JP2009506510A - 適応事前加熱部を備えた放電ランプのための前置回路 - Google Patents

適応事前加熱部を備えた放電ランプのための前置回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2009506510A
JP2009506510A JP2008528511A JP2008528511A JP2009506510A JP 2009506510 A JP2009506510 A JP 2009506510A JP 2008528511 A JP2008528511 A JP 2008528511A JP 2008528511 A JP2008528511 A JP 2008528511A JP 2009506510 A JP2009506510 A JP 2009506510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
electrodes
electrode
electronic pre
electronic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008528511A
Other languages
English (en)
Inventor
ブッセ オラフ
ヘックマン マルクス
レヒェラー ラインハルト
レヒナー アルフォンス
マイアー ジークフリート
ポリシャンスキー トーマス
ルドルフ ベルント
シェメル ベルンハルト
シュミットマン カイ
シュミット ハラルド
ジークムント トーマス
シュトルム アルヴェト
ヴェルニ ホルスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osram GmbH
Original Assignee
Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH filed Critical Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH
Publication of JP2009506510A publication Critical patent/JP2009506510A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/295Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps with preheating electrodes, e.g. for fluorescent lamps

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

本発明は、事前加熱可能な電極を有する放電ランプのための電子的な前置回路に関する。電子的な前置回路は測定装置(M)を有し、この測定装置(M)は事前加熱プロセス中に、接続されている放電ランプ(LA)の電極(E1,E2)のうちの少なくとも1つの電極の電極温度と相関するパラメータ(RW,UKL2)を反復的に測定する。さらに電子的な前置回路は制御装置(C)を有し、この制御装置(C)は電極温度と相関するパラメータ(RW,UKL2)の経過が単調でない場合には、測定に応答して放電を点弧する。さらに本発明の実施形態によれば、事前加熱プロセス中に制御装置(C)を用いて適切にこの事前加熱プロセスに介入することができる。

Description

技術分野
本発明は、放電ランプのための電子的な前置回路、より詳細には事前加熱可能な電極を有するその種の放電ランプのための電子的な前置回路に関する。
背景技術
放電ランプを作動させるための電子的な前置回路、また事前加熱可能な電極を有する放電ランプを作動させるために構成されている前置回路はそれ自体公知である。基本的に電子的な前置回路は所定の給電部、例えば回路網給電部から、放電ランプを作動させるために必要とされる特性を有する接続された放電ランプのための電力、殊に高周波交流電圧を形成する。
放電ランプの電極は放電が点弧されるまえに事前加熱されることが多い。このようにして電極の放射能力を改善することができ、また電極の寿命を延ばすことができる。典型的に事前加熱は0.4秒から約2秒以上続き、経過制御部において規定された事前加熱プログラムに従い行われる。
発明の開示
本発明の基礎とする課題は、事前加熱可能な電極を有する放電ランプのための改善された前置回路を提供することである。
本発明は、事前加熱可能な電極を有する放電ランプを作動させるための電子的な前置回路に関し、この前置回路は、事前加熱プロセス中に、接続されている放電ランプの電極のうちの少なくとも1つの電極の電極温度と相関するパラメータを反復的に測定するよう構成されている測定装置と、電極温度と相関するパラメータの経過が単調でない場合にはこの測定に応答して放電を点弧する制御装置とを有することを特徴とする。
本発明の有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
本発明は、接続されている放電ランプの電極における電圧が事前加熱プロセスの間にクリティカルな値を上回るが、横放電(Querentladung)を発生させることができる場合には、可能な限り大きい事前加熱電流ないし事前加熱電圧を使用することにより所望の短時間の事前加熱を達成できるという知識を基礎とする。
横放電は望ましいものではない。何故ならば、すなわち横放電により電極温度が再び低下するからである。温度が低い場合には電極の放射能力は低くなり、また過度に低い温度での放電の点弧は電極の摩耗を高める。
横放電を事前加熱プロセス中の電極のそのような温度低下から識別することができる。電極を介する温度の低下を電極温度と相関するパラメータの事前加熱時間内における単調ではない経過に基づき確認することができる。例えば、電極を介する横放電の際には電極の抵抗およびこの抵抗を介して降下する電圧も低下する。しかしながら電極を流れる電流は抵抗が比較的低いことに基づき増加する。この特性がどれ程厳格であるかは、加熱エネルギが電圧源特性または電流源特性を有しているか否かに依存する。実際には加熱エネルギの特性はこれらの極限値間にある。
本発明による電子的な前置回路は測定装置を有し、この測定装置は接続されている放電ランプの1つまたは2つの電極の温度を事前加熱プロセスの間に測定するよう構成されている。電極温度を測定するために、この電極温度に相関する任意の特性を測定することができる。適切なパラメータは従属請求項の範囲に記載されている。
さらには、本発明による電子的な前置回路は制御装置を有し、この制御装置は測定装置の測定に応答する。電極温度と相関するパラメータが単調ではない経過を有する場合、制御装置は放電の点弧を開始する。
事前加熱プロセス中に行われる測定の回数が増えれば増えるほど、電極温度の経過をより良好に追従することができ、またより確実に制御装置は介入することができる。しかしながら多数の測定はある程度手間が掛かること、すなわち電子機器を相応に設計しなければならないことを意味している。原理的には、僅かな測定点しか有していない横放電検出も考えられる。もっともそのように測定点が少なければ信頼性も低くなる。
本発明の実施形態においては、横放電の検出に使用される電極温度と相関するパラメータは電極のうちの1つを介する電圧である。横放電が生じると、該当する電極を介する電圧が所定量降下する。
他方では、電極温度と相関するパラメータとして電極抵抗を測定することも好ましい。事前加熱時間中の電極抵抗は事前加熱電圧および事前加熱電流から得られるので、容易に検出することができる。
電子的な前置回路が要求される電流源特性を有している場合には、横放電検出にとって電極のうちの1つを介する電圧を観察することは重要である。電子的な前置回路が特に電圧源である場合には、横放電検出は熱い抵抗と冷たい抵抗の商から得られ、この商は(付加的な)電流測定により検出される。
電極温度が予想よりも早く十分な値に達することも考えられる。事前加熱時間を最小にするために、例えば制御回路を介して点弧が行われるべきである。
測定すべきパラメータとして、目下の電極抵抗と冷たい抵抗の商が提供される。ここで電極の冷たい抵抗とは、抵抗の温度が標準室温(20℃)に相当する場合の電極の抵抗であると解される。目下の電極抵抗、すなわち熱い抵抗と冷たい抵抗の商はまさに電極抵抗自体と同じ様に電極の温度に近似的に比例する。しかしながら冷たい抵抗によって除算されるので、これに関して標準化されたパラメータが使用される。これは重要である。何故ならば、冷たい抵抗はランプ毎に全く異なる可能性があるが、事前加熱プロセス中の温度経過からは何も表されないからである。例えば制御装置は、測定装置によって測定された熱い抵抗と同様に測定装置によって測定された冷たい抵抗の商の検出を行うよう構成されている。
有利には、目下の電極抵抗と冷たい抵抗の商が事前加熱時間の間に4〜7の値に達すると放電が点弧される。有利には、4.5の下側の限界値以上において、またこれに依存せずに6の上側の限界値までに点弧される。
事前加熱プロセスのシーケンスへの制御回路の介入は、放電の予想より早い点弧としての上述のケースだけではなく、測定に応じた電子的な前置回路の動作パラメータの適合として有効である。何故ならば、本発明の上述の実施形態のように、放電が早期に開始される場合であっても、所定の事前加熱シーケンスの簡単な実施は、事前加熱プロセスの満足のいかない結果を生じさせる可能性があるからである。
電子的な前置回路がその都度常に同じタイプの放電ランプの動作のために設計されており、また使用される場合であっても、事前加熱プロセスはそれにもかかわらず各々の放電ランプにおいて異なる経過を示す可能性がある。事前加熱プロセスのランプ毎に異なる経過は製造公差、殊に事前加熱可能な電極の製造交差、または周囲温度差に起因する可能性がある。
制御装置は測定装置の測定値を電極温度と相関するパラメータの標準値と比較する。測定値が標準値から偏差する場合には、制御装置は電子的な前置回路の動作パラメータを変更することによって、事前加熱プロセスの後続の経過を適合させ、それにより後続の測定値の相応の標準値からの予期される偏差が小さくなる。この過程はすなわち閉ループ制御である。
事前加熱プロセスの間の電極温度の経過を適合させるために適している、電子的な前置回路の動作パラメータの例は、電極を流れる事前加熱電流、電極における事前加熱電圧、電子的な前置回路によって形成される高周波交流電圧の周波数、この高周波電圧のクロック比および直流電圧の大きさである。
電極温度と相関するパラメータの標準値を制御装置によって比較できるようにするために、この標準値を電子的な前置回路の記憶装置に記憶することができるか、電子回路、例えば閾値素子(比較器)を有する回路の形で固定的に接続されている回路に測定値が供給され、標準値からの偏差が存在するか否かについて閾値が判断される。その種の回路は同時に制御装置を実現することもできる。
制御装置による事前加熱プロセスの経過の標準値への適合に基づき、電子的な前置回路の有利な実施形態は異なるタイプのランプを使用する場合であっても高いフレキシビリティを有することができる。異なるタイプのランプが異なる電極を有している可能性があるにも拘わらず、制御回路によって効果的な事前加熱プロセスの達成を試みることができる。
事前加熱プロセスを標準事前加熱プロセスに上述のように適合させることにより横放電の検出が無駄になることはない。動作パラメータが何度も適合される場合であっても横放電を発生させることができる。殊に、予期される事前加熱時間の間に測定が僅かな回数しか実施されない場合に、電極パラメータが早期に十分な値に達することも考えられる。
事前加熱プロセス中に電極温度と相関するパラメータの経過に追従するために、このパラメータが少なくとも100ms毎に測定される。通常の事前加熱時間においては、事前加熱プロセス中にそのような複数回の測定が可能である。
電子的な前置回路が1つのタイプのランプとしか動作できないのではなく、複数の異なるタイプのランプと動作できるべき場合には、有利にはランプタイプ識別部を使用することができる。有利にはランプタイプが接続されている放電ランプの電極の冷たい抵抗を測定することにより規定される。本発明の有利な実施形態においては、異なるタイプのランプに関して適合された事前加熱パラメータ、例えば事前加熱時間、加熱電流および加熱電圧に関する標準値、また加熱電圧および加熱電流に関する最大値のセットをそれぞれ記憶するために記憶装置は構成されている。電子的な前置回路が冷たい抵抗に基づき接続されているランプのタイプを識別すると、制御装置はランプタイプに対応する標準値に応じて事前加熱プロセスを制御する。
回路網給電部の動作時にこの回路網給電部を一時的に停止させることもできる。電子的な前置回路には、回路網給電部の遮断が所定時間よりも短かったか否かを確認するための時間素子を設けることもできる。短かった場合には回路網給電部の遮断が終了した後に冷たい抵抗の測定は行われず、そうでない場合には行われる。
上記において説明した個々の特徴、また以下において説明する個々の特徴は装置のカテゴリに関するものであり、また詳細には説明していないが本発明に対応する方法にも関するものでもある。
本発明は基本的に、事前加熱可能な電極が設けられている放電ランプの作動方法にも関する。本方法は以下のステップを有する。放電ランプを接続するステップ、接続された放電ランプの電極のうちの少なくとも1つの電極の電極温度と相関するパラメータを事前加熱プロセス中に測定装置を用いて反復的に測定するステップ、電極温度と相関するパラメータの経過が単調でない場合に、測定に応答する制御装置によって放電を点弧するステップを有する。さらに本発明は、前記において、また後記においてこの方法に関して明示的に説明する構成にも関する。
図面の簡単な説明
以下では本発明を実施例に基づき詳細に説明する。本明細書において開示されている個々の特徴は異なる組合せであっても本発明の本質を成す。ここで、
図1は、本発明による電子的な前置回路のブロック回路図を示す。
図2は、電極温度と相関するパラメータの時間的な経過を示す。
図3は、電極温度と相関するパラメータおよび事前加熱プロセス中に適合される所属の加熱電流の時間的な経過を示す。
図4は、図2のヴァリエーションを示す。
図5は、図2の別のヴァリエーションを示す。
図6は、図2のさらに別のヴァリエーションを示す。
本発明の有利な実施形態
図1は、本発明による電子的な前置回路のブロック回路図を示す。
電子的な前置回路は回路網給電部N1およびN2から給電される。ジェネレータGは所定の回路網給電部N1,N2から、接続されている低圧放電ランプLAのための給電エネルギを形成する。ジェネレータGは供給された交流電圧を整流するための整流器、回路網給電部から可能な限り正弦波状の電流を取り出すための力率補正回路、中間回路コンデンサおよびハーフブリッジインバータを有し、中間回路コンデンサを介して、ハーフブリッジインバータの給電に必要とされる直流電圧が印加される。ハーフブリッジインバータは出力側A1と基準電位GNDないし中間回路電圧の他方の電位との間に高周波交流電圧を形成する。
第1の出力側A1と基準電位GNDとの間には、ランプコイルL、結合コンデンサCC、ランプ端子KL1A、低圧放電ランプLA、ランプ端子KL2Aおよび抵抗R1からなる直列回路が接続されている。ランプ端子KL1A、低圧放電ランプLAおよびランプ端子KL2Aからなる直列回路に並列に、ランプ端子KL1B、共振コンデンサCRおよびランプ端子KL2Bからなる直列回路が接続されている。ランプ端子KL1Aとランプ端子KL1Bとの間には電極E1が設けられており、またランプ端子KL2Aとランプ端子KL2Bとの間には電極E2が設けられている。
ランプ端子KL2Aと抵抗R1との間には接続ノードK1が設けられている。ジェネレータGの第2の出力側A2と接続ノードK1との間には制御装置Cおよび測定装置Mが接続されている。制御装置Cおよび測定装置Mはマイクロコントローラの一部であり、したがって共通の枠で示されている。制御装置Cも測定装置Mも基準電位GNDについての基準を有する。制御装置Cは制御線路SLを介してジェネレータGの動作パラメータ、ここでは加熱電流を調整することができる。測定装置MはノードK1を介して基準電位GNDに直列に接続されている。さらに測定装置Mはランプ端子KL2Bを介して共振コンデンサCRに直列に接続されている。共振コンデンサCRと測定装置Mとの間には接続ノードK2が設けられている。この接続ノードK2にランプ端子KL2Bが接続されている。
抵抗R1を介して降下する電圧はランプ端子KL2AとKL2Bとの間の電極E2を流れる電流に比例する。抵抗R1を介する電圧を測定装置Mにより検出することができる。ランプ端子KL2AとKL2Bとの間の電圧も測定装置Mにより検出することができる。
図2は、事前加熱プロセス中の低圧放電ランプLAの電極温度と相関するパラメータの典型的な経過を示す。この実施例において測定装置Mは事前加熱時間の間にランプ端子KL2AとKL2Bとの間の電極E2抵抗を10回測定する。事前加熱プロセスは時点t0に始まり時点t1に終了する。温度の上昇と共に電極の抵抗RWも高まり、事前加熱時間の終了時t1、ここでは0.5s後にその最大値に達する。事前加熱プロセスにより実質的な加熱が生じる前には、電極抵抗は値RK、つまり冷たい抵抗を有する。ここで電極温度と相関するパラメータとしてRWとRKの商が時間の関数として示されており、この商は事前加熱時間の終了時t1には値5に達し、これは約800℃の電極温度に対応する。
図3は熱い抵抗と冷たい抵抗の商の時間的な経過を示し、図3bは所属の加熱電流IE2、電極2を流れる加熱電流を示し、この加熱電流は事前加熱プロセスの間に適合される。制御装置Cには異なるタイプのランプに関して、事前加熱プロセスの経過において生じる、熱い抵抗と冷たい抵抗の商および加熱電流についての5つの標準値が記憶されている。事前加熱プロセスの開始前に測定装置Mは電極E2の冷たい抵抗を検出する。電極E2の冷たい抵抗RKに基づきランプタイプが検出され、検出されたランプタイプに対応する標準値が事前加熱プロセスのための制御装置Cに関する比較基準として選択される。図3aおよび3bにおける×印はそれぞれ制御装置に記憶されている標準値に対応する。図3aにおける実線は熱い抵抗と冷たい抵抗の商の実際の経過に対応し、図3bにおける実線は事前加熱時間中の加熱電流の実際の経過に対応する。図3aにおいては、熱い抵抗と冷たい抵抗の商が差し当たり十分に速くは増加せず、標準値に対応することが見て取れる。制御装置は適切に介入して加熱電流を高め、その結果熱い抵抗と冷たい抵抗の商は比較的大きい勾配を有することになる。加熱電流の変化は、熱い抵抗と冷たい抵抗の測定された商と所属の標準値との差に比例するよう選択されている。
図4は、2つの異なる事前加熱プロセスに関する事前加熱プロセス中の時間の関数としてのRWとRKの商を示す。第1の事前加熱プロセス(一点鎖線)においては図2に示されているような典型的な経過が見て取れる。事前加熱プロセスは時点t1において終了する。第2の事前加熱プロセス(実線)においては、商が事前加熱時間の予期される終了時点t1よりも前に値5に達する。もっとも商が値5に達したならば、電極は十分に熱いので放電が点弧される。
事前加熱プロセスの間に電極E2において横放電が生じると、差し当たり上昇した電極の温度が再び降下する。これは図5に示されており、目下の電極抵抗RWと冷たい抵抗RKの商が降下していることにも現われている。測定装置Mはt0からt1までの期間中に電極抵抗RWを10回測定する。この期間中に電極抵抗が差し当たり上昇し、その後降下すると、これは横放電の徴候である。つまり放電が点弧される。
図6には類似する経過が示されている。電極のうちの1つを介して横放電が生じると、電圧がこの電極を介して急激に降下する。電極E2を介する電圧UKL2が測定装置Mによって測定される。事前加熱プロセスの間に電圧UKL2が差し当たり上昇し、その後にこの電圧UKL2が降下すると、ここでもまた制御装置Cを介して放電が点弧される。
本発明による電子的な前置回路のブロック回路図を示す。 電極温度と相関するパラメータの時間的な経過を示す。 電極温度と相関するパラメータおよび事前加熱プロセス中に適合される所属の加熱電流の時間的な経過を示す。 図2のヴァリエーションを示す。 図2の別のヴァリエーションを示す。 図2のさらに別のヴァリエーションを示す。

Claims (10)

  1. 事前加熱可能な電極(E1,E2)を有する放電ランプを作動させるための電子的な前置回路において、
    事前加熱プロセス中に、接続されている放電ランプ(LA)の前記電極(E1,E2)のうちの少なくとも1つの電極の電極温度と相関するパラメータ(RW,UKL2)を反復的に測定するよう構成されている測定装置(M)と、
    電極温度と相関する前記パラメータ(RW,UKL2)の経過が単調でない場合には、前記測定に応答して放電を点弧する制御装置(C)とを有することを特徴とする、電子的な前置回路。
  2. 電極温度と相関する前記パラメータ(RW)は前記電極(E1,E2)のうちの1つの電極を介する電圧(UKL2)である、請求項1記載の電子的な前置回路。
  3. 電極温度と相関する前記パラメータ(RW,UKL2)は前記電極(E1,E2)のうちの1つの電極の抵抗(RW)である、請求項1記載の電子的な前置回路。
  4. 前記制御装置(C)は、前記電極(E1,E2)のうちの1つの電極の目下の熱い抵抗(RW)と最初の冷たい抵抗(RK)の商(RW/RK)を求める、請求項1から3までのいずれか1項記載の電子的な前置回路。
  5. 熱い抵抗(RW)と冷たい抵抗(RK)の前記商(RW/RK)が上側の限界値を上回ると放電を点弧する、請求項4記載の電子的な前置回路。
  6. 前記上側の限界値は4以上7以下である、請求項5記載の電子的な前置回路。
  7. 前記制御装置(C)は、前記事前加熱プロセス中に前記測定に応答して、前記電極温度を電子的な前置回路の動作パラメータの調整により適合させる、請求項1から6までのいずれか1項記載の電子的な前置回路。
  8. 前記測定装置(M)は、電極温度と相関する前記パラメータ(RW,UKL2)を少なくとも100ms毎に測定する、請求項1から7までのいずれか1項記載の電子的な前置回路。
  9. 記憶装置(C)を有し、該記憶装置(C)には異なるランプタイプに関して、電極温度と相関する前記パラメータ(RW,UKL2)の標準値がそれぞれ記憶されており、
    且つ前記測定装置(M)は、
    電子的な前置回路のスイッチオン後且つ前記電極(E1,E2)の前記事前加熱プロセスの開始前に、該電極(E1,E2)のうちの1つの電極の冷たい抵抗(RK)を検出し、
    前記電極(E1,E2)のうちの1つの電極の前記冷たい抵抗(RK)に基づき前記ランプタイプを検出し、
    検出されたランプタイプに対応する標準値を前記事前加熱プロセスのための前記制御装置(C)に関する比較基準として選択する、請求項1から8のうちのいずれか1項、少なくとも請求項7記載の電子的な前置回路。
  10. 低圧放電ランプ(LA)を作動させる、請求項1から9までのいずれか1項記載の電子的な電子回路。
JP2008528511A 2005-08-31 2006-08-30 適応事前加熱部を備えた放電ランプのための前置回路 Pending JP2009506510A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE200520013753 DE202005013753U1 (de) 2005-08-31 2005-08-31 Vorschaltgerät für eine Entladungslampe mit adaptiver Vorheizung
PCT/EP2006/065811 WO2007025983A1 (de) 2005-08-31 2006-08-30 Vorschaltgerät für eine entladungslampe mit adaptiver vorheizung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009506510A true JP2009506510A (ja) 2009-02-12

Family

ID=35433670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008528511A Pending JP2009506510A (ja) 2005-08-31 2006-08-30 適応事前加熱部を備えた放電ランプのための前置回路

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1920643B1 (ja)
JP (1) JP2009506510A (ja)
CN (1) CN101253817A (ja)
DE (2) DE202005013753U1 (ja)
WO (1) WO2007025983A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101496453A (zh) * 2006-07-31 2009-07-29 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于加热放电灯电极的方法和电路
US7560867B2 (en) * 2006-10-17 2009-07-14 Access Business Group International, Llc Starter for a gas discharge light source
DE102008012452A1 (de) * 2008-03-04 2009-09-10 Tridonicatco Gmbh & Co. Kg Schaltung zum Beheizen und Überwachen der Heizwendeln mindestens einer mit einem elektronischen Vorschaltgerät betriebenen Gasentladungslampe auf Wendelbruch

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266894A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Toshiba Lighting & Technol Corp 低圧水銀蒸気放電灯の点灯方法およびその装置
JPH10340791A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Tec Corp 放電灯点灯装置
JP2003168582A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59209173D1 (de) * 1992-10-28 1998-03-05 Knobel Lichttech Verfahren und Schaltungsanordnung zum Zünden von Leuchtstofflampen bei vorbestimmter Temperatur der Lampenkathoden
US5424611A (en) * 1993-12-22 1995-06-13 At&T Corp. Method for pre-heating a gas-discharge lamp
US6140772A (en) * 1999-07-26 2000-10-31 Rockwell Collins, Inc. Method and apparatus for control of fluorescent lamps
DE19956391A1 (de) * 1999-11-24 2001-05-31 Nobile Ag Verfahren und Vorschaltgerät zum Starten und Betreiben einer Leuchtstofflampe

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266894A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Toshiba Lighting & Technol Corp 低圧水銀蒸気放電灯の点灯方法およびその装置
JPH10340791A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Tec Corp 放電灯点灯装置
JP2003168582A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101253817A (zh) 2008-08-27
EP1920643A1 (de) 2008-05-14
DE202005013753U1 (de) 2005-11-17
EP1920643B1 (de) 2009-08-19
DE502006004609D1 (de) 2009-10-01
WO2007025983A1 (de) 2007-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4723646B2 (ja) 適合化予熱部を有する放電灯用の電子点灯装置
JP4652002B2 (ja) 低圧放電ランプの点灯方法
US6359387B1 (en) Gas-discharge lamp type recognition based on built-in lamp electrical properties
AU761194B2 (en) Electronic ballast for at least one low-pressure discharge lamp
US7589472B2 (en) Electronic ballast with lamp type determination
US7098605B2 (en) Full digital dimming ballast for a fluorescent lamp
JP2006513555A (ja) 閃光抑制回路付き減光安定化制御ic
JP2009506510A (ja) 適応事前加熱部を備えた放電ランプのための前置回路
US8129920B2 (en) Discharge lamp ballast and fixture with controlled preheating
KR20120088771A (ko) 고휘도 방전램프의 제어방법 및 고휘도 방전램프의 전력공급 시스템
US20100001649A1 (en) Electronic Ballast with Lamp End of Life Detection and Protection Circuits
CN102027809B (zh) 照明系统和检测要由电子镇流器操作的至少两个气体放电灯是否属于相同类型的方法
JP2000340370A (ja) 電気ランプ用駆動装置の少なくとも1つの動作パラメータの調整方法
CN101816219B (zh) 确定气体放电灯的工作参数的方法及相应的镇流器
JP6138789B2 (ja) ガス放電ランプのための電源回路
JP4915643B2 (ja) ガス放電ランプの駆動装置および駆動方法
JP4988931B2 (ja) 電子安定器および少なくとも1つの第1および第2の放電ランプの作動方法
CN102474967A (zh) 用于启动放电灯的方法以及用于运行该放电灯的电路布置
CN201039563Y (zh) 基于自激式电子镇流器的荧光灯预热启动电路
JP2010009792A (ja) 照明システムおよび照明器具
US20140175980A1 (en) System and method for improved rapid cycling performance of instant start fluorescent lamps

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100811

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101109

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101112

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101116

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101119

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101227

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110316