る任意のタイプのシンクロナイザを用いることができる。図1の代表的な例に示すように、シンクロナイザは(シンクロナイザ76を除いて)デュアル作動シンクロナイザであり、これらのシンクロナイザは、2つの別個のギヤの一方を同じ当該軸に選択的に係止させる。図1に示す例を具体的に参照すると、シンクロナイザ78は、カウンタシャフト18上の第1カウンタギヤ52を係止させるか、あるいは第3カウンタギヤ56を係止させることができる。シンクロナイザ80は、バック用のカウンタギヤ62を係止させるか、あるいは第2カウンタギヤ54を係止させることができる。同様に、シンクロナイザ74は、第4入力ギヤ44を係止させるか、あるいは第6入力ギヤ46を係止させることができる。単一作動のシンクロナイザ76は、第1入力軸14の端部を出力軸20に選択的に連結することができ、それによって、第5ギヤ用の直接的な1:1(1対1)駆動比を提供する。デュアルクラッチトランスミッションのこの例は代表的なものであり、偶数番号および奇数番号のギヤの組を対向する入力軸に配備する限り、他のギヤの組、シンクロナイザおよびシフトアクチュエータの構成をデュアルクラッチトランスミッション10の内部に装備し得ることを認識するべきである。
シンクロナイザ74、76、78および80を作動させるために、デュアルクラッチトランスミッション10のこの代表例は、付属のシフトフォークを備えた液圧駆動のシフトアクチュエータを用いる。デュアル作動のシンクロナイザ78、74および80は、すべて、意図しない偶然の同時多重ギヤ係止を回避するために、本発明のギヤシフトインタロック70を組み込んでいる(表現を明確にするため、シンクロナイザ78用のギヤシフトインタロックのみが示されている)。
図2〜5C、11および11Aを参照すると、本発明のギヤシフトインタロック70の構成は第1滑動ブロック102を含む。この第1滑動ブロック102は、第1の同期されるギヤ56に操作的に関連付けられる。第1滑動ブロック102は、滑動フォーク107の脚部105の受入れ用として形成される切欠部103を有する。
滑動ブロック102は、閉止端113および開放端111を有するハウジング110内に直線状に摺動可能に組み込まれる。開放端111に接してメクラフランジ118が装着される。第1滑動ブロック102は、第1の最末端に沿う第1制御容積106と、第2の最末端に沿う第2制御容積108との内部に密封される。第1滑動ブロック102は、図4Bおよび5Bに示すように中立位置115を有する。滑動ブロック102を完全作動位置125に液圧によって動かすためには、制御容積106を加圧し(流入/流出ライン109を経由して)、および/または、制御容積108を減圧する(流入/流出ライン101を経由して)。滑動ブロック102は、矢印122の方向に位置125に動くであろう。滑動ブロック102を中立位置115に戻すには、制御容積108を加圧し、および/または、制御容積106を減圧する。
滑動ブロック102は、一体形成される円錐状の移動止め114を有する。この移動止め114は、通常隣接する第2滑動ブロック116に面している。第2滑動ブロック116は、滑動フォーク107の鏡像である第2の同期されるギヤ52に(図示されていない滑動フォークを介して)操作的に関連付けられる。滑動フォークは軸方向および側方に偏倚したカラー117を有しており、これによって、カラーの中心線127が軸方向において互いに一直線上に位置することになる。第2滑動ブロック116は、通常、第1滑動ブロック102の鏡像であり、図4Bおよび5Bに示すように共通の中立位置115を共有する。第2滑動ブロック116は、第1滑動ブロック102の移動径路120に平行な径路119に沿って液圧によって動かされる。第2滑動ブロック116を作動させると、第2滑動ブロック116は、矢印122の方向とは反対向きの矢印123の方向に位置123に動かされる。第2滑動ブロック116は、制御容積124および126内におけるその最末端に沿ってシールされる。
滑動ブロック102と滑動ブロック116との間において、凹面状の座面128内に、球状のロック部材またはボール130が位置決めされる。滑動ブロック102および116が、図4Bおよび5Bに示すように中立位置にある時は、ロックボール130は、通常は両方の移動止め114の内部に位置している(両移動止め114と僅かな量の間隙134を有して)。滑動ブロック102が、作動の間に矢印122の方向に動かされると、滑動ブロック102の乗り上げ面132が、ロックボール130を第2滑動ブロック116の移動止め114の中に完全に押し込む。ロック部材130が第2滑動ブロック116の移動止め114の内部に完全に係合されると、第2滑動ブロック116は動かないようにロックされる(図4Aおよび5A)。その結果、第2滑動ブロック116に関連付けられるギヤ52は係止不可能となる。第1滑動ブロック102が、図4Bおよび5Bに示すその中立位置115に戻されると、移動止め114とのロックボールの僅かな間隙134が回復される。中立位置115から、第2滑動ブロック116とその関連ギヤとの係止が可能になり、それによって、ロックボール130が第1滑動ブロック102の移動止め114と完全係合することになり、第1ブロック102およびその関連ギヤが係止しないようにブロックされる(図4Cおよび5C)。
図6を参照すると、別の好ましい実施態様のギヤシフトインタロック147が示されている。滑動ブロック148および150は前記のものとほとんど同一である。球状ボール151は複数片のロック部材を構成する。ロックボール151はほぼ平坦な座面152に位置決めされる。
図7を参照すると、さらに別の好ましい実施態様のギヤシフトインタロック167が提供される。このインタロック167は、ほぼ凹面状の座面168とアーチ形状のロック部材170とを有し、ロック部材170は、ロックボールの直線的な動きの代わりに、滑動ブロック174、175の一方の作動と同時にアーチ形状の動きをなす。
図8を参照すると、さらに別の実施態様のギヤシフトインタロック187が提供される。このインタロック187は、凸形に曲げられた細長い振り子式のロック部材190を有する。振り子190は凹面状の座面192上に載せられており、回動点194の回りに回動する。滑動ブロック197、198の移動止め面195および196は、図4A〜5Cの移動止め114の場合のような交差(cross)面構成ではなく、平行な面構成を有する。
図9を参照すると、さらに別の実施態様のギヤシフトインタロック207が提供される。このインタロック207は、曲げられた細長いロック部材としての振り子210と回動点212とを含む。回動点212は、振り子210の開口214を貫通して延びる柱状材216と連結される。柱状材216は、ハウジング110の内腔内部に、ネジ切りされたネジ部分218を有する。回動点212は、振り子が滑動ブロック222および224の移動止め面219および220と適切に係合することを保証するために、軸方向に調節することができる。
図10を参照すると、さらに別の実施態様のギヤシフトインタロック227が提供される。ギヤシフトインタロック227は直線状の振り子228を有する。ギヤシフトインタロック227は、滑動ブロック234および236上に外側に向いた傾斜面構成の移動止め面232、233を有する。
本発明の好ましい実施態様を開示したが、これは単に事例として説明されたものであり、特許請求の範囲に包括される本発明の本質および範囲から逸脱することなく、種々の変更をなし得ることが理解されるべきである。
本発明のギヤシフトインタロックを用いるデュアルクラッチトランスミッションの、進歩的な好ましい実施態様の概略図である。 本発明のギヤシフトインタロックの滑動ブロックとの滑動フォークの結合部の部分的な斜視図である。 本発明のギヤシフトインタロックの概略側面図である。 図2のギヤシフトインタロックの1つの操作状態を示す概略正面図である。 図2のギヤシフトインタロックの別の操作状態を示す概略正面図である。 図2のギヤシフトインタロックのさらに別の操作状態を示す概略正面図である。 図2のギヤシフトインタロックの1つの操作状態を示す概略平面図である。 図2のギヤシフトインタロックの別の操作状態を示す概略平面図である。 図2のギヤシフトインタロックのさらに別の操作状態を示す概略平面図である。 本発明のギヤシフトインタロックの別の好ましい実施態様の、図4Bに類似の図である。 本発明のギヤシフトインタロックのさらに別の好ましい実施態様の、図4Bに類似の図である。 本発明のギヤシフトインタロックのさらに別の好ましい実施態様の、図4Bに類似の図である。 本発明のギヤシフトインタロックのさらに別の好ましい実施態様の、図4Bに類似の図である。 本発明のギヤシフトインタロックのさらに別の好ましい実施態様の、図4Bに類似の図である。 図2の滑動フォークの正面図である。 図2の滑動フォークの側面図である。

Claims (23)

  1. 第1の同期されるギヤと操作的に関連付けられる第1滑動ブロックであって、中立位置と作動位置との間で可動であり、移動止めを有する第1滑動ブロックと、
    第2の同期されるギヤと操作的に関連付けられる第2滑動ブロックであって、中立位置と作動位置との間で可動であり、移動止めを有する第2滑動ブロックと、
    ロック部材であって、前記滑動ブロックの一方が前記中立位置から前記作動位置に向かって動くことによって、その滑動ブロックが、もう一方の滑動ブロックの動きを防止するように、前記ロック部材を前記もう一方の滑動ブロックの移動止めと係合させる、ロック部材と、
    を含むギヤシフトインタロック。
  2. 前記滑動ブロックの動きが直線である、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  3. 前記滑動ブロックが液圧により動かされる、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  4. 前記滑動ブロックが平行な径路上を動く、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  5. 前記ロック部材が球形である、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  6. 前記ロック部材が複数片から構成される、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  7. 前記ロック部材がほぼ凹面状の座面に位置決めされる、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  8. 前記ロック部材がほぼアーチ形状品である、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  9. 移動止めが円錐状に形成される、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  10. 前記ロック部材がほぼ凸面状の座面に位置決めされる、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  11. 前記ロック部材が振り子である、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  12. 前記ロック部材の振り子が直線状の細長い部材である、請求項11に記載のギヤシフトインタロック。
  13. 前記ロック部材の振り子が凸形の細長い部材である、請求項11に記載のギヤシフトインタロック。
  14. 前記ロック部材の振り子が調整可能な回動点を有する、請求項11に記載のギヤシフトインタロック。
  15. 前記滑動ブロックの移動止めが平行な面構成を有する、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  16. 前記滑動ブロックの移動止めが外向きの面構成を有する、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  17. 前記滑動ブロックの移動止めが交差面構成を有する、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  18. 前記滑動ブロックの少なくとも1つが、前記滑動ブロックの最末端に沿う別個の制御容積内に流体シールされる、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  19. 前記2つの滑動ブロックが、前記中立位置から前記作動位置に反対方向に動く、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  20. 前記滑動ブロックの少なくとも1つが、その上に一体形成される前記移動止めを有する、請求項1に記載のギヤシフトインタロック。
  21. 第1の同期されるギヤと操作的に関連付けられる第1滑動ブロックであって、中立位置と作動位置との間において第1の方向に液圧によって直線的に動かすことができ、その上に形成された移動止めを有する第1滑動ブロックと、
    第2の同期されるギヤと操作的に関連付けられる第2滑動ブロックであって、中立位置と作動位置との間において前記第1の方向とは反対の方向に液圧によって直線的に動かすことができ、その上に形成された移動止めを有し、前記第1滑動ブロックに隣接して位置決めされた第2滑動ブロックと、
    ロック部材であって、前記滑動ブロックの一方が前記中立位置から前記作動位置に向かって動くことによって、その滑動ブロックが、もう一方の滑動ブロックの動きを防止するように、前記ロック部材を前記もう一方の滑動ブロックの移動止めと係合させる、ロック部材と、
    を含むギヤシフトインタロック。
  22. 自動車のトランスミッションの共通軸上の2つの同期されるギヤの操作をインタロックする方法であって、
    第1の前記同期されるギヤと操作的に関連付けられる第1滑動ブロックであって、中立位置と作動位置との間において第1の方向に液圧によって動かすことができ、その上に形成された移動止めを有する第1滑動ブロックを設けるステップと、
    第2の前記同期されるギヤと操作的に関連付けられる第2滑動ブロックであって、中立位置と作動位置との間において前記第1の方向とは反対の方向に液圧によって動かすことができ、その上に形成された移動止めを有し、前記第1滑動ブロックに隣接して位置決めされた第2滑動ブロックを設けるステップと、
    前記滑動ブロックの一方を前記中立位置から前記作動位置に向かって動かすステップであって、その滑動ブロックの動きによって、その滑動ブロックが、もう一方の滑動ブロックの動きを防止するように、ロック部材を前記もう一方の滑動ブロックの移動止めと係合させるステップと、
    を含む方法。
  23. ギヤシフトインタロックを備えたデュアル入力トランスミッションであって、前記ギヤシフトインタロックが、
    第1の同期されるギヤと操作的に関連付けられる第1滑動ブロックであって、中立位置と作動位置との間で可動であり、移動止めを有する第1滑動ブロックと、
    第2の同期されるギヤと操作的に関連付けられる第2滑動ブロックであって、中立位置と作動位置との間で可動であり、移動止めを有する第2滑動ブロックと、
    ロック部材であって、前記滑動ブロックの一方が前記中立位置から前記作動位置に向かって動くことによって、その滑動ブロックが、もう一方の滑動ブロックの動きを防止するように、前記ロック部材を前記もう一方の滑動ブロックの移動止めと係合させる、ロック部材と、
    を含む、デュアル入力トランスミッション。
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