JP2009508665A - Rfidタグによって電力を供給される流量計及び導電度計を有する逆浸透濾過装置 - Google Patents

Rfidタグによって電力を供給される流量計及び導電度計を有する逆浸透濾過装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、逆浸透濾過装置に関し、より具体的には、RFIDタグによって電力を供給される流量計及び液体導電度計を有する膜濾過装置(10、11、12)に関する。本発明の実施形態は、逆浸透フィルタと、流量計及び導電度計を含む測定装置を備える濾過システムとを備えている。本発明の測定器は、好ましくは濾過装置及びシステムの透過性コアチューブ(16)の上若しくは中に配置されている。

Description

本出願は、2005年9月1日に出願された米国仮出願第60/714982号の35U.S.C.セクション119(e)に基づく利益を伴っており、この出願の全体は参照によってここに組み込まれている。
本発明は、逆浸透濾過装置に関し、より具体的には、RFIDタグによって電力を供給される流量計及び液体導電度計を有する膜濾過装置に関する。
逆浸透(「RO」)濾過システムは通常、螺旋状に巻かれた膜フィルタを使用する。螺旋システムは通常、圧力チューブ内で直列に接続された3つ〜8つの膜フィルタ装置を設けられている。フィルタ装置は、アダプタを通じて透過チューブ上に接続されている。フィルタ装置のそれぞれからの透過液は、圧力容器に沿って直列に接続された後続のフィルタ装置の中央チューブの中で合流される。透過液の流れの方向に配置された、後続のフィルタ装置のそれぞれの中の透過液は、そのフィルタ装置の上流に配置されたフィルタ装置からの透過液と結合された、当該フィルタ装置の複合透過液である。販売されているROユニットにおいては、複数の圧力容器は平行して稼動しており、対応するマニホールドに共に接続された供給液、濃縮液、及び透過液のポートを有している。
逆浸透システムの性能は、個々のフィルタ及びシステム全体の供給液、透過液、及び濃縮液の流量、圧力、及び、導電度についての情報を収集することによってモニターされる。生成水の流量及び生成水の導電度に関する個々のフィルタ装置の性能を知ることは、置き換えのためのフィルタ装置の選択における決定、及び逆浸透濾過システムにおける膜の付着現象を評価するために重要である。個々のフィルタ装置によって生成された透過液の導電度についてのいくつかの情報は、圧力容器のいわゆる「プロービング」によって得ることができる。プロービングの手順中には、小径のチューブが圧力容器の透過液ポートを通じて挿入され、接続された構成要素の透過液チューブに沿って押し込まれる。透過液のサンプルが所定の複数の距離において収集され、導電度が測定される。これらの結果は、所定の位置における複合透過液の導電度を示している。これら結果は、複合透過液の流れに寄与する構成要素の透過液流れに対するいくつかの値を仮定して、個々の構成要素に関係させることができる。個々の構成要素の計算された透過液の導電度は近似値に過ぎず、主に透過液のチューブの内側において収集された水のサンプルの所定の点における透過液の流れを測定することが不可能であるということに起因して、正しくないことが多い。
現在、個々のフィルタ装置の性能についてのより正確な情報は、オフラインでしか入手できず、フィルタ装置を圧力容器から取り外し、単一のフィルタユニットにおいて個々に試験される必要がある。このような手順は設備の操業を中断させ、大規模な設備においては実践的でない。さらに、単一のフィルタ装置用の試験装置において得られた結果は、より大きな複数フィルタ装置システムの変動する操業状況を考えた場合に、正確に予測することはできない。
米国特許第3417870号明細書 米国特許第3554378号明細書 米国特許第4235723号明細書 米国特許第4855058号明細書 米国特許出願第10/795138号明細書 米国特許第3867688号明細書 米国特許第4132944号明細書 米国特許第4848164号明細書 米国特許第3714826号明細書 米国特許第4306457号明細書 米国特許第4275291号明細書 米国特許第4533433号明細書 米国特許第5036712号明細書 米国特許第4848926号明細書 米国特許第6748811号明細書 米国特許第5461385号明細書 米国特許第5528222号明細書 米国特許第6525648号明細書 米国特許第6944424号明細書 "Transport Phenomena",2nd ed.,R.B.Bird,W.E.Stewart and E.N.Lightfoot,John Wiley,New York 2001 National Bureau of Standards circular 514
本発明の実施形態は、逆浸透フィルタと、流量計及び導電度計を含む測定装置を備えるシステムとを備えている。本発明の計測器は、好ましくは濾過装置及びシステムの透過液コアチューブの上、又は中に配置されている。本発明の特に好ましい実施形態は、無線周波数認識(RFID)タグを備え、この無線周波数認識(RFID)タグは、計測装置から供給されたデータを記憶し、伝送する。好ましい実施形態においては、RFIDタグはRFIDタグ読み取り器によって起動され、RFIDタグは、このような起動状態中に測定装置に電力を供給するように構成されている。代替的な実施形態においては、起動されたRFIDは、好ましくは充電可能なバッテリに電力を供給し、この充電可能なバッテリが計測装置に電力を供給する。
流体を濾過し、透過液を得るための逆浸透システムの実施形態は、無線周波数認識(RFID)タグと、透過液の導電度と流量とのうちの少なくとも1つの値を計測するように構成された計測装置とを備える膜フィルタ装置を備えるように設けられ、計測装置もまた、値に関する情報をRFIDタグに伝送するように構成されている。
さらなる実施形態においては、測定装置は流体流量計である。
さらなる実施形態においては、流体流量計は、電磁気的流量計である。
さらなる実施形態においては、流体流量計は回転可能な部材を備えている。
さらなる実施形態においては、流体流量計は歪ゲージを備えている。
さらなる実施形態においては、流体流量計は超音波流量計を備えている。
さらなる実施形態においては、測定装置は流体導電度計である。
さらなる実施形態においては、流体導電度計は電極を備えている。
さらなる実施形態においては、流体導電度計は電極の無い装置を備えている。
さらなる実施形態においては、測定装置はRFIDタグによって電力を与えられる。
さらなる実施形態においては、測定装置はバッテリによって電力を与えられる。
さらなる実施形態においては、バッテリは充電可能である。
さらなる実施形態においては、バッテリはRFIDタグによって充電可能である。
さらなる実施形態においては、測定装置は外部起動式無線周波数エネルギー源によって電力を与えられる。
さらなる実施形態においては、膜フィルタ装置は螺旋状に巻かれた膜フィルタ装置である。
さらなる実施形態においては、RFIDタグは測定された値を記憶する。
さらなる実施形態においては、逆浸透システムは、RFIDタグと通信するように構成されたデータ検索装置をさらに備えている。
さらなる実施形態においては、測定された値は、RFIDタグとの通信を介してデータ検索装置に伝送される。
さらなる実施形態においては、データ検索装置は、測定された値を使用して、膜フィルタ装置の性能を示す値を計算するように構成されている。
さらなる実施形態においては、計算された値は標準化された塩通過率である。
さらなる実施形態においては、計算された値は標準化された合計溶解塩通過率である。
さらなる実施形態においては、RFIDタグは、膜フィルタ装置に関するプリロードされた値を記憶するように構成されている。
さらなる実施形態においては、プリロードされた値はロットナンバー、生産工程データ、及び出荷データから選ばれている。
さらなる実施形態においては、プリロードされた値と測定された値とが、RFIDタグとの通信を介してデータ検索装置に伝送され、データ検索装置は、プリロードされた値と測定された値とを使用して膜フィルタ装置の性能を示す値を計算するように構成されている。
膜フィルタ装置の性能をモニターするための方法の1つの実施形態は、フィルタ装置を通過する透過液の導電度と流量のうちの少なくとも1つの値を測定するステップと、この値に関する情報を、フィルタ装置上に取り付けられたRFIDタグに伝送するステップと、RFIDタグからの情報を遠隔操作によって受け取るステップとを備えるように設けられている。
さらなる実施形態においては、本方法は、前記情報から膜フィルタ装置の性能を示す値を計算するステップをさらに備えている。
さらなる実施形態においては、計算された値は標準化された合計溶解塩通過率である。
さらなる実施形態においては、計算された値は標準化された合計溶解塩通過率である。
さらなる実施形態においては、本方法は、RFIDタグ中に膜フィルタ装置に関するプリロードされた値を記憶するステップと、測定された値とプリロードされた値とに関する情報から、膜フィルタ装置の性能を示す値を計算するステップとをさらに備えている。
本発明の実施形態は、測定装置を備える逆浸透フィルタ及びシステムを備えている。逆浸透動作中の、個々のフィルタ装置の塩分及び透過液流量のリアルタイム測定は、圧力容器の「プロービング」の従来技術による方法に対して多くの利点を提供する。
本発明の装置のいくつかの実施形態は単一の流量計又は単一の導電度計を備えるが、特定の好ましい実施形態は、流量計及び導電度計の様々な組み合わせを備えている。本発明の好ましい実施形態は、複数の流量計と複数の導電度計とを備えている。
本発明の測定装置は、好ましくは無線周波数認識(RFID)タグによって電力を供給されている。本発明のRFIDタグは、好ましくはRFIDタグからの情報を検索する装置によって発された電磁気エネルギーによって起動される。起動された際に、RFIDタグは好ましくは電力を測定装置に伝送し、測定装置はそれらの測定を行う。特に好ましい実施形態においては、データはRFIDタグ中に記憶され、即時に及び/又は事後に検索することができる。検索は、後述のように、計算装置のようなデータ検索装置によって行うことができる。別の好ましい実施形態においては、測定装置は充電式バッテリによって電力を与えられる。このようなバッテリは、それに限られるわけではないが、例えばニッケルカドミウム電池、リチウムイオン電池、及び当業者に知られた別のバッテリを含んでいる。好ましい実施形態においては、バッテリは起動されたRFIDタグから伝送されたエネルギーによって充電することができる。本発明の別の好ましい実施形態において、本発明の測定装置は、外部源からの起動された無線周波数(RF)エネルギーとすることができる。本発明のさらなる実施形態は、磁気エネルギー、電磁気エネルギー、又は当業者に知られている別の形態のエネルギーによって電力を与えられた測定装置を備えている。
本発明の複数の実施形態は、螺旋状に巻かれた膜フィルタ装置を備える逆浸透脱塩システムを備えている。螺旋状に巻かれた膜の逆浸透装置は、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5に開示されており、その全体が参照によって本明細書に組み込まれている。
螺旋状に巻かれた逆浸透膜フィルタ装置においては、2つの平坦なシート状の膜が透過液収集通路材料によって分離され、リーフ(leaf)を形成している。この膜アセンブリは、3つの側部をシールされているとともに、4番目の側部は、透過液が出るように開状態とされている。供給液/塩水離隔材料シートは、リーフアセンブリに付加されている。多数のこれらアセンブリ又はリーフは、中央プラスティック透過液チューブの周りに巻かれている。この中央チューブは有孔とされており、複数のリーフアセンブリからの透過液を収集している。典型的な工業用の螺旋状に巻かれた膜要素は、長さ約100又は150cm(40又は60インチ)であり、直径10又は20cm(4又は8インチ)である。この要素を通じる供給液/塩水の流れは、供給端から反対側の塩水端への真直ぐな軸方向の通路中にあり、膜表面に平行に流れている。
製造時には、RFIDタグのようなデータ記憶装置は、膜フィルタ装置上に取り付けられており、製造と膜フィルタ装置の最初の性能とに関するデータは、その中に記憶することができる。これらデータは、例えばロットナンバー、生産工程データ、出荷データ、又は塩通過率のような性能データを含むことができる。
供給水の一部は、フィルタ装置を横断して流れる際に、膜を通じて膜の嚢の内側へ透過する。嚢の内側の流れは、膜リーフの内側における中央透過液チューブへの透過液経路の螺旋状の通路に続いている。
上述のように、螺旋状システムは、圧力チューブ内において直列に接続された3つ〜8つの膜フィルタ装置を有して設けられている。図1は3つの膜フィルタ装置10、11、12を備える、このようなシステム13を示している。フィルタ装置は相互接続装置4によって接続されている。供給水の流れは供給液ポート9を通じて容器に入り、濃縮液ポート5を通じて出る。透過液は、透過液ポート6を通じて容器から出る。第1のフィルタ装置からの塩水の流れは、後続のフィルタ装置へ流され、同様に圧力チューブの中のフィルタ装置それぞれを流される。バイパス流れは塩水シール3によって妨げられる。最終のフィルタ装置12からの塩水の流れは、濃縮液ポート5において濃縮液として圧力チューブから出る。別の透過液ポート1はカップで閉塞されている。最終及び最初のフィルタ要素は、アダプタ7を通じて圧力容器の端部プレートに接続されている。
フィルタ装置それぞれからの透過液は、圧力容器8に沿って直列に接続された後続のフィルタ装置の中央チューブ中に、複合溶液として合流されている。透過液の流れの方向に配置された後続のフィルタ装置それぞれにおける透過液は、上流に配置されたフィルタ装置からの透過液に合流された所定のフィルタ装置の複合透過液である。透過液のイオン成分は、同様の方法で形成された複合液の濃度である。例えば、第1のフィルタ装置10中において生成された透過液は、第2のフィルタ装置11の透過液チューブの中に流れ、第2のフィルタ装置11中で生成された透過液と合流する。この合流された透過液は、第3のフィルタ装置12の透過液チューブの中に流れ、第3のフィルタ装置12中で生成された透過液と複合透過液を形成する。この工程は、全てのフィルタ装置からの合流された透過液が、透過液ポート5を通じて単一の流れとして圧力容器8を出るまで続く。販売されている逆浸透ユニットにおいては、複数の圧力容器は好ましくは並行して作動し、対応するマニホールドに共に接続された供給液、濃縮液、及び透過液ポートを有している。逆浸透システムの性能は通常は、膜の段階において又は連続する逆浸透の供給液、透過液、及び濃縮液の流量、圧力、及び導電度についての情報を収集することによってモニターされる。透過液の流量の測定は、逆浸透ユニット中の全てのフィルタ装置によって生成された合流透過液に関している。さらに、透過液の導電度は、個々の圧力容器それぞれから測定することができる。生成物の流量及び生成物の導電度に関する個々のフィルタ装置の性能を知ることは、ROシステムにおける取替えのための構成要素の選択における決定及び付着現象を評価するために重要である。
例えば、3400ppmの全溶解固形分(TDS)の海水供給液に対して50%の回収で作動している圧力容器は、370ppmの合流塩分濃度の透過液を生成する。ブロービングによって行われた圧力チューブに沿った透過液の塩分濃度の決定は以下の結果を提供することができる。
Figure 2009508665
測定は、透過液が供給液から濃縮液への方向に流れる間に、個々のフィルタ装置のそれぞれの端部に対応する所定の位置において収集されたサンプルから行うことができる。しかし、実際の透過液の流量についての情報無しでは、これらの結果は個々のフィルタ装置の塩通過度の有意義な評価を可能とすることは無い。しかし、個々のフィルタ装置の透過液の流量を測定することが可能である場合には、個々の構成要素の塩通過度は、質量平衡方程式を適用して計算することができる。
Figure 2009508665
上述の決定は、逆浸透システムにおいて作動している間の個々の構成要素の塩分濃度若しくはTDS,及び透過液の流量の測定値を必要とする。
本発明の好ましい実施形態は、導電度及び流量の測定装置を使用したリアルタイムの測定を可能とし、この測定装置は好ましくは個々のフィルタ装置の透過液チューブ中に取り付けられている。結果的なデータは、後述に記載されるような、例えばデータ検索装置のような所定の装置に供給され、上述のように設定された値を計算する。
さらに、上述の装置によって得られたデータは、Wi−Fi(802.11)、携帯電話、赤外線、ブルートゥース、又は衛星通信を含む、当業者に知られたいずれかの方法又はプロトコルによって伝送することができる。
上述のように、伝送されたデータは次いで、重量バランスの式を用いて、圧力容器に沿った個々のフィルタ構成要素における透過液塩分濃度又はTDSを計算するために使用される。このような式は当業者には良く知られており、例えば非特許文献1に開示され、これは、この明細書に参照によって組み込まれている。このような計算を行うための装置の構成は、十分に当業者の能力の範囲内であり、例えば集積回路を採用することができる。
計算された値は次いで、ROシステムの個々の構成要素の性能をモニターするために使用される。例えば、1つのフィルタ装置に対する標準化された塩通過度値が異常となる場合、装置が交換されるべきであることを示すエラーメッセージを作業者に送ることができる。また、プリロードされたデータをこのモニター工程に使用することができる。例えば、計算された性能値を、記憶された当初の性能値と比較することができ、重大な偏差に特別な印を付すことができる。代替的に、生産の日付をモニタリングに加重するために使用し、よって、例えば、古いユニットを交換に対して認識されやすいようにすることができる。
後述に、上述の値を計算するために使用される塩分濃度又はTDS、及び流量に関するデータを得るために使用される装置について論じる。
[導電度測定]
本発明の好ましい実施形態は、液体の電気的な特性をモニターする測定装置を備えている。水の導電度を測定する装置の作動は、好ましくは2つの電極の間の液体の抵抗の測定に基づいている。少なくとも2つの電極の間の電流を測定する装置は、好ましくは逆浸透フィルタ装置及び/又はシステムのコアチューブの上又は中に配置することができる。このような装置の例は、特許文献6及び特許文献7に開示されており、これらの全体が参照としてこの明細書に組み込まれている。このような装置に電力を供給するのに必要とされる電気エネルギーは、高周波、充電可能なバッテリ、RFIDタグから伝送された電力、電磁エネルギー、又は当業者に知られた他の形態のエネルギーとすることができる。
好ましい実施形態の液体用検知プローブは、一体に取り付けられた熱電対を有する導電度セルから構成されている。図2A及び図2Bに示されるように、導電度測定装置の電極14は、いくつかの実施形態においては透過液チューブ16の内壁に設けられている。導電度セルが交流の正弦波励振源を交差して接続されている場合には、結果的な電流はセルのアドミッタンスに比例する。この電流は、2つの直交成分、すなわち、励起電圧を90°だけ位相を進ませ、導電度セルの電極の間の液体の誘電率(k)に比例するチャージング電流と、励起電圧と同調し、液体の抵抗値又はコンダクタンスの逆数に比例するオーミック電流とに分けられる。
アドミッタンス(コンダクタンス)の実際の成分に対する温度補償は、アレニウスの絶対比モデル(Arrhenius absolute rate model)に基づき得る。したがって、コンダクタンスは好ましくは、熱エネルギー(RT)と、導電種の平衡位置を離隔する活性化エネルギーΔEとの関数である。工程温度TにおけるコンダクタンスGは、式
=G10(T−T) 又は、
LogG=logG+b(T−T)
によって参照温度T0におけるコンダクタンスG0に補正することができる。
ここで、
b=ΔE/[2.303RT0k ] であり、
ΔE=カロリー/モルで表わされた活性化エネルギー
R=カロリー/モル°Kで表わされた気体定数
0k=ケルビン度T
である。
参照温度Tとbに近似した一定の信号が、適切な回路によって生成される間に、プローブ中に埋設された熱電対は、工程液温Tに比例した信号を生成する。T、T、及びbに比例するこれらのアナログ信号は、組み合わされて式b(T−T)を示す信号を形成する。LogGの関数は、コンダクタンスGを代表する信号から生成され、b(T−T)を代表する信号に付加され、真数増幅器に送られ、その出力信号は、液体の望ましいコンダクタンスの値Gを代表する。
アドミッタンスの虚数成分は、秒あたりのラジアンで表わされる励起周波数によって除される場合に、工程温度Tにおける液体のキャパシタンスCである。液体に対する単純な容積膨張及び極性分子に対するデバイモデルに基づいて、液体の誘電率kの温度依存性は、非特許文献2に報告されているように、
k=k0−α(T−T
の形態をとる。測定されたキャパシタンスに関しては、
=C−aC(T−T)
であり、ここでC0は参照温度T0における液体のキャパシタンスであり、Kは参照温度Tにおける液体の誘電率であり、αは容積膨張係数であり、a=α/ Kである。
この式は、参照温度Tにおける空気中のセルのキャパシタンスCが、工程温度Tにおける液体の誘電率kによって除された、測定された工程温度Tにおける液体のキャパシタンスCにほぼ等しいと仮定する。この仮定は、いずれの回路の値を変化させることなく、異なるC値を有する異なる導電度セルの使用を可能とするようにし、温度に伴う誘電率の変化が+/−10%以下である限り正確であり、温度に伴う誘電率の変化が+/−10%以下であるのは、RO濾過システムにおいて通常見られる温度及び圧力における水に対する場合である。
(T−T)に比例する信号は、コンダクタンス補償回路におけるb(T−T)項を形成するために使用するのと同じ方法によって生成される。液体のキャパシタンスCに比例する信号と、a(T−T)に比例する信号とは、アナログ乗算器に供給され、アナログ乗算器はこれら2つの信号からなる生成水に比例する信号aC(T−T)を生成する。この生成された信号は、次いでキャパシタンスCから電気的に減算されて、参照温度T0における液体のキャパシタンスCに比例する信号を生じる。
例えば、本発明の1つの好ましい実施形態においては、図3に示すように、直交(quadrature)オシレータ17が1000Hzの正弦波の電圧を生成し、この正弦波の電圧は増幅器18によって増幅され、処理されている液体中に浸漬された液体検知器プローブ20の導電度セル19に供給される。導電度セル19を通じて流れる電流は、電流変換器22によって比例する電圧に変換され、狭バンド増幅器23によって増幅される。この増幅された電圧信号は次いで、分相器24によって2つの相反する極性の信号に分割され、これら2つの信号は第1の乗算器25及び第2の乗算器26のそれぞれの回路に供給される。
第1の乗算器25において、分相器の出力信号は、好ましくは、導電度セル19に亘って供給された電圧と同位相にある直交オシレータ17によって生成された方形波の電圧信号によって掛け算され、導電度セル19を通じて流れる電流の実数成分に比例し、よって液体のコンダクタンスGに比例する出力信号を生成する。
第2の乗算器26において、分相器の信号は、好ましくは、導電度セル19に亘って供給された電圧と90度位相のずれた直交オシレータ17によって生成された方形波の電圧信号によって乗算され、導電度セル19中の液体を通じて流れる電流の虚数成分に比例し、よって処理温度Tにおける液体のキャパシタンスCに比例する出力信号を生成する。
また、液体用センサープローブは好ましくは、その中に埋設された熱電対28を含み、この熱電対は、プローブ20における液体の温度に比例する信号を生成する。この温度信号は増幅され、増幅器及び補償回路30中において温度と直線関係をとる。
好ましい実施形態においては、この補償温度信号は、液体の工程温度Tに直接比例し、参照温度T0とともに、図4の温度補償回路において使用され、測定温度Tにおける液体のコンダクタンスG及びキャパシタンスCに比例する信号を、参照温度T0における液体のコンダクタンスG及びキャパシタンスCに比例する信号にそれぞれ変換する。このモニタリング装置のほとんどの適用においては、参照温度Tは、工程の操作中の液体のほぼ平均温度となるように選択され、よって温度補償は工程の操作中の液体の最高温度から最低温度までの範囲を超えた場合にのみ行われる。
図4を参照すると、増幅器32は好ましくは参照温度T0に比例する信号を生成するように使用され、この参照温度Tに比例する信号から、液体処理温度Tに比例する信号を電気的に減算することができる。増幅器32の入力は参照電圧レジスタ34を通じて正の電圧源に接続され、フィードバックレジスタ36は増幅器の入力と出力との間に接続され、参照温度Tに直接比例し、参照温度レジスタ34の値は参照温度Tに逆比例し、可変レジスタとすることができ、参照温度Tの選択を可能としている。また、増幅器32からの出力信号は、選択された温度Tにおける熱電対増幅器からの出力温度信号に等しくなければならないので、フィードバックレジスタ36の値は、熱電対増幅器30の信号特性によって決定される。熱電対増幅器30の電圧出力信号が500℃において10ボルトであり、1度当たり0.02ボルトの割合で温度Tに伴って変化すると仮定すると、参照温度増幅器32の出力電圧信号は好ましくは、0.02(−T)ボルトに比例する。よって、正の電圧源が15ボルトであり、温度抵抗34の値が1/Tx10オームに選択されている場合には、フィードバックレジスタ36の値は、0.02(−T)ボルトの出力信号を生成するように、好ましくは約13、300オーム(13.3Kオーム)である。
この0.02(−T)ボルトの信号は好ましくは、10Kレジスタ40を通じて加算増幅器38の入力に供給され、熱電対増幅器30からの0.02(T)ボルトの信号もまた別の10Kレジスタ42を通じて増幅器の同じ入力に供給されている。100Kフィードバックレジスタ44は、増幅器38の入力と出力との間に接続され、0.2(T−T)ボルトの出力温度補償信号を生成し、この信号はコンダクタンス及びキャパシタンス補償回路の両方に供給される。測定された液体の温度Tが参照温度Tに等しい場合、温度補償信号は生じない。
この0.2(T−T)温度補償信号は好ましくは、1/bx10オームの値を有するコンダクタンス補償レジスタ48を通じて増幅器46の入力に供給され、このコンダクタンス補償レジスタ48は、可変のレジスタとしてこの装置を異なる“b”の値を有する異なる液体に使用することができる。10Kフィードバックレジスタ50は好ましくはその入力と出力との間に接続されている。20b(T−T)を示している増幅器46の出力は、200Kスケール抵抗54を通じて加算増幅器52の入力に供給される。
第1の乗算器25からの出力信号は、液体のコンダクタンスGに比例しており、好ましくは、レジスタ60を通じて対数増幅器58の入力に供給される。このコンダクタンス信号の最大値が+5ボルトのフルスケールであると仮定すると、レジスタ60は、50Kの抵抗値を有し、よって対数増幅器58への100μAの最大入力電流を可能とするように選択することができ、対数増幅器58は、μ対数(入力電流A/100μA)の伝送機能を有し、対数増幅器58が好ましくは−logGボルトであるように選択することができる。
好ましい実施形態においては、この−logG信号もまた10Kレジスタ54を通じて加算増幅器52の入力に供給され、前述のようにlogG=logG+b(T−T)であるので、logG+b(T−T)ボルト又はlogGボルトの出力信号を生成する。このlogGボルトの信号は好ましくは、10Kレジスタ58を通じて増幅器56の入力に供給され、10Kフィードバックレジスタ60は増幅器56のこの入力と出力との間に接続され、入力信号を変換し、−logGボルトの増幅器56からの出力信号を生成する。この−logG信号は次いで、10x10−x(xは入力信号)の伝送機能を有する逆対数増幅器62の入力に供給され、液体のコンダクタンスGに直接比例するる0〜10ボルトの出力信号を生成する。
この実施形態においては、第2の増幅器26からのキャパシタンス信号の最大値は− 5ボルトであり、液体のキャパシタンスCに比例する10ボルトの正のフルスケール出力が望まれているので、第2の乗算器26からの入力信号は−C/2ボルトを示している。
また、増幅器38からの0.2(T−T)ボルトの温度補償信号は、I/ax10の抵抗値を有するキャパシタンス補償レジスタ66を通じて、別の増幅器64の入力に供給される。このキャパシタンス補償レジスタ66は可変のレジスタとすることができ、異なる“a”値を有する異なる液体に使用されるように調整することができる。5Kの増幅器フィードバックレジスタ68は好ましくは、別の増幅器64の入力と出力との間に接続され、その増幅器の−10[a(T−T)]の出力信号を生成し、アナログ乗算器70の第1の入力に供給される。第2の乗算器26からの−C/2ボルトは、アナログ乗算器70の第2の入力に供給される。アナログ乗算器70は、2つの入力信号の生成物の10分の1の伝送機能を有し、(T−T)C/2ボルトの出力信号を生成する。アナログ乗算器の出力信号は、10Kレジスタ74を通じて加算増幅器72の入力に供給される。また、第2の増幅器26からの−C/2ボルトの信号は、10Kレジスタ76を通じて増幅器72の同じ入力に供給される。20Kフィードバックレジスタ78は好ましくは増幅器の入力と出力との間に接続され、前述のように、C=C−aC(T−T)であるので、C−aC(T−T)又は液体のキャパシタンスC0に比例する出力電圧信号を生成する。
好ましい実施形態においては、1000Hzの比較的高い周波数が、導電度セルの電極を横切って供給された電圧に対して選択され、電荷伝送力学(ファラデーインピーダンス)及び電極分極の効果を減少させ、液体による電極の容量カップリング(2層キャパシタンス)を拡大させる。また、この実施形態に使用される動作増幅器及び電子部品は、この動作周波数において商業的に入手可能である。しかし、本発明はこの周波数に限定されるわけではなく、約100Hz〜10Hzの範囲内のいずれの周波数を使用することができる。また、通常の動作温度範囲、参照温度Tからの処理温度Tの最大偏差、及び最大の絶対信号補正が、回路部品の選択によって好ましくは決定される。
別の実施形態においては、コンダクタンスは電極の無い装置によって測定される。このような装置においては、液体のコンダクタンスの非接触測定は、第1の変圧器リングコアの主な巻き線を有する直列のキャパシタを充電することによって得られる。キャパシタは周期的に放電され、主な巻き線を横断して弱められたオシレータの信号はキャパシタ、巻き線のインダクタンス、及び本来備わっている抵抗の結果として生成される。少なくともその経路の一部分を含んでいるループにおいて、液体は、第1のリングコアに対する第2の巻き線の一巻きとして、また、第2の変圧器リングコアに対する主な巻き線の一巻きとして作用する。放電が始まるとすぐに、一定の電圧がループの抵抗を無視してループによって横断的に現れ、よって、放電の初期に現れ、放電の初期にループ中の電流に対応する第2のコアの第2の巻き線中のピーク電流を測定することによって、液体のコンダクタンスをオームの法則を使用して決定することができる。
上述の導電度測定は、RO濾過装置を通じて流れる液体の塩分の予想に限られることは無く、当業者によってTDSの測定に容易に適用することができることが理解される。
さらに、塩分若しくはTDSを測定するために液体のコンダクタンスを得ることが絶対に必要なわけではなく、密度による方法、又は屈折による方法のような、従来技術において知られている別の手段を採用することができる。
[流量測定]
本発明の好ましい実施形態は、流体の導電度を測定することに加えて、若しくはそれに代えて、流体の流量特性をモニターする測定装置を備えている。流体の流量を測定する装置は、好ましくは逆浸透フィルタ装置及び/又はシステムのコアチューブの上又は中に配置することができる。図2Aに示すように、いくつかの実施形態においては、流量測定装置の検出要素15は、透過チューブ16の外側に配置することができる。このような装置は、特許文献8及び特許文献9に開示されており、それらの全体が参照によって本明細書に組み込まれている。このような装置に電力を与えるのに必要とされる電気エネルギーは、高周波、充電可能なバッテリ、RFIDタグからの電力伝送、電磁エネルギー、又は当業者に知られた別の形態のエネルギーによって供給することができる。
(誘導型流量計)
図5A及び5Bを参照すると、好ましい実施形態においては、流量検出ユニットは、透過液を横切って互いに面する1対の磁場を生成する装置80を備え、よって液体の通路に沿って変化する磁場を生成している。生成装置80のそれぞれは、鉄芯84のスリットに収容された、好ましくは複数(例えば、6つ〜8つ)の3層コイル82a、82b、82c、・・・を備えている。透過液チューブ86の外側周縁は好ましくは、熱絶縁層88で覆われ、チューブ内の温度上昇を防止している。代替的な実施形態においては、図6に示すように、磁場生成装置80は透過液チューブ86の一方の側にのみ配置することができる。
好ましい実施形態においては、図7に示すように、可変周波数電源92が流量検出ユニット90の3相の電磁コイルに電力を供給している。電力は好ましくは電力計94によって測定され、測定された出力値は制御装置96にフィードバックされ、制御装置96は、制御装置96にフィードバックされた前記出力値を後述の参照値Rと比較することによって、電源92の周波数を制御するために使用されている。磁場生成装置に供給されている電力の周波数は好ましくは、5〜100Hzの範囲であるべきである。高すぎる周波数は、狭い磁場を結果として生じる場合があり、よって前記生成装置からの弱い検出出力を生じ、よって液体の流量の測定を困難にする。
本発明の実施形態は好ましくは、電源92の周波数を変化させ、前記電源92からの電力がゼロに減少される場合の周波数f0を検出し、該周波数f0から液体の速度Vを計算する。P=0を実現することは困難であるので、通常は、電力Pは以下のように表わされる。
P = af+Kf
ここで、afはエネルギーの損失(a及びbは定数;b<2)若しくは透過液がチューブ86を通じて流れない場合の電力を意味している。周波数f0は、制御装置96から検出され、電源92の周波数を調整することに使用される。制御装置96は、周波数fから液体の速度Vを計算するための動作回路を設けられても良い。
前述の記載は、液体の流量が電源92の周波数を変化させることによって決定される場合に関している。コイルに供給される信号の周波数が固定されている場合には、電力Pは以下の式で表わされる。
P=K+K’s(K =一定ワット)
したがって、移動する磁場のスリップ(slip)sは、以下の式を使用して、所定の液体の速度Vに対して決定される。
s=(P−K)/K’
Pが測定され、K0及びK’が定数である場合には、液体の流量は、以下の式から液体の速度Vを決定することによって計算することができる。
V=fs(l−s)
この式は、
s=(f−V)/f
から導かれる。
図8に示すように、参照値Rを生成するための回路Rにおいて、記憶回路R及びRは定数a及びbをそれぞれ記憶している。周波数f生成回路R3からの出力fは、乗算器Rを使用して、記憶回路Rに記憶されている定数aをかけられる。前記乗算器Rからの出力は、参照値Rを形成する。
制御装置96を参照すると、電力計94によって測定された値Pは、コンパレータ98による参照値Rを有して構成されている。前記比較の結果に基づいて、別のコンパレータ100が、周波数fを増加させるべきか減少させるべきかを決定する。前記別のコンパレータ100による決定に基づいて、回路102の周波数fが増加されるか又は減少される。この場合、前記回路102の周波数fの増加又は減少は、一定の周波数電源104の一定な周波数fsで開始される。周波数fの生成回路102からの出力は、可変周波数電源92に供給される。他方、前記回路102の出力周波数fは、流量を決定するために両方が使用される定数λ108と別の定数D110との間の関係に基づいて、流量計算回路106において処理される。この処理出力は、表示機112によって表示され、レコーダ114によって記録される。
電源92を参照すると、AC入力116は好ましくは、コンバータ118によってDC出力に変換される。前記DC出力は、回路102の前述の周波数fに従ったゲートパルスを生成するためのゲートパルス生成装置122からの出力に基づいて、インバータ120によって望ましい周波数を有するAC出力に変換される。フィードバック回路124及び電圧調整回路126がさらに設けられ、前記AC出力の変形を減少させている。前記インバータ120からの出力は、磁場生成装置90に供給される。結果的な電力は、電力計94によって測定され、測定された電力Pは制御装置96に供給される。
別の実施形態においては、図9に示すように、磁場生成装置128は、透過液チューブ86の内部から完全に閉鎖された状態で透過液チューブ86中に同軸に配置されたパイプ130の中に収容することができる。閉塞されたパイプ130は透過液チューブ86の外側に露出した開口部を有し、電力はこの開口部を通じて磁場生成装置128に供給されている。
本実施形態の磁場生成装置は、線形吸入ポンプ(linear induction pump)に使用されるのと本質的に同じ構成を有している。しかし、ポンプとは異なり、本発明の流量計は移動する磁場を単純に生成させ、液体の速度を単純に決定し、前記液体を前方に運ぶことは無く、よってより小型にすることができる。
例えば、1つの好ましい実施形態は、図5Aに示すように、円筒状の透過液チューブを備えている。しかし、本発明は円筒状の透過液チューブに限られず、扁平な透過液チューブ、角のある透過液チューブ、又は他の形状の透過液チューブの使用が許容される。また、前述の実施形態は透過液チューブを横切って互いに面しあう1対の磁場生成装置を備えているが、代替的な実施形態は透過液チューブを取り囲む一体とされた円筒状の本体、若しくは透過液チューブの外周縁の周りに長手方向に配置された、いくつかのユニットを備えることができる。磁場は、透過液の流れと同じ方向又は反対の方向に移動させることができる。
(回転可能な部材を使用する流量計)
別の好ましい実施形態においては、流体の流量を測定するのに使用される装置は回転可能な部材を使用している。このような装置は、例えば、特許文献10、特許文献11、特許文献12、及び特許文献8に開示されており、これらの全体はこの明細書に参照によって組み込まれている。
このような液体の流量計は、液体の流路中にシール可能に取り付けられたインペラ又はタービンを備え、インペラ又はタービンの回転数により、それらを通じる液体の流量の測定を可能にする。液体の流量計は、インペラ又はタービンの回転の動きを検出するための電気回路を設けることができ、磁石要素を回転可能なシャフトに接続し、磁石の近傍にコイル又は誘導ピックアップ回路を設けることが通常であり、回転する磁石は変化する磁場を生成し、ピックアップに結合した回路に影響を与え、よってシャフトの回転を示す電気信号を生成する。電気信号は、続いて増幅され、RFIDタグのようないくつかの形態の表示装置にエネルギーを供給するための駆動信号に変換される。
1つの実施形態は、液体流量計を備え、磁石は回転可能なインペラのシャフトに固定されている。フェロ磁気抵抗回路の形態の磁場センサーは、回転可能な磁石の物理的近傍に配置され、磁場はセンサー中に電気信号を誘起させ、この信号は増幅され、好適な論理ネットワークを駆動し、論理ネットワークは検出された信号を計数し対応する流量表示を計算させる。
流量計の別の形態は磁石を使用している。例えば、第1の磁石は回転可能なインペラのシャフトに固定され、第2の磁石は第1の磁石の近傍であるが液体流れのチャンバーの外側に配置されている。第2の磁石の回転は、第1の磁石の回転磁場によって誘起され、第2の磁石によって生成された回転する磁場は誘導線差によって検出され、シャフトの回転を示す電気信号を生成する。次いで、電気信号は表示器回路を駆動するのに使用され、装置によって検出された流量の読み取りを可能にする。
別の実施形態は、シャフトに取り付けられた磁石を用いた流量計を備えている。例えば、流量計はロータシャフトに取り付けられた第1の磁石と、表示器に取り付けられた第2の磁石とを有し、第2の磁石は第1の磁石に回転可能かつ磁的に取り付けられており、よってロータシャフトが、流量計のハウジングを通じた流体の流れによって回転する際に、表示器シャフトの対応した回転を与える。
別の実施形態は、回転するタービン又はインペラのタイプの液体流量計を備え、この流量計を通じる液体の流れは、非磁的な材料からなるシャフトの能動的な回転可能な移動を生じる。永久磁石はシャフトの一方の近位端に埋設され、インペラのエンドシャフトは非磁的な材料からなるハウジングの中に回転可能に取り付けられている。磁的に作動するリードスイッチ(reed switch)は、永久磁石を埋設しているシャフト端部に近接するハウジングの外側に配置され、シャフトの各1回転は2つの磁的に誘起されたリードスイッチの閉鎖を生じさせる。リードスイッチは、バッテリによって動作する、計数器と電気的読み取り器とを含む論理回路に電気的に結合されており、よってリードスイッチのスイッチ閉鎖は、例えばRFIDタグに提供される流量データに変換される。
回転可能なインペラと流量計のキャビティとの内部設計は、所定の行程容積特性(volumetric displacement characteristics)を提供するように制御され、インペラの回転のそれぞれは、シャフトの一回転の間に通過する液体の流量と、論理回路と表示とが単位を計数し表示するように適用された測定の単位との間の所定の分数関係(fractional relationship)を提供するように、論理回路に一致されている。したがって、測定の単位は、回転可能なタービンまたはインペラの1つの線寸法を単に変化させることによって変更することができる。
(応力若しくは歪ゲージ流量計)
別の好ましい実施形態においては、流体流量を測定するために使用される装置は、応力若しくは歪ゲージ流量計である。このような流量計は、例えば特許文献13及び特許文献14に開示されており、これらの全体は参照によってこの明細書に組み込まれている。
この実施形態による歪ゲージ流量計は、例えばリードのような弾性を有する透過性のストリップを備えるモニタリングアセンブリを採用し、透過液チューブの中の透過液の流れの経路中に突出するように、透過液チューブの壁によって支持されている。チューブの中を流れる透過液は優先的にストリップの一方の広い側面に対して衝突する。歪ゲージは、透過液の流れが衝突するストリップの広い側部に固定されている。歪ゲージは、透過液チューブの外側に延在する出力伝導体を設けられている。熱電対又は抵抗温度検出器のような温度モニター装置は、透過液チューブの中のストリップの遠位端に取り付けられている。また、この装置は透過液チューブの外側に延在する出力伝導体を設けられている。
透過液が透過液チューブ内を流れるときに、温度モニター装置は透過液の温度を直接モニターする。同時に、ストリップの遠位自由端に衝突する透過液はその端部を下流方向に反らし、歪ゲージに引っ張り応力をかける。結果として、歪ゲージはストリップの反りの程度、よって透過液の流量を示す出力信号を生成する。
ストリップの材料及び寸法は、当業技術においてよく知られた原理に基づき、歪ゲージの特性を考慮に入れて適切に選択され、モニターが応答する流量の値の範囲が好適なレベルの応力をゲージにかけることを補償している。歪ゲージ流量計が採用されている実施形態においては、透過液の流量は好ましくは5〜70リットル/分であるが、この範囲外の流量もまた考えられる。
ストリップの材料が、低い熱膨張係数と高い弾性率を有することが好ましい。温度モニター装置は、透過液の流路中に直接配置されているので、正確な温度表示を与え、一方、ストリップの端部上の温度モニター装置の取り付けは、流路に沿った同じ場所における温度と流量とをモニターする。
このように、ユニットは温度と流量とに関する情報を同時に提供し、よって異常な温度表示が生成された場合には、この異常な表示が透過液の流路の閉塞に関連しているかどうかについての直接的な決定が提供される。
(超音波流量計)
本発明の別の好ましい実施形態においては、流量を測定するために使用される装置は超音波流量計である。このような流量計は、例えば特許文献15に開示されており、その全体が参照によってこの明細書に組み込まれている。
図10に示すように、本発明の実施形態による超音波流量計は、流路の壁(透過液チューブ)134によって囲まれた測定流路132、及び振動伝播遮断装置140を介して流路の壁134に互いに対向するように取り付けられた上流及び下流の超音波変換器136、138を組み込んでいる。上流の超音波変換器136及び下流の超音波変換器138は、互いから距離Lだけ離間され、測定流路132の流れの方向に対して所定の角度Θだけ傾斜している。上流及び下流の絞り孔142及び144は、超音波変換器136、138を測定流路132に露出するために設けられている。絞り孔142、144は、流路の壁134の凹部の形状にそれぞれ設けられている。超音波伝播経路146が設けられ、この超音波伝播経路146に沿って、互いに対向している超音波変換器136、138のうちの一方から伝送された超音波が壁面によって反射されること無く超音波変換器136、138のうちの他方へ直接伝播される。第1の影響遮断器148は上流の絞り孔142に対して設けられ、測定される流体の上流の絞り孔142への流入を減少させ、第1の影響遮断器150は下流の絞り孔144に対して設けられ、測定される流体の下流の絞り孔144への流入を減少させている。第2の影響遮断器152は超音波伝播経路146の上流側に設けられて、測定される流体の下流及び上流の絞り孔144及び142への流入を減少させている。第2の影響遮断器152は、流路の壁134に設けられた凹部154の中に嵌合されている。
図11に示すように、下流の絞り孔144に対して設けられた第1の影響遮断器150は、超音波を、それを通じて超音波を伝送することが可能な多くの超音波的に伝送可能な孔158を有する、絞り孔シール部分156を有している。絞り孔シール部分156は超音波伝送経路146を横切って設けられ、絞り孔144を覆うとともに測定流路の表面160と同一面に延在し、よって測定される流体の絞り孔144への流入を防止している。ここで、絞り孔シール部分156は、網、又はその種の形態であり、超音波を、それを通じて伝送することが可能な多くの超音波的に伝送可能な孔158を有し、絞り孔144に対応する測定流路132の測定流路の表面160の一部分に直接設けられるとともに測定流路の表面160と同一面であり、よって流れを妨害することはない。
図12に示すように、上流の絞り孔142に対して設けられた影響遮断器148は、流路の壁134から突出し、滑らかな突起の形態の流量検出器162と、滑らかに突出高を増加させる流量検出器162の上流側に設けられた案内面164とを含んでいる。
超音波伝送経路の上流側に設けられた第2の影響遮断器152は、測定される流体の流れの方向を調整するための方向調整部分166と、流速の分布を一定にするか、又は流れの脈動を減少させるための変化遮蔽部分168とを有している。方向調整部分166は、測定流路132を小さな複数の部分に分割するための隔離壁を含んでいる。変化遮蔽部分168は、流れの方向に沿った短い長さを有するとともに、測定流路132の断面に沿った多くの微小な連絡経路を有している。
測定制御部分174は、超音波の伝送及び受信に影響を与えるための超音波変換器136、138に接続され、計算部分176は、流速を測定制御部分174からの信号に基づいて計算するために設けられて流量を計算する。
次に、超音波を使用する流速測定操作について記載する。測定経路132の超音波伝播経路146に沿って、超音波は、超音波変換器136、138の間を測定流路132を横切って測定制御部分174の機能によって伝送及び受信される。特に、伝播時間T1、すなわち、超音波が、上流の超音波変換器136から伝送され、下流の超音波変換器138によって受信されるために必要とされる時間の合計が測定される。伝播時間T2、すなわち、超音波が、下流の超音波変換器138から伝送され、上流の超音波変換器136によって受信されるために必要とされる時間の合計もまた測定される。
流量は、計算部分176によって、以下に示す式に従って測定された伝播時間T1及びT2に基づいて計算される。
測定経路132の長手方向に沿って測定される流体の流速がVによって示され、流れの方向と超音波の伝播経路146との間の角度がθによって示され、超音波変換器136、138の間の距離がLによって示され、測定される流体を通じる音速がCによって示される場合、流速Vは、以下の式に基づいて計算される。
=L/(C+Vcosθ)
=L/(C−Vcosθ)
以下の記載は、Tの逆数からTの逆数を引いた式から音速を減算することによって得ることができる。
V=(L/2・cosθ)((l/T)−(l/T))
θ及びLの値は既知であるので、流速VはT及びTの値から計算することができる。角度θ=45°、距離L=70mm、音速C=340m/s、流速V=8m/sである場合の空気の流量の測定を考える。この場合、T=2.0x10−4秒であり、T=2.1x10−4である。よって、瞬間的な測定が可能である。
次に、流れの方向に垂直な方向に沿った、測定流路132の横断方向の断面積Sから、流量Qが、以下のように得られる。
Q=KVS
ここで、Kは補正係数であり、横断方向の断面積Sを横切る流速の分布の観点から決定される。
このように、流速は計算部176によって得られる。
次に、超音波流量計の測定流路における流れの状態と超音波流量計の測定操作が記載される。測定される流体は、一様ではないか、又は脈動流れを有して、測定流路132に流入する場合がある。このような場合、測定流路132中の流れは整流され、乱流は、流体が容易には絞り孔142、144に流入しないような方向へ、超音波伝播経路146の上流側に設けられた第2の影響遮断器152の方向調整部166によって減少され、一方、脈動又はその種の流れによる流れの変化からの乱流は変化遮断部168によって減少され、よって絞り孔142、144に流入する流体の流れをさらに遮断する。次いで、流れは超音波伝播経路146に流入する。変化遮断部168は、大きな絞り比を有する網部材、発泡部材、微小孔を有するプレート、不織織物、又はその種の物とすることができ、流れの方向に沿って薄い厚さを有して設けることができる。このように、変化遮断部168によって圧力損失を減少させることができ、よって圧力損失を増加させること無く、測定流路に沿った流れにおける変化を減少させることができる。さらに、流速が超音波の伝播時間における変化を遮断するほど高いような領域での流れにおける変化を減少させることが可能であり、よって流量又は流速測定に対する上限値を増加させること、及び測定精度をさらに増加させることが可能である。
次に、測定流路に対して鋭角な方向に延在するので強い渦流が容易に生じる、下流の超音波変換器138の前面に開口する絞り孔144において、それを通じて超音波が伝動することができる多くの超音波伝動孔158を有する、網のような絞り孔シール部156が、第2の影響遮断器152によって整流された流れのための測定流路132の測定流路表面160に沿って設けられ、流れを妨害しないように測定流路表面160と共面とされている。よって、測定される流体の下流の絞り孔144への流入を遮断する効果をさらに増加させること、及び超音波伝播経路146中の渦又は乱流を大幅に減少させることが可能である。他方、上流の絞り孔142に対して、第1の影響遮断器148が、絞り孔142の上流側において絞り孔142の近傍に設けられた突起の形態の流れ偏向装置162によって形成され、図12における矢印によって示されているような、流体の絞り孔142への流入をさらに減少させ、よって渦のような乱流を減少させるとともに流れを安定化させている。上流の絞り孔142が、測定流路132に対して鈍角な方向に延在するので、どのような渦の強度も、上流の絞り孔144に対する渦の強度よりも小さい。よって、その逆の影響は小さく、第1の影響遮断器を設ける必要が無い場合もある。しかし、上流の絞り孔142に対して第1の影響遮断器148を設けることによって、さらに流れを安定化させることができる。さらに、第1の影響遮断器148は、流路壁134と一体に形成し、構造を単純化し、コストを削減することができる。
このように、超音波は、流れが安定される超音波伝播経路146に沿って、超音波変換器136及び138の間で伝送され、受信される。よって、超音波受信レベルを上げ、よって高精度の流速測定を実現すること、及び流れの中の変化による超音波の減衰を減少させることができ、よって、流量測定に対する上限値を増加させることができる。
さらに、超音波の受信レベルは流れの安定化によって改善することができるので、超音波の伝達に対する電力消費を削減することができる。また、絞り孔シール部156が下流の絞り孔144に対してのみ設けられる場合に、絞り孔シール部156を通じる超音波の減衰量を減少させること、及び超音波変換器136及び138に対して入力される駆動電力の削減による電力消費を削減させることが可能である。
[RFIDタグの電力及びデータ収集と記憶]
本発明の逆浸透装置及びシステムの好ましい実施形態は、RFIDタグを備えている。RFIDタグは従来技術においてよく知られており、特許文献16)、特許文献17、及び特許文献18に開示されており、これらの全体は参照によってこの明細書に組み込まれている。
1つの実施形態においては、作動されているRFIDからのエネルギーは、流量測定装置及び導電度測定装置に電力を与えている。好ましい実施形態においては、このような測定装置は好ましくはデータを収集し、データをRFIDタグ若しくは別のデータ検索装置に移動するように適用されている。測定装置は好ましくは、その測定から収集されたデータを処理するように構成された計算装置を備えている。測定装置は好ましくは、データを信号応答装置によって検索装置に直接送ることができる。別の好ましい実施形態においては、測定装置はその対応するRFIDタグ内に収集されたデータを送る、及び/又は記憶することができる。情報は好ましくは、直ちに又は後にRFIDタグから検索される。
本発明の好ましい実施形態は、無線周波数認識(RFID)タグを含む遠隔システムを設けることによって逆浸透濾過装置とシステムとの周期的なモニタリングを可能とし、このRFIDタグは、特定的及び周期的に、流量計又は導電度計のようなRFIDタグと通信するように構成された遠隔式データ収集装置及び伝送装置と通信状態とされる。1つの実施形態においては、特定のRFIDタグのそれぞれは、特定の遠隔データ収集装置及び伝送装置に関係している。RFIDタグが装置から信号を受け取る場合、この特定のRFID タグは関係する遠隔データ収集装置及び伝送装置の状態を、ゼロ電力状態から動作状態へと変化させる。このように、遠隔式電力供給の限られた電力容量は、データ収集及び伝送装置と管理装置との間のデータ収集及び伝送のために使用され、スタンバイ又はデータで無いものの収集及び伝送動作の周期的な電力供給のために使用されるのではない。
本発明の好ましい実施形態においては、多くのRFID信号は時間を越えて多くの遠隔システムの場所へ伝送することができるが、遠隔システムのそれぞれは好ましくはRFIDタグを備え、測定データは遠隔システムのそれぞれからいつも必要とされるわけではなく、よって、RFID信号がRFIDタグの内の特定の1つに向けられることはそれほど頻繁ではない。すなわち、このようなRFID信号は、特定のRFIDタグに関係する特定の遠隔データ収集及び伝送装置によるデータ伝送動作を要求するために伝送される。また、その特定の遠隔データ収集及び伝送装置の動作状態(例えばデータ伝送)の終わりには、データ収集及び移送装置の状態はゼロ電力状態に戻される。RFIDタグのそれぞれは、好ましくは能動的ビーム電力供給型タグである。(1)ゼロ電力状態、(2)RFID信号の特異性及び周期性、(3)このようなゼロ電力状態への復帰、及び(4)特定の選択された能動的ビーム電力供給式RFIDタグの使用、のような要因の結果として、ゼロ電力状態は、一時の観点からの主な状態であり、よって十分な期間、電力が遠隔式電力供給の限られた電力容量から引き出されることはない。
本発明のまた別の特徴は、管理装置に通信するための特定の遠隔式データ検索装置にアクセスできる無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を有する遠隔システムを提供することであり、管理装置は特定の遠隔データ収集及び伝送装置とのデータ伝送動作を要求することができる。データ伝送は、WLANに亘って効果を発揮し、特定の遠隔式データ収集及び伝送装置へ、若しくは特定の遠隔式データ収集及び伝送装置から、又は特定の遠隔式データ収集及び伝送装置へと、特定の遠隔式データ収集及び伝送装置からとの両方のデータ伝送とすることができる。いずれの場合においても、データ伝送は管理装置と特定の遠隔式データ収集及び伝送装置との間、若しくは特定の遠隔式データ収集及び伝送装置と、例えば伝送されるデータをモニターするか若しくは提供する管理装置によって提供される別の遠隔式ユニットとの間とすることができる。
さらに、本発明の特徴は、データを所定の遠隔領域へ、又は所定の遠隔領域から、周期的に提供する方法を含んでいる。この方法は、遠隔領域中に複数の個別のデータ収集及び伝送ユニットを提供する操作を含むことができる。遠隔式データ収集及び伝送ユニットのそれぞれは通常はゼロ電力(オフ)状態にあり、動作のための動作(オン)状態を有している。独特のRFID信号は、データを、独特の信号に対応するデータ収集及び伝送装置のうちの特定の1つへ、又はこの特定の1つから提供することが望まれる別々の特定の時に、周期的に遠隔領域に伝送される。よって、RFID信号の独特の個別の1つのそれぞれは、選択される遠隔式データ収集及び伝送ユニットのうちの特定の1つだけを認識するように設計されている。独特のRFID信号に対する応答においては、このようにユニットのうちの特定の1つが例えば認識されるなどして選択され、次いで動作状態にされる。動作状態においては、データは選択されたデータ収集及び伝送ユニットへ、及びこのデータ収集及び伝送ユニットから、伝送される。別の実施形態においては、応答は全てのRFIDタグから得ることができる。このような応答は、例えばシステムが再スタートした後に得ることができる。
この特徴の好ましい実施形態においては、図13に示すように、データ検索装置177がアンテナ180を介して無線周波数認識(RFID)信号178を、1つの遠隔システムが所定の遠隔位置へ伝送する。図13の典型的な実施形態においては、複数の遠隔システム182が図示されている。
1つの実施形態においては、データ検索装置177は、例えばIBM、マッキントッシュ、又はリナックス/ユニックスのいずれかと互換性のあるパーソナルコンピュータのような計算装置を備えている。別の実施形態においては、データ検索装置は携帯式計算装置を備えている。1つの実施形態においては、典型的なデータ検索装置177は中央演算ユニット(CPU)を含み、このCPUは従来のμプロセッサを含むことができる。データ検索装置は、情報の一時的記憶のためのランダムアクセスメモリー及び情報の永久的記憶のためのリードオンリーメモリー(ROM)のようなメモリー、ハードドライブ、ディスケット、又は光学的媒体記憶装置のような大型記憶装置をさらに含むことができる。典型的なデータ検索装置177は、1つ以上の商業的に入手可能な、キーボード、マウス、タッチパッド、及びプリンターのような入力/出力(I/O)装置を含むことができる。1つの実施形態においては、I/O装置は、モニターのような表示装置を含み、使用者へのデータの視覚的な提示を可能としている。より具体的には、表示装置は、例えば図示的な使用者インターフェース、アプリケーションソフトウエアデータ、及びマルチメディアプレゼンテーションなどの提示を提供している。また、データ検索装置177は、スピーカー、モニター、ビデオカード、グラフィックアクセレレータ、ゲームコントローラなどのような、1つ以上のマルチメディア装置を含むことができる。
データ検索装置177の計算装置は通常は、Windows(登録商標)95、Windows(登録商標)98、Windows(登録商標)NT,Windows(登録商標)2000、Windows(登録商標)XP又は別の互換性のあるオペレーティングシステムのようなオペレーティングシステムソフトウェアによって制御され、調整されている。マッキントッシュシステムにおいては、オペレーティングシステムは、Mac OSXのような、いずれかの入手可能なオペレーティングシステムであってよい。従来のオペレーションシステムは、コンピュータの実行プロセスを制御するとともに計画し、メモリーの管理を行い、ファイルシステム、ネットワーク、及びI/Oサービスを提供し、とりわけグラフィカルユーザインターフェース(GUI)のようなユーザインターフェースを提供する。
図13の典型的な実施形態においては、独特なRFID信号178は、アンテナ192を介して遠隔システム182のそれぞれによって受信される。しかし、1つの選択された遠隔システム182のみが独特の信号178によって認識され、この信号178によってRFエネルギーを提供される。信号178からのエネルギーは、特定の遠隔システム182の状態を、通常のゼロ電力(又はオフ)状態から動作(又はオン)状態へ変化させるために使用される。動作状態においては、信号によって認識された、選択された特定の遠隔システム182はデータ伝送を初期化し、このデータ伝送は、例えば遠隔システム182のアンテナ192からデータ検索装置177に送られたデータ伝送RF信号184の形態とすることができる。
図14A及び14Bに示すように、データ検索装置177及び少なくとも1つの遠隔システム182を含む別の実施形態においては、データ検索装置177は、独特のRFID信号178を遠隔システム182に伝送するためのRFID伝送機/受信機186を含んでいる。また、RF伝送機/受信機186は、選択された遠隔システム182からのデータ伝送信号184を受信する。データ検索装置177は、データ伝送信号184の伝送されたデータを直接使用することもでき、又はこのデータを必要に応じて別の装置に分配することもできる。
別の実施形態においては、図14Aに示すように、システム182のそれぞれは無線周波数認識(RFID)応答機又は電子タグ188を含んでいる。特定のタグ188に関して、遠隔システム182は電子回路、導電度計、又は流体流量計のような制御装置190をも含んでいる。制御装置を参照することによって、制御装置190が関連するタグ188によって制御されていることがわかる。本発明の好ましい実施形態においては、制御装置190は、遠隔データ伝送装置190Dである。遠隔システム182はアンテナ192を使用し、1つ以上の受信及び伝送要素を含み、この要素は入ってくるRFID信号178を受信し、出て行くデータ伝送信号184を伝送する。入ってくるRFID信号178及び出て行くデータ伝送信号184は、それぞれ同じ周波数とすることができる。
別の実施形態においては、図14Bに示すように、データ検索装置177は、別々の伝送アンテナ180Tを有する別々のRF伝送機194を含んでいる。別々のRF受信機196は、異なる受信アンテナ180Rを設けられている。このように、入ってくるRF信号178は、例えば900MHzのような1つの周波数を有することができ、出て行くデータ伝送信号184は、例えば2.45GHzのような異なる周波数を有することができる。
RF受信機196は、データ検索装置177から離隔することができるとともに遠隔システム182から離隔することができる所定の位置に配置された、データの使用者を代表することができる。例えば、RF受信機196は、モデム(図示されず)を介してRF伝送機194と通信し、遠隔システム182の特定の1つからのデータ伝送を要求する要求ステーションとすることができる。また、RF伝送機194は、どの遠隔システム182が特定のデータを記憶しているかを特定せずに、伝送されるその特定のデータを要求することができる。代替的に、FR伝送機194は、データ記憶装置に対する制御機として作用することができる。FR伝送機194が、データ記憶装置に対する制御機として作用する場合、制御機として作用する伝送機194は、遠隔システムのうちのどれが現在要求されているデータを記憶しているかを特定し、要求されたデータを有している特定の遠隔システムを認識するように適性にコード化された、独特のRFID信号を伝送する。
図14Cに示すように、制御された装置190は、 “オフ”の状態としても参照されるゼロ電力状態に主にある。図14Cにおいて状態に1として示されるこの状態においては、制御される装置190は電力を使用していない(すなわち“ゼロ”電力状態)。また、制御された装置190は動作状態2又は“オン”状態を有している。例えば、制御される装置190が遠隔データ伝送装置190Dであり、例えばそのデータ伝送装置190Dが携帯式である場合には、その遠隔データ伝送装置190Dがゼロ電力状態1にある期間は、その遠隔データ伝送装置190Dが動作状態2にある期間を大幅に超える。例えば、通常、データ伝送は遠隔データ伝送装置190Dによって一日に2回要求される。2メガバイトのデータが伝送されるであろうことを想定すると、データ伝送のそれぞれは、例えば30秒続く場合がある。よって、毎日、遠隔データ伝送装置190Dは、約23時間59分はゼロ電力状態にあり、動作状態には約1分間だけある。ファックスによって伝送される典型的な2メガバイトのデータは、通常のRFIDタグ188のデータ記憶容量をはるかに超えるということが理解できる。したがって、伝送されるデータの総量が2メガバイトより大幅に少ない場合、遠隔データ伝送装置は一日当たり1分より大幅に少ない時間しか動作状態に無い。
一日に制御装置190によって使用される合計の電力は、動作状態のみに使用される電力に基づく。従来技術においては、使用される合計の電力は、動作状態に必要とされる電力に、大幅に多いスタンバイ状態に対する電力を足した電力を含んでいる。よって、ポーリング及びスタンバイの例に使用される全電力は、ポーリング及びスタンバイ機能に必要とされる大きな量だけ大きい。後述のように、遠隔システム182における電力の全ては、動作状態2における制御される装置190に電力を与えるために入手可能である。ポーリング及びスタンバイ機能に対する電力の除去は、遠隔システム182において入手可能な電力の限られた電力の使用の効率における実質的な改善を結果として生じさせる“無駄”な電力であるものの使用を除去する。
本発明の別の好ましい実施形態においては、RFIDタグは、充電可能なバッテリを有し、このバッテリはRFIDタグ及び/又は測定装置に電力を提供するために使用することができる。組み合わされたバッテリと能動的電源を有するRFID タグは、特許文献20に開示されており、その全体が参照によってこの明細書に組み込まれている。
本発明の1つの好ましい実施形態は、内部バッテリによって、及びインテロゲイティングRF領域によって能動的に電力を与えられているRFIDタグを備えている。結果として、RFIDタグは、内部バッテリが使い果たされた後に、能動的に電力を与えられえる。また、充電可能なバッテリは、流量計及び導電度計のような、データ収集及び伝送装置に好ましくは電力を与えることができる。
より具体的には、RFIDタグの実施形態は、RFID機能を提供するための電子回路と、この電子回路に結合され、動作時の電圧をRFIDタグに提供するためのエネルギー貯蔵装置を含んでいる。バッテリは動作的にエネルギー貯蔵装置に結合され、エネルギー貯蔵装置を補充している。また、インテロゲイティングRF領域から生じた整流されたRF電源は、エネルギー貯蔵装置に動作的に結合され、エネルギー貯蔵装置を補充している。整流されたRF電源とバッテリは、互いに電気的に分離されている。エネルギー貯蔵装置は、バッテリが残存容量を有していても、インテロゲイティングRF領域が無い場合にバッテリによって補充され続ける。バッテリが使い果たされた後に、エネルギー貯蔵装置はインテロゲイティングRF領域の存在によって補充される。
好ましい実施形態においては、図15に示すように、RFIDタグに対する2つの電力モードの回路198は、RF源200、エネルギー貯蔵キャパシタ202、第1のダイオード204、第2のダイオード206、及びバッテリ208を含んでいる。RF源200は、RFIDタグ(図示せず)のRF前端部によって整流された、RFID読み取り器によって伝送されるインテロゲイティングRF領域によって提供されている。エネルギー貯蔵キャパシタ202は、RFIDタグ(図示されず)の残りの回路に対する電圧源として作用し、RF源200とバッテリ208に、それぞれの充電回路において結合されている。より具体的には、第1の充電回路はRF源200、第1のダイオード204、及びエネルギー貯蔵キャパシタ202を含んでいる。第1のダイオード204は、RF源200とエネルギーキャパシタ202の間に、順方向バイアスの方法で結合され、よってRF源200からの電流は、エネルギー貯蔵キャパシタ202に流れ、逆には流れない。第2の充電回路は、バッテリ208、第2のダイオード206、及びエネルギー貯蔵キャパシタ202を含んでいる。第2のダイオード206は、バッテリ208と得寝る儀貯蔵キャパシタ202の間に順方向バイアスの方法で結合され、よってバッテリ208からの電流は、エネルギー貯蔵キャパシタ202に流れ、逆には流れない。本発明の好ましい実施形態においては、第1及び第2のダイオード204及び206は、ショットキーダイオードによって提供されている。
2つの充電回路は互いに全く異なっており、RF源200とバッテリ208との間には結合は無い。RF源200からの電流は、バッテリ208には流れず、バッテリ208からの電流はRF源200には流れない。よって、エネルギー貯蔵キャパシタ202は、RF源200とバッテリ28との両方によって充電される。インテロゲイティングRF領域が無い場合には、RFIDタグはバッテリ208によって電力を与えられ続け、エネルギー貯蔵キャパシタ202を充電状態に維持している。バッテリ208が使い果たされると、RFIDタグはインテロゲイティングRF領域の存在によって能動的に電力を与えられる。
本発明のさらなる実施形態は、磁気エネルギー若しくは電磁気エネルギーによって、又は当業者に知られた別の形態のエネルギーによって電力を与えられる測定装置を備えている。
前述の記載は多くの特定事項を含んでいるが、これらは本発明の技術的範囲を限定するものと考えるべきではなく、現在好ましいとされる実施形態のいくつかを単に図示するものと考えるべきである。同様に、本発明の別の実施形態を相当することができ、それは本発明の精神及び技術的範囲から逸脱しない。請求項の意義及び技術的範囲内に入る、ここに開示されているような本発明に対する全ての追加、削除及び変型は、開示される発明よって包含される。
本発明によるROフィルタシステムの側面図である。 個々のフィルタ装置の背面図である。 個々のフィルタ装置の側面図である。 本発明の1つの実施形態による液体検知プローブのブロックダイアグラムである。 本発明の1つの実施形態による液体検知プローブの温度補償回路のダイアグラムである。 本発明の1つの実施形態による液体流量モニター装置の立面断面図である。 本発明の1つの実施形態による液体流量モニター装置の側面断面図である。 本発明の1つの実施形態による誘導式流体流量モニター装置の長手方向の断面図である。 本発明の1つの実施形態による誘導式流体流量モニター装置の回路のブロックダイアグラムである。 図7に示した回路のブロックダイアグラム図の拡大図である。 本発明の別の実施形態による誘導式流体流量モニター装置の長手方向の断面図である。 本発明の1つの実施形態による超音波流体流量モニター装置の断面図である。 図10に示した第1の流入抑制器の断面図である。 代替的な第1の流入抑制器の断面図である。 本発明の1つの実施形態による通信のためのRFID信号を採用するシステムのダイアグラムである。 本発明の実施形態による通信のためのRFID信号を採用するシステムのダイアグラムである。 本発明の実施形態による通信のためのRFID信号を採用するシステムのダイアグラムである。 本発明の1つの実施形態による遠隔システムの、電力が0である状態中と作動状態中との相対的な電力消費を示す図である。 本発明の1つの実施形態によるRFIDタグシステムのための2つの電力モード回路のブロックダイアグラムである。
符号の説明
1・・・透過液ポート
3・・・塩水シール
4・・・相互接続装置
5・・・濃縮液ポート
6・・・透過液ポート
7・・・アダプタ
8・・・圧力容器
9・・・供給液ポート
10、11、12・・・膜濾過装置
13・・・膜濾過システム
16・・・透過性コアチューブ

Claims (29)

  1. 無線周波数認識(RFID)タグと、透過液の導電度及び流量のうちの少なくとも1つの値を測定するように構成された測定装置とを備え、
    前記測定装置は、前記値に関する情報を前記RFIDタグに伝送するように構成されている、透過液を得るために流体を濾過するための逆浸透システム。
  2. 前記測定装置は流体流量計であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記流体流量計は、電磁気流量計であることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 前記流体流量計は、回転可能な部材を供えていることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  5. 前記流体流量計は、歪ゲージを備えていることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  6. 前記流体流量計は、超音波流量計を備えていることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  7. 前記測定装置は流体導電度計であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  8. 前記流体導電度計は、電極を備えることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 前記流体導電度計は、電極の無い装置であることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  10. 前記測定装置は、RFIDタグによって電力を与えられることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  11. 前記測定装置は、バッテリによって電力を与えられることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  12. 前記バッテリは充電可能であることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 前記バッテリは、RFIDタグによって充電可能であることを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 前記測定装置は、外的に駆動される無線周波数エネルギー源によって電力を与えられることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  15. 前記膜フィルタ装置は、螺旋状に巻かれた膜フィルタ装置であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  16. 前記RFIDタグは、測定値を記憶することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  17. 前記RFIDタグと通信するように構成されたデータ検索装置をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  18. 前記測定値は、前記RFIDタグとの通信を介してデータを検索装置に伝送されることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  19. 前記データ検索装置は、測定値を使用するように構成され、前記膜フィルタ装置の性能を示す値を計算することを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  20. 前記計算された値は、標準化された塩通過度であることを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  21. 前記計算された値は、標準化された合計溶解固形分通過度であることを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  22. 前記RFIDタグは、前記膜フィルタ装置に関係するプリロードされた値を記憶するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  23. 前記プリロードされた値は、ロット番号、生産データ、及び出荷データから選択されていることを特徴とする請求項22に記載のシステム。
  24. 前記プリロードされた値及び測定値は、前記RFIDタグとの通信を介して前記データ検索装置に伝送され、前記データ検索装置は、前記プリロードされた値及び前記測定値を使用して前記膜フィルタ装置の性能を示す値を計算するように構成されていることを特徴とする請求項23に記載のシステム。
  25. フィルタ装置の透過液の導電度及び流量のうちの少なくとも1つの値を測定するステップと、
    前記値に関する情報を、前記フィルタ装置に取り付けられたRFIDタグに伝送するステップと、
    前記RFIDタグからの情報を遠隔的に受信するステップと
    を備える、前記膜フィルタ装置の性能をモニターする方法。
  26. 前記情報から、前記膜フィルタ装置の性能を示す値を計算するステップをさらに備えることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 前記計算された値は、標準化された塩通過度であることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  28. 前記計算された値は、標準化された合計溶解固形分通過度であることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  29. 前記膜フィルタ装置に関するプリロードされた値を、RFIDタグに記憶させるステップと、
    前記測定値と前記プリロードされた値とに関する前記情報から、前記膜フィルタ装置の性能を示す値を計算するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項25に記載の方法。
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