JP2009511649A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 式
   

   

   ［式中、
   Ｒ₁は、水素原子；炭素原子数１ないし１２のアルキル基；又はフェニル−炭素原子数１
   ないし４のアルキル基を表わし；
   Ｘは、炭素原子数１ないし１２のアルキレン基；炭素原子数２ないし１２のアルケニレン基；炭素原子数５ないし１０のシクロアルキレン基；炭素原子数５ないし１０のアリーレン基；又は炭素原子数５ないし１０のアリーレン−炭素原子数１ないし１０のアルキレン基を表わし；
   Ｙは、式
   

   

   （式中、
   Ｒ₂は、水素原子；又は炭素原子数１ないし５のアルキル基を表わし；
   Ｒ₃は、式
   

   

   で表わされる基を表わすか；又は、
   Ｒ₂及びＲ₃は、結合している炭素原子¹Ｃと一緒になって、所望により縮合芳香族系であ
   り得、かつヘテロ原子を１つ以上含み得る６ないし１０員の炭素環を形成し；
   Ｒ₄、Ｒ₅及びＲ₆は、互いに独立して、水素原子又は炭素原子数１ないし５のアルキル基
   を表わす。）に相当する有機染料の残基を表わし；
   Ｚは、Ｈ；又は式
   

   

   （式中、
   Ａは、Ｏ；Ｓ；又はＮ−Ｒ₉を表わし；
   Ｂは、−ＯＲ₇；−ＮＲ₇Ｒ₈；又は−ＳＲ₇を表わし；及び、
   Ｒ₇、Ｒ₈及びＲ₉は、互いに独立して、水素原子；炭素原子数１ないし１２のアルキル基
   ；炭素原子数６ないし１２のアリール基；又は炭素原子数６ないし１２のアリール−炭素原子数１ないし１２のアルキル基を表わす。）で表わされるチオエステル基を表わす。］で表わされる化合物。
2. 式（２）で表わされる化合物の製造方法であって、以下の反応スキーム
   

   

   （ここで、Ｒ₃は、式
   

   

   で表わされる基を表わし；
   かつ、Ｒ₂は、いっせいに水素原子を表わすか；又は、
   Ｒ₂及びＲ₃は、式（２）の結合した炭素原子¹Ｃと一緒になって、式
   

   

   で表わされる縮合炭素環を形成し；
   Ｈａｌは、ハロゲン原子を表わし；
   Ｒ₁、Ｘ及びＺは、請求項１で定義した通りである。）に従って、式（１ｃ）で表わされ
   るアミノベンズアルデヒド化合物と活性メチレン系化合物Ｒ₃Ｈを縮合して、式（１ｄ）
   で表わされる化合物とし、その後、該化合物をアルキル化して式（２）で表わされる化合物を得ることを含む方法。
3. ケラチン含有繊維の染色方法であって、該繊維を式（１）で表わされる染料の少なくとも１種で処理することを含む方法。
4. 請求項１で定義した式（１）で表わされる染料を少なくとも１種含む、組成物。