JP2009537292A - ジェットミルを用いて非常に微細な粒子を生成する方法 - Google Patents

ジェットミルを用いて非常に微細な粒子を生成する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、粉砕気体として圧縮気体を用いるジェットミルにより非常に微細な粒子を生成する方法に関し、粉砕気体が4.5bar(abs)以下の圧力であることにより特徴付けられる。

Description

本発明は、ジェットミルを用いて非常に微細な粒子を生成する方法に関する。
分級されるべき又は粉砕されるべき材料は、粗い粒子及び微細な粒子からなり、当該粗い粒子及び微細な粒子は空気流に乗せられ、ジェットミルの空気分級器のハウジングに導かれるプロダクト流を形成する。プロダクト流は径方向に空気分級器の分級ホイールに導かれる。分級ホイールにおいて、粗い粒子は空気流から分けられ、微細粒子を有する空気流は流出パイプを経て軸方向に分級ホイールから離れる。フィルタにより除去されるべき又は生成されるべき微細粒子を有する空気流はフィルタに導かれ、例えば、空気のような流体と微細粒子とは互いに分けられる。
独国特許出願公開第19824062A1号から、上記のジェットミルが公知であり、高フローエネルギを有する過熱ストームから形成される高いエネルギ粉砕ジェットがジェットミルの粉砕チャンバに導かれる。この粉砕チャンバは、少なくとも1つの粉砕ジェットのためのインレット装置に加えて、粉砕材料のための入口と、プロダクトのための出口を有する。粉砕材料が、過熱流と粉砕材料とから形成される少なくとも1つの粉砕ジェットと交差する領域において、粉砕ジェット及び粉砕材料は少なくともほぼ同一の温度を有している。
さらに、例えば、欧州特許第0472930B1号から、特にジェットミルのための空気分級器が公知である。原理的には、この空気分級器及び操作方法は非常に申し分のないものである。
本発明の目的は、ジェットミルにより非常に微細な粒子を生成する方法をさらに最適化することである。
この目的は、請求項1に記載の非常に微細な粒子を生成する方法により達成される。
よって、粉砕気体として圧縮気体を用いるジェットミルにより非常に微細な粒子を生成する方法は、粉砕気体が4.5bar(abs)以下の圧力を有することにより特徴付けられる。
その結果、圧縮気体を用いるジェットミルのエネルギ的に最適化された操作のための方法が提供される。
好ましい実施例では、無機物のジェット粉砕は粉砕気体を用いてなされる。
さらに、上記方法は、好ましくは、100℃より大きい温度の粉砕気体を用いることにより改良され、特に、粉砕気体の温度は約180℃から約200℃の範囲である。
さらに、上記方法に以下の特徴を与えると有利である。当該特徴は、
粉砕プロセスの比断熱エネルギ消費量(specific adiabatic energy)が、7bar(abs)より大きい粉砕気体圧力を用いて判断され、
その後、同一の粉砕プロセスの比断熱エネルギ消費量が、4.5bar(abs)より小さい粉砕気体圧力を用いて判断され、
2つのエネルギ消費量が比較され、
ad,spec(4.5)ad,spec(7)
の場合には、低い方の圧力範囲が選択されることである。
好ましくは、流動層ジェットミル又は濃厚層(dense bed)ジェットミルが使用される。
好ましくは、2つのエネルギ消費量の判断及びこれらの比較が、ジェットミルの動作が開始される毎、又は再開される毎に行われる。ここで、2つのエネルギ消費量の判断及びこれらの比較が自動で行われる。比較の結果に従い動作モード設定が自動的になされるならば特に有利である。
さらに、ジェットミルに一体化された動的空気分級器が使用されると有利である。空気分級器が、半径が減少するにつれて開口部高さが増大する分級ロータ又は分級ホイールを含み、動作の間、流れが生ずる分級ロータ又は分級ホイールの表面積は少なくともほぼ一定であるとさらに有利である。これとは別個に又は追加して、空気分級器が、埋込パイプ(Tauchrohr)を有する分級ロータ又は分級ホイールを含んでいてもよい。当該埋込パイプは特に交換可能であり、分級ロータ又は分級ホイールが回転するのと同時に回転するように形成される。
また、上記方法の別の実施例においては、下流に行くに従い断面が拡大する微細材料出口チャンバが使用されると有利である。
本発明の好ましい及び/又は有利な方法(実施の形態)は、請求項、請求項の組み合わせ、及び本出願の全てから明らかとなる。
本発明は単に例として図面を参照しつつ以下の実施例を使用してより詳しく説明される。
本発明は、以下において説明され且つ図面に示した実施例及び例示的な用途を参照しつつ、単に例としてより詳しく説明される。すなわち、本発明は、これら実施例及び例示的な用途、又は各実施例及び例示的な用途内の特徴のそれぞれの組み合わせに限定されない。方法及び装置の特徴は、装置及び方法の説明から同じように明らかとなる。
実際の実施例に関連して記載した及び/又は示した個々の特徴は、これら実施例又はこれら実施例の別の特徴との組み合わせに限定されず、代わりに、これらが与えられた文書において別個に扱われていなくても、その他の変形により技術的に可能な範囲内で組み合わされ得る。
各図面及び図面の装置における同一の参照符号は、同一若しくは類似する要素、又は同一若しくは類似する機能である要素を示している。図面を参照すると、上記特徴が以下において説明されているかいないかにかかわらず別個に参照符号を付された上記特徴は明らかになる。一方、本明細書に含められているが、図面において見られない又は示されていない特徴も、当業者により容易に理解される。
ジェットミルを用いて非常に微細な粒子を生成する方法については、本発明により与えられる新しいステップは各ステップの図面を示さなくても十分に明確であり、理解できる。
粉砕気体として圧縮気体を用いるジェットミルにより非常に微細な粒子を生成する方法においては、粉砕気体は4.5bar(abs)以下の圧力を有する。その結果、有利な方法においては、圧縮気体を用いるジェットミルのエネルギ的に最適化された操作のための方法が提供される。
好適な実施例において、無機物のジェット粉砕は粉砕気体によりなされる。上記方法は100℃より大きい温度、特に、約180℃から約200℃の範囲の粉砕気体温度を有する粉砕気体を用いることによりさらに改良されると有利である。
さらに、本発明によれば、例えば、流動層ジェットミルのようなジェットミルを操作する方法において、7bar(abs)より大きい粉砕気体圧力を用いる粉砕プロセスの比断熱エネルギ消費量は、当業者には周知であるセンサ及びプロセッサデバイスを用いて判断される。当該センサ及びプロセッサデバイスの構造は、本明細書においてさらに説明される必要はない。7bar(abs)より大きい粉砕気体圧力において得られる比断熱エネルギ消費量の値はメモリに転送されると有利である。その後、同じセンサ及びプロセッサデバイスを用いて、同一の粉砕プロセスの比断熱エネルギ消費量が、4.5bar(abs)より小さい粉砕気体圧力を用いて判断される。好ましくは、4.5bar(abs)より小さい粉砕気体圧力における比断熱エネルギ消費量の値がメモリに読み込まれる。2つのエネルギ消費量が、例えば、エネルギ消費量の判断に使用されたプロセッサデバイス、又はその他のデバイスを用いて比較され、
ad,spec(4.5)ad,spec(7)
の場合においては、ジェットミルの動作のために低い方の圧力範囲が選択される。対応する動作モードが、例えば適切な公知のデバイスに視覚的に表示された比較の結果に従い手動で設定され得るということの他に、比較の結果に従い対応する動作モードの自動設定が可能である。但し、その条件として、適切な制御手段が与えられ、当該制御手段が、比較結果を判断(決定)するプロセッサデバイスに接続され且つ制御デバイスに接続され、プロセッサデバイスによる比較の結果に基づいて、制御デバイスに対応する動作モードを設定することが必要となる。
本発明による方法は、特に粉砕されるべき新しい材料によるジェット粉砕の新しい動作毎の前に行われると好ましく、従って、ジェットミルの動作処理の全体の一部となる。
さらに、ジェットミルに一体化された動的空気分級器が使用されることが好ましい。ここでは、空気分級器が、半径が減少するにつれて開口部高さが増大する分級ロータ又は分級ホイールを含み、動作の間、流れが生ずる分級ロータ又は分級ホイールの表面積が少なくともほぼ一定であることが好ましい。これとは別個に又は追加して、空気分級器が、埋込パイプ(Tauchrohr)を有する分級ロータ又は分級ホイールを含んでいてもよい。当該埋込パイプは特に交換可能であり、分級ロータ又は分級ホイールが回転するのと同時に回転するように形成される。
また、上記方法を実施する際に、下流に行くに従い断面が拡大する微細材料出口チャンバが使用されると有利である。
図1において、上記方法を実施するジェットミル1の実施例が、概略的に示されている。上述したように、本発明による方法は、手動又は自動で実施されてもよく、この選択は、上記方法の効果に基本的に影響を与えない。自動化した場合、稼働費用のさらなる低減が当然可能であり、当業者に対して公知である装置及び手段によって容易に実施することができる。しかしながら、これは、本発明により新しく提供された各ステップが当業者により知られているということを意味しているわけではない。いずれにせよ、通常の及び特定のセンサ、測定装置、プロセッサ、記憶部(メモリ)、制御装置、及びコントローラの説明が必要ではないことは明白である。なぜなら、本発明による方法のための装置によりこれらを実装することは、この知識のための進歩性を必要としないからである。
図1によるジェットミル1は、粉砕チャンバ3を取り囲む円筒状ハウジング2、粉砕チャンバ3のほぼ半分の高さに設けられた粉砕材料供給器4、粉砕チャンバ3の下方領域に設けられた少なくとも1つの粉砕ジェット入口5、及び粉砕チャンバ3の上方領域に設けられたプロダクト出口6を含んでいる。ある粒子サイズ未満の粉砕材料だけを粉砕チャンバ3からプロダクト出口6を介して排出し且つ選択された値より大きい粒子サイズを有する粉砕材料を別の粉砕プロセスに送るために、空気分級器7が、回転分級ホイール8と共に円筒状ハウジング2に配置され、当該回転分級ホイール8により、粉砕材料(図示せず)が分級される。
分級ホイール8は、空気分級器に用いられる典型的な分級ホイールであってもよい。これら分級器のブレード(以下の説明、例えば図3に関連した説明を参照)は、径方向のブレードチャネルを画定し、当該ブレードチャネルの外側端において分級空気が入り込み、小さな粒子サイズ又は小さな質量の粒子が中心出口及びプロダクト出口6に沿って取り込まれ、一方、大きな粒子又は大きな質量の粒子は遠心力の影響を受けてそらされる。特に、空気分級器7及び/又は少なくとも当該空気分級器7の分級ホイール8は、欧州特許第0472930B1号による少なくとも1つの構造的な特徴(部)を備えている。
1つの粉砕ジェット入口5だけが設けられてもよく、例えば、当該粉砕ジェット入口5は、径方向に向けられた1つの入口開口部又は入口ノズル9からなり、1つの粉砕ジェット10が粉砕材料粒子に高エネルギで衝突する。当該粉砕材料粒子は粉砕材料供給器4から粉砕ジェット10の領域に投入され、粉砕材料粒子は小さな部分粒子に分解され、分級ホイール8により引き出される。当該粉砕材料粒子が適切な小さなサイズ又は質量を有するならば、当該粉砕材料粒子はプロダクト出口6を介して外方向に運ばれる。しかしながら、より良い効果は、対になり直径方向に対向した複数の粉砕ジェット入口5により達成される。当該対になり直径方向に対向した複数の粉砕ジェット入口5は、2つの相互に衝突する粉砕ジェット10を形成し、特に所定の数の粉砕ジェットの対が生成されるならば、1つの粉砕ジェット10だけのときよりもより強い粒子分解を行う。
さらに、例えば、処理温度は、粉砕材料供給器4と粉砕ジェット10の領域との間の内部熱源11若しくは粉砕材料供給器4の外側領域における熱源12の使用によって影響を受け得るか、又は熱損失を防ぎつつ粉砕材料供給器4に導かれた既に加熱された粉砕材料の処理粒子によって影響を受け得る。供給パイプ13は断熱スリーブ14により囲まれている。熱源11又は12は、所定の要求に従い任意に選択され、所定の目的に従い使用されてもよく、市販されているかどうかに従い選択されてもよく、さらなる説明は必要とされない。
温度については、特に、1つの粉砕ジェット又は複数の粉砕ジェット10の温度が関係しており、粉砕材料の温度は少なくともほぼこの粉砕ジェット温度に一致しているべきである。
粉砕ジェット入口5を通って粉砕チャンバ3に導かれる粉砕ジェット10を形成するために、例えば過熱流が使用されてもよいが、その他の適切な流体が使用されてもよい。過熱流が使用される場合、各粉砕ジェット入口5の入口ノズル9の後の水流の熱容量は、入口ノズル9の前の熱容量より非常に低くないことが仮定される。衝突粉砕のために必要とされるエネルギは、フローエネルギにより主に与えられるので、入口ノズル9の入口5と出口16との間の圧力低下は大きくてもよく(圧力エネルギの大部分は、フローエネルギに変えられる)、温度低下が大きくてもよい。特に、この温度低下は、少なくとも2つの衝突する粉砕ジェット10が存在する場合又は2つの粉砕ジェット10が複数存在する場合、粉砕材料及び粉砕ジェット10が粉砕チャンバ3の中心17の領域において同一の温度を有するように、粉砕材料の加熱により十分に補償されるべきである。
特に閉ざされたシステム(closed system)の場合、過熱流から粉砕ジェット10を形成し、調整を行うために、独国特許出願公開第19824062A1号を参照されたい。このことについては、当該独国特許出願公開第19824062A1号の全開示内容は、全範囲を本明細書に含めるものとし、この参照により単なる同一内容の繰り返しを避ける。閉ざされたシステムにより、例えば、最適な効率でホットスラグ(hot slag)(粉砕材料)を粉砕することが可能になる。
動作手段若しくは動作媒体Bの供給をそれぞれ示しているジェットミル1の本発明の実施例の図面において、貯蔵器又は生成装置18、例えばタンク18aが示されており、動作手段又は動作媒体Bは、当該タンク18aからチャネル装置19を介して1つの粉砕ジェット入口5又は複数の粉砕ジェット入口5に導かれ、1つの粉砕ジェット10又は複数の粉砕ジェット10を形成する。タンク18aの代わりに、例えばコンプレッサを使用して、対応する動作媒体Bを提供することができる。
特に、上記空気分級器7を備えているジェットミル1によって、非常に微細な粒子を生成する方法が、一体化された動的空気分級器7により実施される。実施例は、本明細書において、単なる例であり且つ限定を意図しておらず、単なる例であり且つ限定ではないことが理解されるべきである。動作手段Bとして通常、流体が使用され、好ましくは、当該流体は、上記の水蒸気であるが、水素ガス、ヘリウムガス、又は単なる空気であってもよい。
さらに、分級ロータ8が、半径を減少しつつ増大する開口部高さ、すなわち高さ方向に増大する開口部高さを有するならば、特に、流れが生ずる分級ロータ8の表面積が一定であると有利である。これに加えて又はこれとは別個に、下流に行くに従い断面が拡大する微細材料出口チャンバ(図示せず)が設けられてもよい。
ジェットミル1について特に好ましい例は、交換可能な同時回転埋込パイプ20を有する分級ロータ8を含んでいる。
単に説明のため及び全体の理解を深めるために、処理されるべき材料から生成されるべき粒子に関する更なる詳細が以下において説明される。例えば、この材料は、ジェットミルにより粉砕されるアモルファスSiO、又はその他のアモルファス化学生成物を含んでいる。その他の材料は、ケイ酸、シリカゲル、又は所定の量のカーボンブラックを有するケイ酸塩若しくは材料である。
以下において、図2及び図3を参照しつつ、ジェットミル1及びジェットミル1の部品の例示的な例の更なる詳細及び実施例が説明される。
図2の概略図からわかるように、ジェットミル1は一体化された空気分級器7を含んでいる。流動層ジェットミル又は濃厚層ジェットミルのようなジェットミル1の場合、この空気分級器は動的空気分級器7であり、有利には、当該動的空気分級器7は、ジェットミル1の粉砕チャンバ3の中心に配置される。粉砕材料の所望の細かさは粉砕気体体積流量及び分級器の回転速度の関数として影響を受け得る。
図2によるこのジェットミル1の空気分級器7において、垂直型空気分級器7の全体は分級器ハウジング21により囲まれており、当該分級器ハウジング21はハウジングの上方部分22とハウジングの下方部分23とからほぼ形成されている。ハウジングの上方部分22及びハウジングの下方部分23は、上方エッジ及び下方エッジに外方向に向けられた周囲フランジ24及び25をそれぞれ有している。空気分級器8の取り付けられた状態又は機能する状態において、2つの周囲フランジ24、25は一方が他方の上に存在し、適切な手段により互いに対して固定されている。このような固定するために適切な手段は、例えばネジ接続手段(図示せず)である。クランプ(図示せず)等が取り外し可能な取付手段として使用され得る。
フランジ周縁の事実上任意の位置において、周囲フランジ24及び25は関節部26により互いに結合されており、ハウジングの上方部分22は、フランジ結合手段の取り外しの後に、ハウジングの下方部分23に対して矢印27の方向に上方に回動(旋回)されることができ、ハウジングの上方部分22は下方からアクセス可能になり、ハウジングの下方部分23は上方からアクセス可能になる。ハウジングの下方部分23は、当該下方部分23の一部として、2つの部品から形成され、上方開口端部に周囲フランジ25を有する円筒状の分級スペースハウジング28と下方向に同軸で先細になった排出コーン状部材29とを含んでいる。排出コーン29及び分級スペースハウジング28は、フランジ30及び31を有する上方端部又は下方端部において一方が他方の上に存在し、排出コーン状部材29及び分級スペースハウジング28の2つのフランジ30、31は、周囲フランジ24、25のように取り外し可能な取付手段(図示せず)により互いに結合されている。このように組み立てられる分級器ハウジング21は支持アーム28a内に吊されるか支持アーム28aに(から)吊される。これら支持アームの幾つかは、ジェットミル1の空気分級器7の分級器又はコンプレッサハウジング21の周囲の周りに、できる限り均一な間隔で配置され、円筒状の分級スペースハウジング28と接触している。
空気分級器7の取り付けられたハウジング装置の必須の部分は、上方カバーディスク32、軸方向にスペースを空けられた下方流出側カバーディスク33、及びブレード34を有する分級ホイール8であり、当該ブレード34は、2つのカバーディスク32及び33の外方エッジ同士の間に好ましい輪郭を有し、これらカバーディスクに堅固に結合され、分級ホイール8の周囲の周りに均一に配置されている。この空気分級器7において、分級ホイール8は上方カバーディスク32により駆動され、一方、下方カバーディスク33は流出側カバーディスクである。分級ホイール8の支持部は、好ましくは強制的に駆動される分級ホイールシャフト35を含み、当該分級ホイールシャフト35は、その上端が分級器ハウジング21の外に導かれ、浮遊ベアリングで分級器ハウジング21内の下端が回転不能に固定された分級ホイール8を支持している。分級器ハウジング21の外に分級ホイールシャフト35を導くことは一対の処理プレート36、37で実現され、当該一対の処理プレート36、37は、上方に錐台状になったハウジング端部38の上方端部において分級器ハウジング21を閉ざし、分級ホイールシャフト35を案内し、分級ホイールシャフト35の回転動作を邪魔することなくこのシャフト通路を封止する。好ましくは、上方プレート36が、分級ホイールシャフト35における回転あそび(rotational play)無しにフランジとして設けられ、下方プレート37における回転ベアリング35aによって回転自在に支持される。当該下方プレート37はその側面においてハウジング端部38に配置される。流出側カバーディスク33の下側は周囲フランジ24と25との間の共有面に存在し、分級ホイール8の全体はハウジングの折り重なる上方部22内に配置されている。円錐形のハウジング端部38の領域において、ハウジングの上方部22は、粉砕材料供給器4のパイプ状のプロダクト供給コネクタ39を有し、当該プロダクト供給コネクタ39の長手軸は、分級ホイール8、駆動部、又は分級ホイールシャフト35の回転軸40に平行であり、ハウジングの上方部22において径方向の外方向に配置された分級ホイール8、駆動部、又は分級ホイールシャフト35の回転軸40からできる限り離れている。
分級器ハウジング21は管状出口コネクタ20を収容している。当該管状出口コネクタ20は、分級ホイール8と同軸に配置され、分級ホイール8の流入側カバーディスク33の下に隙間無く存在するが、前記分級ホイールに結合されていない当該管状出口コネクタ20の上端により設けられている。同じ様な管状である出口チャンバ41が存在しているが、当該出口チャンバ41の直径は出口コネクタの直径よりも非常に大きく、この実施例においては、出口コネクタ20の直径の少なくとも2倍である。この出口チャンバはパイプとして設けられた出口コネクタ20の下端に同軸に配置される。よって、出口コネクタ20と出口チャンバ41との間の遷移部における直径には明らかな違い(大きな差)がある。出口コネクタ20は出口チャンバ41の上方カバープレート42に挿入される。底部において、出口チャンバ41は取り外し可能なカバー43により閉ざされている。出口コネクタ20と出口チャンバ41から形成される構造ユニットは、当該構造ユニットの周囲の周りに一様に星状に配置された幾つかの支持アーム44により保持され、出口コネクタ20の領域における当該支持アーム44の内端は当該構造ユニットに堅固に結合され、当該支持アーム44の外端により分級器ハウジング21に固定されている。
出口コネクタ20は円錐形環状ハウジング45により囲まれ、当該円錐形環状ハウジング45の下方の長い外径は出口チャンバ41の直径に少なくともほぼ一致し、当該円錐形環状ハウジング45の上方の短い外径は分級ホイール8の直径に少なくともほぼ一致している。支持アーム44は、環状ハウジング45の円錐形壁部まで伸び、この壁部に堅固に結合され、出口コネクタ20と出口チャンバ41から形成される構造ユニットの一部となっている。
支持アーム44及び環状ハウジング45は、空気噴射(scavenging air)装置(図示せず)の一部であり、空気噴射装置からの所定量・所定速度の空気が、分級ホイール8と出口コネクタ20との間のギャップ、より正確には分級ホイール8の下方カバーディスク3と出口コネクタ20との間のギャップに分級器ハウジング21の内部スペースからの材料の侵入を防止する。この空気噴射装置からの所定量・所定速度の空気が環状ハウジング45に届き、当該環状ハウジング45から開いたままにされるべきギャップ(溝)に届くことを可能にするために、支持アーム44はパイプとして設けられ、当該支持アーム44の外端部は分級器ハウジング21の壁部を貫通し、吸込フィルタ46を介して洗浄空気源(図示せず)に結合されている。環状ハウジング45は穴を開けられたプレート47により上方から閉ざされており、ギャップ(溝)は、穴を開けられたプレート47と分級ホイール8の下方カバーディスク33との間の領域において軸方向に調整可能なリングディスクにより調整され得る。
出口チャンバ41の排出部は微細材料排出パイプ48により形成され、当該微細材料排出パイプ48は、外に伸び、分級器ハウジング21に入り、出口チャンバ41に接線方向に結合されている。微細材料排出パイプ48はプロダクト出口6の一部である。出口チャンバ41への微細材料排出パイプ48の開口部のケーシング(casing)が偏向コーン状部材49として機能する。
円錐形ハウジング端部38の下端において、分級空気入口螺旋部50及び粗い材料の排出部51は、ハウジング端部38に水平方向に配置されている。分級空気入口螺旋部50の回転方向は分級ホイール8の回転方向と反対である。粗い粒子の排出部51は、取り外し可能にハウジング端部38に設けられ、フランジ52が、ハウジング端部38の下端に設けられ、フランジ53が粗い材料の排出部51の上端に設けられている。フランジ52及び53は、空気分級器7が動作するように準備されたとき、公知の手段により互いに取り外し可能に結合される。
形成されるべき分散領域は符号54により示されている。きれいな流れのガイド及び単純なケーシングのために内部エッジにおいて加工されたフランジ(角を削られたフランジ)は符号55により示されている。
最後に、摩耗を受ける部分として取替可能な保護パイプ56が出口コネクタ20の内壁に設けられ、取替可能な保護パイプ57が出口チャンバ41の内壁に設けられ得る。
図示した動作状態における空気分級器7の動作の始めにおいて、分級空気は、所定の圧力勾配及び適切に選択された入口速度の条件下で、空気分級器7に分級空気入口螺旋部50を介して導かれる。特にハウジング端部38の先細になった部分と共に螺旋部による分級空気の導入の結果、分級空気は分級ホイール8の領域に螺旋のように上方に上昇する。同時に、異なる質量の固体粒子から形成される「プロダクト」はプロダクト供給コネクタ39を介して分級器ハウジング21に投入される。このプロダクトのうち、粗い材料、すなわち大きな質量を有する粒子の部分は分級空気に対向して粗い材料の排出部51の領域に動き、さらなる処理をなされる。微細粒子、すなわち小さな質量を有する粒子の部分は分級空気と混合され、分級ホイール8により、外側から内側に径方向に動かされ、出口コネクタ20及び出口チャンバ41に入り、最終的に微細粒子排出パイプ48を介して微細材料排出部すなわち出口58に入り、そして、そこからフィルタに導かれる。当該フィルタにおいて、例えば空気のような流体である動作手段と微細材料とは互いに分けられる。より粗い微細材料成分(微細材料の中の質量の大きい成分)は、分級ホイール8の外に径方向に遠心分離され粗い材料と混合された後、粗い材料と共に分級器ハウジング21から取り除かれるか、当該より粗い微細材料成分(微細材料の中の質量の大きい成分)が分級空気により排出される粒子サイズの微細材料になるまで分級器ハウジング21において循環させられる。
出口コネクタ20から出口チャンバ41に断面が急激に拡大するので、微細材料と空気との混合物の流速の明らかな減速がそこにおいて起こる。よって、この混合物は、出口チャンバ41を通り、微細材料排出パイプ48を介して、微細材料出口58に非常に遅い流速で導かれ、出口チャンバ41の壁部は少ししか摩耗されない。一方、保護パイプ
57は、単なる予防(予備的な)手段である。しかしながら、よい分別技術の故に、分級ホイール8における速い流速が、排出部すなわち出口コネクタ20においてまだ存在している。これは、保護パイプ56が保護パイプ57より重要である理由である。特に重要なことは、出口コネクタ20から出口チャンバ41への遷移部における直径の拡大による直径の差である。
さらに、空気分級器7は、説明されたような分級器ハウジング21の再分割と各サブハウジングへの分級器の部品の配置とによって適切に修理され、損傷を受けた部品は比較的低コスト及び短いメンテナンス時間で取替られ得る。
図2の概略図は、2つのカバーディスク32及び33、並びにこれらカバーディスク同士の間に配置されたブレードリング59を有する分級ホイール8を示しており、ブレード(59)のブレード34は、平行且つ平行な表面のカバーディスク32及び33を有する既に公知である典型的な形を有している。一方、図3において、空気分級器7の別の実施例のための分級ホイール8は有利な実施形態で示されている。
図3によるこの分級ホイール8は、ブレード34を有するブレードリング59に加えて、上方カバーディスク32及び当該上方カバーディスク32から軸方向に間隔を開けられた下方流出側カバーディスク33を含み、回転軸40の周りを回転することができ、従って空気分級器7の長手軸の周りを回転することができる。分級ホイール8の直径は、回転軸40すなわち空気分級器7の長手軸に垂直方向に広がっている(回転軸40及び上記長手軸が垂直であるか水平であるかに依存しない)。下方流出側カバーディスク33は、出口コネクタ20を同軸で囲んでいる。ブレード34はカバーディスク33及び32に結合されている。2つのカバーディスク32及び33は、従来とは異なり円錐形に形成され、上方カバーディスク32から流出側カバーディスク33まで距離は、好ましくは、ブレード34のカラー59から内側に向かって、すなわち回転軸40の方向に向かって大きくなっており、例えば、線形又は非線形で連続しており、よって、流れが生ずる円筒形スリーブの表面積がブレード排出エッジと出口コネクタ20との間で各半径を一定にしたままであるという効果を有する。公知の解決策においては、より小さくなる半径のために小さくなる流出速度は、この解決策においては、一定のままである。
上方カバーディスク32及び下方カバーディスク33の構造について上記において説明し且つ図3に示した実施例に加えて、これら2つのカバーディスク32又は33の一方だけが上記したような円錐形の構造を有し、他方のカバーディスク33又は32は、図2による実施例と共に用いたカバーディスク32及び33の場合のように、平坦であることも可能である。特に、本明細書においては非平行な表面カバーディスクの形状は、流れが生ずる円筒状スリーブの領域が、ブレード排出エッジと出口コネクタ20との間の各半径について少なくともほぼ一定であるようにしてもよい。
本発明は、上記説明及び図面における実施例を参照しつつ単に例として説明され、これら実施例だけに限定されず、むしろ、当業者が本出願、特に特許請求の範囲、本明細書の導入部の全体的な説明、実施例の説明、図面について示したものから考えられる変形、変更、置換、及び組み合わせの全てを含んでいてもよく、当業者の技術的知識及び従来技術を組み合わせてもよい。特に、本発明の各特徴の全て、可能な形態、及びこれらの変形物が組み合わされてよい。
ジェットミルの実施例を部分的に断面図で示した概略図である。 垂直配置されたジェットミルの空気分級器の実施例の中心長手軸方向の断面の概略図であり、分級空気と固体粒子とから形成される混合物のための出口パイプが分級ホイールに配置された状態を示している。 空気分級器の分級ホイールの垂直方向の断面の概略図である。
参照符号
1 ジェットミル
2 円筒状ハウジング
3 粉砕チャンバ
4 粉砕材料供給器
5 粉砕ジェット入口
6 プロダクト出口
7 空気分級器
8 分級ホイール
9 入口開口部又は入口ノズル
10 粉砕ジェット
11 熱源
12 熱源
13 供給パイプ
14 断熱スリーブ
15 入口
16 出口
17 粉砕チャンバの中心
18 貯蔵器又は生成装置
19 ライン装置
20 出口コネクタ
21 分級器ハウジング
22 ハウジングの上方部分
23 ハウジングの下方部分
24 周辺フランジ
25 周辺フランジ
26 関節部
27 矢印
28 分級スペースハウジング
28a 支持アーム
29 排出コーン状部材
30 フランジ
31 フランジ
32 カバーディスク
33 カバーディスク
34 ブレード
35 分級ホイールシャフト
35a 回転ベアリング
36 上方の加工プレート
37 下方の加工プレート
38 ハウジング終端部
39 プロダクト供給コネクタ
40 回転軸
41 出口チャンバ
42 上方カバープレート
43 取り外し可能なカバー
44 支持アーム
45 円錐形環状ハウジング
46 吸引フィルタ
47 穴を設けられたプレート
48 微細材料排出パイプ
49 偏向コーン状部材
50 分級空気入口螺旋部
51 粗い材料の排出部
52 フランジ
53 フランジ
54 排出領域
55 内部エッジ及び内側を処理された(角を削られた)フランジ及びケーシング
56 取替可能な保護パイプ
57 取替可能な保護パイプ
58 微細材料排出口/入口
59 ブレードリング

Claims (13)

  1. 粉砕気体として圧縮気体を用いるジェットミル(1)により非常に微細な粒子を生成する方法であって、前記粉砕気体は4.5bar(abs)以下の圧力を有することを特徴とする方法。
  2. 無機物のジェット粉砕が前記粉砕気体によりなされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記粉砕気体の温度は100℃より大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記粉砕気体の温度範囲は約180℃と約200℃との間であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 粉砕プロセスの比断熱エネルギ消費量が7bar(abs)より大きい粉砕気体圧力を用いて判断され、
    次に、同一の粉砕プロセスの比断熱エネルギ消費量が4.5bar(abs)より小さい粉砕気体圧力を用いて判断され、
    前記2つのエネルギ消費量が比較され、前記ジェットミル(1)の動作のために、
    ad,spec(4.5)ad,spec(7)
    の場合には低い方の圧力範囲が選択されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記2つのエネルギ消費量の判断及びこれらの比較は、前記ジェットミルの動作の開始毎又は前記ジェットミルの動作の再開毎に行われることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記2つのエネルギ消費量の判断及び比較は、自動的に行われることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 動作モード設定は、低い方の圧力範囲又は高い方の圧力範囲との比較の結果に従い自動的に行われることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 流動層ジェットミル又は濃厚層ジェットミルが使用されることを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 前記ジェットミル(1)に一体化された動的空気分級器(7)が使用されることを特徴とする請求項1から9のいずれか1つに記載の方法。
  11. 前記空気分級器(7)は、半径が減少するにつれて開口部高さが増大する分級ロータ又は分級ホイール(8)を含み、動作の間、流れが生ずる前記分級ロータ又は分級ホイール(8)の表面積は少なくともほぼ一定であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記空気分級器(7)は、特に交換可能な埋込パイプ(20)を有する分級ロータ又は分級ホイール(8)を含み、前記交換可能な埋込パイプ(20)は前記分級ロータ又は分級ホイール(8)と共に回転することを特徴とする請求項10又は11に記載の方法。
  13. 下流に行くに従い断面が拡大する微細材料出口チャンバ(41)が設けられることを特徴とする請求項1から12のいずれか1つに記載の方法。
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