JP2009506124A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. 動物における血清コレステロールレベルまたは血清トリグリセリドレベルを低下させるのに用いるかあるいは血清コレステロールレベルまたは血清トリグリセリドレベルの上昇を阻害するのに用いる、ｍｉＲ−１２２ａ核酸に対し少なくとも９０％の配列相補性からなるところの、アンチセンス化合物。
2. 動物における血清コレステロールレベルまたは血清トリグリセリドレベルを低下させるのに用いるためのあるいは血清コレステロールレベルまたは血清トリグリセリドレベルの上昇を阻害するのに用いるための、医薬の調製のためのｍｉＲ−１２２核酸に対し少なくとも９０％の配列相補性からなるところの、アンチセンス化合物の使用。
3. 血清コレステロールがＬＤＬ−コレステロールであるところの、請求項１記載の化合物または請求項２記載の使用。
4. 血清コレステロールが血清総コレステロールであるところの、請求項１記載の化合物または請求項２記載の使用。
5. 代謝性疾患または心血管疾患の治療に用いる、ｍｉＲ−１２２ａ核酸に対し少なくとも９０％の配列相補性からなるところの、アンチセンス化合物。
6. 代謝性疾患または心血管疾患を治療するための医薬の調製におけるｍｉＲ−１２２ａ核酸に対し少なくとも９０％の配列相補性からなるところの、アンチセンス化合物の使用。
7. 疾患が、糖尿病、肥満、脂質異常症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、または高脂肪酸血症であるところの、請求項５記載のアンチセンス化合物または請求項６記載の使用。
8. アンチセンス化合物が、１５〜３０ヌクレオシド長であるか、アンチセンス化合物が、１７−２５ヌクレオシド長であるか、またはアンチセンス化合物が、２１〜２３ヌクレオチド長であるところの、請求項１〜７のいずれか一項記載のアンチセンス化合物または使用。
9. アンチセンス化合物が、ｍｉＲ−１２２ａ標的核酸と完全に相補的であるところの、請求項８記載のアンチセンス化合物または使用。
10. アンチセンス化合物が、複数の２’−糖修飾ヌクレオシドを含むところの、請求項８または９記載のアンチセンス化合物または使用。
11. アンチセンス化合物が、少なくとも１個の二環式糖修飾ヌクレオシドをさらに含むところの、請求項８〜１０のいずれか一項記載のアンチセンス化合物または使用。
12. アンチセンス化合物が、配列番号：１記載の核酸塩基配列を含むところの、請求項８〜１１のいずれか一項記載のアンチセンス化合物または使用。
13. アンチセンス化合物が、配列番号：１記載の核酸塩基配列からなるか、または配列番号：２記載の核酸塩基配列からなるところの、請求項８〜１２のいずれか一項記載のアンチセンス化合物または使用。
14. アンチセンス化合物が、２’−ＭＯＥ糖修飾ヌクレオシドを均一に含むところの、請求項８〜１３のいずれか一項記載のアンチセンス化合物または使用。
15. アンチセンス化合物が、少なくとも１つのホスホロチオエート・ヌクレオシド内結合を含むところの、請求項８〜１４のいずれか一項記載のアンチセンス化合物または使用。
16. アンチセンス化合物が、少なくとも１個の５−メチルシトシンを含むところの、請求項８〜１５のいずれか一項記載のアンチセンス化合物または使用。
17. 各ヌクレオシドが、２’−Ｏ−メトキシエチルヌクレオシドであり、各結合が、ホスホロチオエート結合であり、各シトシンが５−メチルシトシンであるところの、請求項１２または１３に記載のアンチセンス化合物または使用。
18. ｍｉＲ−１２２ａ核酸が成熟ｍｉＲ−１２２ａであるところの、前記請求項のいずれか一項記載のアンチセンス化合物または使用。