JP2003323686A - Rfidタグを利用した流量計の検針方法及び検針システム - Google Patents

Rfidタグを利用した流量計の検針方法及び検針システム

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JP2003323686A JP2002129170A JP2002129170A JP2003323686A JP 2003323686 A JP2003323686 A JP 2003323686A JP 2002129170 A JP2002129170 A JP 2002129170A JP 2002129170 A JP2002129170 A JP 2002129170A JP 2003323686 A JP2003323686 A JP 2003323686A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡便且つ正確な検針を行うことができ
ると共に、既存の流量計にもRFIDタグは特別な工事
も必要なく簡単に安価で取り付けることができ、RFI
Dリーダライタも自動検針化にかかるコストに比べ極め
て安価であるので、既存の流量計にも容易に導入するこ
とができ、既存のシステムがそのまま使用できる実用的
で画期的な流量計の検針方法及び検針システムを提供す
ること。 【解決手段】 少なくともシリアル番号と前回検針値の
2つを含む個別情報を記憶させたRFIDタグを各流量
計に夫々設け、検針者はRFIDリーダライタを設けた
持ち運び可能な電子計算機を用い、前記RFIDタグに
記憶されている前記個別情報を前記RFIDリーダライ
タにより前記電子計算機に読み込み、流量計の今回検針
値を目視して前記電子計算機に入力することで、前回検
針値と今回検針値から各シリアル番号毎に請求額を算出
し、前記RFIDリーダライタにより今回検針値を前記
RFIDタグ内の前回検針値に上書きする検針方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RFIDタグを利
用した流量計の検針方法及び検針システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】各家屋
で使用されている電気、ガス、水道等に備えられた流量
計の数値から、一月分の使用量(今回検針値−前回検針
値)を検針者が各流量計について夫々調べ、それらの一
月分の使用料金を算出するこの検針者による各流量計の
検針は、略毎月のように行われている。
【0003】従来この検針方法は、検針当日に会社内の
ホストコンピュータからハンディターミナル(電子計算
機)に検針する地域のデータをダウンロードし、その
後、検針者が検針する地域に赴き、ダウンロードしたシ
リアル番号の表示順と同じ順番になるように定められた
順路に従って各家屋(各流量計)を巡回するもので、具
体的には、ハンディターミナルに表示されているこれか
ら検針値を入力する流量計のシリアル番号と、目の前に
ある実際の流量計のシリアル番号とを目視によって同一
かどうか確認してから、検針値(流量計の現在数値)を
目視しハンディターミナルのシリアル番号毎にこれを入
力していくというものであった。
【0004】しかし、この従来から行われてきた検針方
法においては、各流量計のシリアル番号を一々目視によ
って確認してから検針しなければならず、これは検針者
にとって非常に煩わしいもので、また、検針者が独自の
検針順路をとったり、誤って順路を外れてしまった場合
には、ハンディターミナルに表示されているシリアル番
号の表示順と同じ順番で実際の流量計のシリアル番号を
確認していくことができなくなるため、目の前にある流
量計のシリアル番号を一々ハンディターミナルで検索し
て照合するという作業が必要となるからより一層煩わし
いものとなり、その上、この流量計に取り付けられたシ
リアル番号が非常に見にくい場合が多く、シリアル番号
確認の際の煩わしさ及び人為的なミスの多発という問題
が生じていた。
【0005】このため、各流量計をマイコンメータ、電
子式メータに変更して有線や無線による自動検針を行う
方向になってきているが、技術的、コスト的な問題から
実用化には至っていないのが現状である。
【0006】本発明は、このような現状に鑑み、各流量
計に各種データを記憶できるRFIDタグを夫々設け、
検針者はRFIDリーダライタを設けたハンディターミ
ナルを用いることで、ホストコンピュータからデータを
ダウンロードする手間を省くことができ、更に流量計に
取り付けられたシリアル番号を目視により確認する必要
もなくなることから、順路は検針者が自由に設定できる
ようになり、煩わしさと人為的なミスは極めて減少する
ため、極めて簡便且つ正確な検針を行うことができると
共に、既存の流量計にもRFIDタグは特別な工事も必
要なく簡単に安価で取り付けることができ、RFIDリ
ーダライタも自動検針化にかかるコストに比べ極めて安
価であるので、既存の流量計にも容易に導入することが
でき、既存のシステムがそのまま使用できる実用的で画
期的な流量計の検針方法及び検針システムを提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨を説明す
る。
【0008】少なくともシリアル番号と前回検針値の2
つを含む個別情報を記憶させたRFIDタグを各流量計
に夫々設け、検針者はRFIDリーダライタを設けた持
ち運び可能な電子計算機を用い、前記RFIDタグに記
憶されている前記個別情報を前記RFIDリーダライタ
により前記電子計算機に読み込み、流量計の今回検針値
を目視して前記電子計算機に入力することで、前回検針
値と今回検針値から各シリアル番号毎に請求額を算出
し、前記RFIDリーダライタにより今回検針値を前記
RFIDタグ内の前回検針値に上書きすることを特徴と
する検針方法に係るものである。
【0009】また、少なくとも契約者情報、シリアル番
号、前回検針値、前回検針日を含む個別情報を記憶させ
たRFIDタグを各流量計に夫々設け、検針者はRFI
Dリーダライタを設けた前記電子計算機を用い、前記R
FIDタグに記憶されている前記個別情報を前記RFI
Dリーダライタにより前記電子計算機に読み込み、流量
計の今回検針値を目視して前記電子計算機に入力するこ
とで、前回検針値と今回検針値から各シリアル番号毎に
請求額を算出し、契約者宛に請求書を出力して、前記R
FIDリーダライタにより今回検針値と今回検針日を前
記RFIDタグ内の前回検針値と前回検針日に上書きす
ることを特徴とする請求項1記載の検針方法に係るもの
である。
【0010】また、前記シリアル番号は書き換えできな
いように設定したことを特徴とした請求項1,2のいず
れか1項に記載の検針方法に係るものである。
【0011】また、前記RFIDタグを各流量計に接着
剤を用いて取り付けたことを特徴とした請求項1,2の
いずれか1項に記載の検針方法に係るものである。
【0012】また、各流量計に夫々設けられ、少なくと
もシリアル番号と前回検針値の2つを含む個別情報を記
憶させるためのRFIDタグと、前記RFIDタグに記
憶した情報を読み書きするためのRFIDリーダライタ
を備え、且つ、検針値を入力するための電子計算機とか
ら成り、流量計を検針するに際し、前記RFIDタグの
前記個別情報をRFIDリーダライタにより前記電子計
算機に読み込み、流量計の今回検針値を目視して前記電
子計算機に入力することで前回検針値と今回検針値から
各シリアル番号毎に請求額を算出し、前記RFIDリー
ダライタにより今回検針値を前記RFIDタグ内の前回
検針値に上書きすることができるよう構成したことを特
徴とする検針システムに係るものである。
【0013】また、各流量計に夫々設けられ、少なくと
も契約者情報、シリアル番号、前回検針値、前回検針日
を含む個別情報を記憶させるためのRFIDタグと、前
記RFIDタグに記憶した情報を読み書きするためのR
FIDリーダライタを備え、且つ、検針値を入力するた
めの前記電子計算機とから成り、流量計を検針するに際
し、前記RFIDタグの前記個別情報をRFIDリーダ
ライタにより前記電子計算機に読み込み、流量計の今回
検針値を目視して前記電子計算機に入力することで前回
検針値と今回検針値から各シリアル番号毎に請求額を算
出し、契約者宛に請求書を出力して、前記RFIDリー
ダライタにより今回検針値と今回検針日を前記RFID
タグ内の前回検針値と前回検針日に上書きすることがで
きるよう構成したことを特徴とする検針システムに係る
ものである。
【0014】また、前記シリアル番号は書き換えできな
いように設定したことを特徴とした請求項5,6のいず
れか1項に記載の検針システムに係るものである。
【0015】また、前記RFIDタグを各流量計に接着
剤を用いて取り付けたことを特徴とした請求項5,6の
いずれか1項に記載の検針システムに係るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、その作用効果を示
して簡単に説明する。
【0017】例えば、少なくともシリアル番号と前回検
針値の2つを含む個別情報を記憶させたRFIDタグを
各流量計に夫々設けた場合、RFIDタグに記憶された
情報を読み書きすることができるRFIDリーダライタ
により、RFIDタグに記憶された情報を持ち運び可能
な電子計算機に流量計から直接読み込むことができるよ
うになり、電子計算機に表示されているこれから検針値
を入力するシリアル番号と実際の流量計のシリアル番号
とが一々同一かどうか確認する必要がなくなるから、目
視による流量計に取り付けられたシリアル番号の確認は
必要なく、そのため、従来のように電子計算機に表示さ
れているシリアル番号の表示順に定められた順路に従っ
て各家屋(各流量計)を巡回する必要もなくなり、検針
者は自由に検針順路を設定でき、また、目視が必要にな
るのは今回検針値の入力のみとなり、しかも、前回検針
値は検針毎に上書きされるため、多くの過去データの中
から請求額算出に必要な前回検針値を検索する必要も、
またその際のミスもなく、極めて容易に請求額を算出す
ることができ、煩わしさと人為的なミスが極めて減少す
ることになる、さらに、RFIDタグは既存の流量計に
も特別な工事も必要なく簡単に安価で取り付けることが
でき、RFIDリーダライタも自動検針化にかかるコス
トに比べ極めて安価であるので、既存の流量計にも容易
に導入することができ、既存のシステムがそのまま使用
できる。
【0018】従って、RFIDタグを用いた流量計の検
針方法を用いれば、従来のように流量計に取り付けられ
た見にくいシリアル番号を一々目視により確認する必要
がなくなることによって、定められた検針順路に従う必
要なく、検針者が自由に検針順路を設定することができ
るようになり、煩わしさと人為的なミスが極めて減少す
ることとなるため、検針を極めて簡便且つ正確に行うこ
とができる。
【0019】また、例えば、少なくとも契約者情報、シ
リアル番号、前回検針値、前回検針日を含む個別情報を
記憶させたRFIDタグを各流量計に夫々設けた場合に
は、上記作用効果に加え、今回検針値を持ち運び可能な
電子計算機に入力し、請求額を算出した後、契約者情報
が記憶してあるため、契約者宛の請求書を出力できるよ
うになり、また、検針日を記憶しておくことで二重検針
を防ぐことができる。
【0020】また、例えば、シリアル番号を書き換えで
きないように設定した場合には、誤ってシリアル番号を
書き換えて、データを見失ってしまうことを防ぐことが
できる。
【0021】また、例えば、RFIDタグを各流量計に
接着剤を用いて取り付ける場合には、より一層容易且つ
低コストで既存の流量計に導入することができる。
【0022】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0023】RFIDタグを利用した流量計の検針方法
とは、データを記憶させたRFIDタグを取り付けた各
種流量計を、RFIDタグを読み書きするためのRFI
Dリーダライタを備えたハンディターミナルを用いて検
針するというものである。
【0024】具体的に説明して行くと、先ず、RFID
(電波方式認識)とは、情報を電子回路に記憶可能なR
FIDタグと、RFIDタグの情報を読み書きすること
ができるRFIDリーダライタとで構成され、無線通信
によりデータ更新することができる自動認識技術のこと
である。
【0025】RFIDは同じ自動認識技術の一つである
バーコードに比べ、一部のタイプを除きデータの追加書
き込みができる点や、電波を用いるため汚れても問題な
く使用できる点、電波はいろいろなものを透過するの
で、バーコードのように面出しする必要がない点、バー
コードより多くのデータを持てる点等多くの利点があ
る。
【0026】次に、RFIDタグとは、ICと小型アン
テナから成るもので、形状は一般的にはカード状やラベ
ル状である。
【0027】本実施例においては、RFIDタグの形状
はラベル状として取り付けし易いようにし、また、契約
者情報、シリアル番号、前回検針値、前回検針日を記憶
させ、この中のシリアル番号は各流量計固有の番号で、
流量計を特定する為に必要な情報であるから、書き換え
できないように設定した。
【0028】契約者情報とは、シリアル番号に基づく情
報で、シリアル番号だけでは判別しにくい契約者につい
ての詳細な情報であり、契約者が変わればこの情報も当
然変化する。
【0029】前回検針日を記憶させておけば、検針の際
見落としてしまった流量計は、検針日が異なるためすぐ
に見つけることができる。
【0030】RFIDタグを用いることで、ホストコン
ピュータとRFIDタグとにデータを分散して保存して
おけるので、最悪ホストコンピュータのデータが壊れて
も、全ての情報がなくなってしまうことはない。
【0031】また、ホストコンピュータからデータをダ
ウンロードする必要もなくなるため、ハンディターミナ
ルのメモリ容量が少なくでき、アプリ開発が軽減され
る。
【0032】次に、RFIDリーダライタとは、アンテ
ナとコントローラから成り、このアンテナから電磁波を
放射しRFIDタグに働きかけて読み書きができるもの
で、本実施例のRFIDリーダライタはデータ処理用の
ハンディターミナルと通信ケーブルを介して接続するこ
とができるものであるが、ハンディターミナルと直接接
続するものもある。
【0033】RFIDタグは電源を持たず、RFIDリ
ーダライタにより照射された電磁波により生じる弱電流
をエネルギーとして発信するので、非常にトラブルが少
なく、耐熱、耐寒、耐震、耐水性にも優れているため、
耐用年数が非常に長く、メンテナンスも極めて容易であ
る。
【0034】次に、ハンディターミナルとは、データ表
示用のディスプレイと、データ入力用のキーと、データ
記憶用のメモリと、データ出力用のプリンタとを備えた
小型電算機で、RFIDリーダライタと通信ケーブルを
介して接続することができる。
【0035】また、ハンディターミナルと本実施例で用
いたRFIDリーダライタは通信ケーブルを用いて接続
するため、着脱容易なのはもちろんのことネットワーク
の構築も極めて簡単である。
【0036】最後に、各種流量計とは、水道、ガス、電
力メータ等のことで、本実施例においてはRFIDタグ
をラベル状としたから接着剤を用いて極めて容易に取り
付けることができる。
【0037】図1は水道メータ1の蓋の内側に、図2は
ガスメータ2の前面に夫々ラベル状RFIDタグ3を取
り付けた際の図である。
【0038】尚、図中符号4はシリアル番号が刻印され
たプレートであり、図中符号5はシリアル番号である。
【0039】また、接着剤を用いずとも、蓋やカバー全
体をRFIDタグにしたり、ストラップ等を用いて取り
付けてもよい。
【0040】本実施例は上述のように構成したから、R
FIDタグは非常に扱い易い形状であるので、流量計の
どこにでも好きな所に取り付けることができ、また、汚
れても問題なく使用できるから、ほとんどの流量計が設
置されている汚れやすい屋外でも気にすることなく使用
でき、さらに、耐久性にも優れるためメンテナンスをほ
とんど必要とせず、長期にわたって使用することができ
る極めて流量計の検針に適したものであり、特別な機器
を必要とせず容易に導入できるため管理センターのシス
テムの変更もほとんど必要なく、これを用いた本実施例
は極めて画期的な検針方法といえる。
【0041】また、あらかじめハンディターミナルのメ
モリに過去の検針値の平均値と、今回検針値との差が大
きい場合、警告を出し入力ミスを無くすようなプログラ
ムを入れておいてもよい、その場合さらに人為的なミス
を防ぐことができるようになり、一層正確な検針方法と
なる。
【0042】また、あらかじめハンディターミナルのメ
モリに今回検針値を入力するだけで、すぐに請求額を算
出できるプログラムを入れておいてもよい、そうすれば
より一層実用的な検針方法となる。
【0043】また、この検針方法は水道、ガス、電力メ
ータだけでなく、他のメータ検針に利用してもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、流
量計に取り付けられたシリアル番号を目視によって確認
する必要がなくなることから、検針者が自由に順路を設
定することができ、また、目視が必要なのは今回検針値
の入力のみとなり、しかも、前回検針値は検針毎に上書
きされるため、多くの過去データの中から検索する必要
もなく、極めて容易に請求額を算出することができ、煩
わしさと人為的なミスが極めて減少するため、簡便且つ
正確な検針を行うことができると共に、既存の流量計に
もRFIDタグは特別な工事も必要なく簡単に安価で取
り付けることができ、RFIDリーダライタも自動検針
化にかかるコストに比べ極めて安価であるので、既存の
流量計にも容易に導入することができ、既存のシステム
がそのまま使用できる実用的で画期的な流量計の検針方
法となる。
【0045】請求項2記載の発明においては、前記請求
項1記載の発明の作用効果に加え、契約者情報が記憶し
てあるため、契約者宛の請求書を出力できるようにな
り、また、検針日を記憶しておくことで二重検針を防ぐ
ことができるため、極めて実用的で画期的な流量計の検
針方法となる。
【0046】請求項3記載の発明においては、前記請求
項1,2記載の発明の作用効果に加え、シリアル番号が
書き換えられないため、誤ってシリアル番号を書き換え
て、データを見失ってしまうことを防ぐことができるか
ら、より一層実用的で画期的な流量計の検針方法とな
る。
【0047】請求項4記載の発明においては、前記請求
項1,2記載の発明の作用効果に加え、より一層容易且
つ低コストで既存の流量計に導入することができるRF
IDタグを用いた検針方法となる。
【0048】請求項5〜8記載の発明においては、前記
請求項1〜4記載の発明と同様の作用効果が得られる検
針システムとなる。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の水道メータの蓋の内側にRFIDタ
グを止着した場合の説明図である。
【図2】本実施例のガスメータの前面にRFIDタグを
止着した場合の説明図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月2日(2002.5.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】削除
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の水道メータの蓋の内側にRFIDタ
グを止着した場合の説明図である。
【図2】本実施例のガスメータの前面にRFIDタグを
止着した場合の説明図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともシリアル番号と前回検針値の
    2つを含む個別情報を記憶させたRFIDタグを各流量
    計に夫々設け、検針者はRFIDリーダライタを設けた
    持ち運び可能な電子計算機を用い、前記RFIDタグに
    記憶されている前記個別情報を前記RFIDリーダライ
    タにより前記電子計算機に読み込み、流量計の今回検針
    値を目視して前記電子計算機に入力することで、前回検
    針値と今回検針値から各シリアル番号毎に請求額を算出
    し、前記RFIDリーダライタにより今回検針値を前記
    RFIDタグ内の前回検針値に上書きすることを特徴と
    する検針方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも契約者情報、シリアル番号、
    前回検針値、前回検針日を含む個別情報を記憶させたR
    FIDタグを各流量計に夫々設け、検針者はRFIDリ
    ーダライタを設けた前記電子計算機を用い、前記RFI
    Dタグに記憶されている前記個別情報を前記RFIDリ
    ーダライタにより前記電子計算機に読み込み、流量計の
    今回検針値を目視して前記電子計算機に入力すること
    で、前回検針値と今回検針値から各シリアル番号毎に請
    求額を算出し、契約者宛に請求書を出力して、前記RF
    IDリーダライタにより今回検針値と今回検針日を前記
    RFIDタグ内の前回検針値と前回検針日に上書きする
    ことを特徴とする請求項1記載の検針方法。
  3. 【請求項3】 前記シリアル番号は書き換えできないよ
    うに設定したことを特徴とした請求項1,2のいずれか
    1項に記載の検針方法。
  4. 【請求項4】 前記RFIDタグを各流量計に接着剤を
    用いて取り付けたことを特徴とした請求項1,2のいず
    れか1項に記載の検針方法。
  5. 【請求項5】 各流量計に夫々設けられ、少なくともシ
    リアル番号と前回検針値の2つを含む個別情報を記憶さ
    せるためのRFIDタグと、前記RFIDタグに記憶し
    た情報を読み書きするためのRFIDリーダライタを備
    え、且つ、検針値を入力するための電子計算機とから成
    り、流量計を検針するに際し、前記RFIDタグの前記
    個別情報をRFIDリーダライタにより前記電子計算機
    に読み込み、流量計の今回検針値を目視して前記電子計
    算機に入力することで前回検針値と今回検針値から各シ
    リアル番号毎に請求額を算出し、前記RFIDリーダラ
    イタにより今回検針値を前記RFIDタグ内の前回検針
    値に上書きすることができるよう構成したことを特徴と
    する検針システム。
  6. 【請求項6】 各流量計に夫々設けられ、少なくとも契
    約者情報、シリアル番号、前回検針値、前回検針日を含
    む個別情報を記憶させるためのRFIDタグと、前記R
    FIDタグに記憶した情報を読み書きするためのRFI
    Dリーダライタを備え、且つ、検針値を入力するための
    前記電子計算機とから成り、流量計を検針するに際し、
    前記RFIDタグの前記個別情報をRFIDリーダライ
    タにより前記電子計算機に読み込み、流量計の今回検針
    値を目視して前記電子計算機に入力することで前回検針
    値と今回検針値から各シリアル番号毎に請求額を算出
    し、契約者宛に請求書を出力して、前記RFIDリーダ
    ライタにより今回検針値と今回検針日を前記RFIDタ
    グ内の前回検針値と前回検針日に上書きすることができ
    るよう構成したことを特徴とする検針システム。
  7. 【請求項7】 前記シリアル番号は書き換えできないよ
    うに設定したことを特徴とした請求項5,6のいずれか
    1項に記載の検針システム。
  8. 【請求項8】 前記RFIDタグを各流量計に接着剤を
    用いて取り付けたことを特徴とした請求項5,6のいず
    れか1項に記載の検針システム。
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