JP2009299422A - キーシリンダ用操作ノブ - Google Patents

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Yosuke Murakami
陽祐 村上
Nobuyoshi Yasuhara
信吉 安原
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Abstract

【課題】着脱操作を容易にするとともに、コスト低減化を図ることができるキーシリンダ用操作ノブを提供する。
【解決手段】キーシリンダ装置1は、スナップフィット部212を有するキーシリンダ本体2に、着脱可能に取り付けられるノブ3を備える。ノブ3は、ノブ取付面3aに設けられた係合用開口部304、外周面301に設けられたボタン用開口部302、及びスナップフィット部212に係合される抜け止め部305を有し、係合用開口部304から挿入されるスナップフィット部212と抜け止め部305との係合によりキーシリンダ本体2に取り付けられるノブ本体30と、ボタン部310が外周面301の内側方向に押し込まれることに連動してスナップフィット部212を押圧して係合を解除する押圧部312が設けられた操作部材31と、ノブ本体30の内側から操作部材31を外周面301の外側方向に付勢するばね32とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、キーシリンダ用操作ノブに関し、特に、着脱可能な機構を備えたキーシリンダ用操作ノブに関する。
従来、キー孔を有するベースに着脱可能に取り付けられるキャップを有するキーシリンダの操作ノブが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この操作ノブは、キー孔を有するベースと、ベースに着脱可能に取り付けられるキャップと、キャップをベースに連結する凸状の2つのボタン部を有する連結部材とによって構成されている。キャップは、その対向する両側面に、2つのボタン部を挿通する操作孔を有する。そして、2つのボタン部を押圧しながらキャップを操作することによって、ベースに対してキャップを着脱することができる。
特開2005−68957号公報
しかし、特許文献1の操作ノブは、両側面に設けられた2つのボタン部を同時に押圧する必要があり、操作ノブを着脱する際の操作が困難という問題があった。また、連結部材が複雑な形状となるため、製造コストを低減させるには限界があるという問題があった。
従って、本発明の目的は、操作ノブの着脱操作を容易にするとともに、コスト低減化を図ることができるキーシリンダ用操作ノブを提供することにある。
[1]本発明は、上記の目的を達成するため、係合部を有するベース部材への取付面に設けられた第1の開口部、及び外周面に設けられた第2の開口部を有し、前記第1の開口部から挿入される前記係合部を介して前記ベース部材に着脱可能に取り付けられる把持部材と、前記第2の開口部から前記把持部材の外側に突出する突出部が前記外周面の内側方向に押し込まれることに連動して前記係合部による係合を解除する操作部材と、前記把持部材の内側に設けられ、前記操作部材を前記外周面の外側方向に付勢する弾性部材と、を備えたことを特徴とするキーシリンダ用操作ノブ。
[2]また、爪状の係合部を有するベース部材への取付面に設けられた第1の開口部、外周面に設けられた第2の開口部、及び前記係合部に係合される被係合部を有し、前記第1の開口部から挿入される前記係合部と前記被係合部との係合により前記ベース部材に着脱可能に取り付けられる把持部材と、前記第2の開口部から前記把持部材の外側に突出する突出部が前記外周面の内側方向に押し込まれることに連動して前記係合部による係合を解除する押圧部が設けられた操作部材と、前記把持部材の内側に設けられ、前記操作部材を前記外周面の外側方向に付勢する弾性部材と、を備えたことを特徴とするキーシリンダ用操作ノブでもよい。
[3]フック状の係合部を有するベース部材への取付面に設けられた第1の開口部、及び外周面に設けられた第2の開口部を有し、前記第1の開口部から挿入される前記係合部を介して前記ベース部材に着脱可能に取り付けられる把持部材と、前記係合部に係合される被係合部を有し、前記第2の開口部から前記把持部材の外側に突出する突出部が前記外周面の内側方向に押し込まれることに連動して前記係合部による係合を解除する操作部材と、前記把持部材の内側に設けられ、前記操作部材を前記外周面の外側方向に付勢する弾性部材と、を備えたことを特徴とするキーシリンダ用操作ノブでもよい。
[4]前記ベース部材は、前記係合部を2つ有し、前記把持部材は、2つの前記係合部にそれぞれ対向する位置に前記被係合部を2つ有し、前記操作部材は、十字形状の断面を有し、前記十字形状の上辺部は前記突出部であり、前記十字形状の左辺部及び右辺部は前記2つの係合部をそれぞれ押圧する前記押圧部であり、前記十字形状の下辺部は前記弾性部材に付勢されることを特徴とする前記[2]に記載のキーシリンダ用操作ノブでもよい。
[5]前記ベース部材は、前記係合部を2つ有し、前記操作部材は、十字形状の断面を有し、前記十字形状の上辺部は前記突出部であり、前記十字形状の左辺部及び右辺部は2つの前記係合部にそれぞれ係合される被係合部であり、前記十字形状の下辺部は前記弾性部材に付勢されることを特徴とする前記[3]に記載のキーシリンダ用操作ノブでもよい。
本発明によれば、操作ノブの着脱操作を容易にするとともに、コスト低減化を図ることができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るキーシリンダ装置の分解斜視図である。図2(a)は、キーシリンダ装置の縦断面図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A線断面図である。なお、説明に用いる各図は概念図であり、各部の寸法は図の縮尺に関係ない。
キーシリンダ装置1は、図1に示すように、キーシリンダ本体(ベース部材)2と、キーシリンダ本体2に着脱可能に取り付けられるノブ3とを備える。キーシリンダ装置1は、車両の運転席前方のステアリング及び各種操作レバー等を有するステアリングコラムに設けられ、エンジンの始動及び停止等の操作に用いられる。
ここで、キーシリンダ装置1が装備される車両は、カード型の電子キーと、キーシリンダ本体2に設けられたキー挿入孔210に挿入される機械式キーとを備える。
電子キーは、電子キー側のIDコードを無線通信により車両に送信し、車両に設けられたECU(電子制御ユニット)によって電子キー側のIDコード(識別番号)と車両側のIDコードとが一致するときにエンジンの始動を可能にする電子的な鍵である。電子キーによりエンジンの始動が許可されたときは、車両の操作者は、キーシリンダ本体2に取り付けられたノブ3を回転操作することによりエンジンを始動する。
機械式キーは、電子キーが内蔵する駆動用の電池が切れた場合等に用いられる補助用の鍵である。操作者が機械式キーを用いる場合には、キーシリンダ本体2からノブ3を取り外し、機械式キーをキー挿入孔210に挿入し、その状態で機械式キーを回転操作することによりエンジンを始動する。
(キーシリンダ本体2の構成)
キーシリンダ本体2は、略円筒状のケース20と、ケース20に収納される略円柱状のロータ21とから概略構成されている。
ケース20は、ノブ3が取り付けられるキーシリンダ取付面2aが表面に現れる状態でステアリングコラムに固定されている。
ロータ21は、キーシリンダ取付面2a側に、上述のキー挿入孔210と、2つの凸部211と、2つのスナップフィット部(係合部)212とを備える。
ロータ21は、機械式キー又はノブ3を介して回転操作が行われると、ロータ21に接続されたイグニッションスイッチ(図示せず)をともに回転し、そのイグニッションスイッチにより回転された操作位置を示す信号がECUに送信される。操作位置としては、「Lock」、「ACC」、「ON」及び「START」等があり、「START」の操作位置に回転されたとき、ECUはエンジンを始動する。
スナップフィット部212は、V字状の形状を有し、キーシリンダ取付面2aに設けられたベース部212aと、ベース部212aから所定の角度(折曲角α)で鋭角に折り曲げられた先端部212bとからなる。なお、スナップフィット部212の形状は、爪状の形状を有していれば、V字状に限られない。また、スナップフィット部212の形状は、V字状に限られず、ノブ3との間で係合するように爪状の形状を有していればよい。
スナップフィット部212は、例えば合成樹脂材料からなり、所定の力で先端部213bが押圧されると弾性変形し、ベース部212aと先端部212bとがなす角度は、折曲角αより鋭角な角度(変形角β)となる。また、スナップフィット部212は、所定の力が解除されると、弾性変形した状態から折曲角αに復帰する。なお、凸部211及びスナップフィット部212は、ロータ21とは別体のベースとなる構造物に設けられ、その構造物がロータ21に取り付けられていてもよい。また、係合部としてのスナップフィット部212は変形しないで、係合部が取り付けられたベース部材としてのロータ21が弾性変形するものでもよい。
(ノブ3の構成)
ノブ3は、ノブ本体(把持部材)30と、操作部材31と、ノブ本体30の内部に設けられたばね(弾性部材)32とから概略構成されている。ノブ本体30及び操作部材31は、例えば合成樹脂材料からなり、成型加工等によりそれぞれ製作される。
ノブ本体30は、図2(a)に示すように、操作者が手指でつまんで操作可能になるように操作者側に立ち上がったつまみ部300と、ノブ3がキーシリンダ本体2に取り付けられた状態でロータ21を覆う外周面301と、外周面301に設けられ、操作部材31の一部を外部に突出するボタン用開口部(第2の開口部)302と、ロータ21の凸部211が嵌合される凹部303と、キーシリンダ本体2に取り付けられる側のノブ取付面3aに設けられ、スナップフィット部212が挿入される係合用開口部(第1の開口部)304と、挿入されるスナップフィット部212に係合される抜け止め部(被係合部)305と、ばね32が配設される内壁部306とを備える。
凹部303は、凸部211と嵌合されることにより、ノブ3を取り付ける際の取付位置の基準となる。また、凹部303は、ノブ3に対して回転操作がされた際に、その回転操作の力を凸部211を介してロータ21に伝達する。これにより、ノブ3の位置決めが容易になるとともに、回転操作に対する強度を向上することができる。
抜け止め部305は、図2(a)に示すように、係合用開口部304から挿入されるスナップフィット部212の端部が引っかかるようにして係合し、ノブ3がキーシリンダ本体2の取り外し方向に抜けるのを防止する。
操作部材31は、図2(b)に示すように、ノブ取付面3aと平行な断面において、例えば十字形状を有する。操作部材31は、ボタン用開口部302から外側に突出し、プッシュ操作がされるボタン部(突出部)310と、プッシュ操作によりばね32からの弾性力を受けるばね受け部311と、プッシュ操作により2つのスナップフィット部212を押圧して変形させる2つの押圧部312と、操作部材31を所定の停留位置に規制する突起部313とを備える。
操作部材31は、ボタン部310が外周面301の内側方向に押し込まれることに連動して、押圧部312によりスナップフィット部212を変形させて、スナップフィット部212と抜け止め部305との係合を解除する。なお、十字形状の断面において、ボタン部310は、十字形状の上辺を構成し、ばね受け部311は、下辺を構成し、十字形状の左辺及び右辺は、2つの押圧部312を構成する。
ばね32は、操作部材31に対するプッシュ操作の方向とは反対の方向に操作部材31に弾性力を付勢する。なお、本実施の形態では、弾性力を付勢する機械要素をばね32としたが、これに限定されず、例えば、板ばね、弾性ゴム等でもよい。
(ノブの取り外し動作)
図3は、ノブの取り外し動作を説明するための図である。以下にノブ3を取り外す際の動作について、図2(a)及び図3を用いて説明する。
まず、操作者は、図2(a)に示すように、キーシリンダ本体2にノブ3が取り付けられた状態において、ノブ本体30のつまみ部300を手指でつまむとともに、ボタン用開口部302から突出している操作部材31のボタン部310を手指で押すことでプッシュ操作を行う。
ノブ3に対してプッシュ操作が行われると、内壁部306に配設されたばね32が圧縮し、その圧縮した分だけ操作部材31全体がプッシュ方向、すなわちノブ本体30の内側に変位する。その結果、押圧部312も連動してプッシュ方向に変位し、2つのスナップフィット部212を押圧し、スナップフィット部212の先端部212bは、押圧されて変形角βに変形する。
操作者は、プッシュ操作を維持した状態で、ノブ3をキーシリンダ本体2から取り外し方向に遠ざけると、図3(a)に示すように、先端部212bは、抜け止め部305に引っ掛からないまま、取り外し方向に移動する。
さらに、操作者がノブ3を遠ざけると、図3(b)に示すように、スナップフィット部212は、係合用開口部304から抜けて、キーシリンダ本体2からノブ3が取り外された状態となる。その際、スナップフィット部212は、押圧部312による押圧力が解除されるため、変形状態から折曲角αに復帰する。プッシュ操作が解除されると、操作部材31は、圧縮したばね32の弾性力により上方向に付勢され、突起部313により停留位置に戻る。
そして、操作者は、キー挿入孔210に機械式キーを挿入し、例えば「START」の操作位置に機械式キーを回転操作することにより、ロータ21を回転させ、エンジンを始動させる。
(ノブの取り付け動作)
以下にノブ3を取り付ける際の動作について説明する。操作者は、キー挿入孔210に機械式キーが挿入されている場合には、キー挿入孔210から機械式キーを抜く。次に、操作者は、ノブ本体30のつまみ部300を手指でつまみ、係合用開口部304にスナップフィット部212が挿入されるとともに、凸部211が凹部303に嵌合される位置に合わせて、ノブ3をキーシリンダ本体2に近づける。
係合用開口部304に挿入されたスナップフィット部212は、上下の係合用開口部304により変形され、先端部212bの端面が抜け止め部305より内側に押し込まれると、変形状態から復帰する。その際、凸部211は、凹部303に嵌合し、ノブ3の取付位置が位置決めされる。
そして、操作者は、取り付けられたノブ3を回転操作すると、凹部303に嵌合された凸部211を介してロータ21が回転され、エンジンを始動させる。
(第1の実施の形態の効果)
上記した本実施の形態によると、スナップフィット部の係合状態が1つのボタンに対するプッシュ操作によって解除されるので、ノブ3の着脱操作を容易にすることができる。
また、ノブ3は、成型加工によるノブ本体30及び操作部材31と、ばね32とから構成されているため、製造が容易となり、コスト低減化を図ることができる。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るキーシリンダ装置の分解斜視図である。図5(a)は、キーシリンダ装置の縦断面図であり、図5(b)は、図5(a)のB−B線断面図である。
本実施の形態に係るキーシリンダ装置1は、キーシリンダ本体2とノブ3とを係合する係合部として、キーシリンダ取付面2aに2つのフック部213を備える。なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同一の構成及び機能を有する部分については共通の符号を付して詳細な説明は省略し、異なる部分だけ説明する。
(キーシリンダ本体2の構成)
フック部213は、先端部がL字状の形状を有し、例えば合成樹脂材料からなる。フック部213は、キーシリンダ取付面2aから略垂直に設けられたベース部213aと、ベース部213aから略直角に折り曲げられた先端部213bとからなる。
(ノブ3の構成)
操作部材31は、図5(b)に示すように、ノブ取付面3aと平行な断面において、例えば十字形状を有する。操作部材31は、第1の実施の形態と同様のボタン部310、ばね受け部311及び突起部313の他に、十字形状の左辺及び右辺を構成し、フック部213の先端部213bを引っ掛けて、フック部213が抜けるのを防止する引っ掛け部(被係合部)314を備える。
操作部材31は、ボタン部310が外周面301の内側方向に押し込まれることに連動して、引っ掛け部314を移動させて、先端部213bと引っ掛け部314との係合を解除する。なお、本実施の形態では、引っ掛け部314の断面形状は円形であるが、特に四角形等の多角形でもよい。
(ノブの取り外し動作)
図6は、ノブ3の取り外し動作を説明するための図である。以下に、ノブ3を取り外す際の動作について、図5(a)及び図6を用いて説明する。
まず、操作者は、図5(a)に示すように、キーシリンダ本体2にノブ3が取り付けられた状態において、つまみ部300を手指でつまむとともに、ボタン部310を手指で押すことでプッシュ操作を行う。
プッシュ操作が行われると、ばね32は圧縮し、操作部材31全体がプッシュ方向に変位する。その結果、引っ掛け部314も連動してプッシュ方向に変位し、引っ掛け部314は、フック部213の先端部213bの下面より下側に位置した状態となる。
操作者は、プッシュ操作を維持した状態でノブ3をキーシリンダ本体2から遠ざけると、図6(a)に示すように、先端部213bは、引っ掛け部314に引っ掛からないまま、取り外し方向に移動する。
さらに、操作者がノブ3を遠ざけると、図6(b)に示すように、フック部213は、係合用開口部304から抜けて、ノブ3が取り外された状態となる。その後、プッシュ操作が解除されると、操作部材31は、圧縮したばね32の弾性力により上方向に付勢され、突起部313により所定の停留位置に規制される。
そして、操作者は、第1の実施の形態と同様にして、キー挿入孔210に機械式キーを挿入し、機械式キーを回転操作することにより、ロータ21を回転させ、エンジンを始動させる。
(ノブの取り付け動作)
以下にノブ3を取り付ける際の動作について説明する。操作者は、つまみ部300を手指でつまむとともに、ボタン部310を押すことでプッシュ操作を行う。操作者は、その状態のまま、係合用開口部304にフック部213が挿入されるとともに、凸部211が凹部303に嵌合される位置に合わせて、ノブ3をキーシリンダ本体2に近づける。
係合用開口部304に挿入されたフック部213は、プッシュ操作によって引っ掛け部314が下側に移動した状態となっているため、図5(a)に示すように、先端部213bは、引っ掛け部314に引っ掛からないまま、ノブ3は取付位置まで挿入される。そして、操作者がプッシュ操作を解除すると、ばね32の弾性力により上方向に付勢され、操作部材31は、停留位置に戻る。その結果、フック部213は、その先端部213bが引っ掛け部314に引っ掛けられた状態となり、フック部213が抜けることなく、ノブ3がキーシリンダ本体2に取り付けられる。
(第2の実施の形態の効果)
上記した本実施の形態によると、第1の実施の形態の効果に加え、フック部213の先端部213bが、操作部材31の引っ掛け部314に引っ掛けられた際の先端部213bと引っ掛け部314との接触面積を大きくすることにより、ノブ3の取り外し方向に対する引っ張り強度を向上することができる。
[他の実施の形態]
上記した各実施の形態では、係合部としてのスナップフィット部212又はフック部213は、キーシリンダ本体2に2つ設けられたものであるが、係合部の数は、1つでもよいし、3つ以上でもよい。その場合には、係合部を設けた位置に合わせて操作部材31の形状を変更すればよく、ノブ取付面3aと平行な断面における操作部材31の形状は、十字形状に限られない。
また、本発明は、上記の各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々の変形が可能である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るキーシリンダ装置の分解斜視図である。 図2(a)は、キーシリンダ装置の縦断面図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A線断面図である。 図3(a)は、プッシュ操作がされたキーシリンダ装置の縦断面図であり、図3(b)は、ノブが取り外されたキーシリンダ装置の縦断面図である。 図4は、本発明の第2の実施の形態に係るキーシリンダ装置の分解斜視図である。 図5(a)は、キーシリンダ装置の縦断面図であり、図5(b)は、図5(a)のA−A線断面図である。 図6(a)は、プッシュ操作がされたキーシリンダ装置の縦断面図であり、図6(b)は、ノブが取り外されたキーシリンダ装置の縦断面図である。
符号の説明
1…キーシリンダ装置、2…キーシリンダ本体、2a…キーシリンダ取付面、
3…ノブ、3a…ノブ取付面、20…ケース、21…ロータ、30…ノブ本体、
31…操作部材、32…ばね、210…キー挿入孔、211…凸部、
212…スナップフィット部、212a…ベース部、212b…先端部、
213…フック部、213a…ベース部、213b…先端部、300…つまみ部
301…外周面、302…ボタン用開口部、303…凹部、304…係合用開口部
305…抜け止め部、306…内壁部、310…ボタン部、311…ばね受け部
312…押圧部、313…突起部、314…引っ掛け部、α…折曲角、β…変形角

Claims (5)

  1. 係合部を有するベース部材への取付面に設けられた第1の開口部、及び外周面に設けられた第2の開口部を有し、前記第1の開口部から挿入される前記係合部を介して前記ベース部材に着脱可能に取り付けられる把持部材と、
    前記第2の開口部から前記把持部材の外側に突出する突出部が前記外周面の内側方向に押し込まれることに連動して前記係合部による係合を解除する操作部材と、
    前記把持部材の内側に設けられ、前記操作部材を前記外周面の外側方向に付勢する弾性部材と、
    を備えたことを特徴とするキーシリンダ用操作ノブ。
  2. 爪状の係合部を有するベース部材への取付面に設けられた第1の開口部、外周面に設けられた第2の開口部、及び前記係合部に係合される被係合部を有し、前記第1の開口部から挿入される前記係合部と前記被係合部との係合により前記ベース部材に着脱可能に取り付けられる把持部材と、
    前記第2の開口部から前記把持部材の外側に突出する突出部が前記外周面の内側方向に押し込まれることに連動して前記係合部による係合を解除する押圧部が設けられた操作部材と、
    前記把持部材の内側に設けられ、前記操作部材を前記外周面の外側方向に付勢する弾性部材と、
    を備えたことを特徴とするキーシリンダ用操作ノブ。
  3. フック状の係合部を有するベース部材への取付面に設けられた第1の開口部、及び外周面に設けられた第2の開口部を有し、前記第1の開口部から挿入される前記係合部を介して前記ベース部材に着脱可能に取り付けられる把持部材と、
    前記係合部に係合される被係合部を有し、前記第2の開口部から前記把持部材の外側に突出する突出部が前記外周面の内側方向に押し込まれることに連動して前記係合部による係合を解除する操作部材と、
    前記把持部材の内側に設けられ、前記操作部材を前記外周面の外側方向に付勢する弾性部材と、
    を備えたことを特徴とするキーシリンダ用操作ノブ。
  4. 前記ベース部材は、前記係合部を2つ有し、
    前記把持部材は、2つの前記係合部にそれぞれ対向する位置に前記被係合部を2つ有し、
    前記操作部材は、前記取付面に平行な断面において十字形状を有し、前記十字形状の上辺部は前記突出部であり、前記十字形状の左辺部及び右辺部は前記2つの係合部をそれぞれ押圧する前記押圧部であり、前記十字形状の下辺部は前記弾性部材に付勢されることを特徴とする請求項2に記載のキーシリンダ用操作ノブ。
  5. 前記ベース部材は、前記係合部を2つ有し、
    前記操作部材は、前記取付面に平行な断面において十字形状を有し、前記十字形状の上辺部は前記突出部であり、前記十字形状の左辺部及び右辺部は2つの前記係合部にそれぞれ係合される被係合部であり、前記十字形状の下辺部は前記弾性部材に付勢されることを特徴とする請求項3に記載のキーシリンダ用操作ノブ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011196024A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Tokai Rika Co Ltd キー錠用操作ノブ及びこれを備えたキー錠装置

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