JP2009302965A - 画像形成装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ページ毎に所定の画像データを読み込むデータ読込手段101と、画像データを構成する各オブジェクトデータがそれぞれベクターデータであるか、ラスターデータであるかを識別しうる形式で記憶手段に格納する描画データ格納手段103と、各ベクターデータが無彩色によって構成されるか否かを判定するベクターグレー判定手段106と、各ラスターデータが無彩色によって構成されるか否かを判定するラスターグレー判定手段108と、オブジェクトデータを所定の多色に変換して出力する出力データ作成手段110と、を備え、出力データ作成手段110は、オブジェクトデータがすべて無彩色によって構成される場合には単色によって色出力を行うようにしてある。
【選択図】 図1
Description
具体的には、減法混色の原理により、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の3原色を等量で印刷すると無彩色を表現することができる。
しかしながら、無彩色をK(ブラック)単色で表現した場合と比べると鮮やかさに欠け、実際には色ずれ等の違和感を生ずるものとなっていた。
このように、上述のいずれの発明においても、対象となる画像データからブラック(無彩色)に関するデータを検出した場合には、当該検出部分に関してはブラック(K)単色で表現するようにしており、前述の色ずれ等の問題を解消できるようになっている。
特に、特許文献2においては、画像データに無彩色のベクターデータが含まれる場合には、そのオブジェクトはドットによって構成されていないため、依然として多色(例えば、CMY又はCMYK)によってオブジェクトを表現せざるを得なかった。
すなわち、無彩色のベクターデータを再現する場合でもカラー処理が必要となり、処理時間や画像品質が課題となっていた。
また、図10に示すように、領域が重複する2つのオブジェクトがともに黒(無彩色)であり、かつ、これらのオブジェクトが各々ベクターデータとラスターデータとによって構成されている場合には、出力形式がそれぞれCMYK出力、K出力となるため、重複領域においてにじみが発生する問題が発生していた。
そして、通常はこれらのオブジェクトをカラー変換したうえで画像出力するようにしているが、すべてのオブジェクトが無彩色である場合には単色で画像出力するようにしている。
このため、ラスターデータのみならず、ベクターデータについても単色出力が可能となる。
したがって、所定の場合には無彩色オブジェクトについてカラー処理する手間が省け、画像処理の高速化が図れるようになる。
また、無彩色のオブジェクトを単色で表現することができるためより鮮やかな画像出力が可能となる。
特に、ベクターオブジェクトとラスターオブジェクトとが重なり合う場合であっても、にじみの発生を抑えることができ、高い出力品質を実現することができる。
したがって、一連の処理における早い段階でカラー/モノクロの判別ができ、処理時間の短縮を図ることができる。
このため、本発明の画像形成装置を簡易な構成で実現することができる。
このように本発明の構成によっても、上述の他の画像形成装置と同様の作用・効果を奏することができる。
このため、複雑な回路構成やアルゴリズム等を必要とせず、簡易な構成で本発明の画像形成装置を実現することができる。
したがって、ハードウェアの構成にとらわれることなく発明を実施することができるため、汎用性、拡張性に優れた方法として提供することが可能である。
これにより、プリンタ等の画像形成装置のみならずパーソナルコンピュータ等、画像処理を行う情報処理装置にプログラムをインストールすることによって本発明を実現することができ、汎用性,拡張性に優れた画像処理プログラムとして提供することができる。
ここで、以下に示す本実施形態の画像形成装置は、プログラム(ソフトウェア)の命令によりコンピュータで実行される処理,手段,機能によって実現される。プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、以下に示すような所定の処理・機能を行わせる。すなわち、本実施形態の画像形成装置における各処理・手段は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段によって実現される。
なお、プログラムの全部又は一部は、例えば、磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ,その他任意のコンピュータで読取り可能な記録媒体により提供され、記録媒体から読み出されたプログラムがコンピュータにインストールされて実行される。また、プログラムは、記録媒体を介さず、通信回線を通じて直接にコンピュータにロードし実行することもできる。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示すような各部を備えている。
データ読込手段101は、図示しないホストコンピュータ等から送られたPDLデータ(Page Description Language:ページ記述言語)を読み込む手段である。
代表的なページ記述言語としてはPCL-XL、PostScript、HP-PCL、LIPS、ESC/Page、PRESCRIBE等がある。
後述するベクターグレー解析やラスターグレー解析は、ページ毎に行われるためこのようなページ判別が予め必要となる。
描画データ格納手段103は、ページ開始後に受け取る描画データを「ベクター」又は「ラスター」の識別ラベルを付けるとともに、その色値をメモリ等の記憶手段に格納する手段である(図5参照)。
指定色値獲得手段104は、対象となるオブジェクトに色値が直接指定されていない場合にパレットやインデックステーブルといった色登録テーブルから必要な色値を取り出す手段である。
具体的には、メモリ等を検索し、「ベクター」の識別ラベルが付されたオブジェクトデータを抽出する。
ベクターグレー判定手段106は、ベクターデータ呼出手段105によって呼び出されたオブジェクトデータの色がグレー(無彩色)かどうかを判定する手段である。
なお、ベクターグレー判定手段106により、対象となる1ページの画像データ内に含まれるベクターオブジェクトのすべてがグレーであることが確認された場合には、ベクターグレーフラグ設定手段111が、ベクターグレーフラグをONとしてメモリに保持しておく。
具体的には、メモリ等を検索し、「ラスター」の識別ラベルが付されたオブジェクトデータを抽出する。
ラスターグレー判定手段108は、ラスターデータ呼出手段107によって呼び出されたオブジェクトデータの色がグレー(無彩色)かどうかを解析する手段である。
なお、ラスターグレー判定手段108により、対象となる1ページの画像データ内に含まれるラスターオブジェクトのすべてがグレーであることが確認された場合には、ラスターグレーフラグ設定手段112が、ラスターグレーフラグをONとしてメモリに保持しておく。
出力データ作成手段110は、カラー画像出力又はモノクロ画像出力を行う手段である。
具体的には、カラー/モノクロ指定手段109がカラー指定をした場合にはカラーテーブルによってCMYK出力を行い、モノクロ指定をした場合にはグレー処理によってK(ブラック)出力を行う。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置における色変換出力に関する動作手順を示したフローチャートである。
なお、後述の通り、ページ毎に色変換方法を判断して画像処理を行うため、図6〜図9に示すページ1乃至ページ4のそれぞれについて順を追って以下説明する。
図2に示されるように、まず、画像形成装置1のデータ読込手段101が図6に示すページ1のPDLデータを読み込み、次いで、ページ判別手段102がそのページ開始を判別する(S201)。
次に、描画データ格納手段103が、ページ1に含まれるすべてのオブジェクトデータを読み込み、メモリに格納する(S202)。
なお、ベクターオブジェクトに係る色値は、オブジェクトデータそのものを利用しても良く、指定色値獲得手段104が、予め色値が登録されているパレットから指定の色値を抽出して利用してもよい。
なお、ラスターオブジェクトに係る色値に関しては、オブジェクトデータがインデックスイメージという色値そのものを有していない場合は、指定色値獲得手段104が、所定のインデックステーブルからRGB値を抽出して利用する。
これらの結果、図5に示すように、ベクターオブジェクトとラスターオブジェクトに関するデータがメモリに格納される。
そして、ページ1に含まれるすべてのオブジェクトデータの読み込みが終了すると(S203:YES)、ページ1のオブジェクトデータのグレー解析を行う(S204)。
グレー解析では、まず、ベクターグレー解析を行う(S205)。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置において実行されるベクターグレー解析手順を示したフローチャートである。
(ベクターグレー解析)
ベクターグレー解析では、まず、ベクターデータ呼出手段105が、メモリに格納されているデータの中からベクターデータに関するデータを呼び出す(S301)。
ページ1の場合、まず、ベクター1のデータが呼び出されることとなる。
なお、ベクターデータの呼び出しはそのページのすべて(ベクターオブジェクトがN個である場合、ベクター1乃至ベクターN)について行われる(S302:YES)。
実際には、すべてのベクターデータがグレーか否かに応じて後述の判定が行われる。
なお、ベクターデータがグレーか否かの判別は、ベクターデータのRGB値がR=G=Bの関係にあればグレーとし、それ以外はグレーでない(カラー)とする。
一方、ステップS303の結果、ベクターグレー判定手段106が、すべてのベクターデータの内、ひとつでもグレーでないベクターオブジェクトを検出した場合(S303:カラー)、ベクターグレーフラグ設定手段111は、ベクターグレーフラグをOFFに設定してメモリ所定領域に保持させる(S304)。
これをページ1について当てはめてみると、ベクターデータはベクター1のみであり、さらにグレーであるため、ベクターグレーフラグ設定手段111は、ベクターグレーフラグをONに設定することとなる。
以上をもってベクターグレー解析は終了する。
ステップS206の結果、カラー/モノクロ指定手段109は、ベクターグレーフラグがOFFの場合(S206:OFF)ステップS207に進む制御を行い、ベクターグレーフラグがONの場合(S206:ON)ステップS208に進む制御を行う。
ステップS208では、ラスターグレー解析を行う(S208)。
図4は、本実施形態に係る画像形成装置において実行されるラスターグレー解析の処理手順を示したフローチャートである。
(ラスターグレー解析)
ラスターグレー解析では、まず、ラスターデータ呼出手段107が、メモリに格納されているデータの中からラスターデータを呼び出す(S401)。
ページ1の場合、ラスター1のデータが呼び出されることとなる。
なお、ラスターデータの呼び出しはそのページのすべて(ラスターデータがN個ある場合、ラスター1乃至ラスターN)について行われる(S402:YES)。
実際には、すべてのラスターデータがグレーか否かに応じて後述の判定が行われる。
ここでのグレー判定は、例えば、ラスターオブジェクトを構成する画素が無彩色で構成されている場合にグレーと判定することができる。
また、このグレー判定では、各画素を構成する色値の差分を求めその差分が所定の閾値におさまる場合にグレーと判定する方法でも良く、さらにエッジ強調を施しホワイトノイズを除去する等して正確にグレー判定を行っても良い。
一方、ステップS403の結果、ラスターグレー判定手段108が、すべてのラスターデータの内、ひとつでもグレーでないラスターオブジェクトを検出した場合(S403:カラー)、ラスターグレーフラグ設定手段112はラスターグレーフラグをOFFに設定してメモリ所定領域に保持させる(S404)。
これをページ1について当てはめてみると、ラスターデータはラスター1のみであり、さらにグレーであるため、ラスターグレーフラグ設定手段112は、ラスターグレーフラグをONに設定することとなる。
以上をもってラスターグレー解析を終了する。
ステップS209の結果、カラー/モノクロ指定手段109は、ラスターグレーフラグがOFFの場合(S209:OFF)ステップS207に進むよう制御を行い、ラスターグレーフラグがONの場合(S209:ON)ステップS210に進むよう制御を行う。
ページ1の場合、ベクターグレーフラグ及びラスターグレーフラグ共にONに設定されているため、カラー/モノクロ指定手段109は、ステップS210に進むよう制御を行う。
ステップS207では、出力データ作成手段110が、全オブジェクトにおいてカラーテーブルを用いた色変換を行って画像出力を行う。
具体的には、NTSCの計算式によってグレー値の出力データを作成する方法、マトリクス計算によりXYZに変換した後のY値を求めY→Kの一次元テーブルを用いて逆数計算する等してグレー値を求めても良い。
ステップS207又はS210の処理が終了すると、次のページ(ページ2)の画像処理にすすみ、最終ページ(ページ4)に至るまで同様の手順で処理が行われる(S211)。
図7に示すように、ページ2は、ベクターカラー(文字)、ベクターグレー(文字)、ラスターグレー(写真)が混在している画像データである。
この場合の画像処理手順について図2のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、前述のページ1の場合と同様、ページ2に含まれるオブジェクトデータがすべて読み込まれる(S201乃至S203)。
これによって、ラスター1(モノクロ)及びベクター1乃至ベクター6が抽出され描画データ格納手段103によって各データがメモリに格納されることとなる。なお、ベクター1、すなわち「アイコンの説明」を示す文字は青文字であり色値はRGB(0,0,255)であるものとする。
グレー解析においては、前述の場合と同様、まずベクターグレー解析が行われ(S205)、詳細には図3に示す解析が行われる。
ここでは、ステップS303がポイントとなる。すなわち、すべてのオブジェクトがグレーか否かによってフラグの判定は異なってくる。
ページ2においては、ベクター1からベクター6まであるため、ベクターグレー判定手段106が、まずベクター1のデータについてステップS303の判定を行う。
この結果、ベクター1はカラーであるため、ベクターグレー判定手段106がベクター1をグレーでないベクターオブジェクトとして抽出することになり(S303:カラー)、この時点でベクターグレーフラグ設定手段111はベクターグレーフラグをOFFに設定して(S304)、ベクターグレー解析は終了する。
ここでは、前述のベクターグレー解析の結果、ベクターグレーフラグはOFFに設定されたため(S206:OFF)、全オブジェクトについてはカラーテーブルによる色変換が行われることとなる(S207)。
図8に示すように、ページ3は、ベクターグレー(文字)とラスターカラー(写真)とが混在している画像データである。
この場合の画像処理手順について図2のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、前述のページ1又はページ2の場合と同様、ページ3に含まれるオブジェクトデータがすべて読み込まれる(S201乃至S203)。
これによって、ラスター1(カラー)及びベクター1(モノクロ)が抽出され描画データ格納手段103によって各データがメモリに格納されることとなる。なお、ベクター1、すなわち「あいうえお」を示す文字は黒文字であり色値はRGB(0,0,0)であるものとする。
グレー解析においては、前述の場合と同様、まずベクターグレー解析が行われ(S205)、詳細には図3に示す解析が行われる。
ページ3においては、ベクターグレー判定手段106が、ベクター1のデータについてステップS303の判定を行う。
この結果、ベクターグレー判定手段106がベクター1をグレーであると判定し(S303:グレー)、ベクターグレーフラグ設定手段はベクターグレーフラグをONに設定して(S305)ベクターグレー解析は終了する。
ここでは、前述のベクターグレー解析の結果、ベクターグレーフラグはONに設定されたため(S206:ON)、次に、ラスターグレー解析を行う(S208)。
ラスターグレー解析については、図4に示すところのステップS403がポイントとなる。
ページ3においては、ラスターデータはラスター1のみであり、さらにカラーであるため、ラスターグレー判定手段107がラスター1をグレーでないラスターオブジェクトとして抽出することとなり(S403:カラー)、この時点でラスターグレーフラグ設定手段112はラスターグレーフラグをOFFに設定し(S404)、ラスターグレー解析は終了する。
ここでは、前述のラスターグレー解析の結果、ラスターグレーフラグはOFFに設定されたため(S209:OFF)、全オブジェクトについてはカラーテーブルによる色変換が行われることとなる(S207)。
図9に示すように、ページ4は、ベクターカラー(文字)とラスターカラー(写真)とが混在している画像データである。
この場合の画像処理手順について図2のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、前述のページ1乃至ページ3の場合と同様、ページ4に含まれるオブジェクトデータがすべて読み込まれる(S201乃至S203)。
これによって、ラスター1(カラー)及びベクター1(カラー)が抽出され描画データ格納手段103によって各データがメモリに格納されることとなる。なお、ベクター1、すなわち「あいうえお」を示す文字は赤文字であり色値はRGB(255,0,0)であるものとする。
グレー解析においては、前述の場合と同様、まずベクターグレー解析が行われ(S205)、詳細には図3に示す解析が行われる。
ページ4においては、ベクターグレー判定手段106が、ベクター1のデータについて判定を行う。
この結果、ベクター1はカラーであるため、ベクターグレー判定手段106がベクター1をグレーでないベクターオブジェクトとして抽出することになり(S303:カラー)、この時点でベクターグレーフラグ設定手段111はベクターグレーフラグをOFFに設定し(S304)、ベクターグレー解析は終了する。
ここでは、ベクターグレー解析の結果、ベクターグレーフラグはOFFに設定されたため(S206:OFF)、全オブジェクトについてはカラーテーブルによる色変換が行われることとなる(S207)。
そして、カラー/モノクロ指定手段109及び出力データ作成手段110は、対象となるオブジェクトのすべてがグレーである場合には、K(ブラック)の単色によって色出力を行うようにしている。
このため、ラスターデータのみならず、ベクターデータについても、これらがグレーである場合には、K(ブラック)出力が可能となっている。
このため、従来に比べ単色処理する機会が増え、メモリの節約と画像処理の高速化を図ることが可能となる。
また、RGB→CMYKの三次元のカラーテーブル計算の場合、8点補間や4点補間などを用いる必要があるが、このような単色処理によれば1次元のテーブル処理又はマトリクス処理が可能なため、計算量が一層削減され、無駄なメモリ消費を防ぎ、より高速な画像処理が可能となる。
さらに、対象となるオブジェクトの内ひとつでもカラーオブジェクトが含まれる場合にはカラー画像処理を行うようにしているため、カラー処理に関しても高速化を図ることができる。
例えば、グレー解析においては、まずラスターグレー解析を行った後にベクターグレー解析を行う手順であってもよい。
また、オブジェクトデータの読み取りと同時にベクターグレー判定やラスターグレー判定を行うことで、メモリの消費を節約するようにしてもよい。
101 データ読込手段
102 ページ判別手段
103 描画データ格納手段
104 指定色値獲得手段
105 ベクターデータ呼出手段
106 ベクターデータグレー解析手段
107 ラスターデータ呼出手段
108 ラスターデータグレー解析手段
109 カラー/モノクロ指定手段
110 出力データ作成手段
111 ベクターグレーフラグ設定手段
112 ラスターグレーフラグ設定手段
Claims (7)
- ページ毎に所定の画像データを読み込むデータ読込手段と、
読み込んだ画像データを構成する各オブジェクトデータがそれぞれベクターデータであるか、ラスターデータであるかを識別しうる形式で、所定の記憶手段に格納する描画データ格納手段と、
格納された各ベクターデータが無彩色によって構成されるか否かを判定するベクターグレー判定手段と、
格納された各ラスターデータが無彩色によって構成されるか否かを判定するラスターグレー判定手段と、
格納されたオブジェクトデータを所定の多色に変換して出力する出力データ作成手段と、を備え、
前記出力データ作成手段は、
格納されたオブジェクトデータがすべて無彩色によって構成される場合には所定の単色によって色出力を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記出力データ作成手段は、
格納されたベクターデータのうち、少なくとも1つのベクターデータが無彩色によって構成されていない場合にはそのベクターデータを所定の多色に変換して出力する請求項1記載の画像形成装置。 - 前記画像データの色値はRGB値によって構成され、
前記ベクターグレー判定手段は、ベクターデータのRGB値が、R=G=Bである場合に、そのベクターデータが無彩色であると判定する請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 格納されたオブジェクトデータをCMY値又はCMYK値に変換して出力する前記出力データ作成手段を備え、
前記出力データ作成手段は、
格納されたオブジェクトデータがすべて無彩色によって構成される場合にはK(ブラック)によって色出力を行う請求項1乃至3のいずれか一項記載の画像形成装置。 - 格納されたベクターデータのすべてが無彩色によって構成される場合には所定のベクターグレーフラグを設定するベクターグレーフラグ設定手段と、
格納されたラスターデータのすべてが無彩色によって構成される場合には所定のラスターグレーフラグを設定するラスターグレーフラグ設定手段と、を備え、
前記出力データ作成手段は、
前記ベクターグレーフラグ又はラスターグレーフラグのいずれかが設定されない場合には所定の多色に基づいて色出力を行い、
前記ベクターグレーフラグ及びラスターグレーフラグのいずれもが設定された場合には所定の単色に基づいて色出力を行う請求項1乃至4のいずれか一項記載の画像形成装置。 - ページ毎に所定の画像データを読み込むステップと、
読み込んだ画像データを構成する各オブジェクトデータがそれぞれベクターデータであるか、ラスターデータであるかを識別しうる形式で、所定の記憶手段に格納するステップと、
格納された各ベクターデータが無彩色によって構成されるか否かを判定するステップと、
格納された各ラスターデータが無彩色によって構成されるか否かを判定するステップと、
格納されたオブジェクトデータを所定の多色に変換して出力するステップと、
格納されたオブジェクトデータがすべて無彩色によって構成される場合には所定の単色によって色出力を行うステップと、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - カラー画像の出力を行う画像形成装置を構成するコンピュータを、
ページ毎に所定の画像データを読み込むデータ読込手段、
読み込んだ画像データを構成する各オブジェクトデータがそれぞれベクターデータであるか、ラスターデータであるかを識別しうる形式で、所定の記憶手段に格納する描画データ格納手段、
格納された各ベクターデータが無彩色によって構成されるか否かを判定するベクターグレー判定手段、
格納された各ラスターデータが無彩色によって構成されるか否かを判定するラスターグレー判定手段、
格納されたオブジェクトデータを所定の多色に変換して出力する出力データ作成手段、を備え、
前記出力データ作成手段を、
格納されたオブジェクトデータがすべて無彩色によって構成される場合には所定の単色によって色出力を行う手段、として機能させるための画像処理プログラム。
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