JP4438952B2 - 原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理方法とその肉厚測定データ管理装置及び原子力発電プラント - Google Patents
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Description
前記配管表面の所定の領域の軸方向と周方向とに対してそれぞれ一定の間隔で複数の測定対象点を有し、
該測定対象点近傍の各位置に同数の電子タグが貼付けられ、
該電子タグは、前記測定対象点の属性情報と前記測定された肉厚測定データとの電子データの書込及び該書き込まれた前記電子データとの読出が可能であることを特徴とする。
前記配管表面の所定の領域の軸方向と周方向とに対してそれぞれ一定の間隔で複数の測定対象点を有し、
該測定対象点近傍の各位置に同数の電子タグが貼付けられ、
該電子タグは、前記測定対象点の属性情報と前記測定された肉厚測定データとの電子データの書込及び該書き込まれた前記電子データとの読出が可能であり、
前記探触子は前記測定された肉厚測定データを前記電子タグに書込む書込手段を有することを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理装置にある。
前記流路によって減肉が生じる前記配管表面の所定の領域の軸方向と周方向とに対してそれぞれ一定の間隔で複数の測定対象点を有し、該測定対象点近傍の各位置に同数の電子タグが貼付けられ、
該電子タグは前記測定対象点の属性情報と前記測定された肉厚測定データとの電子データの書込及び該書込まれた前記電子データの読出が可能であることを特徴とする。
以上のように、本発明は、超音波肉厚測定装置を利用した発電プラント配管等の肉厚測定の際に、まず初めに肉厚測定点一点一点に対し、肉厚測定点近傍に、あらかじめ測定対象部の位置座標、測定点番号及び過去の測定データ等の属性情報をメモリ部分に格納した無線周波Radio Frequency Identification電子タグ(以下RFIDタグという)を貼付する。
各肉厚測定点4毎に超音波肉厚測定装置6を用いて肉厚が測定されるが、測定された肉厚測定データは、対応するRFIDタグ5内の登録情報に加えて、RFIDタグ5内に取り込まれ、一元管理される。
RFIDタグ5内に取り込まれた情報は、RFIDタグ5内の書込情報を読み取ることができるRFIDタグ読取装置7によって、測定現場で即時にデータの確認が可能となる他、RFIDタグ5とは別の大容量記憶装置を備えたコンピュータ8に転送され、測定点番号ごとに管理される。その後、肉厚測定データ一点毎に各測定点の位置情報、属性情報を併せ持つ取得データを統合し、3D−CAD等のソフトウェア内に取り込み表示することにより、配管の減肉挙動の局所的な評価や配管系全体としての評価を視覚的に表示したり、過去のデータと新しく取得したデータの比較によって、容易に配管減肉挙動の経年的変化を評価することが可能となる。
1)属性データの記憶
2)肉厚測定データ取り込み
3)測定データ一次保存
4)取得データの属性情報との統合
の各機能を有する。
1)肉厚測定
2)測定データをRFIDタグ5ヘ書込
の各機能を有する。
1)RFIDタグ情報読み取り
2)RFIDタグ情報表示
3)RFIDタグ情報の転送
の各機能を有する。
1)RFID読み取り装置情報取り込み
2)RFIDタグ読み取り情報の記憶
3)取り込みデータ呼び出し
4)関連ソフトウェア起動
5)3D−CADソフト上での取得データの処理
6)経年変化の評価処理
7)報告書作成
の各機能を有する。
1)属性データ表示
2)評価結果表示
3)その他PCでの処理内容表示
の各機能を有する。
Claims (18)
- 原子力発電プラント配管の肉厚を超音波肉厚測定装置によって測定する原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理方法において、
前記配管表面の所定の領域の軸方向と周方向とに対してそれぞれ一定の間隔で複数の測定対象点を有し、
該測定対象点近傍の各位置に同数の電子タグが貼付けられ、
該電子タグは、前記測定対象点の属性情報と前記測定された肉厚測定データとの電子データの書込及び該書き込まれた前記電子データとの読出が可能である
ことを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理方法。 - 請求項1において、前記測定対象点が、前記配管内を流れる流体に偏流が生じる領域であることを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理方法。
- 請求項1又は2において、前記配管の測定対象点が、T継手部、絞り部及び曲り部の少なくとも1つであることを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理方法。
- 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記電子タグは、前記測定対象点の個別管理番号、公称肉厚データ及び測定位置座標の各区分の前記属性情報が書込まれていることを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理方法。
- 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記電子タグは、無線周波電子タグであることを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理方法。
- 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記タグに書込まれた前記肉厚測定データは、前記書込まれた前記属性情報と共に前記電子タグ内で一元管理することを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理方法。
- 請求項6において、前記書込まれた電子データをデータ呼び出し装置によって呼び出し、表示することを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理方法。
- 請求項4〜7のいずれかにおいて、前記属性情報を前記各区分毎に格納し、前記属性情報のデータ呼び山し時に前記格納された属性情報を前記各区分毎に呼び出すことを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理方法。
- 超音波発信器と、該発信器より発振された超音波を原子力発電プラント配管に伝達しその反射波を受信すると探触子とを有し、該受信した反射波に基づいて前記原子力発電プラント配管の肉厚を測定する原子力発電プラント配管の超音波肉厚測定装置からの情報を管理する肉厚測定データ管理装置において、
前記配管表面の所定の領域の軸方向と周方向とに対してそれぞれ一定の間隔で複数の測定対象点を有し、
該測定対象点近傍の各位置に同数の電子タグが貼付けられ、
該電子タグは、前記測定対象点の属性情報と前記測定された肉厚測定データとの電子データの書込及び該書き込まれた前記電子データとの読出が可能であり、
前記探触子は前記測定された肉厚測定データを前記電子タグに書込む書込手段を有することを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理装置。 - 請求項9において、前記探触子は、前記電子タグに書込まれた前記電子データを読出す読出手段を有することを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理装置。
- 請求項10において、前記書込手段及び読出手段は、無線周波によって行うことを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理装置。
- 請求項10又は11において、前記書込手段及び読出手段は、前記探触子の前記超音波の送受信側と異なる側に一体に設けられていることを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理装置。
- 請求項10〜12のいずれかにおいて、前記読出手段によって読出した前記電子データを表示する表示手段とを有することを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理装置。
- 請求項9〜13のいずれかにおいて、前記電子タグは、前記測定対象点の個別管理番号、公称肉厚データ、前記肉厚測定データ及び測定位置座標の前記属性情報が登録されていることを特徴とする原子力発電プラント配管の肉厚測定データ管理装置。
- 内部に液体の流路が形成される金属配管を有する原子力発電プラントにおいて、
前記流路によって減肉が生じる前記配管表面の所定の領域の軸方向と周方向とに対してそれぞれ一定の間隔で複数の測定対象点を有し、
該測定対象点近傍の各位置に同数の電子タグが貼付けられ、
該電子タグは前記測定対象点の属性情報と前記測定された肉厚測定データとの電子データの書込及び該書き込まれた前記電子データの読出が可能であることを特徴とする原子力発電プラント。 - 請求項15おいて、前記測定対象点が、前記流路に偏流が生じる領域であることを特徴とする原子力発電プラント。
- 請求項16おいて、前記偏流が生じる領域は、T型継手部、絞り部及び曲り部の少なくとも1つであることを特徴とする原子力発電プラント。
- 請求項15〜17のいずれかおいて、前記電子タグは、可撓性基板上に金属箔からなるアンテナと、該アンテナに搭載され電気的に接続された電子装置とを有し、該電子装置は無線周波によって前記測定対象点の前記電子データが書込まれ、該書き込まれた前記電子データの読出が可能であることを特徴とする原子力発電プラント。
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