JP2009535801A - サセプタの製造方法、及び、この方法によって製造されたサセプタ - Google Patents

サセプタの製造方法、及び、この方法によって製造されたサセプタ Download PDF

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Abstract

本発明はヒータの埋込みとともにサセプタボディとカバーを接合するサセプタの製造方法に係る。本発明は、少なくとも1つ以上の凸部を備えたサセプタカバーを形成する段階と、凸部と対応する溝部を含むサセプタボディを形成する段階と、サセプタカバーとサセプタボディを鍛造結合して、凸部及び溝部のど少なくとも一方の一部の塑性変形によって整合させる段階とを含み、凸部及び溝部の挿入方向視の断面形状が少なくとも一方の一部で異なる。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体ウェハ、液晶パネル太陽電池用のシリコン単結晶ウェハなどを支持して加熱するためのサセプタ(Suscepter)の製造方法に係り、より詳しくは液晶表示装置のアレイ基板とカラー基板などのようなガラス材の透明基板表面をガス雰囲気で真空蒸着する真空チャンバの内部に仮設して、ガラス基板を装着させ、加熱または冷却させる液晶表示装置製造用サセプタにおいて、アルミニウム材のサセプタ内部に埋め込まれるヒータを密封するためのサセプタの製造方法に関するものである。
一般的に、液晶表示装置はアレイ基板とカラー基板との間に液晶を注入し、その特性を利用して映像効果を得る非発光素子であり、このようなアレイ基板とカラー基板はそれぞれ透明ガラスなどの材質でなる透明ガラス基板上に多数回にかけた薄膜の蒸着、パターニング及び食刻工程によって製造される。この場合、工程チャンバの内部に反応及びソース物質がガス状で流入して蒸着工程を進めようとする場合、工程チャンバの内部には透明ガラス基板が装着され、透明ガラス基板の蒸着に適切な温度に加熱させるように、ヒータが内部に埋め込まれるサセプタが設置される。このようなサセプタは、液晶表示装置の世代が進行するほど加工される透明ガラス基板のサイズも相対的に大型化していく。
図1は従来技術によるサセプタの構造を概略的に示す例である。
図1に基づいて従来のサセプタの構造を概略的に説明すれば、サセプタはサセプタボディ100、ヒータ101、及び支持フレーム106で構成される。
サセプタボディ100には、ヒータを多様なパターンの支線状に埋め込むための埋込溝102が形成されており、埋込溝102にパターン形態と一致するヒータ101が埋め込まれてサセプタの温度を調節し、サセプタの上面に支持フレーム106があり、支持フレーム106上に液晶表示装置用透明ガラス基板107が置かれる。
このような液晶表示装置用透明ガラス基板を真空蒸着するための熱板として使用されるサセプタにヒータを張設する従来方法において、図2及び図3はサセプタにヒータを埋め込む方法を示す。
図2及び図3に示すように、アルミニウム合金材のサセプタボディ100の底面部にヒータ101を埋め込むための埋込溝102を多様なパターンの支線状にし、埋込溝102にヒータ101を埋設した後、アルミニウム素材の密封カバー103を設置することで、ヒータ101を固定、密封させる。
しかし、前述したような従来技術は、次のような問題点を持っている。図4に示すように、密封カバー103とヒータ101との間、ヒータ101とサセプタボディ100の埋込溝との間に隙間110が生ずる問題点がある。すなわち、図4に示すように、ヒータ101は中心部の熱線101aによって発熱し、前記熱はヒータ棒カバー101bを介してサセプタボディ100に伝達されるが、前記隙間110によってヒータ101の中心部に位置する熱線101aで発生した熱がサセプタボディ100に正常的に伝達されないから、サセプタ全体の温度均一性が悪化してヒータ101自体の温度も局所的に不均一になり、ヒータ熱線101aの早期断線などが発生する問題点がある。よって、アレイ基板、カラーフィルタ基板などの製作の際、製品不良発生のおそれが大きくなり、製品の品質低下とともに生産性が落ちる問題点が発生する。
したがって、本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、サセプタボディとヒータとの間、及び密封カバーとヒータとの間の隙間を除去してサセプタ全体の温度均一性を向上させて透明ガラス基板の加工性及び生産性を向上させ、高品格の液晶表示装置用透明ガラス基板を量産することができるようにすることにその目的がある。
本発明の第1観点によれば、本発明は、(a)少なくとも1つ以上の凸部を備えたサセプタカバーを形成する段階と、(b)前記凸部と対応する溝部を含むサセプタボディを形成する段階と、(c)前記凸部及び溝部の中で少なくとも一方が塑性変形で整合するように前記サセプタカバーと前記サセプタボディを鍛造結合する段階とを含み、挿入方向視の前記凸部及び溝部の断面形状が少なくとも一方の一部で異なるようにするサセプタの製造方法を提供する。
本発明によるサセプタの製造方法によれば、サセプタカバーとサセプタボディが鍛造結合され、凸部及び溝部の挿入方向視の断面形状が少なくとも一方の一部で異なるようにすることで、鍛造結合の際、サセプタカバーの凸部が塑性変形によってサセプタボディの溝部に整合するようにするなどの方法を使用することにより、結合時に過度な圧力が不要であり、塑性変形による整合によって、サセプタカバーとボディの接合面に割れ目や空隙が形成されて熱伝逹が低下する問題点を相当に解決することができる。
本発明によるサセプタの製造方法の最良の様態は、少なくとも1つ以上の凸部を備えたサセプタカバーを形成し、上記凸部と対応する溝部を含むサセプタボディを形成し、上記凸部及び溝部の中で少なくとも一方が塑性変形で整合するように、上記サセプタカバーと上記サセプタボディを鍛造結合することで製造される。ここで、上記凸部及び溝部の挿入方向視の断面形状が少なくとも一方の一部で異なるものである。また、上記溝部の少なくとも1つ以上にヒータを埋め込むことが好ましく、上記溝部の垂直方向視の断面積は上記溝部の中心部にいくほど徐々に増加するように形成することが好ましい。
さらに、上記溝部の断面積は上記溝部の底面にいくほど徐々に増加するように形成することが好ましく、上記溝部の側面一部が上記溝部外側方向に凹凸を形成するか窪んでいる構造に形成することも好ましい。
[実施例]
以下、添付図面に基づいて本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
1.第1実施例
本発明の第1実施例によるサセプタの製造方法は、図5に示すように、少なくとも1つ以上の凸部301が形成されたサセプタカバー300を形成し(図5(a))、このサセプタカバー300の凸部301に対応する少なくとも1つの溝部303が形成されたサセプタボディ310を形成した後(図5(b))、サセプタカバー300とサセプタボディ310を鍛造結合する。そして、鍛造結合の際、塑性変形によって整合するように、凸部301及び溝部303の挿入方向視の断面積A、A’が少なくとも一方の一部で異なるように形成する(図5(c))。ここで、凸部301はサセプタカバー300と一体的に形成することができ、独立して形成することもできることは言うまでもない。
すなわち、溝部303の垂直断面積A’が中心部で広くなる形状に形成することにより、凸部301が溝部303に鍛造結合されれば、塑性変形によって凸部301が溝部303に整合するようになる。このように塑性変形された凸部301の形状は溝部303に正確に嵌め込まれるロッキング効果(Locking Effect)を果たすことができる。
また、サセプタへの機能を果たすために、溝部303の少なくとも1つ以上にヒータ315が埋め込まれ、これに対応する凸部301の頭部は窪んだ溝構造に形成される。
参考のため、鍛造結合または鍛接(Forge Welding)は鋼鉄や軟鉄の接合作業に昔から使用されている。表面の酸化被膜を除去してきれいにした二つの金属を適当な温度に加熱し、突き合わせてたたけば、互いに拡散して接合するようになる。この現象を利用して高温に加熱した金属を強圧して接合することが鍛接である。
しかし、このような鍛造結合は堅固な接合方法であるにもかかわらず、凸部と溝部の間に接合しない余分の空間を強い圧力で接合させるため、過度な圧力が要求されるだけでなく、この過度な圧力によって接合部分に変形による隙間などが発生することになり、このように隙間が生じた部分は熱伝逹効率を低下させることになる。
そのため、本発明は、前述した問題点を解決するために、鍛造結合の際、塑性変形によって整合するように凸部及び溝部の挿入方向視の断面積を少なくとも一方の一部で異なるようにすることで、低圧力でも手軽く整合させることができるだけでなく、まるで掛けられた錠のような‘ロッキング効果(Lockign Effect)’まで得ることができる。
また、参考のため、塑性変形(Plastic Deformation)とは固体に外力を加えて永久に外形が変化された状態で残る変形を言う。固体に外部から力を加えれば形状が変わるが、弾性の範囲内では外力を除去すれば再び元の形状に戻るから、永久に外形を変えるためには、弾性限界以上の力を加えなければならない。
すなわち、塑性変形を引き起こすためには、弾性変形範囲以上の外力を加えなければならない。
一般的に、塑性変形させる方法は、目的とする最後の形状によって様々あるが、板を作るためには圧延、棒管を作るためには押出し、引抜及び圧延、線を作るためには引抜、伸線などの工程が使用され、複雑な外形に作るためには鍛造プレスなどの工程が使用される。
本発明に使用するサセプタの材質は、一般的にアルミニウムなどの金属を使用するようになるので、鍛造の際、一定部分の変形が起こり、特定の力以上の圧力を加えれば、塑性変形が起こるものである。このような原理を利用すれば、図5(c)に示すように、凸部301及び溝部303の断面積A、A’が少なくとも一方の一部で異なるようにして、塑性変形を収容する空間を予め用意しておくことにより、過度な力が不要になり、接合部分間の反発力を減らして変形を最小化する効果があるので、熱伝逹及び効率の面で優れたサセプタを提供することができる。
2.第2実施例
本発明の第2実施例によるサセプタの製造方法は、図6に示すように、底面が広くなる形状の溝部304と凸部301が鍛造結合する。その他の残りの構成要素及び説明は第1実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
すなわち、図6に示すように、凸部301及び溝部304の断面積A、A’が少なくとも一方の一部で異なるもので、底面が広くなる形状の溝部304と凸部301が鍛造結合し、鍛造結合の際、凸部301が外圧によって塑性変形で溝部304に整合する方法を示すものである。
3.第3実施例
本発明の第3実施例によるサセプタの製造方法は、図7に示すように、溝部305の側面一部が凹凸になる。その他の残りの構成要素及び説明は第1実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
すなわち、図7に示すように、溝部305の側面一部が凹凸になり、凸部301及び溝部305の挿入方向視の断面積A、A’が互いに異なるように形成することで、塑性変形による整合を成すことができるようにする構造になっている。よって、ボルトとナットの螺合のように整合を成すことで、安定して堅固な結合を成すことができる。
4.第4実施例
本発明の第4実施例によるサセプタの製造方法は、図8に示すように、溝部306の側面一部が窪んでいる構造でなる。その他の残りの構成要素及び説明は第1実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
すなわち、図8に示すように、溝部306の側面一部が窪み、凸部301及び溝部306の挿入方向視の断面積A、A’が互いに異なるようにすることで、鍛造結合の際、低圧力で塑性変形による整合を成すことができるようにして、安定して堅固な結合を成すことができる。
このように、凸部301及び溝部306の形状は断面積A、A’が少なくとも一方の一部で異なる形状のもので、塑性変形を収容する空間を確保するという点で多様な形状に鍛造結合することができることは言うまでもない。
5.第5実施例
本発明の第5実施例によるサセプタの製造方法は、図9に示すように、板状のヒータ316が埋め込まれ、凸部302の頭部が板状溝の構造になる。その他の残りの構成要素及び説明は第1実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
すなわち、図9に示すように、溝部303に板状のヒータ316が埋め込まれる場合、これに対応して、接合される凸部302の頭部は板状溝構造に形成されることが好ましい。特に、凸部302の溝構造は、入口部分がヒータ316の断面積より広くすることで、塑性変形による鍛造結合が容易になるようにする構造である。
板状のヒータ316より凸部302の溝構造の入口部分を広く形成することで、ヒータ316を取り囲んで接合すれば、ヒータ316の接合面全体に均一な力が加わることにより、変形、割れ目及び空隙(Void)なしに堅固に結合される利点がある。
6.第6実施例
本発明の第6実施例によるサセプタの製造方法は、図10に示すように、少なくとも底面に1つ以上の溝部332が形成されたサセプタボディ330を形成し、この溝部332の中で少なくとも1つ以上にヒータ335を埋め込み、溝部332に対応するカバー340を形成して鍛造結合することで、塑性変形によって整合させるもので、カバー340及び溝部332の挿入方向視の断面積が互いに異なるようにしてサセプタを製造するようになる。
本発明の第6実施例は、ヒータ335が埋め込まれた溝部332が底面に形成されたサセプタボディ330の溝部にカバーを鍛造結合する方法であって、それぞれの溝部332及びカバー340を個別的に鍛造結合する。すなわち、このような方法は個別的な鍛造結合のもので、凸部が1つ以上形成されているサセプタカバーとサセプタボディを全体的に結合する場合に発生し得る不安定性、及び工程上高度の精密性が要求される負担を減らすことができるという側面で利点がある。また、図10に示すように、予めカバー340及び溝部332の断面形状が少なくとも一方の一部で異なるように形成して、塑性変形による鍛造結合となるように空間を確保する。すなわち、溝部332の挿入方向視の断面積をカバー340より広く形成し、その形状は溝部332の中心に行くほど広くなる形状である。また、最初に挿入されるカバー340の頭部はヒータ335と対応して接合するように溝構造に形成され、その断面積または曲率半径も、塑性変形による接合できるように、ヒータ335の曲率半径と異なるように形成することが好ましい。
すなわち、カバー340が鍛造結合するとき、予め一部の断面形状が広くなった溝部332に挿入され、一定の力以上の圧力を加えれば、塑性変形が起こって溝部332とカバーが340が整合する。このような整合は‘ロッキング効果’をもたらすだけでなく、小さい力で容易に結合されるので、変形及び空隙の形成が相当に減少した堅固な結合をなすようになる。
7.第7実施例
本発明の第7実施例によるサセプタの製造方法は、図11に示すように、金属合金層を利用したサセプタの製造方法の一部工程を示す。その他の残りの構成要素及び説明は第6実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
すなわち、図11に示すように、まず、カバー340をサセプタボディ330とは材質が異なる金属350で薄くコートする(図11(a))。コートされたカバー340はカバーと対応し、カバー340の断面積Aより溝部332の一部の断面積A’が広く形成され、ヒータが埋め込まれた溝部332に鍛造結合する。そして、鍛造結合の際、外部で一定温度の熱を加えれば(図11(b))カバー340と溝部332の接合面に合金層352が形成される(図11(c))。
このように、カバー340と溝部332の接合面に合金層352を形成することは、カバー340及び溝部332の接合面で発生し得る酸化層を防止して接合部分の腐食による結合堅固性の低下を防止するためである。また、薄層で合金層352を形成するので、熱を加える過程で微少に発生し得る隙間や空隙をこの合金層352が満たして堅固な結合を一層強化させるようになる。
ここで、サセプタボディ330は、アルミニウムを材質として、コーティングは亜鉛(Zn)を利用して形成することにより、アルミニウム−亜鉛合金層352を形成するようになる。このような合金層352は亜鉛(Zn)だけでなくニッケル、クロムなども可能である。すなわち、サセプタの材質とは異なりながらも、酸化被膜の形成が少なく、低温で合金を形成することができる材質であればいずれの材質も可能であることは当業者に明らかである。
このように、前述した本発明によるサセプタの製造方法を提供すれば、前述した凸部またはカバー及び溝部の挿入方向視の断面形状が少なくとも一方の一部で異なるようにすることで、予め確保した空間によって塑性変形による整合を容易に成すことができるようにし、より堅固で安定した結合を成すことができ、接合部分に更なるライン熔接またはろう付けなどの処理の際、結合状態を維持するための支持圧力が不要になって製造工程が単純になり、製品単価を低めることができるという大きい利点がある。
8.第8実施例
本発明の第8実施例によるサセプタの製造方法は、図12に示すように、少なくとも1つ以上の凸部362が形成されたサセプタカバー360を形成し(図12(a))、このサセプタカバー360の凸部362に対応する少なくとも1つの溝部372が形成されるサセプタボディ370を形成した後、溝部372の側面一部に、冷媒が流動することができる冷却路377を形成し、溝部372の底面にヒータ375を埋め込み(図12(b))、サセプタカバー360とサセプタボディ370を鍛造結合する。そして、鍛造結合の際、塑性変形によって整合するように、凸部362及び溝部372の挿入方向視の断面積A、A’が少なくとも一方の一部で異なるように形成する(図12(c))。ここで、凸部362はサセプタカバー360と一体的に形成することができ、独立して形成することもできることは言うまでもない。
すなわち、溝部372の垂直方向視の断面積A’が中心部で広くなる形状に形成することにより、凸部362が溝部372に鍛造結合されれば、塑性変形で溝部372に整合するようになる。このように、塑性変形された凸部362の形状は溝部372に正確に嵌め込まれるロッキング効果を発揮することができる。
さらに、凸部362と溝部372の強度または硬度を互いに異なるようにすることが好ましい。これは、凸部362及び溝部372の塑性変形によって整合するとき、いずれか1つの強度または硬度が異なれば、より容易に塑性変形が起こることができるからである。そして、このような凸部362及び溝部372の強度または硬度を互いに異なるようにする方法は、各金属の熱処理を違って行えば良い。
そして、図12に示すように、サセプタ溝部372の底面にヒータ375を埋め込むと同時に、溝部372の側面一部に溝を形成して冷却路377を形成し、その後、塑性変形による鍛造結合を行えば、従来に独立的に冷却路を形成するために別に工程を行わなければならない難しさを避け、ヒータの埋込みと同時に冷却路377を形成させることにより、工程が一層簡単になり、コストが相当に節減することができる利点がある。また、溝部372の側面一部に溝構造の冷却路377を形成することにより、塑性変形による鍛造結合を行えば、従来の上下板の合着、または冷却流路管を埋め込む工程より遙かに堅固になり、ヒータ375に一層近く容易に冷却路377を形成することができるので、冷却効率を向上させることができる。
9.第9実施例
本発明の第11実施例によるサセプタの製造方法は、図13に示すように、溝部372の側面に形成された冷却路377に冷却管379を埋め込むサセプタの製造方法を示す。その他の残りの構成要素及び説明は第8実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
すなわち、図13に示すように、溝部372の側面に冷却路377を形成した後、冷却管379をさらに埋め込む方法を示す。これは、サセプタカバー360との塑性変形による鍛造結合を行って冷却路377を形成する過程で冷却路377が詰まるか局所的に管路の通孔が狭くなることができるが、これを避けるために、その空間に冷却管379を埋め込んで、安定して均一に冷媒が流通するようにするためである。ここで、冷却管379は冷却路377の全てに埋め込むことができ、部分的に均一な分布で埋め込むこともできることは言うまでもない。
10.第10実施例
本発明の第10実施例によるサセプタの製造方法は、図14に示すように、底面が広くなる形状の溝部373と凸部362が鍛造結合するものを示す。その他の残りの構成要素及び説明は第8実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
すなわち、図14に示すように、凸部362及び溝部373の断面積A、A’が少なくとも一方の一部で異なるもので、底面が広くなる形状の溝部373と凸部362が鍛造結合し、鍛造結合の際、凸部362が外圧による塑性変形によって溝部373に整合する方法を示す。
図14に例示した方法も溝部373の側面に溝構造の冷却路377をヒータ375の埋込みとともに形成すれば、簡単な工程で冷却装置を具現することができ、工程容易性による時間短縮及び費用節減の効果をもたらすことができる。このように、凸部362及び溝部373の形状は断面積A、A’が互いに異なる形状のもので、塑性変形を収容する空間を確保する多様な形状に鍛造結合することができることは言うまでもない。
11.第11実施例
本発明の第11実施例によるサセプタの製造方法は、図15に示すように、溝部373の側面に三角管形の冷却路378を形成するサセプタの製造方法を示す。その他の残りの構成要素及び説明は第8実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
すなわち、図15に示すように、凸部362及び溝部373の断面形状A、A’を少なくとも一方の一部で異なるようにして、塑性変形を収容する空間を確保し、ヒータ375と接合する凸部362の頭部を溝構造に形成し、管状のヒータ375の曲率半径(r)と凸部362の頭部の曲率半径(R)を互いに異なるようにして、鍛造結合の際、塑性変形による整合がなされるようにする。
そして、上記凸部362と対応する溝部373の側面に三角管形の冷却路378を形成して、サセプタカバー360とサセプタボディ370が鍛造結合するとき、塑性変形による整合がなされるにつれて堅固な結合による冷却路378を容易に形成することができる。その他にも、設計及び工程条件によって最適の形状に冷却路を多様に形成することができることは当業者に明らかである。
また、凸部362の頭部の曲率半径(R)をより大きくしたことは、凸部362の頭部はヒータ375と鍛造結合されて接合する部分であるので、ヒータ375を取り囲みながら自然に塑性変形するようにするためであり、ヒータ375の丸い面全体に均一な力が加わるようにするためである。
すなわち、ヒータ375の取り囲む丸い面に均一な力が加わることにより、鍛造圧(Forging Pressure)がヒータ375の一部に集中して変形を起こすか、接合部分の非整合によった空隙が形成されることを防止することができる。もちろん、凸部の溝構造の曲率半径が同じかより小さい場合にも、塑性変形による整合がなされることができることは言うまでもない。
また、ヒータ375の表面の形状を凹凸構造に形成することが好ましい。これは、ヒータ375の表面を凹凸構造に形成すれば、塑性変形によって凸部362と整合するとき、接触断面積が広くなって熱伝逹効率が高くなる効果を得ることができるからである。もちろん、凹凸構造の以外にも、ヒータ375の表面の接触断面積を高めることができる構造であれば、いずれの形状も可能である。
そして、ヒータ375の材質を埋め込まれるサセプタボディ370と同じ材質で形成するか、熱膨張率の同一な材質で形成することが好ましい。これは、ヒータ375とサセプタボディ370の材質及び熱膨張率が異なる場合、加熱によって膨張程度が違って接合面に空隙などが形成されて熱伝逹効率を低下させることを防止することができるからである。
12.第12実施例
本発明の第12実施例によるサセプタの製造方法は、図16に示すように、少なくとも底面に1つ以上の溝部392が形成されたサセプタボディ380を形成し、溝の中で少なくとも1つ以上にヒータ385を埋め込み、溝部392の側面に冷却路395を形成する。そして、溝部392に対応するカバー390を形成し、鍛造結合して塑性変形によって整合させることで、カバー390及び溝部392の挿入方向視の断面形状が互いに異なるようにサセプタを製造するようになる。
図16に示すように、底面にヒータ385が埋め込まれ、側面に冷却路395が形成された溝部392を含むサセプタボディ380の溝部392にカバー390を鍛造結合する方法であって、それぞれの溝部392及びカバー390を個別的に鍛造結合しなければならないという点で違っている。すなわち、このような方法は個別的な鍛造結合によるもので、凸部が1つ以上形成されているサセプタカバーとサセプタボディを全体的に結合する場合に発生し得る不安定性及び工程上高度の精密性が要求される負担を減らすことができるという面で利点がある。
そして、予めカバー390及び溝部392の断面形状を少なくとも一方の一部で異なるように形成して、塑性変形による鍛造結合がなされるように空間を確保する。すなわち、溝部392の挿入方向視の断面積がカバー390より広く形成し、その形状は溝部392の中心に行くほど広くなる形状である。また、最初に挿入されるカバー390の頭部はヒータ385と対応して接合するように溝構造に形成して、その断面積または曲率半径も塑性変形による接合ができるようにヒータ385の曲率半径と同一にまたは異なるように形成する。
すなわち、カバー390が鍛造結合するとき、予め一部の断面形状が広くなった溝部392に挿入され、一定の力以上の圧力を加えれば、塑性変形が起こって溝部392とカバーが390が整合するようになる。このような整合は‘ロッキング効果’をもたらすだけでなく、小さい力で容易に結合されるので、変形及び空隙の形成が相当に減少した堅固な結合をなすようになる。
同時に、溝部392の側面一部に形成された冷却路395があるので、カバー390が溝部392に塑性変形によって鍛造結合すれば、自然に管路形態の冷却路395が形成されるので、従来に独立して個別的に形成した冷却路を容易にヒータの周囲に堅固な結合で形成することができる利点がある。
13.第13実施例
本発明の第13実施例によるサセプタの製造方法は、図17に示すように、溝部の側面に冷却路395を形成し、その位置にさらに冷却管397を形成する。その他の残りの構成要素及び説明は第12実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
すなわち、サセプタボディ380の溝部392と個別カバー390との塑性変形による鍛造結合で冷却路395を形成する過程で冷却路395が詰まるか局所的に管路の通孔が狭くなることができるので、これを避けるために、その空間に冷却管397を埋め込んで、安定して均一に冷媒が流通するようにするためである。
14.第14実施例
本発明の第14実施例によるサセプタの製造方法は、図18に示すように、金属合金層399を形成したサセプタの製造方法である。その他の残りの構成要素及び説明は第11実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
すなわち、図18に示すように、カバー390をサセプタボディ380とは異なる材質の金属398で薄くコートする(図18(a))。コートされたカバー390は通常のカバーに相当し、カバー390の断面積Aより溝部392の一部の断面積A’を広く形成し、その側面一部に溝を形成して冷却路395を形成するとともにヒータ385を溝部392の底面に埋め込む。そして、カバー390を溝部392に鍛造結合する。鍛造結合の際、外部から一定温度の熱を加えれば(図18(b))、カバー390と溝部391の接合面に合金層399が形成される(図18(c))。
このようにカバー390と溝部392の接合面に合金層399を形成することは、カバー390及び溝部392の接合面で発生し得る酸化層を防止して接合部分の腐食による結合堅固性の低下を防止するためである。また、薄層で合金層399を形成することにより、熱を加える過程で微小に発生し得る隙間や空隙をこの合金層399で満たして一層堅固な結合になるようにする。
ここで、サセプタボディ380は、アルミニウムを材質とし、コーティングは亜鉛(Zn)を利用して形成することにより、アルミニウム−亜鉛合金層399を形成するようになる。このような合金層399は亜鉛(Zn)だけでなくニッケル、クロムなども可能である。すなわち、サセプタボディ380の材質と違いながらも、酸化被膜の形成が少なく、低温で合金を形成することができる材質であれば、いずれの材質も可能であることが当業者に明らかである。
このように、前述した本発明によるサセプタの製造方法を提供すれば、前述した凸部及び溝部の挿入方向視の断面形状を少なくとも一方の一部で異なるようにすることで、予め確保した空間によって塑性変形による整合を容易に成すことができ、より堅固で安定した結合を成すことができるので、接合部分に追加のライン熔接またはろう付けなどの処理の際、結合状態を維持するための支持圧力が不要になって製造工程が単純になり、製品単価を低めることができる大きな利点がある。
また、溝の側面に冷却路を形成し、カバーを塑性変形によって鍛造結合することにより、ヒータの埋込みと同時にヒータ付近に容易に冷却装置を形成することができる。
15.第15実施例
本発明の第15実施例によるサセプタの製造方法は、図19に示すように、少なくとも1つ以上の凸部510が形成されたサセプタカバー500を形成し(図19(a))、このサセプタカバー500の凸部510に対応する少なくとも1つの溝部610が形成されたサセプタボディ600を形成した後、溝部610の側面一部に冷媒が流動することができる冷却路650を形成し、溝部610の底面にヒータ615を埋め込み(図19(b))、サセプタカバー500とサセプタボディ600を鍛造結合する。そして、鍛造結合の際、塑性変形によって整合するように、凸部510及び溝部610の挿入方向視の断面積A、A’が少なくとも一方の一部で異なるように形成する(図19(c))。ここで、凸部510はサセプタカバー500と一体的に形成することができ、独立して形成することもできることは言うまでもない。
そして、サセプタカバー500とサセプタボディ600が結合した状態で、真空チャンバ700内で真空状態を維持して、ヒータ615を外部の電源装置550によって加熱させ、ろう付けすることで(図19(d))、堅固で高い熱伝導効率を持つサセプタを製造することができる。
このように、溝部610の垂直断面積A’が中心部で広くなる形状に形成することにより、凸部510が溝部610に鍛造結合されるときに塑性変形によって溝部610に整合するようになる。このように塑性変形された凸部510の形状は溝部610に正確に嵌め込まれるロッキング効果を発揮することができる。
そして、図19に示すように、溝部610の底面にヒータ615を埋め込むと同時に溝部610の側面一部に溝を形成して冷却路650を形成し、その後、塑性変形による鍛造結合を行えば、従来に独立して冷却流路を形成するために別に工程を行わなければならない難しさを避け、ヒータの埋込みと同時に冷却路を形成させるので、工程が簡単になり、そのコスト面で相当に節減できる利点がある。
また、溝部610の側面一部に溝構造の冷却路650を形成し、塑性変形による鍛造結合を行えば、従来の上下板の合着または冷却流路管の埋め込み工程より遙かに堅固になり、ヒータ615に一層近くに容易に冷却路650を形成することができるので、冷却効率を向上させることができる。
図19(d)に示すように、サセプタボディ600とサセプタカバー500が塑性変形によって結合された後、真空雰囲気でろう付けを行うことにより、溶加材の湿潤性がよくない、ファーニスによる加熱ではなく、サセプタボディ600の内部に埋め込まれたヒータ615の電気的加熱であるため、酸化による不活性状態になりにくいので、低価の装備で高効率の接合工程を行うことができる。
従来には、鍛造結合において、ファーニス(Furnace)内で加熱させながら加圧装置で加圧させる方法で結合させるため、大型の装備及び高価の装備を要求したが、本発明では、サセプタカバー500をサセプタボディ600に加圧して塑性変形によって結合させるので、ロッキング効果による安定した結合で別途の支持圧力が必要ではない。また、接合面のろう付けの際、従来には、ろう付けのために外部でファーニスなどの大型加熱装置を用いて工程を行ったが、本発明では、真空チャンバ700内でサセプタボディ600に埋め込まれたそれぞれのヒータ615が連結線617を介して外部の電源装置550と連結される電気的加熱によって接合部位のろう付けを容易に行うことができる。
ろう付けとは、450℃以上で接合させようとする母材(Base Metal)の溶融点以下で母材は損傷させず、溶加材と熱を加えて二つの母材を接合する技術である。
より詳細に説明すれば、450℃以上の液相線温度を有する溶加材を使用し、母材の固相線温度以下の熱を加えて二つの母材を接合する方法をろう付け(Brazing)と言える。
参考のため、溶加材で接合する方法は、溶接(Welding)、ろう付け(Brazing)、はんだ付け(Soldering)に大別することができる。場合によって、溶接(Welding)をウェルディング、ろう付け(Brazing)をブレージング、はんだ付け(Soldering)をソルダリングということもある。
上記3種の工法間の違いは、はんだ付けは450℃以下の溶加材を持って接合する方法をいい、溶接とろう付けは450℃以上の温度で行われるもので、その差相違点は、溶接は接合しようとする母材の溶融点以上で接合する方法であり、ろう付けは溶融点以下で母材は損傷させず、溶加材を使用して熱を加えて二つの母材を接合する技術を言う。
ろう付けの際、一定温度(Brazing Temperature)に達すれば、ろう付け溶材が両溶材の間に染みこんでろう付けになる場合を理想的なろう付けと言える。この際、両母材と溶加材の親和力の程度を示す性質を湿潤性で表現することができ、両母材接合間隔(Joint
Gap)に流入するようにする現象が毛細管現象と表現することができる。
この際、もちろん重力(Gravity)が作用することができる。しかし、ろう付けの主な基本原理は、母材を加熱した後、溶加材を加えて接合すると、湿潤性によって溶加材が両母材に溶け、毛細管現象によって両母材の間に流入するものと言える。
溶加材がろう付けすべき母材と湿潤性が悪ければ接合できなく、接合間隔が大きければ両母材の間に溶加材がいっぱいに満たされないことによって不完全な接合になる。
一般的に、ろう付けの際、母材が長期間大気中に放置されたかまたは加熱空気中の酸素などと結合し、酸化物などが生じて不活性状態になる場合には、液状金属が湿潤しにくくなる。
また、金属をろう付けするとき、フラックスを使用するか遮蔽ガス(Shielding gas)のような還元性雰囲気または真空雰囲気で加熱することで酸化物生成を抑制して溶加材がよく濡れるようにすることが好ましい。このようにすれば、望ましい毛細管現象によって溶加材が両母材の間にうまく流入することになる。遮蔽ガスとしては、主に不活性ガスを利用するようになる。
16.第16実施例
本発明の第16実施例によるサセプタの製造方法は、図20に示すように、溝の側面に冷却路650を形成した後、冷却管655を埋め込む方法を示す。その他の残りの構成要素及び説明は第15実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
図20に示すように、これは、サセプタカバー500との塑性変形による鍛造結合によって冷却路650を形成する過程で冷却路650が詰まるか局所的に管路の通孔が狭くなることができるので、これを避けるために、その空間に冷却管655を埋め込んで、安定して均一に冷媒が流通するようにするためである。ここで、冷却管655は冷却路650のいずれにも埋め込むことができ、部分的に均一な分布で埋め込むこともできることは言うまでもない。
17.第17実施例
本発明の第17実施例によるサセプタの製造方法は、図21に示すように、底面が広くなる形状の溝部611と凸部510が鍛造結合するものを示す。その他の残りの構成要素及び説明は第15実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
図21に示すように、凸部510及び溝部611の断面積A、A’が少なくとも一方の一部で異なるもので、底面が広くなる形状の溝部611と凸部510が鍛造結合し、鍛造結合の際、凸部510が外圧による塑性変形によって溝部611に整合する方法を示すものである。
そして、溝部611の側面に溝構造の冷却路650をヒータ615の埋込みとともに形成すれば、簡単な工程で冷却装置を具現することができ、工程容易性による時間短縮及び費用節減の効果をもたらすことができる。
このように、凸部510及び溝部611の断面形状A、A’が少なくとも一方の一部で異なる形状のもので、塑性変形を収容する空間を確保することができる多様な形状に鍛造結合することができることは言うまでもない。
さらに、凸部510と溝部611の強度または硬度を互いに異なるようにすることが好ましい。これは、凸部510及び溝部611の塑性変形によって整合をなすとき、いずれか一方の強度または硬度が異なれば、より容易な塑性変形が起こり得るからである。そして、このような凸部510及び溝部611の強度または硬度を異なるようにする方法は、各金属の熱処理を相異なる方法で行えば良い。
18.第18実施例
本発明の第18実施例によるサセプタの製造方法は、図22に示すように、溝部610の側面に三角管形の冷却路651を形成するサセプタの製造方法を示す。その他の残りの構成要素及び説明は第15実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
図22に示すように、凸部510及び溝部610の断面形状A、A’が少なくとも一方の一部で異なるようにして塑性変形を収容する空間を確保するようにし、ヒータ615と接合する凸部610の頭部を溝構造に形成し、管状のヒータ615の曲率半径(r)と凸部610の窪んでいる構造の頭部の曲率半径(R)を同じにまたは異なるようにして、鍛造結合の際、塑性変形による整合がなされるようにする。
そして、凸部510と対応する溝部610の側面に三角管形の冷却路650を形成することにより、サセプタカバー500とサセプタボディ600が鍛造結合するとき、塑性変形による整合がなされて、堅固な結合による冷却路651を容易に形成することができる。その他にも設計及び工程条件によって最適の形状に冷却路を多様に形成することができることは当業者に明らかである。
このように、ヒータ615と凸部510の頭部の曲率半径(R)を互いに異なるようにすることがより好ましい。その一例として、凸部510の頭部の曲率半径(R)をより大きくすることは、凸部510の頭部がヒータ615と鍛造結合されて接合する部分であるので、ヒータ615を取り囲みながら自然に塑性変形がなされるようにするためであり、ヒータ615の丸い面全体に均一な力が加わるようにするためである。
すなわち、ヒータ615の丸い面に均一な力が加わるので、鍛造圧がヒータ615の一部分に集中して変形を生じさせるか接合部分の非整合によった空隙が形成されることを防止することができる。
また、ヒータ615の表面の形状を凹凸構造に形成することが好ましい。これは、ヒータ615の表面を凹凸構造に形成すれば、塑性変形によって凸部510と整合するとき、接触断面積が広くなって熱伝逹効率が高くなる効果を得ることができるからである。もちろん、凹凸構造の以外にも、ヒータ615の表面の接触断面積を高めることができる構造であれば、いずれの形状も可能である。
そして、ヒータ615の材質を埋め込まれるサセプタボディ600と同じ材質で形成するか、熱膨張率の同一な材質で形成することが好ましい。これは、ヒータ615とサセプタボディ600の材質及び熱膨張率が互いに異なる場合、加熱によって膨張程度が異なって接合面で空隙などが形成されて熱伝逹効率を低下させることを防止することができるからである。
そして、このように塑性変形によって結合した後、本発明による製造方法によって、完全な接合のために、サセプタボディ600の溝部610の内部に埋め込まれたヒータ615を外部の電源装置によって加熱してろう付けすることは言うまでもない。
19.第19実施例
本発明の第19実施例によるサセプタの製造方法は、図23に示すように、少なくとも底面に1つ以上の溝部750が形成されたサセプタボディ700を形成し、溝部750の中で少なくとも1つ以上にヒータ815を埋め込み、溝部750の側面に冷却路850を形成する。そして、溝部750に対応するカバー800を形成し、鍛造結合で塑性変形によって整合させるもので、カバー800及び溝部750の挿入方向視の断面形状が互いに異なるようにしてサセプタを製造するようになる。
本発明の第19実施例は、底面にヒータ815が埋め込まれ、側面に冷却路850が形成された溝部750を含むサセプタボディ700の溝部750にカバー800を鍛造結合する方法であって、それぞれの溝部750及びカバー800を個別的に鍛造結合しなければならない点で違っている。すなわち、このような方法は個別的な鍛造結合のもので、凸部が1つ以上形成されているサセプタカバーとサセプタボディを全体的に結合する場合に発生し得る不安定性及び工程上高度の精密性が要求される負担を減らすことができるという面で利点がある。
図23に示すように、予めカバー800及び溝部750の断面形状が少なくとも一方の一部で異なるように形成して塑性変形によって鍛造結合できるように空間を確保する。すなわち、溝部750の挿入方向視の断面積がカバー800より広く形成され、その形状は溝部750の中心に行くほど広くなる形状である。また、最初に挿入されるカバー800の頭部はヒータ815と対応して接合するように溝構造に形成され、その断面積または曲率半径も、塑性変形による接合ができるように、ヒータ815の曲率半径と同じか異なるように形成する。そして、それぞれのヒータ815は、サセプタボディ700の内部連結線817を介して外部の電源装置と連結される。
すなわち、カバー800が鍛造結合するとき、予め一部の断面形状が広くなった溝部750に挿入された後、一定の力以上の圧力を加えれば、塑性変形が起こって溝部750とカバーが800が整合するようになる。このような整合は‘ロッキング効果’をもたらすだけでなく、小さい力で容易に結合されるので、変形及び空隙形成が相当に減少した堅固な結合をなすようになる。
同時に、溝部750の側面一部に形成された冷却路850があるため、カバー800が溝部750に塑性変形によって鍛造結合されれば、自然に管路形態の冷却路850が形成するようになるので、従来に独立して個別的に形成した冷却路を容易にヒータの付近に堅固な結合で形成させることができる利点がある。
20.第20実施例
本発明の第20実施例によるサセプタの製造方法は、図24に示すように、溝の中で少なくとも1つ以上にヒータ815を埋め込み、溝の側面に冷却路850を形成して冷却管855を埋め込む。そして、溝部に対応するカバー800を形成し、鍛造結合して塑性変形で整合させるもので、カバー800及び溝部の挿入方向視の断面形状が互いに異なるようにしてサセプタを製造するようになる。その他の残りの構成要素及び説明は第19実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
すなわち、サセプタボディ700の溝部750と個別カバー800との塑性変形による鍛造結合によって冷却路850を形成する過程で冷却路850が詰まるか局所的に管路の通孔が狭くなることができるので、これを避けるために、その空間に冷却管855を埋め込んで、安定して均一に冷媒が流通するようにするためである。
塑性変形による結合の後、埋め込まれたヒータの加熱によってろう付けを行うことで、堅固で安定した接合を成して熱伝逹効率の高いサセプタを容易い製造することができる。
21.第21実施例
本発明の第21実施例によるサセプタの製造方法は、図25に示すように、金属合金層811を形成したサセプタの製造方法の一部工程を示す。その他の残りの構成要素及び説明は第19実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
図25に示すように、サセプタボディ700とは異なる材質の金属810でカバー800を薄くコートする(図25(a))。コートされたカバー800は通常のカバーに相当し、カバー800の断面積Aより溝部の一部の断面積A’を広く形成し、その側面の一部に溝を形成して冷却路850を形成とともにヒータ815を溝部750の底面に埋め込む。そして、カバー800を溝部750に鍛造結合する。鍛造結合の際、外部で一定温度の熱を加えれば(図25(b))カバー800と溝部750の接合面に合金層811が形成される(図25(c))。
そして、図25(d)に示すように、高真空(約1.33×10−3 N/m)(約10−5Torr)雰囲気の真空チャンバ900内で外部の電源装置950に連結線817を介して連結されているヒータ815を加熱してろう付けすることにより、支持圧力なしに容易に堅固で安定した接合をなすことができるようになる。また、真空チャンバ900内に不活性ガスのような遮蔽ガスを封入してろう付け工程を行うこともできる。これは、高価ないし大型の真空装備の必要なしに接合面の酸化を防止することができるので、工程単価を低めて容易にろう付け工程を行うことができるからである。
このようにカバー800と溝部750の接合面に合金層811を形成することは、カバー800及び溝部750の接合面で発生し得る酸化層を防止して接合部分の腐食による結合堅固性の低下を防止するためである。また、薄層で合金層811を形成するので、熱を加える過程で微小に発生し得る隙間または空隙をこの合金層811で満たして堅固な結合が一層強化される。
ここで、サセプタボディ700は、アルミニウムを材質とし、コーティングは亜鉛(Zn)を利用して形成することにより、アルミニウム−亜鉛合金層811を形成するようになる。このような合金層811は、亜鉛(Zn)だけでなくニッケル、クロムなども可能である。すなわち、サセプタの材質と違いながらも、酸化被膜形成が少なく、低温で合金を形成することができる材質であればいずれも可能であることは当業者に明らかである。
このように、前述した本発明によるサセプタの製造方法を提供すれば、前述した凸部またはカバー及び溝部の挿入方向視の断面形状が少なくとも一方の一部で異なるようにすることで、予め確保した空間によって塑性変形で整合を容易に成すことができ、より堅固で安定した結合を成すことができる。
また、結合状態を維持するための支持圧力が不要になり、サセプタの内部に埋め込まれたヒータ315を外部電源500によって加熱させ、高真空雰囲気でろう付けを行うことにより、製造工程が単純になり、製造単価を低める大きな利点がある。さらに、溝の側面に冷却路を形成し、カバーを塑性変形によって鍛造結合を行うことにより、ヒータの埋込みと同時にヒータ付近に容易に冷却装置を形成することができる。
22.第22実施例
本発明の第22実施例によるサセプタの製造方法は、図26に示すように、サセプタボディ201の底面に埋込溝203を形成し、この埋込溝203の内部にヒータ210を収容してサセプタボディ201に挿着させ、図26aに示すように、埋込溝203の上側空間に第1カバー214及び第2カバー215を順に密着して挿入することで埋込溝203を密閉させる。その後、擦撹拌熔接ツール(FSW tool)221を利用して、第2カバー215とサセプタボディ201の境界部に沿って摩擦撹拌熔接を行って第2カバー215とサセプタボディ201を一体化させる。本発明の第22実施例において、前述した摩擦撹拌熔接法は、図26に示すように、第2カバー215とサセプタボディ201の上側面においてその境界面に沿って行われ、熔接部225はヒータ210が挿入されている方向に沿って平行に形成される。
本発明で使用する摩擦撹拌熔接法とは、肩部が形成された回転する円筒状工具であるFSWツールを利用して、突出した末端ピンを速く回転させることで、円筒状ピン工具と接触する金属に機械的摩擦を引き起こして金属を可塑化して熔接する方法をいう。その過程について簡略に説明すれば、まず、熔接される対象物を突き合わせられた密着面とともに支持板にクランピングさせ、速く回転する円筒状工具のピンが金属と接触して、突き合わせ溶接されるように、そのジョイント(継ぎ目)の中央線に中心を合わせる。この接触によって摩擦熱が急速に生成して金属を可塑化し、円筒状工具の肩部が金属表面に接触するまでピンがジョイント内に遅く進入する。この段階で、円筒状工具の肩部下の回転するピンの周囲で大部分の可塑化した金属がカラム(Column)を成すようになる。この方法の変数としては、ピンの回転速度、ピンの直径に対する肩部のサイズ、ピンの進入力及び移動速度などをあげることができる。
その後、ピンはジョイントの線に沿って作業物に対して相手移動する。回転するピンが移動するにつれて、可塑化した金属がピンの表面プロファイルによって付与される機械的撹拌及び鍛造作用を受けながらピンの背面に押し出され、円筒状工具の肩部によって材料に加わる圧力によって上部から拘束される。ピンの先端面と衝突した金属が破砕、加熱及び可塑化し、ピンがジョイントラインの下方に進行することにより、背面にだけ押し出される。よって、摩擦撹拌熔接法は、ジョイントラインに沿って金属を破砕し、酸化物層を除去し、熔接物を形成するように冷却が始まる円筒状工具の肩部下方のピンの後方側の可塑化した金属を撹拌する。金属が溶融点以下の温度に加熱されるので、摩擦撹拌熔接法は固相熔接法に属する。
摩擦撹拌熔接法は、アーク熔接などの融接(fusion welding)の多くの欠点を解消させるものと知られている。融接においては、金属が液化して溶接プールを形成した後、熔接肉に冷却される。この際、空隙及びクラックの形成の危険があり、さらに熔接煤煙が発散し、合金の場合には、合金成分の蒸発による損失差のため。熔接の金属組成物が元の合金から変化するだけでなく、合金成分の分離を引き起こすこともあり、さらにアルミニウムなどのように熔接の難しい金属の場合、保護用熔接シールドガスを必要とすることもある。これに対し、摩擦撹拌熔接は、一部融接技術のように、充電材または他の消費財を必要としないだけでなく、優れた熔接強度と、ガス金属アーク熔接に比べて優れた耐久性を持つという利点がある。
23.第23実施例
本発明の第23実施例によるサセプタの製造方法は、図27に示すように、サセプタ250の埋込溝252の空間と一致する形態のヒータ251を含む鋳物261をヒータと密封カバーの一体型ヒータ260となるように製作し、一体型ヒータ260を埋込溝252に嵌め込んでから埋め込む。
図28は図27に示すサセプタの製造方法の各段階別実施例を示す。
図28aに示すように、サセプタの埋込溝252と同じ形態の溝を有する鋳型262を製作し、鋳型262にヒータの支持部263を設置し、支持部263上にヒータ251を位置させる。
その後、溶融されたAl(アルミニウム)またはAl合金264を鋳型262内に注いてから固させ、図28bに示すように、支持部263、ヒータ251及び鋳物261の一体型ヒータ260となるように製作する。支持部は、図28aに示す断面半円形だけでなく、鋳物の製作の際にヒータを支えることができるいずれの形態も持つことができる。
図28bに示すように、上記鋳物一体型ヒータ260を上記鋳型302から取り出し、図28cに示すように、上記鋳物一体型ヒータ260の不要な部分265を精密加工で除去する。その後、図27に示すように、完成された鋳物一体型ヒータ260をサセプタの埋込溝252に嵌め込むことで、サセプタの埋込溝から隙間が取り除かれたヒータ埋込みになる。
上記のようなサセプタのヒータ密封方法は、ヒータとヒータ密封カバーが分離されていないで鋳物一体型にヒータが製造されるので、上記ヒータと上記ヒータ密封カバーの間で発生する隙間が除去される。
また、サセプタの埋込溝の隙間の形態と一致するように鋳物一体型ヒータを製作し、上記サセプタの埋込溝に上記鋳物一体型ヒータを嵌め込んで埋め込むので、埋込溝内に隙間が発生しない。
したがって、サセプタのボディとヒータとの間から隙間が除去されるので、ヒータ260はサセプタ全体に均一な温度を提供することができ、これにより透明ガラス基板の加工性及び生産性を向上させることができる。
以上のように、本発明を具体的な構成要素などのような特定事項と好適な実施例及び図面に基づいて説明したが、これは本発明の全般的な理解を助けるために提供されたものであり、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明が属する分野で通常的な知識を持った者であれば、このような記載より多様な修正及び変形が可能である。
したがって、本発明の思想は前述した実施例に限って決まってはいけなく、後述する特許請求範囲とこの特許請求範囲と均等または等価の変形のすべてが本発明思想の範疇に属するものである。
本発明によるサセプタの製造方法を提供すれば、サセプタカバーとサセプタボディが鍛造結合され、鍛造結合の際、サセプタカバーの凸部が塑性変形によってサセプタボディの溝部に整合する段階を含み、凸部及び溝部の挿入方向視の断面形状を少なくとも一方の一部で異なるようにすることで、鍛造の際、過度な圧力が要らなく、塑性変形による整合によって、サセプタカバーとボディの接合面に割れ目または空隙が形成されて熱伝逹が低下する問題点を相当に解決することができる。
また、カバーと溝部の接合面に合金層を容易に形成することができる方法を提供することで、酸化による腐食を防止して、高効率及び良質のサセプタを提供することができる。
そして、一層堅固で安定した結合を成すことができるので、接合部分への追加のライン熔接またはろう付けなどの処理の際、結合状態を維持するための支持圧力が不要になり、製造工程が単純になり、製品単価を低めることができる。
本発明によるサセプタの製造方法を提供すれば、摩擦撹拌熔接法によってサセプタボディとカバーを接合させて一体化させるので、従来の融接法による熔接の際、熔接部位のアルミニウム合金の凝固による熱的クラックなどの欠陥の発生を根本的に防止することができ、よって信頼性の高いサセプタ製品を製作することができる。
本発明によるサセプタの製造方法を提供すれば、密封カバーとヒータが分離されていなく、鋳物一体型にヒータを製作し、上記鋳物はサセプタボディの埋込溝の空間形態と一致するように製作されるので、サセプタボディとヒータの間、及び密封カバーとヒータの間の隙間を除去してサセプタ全体の温度均一性を向上させることにより、透明ガラス基板の加工性及び生産性を向上させ、高品格の液晶表示装置用透明ガラス基板を量産することができる。
従来技術によるサセプタの構造を概略的に示す斜視図である。 従来のアルミニウム合金材のサセプタボディの底面部にヒータを埋め込む方法を例示した斜視図である。 従来のサセプタとヒータまたは冷却器が埋め込まれた部分を示す断面図である。 従来のサセプタのヒータまたは冷却器が埋め込まれた部分の写真及びこれに対応する図面を示す断面図である。 本発明の第1実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第2実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第3実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第4実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第5実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第6実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第7実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第8実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第9実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第10実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第11実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第12実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第13実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第14実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第15実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第16実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第17実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第18実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第19実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第20実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第21実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図であ。 本発明の第22実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 本発明の第23実施例によるサセプタの製造方法を示す断面図である。 図27に示したサセプタの製造方法の各段階別実施例を示す断面図である。

Claims (68)

  1. 少なくとも1つ以上の凸部を備えたサセプタカバーを形成するカバー形成段階と、
    前記凸部と対応する溝部を含むサセプタボディを形成するボディ形成段階と、
    前記サセプタカバーと前記サセプタボディを鍛造結合して、前記凸部及び溝部の中で少なくとも一方の塑性変形によって整合させる整合段階とを含み、
    前記凸部及び溝部の挿入方向視の断面形状が、少なくとも一方の一部で異なることを特徴とする、サセプタの製造方法。
  2. 前記溝部の少なくとも1つ以上にヒータを埋め込む埋込み段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のサセプタの製造方法。
  3. 前記ボディ形成段階において、前記溝部の垂直方向視の断面積は、前記溝部の中心部にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項1または2に記載のサセプタの製造方法。
  4. 前記ボディ形成段階において、前記溝部の断面積は、前記溝部の底面にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項1または2に記載のサセプタの製造方法。
  5. 前記ボディ形成段階において、前記溝部の側面一部が、前記溝部の外側方向に凹凸を形成するか窪んでいる構造に形成することを特徴とする、請求項1または2に記載のサセプタの製造方法。
  6. 頭部が溝構造になった凸部を少なくとも1つ以上備えたサセプタカバーを形成するカバー形成段階と、
    前記凸部と対応する溝部を含み、前記溝部に前記凸部の溝構造に対応して結合されるヒータが埋め込まれるサセプタボディを形成するボディ形成段階と、
    前記サセプタカバーと前記サセプタボディを鍛造結合して、前記凸部を塑性変形によって前記溝部に整合させる整合段階とを含み、
    前記凸部及び溝部の挿入方向視の断面形状が、互いに異なることを特徴とする、サセプタの製造方法。
  7. 前記ボディ形成段階において、前記ヒータを管状にして埋め込むことを特徴とする、請求項6に記載のサセプタの製造方法。
  8. 前記カバー形成段階において、前記溝構造は窪んでいる構造であり、前記窪んでいる構造の曲率半径を前記ヒータの曲率半径と同一にまたは異なるようにすることを特徴とする、請求項7に記載のサセプタの製造方法。
  9. 前記ボディ形成段階において、前記ヒータを板状にして埋め込むことを特徴とする、請求項7に記載のサセプタの製造方法。
  10. 前記カバー形成段階において、前記溝構造の入口部分が前記板状より広い構造に形成されることを特徴とする、請求項9に記載のサセプタの製造方法。
  11. 底面に少なくとも1つの溝部が形成されたサセプタボディを形成するボディ形成段階と、
    前記溝部に少なくとも1つ以上のヒータを埋め込む埋込み段階と、
    前記溝部に対応するカバーを形成するカバー形成段階と、
    前記カバーと前記溝部を鍛造結合して、前記カバー及び溝部の中で少なくとも一方の塑性変形によって整合させる整合段階とを含み、
    前記カバー及び溝部の挿入方向視の断面形状が、少なくとも一方の一部で異なることを特徴とする、サセプタの製造方法。
  12. 前記埋込み段階において、前記溝部の垂直方向視の断面積は、前記溝部の中心部にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項11に記載のサセプタの製造方法。
  13. 前記埋込み段階において、前記溝部の断面積は、前記溝部の底面にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項11に記載のサセプタの製造方法。
  14. 前記埋込み段階において、前記ヒータまたは冷却器を管状にして埋め込むことを特徴とする、請求項11に記載のサセプタの製造方法。
  15. 前記ヒータまたは冷却器と対応して結合される前記カバーの頭部の曲率半径が、前記ヒータまたは冷却器の曲率半径と同一であるかまたは異なること特徴とする、請求項14に記載のサセプタの製造方法。
  16. 前記整合段階は、
    前記カバーに前記サセプタボディとは異なる材質の金属をコートする段階と、
    前記コートされたカバーを鍛造結合し、前記結合された前記サセプタボディ及び前記カバーを加熱する段階とをさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載のサセプタの製造方法。
  17. 前記金属材質を亜鉛(Zn)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)のいずれか1種にして前記カバーをコートすることを特徴とする、請求項16に記載のサセプタの製造方法。
  18. 請求項1〜17のいずれか一項の製造方法によって製造されたことを特徴とする、サセプタ。
  19. 凸部を少なくとも1つ以上備えたサセプタカバーを形成するカバー形成段階と、
    前記凸部と対応する溝部を含み、前記凸部に対応して結合されるサセプタボディを形成するボディ形成段階と、
    前記溝部に少なくとも1つの冷却路を形成する冷却路形成段階と、
    前記サセプタカバーと前記サセプタボディを鍛造結合して、前記凸部を塑性変形によって前記溝部に整合させる整合段階とを含み、
    前記凸部及び溝部の挿入方向視の断面形状が、互いに異なることを特徴とする、サセプタの製造方法。
  20. 前記冷却路形成段階は、前記溝部の底面にヒータを埋め込み、前記溝部の側面に冷却路を形成することを特徴とする、請求項19に記載のサセプタの製造方法。
  21. 前記冷却路形成段階は、互いに対向する前記溝部の両側面に冷却路を形成することを特徴とする、請求項20に記載のサセプタの製造方法。
  22. 前記冷却路形成段階は、前記冷却路に冷却管を埋め込む段階をさらに含むことを特徴とする、請求項19または20に記載のサセプタの製造方法。
  23. 前記ボディ形成段階において、前記溝部の垂直方向視の断面積は、前記溝部の中心部にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項19または20に記載のサセプタの製造方法。
  24. 前記ボディ形成段階において、前記溝部の断面積は、前記溝部の底面にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項19または20に記載のサセプタの製造方法。
  25. 前記凸部の頭部は窪んでいる溝構造であり、前記溝構造の曲率半径を前記ヒータの曲率半径と同一にまたは異なるようにすることを特徴とする、請求項19または20に記載のサセプタの製造方法。
  26. 前記冷却路形成段階において、前記冷却路を、前記溝部の内側面に断面三角形の溝構造になった管路として形成することを特徴とする、請求項19または20に記載のサセプタの製造方法。
  27. 前記凸部と溝部の強度または硬度を互いに異なるようにすることを特徴とする、請求項19または20に記載のサセプタの製造方法。
  28. 前記ヒータは表面の形状が凹凸構造であることを特徴とする、請求項20に記載のサセプタの製造方法。
  29. 底面に少なくとも1つの溝部が形成されたサセプタボディを形成するボディ形成段階と、
    前記少なくとも1つの溝部にヒータを形成するヒータ形成段階と、
    前記溝部に対応するカバーを形成するカバー形成段階と、
    前記カバーと前記溝部とを鍛造結合して、前記カバー及び溝部の中で少なくとも一方の塑性変形によって整合させる整合段階とを含み、
    前記カバー及び溝部の挿入方向視の断面形状が少なくとも一方の一部で異なることを特徴とする、サセプタの製造方法。
  30. 前記ヒータ形成段階は、前記溝部の底面にヒータを埋め込み、前記溝部の側面に冷却路を形成することを特徴とする、請求項29に記載のサセプタの製造方法。
  31. 前記ヒータ形成段階において、互いに対向する前記溝部の両側面に冷却路を形成することを特徴とする、請求項30に記載のサセプタの製造方法。
  32. 前記ヒータ形成段階は、冷却路に冷却管を埋め込む段階をさらに含むことを特徴とする、請求項29または30に記載のサセプタの製造方法。
  33. 前記ボディ形成段階において、前記溝部の垂直方向視の断面積は、前記溝部の中心部にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項29に記載のサセプタの製造方法。
  34. 前記ボディ形成段階において、前記溝部の断面積は、前記溝部の底面にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項29に記載のサセプタの製造方法。
  35. 前記ヒータに対応して結合される前記カバーの頭部の曲率半径と前記ヒータの曲率半径を同一にまたは異なるようにすることを特徴とする、請求項29に記載のサセプタの製造方法。
  36. 前記整合段階は、
    前記カバーに前記サセプタボディとは異なる材質の金属をコートする段階と、
    前記コートされたカバーを鍛造結合し、前記結合された前記サセプタボディ及び前記カバーを加熱する段階とをさらに含むことを特徴とする、請求項29に記載のサセプタの製造方法。
  37. 前記金属の材質を亜鉛(Zn)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)のいずれか1種にして前記カバーをコートすることを特徴とする、請求項36に記載のサセプタの製造方法。
  38. 前記カバーと溝部の強度または硬度を互いに異なるようにすることを特徴とする、請求項29に記載のサセプタの製造方法。
  39. 前記ヒータ表面の形状が凹凸構造であることを特徴とする、請求項29に記載のサセプタの製造方法。
  40. 請求項20または30の方法によって製造されたことを特徴とする、サセプタ。
  41. 凸部を少なくとも1つ以上備えたサセプタカバーを形成するカバー形成段階と、
    前記凸部と対応する溝部を含み、前記凸部に対応して結合されるサセプタボディを形成するボディ形成段階と、
    前記溝部にヒータを形成するヒータ形成段階と、
    前記サセプタカバーと前記サセプタボディを鍛造結合して、前記凸部を塑性変形によって前記溝部に整合させる整合段階と、
    前記サセプタカバーと前記サセプタボディを前記ヒータの加熱によってろう付けするろう付け段階とを含み、
    前記凸部及び溝部の挿入方向視の断面形状が、互いに異なることを特徴とする、サセプタの製造方法。
  42. 前記ろう付けは、高真空雰囲気で行うことを特徴とする、請求項41に記載のサセプタの製造方法。
  43. 前記ろう付けは、遮蔽ガス雰囲気行うことを特徴とする、請求項41に記載のサセプタの製造方法。
  44. 互いに対向する前記溝部の両側面に冷却路を形成する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項41に記載のサセプタの製造方法。
  45. 前記ボディ形成段階において、前記溝部の垂直方向視の断面積は、前記溝部の中心部にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項41に記載のサセプタの製造方法。
  46. 前記ボディ形成段階において、前記溝部の断面積は、前記溝部の底面にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項41に記載のサセプタの製造方法。
  47. 前記凸部の頭部は、窪んでいる溝構造であり、前記溝構造の曲率半径を前記ヒータの曲率半径と同一にまたは異なるようにすることを特徴とする、請求項41に記載のサセプタの製造方法。
  48. 前記凸部と溝部との強度または硬度を互いに異なるようにすることを特徴とする、請求項41に記載のサセプタの製造方法。
  49. 前記ヒータの表面の形状が、凹凸構造であることを特徴とする、請求項41に記載のサセプタの製造方法。
  50. 底面に少なくとも1つの溝部が形成されたサセプタボディを形成するボディ形成段階と、
    前記少なくとも1つの溝部にヒータを形成するヒータ形成段階と、
    前記溝部に対応するカバーを形成するカバー形成段階と、
    前記カバーと前記溝部を鍛造結合して、前記カバー及び溝部の中で少なくとも一方の塑性変形によって整合させる整合段階と、
    前記カバーと溝部を前記ヒータの加熱によってろう付けするろう付け段階とを含み、
    前記カバー及び溝部の挿入方向視の断面形状が、少なくとも一方の一部で異なることを特徴とする、サセプタの製造方法。
  51. 前記整合段階は、前記カバーに前記サセプタボディとは異なる材質の金属をコートする段階を含むことを特徴とする、請求項50に記載のサセプタの製造方法。
  52. 前記金属の材質を亜鉛(Zn)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)のいずれか1種にして前記カバーをコートすることを特徴とする、請求項51に記載のサセプタの製造方法。
  53. 前記ろう付けは、高真空雰囲気で行うことを特徴とする、請求項50に記載のサセプタの製造方法。
  54. 前記ろう付けは、遮蔽ガス雰囲気で行うことを特徴とする、請求項50に記載のサセプタの製造方法。
  55. 前記ヒータ形成段階は、前記溝部の底面にヒータを埋め込み、前記溝部の側面に冷却路を形成することを特徴とする、請求項50に記載のサセプタの製造方法。
  56. 前記ボディ形成段階において、前記溝部の垂直方向視の断面積は、前記溝部の中心部にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項50に記載のサセプタの製造方法。
  57. 前記ボディ形成段階において、前記溝部の断面積は、前記溝部の底面にいくほど徐々に増加するように形成することを特徴とする、請求項50に記載のサセプタの製造方法。
  58. 前記カバーの頭部は、窪んでいる溝構造であり、前記溝構造の曲率半径を前記ヒータの曲率半径と同一にまたは異なるようにすることを特徴とする、請求項50に記載のサセプタの製造方法。
  59. 前記カバーと溝部との強度または硬度を互いに異なるようにすることを特徴とする、請求項50に記載のサセプタの製造方法。
  60. 前記ヒータの表面の形状が、凹凸構造であることを特徴とする、請求項50に記載のサセプタの製造方法。
  61. 請求項41または49の方法によって製造されたことを特徴とする、サセプタ。
  62. 底面に埋込溝が形成されたサセプタボディと、
    前記埋込溝の内部に収容されたヒータと、
    前記埋込溝を密閉させるために埋込溝の上側に密着挿入されるカバーと、
    を含んでなり、
    前記サセプタボディと前記カバーは、摩擦撹拌熔接によって一体化されていることを特徴とする、サセプタ。
  63. 前記カバーは、前記ヒータと接触する第1カバーと、前記第1カバーと接触し、前記サセプタボディと熔接される部分を持つ第2カバーとを含んでなることを特徴とする、請求項62に記載のサセプタ。
  64. サセプタボディの底面に形成される埋込溝の内部にヒータを収容させる段階と、
    前記ヒータが収容された前記埋込溝をカバーで密閉させる段階と、
    前記カバーと前記サセプタボディとを摩擦撹拌熔接によって一体化させる段階と、
    を含んでなることを特徴とする、サセプタの製造方法。
  65. サセプタボディの底面にヒータを埋め込むための埋込溝を形成する段階と、
    前記埋込溝の空間と一致する形態に前記ヒータを含む鋳物を製作する段階と、
    前記埋込溝に前記鋳物を嵌め込んで埋め込む段階と、
    を含んでなることを特徴とする、サセプタの製造方法。
  66. 前記埋込溝と一致する形態の溝を持つ鋳型を作る段階と、
    前記ヒータの支持部を前記鋳型内に位置させ、前記支持部上に前記ヒータを位置させ、溶融されたAlまたはAl合金を前記鋳型内に注いでから凝固させる段階と、
    前記鋳型と前記ヒータを含んでいる前記鋳物を分離する段階と、
    前記鋳物の不要な部分を加工する段階と、
    前記埋込溝に前記ヒータを含んでいる鋳物を嵌め込む段階とを含むことを特徴とする、請求項65に記載のサセプタの製造方法。
  67. 前記支持部は、AlまたはAl合金で製作されることを特徴とする、請求項66に記載のサセプタの製造方法。
  68. サセプタの底面にヒータを埋め込むための埋込溝が設けられ、前記埋込溝に前記埋込溝の空間と一致する形態の前記ヒータを含む鋳物が嵌め込まれてなることを特徴とする、サセプタ。
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