JP2009542982A - 軸方向補強ホース - Google Patents

軸方向補強ホース Download PDF

Info

Publication number
JP2009542982A
JP2009542982A JP2009517410A JP2009517410A JP2009542982A JP 2009542982 A JP2009542982 A JP 2009542982A JP 2009517410 A JP2009517410 A JP 2009517410A JP 2009517410 A JP2009517410 A JP 2009517410A JP 2009542982 A JP2009542982 A JP 2009542982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
layer
reinforcing
strip
tubular body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009517410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5746822B2 (ja
Inventor
アロン ウイトズ ジョエル
クオク ダビド
アントホンイ ハルル ゲラルド
Original Assignee
ビーエイチピー ビルリトン ペトロレウム ピーティーワイ エルティーディー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ビーエイチピー ビルリトン ペトロレウム ピーティーワイ エルティーディー filed Critical ビーエイチピー ビルリトン ペトロレウム ピーティーワイ エルティーディー
Publication of JP2009542982A publication Critical patent/JP2009542982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5746822B2 publication Critical patent/JP5746822B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L11/00Hoses, i.e. flexible pipes
    • F16L11/04Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
    • F16L11/11Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with corrugated wall
    • F16L11/115Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with corrugated wall having reinforcements not embedded in the wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L11/00Hoses, i.e. flexible pipes
    • F16L11/04Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
    • F16L11/08Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements embedded in the wall
    • F16L11/088Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements embedded in the wall comprising a combination of one or more layers of a helically wound cord or wire with one or more braided layers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L11/00Hoses, i.e. flexible pipes
    • F16L11/04Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
    • F16L11/10Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements not embedded in the wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/14Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
    • F16L59/141Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems in which the temperature of the medium is below that of the ambient temperature

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

内部の螺旋状に巻かれたワイヤと外部の螺旋状に巻かれたワイヤとの間に配置された可撓性材料の管状本体(12)を含むホースであって、該管状本体が該ホースを通して流体を運搬し、かつ該本体からの流体の漏出を防ぐ働きをし、該管状本体が補強層及び密閉層を含み、ここでホースの長さに沿って延在する軸強化ストリップ(20)を更に含む、前記ホース。
【選択図】図2

Description

本発明はホースに関し、より詳しくは、軸方向強度を改良したホースに関する。本発明は、特に、極低温条件において使用することができるホースに関する。
ホースの典型的用途は、圧力下で液体リザーバから流体をポンプで汲み出すことを含む。例を挙げると、家庭内の灯油又はLPGをボイラーへの供給すること;固定式又は浮体式採油プラットフォームから船の貨物室まで、或いは船貨物室から地上貯蔵設備まで、生産された油田液体及び/又はガスを運搬すること;燃料をレーシングカーに供給すること、特にフォーミュラ1の燃料補給時に供給すること;及び、硫酸などの腐食性の流体を運搬することがある。
液化ガスなどの流体を低温で運搬するためにホースを使用することは周知である。この種のホースは、液化ガス(例えば、液化天然ガス(LNG)及び液化プロパンガス(LPG))を運搬するために一般に使用される。
十分可撓性があるホースにするために、所与の長さはいずれも、少なくとも一部が可撓性材料、すなわち非硬質材料で構成されていなければならない。
このようなホースの構造は、一般に、内部及び外部の螺旋状に巻かれた保持ワイヤの間に配置された可撓性材料の管状本体を含む。従来は、2本のワイヤを同じピッチで巻くが、巻き付けを互いに半分のピッチ幅だけ変位させている。管状本体は、典型的に、内部層及び外部層を含み、中間密閉層を備える。内部層及び外部層は、その中の液体を運搬するための強度を構造物に提供する。従来、管状本体の内部層及び外部層は、ポリエチレンテレフタラートなどのポリエステルで形成されたファブリック層を含む。中間密閉層は、液体がホースを浸透するのを防ぐように密閉されている。中間密閉層は、典型的にポリマーフィルムである。
典型的に、保持ワイヤは、管状本体の内部表面及び外部表面の周囲に張力下で適用される。保持ワイヤは、主に管状本体の形態を保つように作用する。更に、外部ワイヤは、高圧下でホースの過度のフープ変形を抑制するように作用することができる。また、内部ワイヤ及び外部ワイヤは、ホースの圧壊に抵抗するように作用することができる。
この一般型のホースは、欧州特許出願公開第007650 A1号に記載されている。この明細書に記載されたホースは、二軸配向ポリプロピレンの中間層を含み、これは、繰り返し屈曲することによって生じる疲労に抵抗するホースの性能を向上させると言われている。
別のホースは、GB-2223817Aに記載されている。この刊行物に記載されているホースは、内部螺旋状金属コア、コアの上に巻かれた複数のプラスチック材料繊維及びフィルムの層、互いに隣接して配置され、かつプラスチック材料上に巻かれた、少なくとも1つのガラス織布の層及び少なくとも1つのアルミニウム箔の層、並びに外部螺旋状金属構成具を備えている複合ホースである。このホースは、可燃性燃料及び石油を運搬するのに適切であると言われている。複合ホースの様々な改良は、本発明者らのWO 01/96772、WO 2004/044472 及びWO 2004/079248に記載されており、それらの内容は参照により組み込まれている。
別のホース構造は、US3856052において開示されている。
概して、軸強化手段がホースに提供され、それにより、ホースの他の特性を損なうことなく、ホースは従来耐えられたよりも大きな軸力に耐えることができる。
本発明の第1の態様に従って、内部把持部材と外部把持部材との間に配置された可撓性材料の管状本体を含むホースを提供し、該ホースは、管状本体が軸力を受けた場合に、管状本体の変形を減らすように構成されている軸強化手段を更に含み、該軸強化手段はホースの長さに沿って延在する複数の軸強化ストリップを含む。
この配置によって、軸強化手段は、軸方向応力に対処するホースの性能を向上させる。加えて、管状本体及び軸強化手段の材料は、有利なことに共存させることができ、このため、各々が作業時に同様に機能し、結果、どの構成要素も単独で過度の応力及び歪みを受けることはない。これは、管状本体及び軸強化手段の材料が歪みに対して同様に反応することを意味している。
軸強化ストリップは、ホース用途において、ホースが2つの地点の間に懸架される場合、及びホースが中間支持体なしで流体の重量を加えたホース自体の重量を担う場合に特に有用である。
軸強化ストリップは、ホースの円周に等間隔で配置されるのが好ましい。2本、3本、4本、5本、6本、7本、8本以上のストリップがあってもよい。3本、4本、5本、又は6本のストリップがあることがより好ましく、4本、又は6本のストリップが最も好ましい。
好ましくは、各々の軸強化ストリップは、縦糸及び横糸を有するファブリックで作られている。より好ましくは、各々の軸強化ストリップの縦糸は、ホースの長手方向軸に対して、0°〜10°の角度で配置される。更により好ましくは、各々の軸強化ストリップの縦糸は、ホースの長手方向軸に対して、0°〜5°の角度で配置される。最も好ましくは、各々の軸強化ストリップの縦糸は、ホースの長手方向軸に対して、0°〜2°の角度で配置される。
ホース組立中に、ほぼ円周に巻かれたテープ又はひもを製造補助として用いて、該ストリップを適切な位置で支えてもよい。これらのテープは、天然繊維(例えば、綿)又は化学繊維(例えば、ポリエステル)から作られてもよい。ホースが完成すると、内部把持部材及び外部把持部材により加えられる張力が、更に管状本体内でストリップを保持する役目をする。
各々のストリップは、ホース撓み時に、ホースの他の部分について自由に動けることが好ましい。すなわちストリップは、ホースの他の部分には定着して固定されていないことが好ましい。
また、ホースは、ホースの長手方向の各端部に配置されたエンドフィッティング(end fitting)を含むことが好ましい。エンドフィッティングは、管状本体及び軸強化ストリップに定着して固定されていることが好ましい。従って、ホースを軸方向に伸張させる力が加えられた場合、該軸強化ストリップ又は各軸強化ストリップは、該伸張力に抵抗する。適切なエンドフィッティングは、WO 01/96772及びWO 2004/044472に記載されている。例えば、ストリップは、エンドフィッティングによって把持されたホース管状本体内に固定されてもよく、ストリップは、エンドフィッティングの機械的保持による把持、或いはエンドフィッティングにエポキシ樹脂を用いた又は用いない加締め(swaging)又は圧着(crimping)又は結線(wire binding)により保持されてもよい。一実施態様において、ストリップを別々に終端処理することができる(例えば、WO 2004/044472に示されるように、又はストリップが周囲に用いられ、かつそれ自体を縫合したリングを使用する)。
軸強化ストリップの幅は、軸強化ストリップを組み合わせて、ストリップが横たわるホースの円周を10%〜90%覆う幅であることが好ましく、すなわち、円周の90%〜10%は覆われないことが好ましい。
好ましい実施態様において、軸強化ストリップの幅は、軸強化ストリップを組み合わせて、ストリップが横たわるホースの円周を20%〜50%覆う幅であることが好ましく、すなわち、円周の80%〜50%は覆われないことが好ましい。例えば、ストリップの総被覆率が約1/3であり、かつ3つに等置されたストリップを備える200mmのホースに関して:個々のストリップの幅は、π×200mm×1/3×1/3であり、個々のストリップの幅は、約70mmになる。4本のストリップに関しては、個々のストリップの幅は、約52mmになるであろう。ストリップの幅は、長手方向の一方の端からもう一方の端までの、ストリップの長手方向軸に対する垂直方向の長さである。
各個々のストリップは、それが横たわるホースの全円周の約5%〜約20%を覆う幅を有することが好ましい。
軸強化ストリップはホースの円周全体に延在しないことが好ましい。また、軸強化ストリップはホースの周囲に管の形態では設けられないことが好ましい。
好ましい実施態様において、複数のストリップは、ホースの曲げ剛性/可撓性にほんのわずかな影響を与えるが、軸方向剛性を比例的大きく増加させるように配置されている。該ストリップ又は各ストリップの縦糸は、ホースの長手方向軸と一直線に並んでいるのが好ましい。
WO 01/96772に記載されているように、ホースは、管状軸強化ブレードを設けてもよい。管状ブレードを、例えば、軸強化ストリップと管状本体との間に、又は軸強化ストリップと外部把持部材との間に配置してもよい。
軸強化手段は、非金属の材料、特に、プラスチック材料で作られることが特に好ましく、適した材料は、後に詳述する。これは、金属材料が、所望の歪み特性を有する可能性が低いためである。
管状本体及び軸強化手段は、同じ材料で構成されることが好ましく、後に更に詳述する超高分子量ポリエチレン(UHMWPE) で構成されることが最も好ましい。
好ましくは、管状本体は、少なくとも1つの補強層及び少なくとも1つの密閉層を含む。より好ましくは、少なくとも2つの補強層があり、それらの間に密閉層が挟まれている。
好ましくは、更なる補強層が、外部把持部材と軸強化手段との間に設けられる。
補強層の極限強度は、直径8インチ(200mm)のホースに対して100kN〜700kNの間であることが好ましい。補強層の破断時の曲げ歪みは、2%〜15%の範囲であることが好ましい。望ましくは、更なる補強層は、軸強化手段と同じ材料であり、最も好ましくはUHMWPEである。
ホースを構成する材料は、意図された環境でホースが機能できるように選択されるべきである。従って、流体がホースの壁を通って漏出することなく、加圧された流体をホースを通して運搬することができるホースが必要である。また、繰り返される屈曲に耐え、かつホースと流体重量との組み合わせによって生じる軸方向応力に耐えるホースが必要である。また、ホースを極低温流体の運搬に用いることが意図される場合、材料は、性能を著しく低下させることなく、極低温で作用できるものとすべきである。
該補強層又は各補強層の主な目的は、ホースがその中を通る流体の運搬中に受けるフープ応力に耐えることである。従って、要求された程度の可撓性を有し、かつ必要な応力に耐えることができる補強層が適している。また、ホースが、極低温の流体を運搬することを目的とする場合、該補強層又は各補強層は、極低温に耐えることができなければならない。
該補強層又は各補強層は、シート材を螺旋状に巻くことによって管状の形態に巻かれた材料のシートで形成されていることが望ましい。これは、軸方向力の印加が巻き付けを引き離す傾向があるために、該補強層又は各補強層が、軸力に対する抵抗力をあまり有しないことを意味する。該補強層又は各補強層は、シート材の1つの単一連続層を含んでもよく、又はシート材の2つ以上の単一連続層を含んでもよい。しかし、より一般には(かつホースの長さに応じて)、シート材の該層又は各層は、ホースの長さに沿って配置された複数の異なる長さのシート材で形成されるであろう。
好ましい実施態様において、各補強層はファブリックで構成され、最も好ましくは織布で構成される。該補強層又は各補強層は、天然材料又は合成材料であってもよい。該補強層又は各補強層は、ポリエステル、ポリアミド又はポリオレフィンなどの合成ポリマーで形成されるのが都合がよい。合成ポリマーは、ファブリックを作製する繊維又は糸の形態で提供されてもよい。
該補強層又は各補強層が、ポリエステルで構成される場合、ポリエチレンテレフタラートであることが好ましい。
該補強層又は各補強層が、ポリアミドで構成される場合、ナイロンなどの脂肪族ポリアミドであってもよく、又はアラミド化合物などの芳香族ポリアミドであってもよい。例えば、該補強層又は各補強層は、ケブラー(KEVLAR(登録商標))などのポリ-(p-フェニレンテレフタルアミド)であってもよい。
該補強層又は各補強層が、ポリオレフィンで構成される場合、ポリエチレン、ポリプロピレン若しくはポリブチレンホモポリマー、又はそれらの共重合体若しくはターポリマーであってもよく、好ましくは、一軸又は二軸に配向されている。より好ましくは、ポリオレフィンはポリエチレンであり、最も好ましくは、ポリエチレンは、高分子量ポリエチレン、特にUHMWPEである。
本発明に使用されるUHMWPEは、一般に、重量平均分子量が400,000を超え、典型的には800,000を超え、通常は1,000,000を超えるであろう。重量平均分子量は、通常は約15,000,000を超えないであろう。UHMWPEは、約1,000,000〜6,000,000の分子量を特徴とすることが好ましい。本発明に最も有用なUHMWPEは、高度に配向され、通常、一方向に少なくとも2〜5倍伸張し、他方向に少なくとも10〜15倍伸張したものであろう。
本発明に最も有用なUHMWPEは、一般に80%を超える平行配向を有し、より一般には90%を超え、好ましくは95%を超える。結晶化度は一般に50%を超え、より一般には70%を超える。最高85〜90%の結晶化度が可能である。
UHMWPEは、例えば、US-A-4344908、US-A-4411845、US-A-4422993、US-A-4430383、US-A-4436689、EP-A-183285、EP-A-0438831、及びEP-A-0215507に記載されている。
該補強層又は各補強層が、高度に配向されたUHMWPEを含んでいることが特に有利であり、例えば、ダイニーマ(DYNEEMA)の商品名でDSMハイパフォーマンスファイバーズBV(DSM High Performance Fibres BV)(オランダの会社)から入手できるもの、又はスペクトラ(SPECTRA)の商品名で米国の会社であるアライドシグナル社(AlliedSignal Inc.)から入手できるものなどである。
ダイニーマに関する更なる詳細は、DSMハイパフォーマンスファイバーズBVが発行した「ダイニーマ、繊維の最高性能、特性及び用途(DYNEEMA;the top performance in fibers;properties and application)」というタイトルの取引パンフレット、02/98版に開示されている。スペクトラに関する更なる詳細は、「スペクトラ性能材料(Spectra Performance Materials)」というタイトルの取引パンフレット、5/96版に開示されている。これらの材料は、1980年代以降、入手可能である。
好ましい実施態様において、該補強層又は各補強層は、横糸及び縦糸方向に配置された繊維で形成された織布を含む。本発明者らは、該補強層又は各補強層がホースの軸方向に対してファブリックの縦糸方向が20°未満の角度になるように配置された場合、特に有利であることを見出した。また、この角度は5°よりも大きいことが好ましい。好ましい実施態様において、該補強層又は各補強層は、ファブリックの縦糸の角度が、ホースの軸方向に対して10°〜20°、最も好ましくは約15°の角度になるように配置される。
密閉層の目的は、主に、管状本体を通って運搬される流体の漏出を防止することである。従って、要求された程度の可撓性を有し、かつ所望の密閉機能を提供できる密閉層が適切である。また、ホースが極低温流体を運搬することを目的としている場合、密閉層は、極低温に耐えることができなければならない。
密閉層は、該補強層又は補強層と同じ基本材料から作られてもよい。別の方法として、封止層は、フルオロポリマー、例えば:ポリテトラフルオロエチレン(PFTE);フッ素化エチレンプロピレンコポリマー、例えば、テフロン(Teflon)FEPの商品名でデュポンフルオロプロダクト(DuPont Fluoroproducts)から入手可能なヘキサフルオロプロピレンとテトラフルオロエチレンとの共重合体(テトラフルオロエチレン−ペルフルオロプロピレン);又はテフロンPFAの商品名でデュポンフルオロプロダクトから入手可能なフッ素化炭化水素(ペルフルオルアルコキシ(perfluoralkoxy))などである。これらのフィルムは、押出し成形又はブローイング成形(blowing)によって用いて作られてもよい。
密閉層は、シート材を螺旋状に巻くことによって管状の形態に巻かれた材料のシートで形成されていることが好ましい。補強層と同様に、これは、軸方向力の印加が巻き付けを引き離す傾向があるために、該密閉層又は各密閉層が軸力に対する抵抗をあまり有しないことを意味する。密閉層は、シート材の1つの単一連続層を含んでもよく、又はシート材の2つ以上の単一連続層を含んでもよい。しかし、より一般には(かつホースの長さに応じて)、シート材の該層又は各層は、ホースの長さに沿って配置された複数の異なる長さのシート材で形成されるであろう。必要に応じて、密閉層は、内部補強層の上に配置された1つ以上の熱収縮可能な密閉スリーブ(すなわち、管状の形態)を含んでもよい。
密閉層は、複数のフィルムが重なり合う層を含むことが好ましい。好ましくは、少なくとも2層、より好ましくは、少なくとも5層、更に好ましくは、少なくとも10層あるであろう。実際に、密閉層は、20、30、40、50以上のフィルムの層を含んでもよい。層の数の上限値は、ホースの全体の大きさに依存するが、100層を超えて必要とされることはないようである。通常は、多くて50層あれば十分である。フィルムの各層の厚さは、典型的には、50マイクロメータ〜100マイクロメータの範囲にあるであろう。
もちろん、2つ以上の密閉層を設けてもよいことが理解されるであろう。
密閉層の特に好ましい実施態様は、後に記載する。
また、各軸強化ストリップは、該補強層又は各補強層と同じ材料で形成されてもよい。従って、軸強化ストリップ、該補強層又は各補強層、及び密閉層が、全て同じ基本化合物から形成されてもよいことは明らかであろう。しかし、該化合物の形態は、要求された機能を提供するために異なったものとすべきである。すなわち、軸強化ストリップは軸方向の補強機能を提供し、該補強層又は各補強層はフープ応力に対する補強を提供し、かつ密閉層は密閉機能を提供する。本発明者らは、UHMWPE材料、特にダイニーマ及びスペクトラ製品が最も適していることを見出した。また、これらの材料が、極低温条件において有効に作用することも見出された。また、補強層に関して先に記載したUHMWPEの好ましいパラメータ(分子量の範囲など)は、軸強化手段に適切である。しかし、この点において注意しなければならないのは、軸強化ストリップに使用されるUHMWPEのパラメータが、補強層に使用されるUHMWPEのパラメータと同じである必要はないということである。
軸強化ストリップを管状本体の層内に設けることが可能である。しかし、各々の軸強化ストリップは、管状本体と1つ以上の補強層及び外部把持部材との間に位置付けされることが好ましい。軸強化ストリップの上にある補強層は、外部把持部材の下に保護カバーシートを提供する。別の好ましい実施態様において、少なくとも2本の軸強化ストリップ(好ましくは2本よりも多く、例えば、3本又は4本)が、管状本体の層内に設けられ、更に少なくとも2本の軸強化ストリップ(好ましくは2本よりも多く、例えば、3本又は4本)が、管状本体と外部把持部材との間にも設けられる。
前述より、付加的な層を管状本体の上及び外部把持部材の下に設けてもよいことが理解されるであろう。付加的な層は、管状本体の周囲に巻き付けられてもよく、又は管状本体の上に被せる管状の形態であってもよい。付加的な層は、保護層、補強層、又は両方であってもよい。好ましくは、軸強化ストリップは、付加的な層の下にある。
ホースが極低温適用を目的とする場合、管状本体の上に絶縁材を設けることが望ましい。絶縁材は、外部ワイヤと管状シースとの間、及び/又は外部ワイヤの外側に設けられるであろう。絶縁材は、極低温設備の絶縁材を提供するために従来から使用されてきた材料(例えば、合成発泡材)を含んでもよい。また、絶縁層を加圧し、その構造完全性を維持するために、絶縁層の周囲に軸強化手段を設けることが好ましい。
絶縁層の周囲の軸強化手段は、外部把持部材と管状本体との間の軸強化手段に追加して設けることが好ましい。絶縁材の特に適した形態は、後に更に詳述する。
本発明の別の態様に従って、内部把持部材と外部把持部材との間に配置された可撓性材料の管状本体を含むホースを提供し、管状本体は、横糸及び縦糸方向に配置された繊維で形成された織布からなる少なくとも1つの補強層を含み、該補強層又は各補強層は、ファブリックの縦糸方向が、ホースの軸方向に対して20°未満、より好ましくは15°未満、最も好ましくは10°未満の角度になるように配置されることを特徴としている。本発明のこの態様によるホースは、本発明の第1の態様によるホースに関して記載した付加的な特徴のいかなる所望の組み合わせをも提供され得る。
本発明の別の態様に従って、ホースを製造する方法であって:
(a) 内部把持部材を管状マンドレルの周囲に巻き付けること;
(b) シート材で形成された管状本体を提供するために、シート材を管状マンドレル及び内部把持部材の周囲に巻き付けること;
(c) 複数の軸強化ストリップを管状本体の長さに沿って敷設すること;
(d) 外部把持部材を各々の軸強化ストリップの周囲に巻き付けること;
(e) 工程(d)で製造されたホースの端部を固定すること;及び
(f) ホースをマンドレルから取り外すこと
を含む、前記製造方法を提供する。
好ましくは、ホースに優れた構造完全性を提供するために、把持部材及びシート材を張力下で適用する。
好ましくは、工程(b)のシート材は、先に記載したように密閉層を挟む2つの補強層を含む。好ましい実施態様において、シートの形態にある内部補強層を内部把持部材及びマンドレルの周囲に螺旋状に巻き付け、次いで、シートの形態にある密閉層を内部補強層の周囲に螺旋状に巻き付け、次いで、シートの形態にある外部補強層を密閉層の周囲に巻き付ける。通常は、複数の密閉層を適用するであろう。
各々の軸強化ストリップは、上記の軸強化ストリップと同じであってもよい。
好ましくは、内部把持部材及び外部把持部材を、同じピッチを有する螺旋状構造で適用し、螺旋外部把持部材の位置は、内部把持部材の螺旋の位置から半分のピッチ長に並置される。
好ましくは、工程(c)と(d)との間に、付加的な層(保護層、補強層、又は両方でもよい)を、軸強化ストリップ上で管状本体の周囲に巻き付ける。或いは、付加的な層は、管状本体に被せられる管であってもよい。
密閉層の各ポリマーフィルムは、ポリアミド、ポリオレフィン、又はフルオロポリマーであることが好ましい。
密閉層のポリマーフィルムが、ポリアミドを含む場合、脂肪族ポリアミド(例えば、ナイロン)、又は芳香族ポリアミド(例えば、アラミド化合物)であってもよい。
密閉層のポリマーフィルムのうちの1つがポリオレフィンであり、かつ密閉層のポリマーフィルムの別の1つがフルオロポリマーであることが好ましい。
適切なポリオレフィンは、ポリエチレン、ポリプロピレン若しくはポリブチレンホモポリマー、又はそれらの共重合体若しくはターポリマーを含む。好ましくは、ポリオレフィンフィルムは、一軸又は二軸に配向されている。より好ましくは、ポリオレフィンはポリエチレンであり、最も好ましくは、ポリエチレンは、高分子量ポリエチレン、特に先により詳細に記載されているUHMWPEである。補強層に関して先に記載したUHMWPEの好ましいパラメータ(分子量の範囲など)は、密閉層にも適切である。しかし、この点において、注意しなければならないのは、密閉層に使用されるUHMWPEのパラメータが、補強層に使用されるUHMWPEのパラメータと同じである必要はないということである。
密閉層は封止機能を提供することを目的としているので、密閉層は輸送される流体を実質的に浸透させないフィルムの形態で提供されなくてはいけない。従って、高配向のUHMWPEは、十分な密閉性を有する形態で提供される必要がある。通常、これらの製品は、要求される形態で材料を得るために更に処理することができる固体ブロックの形態で提供される。該固体ブロックの表面から薄いフィルムを剥ぐこと(skiving)によってフィルムを製造してもよい。或いは、フィルムは、UHMWPEのインフレーションフィルムであってもよい。
適切なフルオロポリマーは、ポリテトラフルオロエチレン(PFTE);フッ素化エチレンプロピレンコポリマー、例えばテフロンFEPの商品名でデュポンフルオロプロダクトから入手可能なヘキサフルオロプロピレンとテトラフルオロエチレンとの共重合体(テトラフルオロエチレン−ペルフルオロプロピレン);又はテフロンPFAの商品名でデュポンフルオロプロダクトから入手可能なフッ素化炭化水素(ペルフルオルアルコキシ)を含む。これらのフィルムは、押出し成形又はブローイング成形によって作られてもよい。
好ましくは、密閉層は、各ポリマーフィルムの複数の層を含む。一実施態様において、密閉層の厚さにより第1及び第2のポリマーが交互になるように層を配置してもよい。しかし、これが唯一の可能な配置ではない。別の配置では、第1のポリマーの全ての層が第2のポリマーの全ての層に囲まれてもよく、又はその逆でもよい。
密閉層のポリマーフィルムは、シート材を螺旋状に巻くことによって管状の形態に巻かれた材料のシートで形成されていることが好ましい。各々のポリマーフィルムは、ホースの一端部からもう一方の端部まで内部補強層の周囲に巻き付けられる単一連続シートで構成されてもよい。しかし、より一般には(かつホースの長さに応じて)、複数の異なる長さのポリマーフィルムが内部補強層の周囲に巻かれ、各長さのフィルムがホース長さの一部を覆うであろう。必要に応じて、密閉層は、内部補強層の上に配置される少なくとも2つの熱収縮可能な密閉スリーブ(すなわち、管状の形態)を含んでもよい。該スリーブのうちの少なくとも2つは、異なる材料で作られるべきである。
密閉層は少なくとも2つの異なるフィルムで構成され、これらは重なり合うように配置されるのが好ましい。密閉層は少なくとも5つの重なり合う層を含むことが好ましく、少なくとも10の重なり合う層を含むことが更に好ましい。実際には、密閉層は20、30、40、50以上の重なり合うフィルムの層を含んでもよい。層の数の上限値は、ホースの全体の大きさに依存するが、100層を超えて必要とされることはないようである。通常は、多くて50層あれば十分である。フィルムの各層の厚さは、典型的には、50マイクロメータ〜100マイクロメータの範囲にあるであろう。該層は、少なくとも2種類の異なるポリマーフィルムで構成される。
もちろん、2つ以上の密閉層を設けてもよいことが理解されるであろう。
好ましくは、密閉層は、金属、金属酸化物、又はそれらの混合物を一部或いは全体に含む、少なくとも1つの層を更に含む。本明細書において、他に記載がない限り、金属含有フィルムの言及には金属酸化物含有フィルムが含まれる。従って、金属層は、金属フィルムの層(すなわち、実質的に全体が金属、金属酸化物若しくはそれらの混合物からなる独立の層)、或いはポリマー被覆金属フィルム又は金属蒸着ポリマーフィルムであってもよい。金属層はポリマー被覆金属フィルムであることが好ましい。該金属は、例えば、酸化アルミニウムであってもよい。該ポリマーは、例えば、ポリエステルであってもよい。
適切なポリマー被覆金属フィルムには、商品名MEX505、MET800、MET800B及びMET852(好ましくは、MET800B)で、ハイファイインダストリアルフィルム(HiFi Industrial Film)(Stevenage, England)から入手可能なフィルムが含まれる。
更なる金属層を密閉層の外側に配置してもよい。好ましくは、更なる金属層を管状本体と外部把持部材との間に配置する。また、ここでロックウール層を、好ましくは密閉層と外部金属層との間に、熱絶縁性を改良するために設けてもよく、この目的は、これらの2つの金属層の間に熱環(thermal annulus)を作ることである。
本発明の上記の態様において、把持部材は、典型的には、螺旋状把持部材(好ましくはワイヤ)を各々含む。好ましくは、各々の把持部材は、コイルの形態である。把持部材の螺旋は、典型的には、螺旋の半分のピッチ長に相当する距離で互いに並置されるように配置される。把持部材の目的は、管状本体の層を完全な状態で維持し、ホースに構造完全性を提供するために、把持部材の間に管状本体をしっかり把持することである。内部ワイヤ及び外部ワイヤは、例えば、軟鋼、オーステナイト系ステンレス鋼、又はアルミニウムでもよい。必要に応じて、ワイヤは、亜鉛めっきされるか、又はポリマーで被覆されてもよい。内側把持部材は、ホースの外部層を支持する機能を果たすことができる。外部把持部材は、ホース内で流体によって生じる内圧(すなわち、ホースに作用するフープ力及び半径方向力)に対して、ホースを支持する機能を果たすことができる。
把持部材を構成しているワイヤは、かなりの伸張強度を有し得るが、比較的小さい軸力を受けた場合、コイル形状のワイヤの配置によって把持部材が変形し得ることが理解されるであろう。コイルのいかなる有意な変形も、ホースの構造完全性を短時間で破壊するであろう。
本発明によるホースは、幅広い条件、例えば、100℃を超える温度、0℃〜100℃の温度、及び0℃未満の温度での使用に提供され得る。材料を適切に選択することによって、ホースは、−20℃未満の温度、−50℃未満の温度、又は−100℃未満の温度でさえも使用され得る。例えば、LNGの運搬のために、ホースは、−170℃に至る温度で、又はそれよりも低い温度でも使用されなければならないことがあり得る。更に、ホースは、液体酸素(bp−183℃)又は液体窒素(bp−196℃)を運搬するために使用されることも予想され、この場合、ホースは、−200℃以下の温度で使用されなければならないこともあり得る。
本発明によるホースは、様々な異なる役割での使用にも提供され得る。典型的には、ホースの内径は、約2インチ(51mm)〜約24インチ(610mm)の範囲であり、より典型的には、約8インチ(203mm)〜約16インチ(406mm)の範囲であろう。一般に、ホースの作業圧力は、約500kPaゲージ圧〜最高約2000kPaゲージ圧の範囲にあり、又は約2500kPaゲージ圧に至る場合もあり得るだろう。これらの圧力は、ホースの作業圧力に関連があり、(数倍大きいはずの)破裂圧力に関連はない。体積流量は、液状媒体、圧力及び内径に依存する。1000m3/h〜最高12000m3/hの流速が典型的である。
本発明によるホースは、強酸などの腐蝕性物質との使用にも提供され得る。
次に、添付の図面を参照する:
本発明によるホースが作業中に受ける主な応力を示す概略図である。 本発明によるホースの概略的横断面図である。 本発明によるホースの補強層の配置を示す断面図である。 ホース上の軸強化ストリップの配置を示す斜視図である; 軸強化ストリップのうちの1つの拡大図である; 本発明によるホースの4つの用途を示す図である。 本発明によるホースの密閉層を示す横断面図である。
図1は、ホースHが使用中標準的に受ける応力を示す。フープ応力は、矢印HSにより示され、ホースHの周囲に接して作用する応力である。軸方向応力は、矢印ASにより示され、ホースHの長さに沿って軸方向に作用する応力である。屈曲応力は、FSで示され、屈曲した場合ホースHの長手方向軸に対して横方向に作用する応力である。ねじり応力は、TSで示され、ホースの長手方向軸の周りに作用するよじり応力である。圧潰応力は、CSで示され、ホースHの外部に半径方向に加えられた荷重から生じる。
フープ応力HSは、ホースH内の流体の圧力によって発生する。軸方向応力ASは、ホース内の流体の圧力によって、かつホースH内の流体の重量とホースH自体の重量との組み合わせによっても発生する。屈曲応力FSは、ホースHを適切に位置決めするためにホースHを曲げるための必要条件によって、かつ使用中のホースHの運動によって生じる。ねじり応力TSは、ホースをよじることによって生じる。一般に、先行技術のホースはフープ応力HS、屈曲応力FS及びねじり応力TSに耐えることができるが、軸方向応力ASにはそれほど耐えることができない。このため、先行技術のホースは、大きな軸方向応力ASを受けた場合、一般に、軸方向応力ASを最小限にするためには支持されなければならなかった。
図2において、本発明によるホースは、10で概ね示されている。明瞭性を向上させるために、図2及び他の図面において、各種層の巻き付けは示されていない。
ホース10は、内部補強層14、外部補強層16、及び層14と層16との間に挟まれた密閉層18、を含む管状本体12を含む。軸強化を提供する軸強化ストリップ20は、外部補強層16の外部表面の周囲に配置される。
管状本体12及びストリップ20は、内部螺旋状コイルワイヤ22と外部螺旋状ワイヤ24との間に配置される。内部ワイヤ及び外部ワイヤ、22及び24は、コイルの螺旋の半分のピッチ長に相当する距離で互いに並置されるように配置される。
絶縁層26は、外部ワイヤ24の周囲に配置される。絶縁層は、プラスチックフォームなどの従来の絶縁材であってもよく、又は図7に関して後に記載される材料であってもよい。
補強層14及び16は、合成材料、例えば、UHMWPE又はアラミド繊維で織られたファブリックを含む。図3は、内部補強層14を例示し、この図から、内部補強層14が、縦糸方向Wに配置された繊維14a、及び横糸方向Fに配置された繊維14bを含むことが明らかである。図3において、明瞭性を向上させるために、層14のみが示されている。発明者らは、縦糸方向Wがホース10の長手方向に対して20°未満の低角度で、かつ典型的に約15°になるように内部補強層14を配置することによって、ホース10の軸方向強度が向上し得ることを予期せず見出した。この角度は、図3において、記号αで示されている。外部補強層16の構造及び配向は、内部補強層14と実質的に同一である:外部補強層16の角度αは、内部補強層14の角度αと同じでもよく、又は異なってもよい。
密閉層18は、内部補強層14の外部表面の周囲に巻き付けられる複数のプラスチックフィルムの層を含み、内部補強層と外部補強層、14と16との間で流体密封を提供する。
図4A及び4Bは、軸強化ストリップをより詳細に示す。ストリップ20は、縦糸20a及び横糸20bを有するファブリックで作られている。縦糸は横糸に対して90°であり、ストリップ20は、縦糸の方向がホースの長手方向軸に対して0°になるように、ホース上に配置される。図4Aに示されるように、付加的な補強及び/又は保護層30は、ストリップ20と外部把持部材24との間に設けられるのが好ましい。
図6に示されるように、密閉層18は、第1のポリマー(例えば、高度に配向されたUHMWPE)で作られた複数のフィルム層18aを含み、これらの層は、第2のポリマー(例えば、PFTE又はFEP)で作られた複数のフィルム層18bと交互に配置されており、これらの2つのポリマーは、異なる剛性を有する。層18a及び層18bは、内部補強層14の外部表面の周囲に巻き付けられ、内部補強層と外部補強層、14と16との間で流体密封を提供している。先に記載したように、層18a及び層18bは、必ずしも交互に配置される必要はない。例えば、全ての層18aを一緒に配置し、かつ全ての層18bを一緒に配置してもよい。
ホース10は、下記の技術によって製造できる。第1の工程として、所望のピッチを有する螺旋配置を提供するために、支持マンドレル(図示せず)の周囲に内部ワイヤ22を巻く。支持マンドレルの直径は、ホース10の所望の内径に相当する。次いで、縦糸方向Wが所望の角度αにセットされるように、内部補強層14を内部ワイヤ22及び支持マンドレルの周囲に巻き付ける。
次いで、密閉層18を構成する複数のプラスチックフィルム18a、18bの層を、内部補強層14の外部表面の周囲に巻き付ける。通常、フィルム18a及び18bは、ホース10の長さよりも実質的に短く、このため、複数の異なる長さのフィルム18a及び18bを、内部層14の周囲に巻かなければならないであろう。フィルム18a及び18bは、密閉層18の厚さにより交互に配置されるのが好ましい。典型的には、密閉層の厚さにより5層に分かれたフィルム18a及び18bの層になるであろう。
次いで、縦方向Wが所望の角度(それはαであってもよく、又はαに近い他の角度でもよい)にセットされるように、外部補強層16を密閉層18の周囲に巻き付ける。次いで、軸強化ストリップ20を、外部補強層16の外側の上に敷設する。次いで、所望のピッチを有する螺旋配置を提供するために、外部ワイヤ24を更なる補強層21の周囲に巻き付ける。外部ワイヤ24のピッチは、標準的には、内部ワイヤ22のピッチと同じであり、ワイヤ24の位置は、標準的には、ワイヤ24のコイルが半分のピッチ長に相当する距離でワイヤ22のコイルから並置される位置であろう:これは、図2に図示される(ピッチ長は、pと称される)。
ホース10の端部は、ホース10内部で挿入物上にスリーブを圧着することによって封止することができる。一般に、この終端処理は、ホース10をマンドレルから取り外した後になされる。
ホース10の端部は、図2に示されるエンドフィッティング200を用いて封止することができる。図5A〜図5Dは、ホース10の3つの用途を示す。図5A〜図5Cの各々において、浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)102は、本発明によるホース10によって、LNG運搬船104に連結される。ホース10は、FPSO102の貯蔵タンクからLNG運搬船104の貯蔵タンクにLNGを運搬する。図5Aにおいて、ホース10は、海面106よりも上にある。図5Bにおいて、ホース10は、海面106の下で水中に入れられる。図5Cにおいて、ホース10は海面近くで浮く。いずれの場合においても、ホース10は、任意の中間支点なしでLNGを運搬する。図5Dにおいて、LNG運搬船は、ホース10を介して地上貯蔵設備108に連結される。
ホース10は、図5A〜図5Cに示される用途だけでなく、多くの他の用途にも用いることができる。該ホースは、極低温及び非極低温の条件下で用いることができる。
上記の本発明は、修正されてもよいことが理解されるであろう。

Claims (12)

  1. 内部把持部材と外部把持部材との間に配置された可撓性材料の管状本体を含むホースであって、該管状本体が該ホースを通して流体を運搬し、かつ該本体からの流体の漏出を防ぐ働きをし、該管状本体が補強層及び密閉層を含み、ここで該ホースの長さに沿って延在する複数の軸強化ストリップを更に含む、前記ホース。
  2. 前記軸強化ストリップの幅が、該軸強化ストリップを組み合わせて、該ストリップが横たわる前記ホースの円周を20%〜50%覆う幅である、請求項1記載のホース。
  3. 前記軸強化ストリップが、前記ホースの円周に等間隔で配置されている、請求項1又は2記載のホース。
  4. 前記軸強化ストリップが4〜6本ある、請求項1〜3のいずれかに記載のホース。
  5. 前記軸強化ストリップが、縦糸及び横糸を有するファブリックで作られ、該軸強化ストリップの縦糸が、前記ホースの長手方向軸に対して0°〜5°の角度で配置されている、請求項1〜4のいずれかに記載のホース。
  6. 前記ホースの各長手方向の端部に配置されたエンドフィッティングを更に含み、かつここで前記端部管状本体及び前記軸強化ストリップが各々のエンドフィッティングに定着して固定されている、請求項1〜5のいずれかに記載のホース。
  7. 前記軸強化ストリップが、ホースの円周全体に延在していない、請求項1〜6のいずれかに記載のホース。
  8. 前記管状本体が、内部補強層及び外部補強層を含み、かつ前記密閉層が該内部補強層と外部補強層との間に挟まれている、請求項1〜7のいずれかに記載のホース。
  9. 前記管状本体の補強層又は各補強層、及び前記軸強化ストリップが、全て同じポリマー材料で作られている、請求項1〜8のいずれかに記載のホース。
  10. 前記管状本体の補強層又は各補強層、及び前記軸強化ストリップが、全てUHMWPEで作られている、請求項1〜9のいずれかに記載のホース。
  11. 各個別のストリップが、それが横たわる部分の前記ホースの全円周の約5%〜約20%を覆う幅を有する、請求項1〜10のいずれかに記載のホース。
  12. 実質的に、添付の図面を参照して本明細書中に記載されていて、かつ添付の図面に示されているような、ホース。
JP2009517410A 2006-06-29 2007-06-29 軸方向補強ホース Expired - Fee Related JP5746822B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0612991.0 2006-06-29
GBGB0612991.0A GB0612991D0 (en) 2006-06-29 2006-06-29 Improvements relating to hose
PCT/GB2007/002446 WO2008001114A1 (en) 2006-06-29 2007-06-29 Axially reinforced hose

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013230665A Division JP2014052079A (ja) 2006-06-29 2013-11-06 軸方向補強ホース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009542982A true JP2009542982A (ja) 2009-12-03
JP5746822B2 JP5746822B2 (ja) 2015-07-08

Family

ID=36888370

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009517410A Expired - Fee Related JP5746822B2 (ja) 2006-06-29 2007-06-29 軸方向補強ホース
JP2013230665A Pending JP2014052079A (ja) 2006-06-29 2013-11-06 軸方向補強ホース

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013230665A Pending JP2014052079A (ja) 2006-06-29 2013-11-06 軸方向補強ホース

Country Status (14)

Country Link
US (1) US8356636B2 (ja)
EP (1) EP2041466B1 (ja)
JP (2) JP5746822B2 (ja)
CN (1) CN101542178A (ja)
AU (1) AU2007263594B2 (ja)
BR (1) BRPI0713205A2 (ja)
CA (1) CA2656250C (ja)
EA (1) EA014577B1 (ja)
ES (1) ES2425238T3 (ja)
GB (1) GB0612991D0 (ja)
MY (1) MY161828A (ja)
NO (1) NO339156B1 (ja)
SG (1) SG173325A1 (ja)
WO (1) WO2008001114A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013194914A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Toru Ishige 液化天然ガス(lng)発電における改良送管
JP2014228129A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 横浜ゴム株式会社 ゴムホース及びその製造方法
KR101511368B1 (ko) 2013-01-16 2015-04-10 주식회사 한길 내, 외압 및 파열강도를 배가시킨 pvc 호스와 그 제조방법

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2392227T3 (es) * 2003-03-05 2012-12-05 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Conector extremo de tubo flexible
US20100229991A1 (en) 2006-05-08 2010-09-16 Joel Aron Witz Hose
GB0609079D0 (en) * 2006-05-08 2006-06-21 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Improvements relating to hose
AU2007246827B2 (en) 2006-05-08 2013-06-27 Dunlop Oil and Marine Ltd. Improvements relating to hose
GB0616054D0 (en) * 2006-08-11 2006-09-20 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Improvements relating to hose
GB0616053D0 (en) * 2006-08-11 2006-09-20 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Improvements relating to hose
GB0616052D0 (en) 2006-08-11 2006-09-20 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Improvements relating to hose
WO2009034364A1 (en) * 2007-09-14 2009-03-19 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Hose
US9441766B2 (en) 2009-06-02 2016-09-13 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd. Reinforced hose
FR2994242B1 (fr) * 2012-08-03 2015-03-06 Technip France Conduite flexible sous marine comprenant une gaine polymerique interne et/ou externe d'etancheite comprenant un polyethylene a haut poids moleculaire
US11009256B2 (en) * 2018-12-20 2021-05-18 The Boeing Company Crack-resistant polymer foam ducts and method of installing same
WO2021035581A1 (zh) * 2019-08-28 2021-03-04 五行科技股份有限公司 复合管道及其制造方法
FR3116320B1 (fr) * 2020-11-19 2023-11-24 Stelia Aerospace Canalisation thermoplastique renforcée
US11965614B2 (en) 2021-07-22 2024-04-23 Eshwar Chandrasekhar Cable management apparatus

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61112883A (ja) * 1984-11-08 1986-05-30 中興化成工業株式会社 非伸張性ふつ素樹脂製パイプ
JP2006505754A (ja) * 2002-11-11 2006-02-16 ビーエイチピー・ビリトン・ペトローリアム・ピーティーワイ・リミテッド ホースに関する改良

Family Cites Families (120)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB591560A (en) 1945-05-11 1947-08-21 Bell S Asbestos And Engineerin Improvements in or relating to flexible tubing, conduits or the like
GB591307A (en) 1945-11-14 1947-08-13 Compoflex Co Ltd Improvements in or relating to flexible tubing
US956076A (en) 1906-10-30 1910-04-26 Edwin T Greenfield Coupling.
US1178559A (en) 1915-12-30 1916-04-11 John J Vautier Gas-tubing.
US1588606A (en) 1922-02-16 1926-06-15 John M Oden Method of making coupling sleeves
US1607909A (en) 1924-06-05 1926-11-23 John M Oden Gasoline hose
US1599775A (en) 1924-11-03 1926-09-14 West American Rubber Company Rotary hose coupling
US1785345A (en) 1928-05-19 1930-12-16 American Flexible Shaft Mfg Co Casing for flexible shafts
GB323352A (en) 1928-12-15 1930-01-02 Leyland & Birmingham Rubber Co Improvements in or relating to pipe couplings
US1901330A (en) 1930-03-20 1933-03-14 Superflexit Fluid-conductive hose
US1911486A (en) 1931-04-09 1933-05-30 Standard Oil Co Hose coupler
US1810032A (en) 1931-04-16 1931-06-16 Schulthess Ernest Oil hose
US2011781A (en) 1933-08-24 1935-08-20 Tabozzi Giacinto Flexible pipe for oil, essence, and the like, especially for aerial machines
US2184984A (en) 1938-08-12 1939-12-26 Clifford E Van Stone High pressure hose
GB550543A (en) 1941-08-14 1943-01-13 Compoflex Co Ltd Improvements in or relating to flexible tubing
US2371363A (en) 1944-02-08 1945-03-13 Walter G L Smith Hose connector
US2661026A (en) 1948-11-09 1953-12-01 Schulthess Ernest Oil hose
US2610869A (en) 1949-03-30 1952-09-16 Flight Refueling Ltd Flexible hose end connection
US2706494A (en) 1950-11-09 1955-04-19 John F Morse Flexible casing for push-pull cable
GB741643A (en) 1953-10-29 1955-12-07 Compoflex Co Ltd Improvements in couplings for flexible hose
US2858147A (en) 1954-04-21 1958-10-28 Titeflex Inc Renewable fitting for reinforced metallic hose
US2829671A (en) 1954-07-15 1958-04-08 Us Rubber Co Reinforced hose
US2825364A (en) 1954-10-14 1958-03-04 Cullen Flexible supports for fluid-driven drill bits
FR1161980A (fr) 1956-04-25 1958-09-08 Neue Argus Gmbh Raccord pour un tuyau souple en caoutchouc ou en matière synthétique de grand diamètre, et procédé de fixation de ce raccord sur le tuyau
US3004779A (en) 1957-06-07 1961-10-17 Roy H Cullen End coupling for hose having plural layer wire reinforcing
BE574487A (ja) 1958-01-07
GB850131A (en) 1958-06-13 1960-09-28 Cyril Austin Improvements in or relating to couplings or end fittings for flexible conduits
GB895553A (en) 1960-02-24 1962-05-02 Union Carbide Corp Improvements in and relating to hoses for liquid
US3140106A (en) 1960-07-05 1964-07-07 Stratoflex Inc Lip seal case fitting
GB1022141A (en) 1962-04-06 1966-03-09 Btr Industries Ltd Improvements in or relating to the attachment of end fittings to hoses
US3240643A (en) 1962-04-12 1966-03-15 Pittsburgh Plate Glass Co Method and apparatus for making a flexible insulated duct
US3287194A (en) 1962-04-17 1966-11-22 Dayco Corp Method of making a flexible corrugated conduit
US3189370A (en) 1962-07-13 1965-06-15 Dixon Valve & Coupling Co Hose coupling connection for wire reinforced elastomeric cables
DE1425453A1 (de) 1962-08-02 1969-07-10 Continental Gummi Werke Ag Druck- und/oder Saugschlauch
GB1019370A (en) 1963-11-29 1966-02-02 Flexible Tubing Corp Improvements in reinforced flexible hose
GB1034956A (en) 1964-06-10 1966-07-06 Superflexit Improvements in flexible electric conduits or hoses
US3318620A (en) 1965-10-22 1967-05-09 Roy H Cullen Hose end coupling
FR1499956A (fr) 1966-04-28 1967-11-03 Pneumatiques, Caoutchouc Manufacture Et Plastiques Kleber-Colombes Tuyau souple d'aspiration et de refoulement
AU412407B1 (en) 1966-05-16 1971-04-20 Vulcan Australia Limited Insulated ducting
US3462177A (en) 1967-07-31 1969-08-19 Hewitt Robins Inc Flexible hose and coupling therefor
FR1586545A (ja) 1968-10-23 1970-02-20
SU396271A1 (ru) 1970-04-03 1973-08-29 Оправка для изготовления резиновых трубчатых гофрированных изделий
GB1312509A (en) 1970-06-12 1973-04-04 Sompoflex Co Ltd Flexible hose
US3919026A (en) 1970-10-27 1975-11-11 Kuraray Plastics Company Limit Flexible hose manufacturing process
GB1383313A (en) 1971-05-21 1974-02-12 Compoflex Co Ltd Flexible tubing or hoses
US3856052A (en) 1972-07-31 1974-12-24 Goodyear Tire & Rubber Hose structure
US4033612A (en) 1972-11-21 1977-07-05 Institut Francais Du Petrole, Des Carburants Et Lubrifiants Armored flexible pipe equipped with a rigid coupling
USRE28155E (en) 1973-06-18 1974-09-10 Triaxial fabric
AU7028574A (en) 1973-06-29 1976-01-08 Dunlop Australia Ltd Hose pipes
US4091063A (en) 1974-07-11 1978-05-23 Dayco Corporation Hose construction and method of making same
DE2541242A1 (de) 1975-09-12 1977-03-24 Kabel Metallwerke Ghh Armatur fuer eine wellrohrleitung
FR2417707A1 (fr) 1978-02-21 1979-09-14 Coflexip Tubes flexibles flottants
JPS5560788A (en) 1978-10-31 1980-05-08 Bridgestone Tire Co Ltd Hose end structure
NL177759B (nl) 1979-06-27 1985-06-17 Stamicarbon Werkwijze ter vervaardiging van een polyetheendraad, en de aldus verkregen polyetheendraad.
IT1124638B (it) 1979-10-24 1986-05-07 Pirelli Condotto termoisolato
DE2948416C2 (de) 1979-12-01 1985-06-20 Phoenix Ag, 2100 Hamburg Verfahren zum Herstellen von Schläuchen mit Drahteinlage
US4330143A (en) 1979-12-03 1982-05-18 Reneau Bobby J Apparatus for connecting together flowline end portions
ZA807712B (en) 1980-01-10 1981-12-30 Goodyear Tire & Rubber Hose structure
FR2475185A1 (fr) 1980-02-06 1981-08-07 Technigaz Tuyau calorifuge flexible pour fluides notamment cryogeniques
JPS57198329A (en) 1981-05-30 1982-12-04 Nippon Denso Co Ltd Opening and closing device of intake air throttle valve for internal combustion engine
GB2104992B (en) 1981-08-28 1985-07-24 Ti Flexible Tubes Ltd Hose end fitting
GB2104996B (en) 1981-08-28 1985-06-19 Ti Flexible Tubes Ltd Hose
GB2107819B (en) 1981-10-02 1985-01-23 Shell Res Ltd Flexible hose for liquefied gases
NL8104728A (nl) 1981-10-17 1983-05-16 Stamicarbon Werkwijze voor het vervaardigen van polyetheen filamenten met grote treksterkte.
EP0183285B1 (en) 1984-09-28 1990-04-11 Stamicarbon B.V. Process for the continuous preparation of homogeneous solutions of high-molecular polymers
DE3440459A1 (de) 1984-11-06 1986-05-07 Phoenix Ag, 2100 Hamburg Folienschlauch
NL8502298A (nl) 1985-08-21 1987-03-16 Stamicarbon Werkwijze voor het vervaardigen van polyethyleenvoorwerpen met hoge treksterkte en modulus.
US4634153A (en) 1985-09-03 1987-01-06 Hydrafit, Inc. Reusable hose fitting
JPS62130286U (ja) 1986-02-07 1987-08-17
US4718459A (en) 1986-02-13 1988-01-12 Exxon Production Research Company Underwater cryogenic pipeline system
US4826354A (en) 1986-03-31 1989-05-02 Exxon Production Research Company Underwater cryogenic pipeline system
CH671443A5 (ja) 1986-10-13 1989-08-31 Fischer Ag Georg
US4950001A (en) 1987-12-11 1990-08-21 Simplex Wire & Cable Graduated friction anchor
US5182147A (en) 1988-10-14 1993-01-26 Dantec Ltd. Composite hose
US4924679A (en) 1989-10-02 1990-05-15 Zwick Energy Research Organization, Inc. Apparatus and method for evacuating an insulated cryogenic hose
NL8903178A (nl) 1989-12-29 1991-07-16 Stamicarbon Werkwijze voor het onderling hechten van lagen ultra-hoog moleculair polyethyleen.
DE9207276U1 (de) 1992-05-05 1992-10-01 Witzenmann GmbH, Metallschlauch-Fabrik Pforzheim, 7530 Pforzheim Kompensationselement für Kunststoffmantelrohrleitungen
EP0596147A1 (en) * 1992-11-02 1994-05-11 Kenjiro Nakamura Braid-reinforced flexible hose and apparatus for manufacturing the same
DE4411221A1 (de) 1994-03-31 1995-10-05 Hilti Ag Rohrschellenverschluss
GB2289107A (en) 1994-04-25 1995-11-08 Conoco Inc Composite tubing with low coefficient of expansion
DE9407409U1 (de) 1994-05-04 1994-07-07 BRUGG Rohrsysteme GmbH, 31515 Wunstorf Flexibles wärmeisoliertes Leitungsrohr
JP3556278B2 (ja) 1994-07-15 2004-08-18 株式会社明治フレックス コンポジットホース
JP3453940B2 (ja) * 1994-08-11 2003-10-06 東海ゴム工業株式会社 燃料ホースおよびそれに用いる樹脂組成物
US5485870A (en) 1994-12-05 1996-01-23 Kraik; Newell P. Wire wrapped composite spiral hose and method
US5480193A (en) 1995-05-22 1996-01-02 Echols; Joseph A. Clamp for push-on couplings
US5685576A (en) 1995-06-06 1997-11-11 Wolfe; Donald H. Pipe coupling
US5639128A (en) 1995-06-21 1997-06-17 Wellstream, Inc. Method of and apparatus for securing a multi-layered flexible flowline to an end fitting
NO308786B1 (no) 1995-06-22 2000-10-30 Norske Stats Oljeselskap Roterende koplingsanordning med integrert LNG-løp
GB9515012D0 (en) 1995-07-21 1995-09-20 Dunlop Ltd Improvements in and relating to reinforced hose
FR2753257B1 (fr) 1996-09-12 1998-10-16 Air Liquide Ligne de transfert de fluide cryogenique
US5698278A (en) 1996-09-20 1997-12-16 The Goodyear Tire & Rubber Company Smooth bore hot tar and asphalt hose
FR2756358B1 (fr) 1996-11-22 1999-01-29 Inst Francais Du Petrole Gaine a permeabilite limitee et application aux conduites sous pression
US5893681A (en) 1997-01-06 1999-04-13 Senior Engineering Investments Ag Flexible pipe having a flexible wrap applied thereto and method for attaching the wrap
FR2758588B1 (fr) 1997-01-23 1999-02-19 Hutchinson Flexible de decouplage monte dans une ligne d'echappement d'un moteur de vehicule automobile
US6074717A (en) 1997-07-29 2000-06-13 Dayco Products, Inc. Flexible hose having an aluminum barrier layer to prevent ingestion of oxygen
JPH11197249A (ja) * 1998-01-16 1999-07-27 Hitachi Cable Ltd カテーテルチューブの製造方法
GB2339251B (en) 1998-06-23 2003-06-18 British Steel Plc Laying of undersea pipes
JP3482515B2 (ja) 1998-08-28 2003-12-22 東拓工業株式会社 管端連結継手
US6334466B1 (en) 1998-10-09 2002-01-01 The Gates Corporation Abrasion-resistant material handling hose
GB0014352D0 (en) 2000-06-12 2000-08-02 Bhp Petroleum Pty Ltd End fitting for a hose
GB2366345A (en) 2000-06-12 2002-03-06 Bhp Petroleum Pty Ltd Hose incorporating an improved sealing layer
ATE316220T1 (de) 2000-06-12 2006-02-15 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Schlauch
FR2816389B1 (fr) 2000-11-08 2003-05-30 Coflexip Embout pour conduite flexible
FR2817606B1 (fr) 2000-12-01 2003-03-28 Trelleborg Ind Tuyau flexible a bride de raccordement et procede d'obtention d'un tel tuyau
DE10142719A1 (de) 2001-08-31 2003-04-03 Brugg Rohrsysteme Gmbh Wärmeisoliertes Leitungsrohr
GB0206074D0 (en) 2002-03-15 2002-04-24 Smiths Group Plc Ducting
JP2004169824A (ja) 2002-11-20 2004-06-17 Tokai Rubber Ind Ltd 可撓性ホース
JP4010238B2 (ja) 2002-12-06 2007-11-21 東海ゴム工業株式会社 蛇腹金属管付ホース
GB2396138B (en) 2002-12-12 2004-10-27 Bluewater Terminal Systems Nv Off-shore mooring and fluid transfer system
ES2392227T3 (es) 2003-03-05 2012-12-05 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Conector extremo de tubo flexible
US7004201B2 (en) 2003-06-23 2006-02-28 Tokai Rubber Industries, Ltd. Vibration absorbing hose
AU2004229037B2 (en) 2003-11-20 2010-05-20 Itp Pipeline for the transportation of liquefied natural gas
CN1914448B (zh) * 2004-01-27 2010-12-22 宇部兴产株式会社 叠层管
JP2006097716A (ja) 2004-09-28 2006-04-13 Tokai Rubber Ind Ltd 高耐圧振動吸収ホース及びその製造方法
US20100229991A1 (en) 2006-05-08 2010-09-16 Joel Aron Witz Hose
AU2007246827B2 (en) 2006-05-08 2013-06-27 Dunlop Oil and Marine Ltd. Improvements relating to hose
GB0609079D0 (en) 2006-05-08 2006-06-21 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Improvements relating to hose
GB0616054D0 (en) 2006-08-11 2006-09-20 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Improvements relating to hose
GB0616053D0 (en) 2006-08-11 2006-09-20 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Improvements relating to hose
GB0616052D0 (en) 2006-08-11 2006-09-20 Bhp Billiton Petroleum Pty Ltd Improvements relating to hose

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61112883A (ja) * 1984-11-08 1986-05-30 中興化成工業株式会社 非伸張性ふつ素樹脂製パイプ
JP2006505754A (ja) * 2002-11-11 2006-02-16 ビーエイチピー・ビリトン・ペトローリアム・ピーティーワイ・リミテッド ホースに関する改良

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013194914A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Toru Ishige 液化天然ガス(lng)発電における改良送管
KR101511368B1 (ko) 2013-01-16 2015-04-10 주식회사 한길 내, 외압 및 파열강도를 배가시킨 pvc 호스와 그 제조방법
JP2014228129A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 横浜ゴム株式会社 ゴムホース及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2656250A1 (en) 2008-01-03
EA014577B1 (ru) 2010-12-30
EP2041466B1 (en) 2013-05-22
NO339156B1 (no) 2016-11-14
AU2007263594A1 (en) 2008-01-03
US20100059133A1 (en) 2010-03-11
EP2041466A1 (en) 2009-04-01
CA2656250C (en) 2015-01-20
CN101542178A (zh) 2009-09-23
US8356636B2 (en) 2013-01-22
SG173325A1 (en) 2011-08-29
JP2014052079A (ja) 2014-03-20
WO2008001114A1 (en) 2008-01-03
MY161828A (en) 2017-05-15
AU2007263594B2 (en) 2013-07-25
ES2425238T3 (es) 2013-10-14
GB0612991D0 (en) 2006-08-09
JP5746822B2 (ja) 2015-07-08
NO20085293L (no) 2009-01-16
BRPI0713205A2 (pt) 2012-04-10
EA200970070A1 (ru) 2009-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5746822B2 (ja) 軸方向補強ホース
JP5179473B2 (ja) ホースに関する改良
EP1677040B1 (en) Hose connector
JP5290255B2 (ja) ホースに関する改良
JP5564253B2 (ja) 強化ホース
US9441766B2 (en) Reinforced hose
GB2366348A (en) Hose incorporating an improved sealing layer
GB2368377A (en) Hose having improved axial strength
GB2366344A (en) Hose

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120910

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130709

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131106

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140129

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20140328

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141128

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5746822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees