JP2001213488A - エアゾール容器用のノズル - Google Patents

エアゾール容器用のノズル

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JP2001213488A
JP2001213488A JP2000377233A JP2000377233A JP2001213488A JP 2001213488 A JP2001213488 A JP 2001213488A JP 2000377233 A JP2000377233 A JP 2000377233A JP 2000377233 A JP2000377233 A JP 2000377233A JP 2001213488 A JP2001213488 A JP 2001213488A
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nozzle
range
aerosol container
less
container
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JP2000377233A
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English (en)
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Jean Francois Benoist
ベノワ ジーン−フラソワ
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LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/34Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl
    • B05B1/3405Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl
    • B05B1/341Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet
    • B05B1/3421Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet with channels emerging substantially tangentially in the swirl chamber
    • B05B1/3431Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet with channels emerging substantially tangentially in the swirl chamber the channels being formed at the interface of cooperating elements, e.g. by means of grooves
    • B05B1/3436Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet with channels emerging substantially tangentially in the swirl chamber the channels being formed at the interface of cooperating elements, e.g. by means of grooves the interface being a plane perpendicular to the outlet axis

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、液化推進ガスを用いることによ
り、圧縮推進ガスを用いた場合と同等の結果を得ること
を特に目指すものである。 【解決手段】 本渦流効果ノズル(10)は、出口オリ
フィス(38)と連通する渦流室(36)へと開口する
ような物質供給チャンネル(40)を有している。A
が前記物質の通過に対してチャンネル(40)により与
えられる最小の総断面積であり、Aが出口オリフィス
(38)の断面積である場合に、比A/Aが0.5
以下とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール容器の
分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば炭化水素等の液化推進ガスを含む
エアゾール容器を用いることにより、特にヘアスプレー
及び消臭剤等の化粧剤を施剤することは知られている。
【0003】推進剤として働くことに加えて、上記液化
推進ガスは、内容物に対する第2の機能も果たす。即
ち、該液化推進ガスは溶剤として働くと共に、ノズルを
離れる際に膨張して滴が分散するのを促進する。
【0004】液化推進ガスの使用は、細かく、殆ど透明
で、充分に強く噴射し、且つくしゃみを誘発する特性を
与えることが可能な噴霧を得ることを可能にする。
【0005】もっと不透明で、下方に流れ、且つ、もっ
と柔らかな印象を与える噴霧を得ようとする需要が存在
する。
【0006】斯様な噴霧は、空気、窒素又は二酸化炭素
のような可溶性圧縮ガス等の圧縮推進ガスを使用するこ
とにより得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、液化推進ガ
スを用いることにより、同等の結果を得ることを特に目
指すものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、これを、出口
オリフィスと連通する渦流室に開口するような物質供給
チャンネルを有する渦流効果ノズルにおいて、比A
が0.5以下であると共に、比A/(D・d
が0.2以下であり、ここで、Aが前記物質の通過に
対して前記チャンネルにより与えられる最小の総断面積
であり、Aが前記出口オリフィスの断面積であり、d
が前記出口オリフィスの直径であり、Dが前記渦流
室の直径であることを特徴とするようなノズルにより達
成する。
【0009】上記出口オリフィスの断面積Aは、前記
物質が通過する最小の断面積であると理解しなければな
らない。
【0010】本発明によれば、比較的不透明であり、比
較的穏やかに吹き出し、かくして滴が一緒になって降下
するのを可能にするような噴霧を得ることが可能であ
る。
【0011】出願人は、上記条件が満たされる場合に特
に満足のゆく噴霧が得られることに気が付いた。
【0012】好ましくは、比Ls/Dsを0.25以下
とし、ここで、Lsは前記渦流室における当該ノズルの
軸と平行であって該ノズルの軸に沿って測定された部分
の長さである。
【0013】有利には、当該ノズルは、好ましくは2個
ないし6個のチャンネル、更に好ましくは4個のチャン
ネルであるような複数のチャンネルを有するようにす
る。
【0014】有利には、前記比A/Aが0.4以下
であり、有利には0.3以下であり、好ましくは0.15
ないし0.35の範囲内にあり、更に好ましくは0.2な
いし0.3の範囲内にあるようにする。
【0015】有利には、前記比A/(D・d)が
0.15以下であり、好ましくは0.1ないし0.15の
範囲内にあり、更に好ましくは0.11ないし0.14の
範囲内にあるようにする。
【0016】有利には、前記比Ls/Dsが0.2以下
であり、好ましくは0.15以下であり、更に好ましく
は0.1ないし0.15の範囲内にあるようにする。
【0017】特別な実施例においては、前記出口オリフ
ィスは円柱状であると共に、該出口に向かって収束する
勾配の付いた室を介して前記渦流室に繋がる。
【0018】特別な実施例においては、前記出口オリフ
ィスの直径dは0.4ミリメータ(mm)ないし1.2
mmの範囲内にあり、Lが0.1mmないし0.2mm
の範囲内にあり、Dが0.6mmないし1.4mmの範
囲内にあり、好ましくは0.8mmないし1.2mmの範
囲内にあり、更に好ましくは約1mmとなるようにす
る。
【0019】また、本発明は上述したような少なくとも
1つのノズルを含むことを特徴とする施剤容器頭部を提
供する。
【0020】特別な実施例では、上記ノズルは中央支柱
に係合する。
【0021】また、本発明は上述したようなノズルを含
むことを特徴とするエアゾール容器も提供する。
【0022】特別な実施例では、上記容器は液化推進ガ
スを含む。
【0023】変形例においては、該容器は、非液化圧縮
ガス、好ましくは圧縮空気、により構成された推進ガス
を含み、本発明のノズルは、非液化推進ガスを用いてさ
えも、良好な特性を示すような噴霧が得られるのを可能
にする。
【0024】更に特別な実施例においては、上記容器は
化粧剤を含む。
【0025】例示として、該化粧剤はヘアスプレー又は
消臭剤とすることができる。
【0026】特別な実施例においては、上記容器が満杯
であって20℃における場合に、当該噴霧の平均滴径が
30マイクロメータ(μm)ないし100μmの範囲内
にあり、好ましくは40μmないし80μmの範囲内に
あり、更に好ましくは60μmに近いものとする。
【0027】更に特別な実施例においては、上記容器が
満杯であって20℃における場合に、当該噴霧の流量が
0.3グラム/秒(g/s)ないし1.5g/sの範囲内
にあり、好ましくは0.4g/sないし1g/sの範囲
内にあるようにする。
【0028】更に特別な実施例においては、20℃にお
いて且つ該容器が満杯である場合に測定された当該噴霧
の吹き出し力が、0.05ニュートン(N)以下であ
り、好ましくは0.025Nに近いものとする。
【0029】また、上記エアゾール容器の内部圧力は、
該容器が満杯であって20℃における場合に、例えば2
バールないし6バールの範囲内とすることができる。
【0030】尚、本発明は、非限定的な実施例の下記の
詳細な説明を読むことにより、及び添付図面を参照する
ことにより、よりよく理解されるであろう。
【0031】
【発明の実施の形態】各図は、プラスチック材料を鋳型
形成することにより単一片として作製されたノズル10
を示している。
【0032】該ノズル10は前壁11を有し、該前壁は
周部において、軸Xの廻りで筒状となっているスカート
12により後方に延長されている。
【0033】上記筒状スカート12は、図4に一部を示
す施剤容器(dispenser)頭部の栓又は中央支柱13上
に取り付けるためのものである。
【0034】中央支柱13は、前記軸Xの廻りの円柱状
の面55を有すると共に、平ら且つ軸Xに垂直な前面3
0を有している。
【0035】筒状スカート12の径方向外側表面15
は、当該ノズルを上記施剤容器頭部上に取り付けるのを
可能にするようになされていると共に、種々の形状を有
することができる。
【0036】図示の実施例では、表面15は、ノズル1
0を当該施剤容器頭部の適切な形状のハウジングにスナ
ップ固定するために浮き彫り16の形の環状部分を呈し
ている。
【0037】スカート12の径方向内側表面18は、段
状になっていると共に、前壁11の後面21と肩部22
との間で軸方向に延在するような軸Xの廻りの円柱状部
分19を有している。
【0038】上記表面18は、上記部分19より大径で
あると共に上記肩部22と筒状スカート12の後面25
との間に延在するような軸Xの廻りの円柱状部分23も
有している。
【0039】ノズル10が中央支柱13上に係合される
と、前壁11の後面21が該中央支柱13の前面30に
当接するようになる。
【0040】前壁11は出口オリフィス38を有する
が、該オリフィスは軸Xの廻りの直径d及び断面積A
の円柱形状であり、前方では当該ノズル10の前面で
開口すると共に、後方では上記出口オリフィス38に向
かって収束するような勾配のついた室35に開口してい
る。
【0041】該勾配のついた室35は、径方向において
面32により規定される渦流室36へと開口しており、
該渦流室は軸Xの廻りの円柱形状であると共に、直径が
であり、且つ、軸Xに沿う長さがLのものであ
る。
【0042】前壁11の後面21には、推進ガスと噴霧
されるべき物質との混合物を渦流室36に供給するため
に4つのチャンネル40が形成されている。
【0043】チャンネル40は、図2に示されるよう
に、渦流室36に対して接線方向に開口している。
【0044】記載される実施例では、或るチャンネル4
0から開始して、他のチャンネル40は軸Xの廻りに同
一方向に90度、180度又は270度各々回転した後
に上記或るチャンネルと同一となる。
【0045】各チャンネル40は、前壁11に沿って横
方向では、一方の側においては前記円柱状の面32に対
して接線方向であり且つ後面21の平面と渦流室36の
直径方向平面との両方に対して垂直な平らな面41によ
り、他方の側においては後面21の平面に対して垂直な
平らな面42により規定されている。この場合、該面4
2は上記面41に対して、各チャンネル40の幅が該面
42の前記スカート12の径方向内側表面18の部分1
9との交差部から該面42の渦流室36の円柱状表面3
2との交差部に向かって次第に先細りとなるような或る
角度を形成している。
【0046】上記面41及び42を含む平面は、軸Xと
平行な線上で交差する。
【0047】各チャンネル40の深さは、前記渦流室3
6の長さLと等しい。
【0048】円柱状部分19には、チャンネル40に物
質を供給するために、4つの軸方向チャンネル50が凹
設されている。
【0049】チャンネル50は、上記円柱状部分19の
全長にわたり延在している。
【0050】各チャンネル50は、図2に見られるよう
に、横方向においては、一方の側では前記面41と共面
的な平らな面51により、他方の側では該面51と平行
であると共に縁部53において前記面42と一致する面
52により規定されている。
【0051】チャンネル50は、径方向においては、内
側では中央支柱13の円柱状表面55により、外側では
円柱状表面23と同一の直径を持つ円柱の一部56によ
り規定されている。
【0052】このように、チャンネル50は、当該ノズ
ル10の後部において中央支柱13と円柱状の面23と
の間において開口する。
【0053】当該ノズル10が固定される施剤容器頭部
自体は、化粧剤と本例では液化ガスにより構成される推
進ガスとを含むエアゾール容器上に取り付けられる。
【0054】当該化粧剤は、例えば、ヘアスプレー又は
消臭剤により構成することができる。
【0055】本発明によれば、比A/Aは0.5以
下であり、比A/(D・d)は0.2以下であるが、
ここで、Aは物質を通過させるためにチャンネル40
の和により提供される最小断面積であり、Aは上記出
口オリフィスの断面積である。
【0056】記載された実施例においては、断面積A
は何れか1つのチャンネル40により物質の流れに与え
られる最小断面積の4倍である。
【0057】記載された実施例においては、比A/A
が0.2391となるように、渦流室36の長さL
は0.13mmであり、その直径Dは1mmであり、
出口オリフィス38の直径dは0.6mmであり、チ
ャンネルの最小幅は0.13mmである。
【0058】比A/(D・d)は0.1127であ
り、比L/Dは0.13である。
【0059】試験は、当該エアゾール容器が満杯であ
り、55%のヘアスプレーと45%のジメチルエーテル
とを3.1バールなる圧力で、且つ、20℃の温度で含
む場合は、当該ノズルは約0.5g/sの流量が、約60μ
mの平均滴径及び0.025Nなる吹き出し力(puff fo
rce)で得られるのを可能にする。
【0060】結果としての噴霧は、可溶性又はそれ以外
のものに拘わらず圧縮推進ガスを用いることにより得ら
れる噴霧と同様の態様で、特に柔らかであって、不透
明、霧状の外観を呈し、且つ、降下する。
【0061】出願人により実施された他の寸法(特に出
口オリフィスの直径及びチャンネルの幅に対して異なる
値)を持つノズルを用いた試験は、A/Aが0.5
以下である場合に不透明で降下する噴霧が得られること
を確認した。
【0062】上記吹き出し力は、当該ノズルと同一の軸
上で、且つ、施剤容器頭部から150mmの距離に位置
された150mmの直径を持つ剛性円盤に噴霧した場合
に、20℃で得られる推力に相当するものである。
【0063】例示として、上記ヘアスプレーは溶剤内に
溶解された膜形成ポリマを含んでいた。
【0064】膜形成ポリマは、溶剤が蒸発した後、髪の
毛を堅くさせる。
【0065】上記溶剤は、例えば、エタノールとするこ
とができる。
【0066】上記スプレーは1%ないし6%の膜形成ポ
リマを含むことができる。
【0067】使用に適した膜形成ポリマに関しては、下
記の物質から準備される膜形成ポリマについて特に言及
することができる(このリストは限定するものではない
と理解されたい)。ポリビニルピロリドン(polyvinyl-
pyrrolidone);ポリスチレンスルホン酸塩(polystyre
ne sulfonate);ポリエチルオキサゾリン(polyethyl
oxazoline);ビニルアセテート(vinyl acetate)、ク
ロトン酸(crotonicacid)及びビニルtブチルベンゾア
ート(vinyl t-butyl benzoate)の共重合体;ビニルピ
ロリドン(vinylpyrrolidone)及びビニルアセテートの
共重合体;ビニルピロリドン及びアクリル酸塩(acryla
tes)の共重合体;ビニルアセテート及びクロトン酸の
共重合体;ビニルアセテート、クロトン酸及びビニルネ
オデカン酸塩(neodecanoate)の共重合体;オクチルア
シルアミド(octylacylamide)及びアクリル酸塩の共重
合体;オクチルアクリルアミド(octylacrylamide)、
アクリル酸塩及びブチルアミノエチルメタクリ酸塩(bu
tylaminoethyl methacrylate)の共重合体;アクリル酸
塩及びアクリルアミドの共重合体;ビニルピロリドン、
ビニルアセテート及びビニルプロピオン酸塩(propiona
te)の共重合体;ビニルカプロラクタム(vinyl caprol
actam)、ビニルピロリドン及びジメチルアミノエチル
メタクリ酸塩の共重合体;並びにビニルメチルエーテル
及びマレイン無水酸(低)アルキルエステル(maleic a
nhydride, (lower) alkyl ester)の共重合体。
【0068】前記ヘアスプレーは、中和剤、可塑剤、光
沢添加剤、軟化添加剤、芳香剤、タンパク質加水分解
物、ビタミン、紫外線フィルタ等々を含むこともでき
る。
【0069】勿論、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。
【0070】特に、チャンネルの数、並びに上記渦流室
の及び出口オリフィスの形状及び寸法を変化させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を構成するノズルを
経る、図2のI−I線に沿う概念的軸方向断面図であ
る。
【図2】図2は、図1の矢印IIに沿って見た正面図であ
る。
【図3】図3は、上記ノズルの裁断した概念的斜視図で
ある。
【図4】図4は、上記ノズルが中央支柱上にどの様に取
り付けられるかを示す裁断した概念的軸方向断面図であ
る。
【符号の説明】
10…ノズル 11…前壁 12…スカート 13…中央支柱 32…円柱状の面 35…勾配の付いた室 36…渦流室 38…出口オリフィス 40…チャンネル 50…チャンネル

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出口オリフィス(38)と連通する渦流
    室(36)に開口するような物質供給チャンネル(4
    0)を有する渦流効果ノズル(10)において、 前記ノズルは、比A/Aが0.5以下であり、比A
    /(D・d)が0.2以下であり、 ここで、Aは前記物質の通過に対して前記チャンネル
    (40)により与えられる最小の総断面積であり、 Aは前記出口オリフィス(38)の断面積であり、 dは前記出口オリフィス(38)の直径であり、 Dは前記渦流室(36)の直径である、ことを特徴と
    するノズル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のノズルにおいて、比L
    s/Dsが0.25以下であり、 ここで、Lsは前記渦流室における当該ノズルの軸と平
    行であって該ノズルの軸(X)に沿って測定された部分
    の長さである、ことを特徴とするノズル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のノズルに
    おいて、当該ノズルが、好ましくは2個ないし6個のチ
    ャンネル(40)、更に好ましくは4個のチャンネルで
    あるような複数のチャンネルを有することを特徴とする
    ノズル。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載のノズルにお
    いて、前記比A/Aが0.4以下であり、有利には
    0.3以下であり、好ましくは0.15ないし0.35の
    範囲内にあり、更に好ましくは0.2ないし0.3の範囲
    内にあることを特徴とするノズル。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4の何れか一項に記載の
    ノズルにおいて、前記比A/(D・d)が0.15
    以下であり、好ましくは0.1ないし0.15の範囲内に
    あり、更に好ましくは0.11ないし0.14の範囲内に
    あることを特徴とするノズル。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5の何れか一項に記載の
    ノズルにおいて、前記比Ls/Dsが0.2以下であ
    り、好ましくは0.15以下であり、更に好ましくは0.
    1ないし0.15の範囲内にあることを特徴とするノズ
    ル。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6の何れか一項に記載の
    ノズルにおいて、前記出口オリフィス(38)は円柱状
    であると共に、該出口に向かって収束する勾配の付いた
    室(35)を介して前記渦流室(36)に繋がることを
    特徴とするノズル。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7の何れか一項に記載の
    ノズルにおいて、d が0.4mmないし1.2mmの範
    囲内にあり、好ましくは0.6mmないし0.8mmの範
    囲にあり、 ここで、dは前記出口オリフィスの直径である、こと
    を特徴とするノズル。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8の何れか一項に記載の
    ノズルにおいて、Lsが0.1mmないし0.2mmの範
    囲内にあり、 ここで、Lsは前記渦流室(36)における当該ノズル
    の軸(X)と平行であって該軸(X)に沿って測定され
    た部分の長さである、ことを特徴とするノズル。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9の何れか一項に記載
    のノズルにおいて、Dが0.6mmないし1.4mmの
    範囲内にあり、好ましくは0.8mmないし1.2mmの
    範囲内にあり、更に好ましくは1mmに近く、 ここで、Dは前記渦流室(36)の直径である、こと
    を特徴とするノズル。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10の何れか一項に記
    載のノズル(10)を含むことを特徴とする施剤容器頭
    部。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の施剤容器頭部にお
    いて、前記ノズル(10)が中央支柱(13)に係合す
    ることを特徴とする施剤容器頭部。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし10の何れか一項に記
    載のノズル(10)を含むことを特徴とするエアゾール
    容器。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のエアゾール容器に
    おいて、液化推進ガスを含むことを特徴とするエアゾー
    ル容器。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のエアゾール容器に
    おいて、非液化圧縮ガス、好ましくは圧縮空気、により
    構成された推進ガスを含むことを特徴とするエアゾール
    容器。
  16. 【請求項16】 請求項14又は15に記載のエアゾー
    ル容器において、化粧剤を含むことを特徴とするエアゾ
    ール容器。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のエアゾール容器に
    おいて、前記化粧剤がヘアスプレーであることを特徴と
    するエアゾール容器。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載のエアゾール容器に
    おいて、前記化粧剤が消臭剤であることを特徴とするエ
    アゾール容器。
  19. 【請求項19】 請求項14ないし18の何れか一項に
    記載のエアゾール容器において、該容器が満杯であって
    20℃における場合に、当該噴霧の平均滴径が30μm
    ないし100μmの範囲内にあり、好ましくは40μm
    ないし80μmの範囲内にあり、更に好ましくは60μ
    mに近いことを特徴とするエアゾール容器。
  20. 【請求項20】 請求項14ないし19の何れか一項に
    記載のエアゾール容器において、該容器が満杯であって
    20℃における場合に、当該流量が0.3g/sないし
    1.5g/sの範囲内にあり、好ましくは0.4g/sな
    いし1g/sの範囲内にあることを特徴とするエアゾー
    ル容器。
  21. 【請求項21】 請求項14ないし20の何れか一項に
    記載のエアゾール容器において、20℃において且つ該
    容器が満杯である場合に測定された吹き出し力が、0.
    05N以下であり、好ましくは0.025Nに近いこと
    を特徴とするエアゾール容器。
  22. 【請求項22】 請求項14ないし21の何れか一項に
    記載のエアゾール容器において、該容器が満杯であって
    20℃における場合に、当該容器内の圧力が2バールな
    いし6バールの範囲内にあることを特徴とするエアゾー
    ル容器。
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