JP2009526384A - 拡張部分を有するトレンチアイソレーション構造 - Google Patents

拡張部分を有するトレンチアイソレーション構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009526384A
JP2009526384A JP2008553556A JP2008553556A JP2009526384A JP 2009526384 A JP2009526384 A JP 2009526384A JP 2008553556 A JP2008553556 A JP 2008553556A JP 2008553556 A JP2008553556 A JP 2008553556A JP 2009526384 A JP2009526384 A JP 2009526384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trench
microelectronic substrate
isolation structure
chamber
dielectric material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008553556A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5145247B2 (ja
Inventor
リンダート、ニック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Intel Corp
Original Assignee
Intel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Intel Corp filed Critical Intel Corp
Publication of JP2009526384A publication Critical patent/JP2009526384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5145247B2 publication Critical patent/JP5145247B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components
    • H01L21/762Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers
    • H01L21/76224Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using trench refilling with dielectric materials
    • H01L21/76232Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using trench refilling with dielectric materials of trenches having a shape other than rectangular or V-shape, e.g. rounded corners, oblique or rounded trench walls
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components
    • H01L21/7605Making of isolation regions between components between components manufactured in an active substrate comprising AIII BV compounds
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components
    • H01L21/762Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Element Separation (AREA)

Abstract

本発明の実施形態は、マクロ電子デバイス用のマイクロ電子基板内におけるアイソレーション構造の作製に関する。アイソレーション構造の設計は、アイソレーション構造の誘電材料内における表面空隙の形成を抑制するかまたは実質的になくす。これらの表面空隙は、トレンチ構造の開口と実質的に対向するトレンチ構造の拡張部分またはチャンバを提供することにより減少するかまたは回避される。
【選択図】図10

Description

本発明の一実施形態は、集積回路の製造に関する。より詳しくは、本発明の実施形態は、集積回路構成要素間にアイソレーション構造を提供することに関する。
マイクロ電子集積回路は、シリコンウェーハなどのマイクロ電子基板内および上に回路構成要素を化学的および物理的に形成することにより形成される。これらの回路構成要素は、一般的に導電性を有し、また、異なる導電型を有し得る。したがって、このような回路構成要素を形成するときは、互いに電気的に絶縁していることが重要であり、絶縁された回路構成要素間の電気通信は、不連続な電気トレースを介してなされる。
集積回路の製造において用いられるアイソレーション方式の1つにシャロー・トレンチアイソレーション(STI)がある。STIでは、誘電体で満たされた浅いトレンチがトランジスタなどの隣接する回路構成要素と電気的に分離している。例えば、STIは、0.25ミクロン以下の微細構成に対して好適なアイソレーション構造であることが当業者であれば理解できよう。
図11に示されるように、STI構造を形成すべく、シリコン含有基板などのマイクロ電子基板202が設けられる。マイクロ電子基板202の上には次のトランジスタの製造に用いられ得るパッド酸化物204、および、次の処理ステップに用いられる窒化シリコンなどのストップ層206が形成される。図12に示すように、チャネルまたはトレンチ208は、パッド酸化物204およびストップ層206を介し基板202内に形成される。トレンチ208は、これらに限定されないが、リソグラフィ、イオンミリング、および、レーザアブレーションなどの既知の技術により作製され得る。
図13に示すように、トレンチの側壁スペーサ212がトレンチ208(図12参照)内に形成される。トレンチの側壁スペーサ212は、これらに限定されないが、物理蒸着、化学蒸着、および、原子層蒸着などの任意の既知の技術により形成され得る。マイクロ電子基板202がシリコンを含有する場合、トレンチの側壁スペーサ212は、酸化シリコンがトレンチの側壁スペーサ212として形成されるように、酸素中でマイクロ電子基板202を加熱することにより形成され得る。
図14に示すように、トレンチ208(図12参照)は、誘電材料214で実質的に満たされる。その後、図15に示すように、トレンチ208(図12参照)の外側にある誘電材料214は、エッチングまたはケミカルメカニカルポリシングによるプラナリゼーションなどにより取り除かれる。ストップ層206は、ケミカルメカニカルポリシングが用いられた場合にはバリアおよび/またはハードストップとして、または、エッチングが用いられた場合には、エッチストップとして機能する。その後、ストップ層206が除去されることにより、図16に示すような、パッド酸化物204がストップ層として機能するアイソレーション構造218が形成される。ストップ層206が除去されることにより、マイクロ電子基板202の上の誘電材料214の大部分も除去されることに留意されたい。
マイクロ電子産業において、集積回路構成要素をより高性能に、低コストに、小型化し、集積回路の実装密度をより高めることは進行中の目的である。これらの目標を達成すべく、マイクロ電子構成要素は、より小さくなっており、トレンチ208(図17参照)の平均幅222も減少している。トレンチ幅222を減少させることはパフォーマンスおよびコストの面から見ても望ましいのであるが、そうするとアスペクト比(トレンチ幅222に対するトレンチ深さ224)が高くなりすぎ、図17に示すような予測不可能なアイソレーションの空隙をもたらす。これらの空隙226は、図13の処理ステップの後、誘電材料214を堆積する間に形成される。さらに、トレンチがより小さく作製されてより多くの占有面積がトランジスタの拡散のために使用される場合、それぞれの世代でますます重要になってきているナローZ(narrow-Z)トランジスタは、非常に良好なパフォーマンスを示す。
その後、図18に示すように、トレンチ208の外側にある誘電材料214は、エッチング、または、ケミカルメカニカルポリシングによるプラナリゼーションなどにより除去される。ストップ層206は、バリアおよび/またはハードストップとして機能する。そして、図19に示すように、ストップ層206が除去されることにより、アイソレーション構造228が形成される。ストップ層206が除去されるとマイクロ電子基板202の上にある誘電材料214の大部分も除去されることに留意されたい。
図20に示すように、一般的に、トレンチ208(図17参照)のアスペクト比が高くなるほど、空隙226が形成される傾向が高くなる(図20ではアスペクト比は左から右へと減少している)。当業者であれば、トレンチ側の角度を増大させることにより同じ効果を得られる(すなわち、側壁が垂直になるほどトレンチは誘電材料内に空隙を作りやすくなる)ことが理解できよう。トレンチ深さ224がトレンチ幅222に比例して減少する場合はこのような空隙226ができるのを防ぐことができることを理解されたい。しかしながら、トレンチ深さ224が減少すると、アイソレーション電流の漏れが過剰になる。
図21に示すように、アイソレーション構造228内の空隙226は、誘電材料214の堆積の間、または、次のプロセスの間に表面化し得る(すなわち、誘電材料214内に開口を形成する)。このことにより、導電材料で空隙226を満たした場合、次の処理ステップのための面微細形状が不均一になり、トランジスタノード間の短絡を生じせしめ得ることが当業者であれば理解できよう。
したがって、トレンチアイソレーション構造内に表面空隙が形成されることを抑制するかまたは実質的になくす一方でトレンチ幅を減少させ、なお必要な電気的アイソレーションをもたらすであろうトレンチ構造の開発は有益である。
明細書は、本発明とみなされる明細書の個々の部分を指摘して権利を主張するための請求項の範囲で締めくくられるが、本発明の利点は、添付の図面と共に以下の本発明の詳細な説明でさらに容易に確認できるであろう。
本発明における、パッド酸化物およびストップ層がその上部に形成されたマイクロ電子基板の側面断面図を示す。
本発明における、図1のマイクロ電子基板内に形成されたトレンチの側面断面図を示す。
本発明における、図2のトレンチ内に形成されたトレンチ側壁スペーサの側面断面図である。
本発明における、マイクロ電子基板を露出させるべく除去されているトレンチの底部に接するトレンチの側壁スペーサの側面断面図である。
本発明における、図4のマイクロ電子基板内に形成されたチャンバの側面断面図である。
本発明における、図4のトレンチの側壁層における開口を介しマイクロ電子基板内に形成されたチャンバの側面断面顕微鏡写真である。
本発明における、誘電材料により図5のトレンチを満たしている側面断面図である。
本発明における、ストップ層から誘電材料を除去した側面断面図である。
本発明における、ストップ層をパッド酸化物まで除去することによりアイソレーション構造を形成する側面断面図である。
本発明における、チャンバ領域内に空隙を有するアイソレーション構造の側面断面図を示す。
従来技術における、パッド酸化物およびストップ層が上部に形成されたマイクロ電子基板の側面断面図である。
従来技術における、図11のマイクロ電子基板内に形成されたトレンチの側面断面図である。
従来技術における、図12のトレンチ内に形成されたトレンチ側壁スペーサの側面断面図である。
従来技術における、図13のトレンチを誘電材料で満たす側面断面図である。
従来技術における、ストップ層から誘電材料を除去する側面断面図である。
従来技術における、ストップ層をパッド酸化物まで除去することによりアイソレーション構造を形成する側面断面図である。
従来技術における、図13のトレンチを誘電材料で満たし、誘電材料内には空隙が形成されている側面断面図である。
従来技術における、ストップ層から誘電材料を除去した側面断面図である。
従来技術における、ストップ層をパッド酸化物まで除去することによりアイソレーション構造を形成する側面断面図である。
従来技術における、さまざまなアスペクト比を有する誘電体で満たされたトレンチの側面断面顕微鏡写真である。
従来技術における、誘電材料内に形成された開口を有する空隙の側面断面図である。
以下の詳細な説明において、本発明が実行され得る特定の実施形態が添付の図面を参照して例示される。これら実施形態は、当業者が本発明を実行できるよう十分に記載される。本発明のさまざまな実施形態は、異なっていても必ずしも排他的であるというわけではない。例えば、一実施形態と関連してここに記載される特定の特徴、構造、または、特性は、本発明の趣旨および範囲を逸脱せずに他の実施形態内に実装し得る。また、それぞれ開示された実施形態内の個別の要素の位置および配置も、本発明の趣旨および範囲を逸脱せずに変更し得る。したがって、以下の詳細な説明は、限定の意味合いはなく、本発明の範囲は、添付の請求項によってのみ定義され、好ましくは、請求項の権利範囲のすべての均等物を伴い解釈される。図面では、同じ参照番号は、いくつかの図面を通じて同じまたは同様の機能を指している。
本発明の実施形態は、マイクロ電子デバイス用のマイクロ電子基板内におけるアイソレーション構造の作製に関する。アイソレーション構造の設計により、アイソレーション構造の誘電材料内の表面空隙の形成が抑制されるかまたは実質的になくなる。表面空隙は、トレンチ構造の開口と実質的に対向するチャンバまたはトレンチ構造の拡張部分を提供することにより抑制または回避される。
図1に示すように、アイソレーション構造を形成すべく、マイクロ電子基板102が提供される。マイクロ電子基板102は、シリコン、シリコンオンインシュレータ、ゲルマニウム、アンチモン化インジウム、テルル化鉛、砒化インジウム、燐化インジウム、砒化ガリウム、または、アンチモン化ガリウムのような材料を含み得る。マイクロ電子基板102を形成する材料のいくつかの例がここに記載されるが、マイクロ電子デバイスを形成する基礎となり得るいかなる材料も本発明の趣旨および範囲内に納まり得る。マイクロ電子基板102は、次のトランジスタの作製に用いられ得るパッド酸化物104と、次なる処理ステップに用いられる窒化シリコンなどのストップ層106とがその上部に形成される。
図2に示すように、チャネルまたはトレンチ108は、パッド酸化物104およびストップ層106を介しマイクロ電子基板102内に形成される。トレンチ108は、(マイクロ電子基板102におけるトレンチの開口116に対向する)少なくとも1つの側壁112および底部114を含む。トレンチ108は、これらに限定されないが、等方性リソグラフィ、イオンミリング、および、レーザアブレーションなどの任意の既知の技術により作製され得る。
その後、図3に示すように、トレンチの側壁スペーサ122は、トレンチ108内に形成され、トレンチの側壁112および底部114に実質的に接する。トレンチ側壁スペーサ122は、これらに限定されないが、物理蒸着、化学蒸着、および、原子層蒸着を含む任意の既知の技術により形成され得る。マイクロ電子基板102がシリコンを含む場合、トレンチ側壁スペーサ122は、酸化シリコンの層が(トレンチの側壁112および底部114にのみ接する)トレンチ側壁スペーサ122として形成されるよう、酸素中でマイクロ電子基板102を加熱することにより形成され得る。
トレンチ底部114に接するトレンチ側壁スペーサ122の一部は、図4に示されるように実質的に取り除かれ、マイクロ電子基板102が露出する。トレンチ側壁スペーサ122の一部は、好ましくは、非等方性エッチングなどの既知の任意の手段により除去され得る。例えば、酸化シリコンを含むトレンチ側壁スペーサ122については、エッチングは、ガスを含む少なくとも1つのフルオロカーボンを用いるプラズマエッチングであり得ることが当業者であれば理解できよう。
その後、図5および6に示されるように、トレンチ108内のマイクロ電子基板102の露出した部分がエッチングされてマイクロ電子基板102内のチャンバ132が形成される。残りのトレンチ側壁スペーサ122は、トレンチ底部114からチャンバ132が形成されるようにトレンチの側壁112を保護する。トレンチ108およびチャンバ132は、以降まとめて底部拡張トレンチ140と称する。底部拡張トレンチ140のチャンバ132は、トレンチの開口116と対向する実質的に円弧状の部分134を好ましくは有する。一実施形態では、チャンバ幅136は、トレンチの底幅138より大きい。
シリコン含有マイクロ電子基板102については、チャンバ132は、選択的なウェットエッチングなどの選択的な等方性シリコンエッチング、または、前駆物質としてNFまたはSFを用いるプラズマエッチングにより形成され得ることは、当業者には知られていよう。一実施形態では、室温で初期酸化物ブレークスルーエッチングのためにSFで等方性プラズマエッチングし、続いて、同じく室温で、実質的に円弧状の部分134を形成するためにNFでプラズマエッチングすることにより、図6に示すようなエッチングをなし得る。
図7に示すように、トレンチ108(図5参照)は、二酸化ケイ素などの誘電材料142で実質的に満たされる。一実施形態では、誘電材料は、シラン(SiH4)および酸素(O2)を用い、およそ摂氏750度で高密度プラズマCVD法により蒸着されることにより、二酸化ケイ素(SiO2)が形成される。高密度プラズマCVDは、堆積とスパッタリングを同時に行う。材料が構造の隅部あたりに堆積していくとき、堆積物を削りながら効果的な充填を可能にする。
チャンバ132の実質的に円弧状の部分134により、実質的に円弧状の部分134からトレンチの開口116(図5参照)までの間が誘電材料142により実質的にV字形またはU字形の断面プロフィールを伴って満たされ、それによって空隙が形成される可能性が減少するかまたは実質的になくなる。このようにして、トレンチ開口116における小さなトレンチ幅を実現し、同様に、次に作製されるトランジスタのための活性領域として用いられるマイクロ電子基板102においてより大きな利用可能領域を実現することが、当業者であれば理解できよう。
その後、図8に示すように、底部拡張トレンチ140(図5を参照)の外側にある誘電材料142が、例えば、エッチングまたはケミカルメカニカルポリシングによるプラナリゼーションにより除去される。ストップ層106は、ケミカルメカニカルポリシングが用いられる場合には、バリアおよび/またはハードストップとして機能し、エッチングが用いられる場合には、エッチストップとして機能する。その後、図9に示すように、ストップ層106が除去されてアイソレーション構造150が形成され、パッド酸化物104がストップ層として機能する。ストップ層106が除去されることにより、マイクロ電子基板102の第1の表面144の上にある誘電材料136も実質的に除去され得ることに留意されたい。
さらに、図10に示すように、底部拡張トレンチ140のチャンバ132は、チャンバ132内にある誘電材料142内に空隙146をもたらす傾向があり得る。これらの空隙146は、制御された方法において生成され、シリコン拡散面積にアイソレーションを生成する望ましくない圧縮応力を減少させ得る。アイソレーション構造140からの圧縮応力がないことは、高速スイッチングへと変換するNMOS(xおよびy方向)およびPMOS(y方向)デバイス両方へのより高い可動性を有するトランジスタを結果として生じることは、当業者であれば理解できよう。このようにして形成された空隙146は、マイクロ電子基板の第1の表面144から比較的遠いので許容できる。したがって、上述のような微細構成および/または短絡に関わる問題を表面化しかつ発生させる可能性はないだろう。
本発明は、トレンチアイソレーション構造の作製に主に焦点を当てて説明されてきたが、本発明の教示および原理は、これに限定されず、さまざまなアイソレーション構造、および、さまざまなトレンチ充填プロセスに適用され得ることは言うまでもないことを理解されたい。
本発明の詳細な実施形態を説明してきたが、添付の請求項の範囲により定義される発明は、上述の説明に記載される特定の詳細に限定されず、本発明の趣旨または範囲を逸脱せずにさまざまな変更が可能であることは明らかである。

Claims (11)

  1. 第1の表面を有するマイクロ電子基板と、
    前記マイクロ電子基板の第1の表面から前記マイクロ電子基板内へと延び、少なくとも1つの側壁と、前記マイクロ電子基板の第1の表面近傍のトレンチ開口とを有するトレンチと、
    前記マイクロ電子基板内の前記トレンチ開口に対向する前記トレンチの端部に形成されたチャンバと、
    前記チャンバおよび前記トレンチ内に配置された誘電材料と、
    を備えるアイソレーション構造。
  2. 前記少なくとも1つのトレンチ側壁に接する少なくとも1つの側壁スペーサをさらに備える、請求項1に記載のアイソレーション構造。
  3. 前記誘電材料は、酸化シリコンを含む、請求項1に記載のアイソレーション構造。
  4. 前記チャンバの幅は、前記トレンチの底部近傍における前記トレンチの幅より大きい、請求項1に記載のアイソレーション構造。
  5. 前記チャンバは、前記トレンチ開口に対向する実質的に円弧状の部分を含む、請求項1に記載のアイソレーション構造。
  6. アイソレーション構造を形成する方法であって、
    第1の表面を有するマイクロ電子基板を提供することと、
    前記マイクロ電子基板の第1の表面から前記マイクロ電子基板内へと延び、少なくとも1つの側壁と、前記マイクロ電子基板の第1の表面近傍のトレンチ開口とを有するトレンチを形成することと、
    前記マイクロ電子基板内の前記トレンチ開口に対向する前記トレンチの端部にチャンバを形成することと、
    前記チャンバおよび前記トレンチ内に誘電材料を堆積することと、
    を含む方法。
  7. 前記マイクロ電子基板内に前記チャンバを形成することは、
    前記トレンチの前記少なくとも1つのトレンチ側壁および底部にトレンチ側壁スペーサを堆積することと、
    前記トレンチの底部に接する前記トレンチ側壁スペーサの一部を除去することにより、前記マイクロ電子基板の一部を露出させることと、
    前記露出したマイクロ電子基板をエッチングすることにより、前記チャンバを形成することと、
    を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記トレンチの底部に接する前記トレンチ側壁スペーサの一部を除去することは、前記トレンチ側壁スペーサに非等方性エッチングを施すことを含む、請求項7に記載の方法。
  9. マイクロ電子基板を提供することは、シリコン含有マイクロ電子基板を提供することを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記露出したマイクロ電子基板をエッチングすることは、前記露出したマイクロ電子基板に選択的な等方性シリコンエッチングを施すこと含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記露出したマイクロ電子基板に選択的な等方性シリコンエッチングを施すことは、前記マイクロ電子基板をプラズマエッチングすることを含む、請求項10に記載の方法。
JP2008553556A 2006-03-27 2007-03-19 トレンチアイソレーション構造を製造する方法 Expired - Fee Related JP5145247B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/390,921 US20070224775A1 (en) 2006-03-27 2006-03-27 Trench isolation structure having an expanded portion thereof
US11/390,921 2006-03-27
PCT/US2007/064271 WO2007114999A1 (en) 2006-03-27 2007-03-19 Trench isolation structure having an expanded portion thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009526384A true JP2009526384A (ja) 2009-07-16
JP5145247B2 JP5145247B2 (ja) 2013-02-13

Family

ID=38534016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008553556A Expired - Fee Related JP5145247B2 (ja) 2006-03-27 2007-03-19 トレンチアイソレーション構造を製造する方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20070224775A1 (ja)
JP (1) JP5145247B2 (ja)
KR (1) KR20080106319A (ja)
CN (1) CN101410966A (ja)
DE (1) DE112007000751T5 (ja)
GB (1) GB2448630A (ja)
TW (1) TW200810011A (ja)
WO (1) WO2007114999A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW200901368A (en) * 2007-06-23 2009-01-01 Promos Technologies Inc Shallow trench isolation structure and method for forming thereof
CN101459066B (zh) * 2007-12-13 2010-08-11 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 栅极、浅沟槽隔离区形成方法及硅基材刻蚀表面的平坦化方法
CN101996922B (zh) * 2009-08-13 2013-09-04 上海丽恒光微电子科技有限公司 Soi晶片及其形成方法
CN102315152A (zh) * 2010-07-01 2012-01-11 中国科学院微电子研究所 一种隔离区、半导体器件及其形成方法
US8927387B2 (en) * 2012-04-09 2015-01-06 International Business Machines Corporation Robust isolation for thin-box ETSOI MOSFETS
US11764215B2 (en) * 2021-03-31 2023-09-19 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Semiconductor devices and methods of manufacture
US11942398B2 (en) * 2021-08-30 2024-03-26 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Semiconductor device having at least one via including concave portions on sidewall

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743438A (en) * 1980-08-29 1982-03-11 Toshiba Corp Semiconductor device and manufacture thereof
JPS60150644A (ja) * 1984-01-18 1985-08-08 Toshiba Corp 相補型半導体装置及びその製造方法
JP2002043413A (ja) * 2000-07-25 2002-02-08 Toshiba Corp 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2002270684A (ja) * 2001-01-25 2002-09-20 Chartered Semiconductor Mfg Ltd 多量にドーピングしたシリコンを除去するためにミクロ機械加工技術を用いて風船形の浅いトレンチ分離を形成する方法
JP2002319638A (ja) * 2001-04-23 2002-10-31 Toshiba Corp 半導体記憶装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4666556A (en) * 1986-05-12 1987-05-19 International Business Machines Corporation Trench sidewall isolation by polysilicon oxidation
SG68630A1 (en) * 1996-10-18 1999-11-16 Eg & G Int Isolation process for surface micromachined sensors and actuators
KR100226488B1 (ko) * 1996-12-26 1999-10-15 김영환 반도체 소자 격리구조 및 그 형성방법
TW332915B (en) * 1997-06-24 1998-06-01 Ti Acer Co Ltd The producing method for shallow trench isolation with global planarization
US6265302B1 (en) * 1999-07-12 2001-07-24 Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. Partially recessed shallow trench isolation method for fabricating borderless contacts
US6583488B1 (en) * 2001-03-26 2003-06-24 Advanced Micro Devices, Inc. Low density, tensile stress reducing material for STI trench fill
US6498069B1 (en) * 2001-10-17 2002-12-24 Semiconductor Components Industries Llc Semiconductor device and method of integrating trench structures
US6653204B1 (en) * 2003-02-14 2003-11-25 United Microelectronics Corp. Method of forming a shallow trench isolation structure
US7935602B2 (en) * 2005-06-28 2011-05-03 Micron Technology, Inc. Semiconductor processing methods

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743438A (en) * 1980-08-29 1982-03-11 Toshiba Corp Semiconductor device and manufacture thereof
JPS60150644A (ja) * 1984-01-18 1985-08-08 Toshiba Corp 相補型半導体装置及びその製造方法
JP2002043413A (ja) * 2000-07-25 2002-02-08 Toshiba Corp 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2002270684A (ja) * 2001-01-25 2002-09-20 Chartered Semiconductor Mfg Ltd 多量にドーピングしたシリコンを除去するためにミクロ機械加工技術を用いて風船形の浅いトレンチ分離を形成する方法
JP2002319638A (ja) * 2001-04-23 2002-10-31 Toshiba Corp 半導体記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE112007000751T5 (de) 2009-01-29
GB0812726D0 (en) 2008-08-20
US20070224775A1 (en) 2007-09-27
CN101410966A (zh) 2009-04-15
KR20080106319A (ko) 2008-12-04
WO2007114999A1 (en) 2007-10-11
JP5145247B2 (ja) 2013-02-13
TW200810011A (en) 2008-02-16
GB2448630A (en) 2008-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7442618B2 (en) Method to engineer etch profiles in Si substrate for advanced semiconductor devices
CN105428304B (zh) 半导体结构与在鳍状装置之鳍状结构之间形成隔离的方法
KR100621888B1 (ko) 소자 분리막 형성 방법 및 이를 이용 핀형 전계 효과트랜지스터의 제조방법
US7592686B2 (en) Semiconductor device having a junction extended by a selective epitaxial growth (SEG) layer and method of fabricating the same
TWI582950B (zh) 半導體元件及其製造方法
KR100613084B1 (ko) 내부 스페이서를 포함하는 fet 실리사이드 게이트구조물을 형성하는 방법
JP5145247B2 (ja) トレンチアイソレーション構造を製造する方法
KR20180119092A (ko) 반도체 장치 및 이의 제조 방법
KR20140049075A (ko) 트랜지스터 게이트용 캡핑 유전체 구조
JP2011066435A (ja) 半導体デバイスの絶縁
JP2007110096A5 (ja)
JP6076584B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2007027738A (ja) 半導体装置及びその製作方法
CN107785315B (zh) 半导体结构的形成方法
TWI807067B (zh) 半導體結構與其形成方法、鰭狀場效電晶體裝置、與閘極結構
KR20110052206A (ko) 소자 분리 구조물을 갖는 반도체 소자
KR101203178B1 (ko) 조밀 간격의 라인들을 포함하는 구조체 위에 향상된 신뢰성을 갖는 인터레이어 절연 물질을 형성하는 방법
CN106910686B (zh) 一种半导体器件及其制备方法、电子装置
CN107623034B (zh) 一种半导体器件及制备方法、电子装置
KR100588647B1 (ko) 반도체 소자의 제조 방법
CN113327979B (zh) 半导体结构的形成方法
KR101116726B1 (ko) 반도체 소자의 리세스 게이트 형성방법
US10796943B2 (en) Manufacturing method of semiconductor structure
CN105826234A (zh) 半导体结构的形成方法
CN114530501A (zh) 半导体结构及其形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120514

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5145247

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees