JP2009502998A - 非−アルファ化デンプンおよび脂肪酸を含む、リンスオフ皮膚用組成物 - Google Patents
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Abstract
本発明は、(a)非−予備−糊化していないデンプンおよび(b)脂肪酸とを含み、亢進した特性を付与する構造化系を含むリンスオフ濡れた皮膚用の組成物を提供する。該脂肪酸は、製剤の調製中に水性相へ添加される必要もある。
Description
本発明は、皮膚へ望ましい特性を付与し、皮膚の健康を維持し、および環境ストレスから皮膚を保護するために、入浴中に使用するために考案された、濡れた皮膚用トリートメント組成物に関する。これらの濡れた皮膚用組成物は、(一般的に、洗浄組成物が使用された後に適用される)皮膚軟化剤/コンディショナーを提供し、使用後に身体から洗い流せるよう考案された、界面活性剤を、ほとんどまたは一切使用しない組成物である。
リンスオフ皮膚用コンディショナーは、本分野で一般的に公知である(starchに対する米国特許第5,578,299号;Starchに対する米国特許第5,888,492号)。
このような組成物は一般的に、高レベルの皮膚軟化剤および低レベルの界面活性剤を有することを特徴とする。一般に、処方物は、洗浄後に、シャワー中に適用し、水で洗い流して油/皮膚軟化剤を沈着させる。最も多く存在する処方は、沈着させるために高い皮膚軟化剤レベル(例、組成物の25重量%超)に依存している。合成ポリマー(例、カルボポール(登録商標)等の架橋したアクリル酸塩/メタクリル酸塩ポリマー、セルロース)が、安定性を得、および/または粘性を高めるために通常使用される。
出願人はここに、このような界面活性剤の少ないリンスオフコンディショナーにおける、脂肪酸と組み合わせた、特定の非−予備−糊化デンプンの使用が、全て良好な審美性を維持しながら沈着を改善し、また組成物を構造化して、良好な沈着、粘性および安定性を達成するのに役立つことを見出した。
Deckner et al.に対する米国特許第6,699,488号は、すすぎ可能な皮膚用コンディショニング組成物を開示しているが、本発明の非−予備−糊化デンプン、脂肪酸構造化系を教示または示唆していない。
同様に、P&Gに対するWO/03066016およびClapp et al.に対する米国特許出願公開第2004/0223992号は、濡れた皮膚用トリートメントまたはリンスオフコンディショニング組成物を開示しているが、本発明の構造化系を教示または開示していない。
Aronson et al.に対する米国特許第6,716,440号およびAronson et al.に対する米国特許第6,645,511号も、濡れた皮膚用組成物を開示しているが、これらもまた本発明の構造化系を教示または開示していない。
出願人に同時係属する、現時点で許可された、Tsaurに対する米国特許出願第10/849,100号、現時点でTsaurに対する米国特許第6,903,057号である米国特許出願第10/849,627号において、前記出願人は、非−予備−糊化デンプンを含む組成物を開示し、それは脂肪酸を含み得る。しかしながら、これらの組成物は、界面活性剤(例、2%超)を必要とする洗浄用組成物である。これらの出願における全ての例は、界面活性剤のかなりより多くの量を含有する。本発明の組成物は、4重量%未満、好ましくは3重量%未満、より好ましくは2重量%未満、より好ましくは1.9重量%以下の界面活性剤を含む。更により好ましくは、1.5重量%以下、より好ましくは1重量%以下の界面活性剤が使用される。更に、本発明の組成物は、(例えば、少量の界面活性剤/多量の油処方のために)泡がはるかに少ない。
Mullerに対する米国特許第6,248,338号は、予備−糊化した架橋した特別なデンプンを開示する。本発明のデンプンは(「修飾されて」いようとなかろうと)、予備糊化される必要はなく、好ましくは予備−糊化されない。Mullerは、最大70%(6欄、7行目)の界面活性剤のレベルおよびpH範囲の広範囲な組成物(2.5から12の間のpH)も開示している。
本発明は、修飾されたデンプン、脂肪酸構造化系を有する、界面活性剤が少なくリンスオフ特別なコンディショナー組成物に関する。本発明の組成物は好ましくは、予備−糊化デンプンを使用し、約5.5から7.5、好ましくは6.0から7.0のpHを有し、4%未満の界面活性剤レベルを有し、泡値が低く、皮膚軟化剤レベルが10から30重量%である。
より具体的には、ある実施形態において、本発明のリンスオフ、濡れた皮膚用組成物は、
(1)0から4重量%、好ましくは0.5から1.9重量%の界面活性剤;
(2)5から50重量%、好ましくは10から40重量%の油/皮膚軟化剤または2つ以上の油/皮膚軟化剤の混合物;
(3)(2)の油/皮膚軟化剤以外の補助的な利点のある薬剤(例、皮膚に利点のある薬剤である感覚修飾剤)の0から30%;
(4)
(a)0.5から10重量%のあらかじめ糊化していないデンプン;および
(b)皮膚軟化剤/油相よりもむしろ調製中に水相へ添加される0.5から8重量%の脂肪酸、を含む前記油/補助的に利点のある薬剤のための構造化系;および
(5)水(バランス)
を含む。
(1)0から4重量%、好ましくは0.5から1.9重量%の界面活性剤;
(2)5から50重量%、好ましくは10から40重量%の油/皮膚軟化剤または2つ以上の油/皮膚軟化剤の混合物;
(3)(2)の油/皮膚軟化剤以外の補助的な利点のある薬剤(例、皮膚に利点のある薬剤である感覚修飾剤)の0から30%;
(4)
(a)0.5から10重量%のあらかじめ糊化していないデンプン;および
(b)皮膚軟化剤/油相よりもむしろ調製中に水相へ添加される0.5から8重量%の脂肪酸、を含む前記油/補助的に利点のある薬剤のための構造化系;および
(5)水(バランス)
を含む。
これらおよび他の態様、特徴ならびに利点は、以下に詳述される記述および上述の請求項を読み取ることから、当業者に明白になるであろう。疑いを回避するため、本発明のある態様の特徴は全て、本発明のその他の態様において利用され得る。以下で本明細書に付与される実施例は、本発明を明確にするために企図され、本発明をそれらの実施例そのものに限定するために企図されるものではない。
実験例以外において、または別段の記載がある場合、本明細書で使用される成分または反応条件の量を表す全ての数は、全ての場合において「約」という語によって修飾されるものとして理解されるべきである。同様に、全ての%は、別段の記載がなければ、組成物全体の重量/重量%である。形式「xからyまで」において表される数の範囲は、xおよびyを含むものと理解される。具体的な特徴に関して、形式「xからyまで」において複数の好ましい範囲が記載されるとき、異別の端点を組み合わせる全ての範囲も考えられていることと理解される。
「を含む」という語が、本明細書または請求項において使用される場合、具体的に列挙されていないいかなる用語、段階または特徴を排除するよう企図されるものではない。全ての温度は、別段の記載がなければ、摂氏度(℃)である。全ての測定結果は、別段の記載がなければ、SI単位である。引用される文書は全て、関連部分において、参照により本明細書に組み入れられる。
本発明は、付記される図に関して、例証としてのみ記載される。
図1は、20℃で4週間後に脂肪酸が水相へ添加される(相分離しない)ときと、皮膚軟化剤相中に添加される(分離する)ときとの比較した差異を示す模式図である。
図2は、構造化のために脂肪酸を使用する場合と脂肪酸を使用しない場合(例、構造化されておらず、生成物が拡大する)との差異を示す模式図および形状の両者である。
本発明は、脂肪酸と組み合わせた特定のデンプンの使用(例、デンプン、脂肪酸構造化系)が、組成物を構造化することがわかり、それにより良好な油/皮膚軟化剤沈着、粘性の増大および安定性の増大を達成する、界面活性剤の少ない、リンスオフコンディショナー組成物に関する。該脂肪酸が、調製中に、皮膚軟化剤相よりもむしろ水性相へ添加されるべきであることも、本発明には絶対不可欠である。
本発明の組成物は、皮膚への局所適用のために企図される剤形における液体または半液体、クリームまたはムースの組成物である。本発明の組成物および方法を明確にする目的のために考えられる製品形態は、一般にすすぎ可能な配合物であり、それの意味するところは、その配合物が、皮膚へ局所的に適用され、引き続き(すなわち数分以内)に、水ですすぎ流されるか、またはそれに代わるものとして、その製品が、基質または他の適した除去手段を使用して拭き取られることである。しかしながら、本発明の組成物が、本発明の精神から逸脱せずに、残留するローションとして使用され得ることは同様に考えられる。
本発明の要素の全てを、以後詳細に記載する。
本発明の組成物は、(1)油/皮膚軟化剤、(2)非−予備−糊化デンプンおよび脂肪酸とを含む構造化系、および(3)水を含む。その組成物は、最大4重量%の界面活性剤(しかし、それは存在しないかもしれない)、好ましくは3重量%未満、より好ましくは2重量%未満、より好ましくは1.9%重量以下、更により好ましくは1.5%重量以下、更により好ましくは1重量%以下を含む。組成物は、他の皮膚効果剤および既存の化粧用またはスキンケア用成分も場合により含み得る。
本発明の油/皮膚軟化剤は、組成物の5から50重量%、好ましくは10から40重量%を含む、皮膚と相性のよい油である。
皮膚と相性のよい油は、本明細書において、入浴が実施される温度で液体であり、化粧品中で使用するのが安全であると考えられる油として定義され、前記油は、皮膚に対して不活性であるかまたは実際に利点があるかのいずれかである。皮膚と相性のよい、本発明のための最も有用な油は、エステル油、炭化水素油、およびシリコーン油を含む。
エステル油は名称どおり、分子中に少なくとも1つのエステル基を有する。本発明において有用な通常のエステル油の第一の種類は、オクタン酸セチル、イソナノン酸オクチル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、アジピン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸デシル、イソステアリン酸コレステロール、モノステアリン酸グリセロール、ジステアリン酸グリセロール、トリステアリン酸グリセロール、乳酸アルキル、クエン酸アルキルおよび酒石酸アルキル等の脂肪酸モノおよびポリエステル、ショ糖エステル、ソルビトールエステル等である。
有用なエステル油の第二の種類は、トリグリセリドおよび修飾されたトリグリセリドから主として構成される。これらは、ホホバ油、大豆油、キャノーラ油、ヒマワリ油、サフラワー油、米ぬか油、アボカド油、アーモンド油、オリーブ油、ゴマ油、杏仁油、ヒマシ油、ココナッツ油等の植物油およびミンク油を含む。合成トリグリセリドも、それが室温で液体である場合、採用できる。修飾されたトリグリセリドは、それが液体である場合、エトキシ化したおよびマレイン酸化したトリグリセリド誘導体等の物質を含む。FinetexによってFinsolv(登録商標)として販売されるものなどの専売特許のエステル配合物も、エチルヘキサン酸グリセリドのように適している。
エステル油の第三の種類は、ジカルボン酸およびジオールの反応から形成される液体ポリエステルである。本発明に適したポリエステルの例は、PURESYN ESTER(登録商標)の商標名のもとで、ExxonMobilによって市販されているポリエステルである。
本発明に適した皮膚と相性のよい油の第二のクラスは、液状炭化水素である。液状炭化水素は、液体パラフィン、スクワレン、スクワラン、ミネラルオイル等の直鎖および分岐鎖油、PureSyn PAO(登録商標)の商標名のもとでExxonMobilによって市販されるポリアルファオレフィンおよびPANALANE(登録商標)またはINDOPOL(登録商標)の商標名のもとのポリブテン等の低粘性合成炭化水素を含む。軽く(低粘性)高度に分岐した炭化水素油も適している。
ワセリンは、独特な炭化水素材料であり、本発明の有用な成分である。ワセリンは、室温で液体画分から部分的にのみ構成されるため、それ自体が油として存在し得るか、または替わりに、皮膚と相性のよい他の油と混合するとき「構造体(structurant)」として機能し得る。
皮膚と相性のよい有用な油の第三のクラスは、シリコーンベースである。それらの油は、直鎖および環状ポリジメチルシロキサン、有機官能基シリコーン(アルキルおよびアルキルアリール)、およびアミノシリコーンを含む。
本発明は、多様な補助効果剤を場合により含有できる。これらの補助効果剤は、機能性皮膚効果剤、感覚修飾剤、および精油等の種々の成分、および保存料であり得る。
具体的に、該組成物は、このような補助剤の0から30重量%、好ましくは5から25重量%を含み得る。
適した機能性皮膚効果剤は、幾つかの方法において、皮膚の状態を改善するよう機能し、次のものを含む。
a)グリセロール、ソルビトール、グリコール、ポリオール、尿素およびそれらの混合物等の、皮膚において水を保持するのに使用される湿潤剤;
b)コレステロール、コレステロールエステル、セラミドおよび擬似セラミド等の、角質層の遮蔽脂質を強化および補給するのに有用な脂質遮蔽修復剤;
c)天然および合成ワックスならびにポリエチレン等の、角質層中に水を保持するのに使用される付加的な密封剤;
d)ビタミンA、B、およびEならびにビタミンCアルキルエステルを含むビタミンアルキルエステル等の、皮膚を強化するのに使用されるビタミン;
e)αおよびβヒドロキシ酸、レチノール、およびレチノールエステル等の、細胞の代謝回転を発展および刺激するのに使用される抗加齢剤;
f)メトキシ桂皮酸オクチル(Parsol MCX)およびブチルメトキシベンゾイルメタン(Parsol 1789)、超微細なTiO2、ZnOおよびそれらの混合物等の、太陽の有害な紫外線を遮断する日焼け止め;
g)ナイアシンアミド等の、皮膚上の明るさを増すのに使用される、皮膚を明るくする薬剤;
h)2−ヒドロキシ−4,2’,4’−トリクロロジフェニルエーテル(TriclosanまたはErgasan DP300)および3,4,4’−トリクロロカルバニリド(TCC)等の抗菌剤;
i)パルミチン酸アスコルビル、酢酸ビタミンE、ブチル化ヒドロキシアニソール、および2,6−ジ−tert−ブチルパラ−クレゾール等の、光損傷および過剰の酸化による成熟前損傷を低下させるのに使用される抗酸化剤;
j)N,N−ジメチ−m−トルアミド、3−(N−ブチル−ナセチル)−アミノプロピオン酸、エチルエステルおよびイソシンコメロン酸ジプロピル等の昆虫忌避剤;および
上述の成分のいずれかの混合物。
a)グリセロール、ソルビトール、グリコール、ポリオール、尿素およびそれらの混合物等の、皮膚において水を保持するのに使用される湿潤剤;
b)コレステロール、コレステロールエステル、セラミドおよび擬似セラミド等の、角質層の遮蔽脂質を強化および補給するのに有用な脂質遮蔽修復剤;
c)天然および合成ワックスならびにポリエチレン等の、角質層中に水を保持するのに使用される付加的な密封剤;
d)ビタミンA、B、およびEならびにビタミンCアルキルエステルを含むビタミンアルキルエステル等の、皮膚を強化するのに使用されるビタミン;
e)αおよびβヒドロキシ酸、レチノール、およびレチノールエステル等の、細胞の代謝回転を発展および刺激するのに使用される抗加齢剤;
f)メトキシ桂皮酸オクチル(Parsol MCX)およびブチルメトキシベンゾイルメタン(Parsol 1789)、超微細なTiO2、ZnOおよびそれらの混合物等の、太陽の有害な紫外線を遮断する日焼け止め;
g)ナイアシンアミド等の、皮膚上の明るさを増すのに使用される、皮膚を明るくする薬剤;
h)2−ヒドロキシ−4,2’,4’−トリクロロジフェニルエーテル(TriclosanまたはErgasan DP300)および3,4,4’−トリクロロカルバニリド(TCC)等の抗菌剤;
i)パルミチン酸アスコルビル、酢酸ビタミンE、ブチル化ヒドロキシアニソール、および2,6−ジ−tert−ブチルパラ−クレゾール等の、光損傷および過剰の酸化による成熟前損傷を低下させるのに使用される抗酸化剤;
j)N,N−ジメチ−m−トルアミド、3−(N−ブチル−ナセチル)−アミノプロピオン酸、エチルエステルおよびイソシンコメロン酸ジプロピル等の昆虫忌避剤;および
上述の成分のいずれかの混合物。
感覚修飾剤材料は、配合物の審美的特性を改善し、それを水性相中へ添加する前に構造化油相と混合できるか、または水性相へ添加して溶液もしくは分散液を形成できる。適した感覚修飾剤は、以下を含む。
a’)シリコーン樹脂、カルナバ、鯨蝋、蜜蝋、ラノリンおよびそれらの誘導体等の天然および合成ワックス、高級脂肪酸およびアルコールを含む、皮膚へ擦り込んだ後に該組成物の感触を高めるのに使用される皮膚軟化油および皮膚軟化ワックス;
b’)該組成物によって提供される、濡れたおよび乾いた皮膚の感触を変化できる皮膚用コンディショニングポリマー。このようなポリマーは、酸化ポリエチレン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の非イオン性ポリマー、ポリアスパラギン酸塩、ポリマレイン酸塩およびスルホン酸塩等の陰イオン性ポリマー、陽イオン性ポリマーおよびそれらの混合物を含む。適した陽イオン性ポリマーは、グア塩化ヒドロキシプロピルトリモニウム、クオタニウム−19、−23、−40、−57、ポリ(塩化ジメチルジアリルアンモニウム)、ポリ(塩化ジメチルブテニルアンモニウム)−、w−ビス(塩化トリエタノールアンモニウム)、ポリ(塩化ジプロピルジアリルアンモニウム)、ポリ(塩化メチルβプロパニオジアリルアンモニウム)、ポリ(塩化ジアリルピペリジニウム)、ポリ(塩化ビニルピリジニウム)、四級化されたポリ(ビニルアルコール)、四級化されたポリ(ジメチルアミノエチルメタクリル酸塩)、ならびにポリブテン、ポリイソブテン、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリαオレフィンおよびポリエステル等;およびそれらの混合物;の、濡れた皮膚の感触を修飾するのに特に有用な水不溶性ポリマー
c’)使用中の香料および長期持続香料を皮膚に付与するのに使用される香水;
d’)アルキルベタイン、非イオン性界面活性剤、シリコーン界面活性剤および高分子量酸化ポリエテン等の、濡れた皮膚用のトリートメント組成物が身体上に簡単におよび均一に広がるのを助け、抵抗を低下させるのに使用される(湿潤剤とも呼ばれる)分配剤;
e’)加工中に特に有用な界面を低下できる乳化剤および分散剤。幾つかの例示的な材料は、アルキルグリコシド、他の非イオン性、陽イオン性、および双性イオン性界面活性剤を含む。
f’)メンソールおよびその誘導体等の、涼しい心地よい感覚を提供するのに使用される化学感覚剤、および本分野で周知の精油;および
g’)滑石、TiO2、シリカまたは雲母等の、皮膚の触知的または視覚的のいずれかの様相に影響を及ぼす上で効果的な化粧品等級の固体粒子;視覚的効果には、Timiron(登録商標)MP色素またはTimiron(登録商標)Splendid干渉色素等のカラー化粧品等級の色素が特に有用である。
a’)シリコーン樹脂、カルナバ、鯨蝋、蜜蝋、ラノリンおよびそれらの誘導体等の天然および合成ワックス、高級脂肪酸およびアルコールを含む、皮膚へ擦り込んだ後に該組成物の感触を高めるのに使用される皮膚軟化油および皮膚軟化ワックス;
b’)該組成物によって提供される、濡れたおよび乾いた皮膚の感触を変化できる皮膚用コンディショニングポリマー。このようなポリマーは、酸化ポリエチレン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の非イオン性ポリマー、ポリアスパラギン酸塩、ポリマレイン酸塩およびスルホン酸塩等の陰イオン性ポリマー、陽イオン性ポリマーおよびそれらの混合物を含む。適した陽イオン性ポリマーは、グア塩化ヒドロキシプロピルトリモニウム、クオタニウム−19、−23、−40、−57、ポリ(塩化ジメチルジアリルアンモニウム)、ポリ(塩化ジメチルブテニルアンモニウム)−、w−ビス(塩化トリエタノールアンモニウム)、ポリ(塩化ジプロピルジアリルアンモニウム)、ポリ(塩化メチルβプロパニオジアリルアンモニウム)、ポリ(塩化ジアリルピペリジニウム)、ポリ(塩化ビニルピリジニウム)、四級化されたポリ(ビニルアルコール)、四級化されたポリ(ジメチルアミノエチルメタクリル酸塩)、ならびにポリブテン、ポリイソブテン、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリαオレフィンおよびポリエステル等;およびそれらの混合物;の、濡れた皮膚の感触を修飾するのに特に有用な水不溶性ポリマー
c’)使用中の香料および長期持続香料を皮膚に付与するのに使用される香水;
d’)アルキルベタイン、非イオン性界面活性剤、シリコーン界面活性剤および高分子量酸化ポリエテン等の、濡れた皮膚用のトリートメント組成物が身体上に簡単におよび均一に広がるのを助け、抵抗を低下させるのに使用される(湿潤剤とも呼ばれる)分配剤;
e’)加工中に特に有用な界面を低下できる乳化剤および分散剤。幾つかの例示的な材料は、アルキルグリコシド、他の非イオン性、陽イオン性、および双性イオン性界面活性剤を含む。
f’)メンソールおよびその誘導体等の、涼しい心地よい感覚を提供するのに使用される化学感覚剤、および本分野で周知の精油;および
g’)滑石、TiO2、シリカまたは雲母等の、皮膚の触知的または視覚的のいずれかの様相に影響を及ぼす上で効果的な化粧品等級の固体粒子;視覚的効果には、Timiron(登録商標)MP色素またはTimiron(登録商標)Splendid干渉色素等のカラー化粧品等級の色素が特に有用である。
g’の感覚修飾剤は実際、構造化油相中へ組み込まれる分散液の一部である。
本発明の組成物は、ジャスミン油、樟脳油、ヌマヒノキ油、苦橙皮油、りゅう(ryu)油、テレピン油、桂皮油、ベルガモット油、温州みかん油、ショウブ油、マツ油、ラベンダー油、月桂樹油、クローブ油、ヒバ油、ユーカリ油、レモン油、スターフラワー(starflower)油、タイム油、ペパーミント油、バラ油、セージ油、メントール油、シネオール油、オイゲノール油、シトラール油、シトロネラ油、竜脳油、リナロオール油、ゲラニオール油、月見草油、チモール油、スピラントール油、ピネン油、リモネン油およびテルペノイド油等の多様な精油を含む、種々の薬剤も含有できる。
物質の更に有用なクラスは、保存料、キレート剤および抗酸化剤である。これらの材料は、トリグリセリドエステル油が採用されるとき、特に重要である。本組成物のための適した保存料は、ジメチロルジメチルヒダントイン(Glydant XL1000)、パラベン、ソルビン酸等を含む。適したキレート剤は、商標名VERSENE(登録商標)100XLのもとで市販のエチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム(EDTA)、および商標名Dequest(登録商標)2010のもとで市販のヒドロキシエチリデンジホスホン酸または混合物0.01から1%、好ましくは0.01から0.05%の量でのものを含む。抗酸化剤の例は、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)である。キレート剤は、Ca/Mgを含む金属イオンおよび遷移金属を結合する上で有用である。
また、他の有用な剤は、エタノール等の有機溶媒、補助的な増粘剤、着色料、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、TiO2、EGMS(モノステアリン酸エチレングリコール)またはLytron(登録商標)621(スチレン/アクリル酸塩共重合体)等の乳白剤および真珠様光沢剤(pearlizer)を含む。それらの全ては製品の外観および化粧品の特性を増強するのに有用である。
好ましい補助剤は、皮膚効果剤、特にグリセロール、ソルビトール、グリコール等の湿潤剤である。好ましくは、これらは、組成物の5から25%、好ましくは10から25%の量で使用される。
もちろん、補助的な成分は、補助的な利点のある薬剤の成分の混合物として存在し得る。
本発明の組成物は、非−予備−糊化デンプンの0.5から10重量%、好ましくは1から10重量%および、脂肪酸の0.5から8重量%、好ましくは1から8重量%とを含む脂肪酸/デンプン構造化系を更に含まなければならない。
本発明の非−アルファ化デンプンは、トウモロコシ、モチトウモロコシ、タピオカ、ジャガイモ、コムギまたはコメ等の植物由来の高分子量多糖類である。植物は、デンプンを合成し、植物の源によって1から100μmの範囲の大きさのデンプン顆粒と呼ばれる小さな個別の粒子中にそのデンプンを蓄積する。修飾されていないデンプン顆粒は、40℃未満の温度の水中で不溶性である。デンプンは、デンプン顆粒が水によって可溶化されるかまたは非常に膨潤した後でのみ、増粘剤または構造化剤として作用できる。このことは、該デンプン顆粒の熱または物理的または化学的修飾のいずれかによって達成できる。
該デンプン顆粒が可溶化されるかまたは完全に膨潤するのに必要な温度は、植物源またはもしあれば特定のデンプンの修飾によって変動する。修飾されていないデンプン顆粒に関して、一般的に、ジャガイモデンプンは、正規のトウモロコシデンプンよりも低い温度(約75℃)で糊化するモチトウモロコシデンプン(約70℃)よりも低い温度(約65℃)で糊化する。デンプン顆粒の糊化温度(顆粒をまとめて保持する分子間水素結合がより弱く、顆粒が水によって迅速で不可逆的に膨潤する温度を下回る臨界温度)は、低温加工に適するようにするために、デンプン顆粒を物理的または化学的に修飾することによって、劇的に低下され得る。例えば、Grain Processing Corporation社製のPure−Gel(登録商標)デンプンは、約75℃の修飾されていないトウモロコシデンプンの糊化温度を十分に下回る約53℃のゼラチン温度を有する化学的に修飾されたトウモロコシデンプン顆粒である。このような「修飾された」トウモロコシデンプンは、特に好ましい。
30から85℃、好ましくは30から70℃の糊化温度の修飾されたかまたは修飾されていないデンプン顆粒は、本発明の増粘剤/構造化剤として最も好ましい。デンプン顆粒のこれらの種類は、加工しやすい。該デンプン顆粒は、濃縮した水性スラリーが、その糊化温度を上回る温度に加熱されるまで、室温で流れることができ汲み上げることのできる該スラリー(例、30から60%固体)として取り扱える。
本発明において、デンプン顆粒の膨潤または溶解は、特別なデンプン顆粒の糊化温度よりも高い温度で、界面活性剤の存在下または不在下のいずれかで実施できる。一般に、より高い加工温度によって、これらのデンプン顆粒のより高い膨潤またはより良好な溶解によって、より高い粘性またはより良好な懸濁特性を有する液状洗浄剤が生じる。
もしあれば、界面活性剤の存在下でデンプン顆粒を加工することが好ましい。界面活性剤の存在下で、これらのデンプン顆粒は、本発明の液状洗浄液組成物の粘性を高め、構造化し安定化する、その糊化温度よりも高い温度で加工された後、デンプンゲル粒子を形成するよう膨潤する。液状洗浄液が、膨潤したデンプンゲル粒子によって安定化される方法のために、本発明の液状洗浄液は、非常に剪断性のある(shear)増粘流動性、粘質性でない塊のない滑らかな様相を有し、製品の使用時に水中で分散しやすい。
一般に、どのようなデンプンが使用される場合でも、デンプン顆粒が最終的な組成物中において使用する際、少なくとも200容積%、好ましくは少なくとも400容積%、より好ましくは少なくとも600容積%、最も好ましくは少なくとも800容積%膨潤し、2から300μmの範囲の大きさの膨潤したデンプンゲル粒子を形成することが好ましい。
本発明の液状洗浄剤組成物の粘性を高めるために膨潤または溶解するために加熱を要する修飾されたまたは修飾されていないデンプン粒子の例は、Grain Processing社製のPureGel B990、PureGelB992、PureGelB980またはPureDentデンプンである。他の市販のデンプン顆粒の例は、National Starch and Chemical Company製のNational 1545、Amiocaトウモロコシデンプン、Structure Soaln(修飾されたジャガイモデンプン)、Clearjel、Hi Flo、National 1333、Colflo67、National Frige、Novation 1600、Novation 2700またはPurity 420である。化学的に修飾されたデンプン顆粒が好ましい。特に、ヒドロキシルエチルまたはヒドロキシプロピル等の非イオン性親水基および/またはリン酸塩、カルボン酸塩、硫酸塩、スルホン酸塩およびジアルキル/トリアルキルアミノもしくは第四級アンモニウムイオン等のイオン基で修飾されたデンプン顆粒が非常に好ましい。デンプンの水溶液、特にアミロース分子を含有するものは、生成物を寝かしている間に塊の様相を有する凝集体を形成する傾向がある。水溶液を含有するデンプンの安定性の問題は、デンプン顆粒を非イオン性および/またはイオン性親水基で修飾することによって防止または最小化できる。より良好な安定性以外に、デンプンの糊化温度は、デンプン分子へ結合する親水基のレベルによって劇的に低下し得る。一般に、糊化温度は、置換の度合いの増大とともに低下する。置換の高度合いで、化学的に修飾されたデンプン顆粒は、冷水中で膨潤可能になる。
修飾されたデンプン顆粒、特に30から70℃の範囲の糊化温度を有する、PureGelデンプン等のリン酸ヒドロキシプロピルデンプン顆粒は、非常に好ましい。
上述のデンプン顆粒以外に、加熱する必要のない、冷水中で容易に分散および溶解するあらかじめ糊化した冷水可溶性デンプンがある。これらの冷水可溶デンプンは、糊化および乾燥しており、そのため、冷水中で分散および膨潤するであろう。あらかじめ糊化したこれらのデンプンは、本発明の範囲のデンプンの種類として企図されるものではない。本発明のあらかじめ糊化していないデンプンとは異別の、あらかじめ糊化したこのような冷水可溶性デンプンの例は、Ultra−Sperseタピオカまたはモチトウモロコシデンプン、Stir−Nセットタピオカデンプン、National 5717のあらかじめ糊化した修飾されたモチトウモロコシデンプン、National 1215のあらかじめ糊化した修飾されていないトウモロコシデンプン、Structure ZEA、ヒドロキシプロピル修飾されたトウモロコシデンプンまたは架橋したあらかじめ糊化したリン酸ヒドロキシプロピルデンプンであるStructure XLである。上述のデンプンは全て、National Starch and Chemical Companyから市販されている。
該脂肪酸は、C8からC24の直鎖および/または分岐鎖の飽和および/または不飽和脂肪酸であり得る。このような酸の例は、ラウリン酸、オレイン酸およびミリスチン酸を含む。
該脂肪酸が、皮膚軟化剤/油相へよりもむしろ調製中の該組成物の水性相へ添加されることは重要な態様である。理論に束縛されることを望まないが、脂肪酸が水性相であるとき、相分離しない(油相中にある場合分離する)。又、その粗製物脂肪酸の粘性はより高い(すなわち、脂肪酸が油相中にあるとき、組成物は粘性が低い)。
一般に、該組成物は、(例えば、もしあればグリセロール、デンプン、脂肪酸、増粘剤を含む)水性相および皮膚軟化相(例、大豆、ワセリン)を別個に調製することによって調製される。
脂肪酸が、皮膚軟化相へ添加される場合、このことは、最終的な組成物の全体的な安定性に影響し得る。一般に、本発明の組成物は、20℃の温度に放置されるとき、少なくとも4週間相が安定したままである(相分離しない)。
最後に、該組成物の残部は、水を含む。
調製
本発明の典型的な組成物を、次のとおり調製した。
まず、1つの皮膚軟化剤を使用するかまたは皮膚軟化剤の組み合わせ(例、7.5重量%のワセリンおよび7.5重量%の大豆油)を添加することによって、皮膚軟化相Aを調製した。皮膚軟化剤を約65℃に加熱する。
本発明の典型的な組成物を、次のとおり調製した。
まず、1つの皮膚軟化剤を使用するかまたは皮膚軟化剤の組み合わせ(例、7.5重量%のワセリンおよび7.5重量%の大豆油)を添加することによって、皮膚軟化相Aを調製した。皮膚軟化剤を約65℃に加熱する。
次に、水性相(B相)を次のとおり調製する。
(1)増粘剤(例、Carbopol(登録商標)等の架橋したアクリル酸塩メタクリル酸塩ポリマー)を添加し、必要な場合、存在し得る全ての粘土を最小化または除去するよう分散するのを確実にする。
(2)デンプンを添加し、80℃に加熱する。
(3)グリセロールを添加した後、脂肪酸を添加する。
(4)pH調整剤(例、水酸化ナトリウム)を徐々に添加し、約6から6.5のpHを確実にする。
(5)界面活性剤(例、ポリデシルグルコシド)を添加する。
(6)美白剤(例、TiO2)および水を添加する。
(1)増粘剤(例、Carbopol(登録商標)等の架橋したアクリル酸塩メタクリル酸塩ポリマー)を添加し、必要な場合、存在し得る全ての粘土を最小化または除去するよう分散するのを確実にする。
(2)デンプンを添加し、80℃に加熱する。
(3)グリセロールを添加した後、脂肪酸を添加する。
(4)pH調整剤(例、水酸化ナトリウム)を徐々に添加し、約6から6.5のpHを確実にする。
(5)界面活性剤(例、ポリデシルグルコシド)を添加する。
(6)美白剤(例、TiO2)および水を添加する。
A相およびB相を添加し、約15分間混合する。pHを6.3から6.5に調整し、温度は、約70℃で平衡化し、バッチを均一化する。
該バッチを60℃に冷却し、保存料、香料およびもしあれば他の非主要物質を添加する。
該バッチを60℃に冷却し、保存料、香料およびもしあれば他の非主要物質を添加する。
実施例1から7および比較AおよびB
次の表は、本発明の組成物の例を使用する。事例中の残りは、水である。
次の表は、本発明の組成物の例を使用する。事例中の残りは、水である。
まず実施例3(水性相中に添加された脂肪酸)および比較A(皮膚軟化相中に添加された脂肪酸)とを比較して、FAが水性相へ添加される場合、(20℃で測定した)4週後に相分離がなく、皮膚軟化相で添加される場合、相分離があったことが、コメント並びに図1(模式図)からわかる。図1は、比較A組成物の粘性が低く、「流れやすく」、簡単に広がったことを示す。対照的に、実施例3は、粘性が高く、「流れにくかった」。
実施例7と比較Bとを比較すると、FAが使用される場合(実施例7)、該組成物が構造化され、優れた流動性を維持することがわかる。FAが使用されないとき(比較B)、生成物は構造化されず、分散後に広がる。このことは再度、模式的な図2において見られる。
Claims (4)
- (a)0から4重量%の界面活性剤;
(b)5から50重量%の油/皮膚軟化剤;
(c)0から30重量%の補助効果剤;
(d)
(i)0.5から10重量%の非−予備−糊化デンプン;および
(ii)調製の間、水性相へ添加される0.5から8%の脂肪酸、
を含む構造化系;および
(e)水(バランス)
を含む、リンスオフ濡れた皮膚用組成物。 - 0.1から3重量%の界面活性剤を含む、請求項1に記載の組成物。
- 2重量%未満の界面活性剤を含む、請求項1または請求項2に記載の組成物。
- 皮膚軟化剤が、ワセリン、大豆油およびこれらの混合物より選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
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