JP2009528862A - スワールノズル - Google Patents

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Abstract

複数の入口チャネル、及び、これに対して横方向に延びる出口チャネルを備えたスワールノズルと、スワールノズルの使用と、スワールノズルの製作方法が提案される。入口チャネルが出口チャネル内に、直接、且つ、接線方向に開口していることにより、簡単で、且つ、コンパクトな構造及び容易な製造が行われる。代替的に、又は、追加的に、入口チャネルの上流側には、入口チャネルよりも流れ断面が小さなフィルタ構造体が設けられる。スワールノズルは、特に、液体医薬調合物を噴霧化するために用いられる。スワールノズルは、2つの板状コンポーネントから製作され、まず、最初に出口チャネルを一方のコンポーネントに止まりボアとしてエッチングし、次にこのコンポーネントを研削することにより出口チャネルを開放する。代替的に又は追加的に、出口チャネルは、入口チャネルとは異なるコンポーネントに形成される。

Description

本発明は、請求項1の前提部、又は、請求項12の前提部に記載された、特に、液体、好ましくは、医薬調合物、又は、他の流体を送り出し、又は、噴霧化するスワールノズル、液体医薬調合物を噴霧化するスワールノズルの使用、スワールノズルの製作方法、及び、スワールノズルを有するアトマイザに関する。
液体医薬調合物の噴霧化の際、できるだけ正確に規定された量の有効成分を吸入のためのエーロゾルに変換することが意図されている。エーロゾルは、液滴サイズの分布が狭い状態の液滴サイズについて小さな平均値を有すると共にパルス度が低い(伝搬速度が低い)ことを特徴とするものである。
本発明の「医薬調合物」という用語は、薬剤だけでなく、治療薬等、特に全ての種類の吸入又は他の使用のための作用物質に及ぶ。しかしながら、本発明は、吸入のための薬剤の噴霧化には限定されず、たとえ以下の説明が主として吸入用の医薬調合物の好ましい噴霧化に関する場合であっても、具体的には、化粧剤、身体若しくは美容のための薬剤、家庭用薬剤、例えばエアフレッシュナー、艶出し剤等、洗浄剤、又は他の目的のための作用剤のための、特に少量を送りだすために使用できる。
「液体」という用語は、広い意味に理解されるべきであり、特に、分散剤、懸濁液、所謂サスリューション(suslution(s):溶液と懸濁液の混合物)等を含む。本発明は又、一般に、他の流体に利用できる。しかしながら、以下の説明は、主として、液体の送出しに関する。
「エーロゾル」という用語は、好ましくは実質的に方向を持たない又は広い空間分布状態の運動方向を有すると共に好ましくは低速で移動する噴霧化液体の複数個の小滴が堆積して好ましくは雲のようになった塊を意味するが、この用語は、例えば、主出口方向又は出口パルス方向に対応した主要方向を有する小滴の円錐形の雲であっても良い。
米国特許第5,435,884(A)号明細書、同第5,951,882(A)号明細書及び欧州特許第0970751(B1)号明細書は、渦室用のノズルの製造に関する。扁平な鍵状の渦室は、平らな側部から始まって渦室内に接線方向に開口した入口チャネルと一緒に板状材料片又はコンポーネントにエッチングされる。加うるに、外側チャネルが、渦室の薄い底部の中心を貫通してエッチングされる。入口チャネルは、入口端のところが環状供給チャネルに連結され、この供給チャネルも又、コンポーネント中にエッチングされる。このエッチングが施された構造を有するコンポーネントは、入口部品により覆われ、キャリヤ内に収納される。
米国特許第5,435,884(A)号明細書 米国特許第5,951,882(A)号明細書 欧州特許第0970751(B1)号明細書
これらの渦室ノズルは、高圧には理想的ではなく、少量を送り出し又は非常に微細な液滴を生じさせるには理想的ではない。
本発明の目的は、特に、簡単なノズルの構造及び(又は)製造のしやすさの実現を可能にする一方で、依然として、非常に微量の液体を送り出すことができると共に(或いは)非常に微細な噴霧化を達成することができるスワールノズル、スワールノズルの使用、スワールノズルの製作方法及びアトマイザを提供することにある。
この目的は、請求項1に記載されたスワールノズル、又は、請求項12に記載されたスワールノズル、請求項18に記載されたスワールノズルの使用、請求項20に記載された方法、又は、請求項22に記載された方法、又は、請求項24に記載されたアトマイザによって達成される。それ以上の有利な特徴は、従属形式の請求項に記載されている。
本発明の第1の観点によれば、入口チャネルは、出口チャネル内に直接、且つ(或いは)、接線方向に、又は、接線方向と半径方向との間で角度をなして開口する。これにより、構造が特にコンパクト且つ簡単になる。加うるに、これにより、特に、高い圧力に耐える頑丈な構造体の実現が可能になる。その理由は、出口チャネルの短い長さを保証するよう薄手であるベースを備えた渦室がもはや不要だからである。これとは異なり、材料の補強及び出口チャネル周りの支持を向上させることができる。
渦室を用いて分配することにより、ノズルにより受け入れられるべき液体の量が実質的に減少する。これは、例えば、非常に僅かな量を非常に正確に計量しなければならない場合、医薬調合物を送り出す際に有利である。例えば、スワールノズル内のできるだけ小さい容積は、例えば、スワールノズル内の医薬調合物の考えられる細菌生育及び(又は)固体の沈殿により引き起こされるスワールノズルの汚染を抑制するためには有利である。
液体医薬調合物を噴霧化するため、医薬調合物は、高圧下で提案されたスワールノズルに通され、医薬調合物が特に出口チャネルを出るとすぐにエーロゾル又は微細なスプレーミストの状態に噴霧化される。その結果得られた雲は、特に実質的に円筒形の状態で放出される。
別個に具体化可能な本発明の別の観点によれば、スプレーノズルは、入口チャネルの上流側に、入口チャネルよりも小さな断面の通路を有するフィルタ構造体を有する。この場合も又、これにより、スワールノズルの非常に小さな、特に微小な構造の実現が可能になると共に少量の液体で非常に微細な噴霧化が可能になる。というのは、噴霧化されるべきであり、もし上述のように構成していなければ、入口チャネル又は実際には出口チャネルを塞ぎがちな液体中に含まれている粒子を濾過して除くことができるからである。したがって、高い動作上の信頼性が、非常に小さな寸法のスワールノズルによって達成される。
スワールノズルを製作する第1の提案された方法は、少なくとも1つの入口チャネルを第1の板状のコンポーネントの平らな側部に形成し、このコンポーネント内に延び、当初依然として一端が閉鎖されている出口チャネルを形成するということを特徴としている。次に、第1のコンポーネントを第2の、好ましくはこれ又板状のコンポーネントに連結して第2のコンポーネントが、入口チャネルを有する第1のチャネル部分の平らな側部を少なくとも部分的に覆うようにする。2つの材料片を互いに接合したときにのみ、第2のコンポーネントから見て遠くに位置する第1のコンポーネントの平らな側部を機械加工し、特に切削して出口チャネルをこの平らな側部で開放する。第2のコンポーネントは、機械加工及びその後の間、第1のコンポーネントを安定させる。これにより、比較的薄い又は小さな構造体、特に短い出口チャネルを高い信頼性をもって製作する一方で、更に、高い流体圧力又は他の応力に対して耐性のあるスワールノズルを得る簡単な方法が提供される。
スワールノズルを製作する第2の提案された方法は、少なくとも1つの入口チャネルを平らな側部から始まって第1の、好ましくは板状のコンポーネントに形成し、出口チャネルを平らな側部から始まって、特にこの平らな側部の横方向に延びる状態で第2の、好ましくは板状のコンポーネントに少なくとも部分的に形成し、2つの材料片を互いに接合し、第2のコンポーネントが入口チャネルを有する第1のコンポーネントの平らな側部を少なくとも部分的に覆うようにすることを特徴とする。これにより、更に非常に微細な構造体を製造する簡単な方法が得られる。少なくとも1つの入口チャネル及び出口チャネルを互いに別個独立に製造することにより、関与する製造方法を最適化することが可能である。
好ましい別の特徴によれば、出口チャネルは、材料片が互いに接合される前に、特にエッチングにより開口したままで第2のコンポーネントの一方の側にのみ形成される。次に、2つの材料片を初めて互いに接合して出口チャネルの開口部が第1のコンポーネントの方に向くようにする。次に、第1のコンポーネントから見て遠くに位置する第2のコンポーネントの平らな側部を機械加工し、特に切削し、それにより出口チャネルをこの平らな側で開放する。したがって、第1のコンポーネントは、機械加工中及びその後であっても第2のコンポーネントを安定させることができる。
本発明の別の観点、特徴、特性及び利点は、特許請求の範囲の記載及び添付の図面を参照して行われる好ましい実施形態についての以下の説明から明らかになろう。
図中、同一の参照符号は、たとえ対応の説明が省略されている場合であっても、同一又は類似の部品について用いられている。
図1は、カバーが設けられていない状態の第1の実施形態として提案されたスワールノズル1の概略平面図である。スワールノズル1は、少なくとも1つの入口チャネル2、好ましくは7つ、特に2個から12個の入口チャネル2を有している。図示の実施形態では、4つの入口チャネル2が設けられている。
スワールノズル1は、図1に示す例では、図面の紙面に対して横方向に、即ち、少なくとも角度をなして、特にこれに垂直に延びる出口チャネル3を更に有している。入口チャネル2は、図示の実施形態では図面の紙面内に、かくして、特に共通平面内に延びている。したがって、出口チャネル3は、入口チャネル2に対して横方向に(角度をなして又は勾配をなして)、特にこれに垂直に延びており、或いは、この逆の関係が成り立つ。入口チャネル2は又、異なる表面、例えば円錐形の表面上に延びていても良い。
入口チャネル2は、好ましくは、出口チャネル3内に直接、半径方向に且つ(或いは)接線方向に開口することが提案されるが、入口チャネル2は、出口チャネル3内に、接線方向と半径方向との間で角度をなして、好ましくは一層接線方向に、特に好ましくは接線から始まって25°の角度範囲に収まった状態で開口しても良い。かくして、特に、先行技術において従来のように渦室(追加の渦室)が設けられていない。これにより、以下の説明から明らかになるように、スワールノズルの構造を簡単に、コンパクトに且つ特に頑丈に保つことができる。スワールノズル1は、入口チャネル2の上流側に別の構造体を更に有するのが良く、従って、これらは、スワールノズル1のための外部入口を形成する必要なく、単に、出口チャネル3に通じる供給ラインである。
スワールノズル1は、流体、例えば液体(図示せず)、特に医薬調合物等を送り出し、特に噴霧化するのに役立つ。図1に示す構造体又は集成体が適当に覆われている状態で、液体は、好ましくは、専ら入口チャネル2を通って出口チャネルに供給され、その結果、渦又は乱流が直接出口チャネル3内に形成されるようになる。液体は、好ましくは、出口チャネル3だけを通って、特に、次のライン、チャネル等が設けられていない状態で、噴出され、この時点で又はその直後に噴霧化されてエーロゾル(図示せず)又は微小な液滴又は粒子の状態になる。
入口チャネル2の入口は、好ましくは、出口チャネル3の中心軸線Mから、好ましくは50μmから300μmであり、特に90μmから120μmの間隔を置いて位置する。特に、入口は、出口チャネル3の周囲に又はその中心軸線Mの周りに円をなして一様に配置される。
入口チャネル2は、本質的に半径方向又は湾曲した形態で、好ましくは一定であり、又は、出口チャネル3に向かって連続して増大する曲率を持って、且つ(或いは)、チャネル断面が減少した状態で出口チャンバ13に向かって延びる。入口チャネル2の曲率の方向は、スワールノズル1、又は、出口チャネル3内の液体(図示せず)のスワール方向に一致する。
特に好ましくは、入口チャネル2は、少なくとも実質的に次の公式に従って湾曲している。なお、次の公式は、入口チャネル2の側壁の形状を極座標で与えている(r=半径、W=角度)。
Figure 2009528862
上式において、RAは、問題の入口チャネル2の出口半径であり、REは、問題の入口チャネル2の入口半径であり、WA及びWEは、対応の角度である。
入口チャネル2は全て、好ましくは、出口チャネル3に向かって、流体が流通することができる断面積に基づいて特に少なくとも2倍だけ幅が狭くなっている。
入口チャネル2は、好ましくは、特に案内手段、仕切り壁、隆起部分4等相互間の窪みとして形成される。図示の実施形態では、入口チャネル2又はこれら入口チャネルを形成し又は構成する隆起部分4は、少なくとも実質的に三日月形又は半月形である。
入口チャネル2の深さはそれぞれ、好ましくは5μmから35μmである。入口チャネル2の出口の各々の幅は、好ましくは、2μmから30μmであり、特に10μmから20μmである。
入口チャネル2の出口は、各々、出口チャネル3の中心軸線Mから、出口チャネル3の直径の1.1倍から1.5倍に相当すると共に(或いは)少なくとも1μmである間隔を置いて位置している。図2及び図3に示す概略断面図から推定できることとして、出口チャネル3は、入口チャネル2の出口又は隆起部分4の端領域により半径方向に境界づけられ又は形成されたその入口領域の断面又は直径が幾分拡大されるのが良い。この拡大は、主として、製造技術により行われ、好ましくは、油圧的には適切であるとは言えないほど小さい。かくして、この考えられる半径方向オフセットは、取るに足らないものであり、入口チャネル2は、依然として、出口チャネル3内に直接開口している。直径の拡大は、好ましくは、せいぜい30μmであり、特に、10μm以下に過ぎない。出口チャネル3の拡大部から残部までの移行部は、階段状であり又は場合によっては円錐形であるのが良い。
出口チャネル3は、好ましくは、少なくとも実質的に円筒形である。これは、特に上述の入口領域にも言える。出口チャネル3は、好ましくは、少なくとも実質的に一定の断面を有する。入口領域における全体的な(僅かな)拡大は、この意味では、本質的であるとは見なされない。しかしながら、出口チャネル3は、その長さ全体にわたり且つ(或いは)入口領域又は出口領域に、特に製造方法によりもたらされる僅かな円錐性を有することも又可能である。
出口チャネル3の直径は、好ましくは、5μmから100μmであり、特に25〜45μmである。出口チャネル3の長さは、好ましくは、10μmから100μmであり、特に25μmから45μmであると共に、(或いは)、好ましくは、出口チャネル3の直径の0.5倍から2倍に相当している。
スワールノズル1は、好ましくは、入口チャネル2の上流側に、図示の実施形態では隆起部分5により形成され、特に、入口チャネル2よりも小さな断面の通路を有するフィルタ構造体を有する。図1には縮尺通りには示されていないフィルタ構造体は、入口チャネル2及び(又は)出口チャネル3を塞ぐ場合のある粒子が入口チャネル2に入るのを阻止する。かかる粒子は、通路の断面が小さいのでフィルタ構造体により濾過されて除かれる。フィルタ構造体は、他のスワールノズルについて以下に説明するように、スワールノズル1の好ましい構造とは別個独立に形成されても良い。
フィルタ構造体に関して指摘されるべきこととして、フィルタ構造体は、断面が小さな複数の互いに平行な流れチャネルを有し、従って、入口チャネル2よりも好ましくは実質的に多い流れ経路が得られ、その結果、フィルタ構造体の流れ抵抗は、好ましくは、互いに平行な入口チャネル2の流れ抵抗よりも小さい。また、これにより、たとえフィルタ構造体の個々の流れ経路が例えば粒子によって塞がれた場合でも満足のゆく動作が保証される。
入口チャネル2は、入口端のところから共通供給チャネル6に取り付けられており、この共通供給チャネルは、霧化されるべき液体を分配すると共にこれを供給するのに役立つ。図示の実施形態では、供給チャネル6は、好ましくは環状であり(図1と比較されたい)、入口チャネル2の周囲を包囲している。具体的に言えば、供給チャネル6は、一方においてフィルタ構造体又は隆起部分5と他方において入口チャネル2又は隆起部分4との間に半径方向に配置されている。供給チャネル6は、特に、例えば液体が図1に示すように一方の側からのみ供給される場合であっても又はフィルタ構造体が部分的に閉塞されている場合でも、入口チャネル2の全てに噴霧化されるべき液体を適切に供給するようにする。
次に、上述の提案されたスワールノズル1の好ましい製作につき詳細に説明する。しかしながら、説明する製造方法は、理論的には、他のスワールノズル、場合によっては渦室を備えたスワールノズルにも利用できる。
入口チャネル2及び出口チャネル3、好ましくは更に共通供給チャネル6及び(又は)フィルタ構造体は、好ましくは、一体形又は多部品構成形ノズル本体7に形成される。以下において、提案した2つの方法及び実施形態についてより完全に説明する。
ノズル本体7は、第1の実施形態では、2つの部品の状態で作られる。ノズル本体は、第1の好ましくは板状のコンポーネント8及び第2の、好ましくはこれ又板状のコンポーネント9を有している。
図1は、カバーを形成する第2のコンポーネント9が設けられていない状態で第1のコンポーネント8、即ち、スワールノズル1のみを示している。図2は、図1のII−II矢視概略断面図であり、2つのコンポーネント8,9がまだ完全には完成されていない状態でスワールノズル1を示している。
第1の実施形態では、先ず最初に、所望の構造体を例えば上述の先行技術において説明したように、特にエッチングによって、平らな側から始まって少なくとも部分的に、特に、少なくとも実質的に完全に第1のコンポーネント8に形成する。具体的に言えば、少なくとも1つの入口チャネル2及び好ましくは全ての入口チャネル2及び出口チャネル3を、平らな側から始まって第1のコンポーネント8に形成し、より具体的に言えば、エッチングによって窪みとして形成する。入口チャネル2は、特に平らな側に平行に延びている。出口チャネル3は、特に平らな側に対し直角をなして延び、当初、一端が閉鎖された凹部(止まりボア、非貫通孔)として作られ又は形成されるに過ぎない。
加うるに、他の全ての所望の構造体等、特に、共通供給チャネル6、フィルタ構造体及び(又は)他の供給ライン等を第1のコンポーネント8に同時に形成するのが良い。
第1のコンポーネント8は、好ましくは、シリコン又は他の何らかの適当な物質から成る。
次に、第1のコンポーネント8を第2のコンポーネント9が1つ又は複数の入口チャネル2を有する第1のコンポーネント8の平らな側を少なくとも部分的に覆ってスワールノズル1の所望の密閉中空構造体を形成するように第2のコンポーネント9に接合する。
コンポーネント8,9を特に所謂ボンディング又は溶接によって互いに接合する。しかしながら、理論的に言えば、任意他の適当な取り付け方法又はサンドイッチ構造が可能である。
特に好ましい変形実施形態では、プレート部材(図示せず)、特にシリコンウェーハが用いられ、かかるプレート部材から成る複数の第1のコンポーネント8が、複数個のスワールノズル1のために用いられる。個々のコンポーネント8又はスワールノズル1、好ましくは構造体の状態に分けられる前に、最初に、複数の第1のコンポーネント8又はスワールノズル1のためのプレート部材の平らな側から始まって窪み又は凹部を形成する。これは、特に、半導体製造では従来通りである微小構造体の処理又はエッチングによって行われ、従って、この点に関し、シリコン等のエッチングに関する先行技術を参照されたい。
特に好ましくは、第2のコンポーネント9は、第1のコンポーネント8と同様、複数の第2のコンポーネント9の状態に分けられ又は分離されるプレート部材から作られる。第1のコンポーネント8を作るため、シリコンウェーハを上述したようにプレート部材として用いることが特に好ましい。第2のコンポーネント9を作るために用いられるプレート部材も又、シリコンウェーハ又は他の何らかの種類のウェーハ、ガラス板等であるのが良い。
プレート部材を用いて第1のコンポーネント8と第2のコンポーネント9の両方を作る場合、これらプレート部材を個々のコンポーネント8,9の状態に分ける前にこれらプレート部材を互いに接合することが特に好ましい。これにより、組立て及び位置決めが実質的に容易になる。
プレート部材の互いに対する位置決めを助けるため、同一寸法形状のプレート部材を用いることが特に好ましい。例えばディスク形のシリコンウェーハを用いて第1のコンポーネント8を形成する場合、例えばガラスで作られた同一寸法のディスク状プレート部材を用いて第2のコンポーネント9を形成することが推奨される。明らかなこととして、他のプレートの形状、例えば矩形プレート部材を用いて互いに接合しても良い。しかしながら、円形のディスクが特に推奨される。というのは、シリコン又は他の物質のウェーハは、特に安価に得られるからである。互いに接合されるプレート部材は、必要ならば、互いに異なる形状又は寸法のものであって良いことは注目されるべきである。
2つのコンポーネント8,9又はこれらを形成するプレート部材を互いに接合した後、個々のコンポーネント8,9又はスワールノズル1へのプレート部材の分離又は分解の前か後かのいずれかに、第2のコンポーネント9又はそのプレート部材から見て遠くに位置する第1のコンポーネント8又は対応のプレート部材の平らな側を機械加工し、特に研削する。このようにすると、第1のコンポーネント8の厚さは、実質的に減少する。従来型シリコンウェーハでは、初期厚さD1は、通常、約600μmから約700μmである。この厚さD1を、例えば、約150μm以下の厚さD2まで実質的に減少させる。この結果、当初一方の側が閉鎖された出口チャネル3は、機械加工側から開放される。かくして、出口チャネル3の長さは、第1のコンポーネント8又は第1のコンポーネント8を形成するプレート部材の機械加工の結果としての厚さD2によって定められる。
上述した製造方法により、第1のコンポーネント8を非常に薄く作ると同時にスワールノズル1について非常に高い安定性及び特に高い流体圧力に対する非常に高い耐性を達成することができる。その理由は、第2のコンポーネント9は、第1のコンポーネント8と共に一体ものを形成し、第1のコンポーネントが非常に薄い場合でも第1のコンポーネントの所要の安定性又は安定化を保証するからである。
さらに、好ましくは入口チャネル2と出口チャネル3との間に渦室が存在していないことは又、たとえ第1のコンポーネントが非常に小さな厚さD2を有している場合でも第1のコンポーネント8の高い安定性又は耐荷力に寄与する。これとは異なり、入口チャネル2を画定し又は構成する隆起部分4又は他のウェブ等は、通常の渦室よりも実質的に小さな直径を有する出口チャネル3まで直接延びても良い。したがって、この領域で支持されていない第1のコンポーネント8の部分は、本質的に、出口チャネル3の直径まで減少している。
最後に、互いに接合されたプレート部材を、特に、のこ引き、又は、他の機械加工により、それぞれ、好ましくは、長方形、又は、正方形、若しくは、オプションとして、丸形のコンポーネント8,9、即ち、完成状態のスワールノズルの状態に分けられる。
次に、図3を参照して提案されたスワールノズル1の第2の実施形態、及び、好ましい製作方法の第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態としてのスワールノズル1を図2に対応して図1のIII−IV矢視断面で示している。第2の実施形態と第1の実施形態との間の大きな差についてのみ以下に説明する。他の点に関しては、上述の注意事項及び説明が、それに応じて、又は、補完的に、引き続き当てはまる。
第2の実施形態では、出口チャネル3を第2のコンポーネント9に少なくとも部分的に、特に少なくとも本質的に形成する。スワールノズル1の構造体の残部、特に少なくとも1つの入口チャネル2を第1のコンポーネント8に形成する。その結果、出口チャネル3をスワールノズル1の残りの構造体、特にスワールノズル1の入口領域の製造とは別個独立に少なくとも大部分にわたり作ることが可能である。
第2の実施形態では、2つのコンポーネント8,9を互いに接合する前に、出口チャネル3を平らな側から始まり、特に平らな側に直角に延びる状態で好ましくはエッチングにより第2のコンポーネント9に凹部の形態で少なくとも部分的に作る。しかしながら、理論的には、2つのコンポーネント8,9を互いに接合した後にのみ出口チャネル3を形成し又は作ることも可能である。
特に好ましくは、出口チャネル3を、2つのコンポーネント8,9を互いに接合する前に、当初、特にエッチングにより第2のコンポーネント9の一方の側にのみ開いた状態、即ち、第1の実施形態の場合と同様に、止まりボアとして、しかしながら、この場合、第1のコンポーネント8ではなく第2のコンポーネント9に作る。
次に、オプションとして、表面を例えばスピンエッチングによって研削し、研磨し又は違ったやり方で薄くするのが良い。次に、2つのコンポーネント8,9を互いに接合する。好ましくは、この場合も又、これは、各々が複数のコンポーネント8又は9を形成するプレート部材を互いに接合することにより行われる。
次に、最後ではあるが、第2のコンポーネント9又は第2のコンポーネント9を形成するプレート部材を第1のコンポーネント8から見て遠くに位置する平らな側について薄くし、特に研削する。これにより、1つ又は複数の出口チャネル3を機械加工側から開放する。しかしながら、機械加工、及び(又は)、開放作業は、コンポーネントを互いに接合する前においても実施できる。
第2のコンポーネント9又は対応のプレート部材の薄肉化は、好ましくは、第1の実施形態において説明した厚さD2に合わせて行われ、その結果、先に行った説明又は注意事項は、ここに当てはまる。
第2の実施形態では、第2のコンポーネント9についても、好ましくは、シリコンが用いられる。特に、シリコンウェーハ等が、第2のコンポーネント9を形成するプレート部材として用いられる。
上述した提案対象の製造方法は、提案し、又は、図示したスワールノズル1の製造には限定されず、一般的に、他のスワールノズル1及び更に渦室ノズル、即ち渦室を備えたスワールノズルにも利用できる。
製造にあたり、好ましくは、エッチングを用いて材料に加工を施し、特にこれを薄くする。このようにすると、非常に正確且つ非常に微小の構造体、特に、凹部、チャネル等を最も好ましくは50μmであり、特に30μm以下の状態で得ることができる。しかしながら、追加的に又は代替的に、物質を加工すると共に、(或いは)、付形する他の方法、例えばレーザ加工、機械的処理、注型、及び(又は)、エンボス加工も又利用できる。
好ましくは、スワールノズル1は、少なくとも実質的に扁平であると共に、(或いは)、板状である。液体(図示せず)の主要な流れ方向又は主要な供給方向は、本質的に、特にコンポーネント8,9のプレートの平面又はコンポーネント8,9の互いに接合された表面若しくはこれらに平行な平面に一致した主要な広がり方向に延びる。出口チャネル3は、好ましくは、スプレーノズル1の主要な広がり平面又はそのプレートの平面、液体の主要な流入方向、及び(又は)、フィルタ構造体の主要な広がりに対して横方向に、特にこれに垂直に延びる。出口チャネル3の主要な広がり方向及びスワールノズル1の主要な送出し方向は、好ましくは、中心軸線Mの方向に延びる。
入口チャネル2、供給チャネル6、フィルタ構造体、及び(又は)、スワールノズル1に形成された液体のための他の流入領域は、好ましくは、少なくとも実質的に共通平面内に配置され、最も好ましくは、特にコンポーネント8の平らな側又は表面から始まって一方の側にのみ形成される。
理論的には、複数の出口チャネル3又は実際には複数のスワールノズル1をコンポーネント8,9に形成するのが良い。次に、構造体をそれに応じて適合させる。図4は、図1に対応した図であり、コンポーネント8及び(又は)コンポーネント9上に設けられた数個の、この場合、3つのスワールノズル1及び共通のフィルタ構造体5を有する第3の実施形態としてのスワールノズル集成体を示している。上述の注意事項及び説明は、それに応じて又は補完的に当てはまる。
種々の実施形態及び特許請求の範囲の記載の個々の特徴及び観点は、所望に応じて互いに組み合わせることも可能である。
提案したスワールノズル1は、最も好ましくは、液体医薬調合物を噴霧化するためにもちいられ、医薬調合物は、高い圧力下でスワールノズル1に通され、出口チャネル3から出た医薬調合物は、特に平均直径が10μm未満であり、好ましくは、1μmから7μmであり、特に実質的に5μm以下の粒子又は液滴を含むエーロゾル(図示せず)の状態に噴霧化される。
好ましくは、提案対象のスワールノズル1は、以下に説明するアトマイザ10に用いられる。具体的に言えば、スワールノズル1は、非常に良好な又は微細な噴霧化を達成すると同時に比較的大きな流量及び(又は)比較的低い圧力を達成するのに役立つ。
図5及び図6は、それぞれ、非引張状態(図5)及び引張状態(図6)のアトマイザ10の略図である。アトマイザ10は、特に、携帯可能な吸入器として構成され、好ましくは、推進ガス無しで稼働する。
スワールノズル1は、好ましくは、アトマイザ10内に収納され、特に、ホルダ11内に収納される。かくして、ノズル集成体22が得られる。
アトマイザ10は、流体12、特に非常に効果の高い薬剤、医薬調合物等を噴霧化するために用いられる。好ましくは、液体である流体12、特に薬剤が噴霧化されると、ユーザ(図示せず)により吸息され、又は、吸入可能なエーロゾル24が作られる。通常、吸入は、患者の状態に応じて、1日に少なくとも1回、特に、1日に数回、好ましくは処方された間隔で実施される。
公知のアトマイザ10は、流体12を収容した挿入可能な且つ好ましくは交換可能な容器13を有する。かくして、容器13は、噴霧化されるべき流体12のリザーバを構成する。好ましくは、容器13は、最高300回の投与分又はユニットをもたらし、即ち、最高300回のスプレー又は塗布を可能にするのに十分な量の流体12又は有効物質を収容している。
容器13は、実質的に円筒形又はカートリッジの形状をしており、アトマイザ10を開けた後、容器をアトマイザ10内に下から挿入でき、オプションとして交換することができる。この容器は、剛性構造のものであり、流体12は、好ましくは、容器13内の流体チャンバ14内に保持され、この流体チャンバは、折り畳み式袋から成る。
アトマイザ10は、流体12を特に所定の、オプションとして調節可能な計量された投与量で運搬して噴霧化するための運搬器具、好ましくは圧力発生器15を更に有する。
アトマイザ10又は圧力発生器15は、容器13のための保持器具16と、手動で操作して解除できるロック要素18を備えた関連の駆動ばね17(部分的にしか図示されていない)と、好ましくは、オプションとしての弁、具体的には逆止弁20を備えた厚肉毛管の形態をした運搬管19と、圧力チャンバ21と、マウスピース23の付近に設けられたノズル集成体22とを有している。容器13は、保持器具16により、具体的に言えば嵌合によってアトマイザ10内に固定されていて、運搬管19が、容器13内に浸漬されるようになっている。保持器具16は、容器13を解除して交換することができるよう構成されたものであるのが良い。
駆動ばね17の軸方向引張の際に、保持器具16は、容器13及び運搬管19と一緒に図面で見て下方に動かされ、流体12は、容器13から逆止弁20を介して圧力発生器15の圧力チャンバ21内に吸い込まれる。
ロック要素18の作動後における次の解除中、圧力チャンバ21内の流体12は、今や閉鎖状態にある逆止弁20を備えた運搬管9を駆動ばね17の解除により上方に動かすことによって圧力下に置かれ、今や加圧ラム又はピストンとして作用する。この圧力により、流体12は、ノズル22を通って押し出され、流体12は、図10に示されているようにエーロゾル24の状態に噴霧化される。
ユーザ(図示せず)は、エーロゾル24を吸入することができ、その間、好ましくは、少なくとも1つの供給開口部25を通って供給空気をマウスピース23内に吸い込むのが良い。
アトマイザ10は、上側ハウジング部品26及びこの上側ハウジング部品に対して回転可能な内側部品27を有し(図6)、内側部品は、上側部分27a及び下側部分27bを有し(図5)、他方、特に手動操作可能なハウジング部品28が、好ましくは保持要素29によって内側部品27に解除可能に取り付けられ、好ましくはこれに押し被せられている。容器13を挿入すると共に(或いは)交換するために、ハウジング部品28をアトマイザ1から取り外すことができる。
ハウジング部品28を図面で見て下方に位置する内側部品27の下側部分27bを同伴して上側ハウジング部品26に対して回転させるのが良い。その結果、駆動ばね17は、保持器具16に作用する歯車(図示せず)によって軸方向に引っ張られる。引張中、容器13は、容器13が図12に示すように端位置を占めるまで軸方向下方に動かされる。この状態では、駆動ばね17は、引張下にある。引張が初めて行われると、ハウジング部品28内に設けられた軸方向に作用するばね30は、容器の底に当接し、穿通要素31により、穿通要素が先ず最初に容器13又はその底部に位置するシールに当接するとこれを穿通して通気が行われる。噴霧化プロセス中、容器13は、駆動ばね17により図5に示すその元の位置に戻され、他方、運搬管19は、圧力チャンバ21内に動かされる。かくして、容器13及び運搬要素又は運搬管19は、引張プロセス中又は流体の引き上げのため及び噴霧化プロセス中、持ち上げ運動を行う。
一般に、提案したアトマイザ10では、容器13を好ましくはアトマイザ10内に挿入するのが良く、即ち、アトマイザ10内に収納するのが良いことは言及されるべきである。それ故、容器13は、好ましくは、別個のコンポーネントである。しかしながら、容器13又は流体チャンバ14は、理論的には、アトマイザ10又はアトマイザ10の一部により直接形成されても良く、或いは、他の何らかの仕方でアトマイザ10内に組み込まれても良く、或いは、これに連結可能であって良い。
自立形機器等とは対照的に、提案対象のアトマイザ10は、好ましくは、携帯可能であると共に(或いは)手動操作式であるように構成され、特に、かかるアトマイザは、可動手持ち形器具である。
噴霧化は、ほぼ1回から2回の呼吸期間中に各作動の度に行われることが特に好ましい。しかしながら、理論的には、噴霧化は、長く続き又は連続することも可能である。
特に好ましくは、アトマイザ10は、特に医学的噴霧療法用の吸入機器として構成される。しかしながら、変形例として、アトマイザ10は、他の目的のために設計されても良く、好ましくは、化粧液を噴霧化するために用いられ、特に香水噴霧器として使用できる。したがって、容器13は、例えば、医薬調合物又は化粧液、例えば香水等を収容する。
しかしながら、提案対象の解決策は、特に本明細書において説明したアトマイザ10だけでなく、他の噴霧器又は吸入器、例えば粉末吸入器又は所謂計量投与形吸入器にも利用できる。
スワールノズル1を通る流体12の噴霧化は、好ましくは、約0.1MPaから約35MPaであり、特に約0.5MPaから約20MPaの圧力で、且つ(或いは)、約1μl/sから約300μl/sの流量で、特に、約5μl/sから約50μl/sの流量で実施される。
第1の実施形態として提案されたスワールノズルの略図である。 図1のスワールノズルの概略断面図である。 図2に対応していて、第2の実施形態として提案されたスワールノズルの概略断面図である。 図1に対応していて、第3の実施形態として提案されたスワールノズル構造の略図である。 提案されたスワールノズルを有していて、非引張状態にあるアトマイザの概略断面図である。 図5と比較して90°回転させた引張状態にあるアトマイザの概略断面図である。
符号の説明
1 スワールノズル
2 入口チャネル
3 出口チャネル
4 隆起部分
5 隆起部分
6 供給チャネル
7 ノズル本体
8 コンポーネント
9 コンポーネント
10 アトマイザ
11 ホルダ
12 流体
13 容器
14 流体チャンバ
15 圧力発生器
16 保持器具
17 駆動ばね
18 ロック要素
19 運搬管
20 逆止弁
21 圧力チャンバ
22 ノズル集成体
23 マウスピース
24 エーロゾル
25 空気入口開口部
26 上側ハウジング部品
27 内側部品
27a 内側部品27の上側部分
27b 内側部品27の下側部分
28 ハウジング部品
29 保持要素
30 軸方向に作用するばね
31 穿刺要素
M 中心軸線

Claims (26)

  1. 流体(12)の形態をした医薬調合物、化粧剤、身体若しくは美容のための薬剤、洗浄剤、又は家庭用薬剤を送り出し、特に噴霧化するためのスワールノズル(1)であって、入口チャネル(2)及び出口チャネル(3)を有し、前記入口チャネル(2)が、前記出口チャネル(3)に対して横方向に、特に垂直に延びているスワールノズルにおいて、
    前記入口チャネル(2)は、前記出口チャネル(3)内に直接、半径方向に、且つ(或いは)、接線方向に開口していることを特徴とするスワールノズル。
  2. 前記入口チャネル(2)は、前記出口チャネル(3)内に、少なくとも実質的に接線方向に又は接線方向と半径方向との間で角度をなして開口していることを特徴とする、請求項1記載のスワールノズル。
  3. 2個から12個、特に4個の入口チャネル(2)が、前記出口チャネル(3)内に開口すると共に(或いは)前記入口チャネル(2)は、共通平面内に延びていることを特徴とする、請求項1又は2記載のスワールノズル。
  4. 前記入口チャネル(2)の入口は、前記出口チャネル(3)の中心軸線(M)から50μmから300μmの間隔を置いて、特に80μmから120μmの間隔を置いて位置していることを特徴とする、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  5. 前記入口チャネル(2)は各々、乱流方向に、特に一定であり、又は、前記出口チャネル(3)に向かって連続的に増加する曲率をもって湾曲していることを特徴とする、請求項1〜4のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  6. 前記入口チャネル(2)は各々、前記出口チャネル(3)に向かって、断面積に基づき特に少なくとも2倍だけテーパしていることを特徴とする、請求項1〜5のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  7. 前記入口チャネル(2)は各々、5μmから35μmの深さを有することを特徴とする、請求項1〜6のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  8. 前記入口チャネル(2)の出口は各々、2μmから30μmの幅、特に10μmから20μmの幅を有することを特徴とする、請求項1〜7のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  9. 前記入口チャネル(2)の出口は、前記出口チャネル(3)の中心軸線(M)から、前記出口チャネル(3)の直径の1.1倍から1.5倍に相当する間隔を置いて位置していることを特徴とする、請求項1〜8のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  10. 前記出口チャネル(3)は、構造が少なくとも実質的に円筒形であると共に、(或いは)、前記出口チャネル(3)は、少なくとも実質的に一定の断面を有することを特徴とする、請求項1〜9のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  11. 前記出口チャネル(3)の直径は、5μmから100μmであり、特に25μmから45μmであると共に、(或いは)、前記出口チャネル(3)の長さは、10μmから100μmであり、特に25μmから45μmであると共に、(或いは)、前記出口チャネル(3)の直径の0.5倍から2倍に相当していることを特徴とする、請求項1〜10のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  12. 好ましくは流体(12)、特に医薬調合物を噴霧化するスワールノズル(1)であって、入口チャネル(2)及び出口チャネル(3)を有し、前記入口チャネル(2)が、前記出口チャネル(3)に対して横方向に、特に垂直に延びていることを特徴とする、特に請求項1〜11のうちいずれか1項に記載のスワールノズルにおいて、
    前記スワールノズル(1)は、前記入口チャネル(2)の上流側に設けられていて、前記入口チャネル(2)よりも小さな断面の通路を備えたフィルタ構造体を有することを特徴とする、スワールノズル。
  13. 前記入口チャネル(2)は、これらの入口端が、共通の好ましくは環状の供給チャネル(6)に取り付けられ、特に、前記供給チャネル(6)によって包囲されていることを特徴とする、請求項1〜12のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  14. 前記供給チャネル(6)は、前記フィルタ構造体と前記入口チャネル(2)との間に配置されていることを特徴とする、請求項12又は13記載のスワールノズル。
  15. 前記入口チャネル(2)と前記フィルタ構造体の両方、及び(又は)、前記供給チャネル(6)は、共通平面内に位置していることを特徴とする、請求項12〜14のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  16. 前記スワールノズル(1)は、構造が少なくとも実質的に扁平であり、又は、板状であり、他方、特に、前記出口チャネル(3)は、前記スワールノズル(1)の広がりの主要平面に対して横方向に、好ましくは、これに垂直に延びると共に、(或いは)、前記流体(12)は、前記入口チャネル(2)を介してのみ前記出口チャネル(3)に供給できることを特徴とする、請求項1〜15のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  17. 前記入口チャネル(2)及び前記出口チャネル(3)、好ましくは更に前記共通供給チャネル(6)及び(又は)前記フィルタ構造体は、特にエッチング、注型、エンボス加工、レーザ法及び(又は)機械的処理によって一体形又は多部品構成形のノズル本体(7)に形成されていることを特徴とする、請求項1〜16のうちいずれか1項に記載のスワールノズル。
  18. 液体医薬調合物を噴霧化する請求項1〜17のうちいずれか1項に記載のスワールノズル(1)の使用であって、前記医薬調合物は、高圧下で前記スワールノズル(1)に通されて前記出口チャネル(3)から出る前記医薬調合物がエーロゾルの状態に噴霧化されることを特徴とする、スワールノズルの使用。
  19. 前記医薬調合物は、少なくとも主として、肺を行き先とする特に平均直径が10μm未満であり、好ましくは1μmから7μmであり、特に約5μm以下の粒子又は小滴の状態に噴霧化されることを特徴とする、請求項18記載のスワールノズルの使用。
  20. 少なくとも1つの入口チャネル(2)及び前記入口チャネルに対して横方向に、特にこれに垂直に延びる出口チャネル(3)を有するスワールノズル(1)を製作する方法であって、
    前記少なくとも1つの入口チャネル(2)を平らな側部から始めて特に前記平らな側部に平行に延びる窪みとして第1の、好ましくは板状のコンポーネント(8)に作り、
    前記出口チャネル(3)を少なくとも部分的に、平らな側部から始まり、特に前記平らな側部に対して横方向に延びる窪みとして第2の板状のコンポーネント(9)に作り、
    前記第2のコンポーネント(9)に前記出口チャネル(3)を作る前且つ(或いは)後に、前記第1のコンポーネント(8)と前記第2のコンポーネント(9)を互いに接合して前記第2のコンポーネント(9)が、前記入口チャネル(2)を備えた前記第1のコンポーネント(8)の前記平らな側部を少なくとも部分的に覆うようにする、
    ことを特徴とする方法。
  21. 前記出口チャネル(3)を、当初、前記2つのコンポーネント(8,9)を互いに接合する前に、特にエッチングにより一方の側が前記第2のコンポーネント(9)に開口した状態でのみ作り、次に、前記2つのコンポーネント(8,9)を互いに接合して前記出口チャネル(3)の開口部が前記第1のコンポーネント(8)の方に向くようにし、前記2つのコンポーネント(8,9)を互いに接合した後に、前記第1のコンポーネント(8)から見て遠くに位置する前記第2のコンポーネントの平らな側部を機械加工し、特に研削し、その結果、前記出口チャネル(3)が前記平らな側部で開放されることを特徴とする、請求項20記載の方法。
  22. 少なくとも1つの入口チャネル(2)及び前記入口チャネルに対して横方向に、特にこれに垂直に延びる出口チャネル(3)を有するスワールノズル(1)を製作する方法であって、
    一方の側が閉じられた窪みとして、前記少なくとも1つの入口チャネル(2)を平らな側部から始めて特に前記平らな側部に平行に延びる状態で第1の板状のコンポーネント(8)に作ると共に前記出口チャネル(3)を前記平らな側部から始まり、特に前記平らな側部に対して横方向に延びる状態で作り、
    次に、前記第1のコンポーネント(8)を第2の、好ましくは板状のコンポーネント(9)に接合して前記第2のコンポーネント(9)が、前記入口チャネル(2)を備えた前記第1のコンポーネント(8)の前記平らな側部を少なくとも部分的に覆うようにし、
    前記2つのコンポーネント(8,9)を互いに接合した後、前記第2のコンポーネント(9)から見て遠くに位置する前記第1のコンポーネント(8)の前記平らな側部を機械加工し、特に研削し、それにより前記出口チャネル(3)を前記平らな側部で開放する、
    ことを特徴とする方法。
  23. 複数個の入口チャネル(2)が、前記出口チャネル(3)内に直接且つ(或いは)接線方向に開口し、それにより、前記出口チャネル(3)の入口領域を形成し、前記入口領域は、特に前記第1のコンポーネント(8)に形成されることを特徴とする、請求項20〜22のうちいずれか1項に記載の方法。
  24. 流体(12)、特に医薬調合剤を噴霧化するアトマイザ(10)であってことを特徴とする、請求項1〜17のうちいずれか1項に記載のスワールノズル(1)を有するアトマイザ。
  25. 前記アトマイザ(10)は、携帯可能であると共に(或いは)手動操作されるよう設計されていることを特徴とする、請求項24記載のアトマイザ。
  26. 前記アトマイザ(10)は、前記流体(12)を収容したリザーバ、特に容器(13)を有することを特徴とする、請求項24又は25記載のアトマイザ。
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