JP2009516276A - プロプラム制御型ユニットおよびその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

2つの冗長に駆動可能なマイクロプロセッサ・コア(110,210;120,220)と、2つのマイクロプロセッサ・コアの下流に設けられた比較ユニット(130、230)とを備えたプログラム制御型ユニットを駆動させる方法であって、冗長化された駆動のために、2つのマイクロプロセッサ・コアに異なる内容の作業レジスタ(112、212;122、222)がそれぞれ設けられ、比較ユニットが差異を信号で知らせるかどうかを検査するために、作業レジスタの内容が下流の比較ユニット(130、230)に供給される、2つの冗長に駆動可能なマイクロプロセッサ・コア(110,210;120,220)と2つのマイクロプロセッサ・コアの下流に設けられた比較ユニット(130、230)とを備えたプログラム制御型ユニットを駆動させる方法が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、冗長に駆動可能な2つのマイクロプロセッサ・コア(Mikroprozessorkern)を備えたプログラム駆動型ユニット、およびこのような(冗長に駆動可能な2つのマイクロプロセッサ・コアを備えたプログラム駆動型)ユニットの駆動方法に関する。
この種のプログラム制御型ユニットは、例えば、マイクロプロセッサ(Mikroprozessor)、マイクロコントローラ(Mikrokontroller)、信号処理プロセッサ(Signalprozessor)等として構成されている。マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサは、マイクロコントローラ・コアまたはマイクロプロセッサ・コア、すなわちコアと、1つまたは複数の記憶装置(プログラム記憶装置(Programmspeicher)、データ記憶装置(Datenspeicher)等)と、周辺コンポーネント(Peripheriekomponent)(発振器(Oszillator)、入力/出力ポート、タイマ(Timer)、A/D変換器(AD-Wandler)、D/A変換器(DA-Wandler)、通信インタフェース(Kommunikationsschnittstelle))と、割込みシステム(Interrupt-System)とを含んでいる。これら構成要素は、共にチップ上で統合されており、1つまたは複数のバス(内部または外部データ/アドレスバス)を介して、互いに接続されている。このようなプログラム制御型ユニットの構成(Aufbau)および機能形態(Funktionsweise)は広く周知されているので、ここでは詳細に取り上げない。
マイクロコントローラ・コアは、モジュールのマイクロコントローラ構想(Mikrokontrollerkonzept)という意味において、オンチップ統合型中央処理ユニット(On-Chip intetrierte zentrale Steuereinheit)(CPU)である。マイクロコントローラ・コアは、本質的に、多少とも複雑な制御装置と、複数のレジスタ(Register)(データレジスタ、アドレスレジスタ)と、バス制御ユニット(Bussteuereinheit)と、本来のデータを処理する演算ユニットとを含んでいる。演算ユニットに伝達される入力データ(オペランド(Operand))、および演算ユニットによる演算の結果は、処理の前または処理の後に、特に格納のために設けられたレジスタまたは記憶場所(Speicherstelle)に格納されることが可能である。オペランドの処理およびオペランドの設定(Anlegen)の際にも、演算結果に不利に作用しうるエラー(Fehler)が発生する可能性がある。入力側で結合された(eingekoppelt)オペランドの改変(Verfalschung)は、例えば、各入力データを表すポテンシャル(Potential)が、設定されているより高いまたは低いことによって起こりうる。特定の閾値を上回るまたは下回る場合、論理ステータス(logischer Zustand)を表すポテンシャルは、本来設定と異なる論理ステータスである可能性がある。したがって、例えば、論理的「1」は、論理的「0」に変更される可能性があるので、演算結果は、著しく改変(verfalschen)される可能性がある。一方、当然のことながら、演算ユニットによる誤った計算は、このような演算結果の改変につながる可能性がある。
上記の理由から、近代的なマイクロプロセッサシステムは、エラー検出(Fehlererkennung)またはエラー除去(Fehlerbeseitigung)のためのシステムが備えられている。エラー検出またはエラー除去のためのシステムによって、エラーの発生が識別され、表示されることが可能である(故障識別;Failure Identification)。または、システムの機能にしたがって、発生するエラー(故障)の場合のための予防措置をとることが可能である。エラーを検出するために、冗長化されたハードウェアが利用されるが、その際1つのマイクロプロセッサ・コアの代わりに、2つのマイクロプロセッサ・コアと、2つのマイクロプロセッサ・コアの下流に設けられた比較ユニットとが利用されることが可能である。この種の二重プロセッサシステム(Zweiprozessorsystem)(デュアルコア)の場合、同一の入力データでの、上述の比較ユニットを用いる冗長化された駆動において、両コアの演算結果が不一致の際に比較ユニットによってエラー信号(Fehlersignal)が生成されることが可能である。このようなコンピュータシステムは、例えば、国際公開第01/46806号パンフレットにおいて開示されている。
本件出願人による独国特許出願公開10317650号明細書において、エラー検出システムを備えたマイクロコントローラおよびその駆動方法が開示されている。マイクロコントローラは、単一のマイクロコントローラ・コア(Core)を有しており、さらにマイクロコントローラ・コアは、データ処理のための2つの演算ユニット(ALU=論理演算ユニット)を有している。したがって、ここでは、マイクロコントローラ・コア全体が冗長化されて実現されていない。したがって、必要なチップ面積(Chipflache)は、大幅に縮小されることが可能である。エラー検出は、検査駆動(Testbetrieb)では、同一の命令またはデータが並行して2つの演算ユニットに結合される(koppeln)ことによって、行われる。入力側では、2つの演算ユニットに結合されたデータの検査合計(Prufsumme)が形成される。各検査合計は、対応するレジスタに格納された検査合計と比較され、改変(Verfalschung)の際データは訂正され、再度結合される(einkoppeln)。マイクロコントローラの2つの実行または演算ユニットは、その都度演算結果を生成する。演算結果は、同一の(gleich)結合されたデータの場合一致しなければならない。演算結果データおよび/または演算結果の解読(Codierung)(ECC(誤り訂正符号)−検査合計)は、比較ユニットにおいて互いに比較される。一致の場合には許可信号(Freigabesignal)が生成され、不一致の場合には命令実行部内でのエラー、または演算結果の解読エラーが推測されうる。一時的または恒久的なランタイム・エラー(Laufzeitfehler)が検出される可能性がある。
本件出願人による独国特許出願公開10317651号明細書において、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)、ESP(電子制御式車両安全性制御プログラム)、操縦およびシャーシ制御(Lenk- und Fahrwerkregelung)等の、安全性に関わる車両システムのために2進法のデータワードを比較する方法および装置が開示されている。ここでは、デュアルコア・プロセッサ(Dual-Core-Rechner)、すなわち、2つのCPU(中央演算ユニット)を備えたマイクロコントローラに基づいている。CPUでは、全機能が冗長に計算され、各出力値が互いに比較される。出力値が不一致の場合、エラーに対応してシステムが反応する。その際、システムの非作動も起こりうる。状況に適したエラー処理を実現するために、上記の明細書において、出力値のデータワードの高位(hoherwertig)ビットを、下位(niederwertig)ビットとは別に、互いに比較することが提案される。したがって、値がさほど高くない下位ビットが不一致の場合、対応するエラー処理が行われる。その際、例えば、負の比較演算結果の代わりに、代替値(Ersatzwert)が転送される。代替値によって、データワードの高位ビットが一致する場合に、全体で(insgesamt)、演算結果全体(Gesamtergebnis)が正になる。
本発明は、2つのプロセッサシステム(デュアル・コア)に基づくが、2つの演算ユニットを備えた単一のマイクロコントローラ・コアを有するプロセッサシステムも含まれるべきである(独国特許出願公開10317650号明細書参照)。
上記で取り上げられた二重プロセッサシステムに共通する問題は、出力データの比較ユニットが、単一障害点(Single Point of Failure)となりうるという点にある。異常な(エラーがある)(fehlerhaft)比較ユニットによって、コアまたは演算ユニットが正常に機能しているにも関わらず、エラーが表示される。さらに悪い場合には、比較ユニットが信号の差異を知らせないため、異常に機能しているコアまたは演算ユニットが異常な比較ユニットに基づいて検出されない。
従来では、データパスが比較ユニットの入力部で切断され、データが外部に伝達される(anlegen)ことによって、比較ユニットが検査される。択一的に、比較ユニットは、セルフテストを行うように構成される(auslegen)ことも可能である(TSCチェッカ(TSC-Checker:Totally Self-Checker;トータルセルフチェッカ)が、ハードウェア・コストが高くなる。比較要素(Vergleicher)の前段に設けられる、検査目的に異なるデータを入力する切替え装置(Umschalter)もそれ自体が単一障害点となりうるので、回避されるべきである。したがって、例えば、フォールバック(Zuruckschaltung)が正確に機能することを保障する、という問題が存在する。
したがって、プロセッサのデータパスの切り替えを行わずに、上記の比較ユニットを簡単に検査するという必要性が生じる。
特許請求の範囲に記載の請求項1に基づく2つの冗長に駆動可能なマイクロプロセッサ・コアを備えたプログラム制御型ユニットを駆動させるための本発明に基づく方法、および特許請求の範囲に記載の請求項8に基づく対応するプログラム駆動型ユニットは、公知の解決策のアプローチに対し、チップ面積を増大することなく、簡略化して比較装置の検査を行うという点で有利である。
本発明は、2つの冗長に駆動可能なマイクロプロセッサ・コアと、2つのコアの下流に設けられた比較ユニットとを備えるプログラム駆動型ユニットに基づいている。本発明に基づいて、冗長化された駆動のために、2つのコアに、異なる内容の作業レジスタ(Arbeitsregister)がそれぞれ設けられている。この異なる内容のレジスタが、二重プロセッサシステムにおける唯一の差異である。レジスタ内容は、比較ユニットが差異を信号で知らせるかどうかを検査するために、比較ユニットに供給される。実際には、レジスタ内容は、読み込み(ロード)・格納動作(Load-Store-Operation)によって、データパスに供給される。レジスタ内容が異なるので、比較ユニットは、自己が正常に稼動している限り、遅くとも記憶装置へ値を書き戻す(Zuruckschreiben)際に、差異を信号で知らせる必要がある。
本発明によって、チップ内での場所(面積)を増大することなく、簡単な方法で、可能な単一障害点としての比較ユニットが検査されることが可能である。
異なる内容のレジスタが、2つのマイクロプロセッサ・コアにそれぞれ設けられることは有利である。その際、各作業レジスタの内容は、異なるレジスタの内容の処理または複写によって形成される。この場合、2つの異なるレジスタがマイクロプロセッサ・コアに設けられる。その際、比較ユニットを検査するために、両コアは、例えば、ロックモード(Lock-Modus)でプログラムを実行する。プログラムは、最初に、異なるレジスタの内容を各作業レジスタに複写する。引き続き、各作業レジスタの内容が、比較ユニットを介して、例えば記憶装置に書き込まれる。比較ユニットが正確に稼動している場合、作業レジスタの内容とレジスタの内容が異なるので、(比較ユニットは)エラー信号を生成する。上記の複写過程(Kopiervorgang)の代わりに、各作業レジスタの内容が、異なるレジスタの内容の別の処理によっても形成されることが可能である。
標準プロセッサに変更が施されるべきではない場合、標準プロセッサがアドレス領域の定義されたアドレスにアクセスする際に、マイクロプロセッサ・コアに異なる値のデータを伝達することは有利である。この場合、各作業レジスタの内容が、異なる内容の定義されたアドレスへの各アクセスによって伝達される。異なる内容の定義されたアドレスは、例えば、比較ユニット内に存在するレジスタに属していることが可能である。
既存のレジスタが、冗長に駆動可能なマイクロプロセッサ・コアにおいて本発明のために利用されることが可能であることが、有利な点として挙げられる。第1駆動形態では互いに独立して、第2駆動形態では冗長に駆動されることが可能なデュアルコア・プロセッサ(デュアルコア/分割(Split)/ログ(Log)・プロセッサ)の場合、異なる駆動において、どのCPUでソフトウェアが正に実行されるのかについて、ソフトウェアが確定する(ermitteln)ことを可能にするレジスタが通常存在する。冗長化された駆動への切り替えの際に、レジスタ内容は保持されたままであり、したがって(レジスタ内容は)異なっている。
可能な限り完全なエラー検出を保障できるように、両作業レジスタの内容を変更することは有利である。(内容の)変更後、内容は異なったままである。さらに、作業レジスタの内容は、特に、両レジスタに同一の論理演算(logische Verknupfung)を適用することによって、変更されることが可能である。両プロセッサにおいて同一である任意の別を用いた演算(Verknupfung)よって、いかなるビットパターン(Bitmuster)およびいかなるビットパターンの差異も、両マイクロプロセッサ・コアで生成されることが可能になる。したがって、比較ユニットの完全な検査が可能である。発生するエラーには、縮退故障(Stuck-At-Fehler)および連結障害(Kopplungsfehler)も含まれる。縮退故障の場合、電圧レベル(Spannungspegel)が既に下がっている、または上がっているはずであるにも関わらず、回路(Leitung)が高いまたは低い電圧レベルに維持される。この故障は、恒久的にまたは一時的に(特定の期間)発生する可能性がある。連結障害とは、並列回路(parallele Leitung)に電圧レベルが飛び移ること(Uberspringen)を意味している。全エラーに対し信頼性が高い検査を行うために、(「1」および「0」の異なる数(Anzahl)を用いた)順列(Permutation)が必要である。コア1のレジスタ内容が例えば「0001」で、コア2のレジスタ内容が「0010」である場合、論理演算「AND0001」によって、コア1のレジスタ内容が「0001」に、コア2のレジスタ内容が「0000」に設定されることが可能である。一方、コア2のレジスタ内容の論理演算は、演算子(Operator)「NOT」によって、コア1のためのレジスタ内容が「1110」またはコア2のためのレジスタ内容が「1111」となる。
したがって、当業者には、任意のレジスタ内容が創出(herstellen)可能であることが明らかである。
さらなる別の比較ユニットを、命令またはデータの読出しアクセスのために設けることは有効である。その際、この種の比較ユニットも単一障害点である。このような比較ユニットの検査のため、読出しアクセスのための比較ユニットが差異を信号で知らせるかどうかを検査するために、両マイクロプロセッサに伝達される命令またはデータが、プログラムジャンプ(Programmverzweigung)によって変更される。このようなジャンプ動作によって、例えば、コア1に伝達された命令が、コア2に関しては他の箇所に設定される。したがって、読出しアクセスのための比較ユニットは、正常駆動の際に、両コアに異なる命令が伝達されることを確定できなければならない。
本発明に関する上記の実施は、同一の方法において、(本発明で)クレームされる(beansprucht)、2つの冗長に駆動可能なマイクロプロセッサおよび、2つのマイクロプロセッサの下流に設けられた比較ユニットを備えたプログラム駆動型ユニットに有効である。重複を避けるために、上記の記載が参照されるものとする。さらに、本発明の特徴(Merkmal)は、(本発明で)示される(angeben)組み合わせのみならず、他の組み合わせまたは単独でも利用可能であることが強調される。
図1には、本発明の可能な実施形態が示されている。全体システム100は、異なる内容のレジスタ111または121をそれぞれ備えた2つのプロセッサ(コア)110および120を有している。両プロセッサは、比較ユニット130と接続されており、比較ユニット130はさらにインタフェース140を介して、記憶装置または(図示されていない)周辺装置等の残りのコンピュータユニット(Rechnereinheit)と接続されている。実施(形態)(Ausfuhrung)にしたがって、比較ユニットは、プロセッサの書き込み動作、または書込みおよび読出し動作の同一性(Gleichheit)を比較する。
比較ユニット130を検査するために、両プロセッサはロックモードでプログラムを実行する。プログラムは、最初にレジスタ111または121を作業レジスタ112または122に複写する。引き続き、この作業レジスタの内容が、比較ユニット130およびインタフェース140を介して記憶装置に書き込まれる。比較ユニット130が正確に稼動している場合、レジスタ111の内容とレジスタ121の内容も異なっているので、比較ユニットはエラー信号を生成する。比較ユニット130の完全な検査のために、作業レジスタへの複写の後で、レジスタ111またはレジスタ121の値が以前(直近の値)と同様に(wie zuvor)書き込まれること、例えば、論理演算の適用(Anwendung)によって操作されることが可能である。読出し動作も比較ユニット130によって比較される場合、検査は、プログム制御フローの分岐(Verzweigung des Programmkontrollflusses)によって行われる。
図2には、本発明の他の実施形態が示されている。全体システム200は、それぞれ作業レジスタ212または222を備えた2つのプロセッサ(コア)210および220を有している。システム100に対し、プロセッサは同一に構成されており、異なる内容のレジスタを有しない。両プロセッサは、比較ユニット230と接続されており、比較ユニット230はさらに、インタフェース240を介して、記憶装置または(図示されていない)周辺装置等の残りのコンピュータユニットと接続されている。比較ユニット230は、2つのレジスタ231および232を有している。2つのレジスタ231または232の内容は異なっている。プロセッサは、アドレス領域の定義されたアドレスにアクセスすることによって、これらのレジスタの内容を複写する(ロードする)ことが可能である。比較ユニットは、このアドレスへのアクセスを検出し、プロセッサ210のためにはレジスタ231の内容を、プロセッサ220のためにはレジスタ232の内容を伝達する。この場合、アクセスは、インタフェース240に伝えられない。実施(形態)にしたがって、比較ユニットは、プロセッサの書込み動作、または書込みおよび読出し動作の同一性を比較する。残りの検査工程は、上述の実施形態と同一である。
本発明の第1実施形態が図式的に示されている。 本発明の他の実施形態が図式的に示されている。

Claims (12)

  1. 2つの冗長に駆動可能なマイクロプロセッサ・コア(110,210;120,220)と、前記2つのマイクロプロセッサ・コアの下流に設けられた比較ユニット(130、230)とを備えたプログラム制御型ユニットを駆動させる方法であって:
    冗長化された駆動のために、前記2つのマイクロプロセッサ・コアに異なる内容の作業レジスタ(112、212;122、222)がそれぞれ設けられ、前記比較ユニットが差異を信号で知らせるかどうかを検査するために、前記作業レジスタの内容が前記下流の比較ユニット(130、230)に供給されることを特徴とする、2つの冗長に駆動可能なマイクロプロセッサ・コア(110,210;120,220)と前記2つのマイクロプロセッサ・コアの下流に設けられた比較ユニット(130、230)とを備えたプログラム制御型ユニットを駆動させる方法。
  2. 異なる内容のレジスタ(111、121)が、前記2つのマイクロプロセッサ・コアにそれぞれ設けられており、そのとき、前記作業レジスタ(112、122)それぞれの内容は、異なるレジスタ(112、121)の内容の処理または複写によって形成されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記作業レジスタ(212、222)それぞれの内容は、異なる内容の定義されたアドレスに対する各アクセスによって伝達されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記異なる内容のアドレスは、前記比較ユニット(230)内に存在するレジスタ(231、232)に属することを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記2つの作業レジスタの内容は、変更後に前記作業レジスタの内容が異なったまま保持されるように変更されることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記作業レジスタの内容は、前記レジスタに同一の論理演算を適用することによって変更されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. さらなる別の比較ユニットが、命令またはデータの読出しアクセスのために設けられており、そのとき、前記2つのマルチプロセッサ・コアに伝達された命令またはデータは、前記読出しアクセスのための比較ユニットが差異を信号で知らせるかどうかを検査するために、プログラムジャンプによって変更されることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の方法。
  8. 2つの冗長に駆動可能なマイクロプロセッサ・コア(110、210;120、220)と前記2つのマイクロプロセッサ・コアの下流に設けられた比較ユニット(130、230)とを備えたプログラム制御型ユニットであって:
    冗長化された駆動のために、前記2つのマイクロプロセッサ・コアに異なる内容の作業レジスタ(112、212;122、222)がそれぞれ設けられており、そのとき、前記比較ユニットが差異を信号で知らせるかどうかを検査するために、前記作業レジスタの内容を前記下流の比較ユニット(130,230)に供給するための手段が設けられていることを特徴とする、2つの冗長に駆動可能なマイクロプロセッサ・コア(110、210;120、220)と前記2つのマイクロプロセッサ・コアの下流に設けられた比較ユニット(130、230)とを備えたプログラム制御型ユニット。
  9. 異なるレジスタ(111、121)の内容の処理によって各作業レジスタ(112、122)の内容を形成するために、前記2つのマイクロプロセッサ・コア(110、120)に異なる内容のレジスタ(111、121)がそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項8に記載のプログラム制御型ユニット。
  10. 前記比較装置(230)には、異なる内容の2つのレジスタ(231、232)が設けられており、そのとき、前記2つのレジスタの内容が対応する特定のアドレスへのアクセスによって、前記マイクロプロセッサ・コア(210、220)の前記作業レジスタ(212、222)に読み込まれることを特徴とする、請求項8に記載のプログラム制御型ユニット。
  11. 前記2つの作業レジスタの各内容を変更するために手段が設けられており、そのとき、前記2つの作業レジスタの各内容の変更の後にも、レジスタの内容が互いに異なっていることを特徴とする、請求項8〜請求項10のいずれかに記載のプログラム制御型ユニット。
  12. さらなる別の比較ユニットが命令またはデータの読出しアクセスのために設けられており、前記読出しアクセスのための比較ユニットが差異を信号で知らせるかどうかを検査するために、命令またはデータをプログラムジャンプによって変更するための手段が設けられていることを特徴とする、請求項8〜請求項11のいずれかに記載のプログラム制御型ユニット。
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