JP2009542688A - フルオロオレフィンへのハイドロフルオロカーボンの接触付加 - Google Patents

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Abstract

RRCCRF(式中、RはCH、CHF、CF、およびF(CFCHCH(ここで、nは1〜10の整数である)からなる群から選択され、各Rは独立して、H、Cl、FおよびCFからなる群から選択され、そして各Rは独立して、H、FおよびCFからなる群から選択される)の製造方法が開示される。本方法は、SbFの存在下にRFをRC=CRと反応させてRRCCRFを含む生成物混合物を生成する工程であって、反応温度が約−60℃〜約−10℃であり、ただし、RC=CR中の炭素原子の総数が5以下である工程を含む。

Description

本開示は一般にハロゲン化アルカンの製造方法に関する。より具体的には、本開示は、フルオロオレフィンの炭素−炭素二重結合へのハイドロフルオロカーボンのSbF接触付加を用いる方法に関する。
触媒としてSbFを使用するフルオロオレフィンへのハイドロフルオロカーボンの付加方法は米国特許第6,184,426号明細書に記載されている。
ハロゲン化化合物、特に、フルオロカーボンおよびハイドロフルオロカーボンなどの、フッ素化化合物は、冷媒、溶媒、洗浄剤、発泡剤、エアゾール噴射剤、伝熱媒体、誘電体、消火剤、滅菌剤および動力サイクル作動流体などとして産業界で広く使用されてきた。しかしながら、これらのハロゲン化化合物を製造するために用いられる方法からの副反応は、かなりの量の望ましくない副生物を生成する。これらの副生物には、かなりの地球温暖化係数(GWP)を有するかもしれないパーフルオロカーボンおよび他の化学品、または反応器および装置を汚し、保守コストを増加させ得るポリマーが含まれる。
従って、ハロゲン化化合物の生産のための新規製造方法が必要とされている。
RRCCRF(式中、RはCH、CHF、CF、およびF(CFCHCH(ここで、nは1〜10の整数である)からなる群から選択され、各Rは独立して、H、Cl、FおよびCFからなる群から選択され、そして各Rは独立して、H、FおよびCFからなる群から選択される)の製造方法が提供された。本方法は、SbFの存在下にRFをRC=CRと反応させてRRCCRFを含む生成物混合物を生成する工程であって、反応温度が約−60℃〜約−10℃であり、ただし、RC=CR中の炭素原子の総数が5以下である工程を含む。
前述の概要および以下の詳細な説明は、例示的および説明的なものであるにすぎず、添付の特許請求の範囲に定義されるような、本発明を限定するものではない。
以下に説明される実施形態の詳細を述べる前に、幾つかの用語が定義されるかまたは明確にされる。
用語「パーフルオロカーボン」は、CおよびFのみからなる化合物を意味することを意図される。パーフルオロカーボンには、直鎖および分枝鎖化合物の両方が含まれる。パーフルオロカーボンにはまた、環式および非環式化合物の両方が含まれる。
用語「パーフルオロエーテル」は、エーテル結合を有する、そしてC、OおよびFのみからなる化合物を意味することを意図される。パーフルオロエーテルには、直鎖および分枝鎖化合物の両方が含まれる。パーフルオロエーテルにはまた、環式および非環式化合物の両方が含まれる。
用語「パーフルオロ第三級アミン」は、水素全てがフッ素で置換された第三級アミンを意味することが意図される。
本明細書で用いるところでは、用語「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、「含まれる(includes)」、「をはじめとする(including)」、「有する(has)」、「有する(having)」またはそれらの任意の他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図される。例えば、要素のリストを含むプロセス、方法、物品、もしくは装置は、それらの要素のみに必ずしも限定されず、明確にリストされないか、またはかかるプロセス、方法、物品、もしくは装置に固有である他の要素を含んでもよい。さらに、相反する記載がない限り、「または」は、包含的な「または」を意味し、そして排他的な「または」を意味しない。例えば、条件AまたはBは、次のいずれか1つで満たされる:Aは真であり(または存在し)かつBは偽である(存在しない)、Aは偽であり(または存在せず)かつBは真である(または存在する)、およびAおよびBの両方とも真である(または存在する)。
同様に、単数形(「a」または「an」)の使用は、本明細書に記載される要素および成分を記載するために採用される。これは、便宜上および本発明の範囲の一般的な意味を与えるために行われるにすぎない。この記載は、1つまたは少なくとも1つを包含すると読まれるべきであり、そして単数はまた、それが複数ではないことを意味することが明確でない限り複数を包含する。
特に明確にされない限り、本明細書に用いられる全ての技術的および科学的用語は、本発明が属する技術の当業者によって一般に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書に記載されるものに類似のまたは等価の方法および材料を本発明の実施形態の実施または試験に用いることができるが、好適な方法および材料は以下に記載される。本明細書に言及される全ての刊行物、特許出願、特許、および他の参考文献は、特に節が言及されない限り、全体が参照により組み込まれる。矛盾が生じた場合には、定義をはじめとして、本明細書が優先される。加えて、材料、方法、および実施例は例示的であるにすぎず、限定的であることを意図されない。
RRCCRF(式中、RはCH、CHF、CF、およびF(CFCHCH(ここで、nは1〜10の整数である)からなる群から選択され、各Rは独立して、H、Cl、FおよびCFからなる群から選択され、そして各Rは独立して、H、FおよびCF(例えば)からなる群から選択される)の製造方法が提供された。本明細書で用いるところでは、「独立して〜から選択される」は、所与の生成物またはフルオロオレフィンについて、R基が同一である必要がなく、そしてR基が同一である必要がないことを意味する。例えば、2つのR基のうち、1つはHであってもよく、他はCFであってもよく、そして分子中に存在する2つのR基のうち、1つはH、他はCFであってもよい。
本方法は、SbFの存在下にRFをフルオロオレフィン、RC=CRと反応させてRRCCRFを含む生成物混合物を生成する工程であって、反応温度が約−60℃〜約−10℃である工程を含む。本発明の一実施形態では、RC=CR中の炭素原子の総数は5以下である。本発明の実施に有用なフルオロオレフィンは、様々な製造業者から商業的に入手可能であるか、またはその完全な開示がまた参照により本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第2006/0106263 A1号明細書、もしくはその完全な開示がまた参照により本明細書に組み込まれる関連の米国特許出願第11/264183号明細書に開示されている方法を用いて製造することができる。
多くの態様および実施形態を上に記載してきたが、例示的であるにすぎず、限定されるものではない。本明細書を読んだ後で、当業者は、他の態様および実施形態が本発明の範囲から逸脱することなく可能であることを理解する。
実施形態の任意の1つ以上の他の特徴および利益は、以下の詳細な説明から、および特許請求の範囲から明らかであろう。
RRCCRFの製造方法に使用することができるRFの例には、CHF、CHおよびCHCHFが挙げられる。
RRCCRFの製造方法に使用することができるRC=CRの例には、CF=CF、CFCF=CF、CClF=CF、CClF=CClF、CHF=CF、CH=CF、CFCH=CF、およびCHF=CFCFが挙げられる。
SbFはギャラクシー・ケミカルズ社(米国オクラホマ州クレアモア)(Galaxy Chemicals LLC.(Claremore、Oklahoma、U.S.A.))から商業的に入手可能である。
反応器に供給されるRF対RC=CRのモル比は少なくとも1:1である。本発明の一実施形態では、反応器に供給されるRF対RC=CRのモル比は1.1:1より大きく、特に少なくとも2:1である。本発明の別の実施形態では、反応器に供給されるRF対RC=CRのモル比は少なくとも3:1である。
場合により、溶媒が反応プロセスに用いられてもよい。本発明の一実施形態では、RFはまた溶媒としても使用される。本発明の別の実施形態では、溶媒は、反応中に他の化合物または触媒と反応しない不活性な化合物である。好適な不活性溶媒は、RCCRF(式中、RはCH、CHF、CF、およびF(CFCHCH(ここで、mは1〜10の整数である)からなる群から選択され、各Rは独立して、H、Cl、FおよびCFからなる群から選択され、そして各Rは独立して、H、FおよびCFからなる群から選択される)、パーフルオロカーボン、パーフルオロエーテルおよびパーフルオロ第三級アミンからなる群から選択されてもよい。
本発明の一実施形態では、不活性溶媒は、生成物RRCCRF、すなわち、R=R、R=R、R=Rと同じ化合物である。
本発明の別の実施形態では、RFおよびSbFは、RC=CRと接触する前に予め混合される。
本発明の別の実施形態では、少なくとも一部のRF、SbF、および少なくとも1つの不活性溶媒は、RC=CRと接触する前に予め混合される。
本発明の別の実施形態では、少なくとも一部のRF、SbF、および少なくとも1つの不活性溶媒は、RC=CRと接触する前に予め混合される。かかる予め混合された混合物中で、RF対総量の不活性溶媒のモル比は95:5未満である。
本発明の別の実施形態では、少なくとも一部のRF、SbF、および少なくとも1つの不活性溶媒は、RC=CRと接触する前に予め混合される。かかる予め混合された混合物中で、RF対総量の不活性溶媒のモル比は70:30未満である。
本発明の別の実施形態では、HFは独立して反応器に全く供給されない。SbFならびに、RFおよびRC=CRなどの、反応器に供給される他の化合物は、不純物として少量のHFを含有してもよいことは理解される。HFはまた副反応、例えば、SbFが溶媒または他の化合物中の水分と反応することによって生成するかもしれない。しかしながら、HFは一般に避けられるべきである。
反応プロセスに用いられる温度は典型的には約−60℃〜−10℃の範囲である。本発明の一実施形態では、反応プロセスに用いられる温度は約−50℃〜−10℃の範囲である。本発明の別の実施形態では、反応プロセスに用いられる温度は約−40℃〜−10℃の範囲である。本発明の別の実施形態では、反応プロセスに用いられる温度は約−35℃〜−10℃の範囲である。
温度が約−10℃より高いときに比較的大量のCFCFが反応プロセスで生成することが分かった。理論に制約されることなく、CFCFはCF=CFとSbFとの間の反応によって生成されると考えられる。この反応はSbFを消費し、最小限にされるべきである。
反応時間は決定的に重要であるわけではなく、典型的には約5秒〜約10時間の範囲である。本発明の一実施形態では、反応時間は約1時間〜約5時間の範囲である。
反応に用いられる圧力は決定的に重要であるわけでない。典型的には、反応は自生圧下に行われる。しかしながら、圧力は、RC=CRがテトラフルオロエチレンであるとき300psigを超えるべきではない。
生成物RRCCRFは、蒸留、例えば分留によって生成物混合物から回収することができる。
反応器、蒸留塔、およびそれらの関連供給ライン、流出物ライン、ならびに本発明の実施形態の方法を適用するのに用いられる関連装置は、耐腐食性材料で構成されるべきである。構成の典型的な材料には、特にオーステナイトタイプの、ステンレススチール、モネル(Monel)TMニッケル−銅合金、ハステロイ(Hastelloy)TMニッケル−ベースの合金、およびインコネル(Inconel)TMニッケル−クロム合金などの周知の高ニッケル合金、ならびに銅クラッドスチールが含まれる。
SbFは感水性であるので、反応は無水またはほぼ無水条件下に行われるべきである、すなわち、反応器に供給される化合物ならびに反応器自体および関連供給ラインは乾燥しているべきである。
本明細書に記載される概念は、特許請求の範囲に記載される本発明の範囲を限定しない、以下の実施例でさらに記載される。
記号一覧
HFC−32はCHである。
HFC−236cbはCFCFCHFである。
TFEはCF=CFである。
PFC−116はCFCFである。
PTFEはポリテトラフルオロエチレンである。
HFC−245cbはCFCFCHである。
HFC−125はCFCFHである。
実施例1
実施例1は、HFC−32とSbFとが予め混合されるときHFC−32とTFEとが−10℃より下の温度で、触媒としてSbFを使用してスムーズに反応してHFC−236cbを生成することを実証する。PFC−116はほとんど生成されない。
1000mlハステロイ・オートクレーブ反応器に五フッ化アンチモン(87.5g、0.40モル)を装入した。反応器を−16℃に冷却し、そして排気した。反応器に次にHFC−32(390g、7.5モル)を装入した。混合物を撹拌した。次にHFC−32/TFE(1.1:1モル比)混合物を、撹拌を続行しながら400ml/分で反応器へ供給した。反応器の温度を−10℃〜−15℃に制御した。計390gのHFC−32/TFE(2.48モルのTFEおよび2.73モルのHFC−32)混合物を加えた後、反応混合物を−12℃で1時間撹拌した。反応生成物混合物を冷トラップ中に集めた。PTFEポリマーは、反応を停止した後反応器に全く見いだされなかった。反応の終わりに、反応器中の生成物混合物の気相および液相の両方をGC−MSによって分析した。分析結果を下の表1および表2にGC面積%の単位で示す。表1および表2に含まれない、少量の他の生成物もまた存在した。気相サンプルは、反応器中の300ml蒸気空間から−16.3℃および48.3psigで採取した。気体法則に従って約2.8×10−4モルのPFC−116が反応で生成していると計算された。
Figure 2009542688
Figure 2009542688
実施例2
実施例2は、HFC−236cbを溶媒として使用できることを実証する。
1000mlハステロイ・オートクレーブ反応器に五フッ化アンチモン(130g、0.55モル)を装入した。反応器を−16℃に冷却し、そして排気した。反応器に次にHFC−32(170g、3.27モル)および236cb(258g、1.70モル)を装入した。混合物を撹拌した。次にHFC−32/TFE(1.1:1モル比)混合物を、撹拌を続行しながら400ml/分で反応器へ供給した。反応器の温度を−10℃〜−15℃に制御した。計480gのHFC−32/TFE(3.05モルのTFEおよび3.36モルのHFC−32)混合物を加えた後、反応混合物を−12℃で1時間撹拌した。反応生成物混合物を冷トラップ中に集めた。PTFEポリマーは、反応を停止した後反応器に全く見いだされなかった。反応の終わりに、反応器中の生成物混合物の気相および液相の両方をGC−MSによって分析した。分析結果を下の表3および表4にGC面積%の単位で示す。表3および表4に含まれない、少量の他の生成物もまた存在した。気相サンプルは、反応器中の360ml蒸気空間から−10℃および42psigで採取した。気体法則に従って約1.6×10−4モルのPFC−116が反応で生成していると計算された。
Figure 2009542688
Figure 2009542688
実施例3(比較)
実施例3は、HFC−32と触媒とを予め混合することなくHFC−32とTFEとを1:1モル比混合物として同時供給するとき、PTFEが生成され、そしてかなりの量のTFEが未反応のまま残ることを実証する。
1000mlハステロイ・オートクレーブ反応器に五フッ化アンチモン(106g、0.49モル)を装入した。反応器を−16℃に冷却し、そして排気した。反応器に次に236cb(353g、2.32モル)を装入した。混合物を撹拌した。
次にHFC−32/TFE(1:1モル比)混合物を、撹拌を続行しながら800ml/分で反応器へ供給した。反応器の温度を−9℃〜−4℃に制御した。計130gのHFC−32/TFE(0.85モルのTFEおよび0.85モルのHFC−32)混合物を加えたとき、反応器中の圧力は17.1psigから90psigに上がった。理論に制約されることなく、触媒はかなり失活し、そして反応はかなり減速したと考えられる。反応生成物混合物を冷トラップ中に集めた。PTFEポリマーが反応器中の冷却コイルの表面上を被覆しているのを見いだされた。反応生成物混合物をGC−MSによって分析した。分析結果を下の表5にGC面積%の単位で示す。表5に含まれない、少量の他の生成物もまた存在した。
Figure 2009542688
実施例4(比較)
実施例4は、反応温度が約−5℃であるとき、比較的大量のCFCFが生成されることを実証する。
1000mlハステロイ・オートクレーブ反応器に五フッ化アンチモン(130g、0.55モル)を装入した。反応器を−16℃に冷却し、そして排気した。反応器に次にHFC−32(154.8g、2.98モル)および236cb(216g、1.42モル)を装入した。混合物を撹拌した。次にHFC−32/TFE(1.1:1モル比)混合物を、撹拌を続行しながら400ml/分で反応器へ供給した。反応器の温度を−7℃〜−3℃に制御した。計185gのHFC−32/TFE(1.18モルのTFEおよび1.30モルのHFC−32)混合物を加えた後、反応混合物を−5℃で1時間撹拌した。反応生成物混合物を冷トラップ中に集めた。PTFEポリマーは、反応を停止した後反応器に全く見いだされなかった。反応の終わりに、反応器中の生成物混合物の気相および液相の両方をGC−MSによって分析した。分析結果を下の表6および表7にGC面積%の単位で示す。表6および表7に含まれない、少量の他の生成物もまた存在した。気相サンプルは、反応器中の600ml蒸気空間から−7℃および41psigで採取した。気体法則に従って約3.6×10−3モルのPFC−116が反応で生成していると計算された。
Figure 2009542688
Figure 2009542688
実施例5(比較)
実施例5は、上の実施例2および3に類似の条件下にTaFを触媒として使用するとき反応がCHとCF=CFとの間で全く起こらないことを実証する。
400mlハステロイC振盪機チューブにTaF(8g、0.029モル)を装入した。チューブを−30℃に冷却し、そして排気した。チューブに次にCH(26g、0.5モル)およびCF=CF(40g、0.4モル)を装入した。次に反応混合物を100℃に暖め、100℃で8時間撹拌した。反応は全く検出されなかった。
実施例6
実施例6は、反応温度が約0℃であるとき、比較的大量のCFCFが生成され、そ
してPTFEもまた生成されることを実証する。
1000mlハステロイ・オートクレーブ反応器に五フッ化アンチモン(71g、0.33モル)を装入した。反応器を−30℃に冷却し、そして排気した。反応器に次にHFC−32(164g、3.15モル)および236cb(200g、1.32モル)を装入した。混合物を撹拌し、次に0℃まで暖めた。次に0℃でHFC−32/TFE(1.1:1モル比)混合物を、撹拌を続行しながら400ml/分で反応器へ供給した。反応器の温度を−2℃〜0℃に制御した。計215gのHFC−32/TFE(1.37モルのTFEおよび1.50モルのHFC−32)混合物を加えた後、供給を停止した。次に反応混合物を0℃で1時間撹拌した。反応生成物混合物を冷トラップ中に集めた。PTFEポリマーが反応を停止した後反応器中に見いだされた。反応の終わりに、反応器中の生成物混合物の気相をGC−MSによって分析した。分析結果を下の表8にGC−MS面積%の単位で示す。表8に含まれない、少量の他の生成物もまた存在した。気相サンプルは、反応器中の600ml蒸気空間から0℃および64psigで採取した。外部標準および気体法則に従って約2.45×10−3モルのPFC−116が反応で生成していると計算された。それは、供給されたTFEの約0.18%がPFC−116にフッ素化されたことを意味する。
Figure 2009542688
実施例7
実施例7は、反応温度が約−30℃であるとき、比較的少量のCFCFが生成されることを実証する。
1000mlハステロイ・オートクレーブ反応器に五フッ化アンチモン(69g、0.32モル)を装入した。反応器を−30℃に冷却し、そして排気した。反応器に次にHFC−32(178g、3.42モル)および236cb(201g、1.32モル)を装入した。混合物を−30℃で撹拌した。次に−30℃でHFC−32/TFE(1.1:1モル比)混合物を、撹拌を続行しながら400ml/分で反応器へ供給した。反応器の温度を−27℃〜−32℃に制御した。計260gのHFC−32/TFE(1.65モルのTFEおよび1.82モルのHFC−32)混合物を加えた後、反応混合物を−30℃で1時間撹拌した。反応生成物混合物を冷トラップ中に集めた。PTFEポリマーは、反応を停止した後反応器に全く見いだされなかった。反応の終わりに、反応器中の生成物混合物の気相をGC−MSによって分析した。分析結果を下の表9にGC−MS面積%の単位で示す。表9に含まれない、少量の他の生成物もまた存在した。気相サンプルは、反応器中の600ml蒸気空間から0℃および64psigで採取した。外部標準および気体法則に従って約4.9×10−4モルのPFC−116が反応で生成していると計算された。それは、供給されたTFEの約0.024%がPFC−116にフッ素化されたことを意味する。
Figure 2009542688
実施例8
実施例8は、予め混合されたHFC−32/HFC−236cb(70:30モル比)混合物が使用されるとき、ほんの微量のタールが生成されたことを実証する。
1000mlハステロイ・オートクレーブ反応器に五フッ化アンチモン(71g、0.33モル)を装入した。反応器を−30℃に冷却し、そして排気した。反応器に次にHFC−32(164g、3.15モル)およびHFC−236cb(200g、1.32モル)を装入した。混合物を撹拌し、次に−10℃まで暖めた。次に−10℃でHFC−32/TFE(1.1:1モル比)混合物を、撹拌を続行しながら400ml/分で反応器へ供給した。反応器の温度を−12℃〜−9℃に制御した。計260gのHFC−32/TFE(1.656モルのTFEおよび1.82モルのHFC−32)混合物を加えた後、供給を停止した。次に反応混合物を−10℃で1時間撹拌した。反応生成物混合物を冷トラップ中に集めた。600gの水を、触媒を分解するために反応器へポンプ送液した。微少のタールが反応器中に分解された触媒中に見いだされた。反応の終わりに、反応器中の生成物混合物の気相および液相の両方をGC−MSによって分析した。分析結果を下の表10および11にGC−MS面積%の単位で示す。表10および11に含まれない少量の他の生成物もまた存在した。気相サンプルは、反応器中の蒸気空間から−10℃および41psigで採取した。
Figure 2009542688
Figure 2009542688
実施例9
実施例9は、HFC−32が不活性溶媒なしで反応器に供給されるとき、比較的大量のタールが生成されたことを実証する。
1000mlハステロイ・オートクレーブ反応器に五フッ化アンチモン(100g、0.46モル)を装入した。反応器を−30℃に冷却し、そして排気した。反応器に次にHFC−32(450g、8.65モル)を装入した。混合物を撹拌し、次に−10℃まで暖めた。次に−10℃で撹拌を続行しながらTFEを200ml/分で反応器へ供給した。反応器の温度を−12℃〜−9℃に制御した。計180gのTFE(1.8モルのTFE)を加えた後、供給を停止した。次に反応混合物を−10℃で1時間撹拌した。反応生成物混合物を冷トラップ中に集めた。600gの水を、触媒を分解するために反応器へポンプ送液した。大量のタールが反応器中に分解された触媒中に見いだされた。反応の終わりに、反応器中の生成物混合物の気相および液相の両方をGC−MSによって分析した。分析結果を下の表12および13にGC−MS面積%の単位で示す。表12および13に含まれない、少量の他の生成物もまた存在した。気相サンプルは、反応器中の蒸気空間から−10℃および63psigで採取した。
Figure 2009542688
Figure 2009542688
概要または実施例で上に記載された作業の全てが必要とされるわけではないこと、具体的な作業の一部は必要とされないかもしれないこと、ならびに1つ以上のさらなる作業が記載されたものに加えて行われてもよいことに留意されたい。その上さらに、作業が言及される順番は必ずしもそれらが行われる順番ではない。
前述の明細書で、概念は具体的な実施形態に関して記載されてきた。しかしながら、当業者は、様々な修正および変更が下の特許請求の範囲に記載されるような本発明の範囲から逸脱することなく行われ得ることを理解する。従って、本明細書および数字は限定的な意味ではなく例示的な意味で考慮されるべきであり、全てのかかる修正は、本発明の範囲内に包含されることが意図される。
利益、他の利点、および問題の解決策は、具体的な実施形態に関して上に記載されてきた。しかしながら、利益、利点、問題の解決策、および任意の利益、利点、または想到されるかもしくはより顕著になるための解決策をもたらすかもしれないいかなる特徴も、特許請求の範囲のいずれかまたは全ての決定的に重要な、必要な、または本質的な特徴と解釈されるべきではない。
ある種の特徴は、明確にするために、別個の実施形態との関連で本明細書に記載されており、単一実施形態で組み合わせて提供されてもよいことが理解されるべきである。逆に、簡潔にするために、単一実施形態との関連で記載される様々な特徴はまた、別々にまたは任意の副次的組み合わせで提供されてもよい。さらに、範囲で記載される値の言及には、当該範囲内のそれぞれのおよびあらゆる値が含まれる。

Claims (12)

  1. SbFの存在下にRFをRC=CRと反応させてRRCCRFを含む生成物混合物を生成する工程を含む、RRCCRF(式中、RはCH、CHF、CF、およびF(CFCHCH(ここで、nは1〜10の整数である)からなる群から選択され、各Rは独立して、H、Cl、FおよびCFからなる群から選択され、そして各Rは独立して、H、FおよびCFからなる群から選択される)の製造方法であって、反応温度が約−60℃〜約−10℃であり、ただし、RC=CR中の炭素原子の総数が5以下である方法。
  2. 反応温度が約−50℃〜約−10℃である請求項1に記載の方法。
  3. 反応温度が約−40℃〜約−10℃である請求項1に記載の方法。
  4. 反応温度が約−35℃〜約−10℃である請求項1に記載の方法。
  5. HFが反応器に全く供給されない請求項1に記載の方法。
  6. SbFとRFとを予め混合する工程をさらに含む請求項1に記載の方法。
  7. 少なくとも1つの不活性溶媒もまた存在し、該少なくとも1つの不活性溶媒がRCCRF(式中、RはCH、CHF、CF、およびF(CFCHCH(ここで、mは1〜10の整数である)からなる群から選択され、各Rは独立して、H、Cl、FおよびCFからなる群から選択され、そして各Rは独立して、H、FおよびCFからなる群から選択される)、パーフルオロカーボン、パーフルオロエーテルおよびパーフルオロ第三級アミンからなる群から選択される請求項1に記載の方法。
  8. SbFおよび少なくとも1部のRFを少なくとも1つの不活性溶媒と予め混合する工程をさらに含む請求項7に記載の方法。
  9. 予め混合された混合物中の少なくとも1部のRF対総量の少なくとも1つの不活性溶媒のモル比が95:5未満である請求項8に記載の方法。
  10. 予め混合された混合物中の少なくとも1部のRF対総量の少なくとも1つの不活性溶媒のモル比が70:30未満である請求項9に記載の方法。
  11. =R、R=R、R=Rである請求項8に記載の方法。
  12. RがCHFであり、R=R=Fであり、そして少なくとも1つの不活性溶媒が1,1,1,2,2,3−ヘキサフルオロプロパンである請求項11に記載の方法。
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