JP2009535602A - 蒸発器/吸着装置組立体、関係した吸着式冷却装置及び自動車 - Google Patents

蒸発器/吸着装置組立体、関係した吸着式冷却装置及び自動車 Download PDF

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Abstract

【課題】
【解決手段】このユニット37は、液体冷却流体の蒸発器45と、蒸発器45に連結されたガス状冷却流体の吸収装置47とを備えている。装置37は、蒸発面73Aに面する吸収装置47上に配置された蒸発面73Aと、これらの面73A、109Aを連結する接続床57とにより境が設定された、ガス状冷媒流体の移動室121を含む。蒸発器45は、蒸発面73Aから下流にて冷媒流体を集め得るようこの蒸発面に連結された冷媒流体収集器65を備えている。蒸発器45は、室121内に配置された仕切り67を備えており、該仕切りは、蒸発面73A上にて、仕切り67により蓋をされた少なくとも1つの領域103と、少なくとも1つの蓋をされていない蒸発領域105との境を設定する。適用例は、自動車の空調である。

Description

本発明は、上流の液体冷却流体の供給入口を有する液体冷却流体の蒸発器と、
蒸発器と接続されており、また、上流の液体吸着性流体の供給入口を有するガス状冷却流体の吸着装置と、を備える型式の蒸発器/吸着装置組立体に関する。
上述した型式の蒸発器/吸着装置組立体は、自動車の環境−制御のため必要とされるフリゴリ(冷気(frigories))を提供し得るようこの車内に配置された吸着式冷却装置内に配置することを目的とする。
国際公開番号WO−A−01/18463には、冷却流体と吸着性流体とから成る混合流体が分離されて冷却流体のガス状流れと、吸着性流体の液体流れとが得られるようにした発生装置を備える吸着式冷却装置が開示されている。
この装置は、ガス状流れを受け取り且つ、冷却流体を再液化するのを許容する冷却流体の凝縮器を更に備えている。この装置は、凝縮器と接続され、また、その内部にて凝縮器からの液体冷却流体がノズルを使用して蒸発される、冷却流体の蒸発器を備えている。この気化は、環境−制御システムと熱交換関係に配置された冷却システムを介して冷却目的のため使用されるフリゴリを発生させる。
気化した冷却流体は、吸着性流体の液体流れを受け取る吸着装置に移送される。液体流れは、吸着装置内にて噴霧され、気化した冷却流体を吸着する極めて微細な液滴を形成する。
冷却流体と吸着性流体とから成る混合液体は、発生装置に移送されるよう吸着装置の基部にて収集される。
かかる装置は、環境にとって有害である冷却流体を使用せずに環境−制御組立体にて使用することのできるフリゴリを効率的に発生させる。
しかし、上述した型式の装置が自動車内に設置されたとき、車の加速度及び傾きが移送ノズルの機能を損なう傾向がある。更に、かかる装置は、大形であり、また、人間工学的に優れない。
このため、本発明の1つの目的は、作動の点にて高信頼性である一方にて、小型の態様にて車内に容易に設置することのできる吸着式冷却装置用の蒸発器/吸着装置組立体を提供することである。
この目的のため、本発明は、組立体がガス状冷却流体が移動するための室の境を設定し、該室は、蒸発器に配置され且つ、上流にて冷却流体の供給入口と接続された少なくとも1つの冷却流体のガス移送面と、該移送面に又は該移送面の各々に面する吸着装置上に配置され且つ、上流にて吸着性流体の供給入口と接続された、気化した冷却流体を通すための少なくとも1つの面と、これらの面と接続する基部壁とにより境が設定され、蒸発器は、
該移送面又は該移送面の各々の下流にて液体冷却流体を収集し得るよう該移送面又は該移送面の各々と接続された液体冷却流体の収集器と、
室内に配置された仕切り手段であって、該移送面又は該移送面の各々にて、仕切り手段により覆われる少なくとも1つの領域と、少なくとも1つの蓋をされていない移送領域との境を設定する上記仕切り手段とを備えることを特徴とする蒸発器/吸着装置組立体に関する。
本発明に従った組立体は、独立的に又は任意の技術的に可能な組み合わせにて次の特徴の1つ又はより多くを備えることができる。すなわち、
仕切り手段は、該移送面又は該移送面の各々にて、移送面の全幅の上を横方向に伸び且つ基部壁から基部壁の上方に離れて配置された、蓋をされていない移送領域まで伸びる、蓋をされた下流領域の境を設定し、
仕切り手段は、該移送面又は該移送面の各々の残部にわたって、開口部の表面積の比率を最大にすべく蓋をされていない領域の実質的に上方にて補強メッシュを備え、
冷却流体の供給入口が該移送面又は該移送面の各々の上流端縁と接続され、仕切り手段は、移送面にて、基部壁と上流端縁との間にて蓋をされた移送領域と蓋をされていない移送領域との交互の配置の境を設定し、
仕切り手段は、該蓋をされていない領域又は該蓋をされていない領域の各々に対面して、移送面から離れるように突出する案内フィンを備え、
案内フィンの各々は、形成されるであろう液滴の寸法に適応し得るよう0.5から5mmの距離だけ移送面から離れており、
蒸発器は、側面により互いに接続された2つの対向する移送面の境を設定する少なくとも1つの部材を備え、仕切り手段は、側面の上方を緊密な態様にて伸び、
冷却流体の収集器と該移送面又は該移送面の各々の間に介在された多孔質ブロックを備え、
冷却流体の収集器は、基部壁の下方に配置され且つ、基部壁の下方に取り付けられ、
吸着装置は、
吸着性流体と冷却流体との混合体により形成された液体混合流体用の収集器であって、該通路面又は該通路面の各々と接続され、混合流体を該通路面又は該通路面の各々の下流にて収集するようにした、上記収集器と、
該通路面及び該通路面の各々にて蓋をする壁により蓋をされた少なくとも1つの領域と、基部壁から伸びる少なくとも1つの下流の蓋をされていない領域との境を設定する、該通路面又は該通路面の各々に蓋をする少なくとも1つの壁と、を備え、下流の蓋をされていない領域は、基部壁と面一の収集開口部を介して室内にて開放し、
蓋をする壁は、該通路面又は該通路面の各々の残部にて、開口部の表面積の比率を最大にし得るに下流の蓋をされていない領域の実質的に上方にある補強メッシュを備え、
蓋をする壁は、下流の蓋をされていない領域の上方に少なくとも1つの蓋をされた領域を備え、
該蓋をされていない通路領域又は該蓋をされていない通路領域の各々は、移送面の蓋をされた領域に対向する位置に配置され、
移送面の該蓋をされていない領域又は該蓋をされていない領域の各々は、通路面の蓋をされた領域に対面する位置に配置され、
室内にて開放する下流の蓋をされていない領域は、基部壁と面一の収集開口部を備え、基部壁に存在する液体流体を収集器内に排出し得るようにし、
冷却流体の収集器は、液体冷却流体の排出出口に向けて第一の方向に傾斜した基部を有する少なくとも1つの冷却流体の受容部を備え、混合流体の収集器は、混合流体の排出出口に向けて第一の方向から分離した第二の方向に向けて傾斜した基部を有する少なくとも1つの液体混合流体の受容部を備えている。
本発明は、吸着式冷却装置であって、
混合流体を分離させることにより冷却流体及び吸着性流体を発生させる装置と、
発生装置と接続された冷却流体の凝縮器と、
上記の請求項の何れか1つに記載の蒸発器/吸着装置組立体であって、蒸発器は、冷却流体の供給入口にて開放する冷却流体の供給導管により凝縮器と接続され、吸着装置は、吸着性流体の供給入口内に開放する吸着性流体の供給導管と、混合流体の排出導管とを介して発生装置と接続される上記蒸発器/吸着装置組立体と、
該移送面又は該移送面の各々と熱交換関係に配置された、熱交換流体に基づく冷却システムであって、蒸発器の外側に配置された第一の熱交換器を備える上記冷却システムとを備える型式の吸着式冷却装置にも関する。
本発明は、上述した装置を備えることを特徴とする自動車に更に関する。
本発明は、単に一例として掲げた以下の説明、添付図面を参照することにより一層良く理解されよう。
図1に示した、本発明に従った第一の吸着式冷却装置11は、例えば、自動車内に配置されている。車は、特に、乗客空間15と、装置11と熱交換関係に配置された乗客空間の環境−制御組立体17とを備えている。
図1を参照すると、装置11は、混合流体を分離することにより冷却流体及び吸着性流体を発生させる装置33と、気化した冷却流体用の凝縮器35と、蒸発器/吸着装置組立体37とを備えている。
発生装置33は、液体冷却流体及び液体吸着性流体の混合体により形成された混合流体を受け取ることを目的とする室39と、加熱手段41とを備えている。
吸着性流体は、例えば、臭化リチウムの溶液により形成され、また、冷却流体は水によって形成される。
1つの変更例において、吸着性流体は水により形成され、冷却流体はアンモニア溶液により形成される。
加熱手段41は、例えば、エンジン冷却流体を室39内に保持された混合流体と熱交換関係に置き得るよう室39内に配置された領域42を含むエンジン冷却液体の循環導管を備えている。
凝縮器35は、気化した冷却流体を通すための導管47により発生装置33と接続されている。
凝縮器35は、前面にて空気の流れ方向に向けて放熱器に対して上流にて、エンジン冷却液体の放熱器上にて車の前面(図示せず)内に配置されている。
図2に示したように、組立体37は、密封ケーシング43と、該密封ケーシング43内に配置された、板型式の蒸発器45と、板型式の吸着装置47とを備えている。組立体37は、図1に示したように、蒸発器45内にて発生されたキロカロリーを伝達することを目的とする冷却システム49と、吸着装置47の冷却システム51とを更に備えている。
ケーシング43は実質的に平行6面体である。該ケーシングは、頂部にてカバー55により閉じられ、また、底部にて、ケーシングの下方部分に固定された基部壁57により閉じられた内側空間53の境を設定する。基部壁57は、可撓性の材料を使用して製造される。壁57は、内側空間53内にて開放する複数の水平方向貫通穴59の境を設定する。
蒸発器45は、複数の多孔質板61と、上流にて板61に供給する液体冷却流体の分配器63と、板61の各々の下流にて液体冷却流体を収集する液体冷却流体の収集器65とを備えている。蒸発器51は、液体冷却流体が内側空間53に向けて逆流して戻るのを防止する手段67を更に備えている。
板61は、図2にて左方向から右方向に向け横方向に隔てられた平行な平面内にて内側空間53内で垂直に配置されている。図面の簡略化のため、図2には、1つの板61のみが示されている。
板61の各々は、カバー55に対して当接状態に保持された上方上流端縁69と、相応する開口59を介して収集器65内に係合した下方下流端縁71との間を伸びている。
板61の各々は、例えば、連続気泡型式か又はランダムに引抜きした面を有する型式の多孔質部材を実質的に備える空間の境を設定する。多孔質部材は、実質的に81%と99%の間、好ましくは93%の多孔率を有することができる。該多孔質部材は、センチメートル当たり8孔からセンチメートル当たり40ポア、好ましくは、センチメートル当たり16ポアの開口密度を有することもできる。最後に、多孔質部材は、0.01g.cm−3から1g.cm−3、好ましくは、0.2g.cm−3の粗密度を有することができる。
板61の各々は、その厚さの一側部及び反対側にて、2つの対向した垂直の平坦なガス移送面73A、73Bを画成する。面73A、73Bの各々は、カバー55と基部壁57との間にて内側空間53内を伸びている。垂直面73A、73Bは、垂直な側面74を介して板61の一側部及び反対側にて共に接続され、該垂直側面は、板61の各々の端縁に配置され、また、図5に示されている。
垂直面73A、73Bは、液体を保持しつつ、ガスが貫通するのを許容することができる特定の材料から成っている。これらの垂直面は、例えば、直径0.01mmから1mmのワイヤーにて製造された、直径0.01mmから1mmの範囲の微細な穴を有する型式のステンレススチールの格子を備えることができる。微細な穴の直径は、毛管現象の利点を活用し得るよう1mm以下であることが好ましい。垂直面73A、73Bは、ゴアテクス(GORE−TEX)(登録商標名)、ナイロン、ポリエチレン又はポリプロピレン型式の薄膜から成るようにしてもよい。最後に、垂直面73A、73Bは、板61の各々の多孔質部材を約1mmの厚さにわたって局所的に変更させ、センチメートル当たりのボア密度は例えば、センチメートル当たり100ポア、好ましくは、センチメートル当たり50ポアまで増大させることで形成されるようにすることが考えられる。
分配器63は、図1に示した液体冷却流体の供給導管75を介して凝縮器35と接続されている。図2に示したように、分配器は、導管75と接続するためのものであり、また、蒸発器51に対する冷却流体の供給入口79の境を設定するエンドピース77を備えている。分配器63は、カバー55内に配置され、また、供給入口79を板61の各々の上方端縁69と接続する複数の通路80を更に画成する。
収集器65は、板61の各々に対し、開口59の水平方向断面と実質的に等しい水平方向断面を有する開口部を介して上方向に開放する受容部81と、液体冷却流体を排出するための共通のエンドピース83とを備えている。
受容部81の各々は、接着剤継手により密封した態様にて基部壁57の下方に装着されている。
このように、受容部81の上方開口部は、相応する開口59に対向して伸びて、受容部81の各々は、その下方下流端縁71の領域内にて板61の下流領域89を受け入れる。
図4に示したように、受容部81の各々は、受容部81の全てが開放する排出エンドピース83の方向に向けて、下方向に及び図4の左方向に向けて傾斜した基部壁85を備えている。
エンドピース83は、液体冷却流体を排出するため下方下流出口87の境を設定する。エンドピース83は、図4のケーシング43の左端縁から下方に向けて突出する。この例において、収集器65のエンドビース83は、再循環導管88を介して液体冷却流体の供給導管75と接続されており、該再循環導管は、図1に見ることができ、また、ポンプ(図示せず)が設けられている。
逆流を防止する手段67は、板61の各々に対し、板61を取り囲む仕切りライナー91と、収集器65の各々と空間53との間に介在された多孔質パッド93とを備えている。勿論、板61の各々及び仕切りライナー91の各々の間には、上述した変形例の1つに従って面73A、73Bが存在するようにしてもよい。
図2及び図5に示したように、ライナー91の各々は、ガス移送面73A、73Bの上にてそれぞれ押し付けられる仕切り壁95A、95Bを備えており、これらの仕切り壁は、横スカート部97A、97Bにより互いに接続され、また、これらの横スカート部は、側面74の上で密封した態様にて互いに装着されている。
壁95A、95Bの各々は、面73A、73Bに対向して、板61の全幅の上を実質的に伸びる複数の水平方向開口部99の境を設定する。壁95A、95Bの各々は、開口部99の各々に対し、傾斜した案内フィン101を備えている。このように、壁は、「クリアストーリー(clere−story)]と称される構造体を有する。
フィン101は、上方向に向け且つ開口部99の各々に面する面73A、73Bから離れる方向に向けて開口部99の各々を画成する下方端縁から面73A、73Bに対して突出している。好ましくは、面73A、73Bの各々に対するフィン101の間隔は、形成されるであろう液滴の寸法に適応し得るよう、0.5から5mmの範囲とし、この例の場合、間隔が実質的に2mmに等しく、また、厚さが実質的に1mmに等しいフィン101は、大部分の液滴を案内するのを許容する。
図3に示したように、このように、壁95A、95Bの各々は、相応する面73A、73Bにて、壁95A、95Bにより蓋をされた複数の領域103と、ガスが通るための複数の蓋をされていない領域105との境を設定する。
この図3において、基部壁57から基部壁57の上方で且つ基部壁57から離れた蓋をされていない領域105Aを形成する第一の下流開口部99Aまで伸びる下流の蓋をされた領域103Aを見ることもでき、この領域は、液体冷却流体が収集器65から関係した傾斜する案内フィン101によって内側空間53に向けて逆流するのを防止する。下流領域103Aは、板61の全幅の上を伸びている。
好ましくは、本発明に従い、壁95A、95Bの各々は、第一の下流の蓋をされた領域103Aと、蓋をされていない領域105Aとの上方のみにて開放した「クリアストーリー」構造体を備えており、この構造体は、面73A、73Bの上に存在する任意の液滴をそれぞれ板61に向けて案内するため使用される。壁95A、95Bの各々は、その面の残部の上にて、すなわち上流領域69まで、例えば、セル型のポリマーのメッシュを備え、このメッシュの構成及び分配は、面73A、73Bの各々の50%に少なくとも等しい開放面を提供しつつ、板61の各々の多孔質部材を補強することができるようにすることが好ましい。
壁95A、95Bの各々は、図2にて見ることができ、また、カバー55内に挿入された上方連続部107と、図3にて見ることができ、また、受容部81と板61の下方領域89との間に介在された下方連続部109とを備えている。
このように、板61の各々は、その仕切りライナー91によりケーシング43内に強制押し込み嵌めされる。
多孔質パッド93の各々は、受容部81内に挿入された板61の領域89により形成される。1つの変更例において、多孔質パッド93は、板61の材料から分離した材料にて形成される。
吸収装置47は、複数の板111と、吸収性流体の分配器113と、混合流体の収集器115とを備えている。
吸収装置47は、混合流体が内側空間53内に逆流するのを防止する手段117を更に備えている。
板111は、ガス移送板61の構造と同一の構造を有するものとすることができ、従って詳細には説明しない。これらの板は、移送板61に対して平行に内側空間53内に配置され、また、板61の各々の面の各々を取り囲むように取り付けられている。図2には、ケーシング43の端部の2つの板111のみが示されている。
板111は、その厚さの一側部及び反対側部にて、ガスが通るためのそれぞれの面119A、119Bの境を設定する。垂直面119A、119Bは、液体を保持しつつ、ガスが通過するのを許容することができる特定の材料から成るものとすることができる。これらの垂直面は、例えば、直径0.01mmから1mmのワイヤーにて製造された直径0.1mmから1mmの範囲の微細な穴を有するステンレスチール型の格子から成るものとすることができる。微細な穴の直径は、塩がこれらを妨害するのを防止し得るよう0.1mm以上であることが好ましい。垂直面119A、119Bは、ゴアテクス(GORE−TEX)(登録商標名)、ナイロン、ポリエチレン、又はポリプロピレン型の薄膜から成るようにしてもよい。最後に、垂直面119A、119Bは、板111の各々の多孔質部材を約1mmの厚さにわたって局所的に改変し、センチメートル当たりのボア密度を、例えば、センチメートル当たり100ボア、好ましくは、センチメートル当たり50ボアまで増大させることで形成されるようにすることが考えられる。
移送面61の面73A、73Bの各々は、板111のガス通過面119A、19Bに面する位置に配置される。面73A、73B、119A、119Bは、共に、基部壁57及びカバー55と共に、ガス状冷却流体が面73A、73Bから面119A、119Bまで移動するための室121の境を設定する。
液体吸着性流体の分配器113がカバー55に設けられている。分配器113は、液体吸着性流体の供給導管123を介して発生装置33の室39と接続されている。
分配装置113は、カバー55にてエンドピース77に対向する端縁に配置された導管123と接続するエンドピース125と、エンドピース125を板111の各々の上流上方端縁と接続する、液体吸着性流体が通るための導管127とを備えている。
収集器115は、板111の各々に対し、液体混合流体を収集する受容部129と、受容部129の全てに共通する、混合流体を排出するエンドピース130とを備えている。
受容部129の各々は、液体冷却流体の収集器65の受容部81と同様の構造体を有している。このように、受容部129は、基部壁57の下方にて固定され、また、板111が通る開口部を有している。
液体冷却流体の受容部81及び液体混合流体の受容部129は、図2及び図3にて左方向から右方向に、板111、61に対して垂直な水平軸線に沿って横方向に移動するよう隔てられている。
図2の実施の形態において、吸着性流体の収集器115及び冷却流体の収集器65は一体である。
図4に示したように、受容部129の各々は、混合流体を排出するエンドピース130に向けて傾斜した基部壁131を有している。
混合流体を排出するエンドピース130は、冷却流体83を排出するエンドピースと対向して、図4のケーシング43の右端縁から下方向に突出している。エンドピース130は、混合流体を排出する出口135の境を設定する。
液体冷却流体の受容部81及び混合流体の受容部129のそれぞれの基部壁85、131の下方への傾斜は、液体冷却流体及び混合流体をそれぞれエンドピース83、130に向けて案内し得るよう対向した方向に向けられている。
収集器115は、エンドピース130と接続された、混合流体を再循環する導管137を介して発生装置33の室39と接続されている。
混合流体の逆流を防止する手段117は、板111の各々に対し、板61の仕切りライナー91と同様の構造を有する蓋をするライナー138を備えている。このため、ライナー138について詳細には説明しない。
ライナー138の各々は、いわゆる「開放した」「クリアストーリー」構造体を形成し得るよう水平方向開口部を有するそれぞれの面119A、119Bに蓋をする2つの壁139を備えている。壁139は、面139A、139Bの各々にて、水平方向に伸びる蓋をされた領域141及び蓋をされていない領域143の境を設定する。
面73A、73Bの蓋をされていない領域105の各々は、面119A、119Bの蓋をされた領域141に面する位置に配置されている。同一の態様にて、面119A、119Bの蓋をされていない領域143の各々は、面73A、73Bの蓋をされた領域103に面する位置に配置されている。
更に、下流の蓋をされていない領域143Aは、面119A、119Bの各々にて基部壁57から第一の蓋をされた領域141Aまで上方向に伸びている。
図5に示したように、基部壁57と面一の貫通穴145が下流の蓋をされていない領域143Aに蓋をするフィン147の側端縁に設けられている。
このようにして、空間53の基部壁57に収集された液体を、開口部145を通して混合流体の収集器115に向けて排出することができる。
好ましくは、本発明に従い、壁139A、139Bの各々は、面119A、119Bの上にそれぞれ存在する全ての液滴を板111に向けて案内すべく使用される、第一の蓋をされていない下流領域143Aの上方にのみ「クリアストーリー」の開放した構造体を備えるものとする。壁139A、139Bの各々は、その面の残部上に、例えば、セル型のポリマーのメッシュを備えることが好ましく、このメッシュの構成及び分配は、面119A、119Bの各々の少なくとも50%に等しい開口の表面を提供することにより、板111の各々の多孔質部材を補強することができる。壁139の各々の下流の蓋をされていない領域143のみが壁95の各々の下流の蓋をされた領域103に対向しており、壁95の各々の蓋をされていない領域105は、例えば、壁143の各々のセル型のメッシュに面している。
図1を参照すると、冷却システム49は、熱交換流体を循環させる導管151と、ポンプ153と、第一の熱交換器155とを備えており、これらのポンプ及び第一の熱交換器は下流方向に向けて導管151に取り付けられている。
導管151は、板61の各々と熱交換する領域157を備えており、この領域は板61に配置された垂直導管により形成することができる。
1つの変更例において、循環回路151は、液体冷却流体を再循環させる導管88により形成される。この場合、液体冷却流体は、熱交換流体を形成し、第一の熱交換器155は導管88に取り付けられる。
第一の熱交換器155は、環境−制御組立体17と熱交換関係にて、蒸発器/吸収装置組立体37の外側に配置されている。
冷却システム51は、冷却流体を循環させる導管159と、ポンプ161と、第二の熱交換器163とを備えており、これらのポンプ161及び第二の熱交換器163は下流方向に向けて導管159に取りけられている。
導管159は、例えば、板111にて垂直に配置された導管により形成された板111の各々と熱交換する領域165を備えている。
1つの変更例において、導管159は混合流体の排出導管137の上流部分により形成される。冷却流体は、導管123にてエンドピース125の下流に向けて開放する枝導管を介して吸収装置47より再導入される混合流体の一部分により形成される。
第二の熱交換器163は、放熱器の上流にて車の前面に取り付けられる。
次に、自動車の乗客空間15を環境−制御する、本発明に従った制御装置11の作用について説明する。
最初、発生装置33は、加熱手段41の領域42を没入させるのに十分な量の混合流体を保持している。
領域42により加熱される効果の下、液体混合流体は、冷却流体及び液体吸収性流体のガス状流れに分離される。冷却流体のガス状流れは、通路導管47内に吸収され、次に、凝縮器35内にて凝縮されて液体冷却流体の流れを形成する。この流れは、冷却流体の供給導管75を介して蒸発器45内に導入される。このように、液体冷却流体は供給入口79内に導入され、次に、分配器63を通して異なる板61の間で分配される。
液体冷却流体は、上流上方端縁69から下流下方端縁71まで面73A、73Bを湿らせる。仕切りライナー91の存在は、車が移動しているとき、組立体37の流量及び(又は)傾きが変化した場合でさえ、液体冷却流体が板61内に保持されることを許容することになる。
液体冷却流体の一部は、面73A、73Bの蓋をされていない領域99にて気化し、このことは、冷却システム49内を循環する熱交換流体との熱交換により収集されるフリゴリを発生させる。これらのフリゴリは、熱交換領域157が熱交換流体を循環させることにより、第一の熱交換器155に伝導される。
液体冷却流体は、受容部81内に収集され且つ、受容部81の基部壁85の傾斜勾配により案内されて、排出エンドピース83に向けて流れる。
受容部81内に介在された板61の下流領域89により形成された多孔質パッド93の存在は、受容部81内に保持された液体冷却流体が空間53に向けて逆流するのを防止することになる。
更に、基部壁57と第一の開口部99Aとの間を伸びる面73Aにより蓋をされた領域103Aが存在することは、液体冷却流体が収集器65から空間53内に逆流する危険性も制限することにもなる。
これと同時に、液体吸収性流体の流れは、液体冷却流体の供給導管123を介して室39から吸収装置47に移送される。この流れは、エンドピース125を介して導入され且つ分配器113により色々な板111の間で分配される。液体吸収性流体の流れは、板111の上方端縁からこれらの板111の下方端縁まで流れる。
板111の回りに蓋をするライナー138が存在することは、吸収性流体が板111の各々の上方端縁から下方端縁に向けて流れるとき、吸収性流体を板111内に保持することになる。
面119Aの蓋をされていない領域143の領域内にて、液体吸収性流体は、室121を介して対向面73Aから移動するガス状冷却流体を収集する。
このため、液体混合流体は板111内にて形成され且つ混合流体の収集器129内にて収集され、次に、冷却流体に対する排出エンドピース83に対向して基部壁131の下方傾斜部によって案内される、混合流体に対する排出エンドピース130に向けて排出される。板111内の流れる液体混合流体は、冷却システム51の熱交換領域165内にて熱交換流体を循環させることにより冷却させる。
受容部129内に回収された混合流体は、導管137を介して発生装置33内に再度、導入される。
比較的低温である冷却流体の受容部81と比較的高温度である混合流体の受容部129との間の空間は、これらの受容部を相互に熱的に絶縁する。
更に、液体が空間53の基部に存在する場合、この液体は貫通開口部147を通して混合流体収集器115の受容部129内に排出される。下流壁103Aは、この液体が液体冷却流体の収集器65内に流れるのを防止する。
このように、自動車が動いている間、組立体37が加速され且つ(又は)傾斜した場合でさえ、移送板61内を流れる液体冷却流体が汚染される危険性は制限される。
本発明に従った第一の冷却装置の全体的なブロック図である。 図1の装置内に配置された、本発明に従った第一の蒸発器/吸収装置組立体の垂直中心平面に沿った断面図である。 図2にてIIIで示した細部の拡大図である。 図2の蒸発器/吸収装置組立体のケーシングを示す、図2の断面の平面に対して垂直な垂直平面に沿った部分断面図である。 図3の細部の水平方向平面V−Vに沿った断面図である。

Claims (18)

  1. 上流の液体冷却流体の供給入口(79)を有する液体冷却流体の蒸発器(45)と、
    該蒸発器(45)と接続されており、また、上流の液体吸着性流体の供給入口(125)を有するガス状冷却流体の吸着装置(47)と、を備える型式の蒸発器/吸着装置組立体(37)において、
    前記組立体(37)が、ガス状冷却流体が移動するための室(121)を画成しており、該室は、前記蒸発器(45)に配置され且つ上流にて前記冷却流体の供給入口(79)と接続された少なくとも1つの、冷却流体のガス移送面(73A、73B)と、該移送面に又は該移送面(73A、73B)の各々に面する前記吸着装置(47)上に配置され且つ上流にて前記吸着性流体の供給入口(125)と接続された、気化した冷却流体を通すための少なくとも1つの面(119A、119B)と、これらの移送面(73A、73B)と接続する基部壁(57)と、により境が設定され、前記蒸発器(45)は、
    前記移送面又は該移送面(73A、73B)の各々の下流にて液体冷却流体を収集し得るよう該移送面又は該移送面(73A、73B)の各々と接続された液体冷却流体の収集器(65)と、
    前記室(121)内に配置された仕切り手段(91)であって、前記移送面又は該移送面(73A、73B)の各々にて、仕切り手段により蓋をされる少なくとも1つの領域(103)と、少なくとも1つの覆われていない移送領域(105)との境を設定する前記仕切り手段(91)と、を備えることを特徴とする、蒸発器/吸着装置組立体(37)。
  2. 請求項1に記載の組立体(37)において、前記仕切り手段(91)は、前記移送面又は該移送面(73A、73B)の各々にて、該移送面(73A、73B)の全幅の上を横方向に伸び且つ基部壁(57)から該基部壁から上方に離れて配置された、蓋をされていない移送領域(105A)まで伸びる、蓋をされた下流領域(103A)の境を設定することを特徴とする、組立体(37)。
  3. 請求項2に記載の組立体(17)において、前記仕切り手段(91)は、前記移送面又は該移送面(73A、73B)の各々の残部にわたって、開口部の表面積の比率を最大にし得るよう、前記蓋をされていない領域(105A)の実質的に上方に補強メッシュを備えことを特徴とする、組立体(17)。
  4. 請求項1又は2に記載の組立体(17)において、前記冷却流体の供給入口(79)が前記移送面又は該移送面(73A、73B)の各々の上流端縁(69)と接続され、前記仕切り手段(91)は、前記移送面(73A、73B)にて、前記基部壁(57)と前記上流端縁(69)との間にて、蓋をされた移送領域(103)と蓋をされていない移送領域(105)との交互の配置の境を設定することを特徴とする、組立体(17)。
  5. 請求項1から4の何れか1つの項に記載の組立体(37)において、前記仕切り手段(91)は、前記蓋をされていない領域又は該蓋をされていない領域(105)の各々に対面して、前記移送面(73A、73B)から離れるように突出する案内フィン(101)を備えることを特徴とする、組立体(37)。
  6. 請求項5に記載の組立体(37)において、前記案内フィン(101)の各々は、形成されるであろう液滴の寸法に適応し得るよう0.5から5mmの距離だけ前記移送面(73A、73B)から離れていることを特徴とする、組立体(37)。
  7. 請求項1から6の何れか1つの項に記載の組立体(37)において、前記蒸発器(45)は、側面(74)により互いに接続された2つの対向する前記移送面(73A、73B)の境を設定する少なくとも1つの部材(61)を備え、前記仕切り手段(91)は、前記側面(74)の上方にて緊密な態様にて伸びることを特徴とする、組立体(37)。
  8. 請求項1から7の何れか1つの項に記載の組立体(37)において、前記冷却流体の収集器(65)と前記移送面又は該移送面(73A、73B)の各々の間に介在された多孔質ブロック(93)を備えることを特徴とする、組立体(37)。
  9. 請求項1から8の何れか1つの項に記載の組立体(37)において、前記冷却流体の収集器(65)は、前記基部壁(57)の下方に配置され且つ、該基部壁(57)の下方に取り付けられることを特徴とする、組立体(37)。
  10. 請求項1から9の何れか1つの項に記載の組立体(37)において、前記吸着装置(47)は、
    吸着性流体と冷却流体との混合体により形成された液体混合流体用の収集器(115)であって、通路面又は該通路面(119A、119B)の各々と接続され、混合流体を前記通路面又は該通路面(119A、119B)の各々の下流にて収集するようにした、前記収集器(115)と、
    前記通路面及び該通路面(119A、119B)の各々にて、前記基部壁(57)から伸びる少なくとも1つの下流の、蓋をされていない領域(143A)との境を設定する、前記通路面又は該通路面(119A、119B)の各々に蓋をする少なくとも1つの壁(138)と、を備え、下流の前記蓋をされていない領域(143A)は、前記室(121)内にて開放することを特徴とする、組立体(37)。
  11. 請求項10に記載の組立体(17)において、前記蓋をする壁(138)は、前記通路面又は該通路面(119A、119B)の各々の残部にて、開口部の表面積の比率を最大にし得るよう下流の前記蓋をされていない領域(143A)の実質的に上方に補強メッシュを備えることを特徴とする、組立体(17)。
  12. 請求項10に記載の組立体(37)において、前記蓋をする壁(138)は、下流の前記蓋をされていない領域(143A)の上方に少なくとも1つの蓋をされた領域(141)を備えることを特徴とする、組立体(37)。
  13. 請求項10から12の何れか1つの項に記載の組立体(37)において、前記蓋をされていない通路領域又は該蓋をされていない通路領域(143)の各々は、前記移送面(73A、73B)の蓋をされた領域(103)に対向する位置に配置されることを特徴とする、組立体(37)。
  14. 請求項12又は13に記載の組立体(37)において、前記移送面(73A、73B)の前記蓋をされていない領域又は該蓋をされていない領域(105)の各々は、前記通路面(119A、119B)の蓋をされた領域(141)に対面する位置に配置されることを特徴とする、組立体(37)。
  15. 請求項10から14の何れか1つの項に記載の組立体(37)において、前記室(121)内にて開放する下流の前記蓋をされていない領域(143A)は、前記基部壁(57)に存在する液体流体を前記収集器(115)内に排出し得るよう前記基部壁(57)と面一の収集開口部(145)を備えることを特徴とする、組立体(37)。
  16. 請求項10から15に記載の組立体(37)において、前記冷却流体の収集器(65)は、液体冷却流体の排出出口(87)に向けて第一の方向に傾斜した基部(85)を有する少なくとも1つの冷却流体(65)の受容部(81)を備え、前記混合流体の収集器(115)は、混合流体の排出出口(135)に向けて第一の方向から分離した第二の方向に向けて傾斜した基部(131)を有する少なくとも1つの液体混合流体の受容部(129)を備えることを特徴とする、組立体(37)。
  17. 吸着式冷却装置(11)において、
    混合流体を分離させることにより冷却流体及び吸着性流体を発生させる装置(33)と、
    発生装置(33)と接続された冷却流体の凝縮器(35)と、
    請求項1から16の何れか1つの項に記載の蒸発器/吸着装置組立体(37)であって、蒸発器(45)は、冷却流体の供給入口(77)にて開放する冷却流体の供給導管(75)により凝縮器(35)と接続され、吸着装置(47)は、吸着性流体の供給入口(125)内に開放する吸着性流体の供給導管(123)と、混合流体の排出導管(137)とを介して発生装置(33)と接続される前記蒸発器/吸着装置組立体(37)と、
    該移送面又は該移送面(73A、73B)の各々と熱交換関係に配置された、熱交換流体に基づく冷却システム(51)であって、蒸発器(45)の外側に配置された第一の熱交換器(155)を備える前記冷却システム(51)とを備える型式の吸着式冷却装置(11)。
  18. 請求項17に記載の装置(11)を備えることを特徴とする自動車。
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